JP2004065382A - 運動支援装置及び運動支援用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザが行うべき身体動作のタイミングを案内するモニタ19と、ユーザの身体動作を検出するセンサ26と、ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、所定の評価条件に従って評価する評価手段とを備える運動支援装置10に、ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対してセンサ26が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、ユーザの技量に起因して生じるセンサ26の検出タイミングのずれの特徴を示すユーザタイプを特定する特徴情報特定手段と、特定されたユーザタイプに基づいて、評価条件を設定する評価条件設定手段とを備える。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザの身体動作のタイミングを評価する運動支援装置及び運動支援用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザの入力装置に対する操作タイミングを評価するための評価条件を補正する技術として、特開2002−936号公報に開示されたゲームシステムが知られている。このゲームシステムは、入力装置としての鍵盤に対する操作を検出したタイミングが所定の評価時間帯に含まれるか否かによりユーザの操作タイミングを評価するゲームシステムであって、画面に表示した単一のオブジェクトを下方へ移動させてユーザに操作タイミングを案内するとともに、その案内に対応した操作を検出し、基準のタイミングと検出したタイミングとのずれを特定する。そして、そのずれに基づいて評価時間帯を基準位置からずらして評価条件を補正する。従って、アーケードゲーム機から家庭用ゲーム機へゲームソフトが移植された場合等に、入力装置の応答性の相違から生じるずれを特定し、ハードウェアに適切な評価時間帯を設定することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ハードウェアが同じであっても、適切な評価時間帯を設定することが困難な場合がある。例えば、ユーザの身体に装着した加速度センサにより身体動作を検出する場合には、ユーザ間の技量の差によって検出タイミングにずれが生じてしまうことがある。例えば、上級者は身体動作の初速が速いために初動の段階で身体動作が検出されるのに対し、初級者は比較的遅い段階で身体動作が検出される。また、上級者間においても、それぞれの身体動作に癖があり、センサが動作を検出するタイミングが異なる。
【0004】
このような場合、一方のユーザにとって適切な評価時間帯を設定すれば、他方のユーザは適切なタイミングで身体動作を行っているにも関らず、高く評価されないという事態が生じる。また、評価時間帯をユーザによって調整可能としても、ユーザ自身が自己の技量によって生じるずれを特定して適切な評価時間帯を設定することは困難である。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザの技量に応じて適切な評価条件を自動設定することが可能な運動支援装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
本発明の運動支援装置(10)は、ユーザが行うべき身体動作のタイミングを案内する案内手段(19)と、前記ユーザの身体動作を検出する動作検出手段(26)と、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、所定の評価条件に従って評価する評価手段(11)とを備える運動支援装置において、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定する特徴情報特定手段(11)と、前記特定された特徴情報に基づいて、前記評価条件を設定する評価条件設定手段(11)と、を備えることにより、上述した課題を解決する。
【0008】
本発明の運動支援装置によれば、ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、ユーザの技量に起因して生じる動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定し、その特定された特徴情報に基づいて評価条件を設定するため、ユーザの技量に応じて適切な評価条件を自動設定することが可能である。しかも、ユーザは案内手段の案内に応じた身体動作をするだけでよい。従って、ユーザは手軽に自己の技量に適した評価条件を設定し、評価手段の評価結果を信頼して運動能力の向上を図ることが可能である。なお、技量は、腕前、手並みをいい、具体的には身体動作の速さ、力強さ、姿勢、癖等に表れる。ユーザに案内する身体動作は、一連の動作がダンス、エアロビクス(酸素を多量に取り入れながら、できるだけ長く継続して行う全身運動。心臓や肺の機能を高め、組織・細胞に酸素を送り込むことによって健康を増進させる有酸素運動)、フィットネス(健康な生活を営むために行う運動、エアロビクス程には負担を掛けない運動)として構成されるように設定してもよいし、更には、手を伸ばす運動の支援装置として、老年者の痴呆防止、患者のリハビリなどのための運動として構成されるように設定してもよい。運動支援装置が一見してゲーム機として構成されていても、結果としてユーザに身体動作を要求するものであればよい。
【0009】
また、本発明の運動支援用プログラムは、ユーザが行うべき身体動作のタイミングを案内する案内手段(19)と、前記ユーザの身体動作を検出する動作検出手段(26)とを備えるコンピュータ(11)を、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、所定の評価条件に従って評価する評価手段として機能させる運動支援用プログラムにおいて、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定する特徴情報特定手段、及び前記特定された特徴情報に基づいて、前記評価条件を設定する評価条件設定手段として機能させることにより、上述した課題を解決する。
【0010】
この運動支援用プログラムを上述したコンピュータにて実行することにより、本発明の運動支援装置を実現することが可能である。
【0011】
さらに、本発明の運動支援装置及び運動支援用プログラムにおいて、以下の好ましい態様を含んでいてもよい。
【0012】
前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報を特定するために用意された第1のプレイモードにおける前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記特徴情報を特定し、前記評価条件設定手段は、前記第1のプレイモードの後に実行される第2のプレイモード(本来のプレイモード)における前記評価条件を設定してもよい。この場合、第1のプレイモードを第2のプレイモードの評価条件を設定するためのモードとして用意することにより、効率的かつ適切に第2のプレイモードの評価条件を設定することが可能である。例えば、第2のプレイモードにおいてユーザに案内される身体動作の全種類を、第1のプレイモードにおいて少なくとも各1回、好ましくは数回案内することにより、短時間で第2のプレイモードの評価条件を設定することが可能である。なお、第1のモードはユーザの意思で選択可能な形式にしてもよいし、第2のモードに移行する前に必ず実施しなければならない強制的なものにしてもよい。
【0013】
前記第1のプレイモードにて案内される身体動作は、前記第2のプレイモードにて案内される身体動作の準備運動の態様で設定されていてもよい。この場合、準備運動を行う第1のプレイモードは、第2のプレイモードにおける評価条件を設定するためのモードとして用意される。従って、ユーザは準備運動を行うことにより、無意識に評価条件を設定することが可能であり、評価条件を設定する煩わしさが解消される。ここで、第2のプレイモードで行う運動はユーザが本来目的とする運動として、第1のプレイモードで行う準備運動はその準備として位置付けられる。すなわち、第2のプレイモードにおいてユーザに案内される身体動作(指示動作)の全種類を、第1のプレイモードにおいて少なくとも各1回、好ましくは数回案内することを採り入れながら第2のプレイモードにおける故障の予防のため、又は第2のプレイモードにおいてユーザの能力を最大限に発揮するための運動が行われる。例えば、第2のプレイモードでキック、パンチが案内される場合に、準備運動としてキック、パンチを案内してよい。この場合、第2のプレイモードで行う身体動作について、特徴情報を正確に特定可能である。この場合、身体動作と身体動作との時間間隔を第2のプレイモードよりも十分に長くすることにより、軽い運動となるようにしてもよい。また、補助的に第2のプレイモードで案内されない身体動作をユーザに案内してもよい。例えば、ストレッチ、そのままの位置でのジョギング(足踏み)等の軽めの運動をユーザに案内してもよい。そして、これらの準備運動により、筋温の上昇、関節の柔軟性の増大、心肺機能の適応等が行われる。
【0014】
前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、当該ずれを評価するために身体動作の種類毎にそれぞれ用意されている判定条件に従って、身体動作の種類毎に評価することにより、前記特徴情報を特定してもよい。この場合、身体動作の種類によって生じるずれの影響を考慮して、特徴情報を特定することが可能である。例えば、身体に装着した加速度センサにより同一のユーザの身体動作を検出しても、身体動作のタイミングと検出タイミングとの間には、ストレート、フック、キック等の身体動作の種類によって異なるずれが生じる。この身体動作の種類により生じるずれと、ユーザ間に生じるずれとが、身体動作のタイミングと検出タイミングとのずれの中に渾然一体となって含まれている状態では、特徴情報を正確に特定することができない。そこで、例えば、実験等により身体動作の種類により生じるずれを予め特定しておき、そのずれを身体動作のタイミングと検出タイミングとのずれから除去して評価することにより、特徴情報を正確に特定することが可能である。なお、特徴情報を身体動作の種類毎の情報とし、身体動作の種類毎に評価した結果それぞれに基づいて、当該特徴情報を特定してもよいし、特徴情報を身体動作の全種類における傾向を総合した情報とし、身体動作の種類毎に評価した結果を総合して、当該特徴情報を特定してもよい。
【0015】
前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定された所定の判定時間帯(50)に含まれている場合に所定の評価がなされるように設定されていてもよい。この場合、検出した身体動作のタイミングが所定の時間帯に含まれるか否かの簡便な判定方法を利用することにより、本発明の運動支援装置又は運動支援用プログラムを実現可能である。
【0016】
前記判定時間帯は複数の時間帯(51、52a、52b)に区分され、前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記複数に区分された時間帯のいずれかに含まれている場合に、その区分された時間帯に対応した評価がなされるように設定されていてもよい。この場合、検出した身体動作のタイミングが所定の時間帯に含まれるか否かの簡便な判定方法を利用しつつも、区分されたいずれの時間帯に含まれるかにより身体動作のタイミングを段階的に評価することにより、ユーザの多様な癖に柔軟に対応し、正確に特徴情報を特定することが可能である。
【0017】
前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報として、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を予め類型化した複数のタイプのいずれに該当するかを特定し、前記評価条件設定手段は、前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件の中から、前記特定したタイプに対応する評価条件を特定し、その評価条件を前記特徴情報特定手段が前記タイプを特定した後のプレイにおける評価条件として設定してもよい。この場合、予め用意した複数のタイプのいずれに属するかを判定する簡便な方法により、ユーザの技量に応じた適切な評価条件を設定することが可能である。タイプは、例えば、身体動作の全種類に渡って一般的なユーザよりも身体動作のタイミングと検出タイミングとのずれが小さいタイプ等、身体動作の種類毎の評価結果を総合して類型化したものでもよい。
【0018】
前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件は、身体動作の種類毎にそれぞれ用意された評価条件の組み合わせとして構成され、前記評価手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記評価条件に従って身体動作の種類毎に評価してもよい。この場合、予め用意した複数のタイプのいずれに属するかを判別する簡便な方法を利用しつつ、予めそのタイプに適切な身体動作の種類毎の評価条件を容易しておくことにより、ユーザの多様な技量に柔軟に対応した評価条件を設定することが可能である。
【0019】
前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記複数のタイプのそれぞれに対応して予め用意された評価条件のうち1のタイプに対応して予め用意された評価条件に従って評価することにより、前記特徴情報を特定してもよい。この場合、評価条件として設定した条件をそのまま判定条件として利用することにより、運動支援装置の構成が簡略化される。
【0020】
前記評価条件設定手段は、前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内される身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定される所定の評価時間帯(50)に含まれる場合に、所定の評価がなされるように前記評価条件を設定してもよい。この場合、検出タイミングが評価時間帯に含まれるか否かの簡便な方法を利用することにより、本発明の運動支援装置又は運動支援用プログラムを実現可能である。
【0021】
前記評価条件設定手段は、前記特徴情報に基づいて、前記評価時間帯の位置の補正量と、前記評価時間帯の幅の補正量とを特定し、標準として設定された評価時間帯を補正することにより、前記評価時間帯を設定してもよい。この場合、評価時間帯の位置と幅との双方の補正量を特定することにより、より柔軟にユーザの技量に基づく検出タイミングのずれを考慮して評価することが可能であるとともに、位置の補正量と、幅の補正量とを分けて特定することにより、評価に応じて発生する効果の発生タイミングの設定が容易になる。
【0022】
前記評価手段の評価結果に対応する効果を、標準として設定された効果発生タイミングから、前記特定された評価時間帯の位置の補正量に相当する量だけずらして発生させる効果発生手段を備えてもよい。又は前記コンピュータを前記効果発生手段として更に機能させてもよい。この場合、評価時間帯の位置の補正量に相当する量だけずらす簡便な方法により、ユーザの身体動作に対応する効果を適切なタイミングで発生させ、ユーザの趣向を高めることが可能である。なお、効果は、画面に表示するような視覚的なものでもよいし、効果音のように聴覚的なものでもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の運動支援装置をゲーム機に適用した例である。ゲーム機(運動支援装置)10は、CD−ROM等の外部記憶装置23に記録されたゲーム用プログラムに従って所定のゲームを実行するコンピュータとして構成され、マイクロプロセッサを主体として構成されたCPU11と、そのCPU11に対する主記憶装置としてのROM12及びRAM13と、CPU11からの指示に基づいて画像処理及び音声処理に適した処理を行う画像処理装置14及びサウンド処理装置16とを有している。ROM12には、ゲーム機10の全体の動作制御に必要なプログラムとしてのオペレーティングシステムが書き込まれる。RAM13には外部記憶装置23から読み取ったゲーム用のプログラムやデータが必要に応じて書き込まれる。画像処理装置14はCPU11からの指示に従ってビデオメモリ15上に所定の画像をレンダリングしたり、そのレンダリングされた画像のデータを所定のビデオ再生信号に変換して所定のタイミングでモニタ19に出力する。
【0024】
ゲーム機によっては、画像処理装置14に高度な画像処理演算を実行するグラフィックスアクセラレータ機能が搭載されることもあり、CPU11及び画像処理装置14によってそれぞれどのような処理を負担するかはハードウエアの構成に応じて様々に変化する。なお、ビデオメモリ15は画像処理装置14に描画専用のメモリとして設けられた例を示しているが、メインメモリとしてのRAM13上にビデオメモリが確保されてもよい。サウンド処理装置16は、外部記憶装置23から読み出された音声、楽音等のデータや音源データ等を再生してスピーカ20から出力させる。
【0025】
さらに、CPU11にはバス24を介して入力装置22及び受信装置25がそれぞれ接続される。入力装置22は、操作部として例えば十字キーや操作ボタンを含んでいる。受信装置25は複数のセンサ26…26(図では1個のみ示す)からの電波等の無線方式の信号を受信する。センサ26は例えばユーザの腕や足に装着可能な加速度センサとして構成され、3軸方向の加速度を検出するとともに所定の基準値以上の加速度が与えられたときに検出信号を出力する。なお、以上の構成はあくまで一例であり、本発明が適用されるゲーム機の構成は適宜変更されてよい。
【0026】
外部記憶装置23に記録されるゲーム用プログラムには、ゲーム機10のCPU11を本発明の運動支援装置を構成する各手段として機能させるためのモジュールが含まれる。また、外部記憶装置23には、ゲーム用データとして、例えばユーザの身体動作を評価するために順次読み込まれるシーケンスデータが記録されている。
【0027】
図2は、モニタ19に表示される画面の一例を示している。この図の画面100には、ユーザが行うべき身体動作を案内するインストラクターとして、画面中央に大きく表示され、画面手前方向を向くインストラクター101aと、画面右下に小さく表示され、画面奥手方向を向くインストラクター101bとが表示されている(以下、両者を区別する必要がない場合はインストラクター101という。)。インストラクター101は、エアロビクスに武道の型を取り入れた格闘技系エアロビクスのインストラクターとして設定され、スピーカ20から流れる曲にあわせてパンチ、キック等の身体動作を予め定められた順序で行う。ユーザはインストラクター101に合わせて同じ動作をすればよい。なお、インストラクター101a及び101bは同一人物として表現されており、インストラクター101aは、インストラクター101bを鏡に映した状態として表示されている。すなわち、ユーザはインストラクター101bと同じ手足を動かせばよい。
【0028】
ユーザが身体動作を行うと、ユーザの手足に装着されたセンサ26によってその身体動作が検出される。そして、その検出結果に基づいて、インストラクター101と同じ種類の身体動作がなされたか否か、及びユーザの身体動作のタイミングとインストラクター101の身体動作のタイミングとの一致度が高いか否かが判定される。同じ種類の身体動作がなされ、かつ、タイミングの一致度が高い場合には、ユーザに高得点が与えられ、画面100右下のスコア表示部102に表示されているスコアに加算される。さらには、画面100にエフェクトが表示されるとともに、スピーカ20から効果音が出力される。図2では、ユーザがインストラクタ101aの案内に対して適切なタイミングでパンチをした場合に、インストラクタ101aの拳の周りに光103が飛び散るような効果が発生した様子を例示している。
【0029】
なお、画面100にはこの他、現在のプレイモードを表示するモード表示部104、ユーザが消費したカロリーを表示するカロリー表示部105等が表示される。
【0030】
ユーザの身体動作のタイミングと、インストラクター101の身体動作のタイミングとの一致度の評価は、例えば、図3(a)に示すように評価される。この図では、それぞれの身体動作に対応して評価時間帯50が設定されている。評価時間帯50は、中央のパーフェクト時間帯51と、パーフェクト時間帯51の前に配置されたグッド時間帯52aと、パーフェクト時間帯51の後ろに配置されたグッド時間帯52bとに区分される(以下、グッド時間帯52a、52bを区別する必要がない場合に、グッド時間帯52ということがある。)。センサ26の検出タイミングがパーフェクト時間帯51に含まれる場合には、ユーザの身体動作のタイミングと、インストラクター101の身体動作のタイミングとが一致したと判定され、ユーザの身体動作は高く評価される。センサ26の検出タイミングがグッド時間帯52に含まれる場合には、パーフェクト時間帯51に含まれる場合よりも低く評価される。評価時間帯50に含まれない場合には、ミスしたものと判定される。
【0031】
通常、評価時間帯の位置は曲に合わせて予め設定され、この際、ユーザの身体動作のタイミングと、センサ26の検出タイミングとの関係を考慮してチューニングが行われる。例えば、ユーザにパンチが案内される場合、ユーザが腕を伸ばしきり、拳の動きが止まった時の加速度が大きいことから、ユーザが腕を伸ばしきる時に検出信号を出力するようにセンサ26の感度が設定される一方で、ユーザが腕を伸ばしきるべきタイミングを中心位置として評価時間帯50が設定される。このようにチューニングを行うことにより、適切にユーザの身体動作のタイミングを評価することが可能となる。
【0032】
しかし、ユーザ間に存在する技量の違いにより、予め適切な評価時間帯50を設定することが困難な場合がある。例えば、上述のように、ユーザが腕を伸ばしきる瞬間に検出信号が出力されることを想定して設定しても、身体能力の高いユーザの場合には、初動の加速度が大きく、腕を伸ばしきる前にパンチが検出されてしまう。また、身体能力が同じであっても、例えばキックをする場合、格闘技の上級者は膝を抱え込むようにしてから足を蹴り出すために、膝を抱え込むときに身体動作が検出されてしまうのに対し、初級者は膝を抱え込まずに蹴り出すために、足を蹴り出したときに身体動作が検出される。さらに、このようなずれは、上級者同士の間でも、各ユーザの癖によって生じ得る。従って、例えば図3(b)に示すように、初級者と上級者との間で、初動から動作終了までのタイミングが同じであるにも関らず、検出タイミングにずれが生じることになる。係る場合、評価時間帯50を初級者に合わせて設定すれば上級者の身体動作のタイミングを適切に評価することができず、逆に、上級者に合わせて設定すれば初級者の身体動作のタイミングを適切に評価することができない。また、ユーザ自身が自らの技量に基づくずれを特定し、自己の身体動作のタイミングを適切に評価可能な評価時間帯50を設定することは一般に困難である。
【0033】
そこで、運動支援装置10は、ユーザの技量に基づく検出タイミングのずれの特徴を示す情報を特定し、図3(c)に示すように、ユーザに適切な評価時間帯50を設定する。
【0034】
図4(a)は、外部記憶装置23に記録されるテンポ特定データD1の内容を示す図である。テンポ特定データD1は、ユーザがエアロビクスのBGMとして選択可能な曲の曲名と、当該曲のテンポを示すBPM(Beats Per Minute)とを対応付けて保持している。
【0035】
図4(b)は、外部記憶装置23に記録される幅タイプ特定データD2の内容を示す図である。幅タイプ特定データD2は、BPMの所定の範囲と、評価時間帯50の種類を示す幅タイプとを対応付けて保持している。例えば、図4(b)では、BPMが150以上157以下の範囲と、「幅A」とが対応付けて保持されている。
【0036】
図5(a)は、外部記憶装置23に記録される幅規定データD3の内容を示す図である。幅規定データD3は、幅タイプと、評価時間帯50の幅を規定するパラメータとしてのパーフェクト前、パーフェクト後、グッド前、及びグッド後とを対応付けて保持している。ここで、図6に示すように、パーフェクト前は、パーフェクト時間帯51の開始時期t2から、所定の基点t0までの時間長さ(幅)を規定し、パーフェクト後は、基点t0からパーフェクト時間帯51の終了時期t3までの時間長さを規定している。同様に、グッド前は、グッド時間帯52aの開始時期t1から基点t0までの時間長さを規定し、グッド後は、基点t0からグッド時間帯52bの終了時期t4までの時間長さを規定している。すなわち、幅規定データD3は、基点t0との相対関係において評価時間帯50の幅を規定している。例えば、図5(a)では、幅タイプが「幅A」の場合、評価時間帯50全体の長さはグッド前の「9」とグッド後の「11」とを足し合わせた「20」であり、パーフェクト時間帯51の長さはパーフェクト前の「4」とパーフェクト後の「5」とを足し合わせた「9」であり、グッド時間帯52aの長さはグッド前の「9」からパーフェクト前の「4」を減算した「5」であり、グッド時間帯52bの長さはグッド後の「11」からパーフェクト後の「5」を減算した「6」である。なお、図5及び図6では、幅A〜Cの3タイプに対し、同じ位置及び幅のパーフェクト時間帯51と、異なる幅のグッド時間帯52を設定した場合を例示している。また、幅タイプ特定データD2との関係において、テンポが速い曲に対応する幅タイプほどグッド時間帯52の幅が短くなるように設定した場合を例示している。
【0037】
ここで、パーフェクト前等の各パラメータに設定されている数字は、CPU11が所定の時間間隔で所定の処理を繰り返し実行する場合の当該時間間隔を1として示している。例えば、CPU11が1秒間に60回所定の処理を繰り返すように設定されている場合には、図5(a)における1は1/60秒に相当し、グッド時間帯52bの長さが「6」であるときには、100ミリ秒に相当する。このように設定することにより、所定の処理の実行回数をカウントするだけで、現在時刻が評価時間帯50に含まれるか否かを把握することが可能である。
【0038】
図5(b)は、外部記憶装置23に記録される補正データD4の内容を示す図である。この図に示すように、補正データD4は、ユーザの技量に基づく検出タイミングのずれの特徴を類型化したユーザタイプと、ずらし量と、幅補正量とを対応付けて保持している。ユーザタイプは、「TYPE1」、「TYPE2」、「TYPE3」の3種類用意されており、それぞれ「初心者・女性」、「慣れてきた人」、「キックパンチの速い人」を想定している。ずらし量は、図7にTYPE3の場合を例示するように、ユーザが行うべき身体動作のそれぞれに対応して予め定められた基準位置Tsから基点t0をずらす量を規定しており、身体動作の種類毎に設定されている。図中の数字は図5(a)と同様に、CPU11が所定の時間間隔で所定の処理を繰り返し実行する場合の当該時間間隔を1として示している。また、「前ずらし」は、基点t0を基準位置Tsより早い時期にずらし、「後ずらし」は、基点t0を基準位置Tsより遅い時期にずらすことを示している。幅補正量は、評価時間帯50の時間長さを補正する量を規定しており、図5(b)及び図8では、「TYPE1」及び「TYPE2」では図5(a)のグッド前、グッド後に1を加算し、「TYPE3」では補正しない場合を例示している。もちろん、幅補正量についても身体動作の種類毎に設定してもよいし、パーフェクト時間帯51の幅を補正するように設定してもよい。これらのずらし量、及び幅補正量は、各ユーザタイプ、及び各身体動作における身体動作のタイミングとセンサ26の検出タイミングとの関係を実験等によって特定することにより、各ユーザタイプ、及び各身体動作において適切に身体動作のタイミングを評価することが可能となるように設定される。例えば、身体動作のタイミングが適切であるときに、検出タイミングと基点t0とが一致するように設定される。
【0039】
なお、これらのデータD1〜D4は外部記憶装置23に記録されるゲーム用プログラムと別個に記録されていてもよいし、ゲーム用プログラムにその一部として取り込まれていてもよい。
【0040】
図9は、CPU11が実行する全体処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、運動支援装置10の起動後、コントローラ22に対して所定の終了操作が行われるまで繰り返し実行される。
【0041】
まず、CPU11はユーザにプレイモードを選択させるための操作をモニタ19を通じて案内し、コントローラ22に対してプレイモードの選択操作がなされたか否かを判定する(ステップS1)。プレイモードには、大別して、エアロビクスのための準備運動を行う準備運動モードと、エアロビクスを行う通常プレイモードとが用意されている。いずれのプレイモードも選択されていないと判定した場合は、いずれかのプレイモードが選択されるまで待機する。いずれかのプレイモードが選択されたと判定した場合は、準備運動モードが選択されたか否かを判定する(ステップS2)。準備運動モードが選択されたと判定した場合は、準備運動処理を実行し(ステップS3)、処理を終了する。準備運動モードが選択されていないと判定した場合は、通常プレイ処理を実行し(ステップS4)、処理を終了する。
【0042】
図10は、CPU11が実行する準備運動処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、全体処理(図9参照)のステップS3にて実行される。
【0043】
ステップS11では、準備運動用に予め定められた曲の曲名を外部記憶装置23から取得する。ステップS12では、テンポ特定データD1を参照して、取得した曲名に対応するBPMを特定する。ステップS13では、幅タイプ特定データD2を参照して、特定したBPMに対応する幅タイプを特定する。ステップS14では、幅規定データD3を参照して、特定した幅タイプに対応する評価時間帯50を特定する。ステップS15では、ユーザタイプを「TYPE2」に設定する。ステップS16及びS17では、補正データD4を参照して、設定したユーザタイプ(ここでは「TYPE2」)に対応するずらし量と、幅補正量とをそれぞれ特定する。
【0044】
ステップS18では、図2に例示したようにモニタ19を通じてユーザが行うべき身体動作を案内するとともに、センサ26の検出信号に基づいてユーザの身体動作を評価するプレイ処理を実行する。身体動作の案内は、例えば、インストラクターの模範演技を撮影したビデオデータを予め外部記憶装置23に記録しておき、そのビデオデータを再生することにより行われる。ビデオデータは複数の曲に対応して複数用意され、ここでは準備運動用に用意されたビデオデータが再生される。準備運動用の曲に対応する身体動作は、一連の動作が通常プレイモードで案内されるエアロビクスの準備運動として構成されるように設定され、さらに、ユーザの技量に基づくずれの特徴を正確に把握するために、通常プレイモードで案内される身体動作の全ての種類が案内されるように設定されている。ユーザの身体動作の評価は、ステップS14にて特定した評価時間帯の幅と、ステップS16及びS17にて特定したずらし量及び幅補正量とに基づいて設定された評価時間帯50に、案内に対応する身体動作の検出タイミングが含まれるか否かにより判定され、この際、パーフェクト時間帯51、グッド時間帯52a、52bのそれぞれで検出された回数がカウントされる(図11のステップS38参照)。
【0045】
ステップS19〜S23では、ステップS18の評価結果に基づいて、ユーザがTYPE1〜3のいずれのユーザタイプに該当するかを特定する。具体的には、グッド時間帯52a(図中、「早い」)での検出回数が最多で、かつ、グッド時間帯52b(図中、「遅い」)での検出回数がパーフェクト時間帯51(図中、「JUST」)での検出回数よりも少ない場合には、TYPE3であると特定する(ステップS19、S20)。「遅い」が最多で、かつ、「早い」が「JUST」よりも少ない場合には、TYPE1であると特定する(ステップS21、S22)。上記以外の場合には、TYPE2であると特定する(ステップS23)。ここで、評価時間帯50は、身体動作の種類により生じる検出タイミングのずれを解消するように設定されている。従って、身体動作の種類の相違により生じる検出タイミングのずれの影響を除去しつつ、身体動作の全種類における技量の傾向を正確に把握し、ユーザタイプを特定することが可能である。
【0046】
図11は、CPU11が実行する評価処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、プレイ処理(図10、ステップS18参照)において、ユーザに身体動作を案内するビデオデータの再生と同期して開始され、例えば1/60秒間の間隔で繰り返し実行される。
【0047】
まず、CPU11は外部記憶装置23に記録されたシーケンスデータの読み込み時期か否か判別する(ステップS31)。シーケンスデータは、例えば1拍に対応する単位データを1単位として構成され、読み込み時期は到来時期の間隔が1拍となるように設定されている。そして、単位データは、ユーザが行うべき身体動作の種類と、その身体動作に対応する基準位置Tsとを保持している。CPU11は、シーケンスデータの読み込み時期と判定した場合は、前回のスクロール処理にて読み込んだ単位データの続きの単位データを1個読み込む(ステップS12)。このとき読み込む単位データは現在の拍よりも数拍先の拍に対応するものである。ステップS33では、読み込んだ単位データに基づいて新しい評価時間帯50を設定する必要があるか否か判定する。例えば、単位データがユーザの行うべき身体動作の種類を指定していれば、新しい評価時間帯50を設定する必要があると判定し、指定していなければ設定する必要なしと判定する。新しい評価時間帯50を設定する必要ありと判定した場合は、その単位データに保持された基準位置Tsに対して、評価時間帯50を設定する(ステップS34)。ここで設定される評価時間帯50は、ステップS14にて特定した評価時間帯の幅と、ステップS16及びS17にて特定したずらし量及び幅補正量とに基づいて、図7、図8に例示したように設定する。なお、ステップS31でシーケンスデータの読み込み時期でないと判定した場合は、ステップS32〜S34をスキップし、ステップS33で新たな評価時間帯50を設定する必要がないと判定した場合はステップS34をスキップする。
【0048】
ステップS35では、センサ26からの検出信号を受信したか否か判定する。検出信号を受信したと判定したときは、検出タイミングが評価時間帯50に含まれるか否か判定する(ステップS36)。評価時間帯50に含まれると判定したときは、その評価時間帯50に対応する単位データに保持された身体動作の種類と、検出信号から特定したユーザの身体動作の種類とが一致するか否かを判定する。なお、ユーザの身体動作の種類の特定は、いずれのセンサ26からの検出信号であるかによりどの手足が動かされたかを特定し、センサ26の検出した加速度の方向によりストレートかフックか等の同じ手足で行われる身体動作の種類を特定する。なお、同じ手足で行われる身体動作の種類は、案内した身体動作と同一であると推定することにより特定してもよい。一致すると判定した場合は、パーフェクト時間帯51、グッド時間帯52a、52bのいずれにおいて検出されたかを判定し、その時間帯における検出回数を1増加させる(ステップS38)。
【0049】
ステップS39では、エフェクト発生時期か否かを判定する。ここで、エフェクト発生時期は、図12に示すように、基準位置Tsから所定の時間長さTeだけ離れた位置t10が補正前の位置として予め設定されている。そして、位置t0から評価時間帯50のずらし量Tに相当する時間だけずらした位置t11が実際のエフェクト発生時期として設定される。エフェクト発生時期と判定された場合は、そのエフェクト発生時期に対応する身体動作の評価結果に応じたエフェクトをモニタ19に発生させるとともに、効果音をスピーカ20から出力する(ステップS40)。
【0050】
図13は、CPU11が実行する通常プレイ処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、全体処理(図9参照)のステップS4にて実行される。
【0051】
まず、CPU11は、ユーザにプレイする曲を選択させるための操作をモニタ19を通じて案内し、コントローラ22に対して曲の選択操作がなされたか否かを判定する(ステップS51)。運動支援装置10には多数の曲が用意され、各曲毎に異なるエクササイズがユーザに要求される。各曲のエクササイズは、脂肪燃焼、肉体増強等の異なる目的をそれぞれ達成すべく、フィジカル理論に基いて複数の動作を組み合わせて構成されており、消費カロリーの量、動かす頻度の高い部位、動作の難度等がそれぞれ異なる。ユーザは曲の選択により、自己の健康状態、目的に適したエクササイズを行うことが可能である。
【0052】
曲の選択操作がなされた場合には、当該曲の曲名を取得し、ステップS52に進む。ステップS52〜S58までは準備運動処理のステップS12〜18までと略同様である。ただし、準備運動曲の代わりにステップS51で取得された曲に基づいて各処理が実行される。また、準備運動処理のステップS15では、ユーザモードを「TYPE2」に設定していたところ、ステップS55では、準備運動処理のステップS19〜S23にて特定されたユーザタイプを設定する。従って、選択された曲に対応し、かつ、ユーザの技量に適切に対応した評価時間帯50が設定される。なお、準備運動処理がまだ実行されておらず、ユーザタイプが特定されていない場合には、デフォルトとして設定されたいずれかのユーザタイプを設定してもよい。
【0053】
以上のように、本実施形態の運動支援装置10によれば、準備運動モードにおけるユーザのプレイに基づいて、ユーザの技量に基づくずれの特徴を類型化したユーザタイプを特定し、通常プレイモードではそのユーザタイプの身体動作を適切に評価できる評価時間帯50を自動的に設定するため、ユーザは手軽に自己に最適な評価時間帯50を設定することが可能である。
【0054】
なお、本実施形態では、モニタ19を案内手段とし、又、インストラクター101が身体動作を案内したが、行うべき身体動作の種類及びタイミングをユーザが認識可能であれば、あらゆる方法で案内してよい。例えば、ランプの点滅、運動支援装置に取り付けられた部材の動きによって案内してもよいし、音声、音楽等の聴覚で捉えられるものや、ユーザの座るシートの振動等の触覚で捉えられるもので案内してもよい。モニタ19に敵キャラクタを表示してその動作により案内してもよいし、マークが画面の所定位置を所定方向に移動することにより案内してもよい。
【0055】
動作検出手段は加速度センサに限られない。例えば、操作部材に対する操作により電気回路を開閉し、これにより検出信号を出力するセンサであってもよい。レーザー光を利用してユーザの身体動作を検出する非接触のセンサであってもよい。その他、指示に対するユーザの反応のタイミングのずれを検知可能なものであればどのような検出手段でもよいことは言うまでもない。
【0056】
案内した身体動作のタイミングと、検出した身体動作のタイミングとのずれの評価は、評価時間帯を用いるものに限られない。例えば、基準となるタイミングと検出タイミングとのずれを、計算式に代入して評価してもよい。また、ずれが小さくなるほど評価が高くなるものに限られず、ずれが大きくなるほど評価が高くなるものであってもよい。要は検出タイミングに基づく評価であればよい。本実施形態では、通常プレイモードの評価時間帯50を、準備運動モードの評価時間帯50として利用する例を示したが、準備運動モードに独自の評価時間帯50を設定したり、通常プレイモードとは異なる評価方法により、ユーザの技量に基づくずれの特徴を特定してもよい。
【0057】
準備運動モードと通常プレイモードのいずれかを選択可能とした場合を例示したが、通常プレイモードの前に強制的に準備運動モードにてプレイさせるようにし、ユーザが急激に負荷の高い運動を行うことを防止してもよい。また、準備運動モードを用意せずに、通常プレイの評価結果を利用して、次回の通常プレイの評価条件を設定してもよい。通常プレイの途中で特定の操作を行うことにより、当該操作から所定時間が経過するまでの身体動作を自動設定のための身体動作とし、以後の評価条件を設定してもよい。
【0058】
テンポ特定データD1に保持される情報は、曲名でなくとも、ユーザがプレイする曲を識別可能な情報であればよく、BPMでなくとも曲のテンポを示す情報であればよい。また、ユーザがプレイする曲のテンポを特定可能であれば、このようなデータを外部記憶装置23に記録しなくともよい。幅タイプ特定データD2に保持される情報についても、BPMでなくとも曲のテンポを示す情報であればよい。また、テンポ特定データD1及び幅タイプ特定データD2を外部記憶装置23に記録する変わりに、曲名と、幅タイプとを対応付けて保持するデータを記録し、ユーザがプレイする曲の曲名から直接幅タイプを特定してもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の運動支援装置によれば、ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、ユーザの技量に起因して生じる動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定し、その特定された特徴情報に基づいて評価条件を設定するため、ユーザの技量に応じて適切な評価条件を自動設定することが可能である。しかも、ユーザは案内手段の案内に応じた身体動作をするだけでよい。従って、ユーザは手軽に自己の技量に適した評価条件を設定し、評価手段の評価結果を信頼して運動能力の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運動支援装置をゲーム機に適用した例。
【図2】図1の運動支援装置のモニタに表示される画面の例。
【図3】図1の運動支援装置における評価条件の設定方法の概要を示す図。
【図4】図1の運動支援装置の外部記憶装置に記録されるデータの内容を示す図。
【図5】図1の運動支援装置の外部記憶装置に記録されるデータの内容を示す図。
【図6】図1の運動支援装置における評価時間帯の設定方法の概念図。
【図7】図1の運動支援装置における評価時間帯の設定方法の概念図。
【図8】図1の運動支援装置における評価時間帯の設定方法の概念図。
【図9】図1の運動支援装置のCPUが実行する全体処理の手順を示すフローチャート。
【図10】図1の運動支援装置のCPUが実行する準備運動処理の手順を示すフローチャート。
【図11】図1の運動支援装置のCPUが実行する評価処理の手順を示すフローチャート。
【図12】図1の運動支援装置におけるエフェクト発生時期の概念図。
【図13】図1の運動支援装置のCPUが実行する通常プレイ処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 運動支援装置(ゲーム機)
11 CPU
19 モニタ
23 外部記憶装置
26 センサ
50 評価時間帯
51 パーフェクト時間帯
52a グッド時間帯
52b グッド時間帯
Claims (24)
- ユーザが行うべき身体動作のタイミングを案内する案内手段と、前記ユーザの身体動作を検出する動作検出手段と、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、所定の評価条件に従って評価する評価手段とを備える運動支援装置において、
前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定する特徴情報特定手段と、
前記特定された特徴情報に基づいて、前記評価条件を設定する評価条件設定手段と、
を備えることを特徴とする運動支援装置。 - 前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報を特定するために用意された第1のプレイモードにおける前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記特徴情報を特定し、
前記評価条件設定手段は、前記第1のプレイモードの後に実行される第2のプレイモードにおける前記評価条件を設定することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。 - 前記第1のプレイモードにて案内される身体動作は、前記第2のプレイモードにて案内される身体動作の準備運動として設定されていることを特徴とする請求項2に記載の運動支援装置。
- 前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、当該ずれを評価するために身体動作の種類毎にそれぞれ用意されている判定条件に従って、身体動作の種類毎に評価することにより、前記特徴情報を特定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動支援装置。
- 前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定された所定の判定時間帯に含まれている場合に所定の評価がなされるように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の運動支援装置。
- 前記判定時間帯は複数の時間帯に区分され、
前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記複数に区分された時間帯のいずれかに含まれている場合に、その区分された時間帯に対応した評価がなされるように設定されていることを特徴とする請求項5に記載の運動支援装置。 - 前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報として、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を予め類型化した複数のタイプのいずれに該当するかを特定し、
前記評価条件設定手段は、前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件の中から、前記特定したタイプに対応する評価条件を特定し、その評価条件を前記特徴情報特定手段が前記タイプを特定した後のプレイにおける評価条件として設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の運動支援装置。 - 前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件は、身体動作の種類毎にそれぞれ用意された評価条件の組み合わせとして構成され、
前記評価手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記評価条件に従って身体動作の種類毎に評価することを特徴とする請求項7に記載の運動支援装置。 - 前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記複数のタイプのそれぞれに対応して予め用意された評価条件のうち1のタイプに対応して予め用意された評価条件に従って評価することにより、前記特徴情報を特定することを特徴とする請求項7又は8に記載の運動支援装置。
- 前記評価条件設定手段は、前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内される身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定される所定の評価時間帯に含まれる場合に、所定の評価がなされるように前記評価条件を設定することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の運動支援装置。
- 前記評価条件設定手段は、前記特徴情報に基づいて、前記評価時間帯の位置の補正量と、前記評価時間帯の幅の補正量とを特定し、標準として設定された評価時間帯を補正することにより、前記評価時間帯を設定することを特徴とする請求項10に記載の運動支援装置。
- 前記評価手段の評価結果に対応する効果を、標準として設定された効果発生タイミングから、前記特定された評価時間帯の位置の補正量に相当する量だけずらして発生させる効果発生手段を備えることを特徴とする請求項11に記載の運動支援装置。
- ユーザが行うべき身体動作のタイミングを案内する案内手段と、前記ユーザの身体動作を検出する動作検出手段とを備えるコンピュータを、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、所定の評価条件に従って評価する評価手段として機能させる運動支援用プログラムにおいて、
前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を示す特徴情報を特定する特徴情報特定手段、及び
前記特定された特徴情報に基づいて、前記評価条件を設定する評価条件設定手段として機能させることを特徴とする運動支援用プログラム。 - 前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報を特定するために用意された第1のプレイモードにおける前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれに基づいて、前記特徴情報を特定し、
前記評価条件設定手段は、前記第1のプレイモードの後に実行される第2のプレイモードにおける前記評価条件を設定することを特徴とする請求項13に記載の運動支援用プログラム。 - 前記第1のプレイモードにて案内される身体動作は、前記第2のプレイモードにて案内される身体動作の準備運動として設定されていることを特徴とする請求項14に記載の運動支援用プログラム。
- 前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、当該ずれを評価するために身体動作の種類毎にそれぞれ用意されている判定条件に従って、身体動作の種類毎に評価することにより、前記特徴情報を特定することを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の運動支援用プログラム。
- 前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定された所定の判定時間帯に含まれている場合に所定の評価がなされるように設定されていることを特徴とする請求項16に記載の運動支援用プログラム。
- 前記判定時間帯は複数の時間帯に区分され、
前記判定条件は、前記動作検出手段の検出した身体動作のタイミングが、前記複数に区分された時間帯のいずれかに含まれている場合に、その区分された時間帯に対応した評価がなされるように設定されていることを特徴とする請求項17に記載の運動支援用プログラム。 - 前記特徴情報特定手段は、前記特徴情報として、前記ユーザの技量に起因して生じる前記動作検出手段の検出タイミングのずれの特徴を予め類型化した複数のタイプのいずれに該当するかを特定し、
前記評価条件設定手段は、前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件の中から、前記特定したタイプに対応する評価条件を特定し、その評価条件を前記特徴情報特定手段が前記タイプを特定した後のプレイにおける評価条件として設定することを特徴とする請求項13〜18のいずれか1項に記載の運動支援用プログラム。 - 前記複数のタイプのそれぞれに対して予め用意された評価条件は、身体動作の種類毎にそれぞれ用意された評価条件の組み合わせとして構成され、
前記評価手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記評価条件に従って身体動作の種類毎に評価することを特徴とする請求項19に記載の運動支援用プログラム。 - 前記特徴情報特定手段は、前記ユーザに案内した身体動作のタイミングとその案内に対して前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングとのずれを、前記複数のタイプのそれぞれに対応して予め用意された評価条件のうち1のタイプに対応して予め用意された評価条件に従って評価することにより、前記特徴情報を特定することを特徴とする請求項19又は20に記載の運動支援用プログラム。
- 前記評価条件設定手段は、前記動作検出手段が検出した身体動作のタイミングが、前記ユーザに案内される身体動作のタイミングのそれぞれに対応して設定される所定の評価時間帯に含まれる場合に、所定の評価がなされるように前記評価条件を設定することを特徴とする請求項13〜21のいずれか1項に記載の運動支援用プログラム。
- 前記評価条件設定手段は、前記特徴情報に基づいて、前記評価時間帯の位置の補正量と、前記評価時間帯の幅の補正量とを特定し、標準として設定された評価時間帯を補正することにより、前記評価時間帯を設定することを特徴とする請求項22に記載の運動支援用プログラム。
- 前記コンピュータを、
前記評価手段の評価結果に対応する効果を、標準として設定された効果発生タイミングから、前記特定された評価時間帯の位置の補正量に相当する量だけずらして発生させる効果発生手段として更に機能させることを特徴とする請求項23に記載の運動支援用プログラム。
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