JP2004058918A - 車間追従制御用情報提示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな先行車割込や先行車離脱により先行車が変更された場合、目標車間距離の長短にかかわらず、ドライバーが先行車の変更方向を含め容易に先行車の変更を認識することができる車間追従制御用情報提示装置を提供すること。
【解決手段】車間距離センサ8にて検出された先行車が変更されたことを判断する先行車切替検出手段3を設け、追従制御情報表示器14に、変更先行車位置マーク14c,14cと割込方向マーク14d,14dと離脱方向マーク14e,14eを設けると共に、追従制御用コントローラ10に、先行車が変更されたとの判断に基づき、新たな割込先行車、若しくは、離脱先行車の挙動に応じて変更先行車位置マーク14cと割込方向マーク14dまたは離脱方向マーク14eを点灯させる先行車切替状態表示提示手段5を設けた。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、先行車が存在するとき、ドライバーがセットした車速を上限とし、先行車との車間距離を保ちながら追従走行する先行車追従走行制御システム等が搭載された車両に適用される車間追従制御用情報提示装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車間追従制御用情報提示装置としては、例えば、特開平5−38991号公報に記載のものが知られている。この従来公報には、自車両と先行車との車間距離をセグメント表示するものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車間追従制御用情報提示装置にあっては、比較的に車速が低い状況では、目標車間距離が高速時に比して短いので、先行車が新たな割込や離脱により変更された場合、車間距離の変化も高速時に比して小さく、先行車の変更を即座に認識しにくいという課題があった。
【0004】
ちなみに、目標車間距離は、例えば、追従走行状態において先行車が停止したと仮定したときに自車両が先行車に追いつくまでの時間を一定とする車間時間により与える場合、目標車間距離=車間時間×自車速となり、自車速が低車速であるほど目標車間距離は短くなってしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、新たな先行車割込や先行車離脱により先行車が変更された場合、目標車間距離の長短にかかわらず、ドライバーが先行車の変更方向を含め容易に先行車の変更を認識することができる車間追従制御用情報提示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、先行車の位置を示す先行車位置表示部を有する表示手段と、先行車の検出に基づいて、前記先行車位置表示部の作動を制御する先行車表示制御手段と、を備えた車間追従制御用情報提示装置において、前記表示手段に、先行車表示部の隣接位置に変更先行車位置と変更方向を表示する変更先行車表示部を設けると共に、前記先行車表示制御手段は、先行車変更判断手段により先行車が変更されたとの判断に基づき、新たな割込先行車、若しくは、離脱先行車の挙動に応じた変更先行車位置と変更方向を示す表示指令を前記変更先行車表示部に出力する手段とした。
【0007】
ここで、「車間追従制御」とは、先行車が存在しないとき、ドライバーがセットした車速を維持し、先行車が存在するとき、ドライバーがセットした車速を上限とし、先行車との車間距離を保ちながら追従走行する制御をいう。
【0008】
「表示手段」とは、例えば、ドライバーが視認できるインストルメントパネル等に設けられるディスプレイ表示や液晶モニタ等をいう。
【0009】
「先行車位置表示部の作動を制御」とは、例えば、先行車を模したマークによるディスプレイ表示の点灯や点滅を制御することをいう。
【0010】
【発明の効果】
よって、本発明の車間追従制御用情報提示装置にあっては、先行車が変更されたとの判断に基づき、新たな割込先行車、若しくは、離脱先行車の挙動に応じて変更先行車位置と変更方向を表示するようにしたため、新たな先行車割込や先行車離脱により先行車が変更された場合、目標車間距離の長短にかかわらず、ドライバーが先行車の変更方向を含め容易に先行車の変更を認識することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車間追従制御用情報提示装置を実現する実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
第1実施例の車間追従制御用情報提示装置は、請求項1,請求項2,請求項7に係る発明に対応し、図1は第1実施例の車間追従制御用情報提示装置を示すブロック図である。
【0013】
図1において、1は距離センサ(先行車検出手段)、2は車速センサ、3は先行車切替検出手段(先行車変更判断手段)、4は先行車切替警報報知手段(先行車警報制御手段)、5は先行車切替状態表示提示手段(先行車表示制御手段)である。
【0014】
すなわち、自車速を検出するための車速センサ2と、先行車との車間距離を計測するレーザーレーダやミリ波レーダ等の距離センサ1を有し、前記車速センサ2により検出された自車速と、前記距離センサ1により検出された先行車との車間距離情報に基づき設定された目標設定車間距離で先行車に追従するように自車速を制御する車間追従制御装置である。
【0015】
そして、自車両が追従している先行車が別の車両に切り替わったことを検出する先行車切替検出手段3を有し、該先行車切替検出手段3により先行車が別の車両に切り替わったことが検出されると、先行車切替警報報知手段4において、警報音を報知する。さらに、前記先行車切替検出手段3により先行車が別の車両に切り替わったことが検出されると、先行車切替状態表示提示手段5において、先行車が切り替わった時から待機時間Tdを経過した後、先行車の切り替わり状態の表示を開始し、先行車の切り替わり状態の表示開始から一定時間Txの間、先行車の切り替わり状態を表示し、時間Txが経過すると定常的な追従状態表示に戻す構成である。
【0016】
次に、図2は第1実施例の車間追従制御用情報提示装置が適用された具体例としての車間追従制御システムを示す図である。
【0017】
図2において、6はセットスイッチ、7はキャンセルスイッチ、8は車間距離センサ、9は車両信号送出手段、10は追従制御用コントローラ、11はエンジン出力制御装置、12は変速機制御装置、13は制動制御装置、14は追従制御情報表示器(表示手段)、15は追従制御情報警報器(警報手段)である。
【0018】
前記セットスイッチ6は、ドライバーが車間追従制御を開始するときに操作するスイッチで、スイッチ操作時の自車速が設定車速とされる。前記キャンセルスイッチ7は、ドライバーが車間追従制御を解除するときに操作するスイッチである。
【0019】
前記車間距離センサ8は、前記距離センサ1と同様に、レーザーレーダやミリ波レーダ等により先行車の有無と、先行車の存在が検出されたときに送受時間により自車両と先行車との車間距離が計測される。
【0020】
前記車両信号送出手段9は、車両信号として車速信号やブレーキスイッチ信号や電子制御スロットル開度信号等を追従制御用コントローラ10に送出する。
【0021】
前記追従制御用コントローラ10は、オートマチックトランスミッション4がDレンジのとき、車間距離センサ8からの情報により先行車の有無と車間距離と相対速度を測定する。そして、先行車がいないときは、ドライバーがセットした車速で定速走行する。セットした車速より遅い先行車がいると、ドライバーがセットした車速を上限とし、車速に応じた車間距離を保ちながら先行車に追従走行する。さらに、ドライバーがセットした車速より遅い先行車が現れたときは減速走行する。また、セットした車速より遅い先行車がいなくなったときは、セットした車速までゆっくりと加速走行する。
【0022】
なお、この追従制御用コントローラ10には、図1の先行車切替検出手段3と先行車切替警報報知手段4と先行車切替状態表示提示手段5が含まれる。
【0023】
前記エンジン出力制御装置11と変速機制御装置12と制動制御装置13は、前記追従制御用コントローラ10での定速走行モード・減速走行モード・追従走行モード・加速走行モードに応じて、電子制御スロットルバルブの開閉によるエンジン出力の制御、変速機の変速段制御、ブレーキ液圧による制動制御の少なくとも一つの制御を実行する。
【0024】
前記追従制御情報表示器14は、自車両の位置を示す自車位置マーク14a(自車位置表示部)と、先行車の位置を示す先行車位置マーク14b(先行車表示部)と、変更先行車の位置を先行車マーク14bの両側部位置に表示する変更先行車位置マーク14c,14c(変更先行車表示部)と、変更先行車の割込方向を示す割込方向マーク14d,14d(変更方向を示す変更先行車表示部)と、変更先行車の離脱方向を示す離脱方向マーク14e,14e(変更方向を示す変更先行車表示部)と、を有する。
【0025】
前記追従制御情報警報器15は、ドライバーに対し音による警報を与える手段で、例えば、警報ブザー等が用いられる。
【0026】
次に、作用を説明する。
【0027】
[車間追従制御用情報提示処理]
図3は第1実施例装置の追従制御用コントローラ10で実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。このフローチャートはセットスイッチONからスタートする。
【0028】
ステップS1では、車間追従制御中か否かが判断され、YESの場合はステップS2へ移行し、NOの場合は終了へ移行する。
【0029】
ステップS2では、先行車切替信号が有りか否かが判断され、先行車切替信号が有りの場合はステップS3へ移行し、先行車切替信号無しの場合はステップS1へ戻る。
【0030】
ステップS3では、ステップS2での先行車切替信号が有りという判断に基づいて、追従制御情報警報器15により警報音を報知する。この警報音報知開始により表示開始タイマー値Ts(初期値はTs=0)の起動を開始する。
【0031】
ステップS4では、制御キャンセル(キャンセルスイッチ7)か否かが判断され、NOの場合はステップS5へ移行し、YESの場合は終了へ移行する。
【0032】
ステップS5では、先行車切替信号が有りか否かが判断され、先行車切替信号が有りの場合はステップS3へ戻り警報音の報知が維持されるか、新しい先行車切替りが発生したことで警報音を報知する。また、先行車切替信号無しの場合はステップS6へ移行する。
【0033】
ステップS6では、表示開始タイマー値Tsが切替り状態表示提示待機時間Td以上となったか否かが判断され、表示開始タイマー値Tsが待機時間Tdに達しない場合には、ステップS4→ステップS5へ進む流れが繰り返される。表示開始タイマー値Tsが待機時間Tdに達するとステップS7へ移行する。
【0034】
ステップS7では、ステップS6において、先行車切替信号有りの判断時点から待機時間Tdを経過したとの判断に基づき、先行車切替り状態表示が開始される。この先行車切替り状態表示は、追従制御情報表示器14の変更先行車位置マーク14c,14cの一方を点灯すると共に、切り替わった先行車が新たに自車両の前方に割込んできた場合には、割込方向マーク14dを点灯し、また、切り替わった先行車が自車両の直前に存在していた先行車の離脱による場合は離脱方向マーク14eを点灯する。この表示開始により表示終了タイマー値Tc(初期値はTc=0)の起動を開始する。
【0035】
ステップS8では、制御キャンセル(キャンセルスイッチ7)か否かが判断され、NOの場合はステップS9へ移行し、NOの場合は終了へ移行する。
【0036】
ステップS9では、先行車切替信号が有りか否かが判断され、先行車切替信号が有りの場合はステップS3へ戻り警報音の報知が開始される。また、先行車切替信号無しの場合はステップS10へ移行する。
【0037】
ステップS10では、表示終了タイマー値Tcが切替り状態表示提示時間Tx以上となったか否かが判断され、表示終了タイマー値Tcが切替り状態表示提示時間Txに達しない場合には、ステップS8→ステップS9へ進む流れが繰り返される。表示終了タイマー値Tcが切替り状態表示提示時間Txに達するとステップS11へ移行する。
【0038】
ステップS11では、追従制御情報表示器14による切替り状態表示を終了し、ステップS12へ移行する。
【0039】
ステップS12では、先行車が存在する場合、例えば、追従制御情報表示器14の自車位置マーク14aと先行車位置マーク14bを点灯させる制御定常状態表示に戻る。
【0040】
[車間追従制御用情報提示作用]
自車両が先行車を検出して車間追従制御状態に入ったとすると、図3のフローチャートで、ステップS1からステップS2へ進む。そして、ステップS2において、先行車切替検出手段3により自車両が追従している先行車が現在の追従している先行車から別の車両に切り替わったか否かをチェックする。先行車が切り替わっていなければ、追従制御を終了するまでこのチェックを繰り返し行う(ステップS1→ステップS2→ステップS1...)。
【0041】
そして、先行車が切り替わったと判断されたときは、まず、この切替りを検出した時間をTs=0とおく。そして、先行車が切り替わったことを知らせる警報音報知が行われる(ステップS3)。
【0042】
そして、追従制御がキャンセルされることがないか、新たに先行車が切り替わったという信号が検出されていないか、先行車の切替り開始からの経過時間Tsが一定時間である待機時間Tdになるまでチェックを続ける(ステップS4→ステップS5→ステップS6...)。その間に追従制御がキャンセルされればそれで終了し、新たな先行車切替り信号が検出されれば、ステップS5からステップS3へ戻り、Ts=0として、再び警報音報知を行う。
【0043】
そして、制御キャンセルもなく、新たな先行車切替りもなく、Ts=Tdが経過したとき、ステップS6からステップS7へ進み、ステップS7において、先行車切替り状態表示を開始するものである。すなわち、Tdは先行車切替り検出から先行車切替り状態表の開始までの待機時間をあらわすものである。そして、ステップS7では、先行車切替り状態表示を開始する時間を新たにTc=0とおく。
【0044】
そして、追従制御がキャンセルされることがないか、新たに先行車が切り替わったという信号が検出されていないか、先行車の切替り状態表示の開始からの経過時間Tcが一定時間Txになるまでチェックを続ける(ステップS8→ステップS9→ステップS10...)。その間に追従制御がキャンセルされればそれで終了し、新たな先行車切替り信号が検出されれば、ステップS9からステップS3へ戻り、Ts=0として、再び警報音報知を行う。
【0045】
そして、制御キャンセルもなく、新たな先行車切替りもなく、Tc=Txが経過したとき、ステップS10からステップS11へ進み、ステップS11において、先行車切替り状態表示を終了し、次のステップS12へ進み、先行車追従状態の表示を定常表示に戻すものである。すなわち、Txは先行車の切替り状態表示提示時間をあらわすものである。
【0046】
具体例として、追従走行中に左車線を走行中の車両が、自車両と先行車との間に割り込んだ場合の情報提示作用について説明する。
【0047】
左車線を走行中の車両が、自車両の走行線側に割り込みを開始すると、車間距離センサ8により割り込み車両が検出され、先行車切替検出手段3から先行車切替信号が出力される。
【0048】
この先行車切替信号の出力により追従制御情報警報器15が警報音を出し、ドライバーに対し先行車の切り替えがあることが音により知らされる。つまり、ドライバーは前方を注視したままで、視線を追従制御情報表示器14に移すことなく、先行車が切り替わることを知ることができる。
【0049】
そして、割り込み車両の検出後、待機時間Tdを経過すると、追従制御情報表示器14の先行車位置マーク14bが消され、同時に、左側の変更先行車位置マーク14cと、この変更先行車位置マーク14cの下の割込方向マーク14dが点灯される。これにより、ドライバーは追従制御情報表示器14を一瞥するだけで左車線からの車両割り込みにより先行車が切り替わることを視認することができる。ここで、先行車の切替り直後は、ドライバーが前方を注視している可能性が高いことを考慮し、変更先行車位置マーク14cと割込方向マーク14dの点灯を開始するまでに待機時間Tdを設けることで、運転負荷の高いドライバーに対し煩わしさを与えなくすることができる。
【0050】
そして、前記先行車の切替り状態の表示開始からTx時間が経過すると、変更先行車位置マーク14cと割込方向マーク14dを消し、再び先行車位置マーク14bを点灯する通常状態表示に戻される。
【0051】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車間追従制御用情報提示装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0052】
(1) 自車両前方の先行車を検出する車間距離センサ8と、自車両の位置を示す自車位置マーク14aと、先行車の位置を示す先行車位置マーク14bと、を有する追従制御情報表示器14と、を備えた車間追従制御用情報提示装置において、前記車間距離センサ8にて検出された先行車が変更されたことを判断する先行車切替検出手段3を設け、追従制御情報表示器14に、変更先行車位置マーク14c,14cと割込方向マーク14d,14dと離脱方向マーク14e,14eを設けると共に、追従制御用コントローラ10に、先行車が変更されたとの判断に基づき、新たな割込先行車、若しくは、離脱先行車の挙動に応じて変更先行車位置マーク14cと割込方向マーク14dまたは離脱方向マーク14eを点灯させる先行車切替状態表示提示手段5を設けたため、新たな先行車割込や先行車離脱により先行車が変更された場合、目標車間距離の長短にかかわらず、ドライバーが先行車の変更方向を含め容易に先行車の変更を認識することができる。
【0053】
(2) 先行車切替状態表示提示手段5は、先行車が変更であるとの判断時、判断時点から追従制御情報表示器14への変更先行車表示開始までに待機時間Tdを設けたため、運転負荷の高いドライバーに対し、先行車の切替り直後に視線を追従制御情報表示器14へ移すという煩わしさを与えなくすることができる。すなわち、ドライバーの運転負荷を考慮した情報提示ができるという効果が期待できる。
【0054】
(3) ドライバーに警報を発令する追従制御情報警報器15を設けると共に、追従制御用コントローラ10に、先行車が変更されたとの判断に基づき、追従制御情報警報器15に対し警報作動指令を出力する先行車切替警報報知手段4を設けたため、ドライバーは先行車変更が生じたことを、視線を移動させることなく前方を注視しながら明確に認識することができる。
【0055】
(第2実施例)
第2実施例は、先行車切替り信号有りと判断された場合、切替り先行車が割込みによるものか、離脱によるものかによって待機時間を異なる時間に設定するようにした例である。
【0056】
構成を説明すると、第2実施例の追従制御情報表示器としては、図5〜図8に示す追従制御情報表示器24と、図9〜図12に示す追従制御情報表示器34との2通りものを用いている。
【0057】
前記追従制御情報表示器24は、図5〜図8に示すように、自車両の位置を示す自車位置マーク24a(自車位置表示部)と、遠方の先行車の位置を示す先行車位置マーク24b(先行車表示部)および近い先行車の位置を示す先行車位置マーク24b’(先行車表示部)と、近い先行車マーク24b’の両側位置に変更先行車の位置を表示する変更先行車位置マーク24c,24c(変更先行車表示部)と、変更先行車の割込方向を示す割込方向マーク24d,24d(変更方向を示す変更先行車表示部)と、変更先行車の離脱方向を示す離脱方向マーク24e,24e(変更方向を示す変更先行車表示部)と、設定車速表示部24fと、メインスイッチ通電表示部24gと、設定車間表示部24hと、車間自動システム故障表示部24iと、を有する。
【0058】
前記追従制御情報表示器34は、図9〜図12に示すように、自車両の位置を示す自車位置マーク34a(自車位置表示部)と、先行車の位置を示す先行車位置マーク34b(先行車表示部)と、変更先行車の位置を先行車マーク34bの下側位置に表示する変更先行車位置マーク34c(変更先行車表示部)と、変更先行車の割込方向を示す割込方向マーク34d,34d(変更方向を示す変更先行車表示部)と、変更先行車の離脱方向を示す離脱方向マーク34e,34e(変更方向を示す変更先行車表示部)と、設定車速表示部34fと、メインスイッチ通電表示部34gと、設定車間表示部34hと、車間自動システム故障表示部34iと、を有する。
【0059】
なお、第2実施例の車間追従制御用情報提示装置における他の構成は、図1及び図2に示す第1実施例装置の構成と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
【0060】
次に、作用を説明する。
【0061】
[車間追従制御用情報提示作用]
車間追従制御用情報提示作用を図4に基づいて説明する。
【0062】
まず、図4のステップS20において、先行車切替検出手段3において、先行車が切り替わったと検出されると、次のステップS21において、その先行車切替りが割込み車両による先行車切替りか、先行車が離脱したことによる先行車切替りかが判別される。そして、その先行車切替りが割込み車両による場合は、ステップS22→ステップS23へと進み、先行車切替情報提示パターン1により先行車切替り状態の情報を提示する。一方、先行車切替りが先行車が離脱したことによる場合は、ステップS24→ステップS25へと進み、先行車切替情報提示パターン2により先行車切替り状態の情報を提示する。
【0063】
前記先行車切替情報提示パターン1は、先行車切替り検出からの経過時間Tsが切替表示提示待機時間Tdwとなったときに、定常状態表示から割込みに対する切替り状態表示に切り替わり、割込みに対する切替り状態表示の開始からの経過時間Tcが一定時間Tfwとなったときに、切り替わり状態表示を終了し、再び定常的な先行車追従状態表示に戻す。
【0064】
一方、前記先行車切替情報提示パターン2は、先行車切替り検出からの経過時間Tsが切替表示提示待機時間Tdr(<Tdw)となったときに、定常状態表示から離脱に対する切替り状態表示に切り替わり、離脱に対する切替り状態表示の開始からの経過時間Tcが一定時間Tfr(>Tfw)となったときに、切り替わり状態表示を終了し、再び定常的な先行車追従状態表示に戻す。
【0065】
ここで、切替表示提示待機時間Tdr<Tdwの関係が何故必要であるかについて簡単に説明する。切替表示提示待機時間TdrとTdwは、先行車の切替直後は、ドライバーは前方に対する注意が高く、例え切替り直後に先行車切替り状態の表示を開始しても、ドライバーはその表示を先行車切替り直後に視線を移して見ることができないケースが多い。そこで、予め待機時間Tdを設けることで、ドライバーに表示が切り替わったことを、余裕を持って認知してもらうことができる。そして、割込み時と先行車が離脱した時の状況を考えると、通常は明らかに割込み時の先行車切替り状況の方が、前方に対する注意時間が必要であると考えられる。そこで、切替表示提示待機時間を、Tdr<Tdwというように、割込み状況における待機時間Tdwを長くしているのである。
【0066】
[先行車変更の表示例]
以下、先行車割込みシーンと先行車離脱シーンとを図5〜図8に示す追従制御情報表示器24における表示例と、図9〜図12に示す追従制御情報表示器34における表示例により説明する。
【0067】
・先行車割込みシーン例1(図5)
この例は、自車両と先行車との間に左方から車両が割り込んできた場合の例である。まず、遠方にいる先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク24aと先行車位置マーク24bとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図5上段)。
そして、高速道路等の合流地点のように、左方から車両が割り込んできて、その割込み車両を車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdwを経過すると、所定時間Tiまでの間は、左側の変更先行車位置マーク24cと、その下にある割込方向マーク24dとを点灯し、左方からの車両割込みであることを報知する(図5中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク24b’を点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、左方からの割込みが完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク24b,24c,24dを消し、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク24b’を点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図5下段)。
【0068】
・先行車割込みシーン例2(図6)
この例は、自車両と先行車との間に右方から車両が割り込んできた場合の例である。まず、遠方にいる先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク24aと先行車位置マーク24bとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図6上段)。
そして、高速道路の追い越し車線からの割込み等のように、右方から車両が割り込んできて、その割込み車両を車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdwを経過すると、所定時間Tiまでの間は、右側の変更先行車位置マーク24cと、その下にある割込方向マーク24dとを点灯し、右方からの車両割込みであることを報知する(図6中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク24b’を点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、右方からの割込みが完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク24b,24c,24dを消し、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク24b’を点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図6下段)。
【0069】
・先行車離脱シーン例1(図7)
この例は、自車両の直ぐ前の先行車が左方に離脱した場合の例である。まず、近くの先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク24aと先行車位置マーク24b’とが点灯している定常的な追従状態の表示である(図7上段)。
そして、高速道路での出口地点等のように、左方へ先行車が離脱し、その離脱車両の前方にいた車両を新たに先行車として車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdrを経過すると、所定時間Tiまでの間は、左側の変更先行車位置マーク24cと、その上にある離脱方向マーク24eとを点灯し、左方への車両離脱であることを報知する(図7中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク24bを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、左方への離脱が完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク24b’,24c,24eを消し、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク24bを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図7下段)。
【0070】
・先行車離脱シーン例2(図8)
この例は、自車両の直ぐ前の先行車が右方に離脱した場合の例である。まず、近くの先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク24aと先行車位置マーク24b’とが点灯している定常的な追従状態の表示である(図8上段)。
そして、高速道路での追い越し車線への離脱のように、右方へ先行車が離脱し、その離脱車両の前方にいた車両を新たに先行車として車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdrを経過すると、所定時間Tiまでの間は、右側の変更先行車位置マーク24cと、その上にある離脱方向マーク24eとを点灯し、右方への車両離脱であることを報知する(図8中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク24bを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、右方への離脱が完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク24b’,24c,24eを消し、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク24bを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図8下段)。
【0071】
・先行車割込みシーン例1(図9)
この例は、自車両と先行車との間に左方から車両が割り込んできた場合の例である。まず、遠方にいる先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク34aと先行車位置マーク34bとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図9上段)。
そして、高速道路等の合流地点のように、左方から車両が割り込んできて、その割込み車両を車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdwを経過すると、所定時間Tiまでの間は、左側の割込方向マーク34dを点灯し、左方からの車両割込みであることを報知する(図9中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たに割り込んできた先行車を示す先行車位置マーク34cを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、左方からの割込みが完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク34b,34dを消し、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク34cを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図9下段)。
【0072】
・先行車割込みシーン例2(図10)
この例は、自車両と先行車との間に右方から車両が割り込んできた場合の例である。まず、遠方にいる先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク34aと先行車位置マーク34bとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図10上段)。
そして、高速道路の追い越し車線からの割込み等のように、右方から車両が割り込んできて、その割込み車両を車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdwを経過すると、所定時間Tiまでの間は、右側の割込方向マーク34dを点灯し、右方からの車両割込みであることを報知する(図10中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たに割り込んできた先行車を示す先行車位置マーク34cを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、右方からの割込みが完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク34b,34dを消し、新たに割り込んできた先行車を示す近い先行車位置マーク34cを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図10下段)。
【0073】
・先行車離脱シーン例1(図11)
この例は、自車両の直ぐ前の先行車が左方に離脱した場合の例である。まず、近くの先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク34aと近い先行車位置マーク34cとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図11上段)。
そして、高速道路での出口地点等のように、左方へ先行車が離脱し、その離脱車両の前方にいた車両を新たに先行車として車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdrを経過すると、所定時間Tiまでの間は、左側の離脱方向マーク34eを点灯し、左方への車両離脱であることを報知する(図11中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク34bを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、左方への離脱が完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク34c,34eを消し、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク34bを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図11下段)。
【0074】
・先行車離脱シーン例2(図12)
この例は、自車両の直ぐ前の先行車が右方に離脱した場合の例である。まず、近くの先行車を車間距離センサ8により捕捉している追従状態であり、表示は、自車位置マーク34aと遠方の先行車位置マーク34bとが点灯している定常的な追従状態の表示である(図12上段)。
そして、高速道路の追い越し車線への離脱等のように、右方へ先行車が離脱し、その離脱車両の前方にいた車両を新たに先行車として車間距離センサ8により捕捉すると、先行車が切り替わったと判断される。このとき、先行車切替り警報が一時的に報知される。そして、切替信号発生から待機時間Tdrを経過すると、所定時間Tiまでの間は、右側の離脱方向マーク34eを点灯し、右方への車両離脱であることを報知する(図12中段)。
そして、所定時間Tiから一定時間Txまでは、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク34bを点滅することで先行車が切り替わっている状態であることを報知する。
そして、右方への離脱が完了する一定時間Txが経過すると、それ以降は、点灯していたマーク34c,34eを消し、新たな先行車を示す遠方の先行車位置マーク34bを点滅から点灯に変え、定常状態の先行車表示へ移行する(図12下段)。
【0075】
次に、効果を説明する。
この第2実施例の車間追従制御用情報提示装置にあっては、第1実施例の(1),(3)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
【0076】
(4) 先行車切替状態表示提示手段5は、割込時の待機時間Tdwを離脱時の待機時間Tdrに比べて長く設定したため、割込時であるか離脱時であるかにかかわらず、ドライバーの感覚に合致した待機時間経過後に、先行車の変更をドライバーが余裕を持って確認することができる。
すなわち、割込み時と離脱時における先行車切替え直後では、ドライバーが切替り状況に対する前方への注意時間が異なること、つまり、割込み車両による先行車切替り状態では離脱による先行車切替り状態と比して、その割込み車両の挙動の変化が大きいことが予想され、ドライバーは、通常、前方への注意を高めている状況であり、その前方注意時間の違いを考慮して、警報後から切替り状態表示を行う待機時間を割込み時に長くすることにより、ドライバーの前方注意が完了した時点で状態表示を確認しても、余裕を持って状態確認ができ、適正な情報提示ができるという効果が期待できる。
【0077】
(5) 先行車切替状態表示提示手段5は、待機時間TdwまたはTdrを経過した後、変更先行車の位置と方向を表示するマークを一定時間Tiが経過するまで点灯させ、点灯終了後、所定時間Txが経過するまで新たな先行車の位置を示すマークを点滅させようにしたため、先行車変更が生じたことをより明確に認識することができる。すなわち、先行車が切り替わった直後からの経過時間に応じて、ドライバーが必要とする情報だけを順次提供することにより、より効率的な情報提供をすることができるという効果が期待できる。
【0078】
(第3実施例)
この第3実施例は、車間距離の変化が自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間を延長するようにした例である。
【0079】
構成については、第1実施例及び第2実施例で示した装置と同様であるので図示並びに説明を省略する。
【0080】
次に、作用を説明する。
【0081】
[車間追従制御用情報提示処理]
図13は第3実施例装置の追従制御用コントローラ10で実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。このフローチャートはセットスイッチONからスタートする。
【0082】
ステップS31では、車間追従制御中か否かが判断され、YESの場合はステップS32へ移行し、NOの場合は終了へ移行する。
【0083】
ステップS32では、車間距離センサ8からの送受信時間に基づいて、先行車切替前の車間距離Xbを検出し、ステップS33へ移行する(車間距離検出手段)。
【0084】
ステップS33では、先行車切替信号が有りか否かが判断され、先行車切替信号が有りの場合はステップS34へ移行し、先行車切替信号無しの場合はステップS31へ戻る。
【0085】
ステップS34では、ステップS33での先行車切替信号が有りという判断に基づいて、車間距離センサ8からの送受信時間に基づいて、先行車切替後の車間距離Xaを検出し、ステップS35へ移行する(車間距離検出手段)。
【0086】
ステップS35では、先行車切替後の車間距離Xaと、先行車切替前の車間距離Xbとにより、車間距離変化X(=Xa−Xb)が算出され、ステップS36へ移行する。
【0087】
ステップS36では、車間距離変化Xが車間距離変化設定値X0以下か否かが判断され、X≦X0で先行車への接近を示す場合はステップS37へ移行し、X>X0で先行車への接近を示さない場合はステップS38へ移行する。
【0088】
ステップS37では、切替り表示提示待機時間TdがTds1に設定され、ステップS39へ移行する。
【0089】
ステップS38では、切替り表示提示待機時間TdがTdL1(<Tds1)に設定され、ステップS39へ移行する。
【0090】
ステップS39では、追従制御情報警報器15により警報音を報知する。この警報音報知開始により表示開始タイマー値Ts(初期値はTs=0)の起動を開始する。
【0091】
ステップS40では、先行車切替信号検出から切替り表示提示待機時間Tds1またはTdL1を経過すると、先行車切替り状態表示が、切替り状態表示提示時間Txの間にわって実行される。
【0092】
ステップS41では、追従制御情報表示器14による切替り状態表示を終了して制御定常状態表示に戻る。
【0093】
[車間追従制御用情報提示作用]
自車両の前方の車両が離脱し、前方の車両の前を走行していた車両が新たな先行車となる時等で、例えば、切替前の車間距離Xbに比べて切替後の車間距離Xaが長くなるような場合には、車間距離変化XがX0を超えることになり、図13のフローチャートにおいて、ステップS31→ステップS32→ステップS33→ステップS34→ステップS35→ステップS36→ステップS38→ステップS39→ステップS40→ステップS41へ進む流れとなる。
【0094】
そして、ステップS38において、切替り表示提示待機時間TdがTdL1(<Tds1)に設定され、先行車切替信号から短い待機時間TdL1の経過した後、ステップS40において、切替り状態が表示される。
【0095】
一方、自車両と先行車との間に車両が割込み、この割込み車両が新たな先行車となる時等で、例えば、切替前の車間距離Xbに比べて切替後の車間距離Xaが短くなるような場合には、車間距離変化XがX0以下または負の値となり、図13のフローチャートにおいて、ステップS31→ステップS32→ステップS33→ステップS34→ステップS35→ステップS36→ステップS37→ステップS39→ステップS40→ステップS41へ進む流れとなる。
【0096】
そして、ステップS37において、切替り表示提示待機時間TdがTds1(>TdL1)に設定され、先行車切替信号から長い待機時間TdL1の経過後、ステップS40において、切替り状態が表示される。
【0097】
ここで、切替り表示提示待機時間Tdを、新たな先行車が元の先行車より接近する場合の待機時間Tds1を、新たな先行車が元の先行車より遠くなる場合の待機時間TdL1より長く設定したのは、新たな先行車が元の先行車より接近する場合には、ドライバーの前方への注意が、新たな先行車が元の先行車より遠くなる場合に比べ、より大きくなると考えられるからである。
【0098】
そして、切替り状態表示に関しては、車間距離変化Xに関係なく、一定時間Txの間提示するものである。
【0099】
次に、効果を説明する。
第3実施例の車間追従制御用情報提示装置にあっては、上記第1実施例の(1),(2),(3)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
【0100】
(6)自車両と先行車との車間距離Xa,Xbを検出する車間距離検出ステップS32およびS34を設け、先行車切替状態表示提示手段5は、車間距離変化Xが自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間Tds1を延長するようにしたため、割込みか離脱かという先行車の切替り状況によらず、切り替わった先行車との車間距離に応じたドライバーの前方に対する注意時間に対応した切替り状態表示を開始することができ、ドライバーが前方注意を完了した時点で状態表示を確認しても、余裕を持って状態確認ができ、適正な情報提示ができるという効果が期待できる。
【0101】
(第4実施例)
この第4実施例は、自車両と先行車との相対車速の変化が自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間を延長するようにした例である。
【0102】
構成については、第1実施例及び第2実施例で示した装置と同様であるので図示並びに説明を省略する。
【0103】
次に、作用を説明する。
【0104】
[車間追従制御用情報提示処理]
図14は第4実施例装置の追従制御用コントローラ10で実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。このフローチャートはセットスイッチONからスタートする。
【0105】
ステップS51では、車間追従制御中か否かが判断され、YESの場合はステップS52へ移行し、NOの場合は終了へ移行する。
【0106】
ステップS52では、車間距離センサ8からの送受信時間に基づいて、先行車切替前の車間距離Xbを検出し、この車間距離Xbの微分演算により切替前の相対速度Vbを検出し、ステップS53へ移行する(相対速度検出手段)。
【0107】
ステップS53では、先行車切替信号が有りか否かが判断され、先行車切替信号が有りの場合はステップS54へ移行し、先行車切替信号無しの場合はステップS51へ戻る。
【0108】
ステップS54では、ステップS53での先行車切替信号が有りという判断に基づいて、車間距離センサ8からの送受信時間に基づいて、先行車切替後の車間距離Xaを検出し、この車間距離Xaの微分演算により切替後の相対速度Vaを検出し、ステップS55へ移行する(相対速度検出手段)。
【0109】
ステップS55では、先行車切替後の相対速度Vaと、先行車切替前の相対速度Vbとにより、相対速度変化V(=Va−Vb)が算出され、ステップS56へ移行する。
【0110】
ステップS56では、相対速度変化Vが相対速度変化設定値V0以下か否かが判断され、V≦V0で先行車への接近を示す場合はステップS57へ移行し、V>V0で先行車への接近を示さない場合はステップS58へ移行する。
【0111】
ステップS57では、切替り表示提示待機時間TdがTds2に設定され、ステップS59へ移行する。
【0112】
ステップS58では、切替り表示提示待機時間TdがTdL2(<Tds2)に設定され、ステップS59へ移行する。
【0113】
ステップS59では、追従制御情報警報器15により警報音を報知する。この警報音報知開始により表示開始タイマー値Ts(初期値はTs=0)の起動を開始する。
【0114】
ステップS60では、先行車切替信号検出から切替り表示提示待機時間Tds2またはTdL2を経過すると、先行車切替り状態表示が、切替り状態表示提示時間Txの間にわって実行される。
【0115】
ステップS61では、追従制御情報表示器14による切替り状態表示を終了して制御定常状態表示に戻る。
【0116】
[車間追従制御用情報提示作用]
切替後の新たな先行車が加速したり、切替後の新たな先行車に対し自車両が減速するような状況等で、例えば、自車両に対し新たな先行車が離れてゆくような場合には、相対速度変化VがV0を超えることになり、図14のフローチャートにおいて、ステップS51→ステップS52→ステップS53→ステップS54→ステップS55→ステップS56→ステップS58→ステップS59→ステップS60→ステップS61へ進む流れとなる。
【0117】
そして、ステップS58において、切替り表示提示待機時間TdがTdL2(<Tds2)に設定され、先行車切替信号から短い待機時間TdL2の経過した後、ステップS60において、切替り状態が表示される。
【0118】
一方、切替後の新たな先行車が減速したり、切替後の新たな先行車に対し自車両が加速するような状況等で、例えば、自車両が新たな先行車に接近してゆくような場合には、相対速度変化VがV0以下または負の値となり、図14のフローチャートにおいて、ステップS51→ステップS52→ステップS53→ステップS54→ステップS55→ステップS56→ステップS57→ステップS59→ステップS60→ステップS61へ進む流れとなる。
【0119】
そして、ステップS57において、切替り表示提示待機時間TdがTds2(>TdL2)に設定され、先行車切替信号から長い待機時間TdL2の経過後、ステップS60において、切替り状態が表示される。
【0120】
ここで、切替り表示提示待機時間Tdを、新たな先行車に対し接近する場合の待機時間Tds2を、新たな先行車に対し遠ざかる場合の待機時間TdL2より長く設定したのは、新たな先行車に対し接近する場合には、ドライバーの前方への注意が、新たな先行車に対し遠ざかる場合に比べ、より大きくなると考えられるからである。
【0121】
そして、切替り状態表示に関しては、相対速度変化Vに関係なく、一定時間Txの間提示するものである。
【0122】
次に、効果を説明する。
第4実施例の車間追従制御用情報提示装置にあっては、上記第1実施例の(1),(2),(3)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
【0123】
(7) 自車両と先行車との相対速度Va,Vbを検出する相対速度検出ステップS52およびS54を設け、先行車切替状態表示提示手段5は、相対速度変化Vが自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間Tds2を延長するようにしたため、相対速度変化Vをみることで先行車切替り後の切替り状況の変化、すなわち、相対速度変化Vが一定値V0以下のように、切替り後、自車両に接近してくる可能性があるシーンを推測して、ドライバーの前方に対する注意時間に対応した切替り状態表示を開始することができ、ドライバーが前方注意が完了した時点で状態表示を確認しても、余裕を持って状態確認ができ、適正な情報提示ができるという効果が期待できる。
【0124】
以上、本発明の車間追従制御用情報提示装置を第1実施例〜第4実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0125】
例えば、先行車の切替り状態を表示する表示手段としては、変更先行車位置と変更方向を表示するものであれば、実施例にて示した以外にも様々な態様の表示手段とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車間追従制御用情報提示装置を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の車間追従制御用情報提示装置が適用された具体例としての車間追従制御システムを示す図である。
【図3】第1実施例装置の追従制御用コントローラで実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】第2実施例装置の追従制御用コントローラで実行される車間追従制御用情報提示処理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器24を用いた場合の先行車割込みシーン例1を示す作用説明図である。
【図6】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器24を用いた場合の先行車割込みシーン例2を示す作用説明図である。
【図7】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器24を用いた場合の先行車離脱シーン例1を示す作用説明図である。
【図8】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器24を用いた場合の先行車離脱シーン例2を示す作用説明図である。
【図9】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器34を用いた場合の先行車割込みシーン例1を示す作用説明図である。
【図10】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器34を用いた場合の先行車割込みシーン例2を示す作用説明図である。
【図11】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器34を用いた場合の先行車離脱シーン例1を示す作用説明図である。
【図12】第2実施例装置で表示手段として追従制御情報表示器34を用いた場合の先行車離脱シーン例2を示す作用説明図である。
【図13】第3実施例装置の追従制御用コントローラで実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】第4実施例装置の追従制御用コントローラで実行される車間追従制御用情報提示処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 距離センサ(先行車検出手段)
2 車速センサ
3 先行車切替検出手段(先行車変更判断手段)
4 先行車切替警報報知手段(先行車警報制御手段)
5 先行車切替状態表示提示手段(先行車表示制御手段)
6 セットスイッチ
7 キャンセルスイッチ
8 車間距離センサ
9 車両信号送出手段
10 追従制御用コントローラ
11 エンジン出力制御装置
12 変速機制御装置
13 制動制御装置
14 追従制御情報表示器(表示手段)
14a 自車位置マーク(自車位置表示部)
14b 先行車位置マーク(先行車表示部)
14c 変更先行車位置マーク(変更先行車表示部)
14d 割込方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)
14e 離脱方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)
15 追従制御情報警報器(警報手段)
24 追従制御情報表示器(表示手段)
24a 自車位置マーク(自車位置表示部)
24b,24b’ 先行車位置マーク(先行車表示部)
24c 変更先行車位置マーク(変更先行車表示部)
24d 割込方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)
24e 離脱方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)
34 追従制御情報表示器(表示手段)
34a 自車位置マーク(自車位置表示部)
34b 先行車位置マーク(先行車表示部)
34c 変更先行車位置マーク(変更先行車表示部)
34d 割込方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)
34e 離脱方向マーク(変更方向を示す変更先行車表示部)

Claims (7)

  1. 自車両前方の先行車を検出する先行車検出手段と、
    自車両の位置を示す自車位置表示部と、先行車の位置を示す先行車位置表示部と、を有する表示手段と、
    先行車の検出に基づいて、前記先行車位置表示部の作動を制御する先行車表示制御手段と、
    を備えた車間追従制御用情報提示装置において、
    前記先行車検出手段にて検出された先行車が変更されたことを判断する先行車変更判断手段を設け、
    前記表示手段に、先行車表示部の隣接位置に変更先行車位置と変更方向を表示する変更先行車表示部を設けると共に、
    前記先行車表示制御手段は、前記先行車変更判断手段により先行車が変更されたとの判断に基づき、新たな割込先行車、若しくは、離脱先行車の挙動に応じた変更先行車位置と変更方向を示す表示指令を前記変更先行車表示部に出力することを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  2. 請求項1に記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    前記先行車表示制御手段は、先行車が変更であるとの判断時、判断時点から変更先行車表示部への表示開始までに待機時間を設けることを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  3. 請求項2に記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    前記先行車表示制御手段は、割込時の待機時間を離脱時の待機時間に比べて長く設定することを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  4. 請求項2に記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    自車両と先行車との車間距離を検出する車間距離検出手段を設け、
    前記先行車表示制御手段は、車間距離の変化が自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間を延長することを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  5. 請求項2に記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    自車両と先行車との相対車速を検出する相対車速検出手段を設け、
    前記先行車表示制御手段は、相対車速の変化が自車両と先行車との接近を示す場合は、待機時間を延長することを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  6. 請求項2ないし請求項5の何れかに記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    前記先行車表示制御手段は、待機時間を経過した後、変更先行車の位置と方向を表示する変更先行車表示部を一定時間が経過するまで点灯させ、点灯終了後、所定時間が経過するまで新たな先行車の位置を示す先行車表示部を点滅させることを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れかに記載された車間追従制御用情報提示装置において、
    ドライバーに警報を発令する警報手段を設けると共に、
    前記先行車変更判断手段により先行車が変更されたとの判断に基づき、前記警報手段に対し警報作動指令を出力する先行車警報制御手段を設けたことを特徴とする車間追従制御用情報提示装置。
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