JP2004032943A - 嵌合構造 - Google Patents

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Akira Taketomi
武冨 彰
Yasuharu Terada
寺田 康晴
Yasuaki Kinoshita
木下 靖朗
Kenji Mori
森 賢二
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Abstract

【課題】本発明は、円状部材と中空部材とを嵌合した嵌合構造に関し、円状部材と中空部材とに形成されたキー溝とキー部材との位置度が悪い場合にも、円状部材と中空部材とを嵌合したときに両者間に大きな応力を生じさせないことが可能な嵌合構造を提供することを目的とする。
【解決手段】シャフト10とロータ12とを嵌合した嵌合構造において、ロータ12の内壁にロータ中心へ向けて延びるキー部材28を形成する。キー部材28を、径方向断面が円形状になるように形成する。また、シャフト10の外壁には、シャフト中心へ向けて延びるキー溝22を形成する。キー溝22を、径方向断面が側面部24、25が互いに平行に対向するコの字形状となるように形成する。シャフト10及びロータ12に形成されたキー溝22又はキー部材28の位置度が悪い場合、シャフト10とロータ12とを相対回転させることにより、キー部材28とキー溝22とを互いに嵌合される。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵌合構造に関し、特に、円状部材と中空部材とを嵌合した嵌合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開2001−221658号に開示される如く、ロータとシャフトとを嵌合した嵌合構造が知られている。ロータは、シャフトの角度位置を検出させるべく、所定の磁気特性を有し、シャフトと一体に回転する。ロータは、中空の環状部材である。ロータは、内周に中心へ向けて延びるキー部材を有している。また、シャフトは外周に径方向へ向けて延びるキー溝を有している。ロータ及びシャフトは、ロータの内径とシャフトの外径とがほぼ一致するように形成されている。ロータのキー部材とシャフトのキー溝とは略同一の形状であり、互いに嵌合可能に形成されている。キー溝とキー部材とが嵌合されると、シャフトとロータとが互いに固定される。この場合、ロータはシャフトと一体に回転可能となり、シャフトの角度位置を検出させることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シャフトのキー溝およびロータのキー部材が共に、位置度が良く、所望の位置に形成される場合には、シャフトのキー溝とロータのキー部材とは、両者間に応力を生じさせることなく嵌合する。一方、上記従来の嵌合構造において、シャフトのキー溝の形状とロータのキー部材の形状とは、それぞれ互いに略一致した隙間無く完全に嵌まる形状である。このため、シャフトのキー溝又はロータのキー部材が所望の位置に形成されていない場合には、両者の嵌合が強制的に行われると、両者間に大きな応力が発生する。シャフトのキー溝とロータのキー部材との間に大きな応力が生ずると、シャフト及びロータが変形し、また、ロータの磁気特性が所望の特性から変化する事態が生ずる。かかる事態が生ずると、ロータの変形が起こり、ロータを用いたシャフト角度の位置検出の精度が低下し、ロータの機能が発揮されない不都合が生ずる。
【0004】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、シャフト及びロータに形成されたキー溝とキー部材との位置度が悪い場合にも、シャフトとロータとを嵌合したときに両者間に大きな応力を生じさせないことが可能な嵌合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、外周に径方向へ向けて延びる凹部又は凸部を有する円状部材と、内周に径方向へ向けて延びる凸部又は凹部を有する中空部材と、を備え、前記凹部と前記凸部とを嵌合することにより前記中空部材を前記円状部材の外周側に固定した嵌合構造において、
前記凹部及び前記凸部は、両者が嵌み合う過程で一方に対する他方の同方向への回転が許容されるように形成されていることを特徴とする、嵌合構造により達成される。
【0006】
本発明において、円状部材及び中空部材の凹部又は凸部の位置度が悪い場合、円状部材と中空部材とが嵌合されるとき、円状部材と中空部材とが相対的に回転し得る。円状部材と中空部材とが嵌合過程で相対的に回転すれば、円状部材と中空部材とは、両者間に大きな応力を生じさせることなく嵌合する。
【0007】
また、上記の目的は、請求項2に記載する如く、前記凹部及び前記凸部は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されていることを特徴とする、請求項1記載の嵌合構造により達成される。
【0008】
本発明において、円状部材及び中空部材の凹部又は凸部は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されている。隙間が空いていると、凹部又は凸部の位置度が悪い場合に、嵌合過程において円状部材と中空部材との相対回転が許容される。円状部材と中空部材とが嵌合過程で相対的に回転すれば、円状部材と中空部材とは、両者間に大きな応力を生じさせることなく嵌合する。
【0009】
この場合、請求項3に記載する如く、請求項1記載の嵌合構造において、前記凸部は、径方向断面が円形状となるように形成されていることとしても良い。
【0010】
また、請求項4に記載する如く、請求項3記載の嵌合構造において、前記凹部は、径方向断面がコの字形状となるように形成されていることとしても良い。
【0011】
また、請求項5に記載する如く、前記凹部及び前記凸部は、該凹部の前記断面コの字形状の互いに対向する両側部の距離と該凸部の前記断面円形状の直径とがほぼ等しくなるように形成されていることを特徴とする、請求項4記載の嵌合構造は、凹部と凸部とを確実に嵌合させるうえで有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である嵌合構造を構成する部材を表した図を示す。尚、図1(a)は嵌合構造を構成する部材を側方から見た際の側面図を、また、図1(b)は嵌合構造を構成する部材を図1(a)に示す矢視IIIで見た際の図をそれぞれ示す。また、図2は本実施例の嵌合構造を構成する部材を図1(a)に示す直線IV−IVで切断した際の断面図を示す。
【0013】
本実施例の嵌合構造は、シャフト10とロータ12とを嵌合した嵌合構造である。シャフト10は、軸方向に延在した円筒状の部材である。シャフト10は、例えばモータの軸として機能する回転体である。シャフト10は、径の異なる軸部14,16,18により構成されている。軸部14,16,18はそれぞれ、一方の端部からその順で径が大きくなるように形成されている。
【0014】
ロータ12は、シャフト10と一体に回転する中空の環状部材である。ロータ12は、シャフト10の回転角度位置をステータ(図示せず)を用いて検出させるために設けられている。ロータ12の内周は円形状に形成されている。ロータ12の内径は、シャフト10の軸部16の外径と略一致している。また、ロータ12の外周は、シャフト10の回転角度位置をステータを用いて検出させるべく、その中心からの距離が周方向位置に応じて異なるように形成されている。
【0015】
シャフト10の軸部14,16の外壁には、図1(b)に示す如く、軸方向に延在する断面コの字状の溝20が形成されている。溝20は、互いに平行に対向する2つの側面部24,25と、側面部24,25のシャフト中心側端部を互いに接続させる底面部26と、により構成されている。側面部24及び25の形状は共に、軸方向から見て直線形状である。溝20は、シャフト10の中心へ向けて延びている。すなわち、溝20は、側面部24と側面部25との中点を含む側面部24,25に平行な線(以下、溝中心線と称す)がシャフト10の中心を通るように形成される。溝20は、側面部24と25との距離(以下、溝幅と称す。)がシャフト10の端部(すなわち、軸部14)から軸部16の途中までにかけて比較的大きく、軸部16の、軸部18と接する端部近傍において比較的小さくなるように形成されている。
【0016】
また、底面部26の形状は、軸方向から見て直線形状である。底面部26の法線は、溝中心線に平行である。底面部26の法線と側面部24の法線、及び、底面部26の法線と側面部25の法線とは、共に直交している。底面部26は、シャフト10の中心からの距離が、軸方向位置に関わらず一定に維持されるように形成されている。すなわち、溝20は、シャフト10の外周側端部と底面部26との距離(以下、溝20の深さと称す。)が、軸部14において比較的小さく、軸部16において比較的大きくなるように形成されている。
【0017】
また、ロータ12の内壁には、軸中心へ向けて延びる凸部28が形成されている。ロータ12の凸部28は、上記したシャフト10に形成された溝20の、軸部16の軸部18側端部に嵌合される。以下、ロータ12の凸部28をキー部材28と、シャフト10に形成された溝20の、ロータ12の凸部28に嵌合される部位をキー溝22と、それぞれ称す。キー溝22及びキー部材28は、両者が嵌合した際に軸方向に垂直(すなわち、径方向に平行)に切断した断面(以下、径方向断面と称す)において隙間が空くように形成されている。
【0018】
すなわち、キー溝22は、上記の如く、断面コの字状に形成されている。一方、キー部材28は、軸方向に対して円柱状に、すなわち、径方向断面が円形状となるように形成されている。キー部材28の軸中心側端部は、平らにカットされている。以下、キー部材28の円形状の面を円形部30,31と、キー部材28の平らにカットされた面を平面部32と、それぞれ称す。キー部材28は、円形部30,31の円中心を通る平面32に垂直な線(以下、凸部中心線と称す)がロータ中心を通るように形成されている。
【0019】
キー部材28は、ロータ12の内径部分と平面部32との距離、すなわち、径方向長さがシャフト10のキー溝22における深さに比して所定の隙間分だけ小さくなるように形成されている。円形部30の円中心と円形部31の円中心とは一致している。円形部30の円中心からの距離と円形部31の円中心からの距離とは等しい。円形部30と円形部31との距離、すなわち、キー部材28の径方向断面における直径は、シャフト10のキー溝22における溝幅とほぼ等しくなっている。
【0020】
次に、本実施例におけるシャフト10とロータ12とを嵌合させる方法について説明する。
【0021】
本実施において、シャフト10とロータ12とが嵌合される際には、まず、ロータ12が、シャフト10に貫通されるようにシャフト10に対して相対的に図1に矢印に示す如く軸部14側から軸部18側へ向けて移動される。上記の如く、シャフト10の溝20は、溝幅が軸部14から軸部16の途中までにかけて比較的大きく、軸部16の残りの部分において小さくなるように形成されている。また、キー部材28は、径方向断面における直径がシャフト10のキー溝22における溝幅とほぼ等しくなるように形成されている。このため、溝20の、軸部14から軸部16の途中までにかけては、ロータ12のキー部材28をキー溝22へガイドするガイド溝として機能する。上記したロータ12の移動は、キー部材28がシャフト10の溝20内を通るように行われる。
【0022】
ロータ12は、シャフト10の軸部16と軸部18との間に形成されたフランジ部に当接するまで移動される。ロータ12がかかるフランジ部に当接した状態において、ロータ12のキー部材28とシャフト10のキー溝22とは互いに嵌合する。キー部材28とキー溝22とが互いに嵌合すると、ロータ12とシャフト10との相対的な回転が禁止され、ロータ12とシャフト10とは互いに嵌合固定される(この際のロータ12を図1において斜線で示す)。
【0023】
図3は、本実施例においてシャフト10のキー溝22及びロータ12のキー部材28が共に所望の位置に形成される状況下、すなわち、キー溝22及びキー部材28の位置度が共に理想的である状況下でのキー溝22及びキー部材28の断面拡大図を示す。
【0024】
本実施例において、シャフト10の溝20、すなわち、キー溝22は、溝中心線がシャフト中心を通るように形成される。また、ロータ12のキー部材28は、ロータ中心へ向けて延び、凸部中心線がロータ中心を通るように形成される。このため、キー部材28がシャフト10において所望の位置に形成されている場合は、シャフト10のキー溝22の溝中心線とシャフト中心を通る側面部24,25に垂直な線との交点がシャフト中心に一致する。また、キー部材28がロータ12において所望の位置に形成されている場合は、ロータ12のキー部材28の凸部中心線とロータ中心を通る平面部32に平行な線との交点がロータ中心に一致する。
【0025】
キー部材28の径方向断面における直径とシャフト10のキー溝22における溝幅とは、ほぼ等しくなっている。従って、キー溝22及びキー部材28が共にシャフト10又はロータ12において所望の位置に形成されている場合は、シャフト10とロータ12とは、両者間に大きな応力を生じさせることなく嵌合する。尚、この際、キー溝22の側面部24,25とキー部材28の円形部30,31とが図3に丸印で示す位置において接する。また、図3に示す如く、キー部材28の平面部32とキー溝22の底面部26とが互いに平行に対向し、両者間に所定の隙間が形成されると共に、キー溝22の入口近傍においてキー部材28の円形部30,31とキー溝22の側面部24,25との間に隙間が形成される。
【0026】
図4は、シャフト10のキー溝22およびロータ12のキー部材28が所望の位置に形成されない状況、すなわち、それらの位置度が悪い状況を説明するための図を示す。尚、図4(A)にはシャフト10のキー溝22における径方向断面図を、図4(B)にはロータ12の径方向断面図を、また、図4(C)にはシャフト10とロータ12との嵌合部位における径方向断面図を、それぞれ示す。
【0027】
本実施例において、シャフト10のキー溝22は、溝中心線がシャフト中心Oを通るように、すなわち、シャフト10のキー溝22の溝中心線とシャフト中心を通る側面部24,25に垂直な線との交点O1がシャフト中心Oに一致するように形成されるのが理想的であるが、加工誤差等に起因して、図4(A)に示す如く、点O1がシャフト中心Oからずれることがある。また、ロータ12のキー部材28は、凸部中心線がロータ中心Oを通るように、すなわち、ロータ12のキー部材28の凸部中心線とロータ中心を通る平面部32に平行な線との交点O2がロータ中心Oに一致するように形成されるのが理想的であるが、加工誤差等に起因して、図4(B)に示す如く、点O2がロータ中心Oからずれることがある。
【0028】
ここで、仮にシャフト10のキー溝22とロータ12のキー部材28とが互いに径方向断面において隙間なく完全に嵌る形状を有している構成において、キー溝22およびキー部材28の位置度が悪い場合には、点O1と点O2とが一致しないので、シャフト10とロータ12との嵌合が強制的に行われると、図4(C)に示す如く両者間に大きな応力が発生する。このため、かかる構成では、シャフト10及びロータ12が変形し、ロータ12の磁気特性が所望の状態から変化する事態が生じ、その結果、ロータ12によるシャフト10の回転角度位置の検出精度の低下が招来する。
【0029】
図5は、シャフト10とロータ12との間に大きな応力を発生させないための一手法を説明するための図を示す。シャフト10とロータ12との間に発生する応力を小さく抑制するうえでは、図5に示す如く、シャフト10の外径をロータ12の内径に比して相対的に小さくすることが考えられる。シャフト外径がロータ内径に比して相対的に小さくなれば、ロータ12に対するシャフト10の位置の自由度が増すので、キー溝22およびキー部材28の位置度が悪い場合にも両者間に生ずる応力を小さく抑制することが可能である。しかしながら、かかる手法では、シャフト中心とロータ中心とが一致しなくなるため、ロータ12によるシャフト10の回転角度位置の検出精度が低下する。従って、かかる手法を用いてシャフト10とロータ12との間に発生する応力を小さく抑制することは適切でない。
【0030】
図6(A)は、本実施例においてキー溝22の位置度が悪い状況下でのキー溝22及びキー部材28の断面拡大図を示す。また、図6(B)は、本実施例においてキー溝22の位置度が悪い状況下でのシャフト10及びロータ12の全体断面図を示す。
【0031】
本実施例において、シャフト10のキー溝22及びロータ12のキー部材28は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されている。具体的には、キー溝22は径方向断面が側面部が互いに対向するコの字形状となるように形成されており、また、キー部材28は径方向断面が円形状となうように形成されている。
【0032】
キー部材28の円形部30,31における直径は、キー溝22における溝幅とほぼ等しくなっている。また、キー部材28の平面部32とキー溝22の底面部26との間には、常態において所定の隙間が形成される。この隙間は、キー部材28がキー溝22に対して相対的に所定の角度だけ回転してもキー部材28とキー溝22とが接触しないような長さに設定されている。このため、本実施例において、キー部材28は、キー溝22内において相対的に回転することが可能である。
【0033】
すなわち、本実施例の構成において、図6(B)に示す如くキー溝22の位置度が悪く、シャフト10における点O1がシャフト中心Oに一致しない場合には、シャフト10とロータ12とが、その嵌合過程において、シャフト中心とロータ中心とが一致する状態で相対的にその点O1とシャフト中心Oとのオフセット距離に応じた分だけ回転する。また、同様に、キー部材28の位置度が悪く、ロータ12における点O2がロータ中心Oに一致しない場合には、シャフト10とロータ12とが、その嵌合過程において、シャフト中心とロータ中心とが一致する状態で相対的にその点O2とロータ中心Oとのオフセット距離に応じた分だけ回転する。そして、シャフト10とロータ12とがその回転した状態で互いに固定される。
【0034】
このようにキー溝22とキー部材28とが嵌合される過程においてシャフト10とロータ12との相対回転が許容される構成においては、キー溝22及びキー部材28の位置度が悪い場合にも、シャフト10とロータ12とが、上記したオフセット分だけ相対回転することにより両者間に大きな応力を生じさせることなく互いに嵌合する。従って、本実施例のシャフト10とロータ12との嵌合構造によれば、シャフト10のキー溝22又はロータ12のキー部材28の位置度が悪い場合にも、その嵌合が行われた後、シャフト10とロータ12との間に大きな応力が発生するのを防止することができる。
【0035】
また、本実施例の構成において、ロータ12の内径とシャフト10の外径とはほぼ一致し、ロータ中心とシャフト中心とは一致する。このため、ロータ中心とシャフト中心との不一致に起因するシャフト10の回転角度位置の検出精度の低下は回避される。従って、本実施例の嵌合構造によれば、加工誤差等に起因してシャフト10のキー溝22又はロータ12のキー部材28の位置度が悪い場合、その嵌合が行われた後、シャフト中心とロータ中心と一致させた状態でシャフト10とロータ12との間に大きな応力が発生するのを防止することが可能となっている。これにより、本実施例においては、シャフト10及びロータ12の変形や磁気特性の変化等に起因するシャフト10の回転角度位置の検出精度の低下が防止され、その検出精度の向上が図られている。
【0036】
尚、上記の第1実施例においては、シャフト10が特許請求の範囲に記載した「円状部材」に、ロータ12が特許請求の範囲に記載した「中空部材」に、キー溝22が特許請求の範囲に記載した「凹部」に、キー部材28が特許請求の範囲に記載した「凸部」に、キー溝22の側面部24,25が特許請求の範囲に記載した「両側部」に、それぞれ相当している。
【0037】
次に、図7を参照して、本発明の第2実施例の嵌合構造について説明する。
【0038】
図7は、本実施例の嵌合構造を構成する部材の要部の径方向断面図を示す。尚、図7において、上記図1に示す構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
【0039】
本実施例において、ロータ12の内壁には、軸方向に延在する断面コの字状の溝36が形成されている。ロータ12の溝36は、互いに平行に対向する2つの側面部44,46と、側面部44,46の径方向外側端部を互いに接続させる底面部48と、により構成されている。側面部44及び46の形状は共に、軸方向から見て直線形状である。溝36は、径方向外側へ向けて延びており、側面部44と側面部46との中点を通る側面部44,46に平行な線(以下、溝中心線と称す)がロータ中心を通るように形成される。また、底面部48の形状は、軸方向から見て直線形状である。底面部48は、その法線が溝中心線に平行となるように形成される。底面部48の法線と側面部44の法線、及び、底面部48の法線と側面部46の法線とは、共に直交している。
【0040】
シャフト10の外壁には、径方向外側へ向けて延びる凸部34が形成されている。シャフト10の凸部34は、軸方向に延在している。シャフト10の凸部34は、上記したロータ12の溝36に嵌合される。以下、シャフト10の凸部34をキー部材34と、ロータ12の溝36をキー溝36と、それぞれ称す。キー部材34及びキー溝36は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されている。
【0041】
すなわち、キー溝36は、上記の如く、断面コの字状に形成されている。一方、キー部材34は、軸方向に対して円柱状に、すなわち、径方向断面が円形状となるように形成されている。キー部材34の径方向外側軸端部は、平らにカットされている。以下、キー部材34の円形状の面を円形部38,40と、平らにカットされた面を平面部42と、それぞれ称す。キー部材34は、円形部38,40の円中心を通る平面部42に垂直な線(以下、凸部中心線と称す)がシャフト中心を通るように形成されている。
【0042】
キー部材34は、シャフト10の外径部分と平面部42との距離、すなわち、径方向長さがロータ12のキー溝36における深さに比して所定の隙間分だけ小さくなるように形成されている。シャフト10のキー部材34において、円形部38の円中心と円形部40の円中心とは一致している。円形部38の円中心からの距離と円形部40の円中心からの距離とは等しい。円形部38と円形部40との距離、すなわち、キー部材34の径方向断面における直径は、ロータ12のキー溝36における溝幅とほぼ等しくなっている。
【0043】
本実施例の構成において、シャフト10とロータ12とが嵌合される際には、まず、ロータ12が、シャフト10に貫通されるようにシャフト10に対して相対的に軸方向に移動される。かかるロータ12の移動は、シャフト10のキー部材34とロータ12のキー溝36内を通るように行われる。シャフト10のキー部材34とロータ12のキー溝36とが互いに嵌合すると、ロータ12とシャフト10との相対的な回転が禁止され、ロータ12とシャフト10とは互いに嵌合固定される。
【0044】
ところで、本実施例において、シャフト10のキー部材34は、径方向外側へ向けて延び、凸部中心線がシャフト中心を通るように形成される。また、ロータ12のキー溝36は、溝中心線がロータ中心を通るように形成される。このため、キー部材34がシャフト10において所望の位置に形成されている場合は、その凸部中心線とシャフト中心を通る平面部42に平行な線との交点がシャフト中心に一致する。また、キー溝36がロータ12において所望の位置に形成されている場合は、その溝中心線とロータ中心を通る側面部44,46に垂直な線との交点がロータ中心に一致する。
【0045】
シャフト10のキー部材34の径方向断面における直径とロータ12のキー溝36における溝幅とはほぼ等しくなっている。従って、キー部材34及びキー溝36が共にシャフト10又はロータ12において所望の位置に形成されている場合は、シャフト10とロータ12とは、両者間に大きな応力を生じさせることなく嵌合する。尚、この際、キー溝36の側面部44,46とキー部材34の円形部38,40とが接する。また、キー部材34の平面部42とキー溝36の底面部48とが互いに平行に対向し、両者間に所定の隙間が形成されると共に、キー溝36の入口近傍においてキー部材34の円形部38,40とキー溝36の側面部44,46との間に隙間が形成される。
【0046】
また、本実施例において、シャフト10のキー部材34は凸部中心線がシャフト中心を通るように形成され、ロータ12のキー溝36は溝中心線がロータ中心を通るように形成されるのが理想的であるが、加工誤差等に起因してキー部材34又はキー溝36が所望の位置に形成されないこと、具体的には、キー部材34の凸部中心線がシャフト中心を通らないこと、或いは、キー溝36の溝中心線がロータ中心を通らないことがある。
【0047】
これに対して、本実施例において、シャフト10のキー部材34及びロータ12のキー溝36は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されている。具体的には、キー部材34は径方向断面が円形状となるように形成されており、また、キー溝36は径方向断面が側面部44,46が互いに平行に対向するコの字形状となるように形成されている。
【0048】
キー部材34の円形部38,40における直径は、キー溝36における溝幅とほぼ等しい。また、キー部材34の平面部42とキー溝36の底面部48との間には、常態において所定の隙間が形成される。この隙間は、キー部材34がキー溝36に対して相対的に所定の角度だけ回転しても両者が接触しないような長さに設定されている。このため、本実施例においても、キー部材34が、キー溝36内において相対的に回転することが可能である。
【0049】
すなわち、本実施例の構成においても、キー部材34又はキー溝36の位置度が悪い場合、シャフト10とロータ12とが、その嵌合過程においてその位置度のオフセット分だけ回転する。そして、シャフト10とロータ12とがその回転した状態で互いに固定される。このようにキー部材34とキー溝36とが嵌合する過程においてシャフト10とロータ12との相対回転が許容される構成においては、キー部材34又はキー溝36の位置度が悪い場合にも、シャフト10とロータ12とが、上記したオフセット分だけ相対回転することにより両者間に大きな応力を生じさせることなく互いに嵌合する。
【0050】
従って、本実施例のシャフト10とロータ12との嵌合構造によれば、シャフト10のキー部材34又はロータ12のキー溝36の位置度が悪い場合にも、上記した第1実施例の嵌合構造と同様に、その嵌合が行われた後、シャフト10とロータ12との間に大きな応力が発生するのを防止することができ、第1実施例の嵌合構造と同様の効果を得ることが可能となっている。
【0051】
尚、上記の第2実施例においては、キー溝36が特許請求の範囲に記載した「凹部」に、キー部材34が特許請求の範囲に記載した「凸部」に、キー溝36の側面部44,46が特許請求の範囲に記載した「両側部」に、それぞれ相当している。
【0052】
ところで、上記の第1及び第2実施例においては、モータ軸として機能するシャフト10と、シャフト10の回転角度位置を検出させるためのレゾルバロータとして機能するロータ12とを嵌合させる構造に適用することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、同軸で嵌合させる円状部材と中空部材との嵌合構造に適用することとすればよい。
【0053】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1,3,及び4記載の発明によれば、円状部材の凹部又は中空部材の凸部の位置度が悪い状況下において、円状部材と中空部材とを嵌合するとき、凹部と凸部とが相対的に回転して嵌合するので、円状部材と中空部材との間に大きな応力の発生を防止できる。
また、請求項2記載の発明によれば、凹部又は凸部の位置が悪い場合に、円状部材と中空部材との嵌合過程において円状部材と中空部材との回転を許容できる。
【0054】
また、請求項3記載の発明によれば、中空部材の凸部は周方向に回転され、円状部材の凹部に嵌合可能である。
【0055】
また、請求項5に記載の発明によれば、凹部と凸部とを確実に嵌合でき、円状部材と中空部材とを互いに固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である嵌合構造を構成する部材を表した図である。
【図2】本発明の嵌合構造を構成する部材を図1(a)に示す直線IV−IVで切断した際の断面図である。
【図3】円状部材及び中空部材の凹部及び凸部の位置度が理想的である状況下での凹部及び凸部の断面拡大図である。
【図4】円状部材又は中空部材との位置度が悪い状況を説明するための図である。
【図5】円状部材と中空部材との間に大きな応力を発生させないための一手法を説明するための図である。
【図6】本実施例における、円状部材の凹部の位置度が悪い状況下での円状部材及び中空部材の凹部及び凸部の断面拡大図である。
【図7】本発明の第2実施例の嵌合構造を示す図である。
【符号の説明】
10 シャフト
12 ロータ
22,36 キー溝
24,25,44,46 側面部
28,34 キー部材
30,31,38,40 円形部

Claims (5)

  1. 外周に径方向へ向けて延びる凹部又は凸部を有する円状部材と、内周に径方向へ向けて延びる凸部又は凹部を有する中空部材と、を備え、前記凹部と前記凸部とを嵌合することにより前記中空部材を前記円状部材の外周側に固定した嵌合構造において、
    前記凹部及び前記凸部は、両者が嵌み合う過程で一方に対する他方の周方向への回転が許容されるように形成されていることを特徴とする、嵌合構造。
  2. 前記凹部及び前記凸部は、両者が嵌合した際に径方向断面において隙間が空くように形成されていることを特徴とする、請求項1記載の嵌合構造。
  3. 前記凸部は、径方向断面が円形状となるように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の嵌合構造。
  4. 前記凹部は、径方向断面がコの字形状となるように形成されていることを特徴とする、請求項3記載の嵌合構造。
  5. 前記凹部及び前記凸部は、該凹部の前記断面コの字形状の互いに対向する両側部の距離と該凸部の前記断面円形状の直径とがほぼ等しくなるように形成されていることを特徴とする、請求項4記載の嵌合構造。
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