JP2004023176A - 路車間通信用車載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、車載アンテナを最適な方向に向けることが可能な路車間通信用車載装置を提供する。
【解決手段】車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、路側アンテナと情報通信を行うための車載アンテナ(10)と、該車載アンテナ(10)を載置する車載装置本体(8)と、該車載装置本体(8)を回転可能に支持する車載装置本体回転機構(第一の支持体14および第二の支持体15)とを備える。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駐車場等の所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と通信し、音楽のダウンロード等の情報通信を行うための路車間通信用車載装置に関するものである。
この種の路車間通信用車載装置は、通常、DSRC(Dedicated Short Range Communications:狭域通信)車載装置と呼ばれるので、以下ではDSRC車載装置とも呼ぶことにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、DSRC車載装置あるいはそれを構成する車載アンテナは車のダッシュボードの上あるいはルームミラーの背面等に固定して配設される。
図10は、DSRC車載装置搭載車と路側アンテナが双方向通信を行っている様子を示す図である。
図において、1はDSRC車載装置搭載車(単に、「車」とも称す)、2は路側アンテナ、3はDSRC車載装置搭載車1に搭載されているDSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン、4は路側アンテナ2の電波放射パターン、5は通信ケーブル、6は基地局である。
DSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン3は車の正面上方を向くように固定されている。
【0003】
図10に示すように、DSRC車載装置搭載車1が路側アンテナ2の近くに来ると、DSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン3は路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向に向いているので、双方向通信が可能である。
路側アンテナ2は、通信ケーブル5を介して基地局6へ情報を転送するので、DSRC車載装置搭載車1と基地局6との間での情報交換(即ち、情報通信)ができる。
【0004】
図11は、従来のDSRC車載装置を搭載した複数台のDSRC車載装置搭載車1a、1b、・・・1nが駐車場7に駐車している様子を示している。
DSRC車載装置搭載車1a、1b、・・・1nには、例えば、そのダッシュボード上にDSRC車載装置あるいはDSRC車載装置を構成する車載アンテナが固定されており、DSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン3a、3b、・・・3nは車の正面上方を向いている。
図11に示すように、路側アンテナ2の電波放射パターン4は一つ(即ち、路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向は一方向)であり、また、各DSRC車載装置搭載車1a、1b、・・・1nに搭載されているDSRC車載装置の車載アンテナは回転できないので、複数台のDSRC車載装置搭載車1a、1b、・・・1nの内、車載アンテナの電波放射パターンが路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向を向いているDSRC車載装置搭載車のみが基地局7と通信可能である。
【0005】
例えば、図11に示した例では、DSRC車載装置搭載車1aの車載アンテナの電波放射パターン3aは路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向を向いているので、DSRC車載装置搭載車1aは通信可能であるが、その他のDSRC車載装置搭載車1b、1c、・・・1nの車載アンテナの電波放射パターン3b、3c、・・・3nは路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向を向いていないので、DSRC車載装置搭載車1b、1c、・・・1nは通信ができないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDSRC車載装置あるいはDSRC車載装置を構成する車載アンテナをダッシュボード上等に固定させて取付けた車が駐車場等に入り、路側アンテナ2と通信を行う場合、駐車場7内で車を駐車させる場所によっては車の正面方向、即ち、DSRC車載装置あるいはDSRC車載装置を構成する車載アンテナ2が路側アンテナ2の方向を向かない場合がある。
駐車場内で車をどの位置に駐車させても路側アンテナと正常に通信でき、あるいは音楽のダウンロード等を正常に行うことができるようにする必要があった。
【0007】
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、駐車場のどの位置に車を止めても、あるいはどの方向に向いて車を駐車させても、路側アンテナと正常に通信を行うことができる路車間通信用車載装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る路車間通信用車載装置は、車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、上記路側アンテナと情報通信を行うための車載アンテナと、上記車載アンテナを載置する車載装置本体と、上記車載装置本体を回転可能に支持する車載装置本体回転機構とを備えたものである。
【0009】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置の車載装置本体回転機構は、上記車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、上記第一の支持体を手動で回転できるように構成したものである。
【0010】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置の車載装置本体回転機構は、上記車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に上記第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなるものである。
【0011】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置は、車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、上記路側アンテナと情報通信を行うための車載アンテナと、上記車載アンテナとは別個に配置された車載装置本体と、上記車載アンテナを回転可能に支持する車載アンテナ回転機構とを備えたものである。
【0012】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置の車載アンテナ回転機構は、上記車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、上記第一の支持体を手動で回転できるように構成したものである。
【0013】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置の車載アンテナ回転機構は、上記車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に上記第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなるものである。
【0014】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置は、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる回転方向を案内する音声案内手段をさらに備えたものである。ことを特徴とする請求項2または5に記載の路車間通信用車載装置。
【0015】
また、本発明に係る路車間通信用車載装置は、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルを表示するモニタ装置を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当のものを表す。
実施の形態1.
図1は、本発明によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)を用いることにより路側アンテナ2と正常に通信出来る様子を示している。
図において、1a、1b・・・1nはDSRC車載装置搭載車、2は所定の場所(例えば、駐車場等)に設置された路側アンテナ、3a、3b・・・3nはDSRC車載装置搭載車1a、1b・・・1nのDSRC車載装置を構成する各車載アンテナの電波放射パターン、4は路側アンテナ2の電波放射パターン、7は駐車場である。
【0017】
図に示すように、DSRC車載装置搭載車1aの場合には、DSRC車載装置1aを構成する車載アンテナの電波放射パターン3aは路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向を向いているので、DSRC車載装置をダッシュボード上等に固定していても路側アンテナ2と正常に通信できる。
しかし、DSRC車載装置搭載車1b、1c、・・・1nの場合には、DSRC車載装置を構成する各車載アンテナの電波放射パターン3b、3c、3d・・・3nは路側アンテナ2の電波放射パターン4の方向を向いていないので、路側アンテナ2と正常に通信させるために、DSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン3b、3c、3d・・・3nの方向を回転させている。
【0018】
図2は、実施の形態1によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
図において、8はDSRC車載装置本体、9は高周波回路、10は車載アンテナ、11は表示部、12a、12bはボタン、13はICカード、14は例えば円柱形状をした第一の支持体、15は例えば円柱形状をした第二の支持体、16は第一の支持体14と第二の支持体15の接触面、17は手持ちノブである。
図に示すように、本実施の形態によるDSRC車載装置は、DSRC車載装置本体8、高周波回路9、DSRC車載装置を構成する車載アンテナ10、表示部11、ボタン12a、12b、ICカード13から構成されている。
【0019】
また、第一の支持体14はDSRC車載装置本体8の背面に固定されており、第二の支持体15は、例えば車のダッシュボード上等に固定されている。
そして、第一の支持体14は、接触面16を介して第二の支持体15に対して回転可能に配設されている。
即ち、第一の支持体14および第二の支持体15は、DSRC車載装置本体8を回転可能に支持する車載装置本体回転機構を構成しており、DSRC車載装置本体8はこの車載装置本体回転機構によって回転可能となっている。
なお、17は、DSRC車載装置本体8を回転させ易くするために第一の支持体14の側周面に形成された手持ちノブである。
【0020】
本実施の形態によるDSRC車載装置は、以上のように構成されているために、手持ちノブ17により第一の支持体14を手で回転させることによって、車載アンテナ10を路側アンテナ2の方向に手動で回転させることができる。
DSRC車載装置を構成する車載アンテナ10の電波放射パターン3、路側アンテナ2の電波放射パターン4のビーム幅はかなり大きいために、DSRC車載装置を構成する車載アンテナ10を路側アンテナ2の方向に概略向けるだけで路側アンテナ2と通信が可能となる。
従って、路側アンテナ2に対して車をどのような方向に向けて駐車しても、路側アンテナ2と通信を容易に行うことができる。
【0021】
実施の形態2.
図3は、実施の形態2によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
図において、18は受信レベルモニタ装置(モニタ装置)、19はモニタ画面、20はケーブルである。
本実施の形態2によるDSRC車載装置では、受信された受信電波は高周波回路9で信号処理された後、ケーブル20を介して受信レベルモニタ装置18へ送られ、モニタ画面19に受信レベルが表示される。
モニタ画面19の横軸はDSRC車載装置本体8の回転角、縦軸は受信レベルを示す。
手持ちノブ17を回転させることにより、モニタ画面19に表示される受信レベルは変化し、受信レベルが高くなる方向に手持ちノブ17を回転させることができる。
【0022】
従って、路側アンテナ2に対して車をどのような方向に向けて駐車しても、モニタ画面19に表示される受信レベルを見ながら手持ちノブ17を回転させることによって、路側アンテナ2の方向にDSRC車載装置本体8即ちDSRC車載装置を構成する車載アンテナ10の方向を向けることができ、路側アンテナ2と正常な通信を行うことができる。
【0023】
実施の形態3.
図4は、実施の形態3によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
外観上は図2に示した実施の形態1によるDSRC車載装置とあまり変わらないが、第二の支持体15の中身が異なる。
本実施の形態では、路側アンテナ2からの電波をDSRC車載装置を構成する車載アンテナ10で受信し、受信レベルが高くなる方向にDSRC車載装置本体8を自動的に回転させるようにしたことを特徴とする。
【0024】
図5は、本実施の形態によるDSRC車載装置の第二の支持体15の内部構成を説明するための図である。
図5に示すように、第二の支持体15の内部は、DSRC車載装置本体8で受信された受信波レベルを記録する信号レベル記録装置21、DSRC車載装置本体8を少し回転させたときに、回転させる前と後の信号レベルを比較するための信号レベル比較器22、回転装置制御装置23、回転装置24、DSRC車載装置本体8の背面に固定されている支持体14に回転装置24からの回転を伝える支持体25などによって構成されている。
【0025】
回転装置24がDSRC車載装置本体8の背面に固定されている第一の支持体14を自動的に回転させるときの動作フローチャートを図6に示す。
図6は、本実施の形態によるDSRC車載装置の動作を説明するためのフローチャートであり、回転装置24がDSRC車載装置本体8の背面に固定されている第一の支持体14を自動的に回転させるときの動作を説明するものである。
図6に示すように、まず、DSRC車載装置本体8を構成する高周波回路9からの受信信号R1を信号レベル記録装置21に記録する。
次に、DSRC車載装置本体8を少し回転させて、高周波回路9からの受信信号R2を信号レベル記録装置21に記録する。
この後、受信レベル比較器22で受信信号R1、R2の大きさを比較するが、そのプロセスは次の通りである。
即ち、R2−R1の大きさが予め決めた小さい値ε(例えば0.1)以下ならば、DSRC車載装置本体8の正面方向は路側アンテナ2の方向を向いているとし、DSRC車載装置本体8の回転を止めて路側アンテナ2との通信を開始する。
【0026】
R2−R1の大きさが予め決めた小さい値ε(例えば、0.1)より大きく、R2≧R1の場合には、R1=R2と置き、DSRC車載装置本体8を上記受信信号R2を受信した場合と同じ方向にDSRC車載装置本体8を少し回転させ、その受信信号R2を信号レベル記録装置21に記録する。
もし、R2<R1の場合には、R1=R2と置き、DSRC車載装置本体8を上記受信信号R2を受信した場合と逆方向にDSRC車載装置本体8を少し回転させ、その受信信号R2を信号レベル記録装置21に記録する。
これらR1、R2の大きさを再度比較し、R2−R1の大きさが予め決めた小さい値ε(例えば0.1)以下になるまで繰返す。
【0027】
そして、R2−R1の大きさが予め決めた小さい値ε(例えば0.1)以下になれば、DSRC車載装置本体8の回転を止めて路側アンテナ2との通信を開始する。
このような動作を行わせることにより、路側アンテナ2に対して車をどのような方向に向けて駐車しても、自動的に路側アンテナ2の方向にDSRC車載装置本体8即ちDSRC車載装置を構成する車載アンテナ10の方向を向けることができ、路側アンテナ2と正常な通信を行うことができる。
【0028】
実施の形態4.
図7は、実施の形態4によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
図において、26はスピーカ、27はケーブルである。
本実施の形態によるDSRC車載装置では、図6のフローチャートにおいて、DSRC車載装置本体8を同じ方向、あるいは逆方向に少し回転させる操作を音声で案内し、DSRC車載装置本体8を手持ちノブ17を用いて手動で回転させるものである。
即ち、車載アンテナ10が受信する受信電波のレベルが高くなる回転方向を案内する音声案内手段を備えたことを特徴とする。
従って、本実施の形態では、図6における回転装置制御装置23と回転装置24が不必要となる。
【0029】
実施の形態5.
図8は、実施の形態5によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の要部の構成を示す斜視図である。
また、図9はDSRC車載装置を構成する車載アンテナ10をDSRC車載装置本体8と別個に配置した従来例を示す。
この図9に示した従来例では、車載アンテナ10のみをダッシュボード上等に車載装置本体とは別個に配置し、DSRC車載装置本体8はダッシュボードの下等見えない所に配置するためのものである。
図8および図9において、28は車載アンテナ10とDSRC車載装置本体8内の高周波回路9を結ぶ給電線である。
【0030】
図8に示すように、本実施の形態によるDSRC車載装置は、図9の従来例と比較して、車載アンテナ10のみを路側アンテナ2の方向に回転させるようにしたことを特徴とする。
図8において、第一の支持体14、第二の支持体15、およびそれらの接触面16は、上述の実施の形態1〜4のいずれかに示したものと同じである。
路側アンテナ2と正常な通信を行うために車載アンテナ10のみを路側アンテナ2の方向に回転させることは、上述の実施の形態1〜4でDSRC車載装置本体8を回転させることと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0031】
なお、以上の説明では、手動で回転させる場合には手動ノブを設けているが、この手動ノブは特に無くても良い。
また、モニタ画面はナビゲーションシステムの画面あるいはDSRC車載装置を構成する表示部を用いても良く、音声で知らせるスピーカはナビゲーションシステムでのスピーカあるいはDSRC車載装置を構成するスピーカを用いても良い。
さらに、自動的に回転させる場合の回転装置は、モータと歯車あるいはカムを組合せたもの、アクチュエータ、圧電素子等を用いたもの等どのような構成でも良い。
【0032】
また、本発明は、周囲構造物からの電波の反射等がある場合、通信に最適な方向にDSRC車載装置本体あるいはDSRC車載装置を構成する車載アンテナのみを回転させて調整することに用いても良い。
なお、本実施の形態では、路側アンテナを設置する場所として駐車場を例にとって説明したが、本発明はそれに限らず、コンビニ、道の駅等DSRC車載装置を用いて路側アンテナと無線で双方向通信する、あるいは音楽等をダウンロードする場合等にも適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
本発明による路車間通信用車載装置は、車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、路側アンテナと情報通信を行うための車載アンテナと、車載アンテナを載置する車載装置本体と、車載装置本体を回転可能に支持する車載装置本体回転機構とを備えたので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、車載アンテナを最適な方向に向けることが可能であり、路側アンテナを介して基地局と正常な情報通信を行うことができる。
【0034】
また、本発明による路車間通信用車載装置の車載装置本体回転機構は、車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、第一の支持体を手動で回転できるように構成したので、路車間通信用車載装置を搭載した車をどの位置に、また、どの方向を向いて駐車させても、車載アンテナを最適な方向に向けることが可能であり、路側アンテナを介して基地局と正常な情報通信を行うことができる路車間通信用車載装置を簡単な構造で、安価に実現できる。
【0035】
また、本発明による路車間通信用車載装置の車載装置本体回転機構は、車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなるので、路車間通信用車載装置を搭載した車をどの位置に、また、どの方向を向いて駐車させても、車載アンテナを最適な方向に自動的に向けることが可能であり、路側アンテナを介して基地局と自動的に正常な情報通信を行うことができる高品位な路車間通信用車載装置を実現できる。
【0036】
また、本発明による路車間通信用車載装置は、車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、路側アンテナと情報通信を行うための車載アンテナと、車載アンテナとは別個に配置された車載装置本体と、車載アンテナを回転可能に支持する車載アンテナ回転機構とを備えたので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、軽量な車載アンテナのみを最適な方向に向けるたけで路側アンテナを介して基地局と正常な情報通信を行うことが可能な路車間通信用車載装置を実現できる。
【0037】
また、本発明による路車間通信用車載装置の車載アンテナ回転機構は、車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、第一の支持体を手動で回転できるように構成したので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、軽量な車載アンテナのみを最適な方向に向けるたけで路側アンテナを介して基地局と正常な情報通信を行うことが可能な路車間通信用車載装置を簡単な構造で、安価に実現できる。
【0038】
また、本発明による路車間通信用車載装置の車載アンテナ回転機構は、車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなるので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、軽量な車載アンテナのみを最適な方向に自動的に向けることが可能であり、路側アンテナを介して基地局と自動的に正常な情報通信を行うことができる高品位な路車間通信用車載装置を安価に実現できる。
【0039】
また、本発明による路車間通信用車載装置は、車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる回転方向を案内する音声案内手段をさらに備えたので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、聴覚によって車載アンテナを最適な方向に容易に向けることが可能な路車間通信用車載装置を実現できる。
【0040】
また、本発明による路車間通信用車載装置は、車載アンテナが受信する受信電波のレベルを表示するモニタ装置を備えたので、路側アンテナが設置された場所のどこの位置に、また、どの方向を向いて路車間通信用車載装置を搭載した車を駐車させても、視覚によって車載アンテナを最適な方向に容易に向けることが可能な路車間通信用車載装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)を搭載した車が駐車場に駐車している様子を示す図である。
【図2】実施の形態1によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
【図3】実施の形態2によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
【図4】実施の形態3によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
【図5】実施の形態3によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の第二の支持体の内部構成を説明するための図である。
【図6】実施の形態3によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】実施の形態4によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の構成を示す斜視図である。
【図8】実施の形態5によるDSRC車載装置(路車間通信用車載装置)の要部の構成を示す斜視図である。
【図9】DSRC車載装置を構成する車載アンテナをDSRC車載装置本体と別個に配置した従来例を示す斜視図である。
【図10】DSRC車載装置搭載車と路側アンテナが双方向通信を行っている様子を示す図である。
【図11】従来のDSRC車載装置を搭載した複数台の車が駐車場7に駐車している様子を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、・・・1n DSRC車載装置搭載車
2 路側アンテナ
3、3a、3b、・・・3n DSRC車載装置を構成する車載アンテナの電波放射パターン
4 路側アンテナの電波放射パターン    5 通信ケーブル
6 基地局                7 駐車場
8 DSRC車載装置本体         9 高周波回路
10 車載アンテナ            11 表示部
12a、12b ボタン          13 ICカード
14 第一の支持体            15 第二の支持体
16 接触面               17 手持ちノブ
18 受信レベルモニタ(モニタ装置)   19 モニタ画面
20、27 ケーブル
21 信号レベル記録装置         22 信号レベル比較器
23 回転装置制御装置          24 回転装置
25 第一の支持体に回転装置からの回転を伝える支持体26 スピーカ              28 給電線

Claims (8)

  1. 車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、
    上記路側アンテナを介して情報通信を行うための車載アンテナと、
    上記車載アンテナを載置する車載装置本体と、
    上記車載装置本体を回転可能に支持する車載装置本体回転機構とを備えたことを特徴とする路車間通信用車載装置。
  2. 上記車載装置本体回転機構は、上記車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、上記第一の支持体を手動で回転できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の路車間通信用車載装置。
  3. 上記車載装置本体回転機構は、上記車載装置本体の背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に上記第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなることを特徴とする請求項1に記載の路車間通信用車載装置。
  4. 車に搭載され、所定の場所に設置された路側アンテナを介して基地局と情報通信を行う路車間通信用車載装置であって、
    上記路側アンテナを介して情報通信を行うための車載アンテナと、
    上記車載アンテナとは別個に配置された車載装置本体と、
    上記車載アンテナを回転可能に支持する車載アンテナ回転機構とを備えたことを特徴とする路車間通信用車載装置。
  5. 上記車載アンテナ回転機構は、上記車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記第一の支持体を回転可能に保持する第二の支持体からなり、上記第一の支持体を手動で回転できるように構成したことを特徴とする請求項4に記載の路車間通信用車載装置。
  6. 上記車載アンテナ回転機構は、上記車載アンテナの背面に固定された第一の支持体と、車の所定位置に固定され、上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる方向に上記第一の支持体を自動的に回転させる回転駆動装置を有した第二の支持体とからなることを特徴とする請求項4に記載の路車間通信用車載装置。
  7. 上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルが高くなる回転方向を案内する音声案内手段を備えたことを特徴とする請求項2または5に記載の路車間通信用車載装置。
  8. 上記車載アンテナが受信する受信電波のレベルを表示するモニタ装置を備えたことを特徴とする請求項2または5に記載の路車間通信用車載装置。
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JP2014206783A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 株式会社デンソー 車載支援装置およびプログラム

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