JP2004029567A - 表示パネルの状態報知方法および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示パネルの状態を利用者に適切に報知することを実現した電子機器に適用される表示パネルの状態報知方法を提供する。
【解決手段】この電子機器は、表示パネルと本体とが、表示パネルを本体に対して立て起こす回動軸と表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結される。このヒンジ機構内には、回動軸を中心とした表示パネルの開閉角を検出するための開閉センサ8bと、旋回軸を中心とした表示パネルの水平回転角を検出するための開閉センサ8bとが設けられ、マイコン9は、この2つのセンサの検出結果に基づき、表示パネルの状態についての報知を、LCD5を用いて表示し、またはスピーカ7a,bを用いて音声出力する。
【選択図】 図6
【解決手段】この電子機器は、表示パネルと本体とが、表示パネルを本体に対して立て起こす回動軸と表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結される。このヒンジ機構内には、回動軸を中心とした表示パネルの開閉角を検出するための開閉センサ8bと、旋回軸を中心とした表示パネルの水平回転角を検出するための開閉センサ8bとが設けられ、マイコン9は、この2つのセンサの検出結果に基づき、表示パネルの状態についての報知を、LCD5を用いて表示し、またはスピーカ7a,bを用いて音声出力する。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばノート型のパーソナルコンピュータなど、ヒンジ部で折り曲げられる一対の筐体を重ね合わせた状態で固定できる電子機器および同機器に適用される表示パネルの状態報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノート型のパーソナルコンピュータやデスクトップ型のパーソナルコンピュータなど、様々なタイプの電子機器が開発されている。この種の電子機器では、その使い勝手を向上させるために、種々の工夫が日々なされている。例えば特開平11−39058号公報に記載のペン入力型電子機器は、表示部およびタッチパネルが組み込まれたカバーと本体ケースとをヒンジで連結し、カバーに組み込まれたタッチパネルを操作する時には、カバーをヒンジによって本体ケース上で立て起こし、さらに、この立て起こした状態で反転させた後、タッチパネルが外側に向いた状態となるように本体ケース上に戻すことができるように構成されている。
【0003】
このような構成とすれば、未使用時には、タッチパネルを内側に向かせた状態でカバーを本体ケース上に収納することにより、携行中の不意な衝撃などからタッチパネルを保護することができ、一方、使用時には、一般的ないわゆるPDA端末が備えるタッチパネルと同じ操作性を確保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カバーを本体ケース上で立て起こし、この立て起こした状態で反転させた後、本体ケース上に戻すという作業を行う場合、例えばヒンジの破損などを起こさないようにするため、利用者は、次のような点に注意を払わなければならなかった。
【0005】
つまり、カバーを反転させる際には、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされているかに留意し、また、本体ケース上に戻す際には、カバーを倒せる状態までカバーが反転されているかに留意する必要があった。
【0006】
しかしながら、このような状態にあるかどうかは利用者にとっては解りづらいため、利用者の判断に任せたのでは、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされていないにも関わらず、カバーを反転させようとしたり、あるいは、倒せる状態までカバーが反転されていないにも関わらず、カバーを本体ケース上に戻そうとして、ヒンジを破損させてしまうといったおそれを払拭することはできなかった。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、表示パネルの状態を利用者に適切に報知することを実現した電子機器および同機器に適用される表示パネルの状態報知方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明は、表示パネルと本体とが、前記表示パネルを前記本体に対して立て起こす回動軸と前記表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結された電子機器に適用される表示パネルの状態報知方法であって、前記回動軸を中心とした前記表示パネルの開閉角が予め定められた角度であるか否かを検出する第1の検出ステップと、前記旋回軸を中心とした前記表示パネルの水平回転角が予め定められた角度であるか否かを検出する第2の検出ステップと、前記第1および第2の検出ステップの検出結果に基づき、前記表示パネルの状態を報知する状態報知ステップとを具備することを特徴とする。
【0009】
この発明においては、ヒンジ機構の回動軸を中心とした表示パネルの開閉状況およびヒンジ機構の旋回軸を中心とした表示パネルの水平回転状況を検出し、その検出結果に基づいて、例えば表示パネルが水平回転可能な状態にある旨を報知したり、あるいは、表示パネルが水平回転中の状態にある旨を報知する。
【0010】
これにより、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされていないにも関わらず、カバーを反転させようとしたり、あるいは、倒せる状態までカバーが反転されていないにも関わらず、カバーを本体ケース上に戻そうとして、ヒンジを破損させてしまうといったことを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る電子機器の第1状態を示す図である。この電子機器は、ノート型のパーソナルコンピュータであり、図1に示すように、本体1と表示パネル2とがヒンジ機構3によって連結され、このヒンジ機構3で折り曲げて重ね合わせた状態で固定できるようになっている。また、ポインティングデバイスであるマウス4を必要に応じて接続することが可能である。
【0012】
また、図2は、この電子機器の第2状態を示す図であり、ヒンジ機構3により表示パネル2が本体1に対して立て起こされた状態が示されている。図2に示すように、表示パネル2の内側には、タブレット一体型のLCD(Liquid CrystalDisplay)5が設けられており、一方、本体1には、キーボード6およびスピーカ7a,7bが設けられている。
【0013】
そして、この電子機器のヒンジ機構3は、図3に示すように、表示パネル2を本体1に対して立て起こすための一般的な回動軸Aに加えて、表示パネル2を本体1に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸Bを有するいわゆるダブルヒンジであり、この2つの回動軸Aおよび旋回軸Bにより、図4に示すように、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すことができるようになっている。
【0014】
つまり、この電子機器は、キーボード6を用いて入力を行うときには、表示パネル2を本体1に対して立て起こし、タブレット一体型のLCD5上でペン入力を行うときには、このLCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すといった適切かつ柔軟な利用環境を提供することができる。また、マウス4を利用した操作は、このいずれの利用環境でも可能である。
【0015】
ところで、前述したように、この旋回軸Bをヒンジ機構3に設けて、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すことができるように構成した場合、例えば反転可能な状態まで表示パネル2が本体1上で立て起こされているかなど、表示パネル2の状態を利用者が的確に把握していないと、ヒンジ機構3の破損などを起こしてしまうおそれがある。そこで、この実施形態の電子機器では、この表示パネル2の状態を利用者に適切に報知するための仕組みを備えた点を特徴としており、以下、この点について詳述する。
【0016】
図5は、表示パネル2の状態を利用者に適切に報知するためにヒンジ機構3内に設けられる水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bを示す図である。
【0017】
この電子機器のヒンジ機構3の内部には、図5に示すように、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度(まったく回転していない状態)またはほぼ180度(完全に反転した状態)であるかどうかを検出するための水平回転センサ8aと、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度(本体1に対して直立した状態)であるかどうかを検出するための開閉センサ8bとが設けられている。この2つのセンサ8a,8bは、押下された状態でオン信号を出力するスイッチセンサであり、水平回転センサ8aは、表示パネル2の水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度のときに押下された状態となり、また、開閉センサ8bは、表示パネル2の開閉角がほぼ90度のときに押下された状態となるようにそれぞれ設置されている。
【0018】
図6は、この表示パネル2の状態報知に関わる当該電子機器の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bの出力は、図6に示すように、マイコン9に供給される。このマイコン9は、例えばキーボード6やマウス4の操作をCPUに伝達するためのキーボードコントローラ(KBC)に内蔵され、表示パネル2の状態報知を行うかどうかを示す制御情報を格納する設定レジスタ91を有している。この設定レジスタ91の制御情報は、例えばユーザインタフェースを備えた専用のユーティリティプログラムを用意して、このユーティリティプログラムを実行することにより更新するようにしても良いし、あるいは、キーボード6上の所定のキーが複数同時に押下される度に、マイコン9がトグルさせるように更新するようにしてもよい。
【0020】
また、サウンドコントローラ10は、スピーカ7a,7bから音声を出力するものであり、ディスプレイコントローラ11は、LCD5の表示制御を司るものである。そして、マイコン9は、この水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bからの出力に基づき、表示パネル2の状態を、サウンドコントローラ10を介して音声により、または、ディスプレイコントローラ11を介して表示により利用者に適切に報知する。
【0021】
図7は、この表示パネル2の状態の遷移を説明するための図である。
図7に示すように、この電子機器では、表示パネル2の状態を状態1〜状態5の5段階で管理する。状態1は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ0−89度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからのオン信号の出力はなく、水平回転センサ8aからはオン信号が出力されている。
【0022】
また、状態2は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度の場合であり、この場合、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されている。以下、同様に、状態3は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ1−179度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからはオン信号が出力され、水平回転センサ8aの双方からのオン信号の出力はない。また、状態4は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ180度の場合であり、この場合、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されている。そして、状態5は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ0−89度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ180度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからのオン信号の出力はなく、水平回転センサ8aからはオン信号が出力されている。
【0023】
図7中、X1は、表示パネル2を本体1に対して立て起こし、その立て起こした状態で旋回させた後に、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1に戻す際の動作の流れであり、一方、X2は、この表示パネル2を逆の手順で元の状態に戻す際の動作の流れである。このX1およびX2で示される各動作の流れのうち、ヒンジ機構3の破損のおそれがあるのは、反転可能な状態まで表示パネル2が本体1上で立て起こされていないにも関わらず、表示パネル2を反転させようとしたり、あるいは、表示パネル2を倒せる状態まで表示パネル2が反転されていないにも関わらず、表示パネル2を本体1上に戻そうとしてしまうときである。そこで、マイコン9は、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されているとき(状態2,状態4)、つまり表示パネル2が反転可能な状態にあるとき、その旨をLCD5に表示し(表示A)、また、開閉センサ8bからオン信号が出力され、水平回転センサ8bからのオン信号の出力がないとき(状態3)、つまり表示パネル2が反転中の状態にあるとき、その旨をLCD5に表示する(表示B)。さらに、この表示パネル2が反転中の状態にあるときとは、表示パネルが不安定の状態にあるときであるため、マイコン9は、その旨をスピーカ7a,bからも音声出力する。
【0024】
図8は、表示パネル2の状態に関してLCD5に表示されるメッセージの一例を示す図であり、表示パネル2の状態が状態2または状態4のとき、マイコン9は、「回転可能な状態です」というメッセージを表示し(表示A)、表示パネル2の状態が状態3のとき、マイコン9は、「回転中の状態です」というメッセージを表示する(表示B)。
【0025】
次に、図9を参照して、この電子機器における表示パネル2の状態報知の動作手順について説明する。
【0026】
マイコン9は、表示パネル2の状態報知を行う旨を示す制御情報が設定レジスタ91に格納されている場合、まず、開閉センサ8bからオン信号が出力されているかどうかを調べる(ステップA1)。この時、もし、オン信号が出力されていれば(ステップA1のYES)、マイコン9は、今度は、水平回転センサ8aからオン信号が出力されているかどうかを調べる(ステップA2)。そして、もし、オン信号が出力されていれば(ステップA2のYES)、マイコン9は、表示パネル2が反転可能な状態にある旨をLCD5に表示し(ステップA3)、一方、オン信号が出力されていなければ(ステップA2のNO)、表示パネル2が反転中の状態にある旨をLCD5に表示するととともに、スピーカ7a,bから音声出力する(ステップA4)
このように、この電子機器では、LCD5による表示やスピーカ7a,bによる音声出力によって、表示パネル2の状態を適切に利用者に報知するため、ヒンジ機構3の破損を招くような表示パネル2の無理な取り扱いを防止する。
【0027】
なお、前述した実施形態では、表示パネル2の状態報知をLCD5を用いて行う例を説明したが、視覚に訴える報知手段としては、これに限らず、例えばLED(Light Emitting Diode)を点灯させるなどによっても構わない。
【0028】
つまり、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0029】
【発明の効果】
以上、詳述したように、この発明によれば、表示パネルの状態を利用者に適切に報知することを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る電子機器の第1状態を示す図。
【図2】同実施形態の電子機器の第2状態を示す図。
【図3】同実施形態の電子機器のヒンジ機構を説明するための第1の図。
【図4】同実施形態の電子機器のヒンジ機構を説明するための第2の図。
【図5】同実施形態の電子機器のヒンジ機構内に設けられる水平回転センサおよび開閉センサを示す図。
【図6】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態報知に関わる概略構成を示すブロック図。
【図7】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態の遷移を説明するための図。
【図8】同実施形態の電子機器において表示パネルの状態に関してLCDに表示されるメッセージの一例を示す図。
【図9】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態報知の動作手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…本体
2…表示パネル
3…ヒンジ機構
4…マウス
5…LCD
6…キーボード
7a,b…スピーカ
8a…水平回転センサ
8b…開閉センサ
9…マイコン
10…サウンドコントローラ
11…ディスプレイコントローラ
A…回動軸
B…旋回軸
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばノート型のパーソナルコンピュータなど、ヒンジ部で折り曲げられる一対の筐体を重ね合わせた状態で固定できる電子機器および同機器に適用される表示パネルの状態報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノート型のパーソナルコンピュータやデスクトップ型のパーソナルコンピュータなど、様々なタイプの電子機器が開発されている。この種の電子機器では、その使い勝手を向上させるために、種々の工夫が日々なされている。例えば特開平11−39058号公報に記載のペン入力型電子機器は、表示部およびタッチパネルが組み込まれたカバーと本体ケースとをヒンジで連結し、カバーに組み込まれたタッチパネルを操作する時には、カバーをヒンジによって本体ケース上で立て起こし、さらに、この立て起こした状態で反転させた後、タッチパネルが外側に向いた状態となるように本体ケース上に戻すことができるように構成されている。
【0003】
このような構成とすれば、未使用時には、タッチパネルを内側に向かせた状態でカバーを本体ケース上に収納することにより、携行中の不意な衝撃などからタッチパネルを保護することができ、一方、使用時には、一般的ないわゆるPDA端末が備えるタッチパネルと同じ操作性を確保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カバーを本体ケース上で立て起こし、この立て起こした状態で反転させた後、本体ケース上に戻すという作業を行う場合、例えばヒンジの破損などを起こさないようにするため、利用者は、次のような点に注意を払わなければならなかった。
【0005】
つまり、カバーを反転させる際には、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされているかに留意し、また、本体ケース上に戻す際には、カバーを倒せる状態までカバーが反転されているかに留意する必要があった。
【0006】
しかしながら、このような状態にあるかどうかは利用者にとっては解りづらいため、利用者の判断に任せたのでは、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされていないにも関わらず、カバーを反転させようとしたり、あるいは、倒せる状態までカバーが反転されていないにも関わらず、カバーを本体ケース上に戻そうとして、ヒンジを破損させてしまうといったおそれを払拭することはできなかった。
【0007】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、表示パネルの状態を利用者に適切に報知することを実現した電子機器および同機器に適用される表示パネルの状態報知方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明は、表示パネルと本体とが、前記表示パネルを前記本体に対して立て起こす回動軸と前記表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結された電子機器に適用される表示パネルの状態報知方法であって、前記回動軸を中心とした前記表示パネルの開閉角が予め定められた角度であるか否かを検出する第1の検出ステップと、前記旋回軸を中心とした前記表示パネルの水平回転角が予め定められた角度であるか否かを検出する第2の検出ステップと、前記第1および第2の検出ステップの検出結果に基づき、前記表示パネルの状態を報知する状態報知ステップとを具備することを特徴とする。
【0009】
この発明においては、ヒンジ機構の回動軸を中心とした表示パネルの開閉状況およびヒンジ機構の旋回軸を中心とした表示パネルの水平回転状況を検出し、その検出結果に基づいて、例えば表示パネルが水平回転可能な状態にある旨を報知したり、あるいは、表示パネルが水平回転中の状態にある旨を報知する。
【0010】
これにより、反転可能な状態までカバーが本体ケース上で立て起こされていないにも関わらず、カバーを反転させようとしたり、あるいは、倒せる状態までカバーが反転されていないにも関わらず、カバーを本体ケース上に戻そうとして、ヒンジを破損させてしまうといったことを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る電子機器の第1状態を示す図である。この電子機器は、ノート型のパーソナルコンピュータであり、図1に示すように、本体1と表示パネル2とがヒンジ機構3によって連結され、このヒンジ機構3で折り曲げて重ね合わせた状態で固定できるようになっている。また、ポインティングデバイスであるマウス4を必要に応じて接続することが可能である。
【0012】
また、図2は、この電子機器の第2状態を示す図であり、ヒンジ機構3により表示パネル2が本体1に対して立て起こされた状態が示されている。図2に示すように、表示パネル2の内側には、タブレット一体型のLCD(Liquid CrystalDisplay)5が設けられており、一方、本体1には、キーボード6およびスピーカ7a,7bが設けられている。
【0013】
そして、この電子機器のヒンジ機構3は、図3に示すように、表示パネル2を本体1に対して立て起こすための一般的な回動軸Aに加えて、表示パネル2を本体1に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸Bを有するいわゆるダブルヒンジであり、この2つの回動軸Aおよび旋回軸Bにより、図4に示すように、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すことができるようになっている。
【0014】
つまり、この電子機器は、キーボード6を用いて入力を行うときには、表示パネル2を本体1に対して立て起こし、タブレット一体型のLCD5上でペン入力を行うときには、このLCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すといった適切かつ柔軟な利用環境を提供することができる。また、マウス4を利用した操作は、このいずれの利用環境でも可能である。
【0015】
ところで、前述したように、この旋回軸Bをヒンジ機構3に設けて、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1上に戻すことができるように構成した場合、例えば反転可能な状態まで表示パネル2が本体1上で立て起こされているかなど、表示パネル2の状態を利用者が的確に把握していないと、ヒンジ機構3の破損などを起こしてしまうおそれがある。そこで、この実施形態の電子機器では、この表示パネル2の状態を利用者に適切に報知するための仕組みを備えた点を特徴としており、以下、この点について詳述する。
【0016】
図5は、表示パネル2の状態を利用者に適切に報知するためにヒンジ機構3内に設けられる水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bを示す図である。
【0017】
この電子機器のヒンジ機構3の内部には、図5に示すように、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度(まったく回転していない状態)またはほぼ180度(完全に反転した状態)であるかどうかを検出するための水平回転センサ8aと、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度(本体1に対して直立した状態)であるかどうかを検出するための開閉センサ8bとが設けられている。この2つのセンサ8a,8bは、押下された状態でオン信号を出力するスイッチセンサであり、水平回転センサ8aは、表示パネル2の水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度のときに押下された状態となり、また、開閉センサ8bは、表示パネル2の開閉角がほぼ90度のときに押下された状態となるようにそれぞれ設置されている。
【0018】
図6は、この表示パネル2の状態報知に関わる当該電子機器の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bの出力は、図6に示すように、マイコン9に供給される。このマイコン9は、例えばキーボード6やマウス4の操作をCPUに伝達するためのキーボードコントローラ(KBC)に内蔵され、表示パネル2の状態報知を行うかどうかを示す制御情報を格納する設定レジスタ91を有している。この設定レジスタ91の制御情報は、例えばユーザインタフェースを備えた専用のユーティリティプログラムを用意して、このユーティリティプログラムを実行することにより更新するようにしても良いし、あるいは、キーボード6上の所定のキーが複数同時に押下される度に、マイコン9がトグルさせるように更新するようにしてもよい。
【0020】
また、サウンドコントローラ10は、スピーカ7a,7bから音声を出力するものであり、ディスプレイコントローラ11は、LCD5の表示制御を司るものである。そして、マイコン9は、この水平回転センサ8aおよび開閉センサ8bからの出力に基づき、表示パネル2の状態を、サウンドコントローラ10を介して音声により、または、ディスプレイコントローラ11を介して表示により利用者に適切に報知する。
【0021】
図7は、この表示パネル2の状態の遷移を説明するための図である。
図7に示すように、この電子機器では、表示パネル2の状態を状態1〜状態5の5段階で管理する。状態1は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ0−89度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからのオン信号の出力はなく、水平回転センサ8aからはオン信号が出力されている。
【0022】
また、状態2は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ0度の場合であり、この場合、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されている。以下、同様に、状態3は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ1−179度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからはオン信号が出力され、水平回転センサ8aの双方からのオン信号の出力はない。また、状態4は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ90度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ180度の場合であり、この場合、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されている。そして、状態5は、回動軸Aを中心とした表示パネル2の開閉角がほぼ0−89度であって、旋回軸Bを中心とした表示パネル2の水平回転角がほぼ180度の場合であり、この場合、開閉センサ8bからのオン信号の出力はなく、水平回転センサ8aからはオン信号が出力されている。
【0023】
図7中、X1は、表示パネル2を本体1に対して立て起こし、その立て起こした状態で旋回させた後に、LCD5を外側に向けた状態で表示パネル2を本体1に戻す際の動作の流れであり、一方、X2は、この表示パネル2を逆の手順で元の状態に戻す際の動作の流れである。このX1およびX2で示される各動作の流れのうち、ヒンジ機構3の破損のおそれがあるのは、反転可能な状態まで表示パネル2が本体1上で立て起こされていないにも関わらず、表示パネル2を反転させようとしたり、あるいは、表示パネル2を倒せる状態まで表示パネル2が反転されていないにも関わらず、表示パネル2を本体1上に戻そうとしてしまうときである。そこで、マイコン9は、開閉センサ8bおよび水平回転センサ8aの双方からオン信号が出力されているとき(状態2,状態4)、つまり表示パネル2が反転可能な状態にあるとき、その旨をLCD5に表示し(表示A)、また、開閉センサ8bからオン信号が出力され、水平回転センサ8bからのオン信号の出力がないとき(状態3)、つまり表示パネル2が反転中の状態にあるとき、その旨をLCD5に表示する(表示B)。さらに、この表示パネル2が反転中の状態にあるときとは、表示パネルが不安定の状態にあるときであるため、マイコン9は、その旨をスピーカ7a,bからも音声出力する。
【0024】
図8は、表示パネル2の状態に関してLCD5に表示されるメッセージの一例を示す図であり、表示パネル2の状態が状態2または状態4のとき、マイコン9は、「回転可能な状態です」というメッセージを表示し(表示A)、表示パネル2の状態が状態3のとき、マイコン9は、「回転中の状態です」というメッセージを表示する(表示B)。
【0025】
次に、図9を参照して、この電子機器における表示パネル2の状態報知の動作手順について説明する。
【0026】
マイコン9は、表示パネル2の状態報知を行う旨を示す制御情報が設定レジスタ91に格納されている場合、まず、開閉センサ8bからオン信号が出力されているかどうかを調べる(ステップA1)。この時、もし、オン信号が出力されていれば(ステップA1のYES)、マイコン9は、今度は、水平回転センサ8aからオン信号が出力されているかどうかを調べる(ステップA2)。そして、もし、オン信号が出力されていれば(ステップA2のYES)、マイコン9は、表示パネル2が反転可能な状態にある旨をLCD5に表示し(ステップA3)、一方、オン信号が出力されていなければ(ステップA2のNO)、表示パネル2が反転中の状態にある旨をLCD5に表示するととともに、スピーカ7a,bから音声出力する(ステップA4)
このように、この電子機器では、LCD5による表示やスピーカ7a,bによる音声出力によって、表示パネル2の状態を適切に利用者に報知するため、ヒンジ機構3の破損を招くような表示パネル2の無理な取り扱いを防止する。
【0027】
なお、前述した実施形態では、表示パネル2の状態報知をLCD5を用いて行う例を説明したが、視覚に訴える報知手段としては、これに限らず、例えばLED(Light Emitting Diode)を点灯させるなどによっても構わない。
【0028】
つまり、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0029】
【発明の効果】
以上、詳述したように、この発明によれば、表示パネルの状態を利用者に適切に報知することを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る電子機器の第1状態を示す図。
【図2】同実施形態の電子機器の第2状態を示す図。
【図3】同実施形態の電子機器のヒンジ機構を説明するための第1の図。
【図4】同実施形態の電子機器のヒンジ機構を説明するための第2の図。
【図5】同実施形態の電子機器のヒンジ機構内に設けられる水平回転センサおよび開閉センサを示す図。
【図6】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態報知に関わる概略構成を示すブロック図。
【図7】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態の遷移を説明するための図。
【図8】同実施形態の電子機器において表示パネルの状態に関してLCDに表示されるメッセージの一例を示す図。
【図9】同実施形態の電子機器における表示パネルの状態報知の動作手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…本体
2…表示パネル
3…ヒンジ機構
4…マウス
5…LCD
6…キーボード
7a,b…スピーカ
8a…水平回転センサ
8b…開閉センサ
9…マイコン
10…サウンドコントローラ
11…ディスプレイコントローラ
A…回動軸
B…旋回軸
Claims (13)
- 表示パネルと本体とが、前記表示パネルを前記本体に対して立て起こす回動軸と前記表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結された電子機器に適用される表示パネルの状態報知方法であって、
前記回動軸を中心とした前記表示パネルの開閉角が予め定められた角度であるか否かを検出する第1の検出ステップと、
前記旋回軸を中心とした前記表示パネルの水平回転角が予め定められた角度であるか否かを検出する第2の検出ステップと、
前記第1および第2の検出ステップの検出結果に基づき、前記表示パネルの状態を報知する状態報知ステップと、
を具備することを特徴とする表示パネルの状態報知方法。 - 前記第1の検出ステップは、前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であるか否かを検出し、
前記第2の検出ステップは、前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度であるか否かを検出することを特徴とする請求項1記載の表示パネルの状態報知方法。 - 前記状態報知ステップは、前記第1の検出ステップで前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であることが検出され、かつ、前記第2の検出ステップで前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度であることが検出された場合に、前記表示パネルが水平回転可能な状態にある旨を報知することを特徴とする請求項2記載の表示パネルの状態報知方法。
- 前記状態報知ステップは、前記第1の検出ステップで前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であることが検出され、かつ、前記第2の検出ステップで前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度ではないことが検出された場合に、前記表示パネルが水平回転中の状態にある旨を報知することを特徴とする請求項2記載の表示パネルの状態報知方法。
- 前記状態報知ステップは、前記表示パネルの状態報知を表示により行うことを特徴とする請求項1記載の表示パネルの状態報知方法。
- 前記状態報知ステップは、前記表示パネルの状態報知を音声により行うことを特徴とする請求項1記載の表示パネルの状態報知方法。
- 表示パネルと本体とが、前記表示パネルを前記本体に対して立て起こす回動軸と前記表示パネルを前記本体に対して立て起こした状態で旋回させる旋回軸とを有するヒンジ機構により連結された電子機器であって、
前記回動軸を中心とした前記表示パネルの開閉角が予め定められた角度であるか否かを検出するための第1のセンサと、
前記旋回軸を中心とした前記表示パネルの水平回転角が予め定められた角度であるか否かを検出するための第2のセンサと、
前記第1および第2のセンサの検出結果に基づき、前記表示パネルの状態を報知する状態報知手段と、
を具備することを特徴とする電子機器。 - 前記第1のセンサは、前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であるか否かを検出し、
前記第2のセンサは、前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度であるか否かを検出することを特徴とする請求項7記載の電子機器。 - 前記状態報知手段は、前記第1のセンサで前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であることが検出され、かつ、前記第2のセンサで前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度であることが検出された場合に、前記表示パネルが水平回転可能な状態にある旨を報知することを特徴とする請求項8記載の電子機器。
- 前記状態報知手段は、前記第1のセンサで前記表示パネルの開閉角がほぼ90度であることが検出され、かつ、前記第2のセンサで前記表示パネルの水平回転角がほぼ0度またはほぼ180度ではないことが検出された場合に、前記表示パネルが水平回転中の状態にある旨を報知することを特徴とする請求項8記載の電子機器。
- 前記状態報知手段は、前記表示パネルの状態報知を表示により行うことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
- 前記状態報知手段は、前記表示パネルの状態報知を音声により行うことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
- 前記状態報知手段を機能させるか否かを設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
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