JP2004050181A - ステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列 - Google Patents

ステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列 Download PDF

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伊藤 伸宏
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Abstract

【課題】粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列で生産性を向上するためにスラブの単位重量を増加する場合でも、従来の設備規模を変えずに対応でき、又、シート端部の不良部を減少させて歩留りを向上させる。
【解決手段】粗圧延機14とステッケル圧延機20とを有する熱間圧延設備列において、粗圧延機からステッケル圧延機に至るまでの被圧延材搬送路中に、巻取機30及び巻戻機32を設ける。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列及び該設備列による熱間圧延方法に関し、特にステッケル圧延機による仕上圧延の生産性及び製品品質を向上することのできるステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列及び該設備列による熱間圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄鋼材料を熱間圧延する設備の一つに、粗圧延機によりシート状に粗圧延された被圧延材を仕上圧延するのに用いられるステッケル圧延機がある。
【0003】
ステッケル圧延機20の概要は、図8に示すように、4段圧延機20aの前後に保熱コイラー20b、20cを設けた構成となっている。例えば図8の左方から送られた被圧延材のシートが4段圧延機20aで圧延された(1パス目)後に下流側の保熱コイラー20cに巻き取られ、その後今度は保熱コイラー20cから巻き戻すと共に4段圧延機20aで再度圧延し(2パス目)、今度は保熱コイラー20bに巻き取る、といった操作を繰り返すことにより、シートを4段圧延機20aに5パスあるいは7、9パス通して所定の厚さに調整する。
【0004】
このステッケル圧延機は、年産50から60万t程度の規模の生産設備であっては、例えば6〜7スタンドの仕上圧延機を有するホットストリップミルを設ける場合に比べて、設備投資が比較的少なくて済むという利点があり、ステンレス鋼圧延設備としては一般的に利用されている。
【0005】
しかしながら、ステッケル圧延機では、一枚のシートを保熱コイラーにて被圧延材を保熱しながら圧延を繰り返すので、保熱コイラー間でシートを巻き戻し、巻き取るという操作を繰り返すために、大型製鉄所等で行なわれている、ホットストリップミルによるストリップ圧延等に比べると時間がかかる。
【0006】
このステッケル圧延機を仕上圧延機として有する熱間圧延設備列の一例を図9に示す。加熱炉10で所定温度に保熱された被圧延材(厚さ200mm程度のスラブ)は、デスケーリング設備12で脱スケールされた後、粗圧延機14で5〜7パス往復圧延され、20〜30mm程度の厚みに圧延される。幅方向の圧下は、図10に示す如く、粗圧延機14の4段(又は2段)圧延機14aの前後に設置されるエッジャー14bにより行なわれる。粗圧延後は、粗ミルテーブル16を通過後、直ぐに両端をクロップシャー18により切断してステッケル圧延機20へ送られる。
【0007】
ステッケル圧延機20では、前述したように5〜9パス程度の圧延を行ない、所定の寸法に仕上られ、最終的にはコイラー24に巻き取られて、ホットコイルとして次工程へ送られる。このとき、巻取り前に冷却が必要な材料の場合は、冷却設備22にて所定温度に冷却される場合もある。
【0008】
このように、ステッケル圧延機20を仕上圧延機として有する熱間圧延設備列では、粗圧延機14やステッケル圧延機20において、被圧延材がそれぞれの圧延機を複数パス往復して圧延されるため、時間がかかり、特に先端、尾端等の両端部では、圧延が進み板厚が薄くなるに連れて冷却が進んで圧延機に過大な負荷がかかる場合がある。又、両端部では板厚の精度が悪化する恐れもある。
【0009】
このようなシート端部での温度低下による板厚精度不良といった問題に対し、特開昭59−191503号公報では、ステッケル圧延機において保熱コイラーへの巻取り時に全体を保熱コイラー内へ巻き取ることで、被圧延材の端部での温度低下を防止する技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ステッケル圧延機で圧延されたコイルでは、上記のようなコイル端部での厚み精度不良の他に、端部の表面疵が多いことにより歩留りが悪い、あるいはコイルが小さいことにより生産性が低い、といった問題が指摘されており、これらの解決策としてコイル重量増加が指向されてきている。これは圧延機内を往復するときに圧延速度等の変化が生じ、前記問題点が懸念されるシートの両端部の割合をコイル重量増加によって低減させるという意図によるものである。
【0011】
このため、従来は被圧延材の単位重量が1mm当たり10kg(1m幅で10tコイル)であったものが、現在では20kg相当(1m幅で20tコイル)のものが出回るようになっている。従って、ステッケル圧延機での圧延負荷を考慮して粗圧延後のシート厚みを薄くしようとすると、粗圧延後のシート長さが長大なものになってしまう。
【0012】
前記した単位重量20kg相当のスラブは厚み200mm、長さ12m程度の寸法となるが、これを粗圧延機により厚み25mのシートに粗圧延すると長さは96mと長大なものになる。これをステッケル圧延機へ導入する熱間圧延設備列を設計すると粗ミルテーブル16(図9参照)としてそれだけの長さが必要となり、既設のステッケル圧延機では対応できない。又、新規にこれだけの設備を設置しようとすると、設備費が増大してしまい、小規模生産設備としてステッケル圧延機を導入する意味が無くなってしまう。
【0013】
又、もう一つの問題として、粗圧延機14とステッケル圧延機20とを配置した熱間圧延設備列の場合、一般に粗圧延機の能力がステッケル圧延機の能力よりも大きいという問題がある。例えば、ステンレス鋼を圧延する場合、板厚200mmのスラブを板厚25mmのシートに粗圧延5パスで圧延するときに、約2分間かかるが、この板厚25mmのシートを板厚3mmのコイルに仕上圧延するとき、ステッケル圧延機では7パスで7分間かかる、というような時間的な同期不良があった。
【0014】
これを解決するために、シートの板厚をより薄くするべく粗圧延を行なえばよいが、シート厚を薄くするとシート長さが長くなるという問題が生じ、この点からも粗ミルテーブル16の長さが問題となっている。又、シートの板厚を薄くすることによりシートの端部における温度低下の問題がある。
【0015】
又、ステッケル圧延機での板厚低減量を多くするとパス回数を増やすことが必要となるため、結局ステッケル圧延機での処理時間が長くなり、粗圧延機との同期がより悪化する傾向がある。
【0016】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列で生産性を向上するためにスラブの単位重量を増加する場合でも、従来の設備規模を変えずに対応でき、又、シート端部の不良部を減少させて歩留りを向上させることのできる熱間圧延設備列及び熱間圧延方法を提起することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列において、粗圧延機からステッケル圧延機に至るまでの被圧延材搬送路中に、巻取機及び巻戻機を有することにより、前記課題を解決したものである。
【0018】
本発明は、又、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列において、粗圧延機の下流側に巻取機を設け、その下流側に被圧延材を搬送する複数の搬送路を設けると共に、各搬送路の途中に巻戻機を設け、ステッケル圧延機へ接続することにより、同じく前記課題を解決したものである。
【0019】
本発明は、又、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列により被圧延材を熱間圧延する際に、被圧延材の材質と材料寸法及び圧延後目標寸法から、粗圧延機とステッケル圧延機それぞれの圧延時間を予測し、粗圧延機とステッケル圧延機間での被圧延材の滞留時間ロスがほぼ最小となるように粗圧延後の材料寸法を決定するようにして、同じく前記課題を解決したものである。
【0020】
更に、前記粗圧延機とステッケル圧延機の圧延時間を、HHT値を各圧延機のモータ動力で割って求めた線図を用いて略一致させるようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0022】
本発明に係る熱間圧延設備列の第1実施形態を図1に示す。
【0023】
本実施形態は、図9に示した従来の熱間圧延設備列に本発明を加えたものであり、図1の粗圧延機14とステッケル圧延機20の間の粗ミルテーブル16中に、図2に構成を示す巻取機30と、図3に構成を示す巻戻機32を設置した構成となっている。
【0024】
この設備により、粗圧延機14において5〜7パスで可逆圧延されたシートは、最終パスの後に、図2に示す如く、巻取機30によってコイル40として巻き取られる。巻取り機30には、そのために、シートに曲げを与える上下ベンディングロール30a、30b、フォーミングロール30c、コイル状になったシートを受けるクレードルロール30d等が設けられる。巻取機30の形式は、従来から熱間圧延設備等で使用されているコイルボックスの巻取機能部と同様のものが使用できる。
【0025】
巻き取られたコイル40は、小型クレーン等の巻取専用搬送設備(図示省略)によって巻戻機32へ装着され、ここから図3に示す如く巻き戻されてステッケル圧延機20へ送られる。巻取機32には、そのために、ペイオフリール32aやピンチロール32b、クレードルロール32c、口出し用のピーラー32d等が設けられる。この巻取機32の形式も、従来から熱間圧延設備等で使用されているコイルボックスの巻戻機能部と同様のものが使用できる。
【0026】
粗圧延機14からステッケル圧延機20に至る間に、このような巻取機30及び巻戻機32を設けることで、粗圧延後にステッケル圧延機20への送りを待つ待機時間で、被圧延材をコイル状にしておくことができ、これにより被圧延材の熱放散を低減できる。特に端部での温度低下を低減できるため、端部の品質低下を防止できる。
【0027】
必要に応じて巻取機30や巻戻機32に保熱カバーや電磁誘導加熱装置等を設置しておけば、被圧延材の保熱、昇熱が可能となり、熱間圧延時の被圧延材の温度保持に有効である。
【0028】
又、粗圧延後のシートをコイル状に保持することができるので、被圧延材の単位重量を大きくして、粗圧延後のシート長さが長くなっても、粗ミルテーブル16の長さに拘りなくステッケル圧延機20への送りを待機できる。同様に、粗圧延機14における圧下量を増やして10〜25mm程度まで粗圧延で薄くしても、最終パス後にコイル40に巻き取ってしまうことで、同様にステッケル圧延機20への送りを待機できる。
【0029】
更に、粗圧延後にシートをコイル状にしておくことで、搬送が容易となるため、図4に示す第2実施形態のように、巻取機30迄の共通の粗ミルライン50に対して、巻戻機32以降のステッケル圧延機20を含む仕上ライン52、54を複数(図4では2つ)設置しておいて、粗圧延後のコイル40をコイルカー、コイルコンベヤ等のコイル搬送設備42により、矢印Aに示す如く、当該複数の仕上げライン52又は54の巻戻機32へ移動し、そこでステッケル圧延機20での仕上圧延を行なうこともできる。
【0030】
ここで、コイル搬送設備42には、保熱カバー等、保熱対策を施すことが望ましい。
【0031】
このような設備とすることで、粗圧延した被圧延材を複数のステッケル圧延機20へ順次搬送して仕上圧延を行なうことが可能となり、従来ステッケル圧延機の圧延能力に合わせて粗圧延機14を運転し、又、粗圧延後にステッケル圧延機20への送りを待機していたのに対し、待機時間を極めて低減でき、生産性を著しく向上することができる。
【0032】
なお、第2実施形態では粗圧延機14が2台設けられていたが、粗圧延機の数は、これに限定されず、第1実施形態のように1台であったり、又は、3台以上であっても良い。又、ステッケル圧延機20を含む仕上ラインの数も、3ライン以上であっても良い。
【0033】
更に、本発明のような巻取機30、巻戻機32を設けることで、前記したように、粗圧延後のシート厚みを低減することが可能となり、これにより粗圧延後のシート厚みを10〜30mm程度と非常に広い範囲で制御することができるようになる。そこで、ステッケル圧延機20と粗圧延機14での圧延時間を調整することができ、ステッケル圧延機20と粗圧延機14の同期運転が可能となる。具体的な手法は以下に述べる。
【0034】
まず、粗圧延機とステッケル圧延機とのそれぞれにおけるHHT線図を求める。このHHT線図は、所定の鋼材1t当たりの、それぞれの圧延機で圧延して歪みを与えたときの所要動力(HHT値)を、横軸を歪み量として線図で示したものであり、図5にその例を示す。図5では横軸に圧下前後の歪み量の対数で示している。このHHT線図は鋼材の変形抵抗等により変化するものであるので、対象とする鋼材、設備においてHHT線図を求める必要がある。ステッケル圧延機を仕上圧延に使用する場合、圧延が進むに連れての被圧延材の温度降下による影響が少ないので直線近似が可能であるが、精度の良い線図が作成できれば、曲線のHHT線図を使用することもできる。
【0035】
この図5を基に、HHT値を粗圧延機、ステッケル圧延機のモータ動力で割った線図を作成したものが図6である。図6では、簡単のため、粗ミル、ステッケルミルそれぞれのモータ動力を、いずれも10000kwとして示している。図6の縦軸(HHT値/モータ動力)は、それぞれの圧延機の単位時間当たりの生産能力の逆数を示すので、この図6を用いて、粗圧延機とステッケル圧延機の生産能力を等しくし、ラインの生産性を最大とする板厚設計が可能となる。
【0036】
即ち、図7に示すように縦軸で一定値の破線Bを決めると、この破線Bと粗圧延機及びステッケル圧延機の線図との交点の横軸座標C、Dは、それぞれの圧延機においてその横軸座標に相当する歪みを与える圧延を行なうときに、同等の生産性を保持していることになる。
【0037】
【実施例】
図7の例では、縦軸の値Bを0.00167としたときに、ステッケル圧延機の対数歪みDは1.25、粗圧延機の対数歪みCは2.5となる。このとき、粗圧延前のスラブ厚みを200mmとすれば、粗圧延後のシート厚み、及び仕上圧延後の製品厚は
シート厚=200mm/exp2.5=16.4mm
製品厚=16.4mm/exp1.25=4.7mm
となり、スラブ厚200mmの鋼材を、この圧延設備列で4.7mmの製品とするためには、粗圧延機により16.4mmのシートとすると、粗圧延機での圧延時間とステッケル圧延機での圧延時間はほぼ一致して、効率が最も良くなることを示している。
【0038】
即ち、被圧延材の材質に対応した図6を求めておくことで、被圧延材の材料寸法と圧延後の目標寸法から計算した熱間圧延設備全体で与える圧下歪み量に相当する対数歪み値が求まり、これを基に、図6において粗圧延機とステッケル圧延機の対数歪みの合計が前記対数歪み値に一致する縦軸値が求まるので、この縦軸値に相当する量の圧延を行なえば、粗圧延機とステッケル圧延機との間でタイムラグがなく、最適な圧延操業を行なうことができる。なお、ここでは、簡単のため、パス間インターバルは無視しているが、パス間インターバルや速度制限等によるミルの加減速を考慮して計算すれば、より精度の高い結果が得られる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列で生産性を向上するためにスラブの単位重量を増加する場合でも、粗ミルテーブル長の制約を回避して、従来の設備規模を変えずに対応でき、又、シート端部の不良部を減少させて歩留りを向上させることができる。
【0040】
又、粗圧延機とステッケル圧延機の生産能力のバランスをとって、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された熱間圧延設備列の第1実施形態を示す平面図
【図2】前記実施形態で用いられている巻取機の構成を示す正面図
【図3】同じく巻戻機の構成を示す正面図
【図4】本発明が適用された熱間圧延設備列の第2実施形態を示す平面図
【図5】本発明に係る熱間圧延方法の実施形態で用いるHHT線図の例を示す線図
【図6】前記実施形態で用いる、HHT値を各圧延機のモータ動力で割って求めた線図
【図7】前記実施形態において、粗圧延機での圧延時間とステッケル圧延機での圧延時間を略一致させる方法を示す線図
【図8】従来の粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列の例を示す平面図
【図9】従来例で用いられるステッケル圧延機の構成を示す正面図
【図10】同じく粗圧延機の構成を示す正面図
【符号の説明】
10…スラブ加熱炉
14…粗圧延機
16…粗ミルテーブル
20…ステッケル圧延機
30…巻取機
32…巻戻機
40…コイル
42…コイル搬送設備
50…粗ミルライン
52、54…仕上ライン

Claims (4)

  1. 粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列において、
    粗圧延機からステッケル圧延機に至るまでの被圧延材搬送路中に、巻取機及び巻戻機を有することを特徴とするステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列。
  2. 粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列において、
    粗圧延機の下流側に巻取機が設けられ、その下流側に被圧延材を搬送する複数の搬送路が設けられると共に、各搬送路の途中に巻戻機が設けられ、ステッケル圧延機へ接続されていることを特徴とするステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列。
  3. 粗圧延機とステッケル圧延機とを有する熱間圧延設備列により被圧延材を熱間圧延する際に、
    被圧延材の材質と材料寸法及び圧延後目標寸法から、粗圧延機とステッケル圧延機それぞれの圧延時間を予測し、粗圧延機とステッケル圧延機間での被圧延材の滞留時間ロスがほぼ最小となるように粗圧延後の材料寸法を決定することを特徴とするステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列による熱間圧延方法。
  4. 前記粗圧延機とステッケル圧延機の圧延時間を、HHT値を各圧延機のモータ動力で割って求めた線図を用いて略一致させることを特徴とする請求項3に記載のステッケル圧延機を用いた熱間圧延設備列による熱間圧延方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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