JP2004056752A - 画像処理装置と画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理において高精度の像域識別を行う。
【解決手段】画像処理装置における像域識別部において、網点領域判別結果、線幅判別結果、色判別結果、第1エッジ検出結果、および第2エッジ検出結果を、それぞれ論理値に置き換えて判別して像域識別結果を出力する。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、原稿上のカラー画像を読み取って、その複製画像を形成するデジタルカラー複写機において、入力されたカラー画像に対して画像処理を行う画像処理装置と画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カラー複写機は、原稿上のカラー画像をカラーラインCCDセンサなどにより色分解して読み取り、これをカラーのトナーやインクなどの色材の信号に変換して印刷している。この変換を本明細書では色変換と記述する。
【0003】
色変換では、カラー画像の色分解信号R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に対して所定の演算を行うことにより、色材の信号C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロウ)に変換する。
【0004】
従来、このようなカラー複写機では、R,G,Bのカラー画像信号を用いて、各注目画素が文字あるいは線画であるか否かを判別している。
【0005】
しかしながら、高解像度のR,G,Bのカラー画像信号を用いて像域識別を行うため、色のずれによって黒の文字/線画の識別エラーが発生する可能性が大きく、高精度の像域識別を行うことが難しかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、高解像度のR,G,Bのカラー画像信号を用いて像域識別を行うため、色のずれによって黒の文字/線画の識別エラーが発生する可能性が大きく、高精度の像域識別を行うことが難しいという問題があった。
【0007】
そこで、この発明は、高精度の像域識別を行うことのできる画像処理装置と画像処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像処理装置は、1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置であって、上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する検出部と、上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が有彩色であるか無彩色であるかを判別する色判別部と、上記検出部からの検出結果と上記色判別部からの判別結果とから当該注目画素が黒線画か否かを判別する黒線画判別部とから構成されている。
【0009】
この発明の画像処理方法は、1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が有彩色であるか無彩色であるかを判別し、上記第1の画像信号における検出結果と上記第2の画像信号における判別結果とから当該注目画素が黒線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
図1は、この発明の画像処理装置に係る画像形成装置10の概略構成を示すものである。
【0012】
すなわち、画像形成装置10は、システム制御部1、スキャナ部2、画像処理装置3、プリンタ部4、機構制御部5、及びユーザI/F部6とから構成されている。
【0013】
システム制御部1は、システム全体の制御を行う。
【0014】
スキャナ部2は、原稿を光源により照射しながら原稿を走査して原稿からの反射光を後述する4ラインカラーCCDセンサにより画像を読み取る。
【0015】
画像処理装置3は、スキャナ部2で読み取られた画像データに対してγ補正、色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処理、階調補正処理などの処理を行う。
【0016】
プリンタ部4は、画像処理部3からの画像データに基づいて画像を形成する。
【0017】
機構制御部5は、本装置を構成する各ユニットの機構を制御する。
【0018】
ユーザI/F部6は、ユーザが本装置の動作設定の入力および設定画面を表示する。
【0019】
図2は、画像形成装置10の内部構成を概略的に示している。この画像形成装置10は、スキャナ部2とプリンタ部4とから構成されている。
【0020】
スキャナ部2の上面には、読取対象物、つまり原稿が載置される透明なガラスからなる原稿載置台(原稿読み取り台)205が設けられている。また、スキャナ部2の上面には、原稿載置台205上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置(ADF)17が配設されている。この自動原稿送り装置17は、原稿載置台205に対して開閉可能に配設され、原稿載置台205に載置された原稿を原稿載置台205に密着させる原稿押えとしても機能する。
【0021】
スキャナ部2は、原稿画像をR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白黒)のそれぞれに対して1ライン単位に読み取る4ラインカラーCCDセンサ201、原稿上のライン画像を4ラインカラーCCDセンサ201に導くための第1のミラー202、第2のミラー203、第3のミラー204、原稿載置台205、第1ミラーの近接部には原稿の読み取りラインの反射光を得るための光源(図中は省略)により構成される。
【0022】
プリンタ部4は、レーザダイオード(LD)11を有する画像書き込み部12、感光体ドラム13、各色のトナーを付着させて顕像化させる現像部14、感光体ドラム13上に作られた画像を転写ベルト上に再転写させる中間転写部15、感光体ドラム13上に形成された像を転写紙に転写する転写部16、定着ローラと加圧ローラとを有して熱定着を行う定着部18、転写紙を給紙する給紙部19、自動両面装置(ADU)20、手差し給紙部21、排紙部22、及び搬送路切替ゲート23によって構成される。
【0023】
自動原稿送り装置17は、原稿置き台1701、原稿排紙台1702、原稿送りベルト1703によって構成されている。原稿置き台1701に原稿がセットされ、原稿送りベルト1703によって原稿置き台1701上の原稿が自動給紙、自動排紙される。排紙の際、原稿は原稿排紙台1702に排紙される。
【0024】
次に、このような構成において、画像形成装置10の画像形成動作を図1、2を参照して説明する。
【0025】
システム制御部1は、画像形成装置10の全体を制御する。
【0026】
まず、スキャナ部2により、原稿が図示しない光源に照射されながら走査され、この原稿からの反射光が4ラインカラーCCDセンサ201で受光され、この原稿の画像データが画像処理部3に送られる。
【0027】
画像処理部3は、送られた画像データをγ補正、色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処理、階調補正処理などの画像処理を行ってプリンタ部4に送信する。
【0028】
プリンタ部4は、LD11を駆動すると共に送信される画像データに応じてLD11を変調する。
【0029】
感光体ドラム13は、一様に帯電された後、LD11からのレーザビームにより潜像が書き込まれ、現像部14によりトナーが付着されて顕像化される。
【0030】
感光体ドラム13上に作られた画像は、中間転写部15の中間転写ベルト上に再転写される。中間転写部15の中間転写ベルト上にはフルカラーコピーの場合、4色(黒、シアン、マゼンタ、イエロウ)のトナーが順次重ねられる。
【0031】
フルカラーの場合には、4色の作像および転写の工程が終了した時点で中間転写部15の中間転写ベルトとタイミングを合わせて、給紙部19(または手差し給紙トレイ21)より用紙が給紙され、転写部16で中間転写部15の中間転写ベルトから4色同時に用紙にトナーが転写される。
【0032】
単色コピーの場合には、1色(黒)のトナーが感光体ドラム13より転写ベルト上に転写される。フルカラーと同様に作像および転写の工程が終了した時点で中間転写部15の中間転写ベルトとタイミングを合わせて、給紙部19(または手差し給紙トレイ21)より用紙が給紙され、転写部16で中間転写部15の中間転写ベルトから用紙にトナーが転写される。
【0033】
トナーが転写された転写紙は、搬送路を経て定着部18に送られ、定着ローラと加圧ローラによって熱定着され、排紙部22に排紙される。
【0034】
また、コピーモード等の使用者による設定は、ユーザI/F部6から入力される。設定されたコピーモード等の操作モードは、システム制御部1に送られる。
【0035】
システム制御部1は、設定されたコピーモードを実行するための制御処理を行う。この時、システム制御部1からスキャナ部2、画像処理部3、プリンタ部4、機構制御部5、ユーザI/F部6等に対して制御指示を行う。さらに、システム制御部1は、図2に示すように自動両面装置20、自動原稿送り装置17等の各ユニットに対しても制御指示を行う。
【0036】
次に、自動両面装置(以下、ADUと記す)20の動作を図2を参照して説明する。本装置におけるADU20は以下の3つの機能を持っている。
【0037】
第1の機能は、定着されて印字面が上(以下、フェイスアップと記述する)となった用紙を、印字面を下(以下、フェイスダウンと記述する)にして排出するために用紙の裏表を反転する。
【0038】
すなわち、定着部18で定着された転写紙は、搬送路切替ゲート23によりADU20側に搬送され、用紙後端が切替ゲート23を過ぎた直後に搬送方向が反転され、排紙部22に排紙される。このとき、転写紙は、FIFOスタック1401にスタックされることはない。このようなフェイスダウン排紙は、原稿を1ページ目より順に処理する際、転写紙の印字面(転写面)と出力順を合わせるために必要となる。
【0039】
第2の機能は、定着され印字面を反転してADU20にスタックし、しかるべき排紙タイミングでスタックされた順に転写紙を取り出し、フェイスダウンで排紙する。
【0040】
すなわち、定着部18で定着された用紙は、搬送路切替ゲート23によりADU20側に搬送され、FIFOスタック1401にスタックされる。しかるべき排紙タイミングになった際、FIFOスタック1401よりスタックされた順(スタックの一番下より)に転写紙が取り出され、搬送路切替ゲート1402及び23を経由して排紙部22にフェイスダウンで排紙される。
【0041】
この動作は、本発明において、本来の排紙順序に対して先行して印字が完了した転写紙を一時的にFIFOスタックに退避し、本来の排紙タイミングとなった際に、FIFOスタックより取り出して排紙を行うためのものである。
【0042】
第3の機能は、自動的に両面印字を行うために印字面を反転し、転写紙を再度、転写部16に循環させる。
【0043】
すなわち、定着部18で定着された転写紙は、搬送路切替ゲート23によりADU20側に搬送され、FIFOスタック1401にスタックされる。さらに、この転写紙は、FIFOスタック1401にスタックされた直後に取り出され、搬送路切替ゲート1402により給紙搬送路に搬送され、再び転写部16に送られて裏面(非転写面)が転写される。そして、裏面が転写された転写紙は、定着部18で定着されて排紙部22に排紙される。
【0044】
なお、この発明における排紙順序の調整動作は、FIFOスタック1401を使用せずに両面印刷時の循環経路をスタックとして使用することによっても可能である。ただし、循環経路に必要な枚数の用紙を保持できることが条件となる。
【0045】
また、循環経路を使用した場合、FIFOスタック1401が不要(反転のための折り返し機構は必要)になり機構が簡略化できる反面、転写紙の転写部16と定着部18を再度通過するための時間的なロスが生じることになる。
【0046】
次に、自動原稿送り装置(以下、ADFと記述する)17を用いたスキャナ部2での画像読み取り動作について図2を参照して説明する。
【0047】
スキャナ部2は、4ラインカラーCCDセンサ201の読み取り位置を固定して原稿を移動させることにより原稿全面を読み取るシートスルー読み取りと、原稿を原稿載置台205に固定して、4ラインカラーCCDセンサ201の読み取り位置を移動させることにより原稿全面を読み取るフラットベッド読み取りの両読み取り方式に対応している。
【0048】
シートスルー読み取り時は、ミラー202、203、204が原稿載置台205上の固定位置(a)上の原稿画像を読み取るように配置され、原稿置き台1701上の原稿が原稿載置台205へ搬送されることによって原稿全面の読み取りを行っている。
【0049】
フラットベッド読み取り時は、原稿置き台1701上の原稿が原稿載置台205上へ搬送が完了した後、ミラー202、203、204が原稿載置台205に沿って移動(b)することにより原稿全面の読み取りを行っている。
【0050】
なお、シートスルー読み取り時、およびフラットベッド読み取り時においてもミラー202、203、204は、原稿の読み取り位置の原稿画像の反射光が4ラインカラーCCDセンサ201へ到達する間の光路長が一定となるように配置されている。特に、フラットベッド読み取り時における4ラインカラーCCDセンサ201の読み取り位置の移動時には、光路長が一定となるようそれぞれのミラー202、203、204が相対的に移動される。
【0051】
図3は、4ラインカラーCCDセンサ201の構成の概略を示している。
【0052】
4ラインカラーCCDセンサ201は、4色分(R:レッド、G:グリーン、B:ブルー、W:白黒)のラインセンサを有している。
【0053】
4ラインカラーCCDセンサ201は、高解像度の輝度センサであるW(白黒)センサ20wと、低解像度のRセンサ20r,Gセンサ20g,Bセンサ20bとから構成されている。
【0054】
各色のラインセンサの間隔は32μmでセンサの画素数に換算すると4ライン間隔となる。
【0055】
従って、等倍で原稿画像を読み取った場合、各色のラインセンサは原稿画像のそれぞれ4ラインずつ離れた画像を読み取ることになるので、原稿画像上の同一ラインの画像情報を得るためにはラインのずれをデータ上で補正する必要がある。
【0056】
原稿画像の同一ラインの読み取り順序がW、B、G、Rの順であるとすると、Rが現時点で読み取っている画像と同一ラインの画像データを得るためにはG画像を4ライン、B画像を8ライン、W画像を12ライン遅延させれば良い。
【0057】
また、読み取り位置の移動速度を1/4にして400%の拡大画像を得る際には、G画像を16ライン、B画像を32ライン、W画像を48ライン遅延させる必要があり、反対に移動速度を2倍にして50%の縮小画像を得る際にはG画像を2ライン、B画像を4ライン、W画像を6ライン遅延させれば良い。
【0058】
図4は、画像処理装置3の構成を概略的に示している。画像処理装置3は、像域識別部101、色変換部102、フィルタ部103、墨生成部104、γ補正部105、及び階調処理部106とから構成されている。
【0059】
画像処理装置3は、スキャナ部2から入力される画像信号に対し、文字・線画部分を判別し、その部分を強調してプリンタ部4へ出力する。
【0060】
スキャナ部2は、原稿載置台205の上に置かれた原稿を4ラインカラーCCDセンサ201で光学的に読取り、A/D変換ならびにレンジ補正を行ってW(白黒)、R(レッド)、G(グリーン)、およびB(ブルー)の画像信号を生成する。
【0061】
スキャナ部2で生成されたW,R,G,Bの画像信号は、像域識別部101ならびに色変換部102に入力される。
【0062】
像域識別部101は、入力されるW,R,G,Bの画像信号を用いて、原稿画像の各画素に対して文字・線画であるか否かを識別する。
【0063】
色変換部102は、入力されるW,R,G,Bの画像信号をプリンタ部4で画像形成のための成分色であるC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロウ)の色信号に画素毎に変換する。色変換部102から出力されるC,M,Yの色信号は、それぞれフィルタ部103に送られる。
【0064】
フィルタ部103は、入力されるC,M,Yの色信号のフィルタリング処理を行う。フィルタ部103から出力されるC,M,Yの色信号は、それぞれ墨生成部104に送られる。
【0065】
墨生成部104は、入力されるC,M,Yの色信号からK(ブラック)の信号を生成する。カラー印刷をする場合、3色のC,M,Yのインクからだと黒に近いグレーになってしまうので黒色部分を正確に黒い画素として印刷できるよう黒色部分の信号(K)を生成している。墨生成部104から出力されるC,M,Y,Kの信号は、γ補正部105に送られる。
【0066】
γ補正部105は、入力されるC,M,Y,Kの信号のγ補正を行う。γ補正部105から出力されるγ補正されたC,M,Y,Kの信号は、階調処理部106に送られる。
【0067】
階調処理部106は、入力されるC,M,Y,Kの信号をプリンタ部4の記録可能なビット数にあわせて例えば誤差拡散法等の処理を行う。階調処理部106から出力されるC,M,Y,Kの信号は、プリンタ部4に送られる。
【0068】
プリンタ部4は、入力されるC,M,Y,Kの信号に基づいて印刷出力する。
【0069】
次に、像域識別部101について説明する。
【0070】
図5は、本発明に係る像域識別部101の詳細な構成例を示すものである。すなわち、像域識別部101は、ラインメモリ31,32、網点領域判別部33、第1エッジ検出部34、線幅判別部35、第2エッジ検出部36、色判別部37、及び文字・線画判別部38とから構成されている。
【0071】
ラインメモリ31は、スキャナ部2から入力されるWの画像信号をFIFO(First In First Out)メモリに格納し、複数ラインを後段で同時に参照を可能とする。
【0072】
ラインメモリ32は、スキャナ部2から入力されるR,G,Bの画像信号をFIFO(First In First Out)メモリに格納し、複数ラインを後段で同時に参照を可能とする。
【0073】
網点領域判別部33は、ラインメモリ31に格納されたWの画像信号を用いて、局所領域毎に網掛け(印刷物などのスクリーン処理)されているか否かを判別する。
【0074】
第1エッジ検出部34は、ラインメモリ31に格納されたWの画像信号を用いて、注目画素周辺の画素値の勾配量を解析し、該注目画素がエッジであるか否かを判別する。
【0075】
線幅判別部35は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像信号を用いて、各注目画素が所定の線幅の線分内に存在するか否かを判別する。
【0076】
第2エッジ検出部36は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像信号を用いて、各注目画素周辺の画素値の勾配量を解析し、該注目画素がエッジであるか否かを判別する。
【0077】
色判別部37は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像信号を用いて、各注目画素の彩度を算出し、所定値との比較によって注目画素が有彩色であるか無彩色であるかを判別する。
【0078】
文字・線画判別部38は、網点領域判別部33、線幅判別部33、及び色判別部37の各判別結果に基づき、注目画素について、第1エッジ検出部34及び第2エッジ検出部36の検出結果により、黒色の文字・線画部分の画素であるか、黒以外の文字・線画部分の画素であるか、あるいは文字・線画部分の画素ではないかを判別する。
【0079】
次に、網点領域判別部33の処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0080】
網点領域判別部33は、ラインメモリ31に格納されたWの画像データから図7に示すようにM×N画素をラッチし、1〜Nのライン毎に主走査方向の画素値変化のピーク数を計数する(ステップS300)。なお、ピークとは、図8に示す点線で丸く囲った極大点と極小点である。
【0081】
一方、網点領域判別部33は、1〜Mのカラム毎に副走査方向のレベル変化のピーク数を計数する(ステップS301)。
【0082】
そして、網点領域判別部33は、主走査方向のピーク数の最大値、上記副走査方向のピーク数の最大値をそれぞれ所定値と比較する(ステップS302)。
【0083】
その結果、網点領域判別部33は、いずれかが真であれば当該領域を網点領域であると判定し(ステップS303)、どちらも真でなければ当該領域を非網点領域と判定する(ステップS304)。
【0084】
ただし、上述した処理は一例であり、本発明における網点領域判別は上述した処理方法に限定されるものではない。
【0085】
次に、第1エッジ検出部34の処理を図9のフローチャートを参照して説明する。図10および図11は、第1エッジ検出部34の処理概要を説明するための図である。
【0086】
第1エッジ検出部34は、ラインメモリ31に格納されたWの画像データから例えば注目画素を中心とする5×5画素をラッチし、図10および図11に示すようなエッジ検出フィルタを掛け、各フィルタの出力値をXおよびYとする(ステップS400)。
【0087】
ここで、図10は主走査方向(横方向)の、図11は副走査方向(縦方向)の、それぞれエッジ検出フィルタの一例である。
【0088】
第1エッジ検出部34は、上記各フィルタの出力値XとYとの和を2で割った値Z、および差を2で割った値Wを算出する(ステップS401)。
【0089】
続いて、第1エッジ検出部34は、Xの絶対値が所定値Tx1と等しいかより大きいか、かつYの絶対値が所定値Ty0未満であるかを判断し(ステップS402)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS407)。
【0090】
ステップS402で真でない場合、第1エッジ検出部34は、Yの絶対値が所定値Ty1と等しいかより大きいか、且つ、Xの絶対値が所定値Tx0未満であるかを判断し(ステップS403)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS407)。
【0091】
ステップS403で真でない場合、第1エッジ検出部34は、Zの絶対値が所定値Tz1と等しいかより大きいか、且つ、Wの絶対値が所定値Tw0未満であるかを判断し(ステップS404)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS407)。
【0092】
ステップS404で真でない場合、第1エッジ検出部34は、Wの絶対値が所定値Tw1と等しいかより大きいか、且つ、Zの絶対値が所定値Tz0未満であるかを判断し(ステップS405)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS407)。
【0093】
ステップS405で真でない場合、第1エッジ検出部34は、該注目画素を非エッジと判定する(ステップS406)。
【0094】
ただし、上述したエッジ検出処理は一例であり、本発明におけるエッジ検出は上述した処理内容に限定されるものではない。
【0095】
次に、線幅判別部35の処理を図12のフローチャートを参照して説明する。
【0096】
線幅判別部35は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像データから図13に示すM’×N’画素をラッチし、これらの画素をすべて所定の閾値により2値化(白黒分離)する(ステップS500)。
【0097】
さらに線幅判別部35は、2値化された各画素について、近傍に白画素が存在しない白画素の場合に黒画素へ変更する(ステップS501)。
【0098】
続いて線幅判別部35は、図13に示すような注目画素周辺の第1〜第4の領域においてそれぞれ白画素を計数する(ステップS502)。
【0099】
ここで、線幅判別部35は、注目画素が白画素であるか否かを判断し(ステップS503)、真であれば注目画素が所定幅以下の線分内に存在する画素ではないと判定する(ステップS506)。
【0100】
ステップS503で真でない場合、線幅判別部35は、第1〜第4の領域のいずれかにおいて白画素数が所定値以下であるか否かを判断し(ステップS504)、真であれば注目画素が所定幅以下の線分内に存在する画素ではないと判定する(ステップS506)。
【0101】
ステップS504で真でない場合、線幅判別部35は、注目画素が所定幅以下の線分内に存在する画素であると判定する(ステップS505)。
【0102】
ただし、上述した処理は一例であり、本発明における線幅判別は上述した処理内容に限定されるものではない。
【0103】
また、上述した処理を画像データの色(R,G,B)毎に行って判定結果を統合しても良いし、予めカラーの画像データから白黒の画像データを生成して判定を行っても良い。
【0104】
次に、第2エッジ検出部36の処理を図14のフローチャートを参照して説明する。図15〜18は、第2エッジ検出部36の処理概要を説明するための図である。
【0105】
第2エッジ検出部36は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像データから、例えば注目画素を中心とする5×5画素をラッチし、図15〜18に示すエッジ検出フィルタを掛け、各フィルタの出力値をX、Y、Z、およびWとする(ステップS600)。
【0106】
ここで、図15は主走査方向(横方向)、図16は副走査方向(縦方向)、図17は右下がり対角(\)方向、図18は右上がり対角(/)方向の、それぞれエッジ検出フィルタの一例である。
【0107】
続いて、第2エッジ検出部36は、Xの絶対値が所定値Tx1と等しいかより大きいか、かつYの絶対値が所定値Ty0未満であるかを判断し(ステップS601)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS606)。
【0108】
ステップS601で真でない場合、第2エッジ検出部36は、Yの絶対値が所定値Ty1と等しいかより大きいか、且つ、Xの絶対値が所定値Tx0未満であるかを判断し(ステップS602)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS606)。
【0109】
ステップS602で真でない場合、第2エッジ検出部36は、Zの絶対値が所定値Tz1と等しいかより大きいか、且つ、Wの絶対値が所定値Tw0未満であるかを判断し(ステップS603)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS606)。
【0110】
ステップS603で真でない場合、第2エッジ検出部36は、Wの絶対値が所定値Tw1と等しいかより大きいか、且つ、Zの絶対値が所定値Tz0未満であるかを判断し(ステップS604)、真であれば該注目画素をエッジと判定する(ステップS606)。
【0111】
ステップS604で真でない場合、第2エッジ検出部36は、該注目画素を非エッジと判定する(ステップS605)。
【0112】
ただし、上述したエッジ検出処理は一例であり、本発明におけるエッジ検出は上述した処理内容に限定されるものではない。
【0113】
また、この第2エッジ検出部36の処理内容は、第1エッジ検出部34と同様にしても良い。ただし、第1エッジ検出部34と第2エッジ検出部36とでは参照している画像の解像度が異なるため同様の処理内容であっても出力結果の意味は異なる。
【0114】
また、この第2エッジ検出部36のエッジ検出をカラー画像の色(RGB)毎に行って判定結果を統合しても良いし、予めカラー画像からモノクロ画像を生成して判定を行っても良い。
【0115】
次に、色判別部37の処理を図19のフローチャートを参照して説明する。図20は、色判別部37の処理概要を説明するための図である。
【0116】
まず、色判別部37は、ラインメモリ32に格納されたR,G,Bの画像データの各注目画素について、カラー画素値R,G,Bから輝度Yおよび色差I,Qへの変換を行う(ステップS700)。このR,G,BからY,I,Qへの変換は、図21に示す式のような線形マトリクス変換によって行うことができる。
【0117】
続いて、色判別部37は、変換した色差I,Qとの二乗和の平方根をとることにより彩度Sを算出する(ステップS701)。
【0118】
また、色判別部37は、変換した輝度Yの値をアドレスとしたルックアップテーブルを用いることなどによりYの値に応じた閾値Tsを求める(ステップS702)。
【0119】
そして、色判別部37は、彩度Sが求めた閾値Tsと等しいかより大きいかを判断し(ステップS703)、それが真であれば該注目画素を有彩色と判定し(ステップS704)、真でなければ該注目画素を無彩色と判定する(ステップS705)。
【0120】
このような処理により、図20に示すように、Y,I,Qの色空間におけるY軸近辺の画素を無彩色すなわちグレーであると判定することができる。
【0121】
次に、文字・線画判別部38における処理は、基本的に上述した複数の判別結果の論理演算で行うことができる。
【0122】
例えば、網点領域判別結果(0:非網点領域、1:網点領域)、線幅判別結果(0:所定幅の線分外、1:所定幅の線分内)、色判別結果(0:無彩色、1:有彩色)、第1エッジ検出結果(0:非エッジ、1:エッジ)、および第2エッジ検出結果(0:非エッジ、1:エッジ)を、それぞれ論理値に置き換え、図22に示すような判別処理を行う。
【0123】
図22において、例えば、網点領域判別結果が「0」、線幅判別結果が「1」、色判別結果が「0」、第1エッジ検出結果が「1」、第2エッジ検出結果が「0」であった場合、判別結果としての出力Dは、「黒文字・線画」となる。
【0124】
また、上記文字・線画判別結果の確度を高めるため、該注目画素の近傍画素の判別も並列して行い、それら全画素の判別結果を用いて該注目画素の判別を行うこともできる。
【0125】
次に、色変換部102について説明する。
【0126】
図23,24は、色変換部102の処理概要を説明するためのものである。図23に示すR,G,Bの色空間において定義された等間隔の格子点から、図24に示すC,M,Yの色空間における格子点へのLUT(ルックアップテーブル)による対応付けにより、R,G,Bの画像信号からC,M,Yの色信号への変換を行う。
【0127】
また、カラー画像信号は低解像度で入力されているため、この色変換部102において線形補間法などの方法により高解像度化する。ただし、色黒モードのときは、レンジ補正およびγ変換によって輝度信号から濃度信号への変換を行い、C,M,Yが等量のカラー画像信号として出力する。
【0128】
次に、フィルタ部103について説明する。
【0129】
フィルタ部103は、C,M,Yの色信号に対して、各色信号毎に各注目画素を中心とした画像領域内の画素値の重み付き線形和をとることにより空間フィルタを掛ける。
【0130】
図25に示すように、フィルタ部103は、特定の周波数帯域の利得を上げることにより、画像の鮮鋭度を向上させることなどを目的としている。ただし、文字・線画部分とは異なり、網点で構成された写真部分などは、網点の持つ周波数を強調してしまうとモアレの発生の原因となる。そのため、フィルタ部103は、像域識別部101の像域識別結果に応じてフィルタ特性の切り替えを行う。
【0131】
次に、黒生成部104について説明する。
【0132】
黒生成部104は、プリンタ部4において黒文字やシャドウ部などの再現性を高めるため、フィルタ部103から出力されるC,M,Yの色信号から黒成分(K)の色信号を生成する。この黒生成部104における処理としては、下記式のように、C,M,Y3色の最小値をKの値とし、C,M,Yの各値からKを引いた値を新たなC,M,Yの値とする方法がよく知られている。
【0133】
K=MlN(C,M,Y)
C’=C−K
M’=M−K
Y’=Y−K
また、像域識別部101の像域識別結果から黒文字・線画の部分については、下記式のようにC,M,Y3色の平均値をKの値とし、C,M,Yの値を全てゼロとする処理を行う。
【0134】
K=(C十M十Y)/3
C’=M’=Y’=0
次に、γ補正部105について説明する。
【0135】
γ補正部105は、C,M,Y,Kの色信号の階調特性とプリンタ部4における画像形成の階調特性との相違を吸収するため、図26に示す色毎の変換テーブルを用いて色信号値からインク量への変換を行う。
【0136】
ここで、像域識別部101の像域識別結果から文字・線画の部分については、鮮鋭度を上げるため、図27に示すように、よりコントラストを強めるような変換テーブルを用いる。
【0137】
次に、階調処理部106について説明する。
【0138】
階調処理部106は、プリンタ部4の画像形成における階調数が画像信号の階調数より小さい場合、所定数の画素を用いて擬似的に階調再現(面積変調)を行うためのディザリングを行う。
【0139】
例えば、256階調の画像信号を2階調のプリンタで出力する場合には、16×16画素を用いれば理論的に256階調(実際は257階調)を再現することが可能となる。
【0140】
ただし、像域識別部101の像域識別結果から文字・線画の部分に関しては、単純に面積変調を行うとエッジ構造が崩れてしまう。
【0141】
そこで、階調処理部106は、エッジ構造を保存するため、像域識別部101で文字・線画と判定された画素を単純2値化し、それ以外の画素のみを用いて階調再現を行う。
【0142】
最後に、プリンタ部4について説明する。
【0143】
プリンタ部4は、画像処理装置3から出力されるC,M,Y,Kの色信号に基づく分量のインクを紙に転写することにより画像形成を行う。
【0144】
なお、上記実施例の像域識別部101では、網点領域判別部33、第1エッジ検出部34、線幅判別部35、第2エッジ検出部36、色判別部37からの判別結果及び検出結果を用いて文字・線画判別部38で判別していたが、以下の組み合わせを用いても良い。
【0145】
第1エッジ検出部34からの検出結果と色判別部37からの色判別結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。この場合、低解像度のカラー画像信号を用いることで、スキャナ部2のレンズ収差などの影響が小さい色判別が可能となる。
【0146】
第1エッジ検出部34からの検出結果と第2エッジ検出部36からの検出結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。この場合、解像度特性の異なる画像信号を用いることで、よりロバストな線画判別が可能となる。
【0147】
網点領域判別部33からの網点領域判別結果と第2エッジ検出部36からの検出結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。あるいは、網点領域判別部33からの網点領域判別結果と第1エッジ検出部34からの検出結果と第2エッジ検出部36からの検出結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。この場合、高解像度の画像信号を用いて網点領域を精度良く判別し、低解像度の画像信号を用いて網点領域内の文字を精度良く検出することができる(低解像度の画像信号であれば網点が平滑化されているためである)。
【0148】
第1エッジ検出部34からの検出結果と線幅判別部35からの判別結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。あるいは、第1エッジ検出部34からの検出結果と第2エッジ検出部36からの検出結果と線幅判別部35からの判別結果とを用いて文字・線画判別部38で判別する。この場合、低解像度の画像信号を用いて少ないメモリ量で線幅判別を行い、太い線の輪郭のみが線画と判別されてしまうことを抑制することができる。高解像度の画像信号を用いれば細い線の検出精度が良く、逆に低解像度の画像信号を用いれば太い線の検出精度が良くなる。
【0149】
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、低解像度のカラー画像を用いることで、スキャナのレンズ収差などの影響が小さい色判別を可能とする。
【0150】
また、解像度特性の異なる画像を用いることで、よりロバストな線画判別が可能となる。
【0151】
さらに、高解像度の画像を用いて網点領域を精度良く判別し、低解像度の画像を用いて網点領域内の文字を精度良く検出することができる(低解像度の画像であれば網点が平滑化されている)。
【0152】
また、低解像度の画像を用いて少ないメモリ量で線幅判別を行い、太い線の輪郭のみが線画と判別されることを抑制することができる。
【0153】
また、高解像度の画像を用いれば細い線の検出精度を良くすることができ、逆に低解像度の画像を用いれば太い線の検出精度を良くすることができる。
【0154】
なお、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0155】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、高精度の像域識別を行うことのできる画像処理装置と画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像処理装置に係る画像形成装置の概略構成を示す図。
【図2】画像形成装置の内部構成を概略的に示す図。
【図3】4ラインカラーCCDセンサの構成の概略を示す図。
【図4】画像処理装置の構成を概略的に示す図。
【図5】本発明に係る像域識別部の詳細な構成例を示すブロック図。
【図6】網点領域判別部の処理を説明するためのフローチャート。
【図7】M×N画素を説明するための図。
【図8】ピークを説明するための図。
【図9】第1エッジ検出部の処理を説明するためのフローチャート。
【図10】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図11】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図12】線幅判別部の処理を説明するためのフローチャート。
【図13】M’×N’画素のラッチを説明するための図。
【図14】第2エッジ検出部の処理を説明するためのフローチャート。
【図15】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図16】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図17】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図18】エッジ検出フィルタの例を示す図。
【図19】色判別部の処理を説明するためのフローチャート。
【図20】色判別部の処理概要を説明するための図。
【図21】線形マトリクス変換を説明するための図。
【図22】文字・線画判別部の判別処理を説明するための図。
【図23】色変換部の処理概要を説明するための図。
【図24】色変換部の処理概要を説明するための図。
【図25】フィルタ部の処理を説明するための図。
【図26】色信号値からインク量への変換を説明するための図。
【図27】コントラストを強める変換テーブルを説明するための図。
【符号の説明】
1…システム制御部、2…スキャナ部、3…画像処理装置、4…プリンタ部、5…機構制御部、33…網点領域判別部、34…第1エッジ検出部、35…線幅判別部、36…第2エッジ検出部、37…色判別部、101…像域識別部、102…色変換部、103…フィルタ部、104…墨生成部、105…γ補正部、106…階調処理部

Claims (12)

  1. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が有彩色であるか無彩色であるかを判別する色判別部と、
    上記検出部からの検出結果と上記色判別部からの判別結果とから当該注目画素が黒線画か否かを判別する黒線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第1の検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第2の検出部と、
    上記第1の検出部からの検出結果と上記第2の検出部からの検出結果との一方または両方を用いて当該注目画素が線画か否かを判別する線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における各注目画素が網点領域に属するか否かを判別する領域判別部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する検出部と、
    上記領域判別部からの判別結果と上記検出部からの検出結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別する線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における各注目画素が網点領域に属するか否かを判別する領域判別部と、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第1の検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第2の検出部と、
    上記領域判別部からの判別結果と上記第1の検出部からの検出結果と上記第2の検出部からの検出結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別する線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が有彩色であるか無彩色であるかを判別し、
    上記第1の画像信号における検出結果と上記第2の画像信号における判別結果とから当該注目画素が黒線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  6. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第1の画像信号における検出結果と上記第2の画像信号における検出結果との一方または両方を用いて当該注目画素が線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  7. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における各注目画素が網点領域に属するか否かを判別し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第1の画像信号における判別結果と上記第2の画像信号における検出結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  8. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が所定の線分内に存在するか否かを判別し、
    上記第1の画像信号における検出結果と上記第2の画像信号における判別結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  9. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が所定の線分内に存在するか否かを判別し、
    上記第1の画像信号における検出結果と上記第2の画像信号における検出結果と上記判別結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  10. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理方法であって、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における各注目画素が網点領域に属するか否かを判別し、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを第1の検出部で検出し、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを第2の検出部で検出し、
    上記判別結果と上記第1の検出部からの検出結果と上記第2の検出部からの検出結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  11. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が所定の線分内に存在するか否かを判別する領域判別部と、
    上記検出部における検出結果と上記領域判別部における判別結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別する線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  12. 1つまたは複数のラインCCDセンサからなる第1の画像読取部と、異なる色特性を有する複数のラインCCDセンサからなる第2の画像読取部とを有して原稿の画像を読み取る画像読取装置から入力される複数の画像信号を処理する画像処理装置において、
    上記第1の画像読取部で読み取られる第1の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第1の検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素がエッジであるか否かを検出する第2の検出部と、
    上記第2の画像読取部で読み取られる第2の画像信号における注目画素が所定の線分内に存在するか否かを判別する領域判別部と、
    上記第1の検出部における検出結果と上記第2の検出部における検出結果と上記領域判別部の判別結果とを用いて当該注目画素が線画か否かを判別する線画判別部と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
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