JP2004017741A - 荷物搬送用台車 - Google Patents

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丹羽 一彦
Tetsuji Yasuma
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Abstract

【課題】台車をより小型にさせて、より狭い通路での移動ができるようにすると共に、より狭い収納空間への収納ができるようにする。
【解決手段】台車1が、荷物3を載置可能とする車台5と、この車台5の前部に支承される前車輪6と、車台5の後部に支承される左右一対の後車輪8,8と、車台5の後方に配置されてこの車台5の後部に操向可能に支承される操向車輪10と、この操向車輪10を駆動可能とさせる駆動手段11と、操向車輪10と互いに連動連結され操向の操作力F1,F2を入力可能とさせる操向ハンドル12とを備える。操向車輪10の左右各外側面41,41間の寸法L1を左右後車輪8,8の左右各外側面26,26間の寸法L2よりも小さくする。台車1の平面視で、操向車輪10の操向軌跡43の少なくとも前部を左右後車輪8,8の間の空間45に位置させる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、荷物を載置し、この荷物を床面に沿って所望位置にまで搬送可能とする荷物搬送用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記荷物搬送用台車には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】
即ち、上記台車が、荷物を載置可能とする車台と、この車台の前部に支承される前車輪と、上記車台の後部に支承される左右一対の後車輪と、上記車台の後方に配置されてこの車台の後部に操向可能に支承される操向車輪と、この操向車輪を駆動可能とさせる駆動手段と、上記操向車輪と互いに連動連結され操向の操作力を入力可能とさせる操向ハンドルとを備え、上記車台を上記前車輪と操向車輪とにより床面上に支持させられている。
【0004】
そして、上記車台に荷物を載置させ、上記駆動手段からの駆動力を上記操向車輪に入力させて床面上を転動するよう回転駆動させれば、上記台車が床面上に沿って移動することとなる。
【0005】
ここで、オペレータが上記操向ハンドルに操向のための操作力を入力して、これを操向操作すれば、これに伴い上記台車が所望方向に操向させられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような台車は、一般に、床面上に設置された機器や荷物の間に形成された狭い通路を移動することとされ、また、台車の不使用時には狭い収納空間に収納されるものであるため、上記台車はより小型であることが望まれている。
【0007】
また、従来より、上記台車の操向車輪が左右一対設けられ、上記駆動手段からの駆動力を入力して互いに等速回転するものが提案されているが、これには、次のような問題点がある。
【0008】
即ち、上記構成の台車をある操向半径で操向させようとするとき、その両操向車輪のうち、操向半径の大きい側の操向車輪の移動寸法よりも、小さい側の操向車輪の移動寸法は短く、つまり、各操向車輪の移動寸法は互いに相違するため、上記各操向車輪の外周面は、それぞれ上記操向半径が小さいときほど、つまり、小回りの操向をさせるときほど、上記床面に対し摩擦しながらより長く摺動しがちとなり、その分、上記操向ハンドルへの操向操作の操作力が重くなりがちである。
【0009】
よって、上記従来の台車を小回りの操向をさせようとすると、その操向操作の操作力が重くなりがちである。
【0010】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、台車をより小型にさせて、より狭い通路での移動ができるようにすると共に、より狭い収納空間への収納ができるようにすることを課題とする。
【0011】
また、上記台車を小回りの操向をさせるとき、この操向ハンドルへの操向操作が軽快にできるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の荷物搬送用台車は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0013】
請求項1の発明は、荷物3を載置可能とする車台5と、この車台5の前部に支承される前車輪6と、上記車台5の後部に支承される左右一対の後車輪8,8と、上記車台5の後方に配置されてこの車台5の後部に操向可能に支承される操向車輪10と、この操向車輪10を駆動可能とさせる駆動手段11と、上記操向車輪10と互いに連動連結され操向の操作力F1,F2を入力可能とさせる操向ハンドル12とを備え、上記車台5を上記前車輪6と操向車輪10とにより床面2上に支持させた荷物搬送用台車において、
【0014】
上記操向車輪10の左右各外側面41,41間の寸法L1を上記左右後車輪8,8の左右各外側面26,26間の寸法L2よりも小さくし、
【0015】
上記台車1の平面視で、上記操向車輪10の操向軌跡43の少なくとも前部を上記左右後車輪8,8の間の空間45に位置させたものである。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記操向車輪10,10を左右一対設けてこれら両操向車輪10,10を互いに独立に回転可能にすると共に、上記駆動手段11を上記操向車輪10,10にそれぞれ設け、上記操向ハンドル12の左右各部に対し前方、もしくは後方に向ってそれぞれ入力される各操作力F1,F2の大きさに応じて、上記各駆動手段11から上記各操向車輪10,10に出力される駆動力がそれぞれ増減させられるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0018】
符号1は床面2上に沿って荷物3を所望位置にまで搬送可能とする台車であり、説明の便宜上、水平な一方向である図中矢印Frの方向を前方とする。また、下記する左右とは上記前方に向っての水平方向をいうものとする。
【0019】
上記台車1は、上記床面2の上方に配置されて荷物3を載置可能、かつ、昇降可能とする車台5と、この車台5の前部に支承される左右一対の前車輪6,6と、上記車台5の後部に左右一対の支持装置7,7により支承される左右一対の後車輪8,8と、上記車台5の後方に配置されてこの車台5の後部に支持装置9により支承される左右一対の操向車輪10,10と、これら各操向車輪10,10を回転駆動可能とさせこの回転で上記床面2上を転動可能とさせる駆動手段11と、上記各操向車輪10,10と互いに連動連結され上記床面2上に立ったオペレータから操作力を入力可能とさせる操向ハンドル12とを備え、上記車台5は、上記各前車輪6、各後車輪8、および各操向車輪10のうち、少なくとも上記各前車輪6と各操向車輪10とによって、上記床面2上に支持されている。
【0020】
上記台車1は、上記車台5の左右方向(幅方向)の中央を通る仮想鉛直面13を基準として左右対称形とされている。
【0021】
上記車台5は、上記各車輪6,8,10を支承する車台本体16を備え、この車台本体16は、上記床面2の上方近傍で水平方向に延びる水平台17と、この水平台17の後端部から鉛直方向で上方に向って突出する縦向きフレーム18とを備えている。また、上記車台5は上記縦向きフレーム18に支持され上記荷物3を載置させて上記水平台17の上方で昇降可能(A)とされる昇降台19と、上記縦向きフレーム18に支持されて上記昇降台19を昇降駆動させる電動機である駆動手段20とを備えている。
【0022】
上記各前車輪6は床面2上を前後に転動可能となるよう上記車台5の車台本体16の前端部の各側部に支承されている。また、上記各後車輪8は、キャスターであって、上記車台5の車台本体16の左右各側部の後方近傍に配置され、それぞれ鉛直方向に延びる軸心25回りに回動自在(B)となるよう上記車台5の車台本体16の後端部に上記支持装置7により支承されている。また、上記各後車輪8は、その下端面が上記床面2からわずかの隙間が生じるようこの床面2の上方近傍に配置されている。また、各図にて実線で示すように、上記各後車輪8が床面2上を前後に転動可能となる状態では、上記左右両後車輪8の左右各外側面26と、上記車台5の車台本体16の左右各外側面27とは左右方向でほぼ同じところに位置している。
【0023】
上記左右操向車輪10の支持装置9は、上記車台5の後部である上記車台本体16の縦向きフレーム18から後方に突出する固定ブラケット30と、この固定ブラケット30の後端部に鉛直方向に延びる軸心31回りに回動自在(C)となるよう支承される操向軸32と、この操向軸32の下端部に支持され正面視(背面視)で倒立U字形状の可動ブラケット33とを備え、この可動ブラケット33の各側部に上記各駆動手段11が支持され、この駆動手段11に上記各操向車輪10が支承されている。
【0024】
上記各駆動手段11は、上記可動ブラケット33の各側部に支持される歯車式減速機35と、この減速機35に支持されてこの減速機35を介し駆動力を上記操向車輪10に出力する電動機36とを備え、上記駆動手段11の電動機36と、駆動手段20とに電力を供給するバッテリー37が上記車台5の車台本体16に支持されている。また、上記可動ブラケット33に支持されて上記各操向車輪10をそれぞれその外側方から覆うカバー体38が設けられている。
【0025】
上記可動ブラケット33から後上方に向ってステー40が突設され、このステー40の上端部に上記操向ハンドル12が両端支持されている。この操向ハンドル12の左右各部がオペレータにより両手で同時に把持可能であり、上記操向ハンドル12に操作力F1,F2を与えて、この操向ハンドル12を操向操作し、この操向ハンドル12と共に左右操向車輪10,10を上記操向軸32の軸心31回りに回動させれば、上記台車1が左右に操向される。
【0026】
上記左右両操向車輪10,10の左右各外側面41,41間の寸法L1は上記左右両後車輪8,8の左右各外側面26,26間の寸法L2、および上記車台5の左右各外側面27,27間の寸法よりも小さくされている。また、上記台車1の平面視で、上記左右両操向車輪10,10の操向軌跡43の少なくとも前部が、上記左右後車輪8,8の回動軌跡44,44の間の空間45に位置させられている。
【0027】
上記操向ハンドル12には、この操向ハンドル12の左右各部に対しそれぞれ後方に向って入力される各操作力F1,F2の大きさを検出する不図示の操作力検出センサーが内有され、また、これら各操作力検出センサーによる検出信号を入力して、上記各操作力の大きさに比例するよう応じて、上記各駆動手段11から上記各操向車輪10に対し出力される駆動力を増減させる電子的な制御手段47が内有されている。
【0028】
なお、上記操作力検出センサーと共に、もしくは、これに代えて、上記操向ハンドル12の左右各部に対し、それぞれ前方に向って入力される各操作力F1,F2の大きさを検出する操作力検出センサーを設けてもよい。
【0029】
上記操向ハンドル12の左右各部を把持して後方に引けば、この操向ハンドル12の左右各部に対し各操作力F1,F2が後方に向って入力され、これら各操作力F1,F2の大きさに応じた大きさの駆動力が上記各駆動手段11から上記各操向車輪10に出力されて、これら各操向車輪10が床面2上を後方に向って転動し、上記台車1により荷物3が搬送される。
【0030】
上記の場合、各操作力F1,F2が互いに同じ値であれば、上記各駆動手段11から各操向車輪10に出力される駆動力も互いに同じであって、上記各操向車輪10は互いに等速で後方に向って転動するため、上記台車1は後方に向って直進する。
【0031】
一方、上記台車1を操向させようとして上記操向ハンドル12を操向操作し、これにより上記両操作力F1,F2のうち、一方の操作力F1の値が他の操作力F2の値よりも大きくなれば、左右方向で上記操作力F1に対応する側の一方の駆動手段11からこれに対応する一方の操向車輪10に出力される駆動力が他方の駆動手段11から他方の操向車輪10に出力される駆動力よりも大きくなって、上記一方の操向車輪10は他方の操向車輪10よりもより多く後方に向って転動し、もって、上記各操向車輪10の外周面がそれぞれ上記床面2に対し摩擦しながら摺動する、ということを回避しつつ、上記台車1が操向される。
【0032】
上記操向ハンドル12には、上記台車1を前進させるよう上記各駆動手段11を駆動させる不図示の押しボタン式操作部が設けられており、この操作部を操作すれば、上記各駆動手段11から各操向車輪10に対し互いに等しい駆動力が出力され、もって、台車1が前進可能とされる。
【0033】
上記台車1の前、後進時に、この台車1が左右いずれかに傾斜したとすると、直ちに、上記後車輪8が上記床面2に当接して、上記台車1がそれ以上に傾斜することを防止する。
【0034】
その他、48はブレーキレバーである。
【0035】
上記構成によれば、操向車輪10の左右各外側面41,41間の寸法L1を上記左右後車輪8,8の左右各外側面26,26間の寸法L2、および上記車台5の左右各外側面27,27間の寸法よりも小さくしてある。
【0036】
このため、上記操向車輪10の各外側面41,41が、上記左右後車輪8,8の各外側面26,26や、車台5の各外側面27から外側方に突出しない分、台車1はその左右の全幅寸法が小さく抑制されて小型化される。よって、上記台車1は、より狭い通路での移動ができると共に、より狭い収納空間への収納ができることとなる。
【0037】
また、上記台車1の平面視で、上記左右両操向車輪10,10の操向軌跡43の少なくとも前部を上記左右後車輪8,8の間の空間45に位置させてある。
【0038】
このため、上記各後車輪8,8と操向車輪10との干渉を回避しながら、上記台車1をその前後方向で小型化できる。よって、上記台車1は、更に狭い収納空間への収納ができる。
【0039】
また、前記したように、上記操向車輪10,10を左右一対設けてこれら両操向車輪10,10を互いに独立に回転可能にすると共に、上記駆動手段11を上記各操向車輪10,10にそれぞれ設け、上記操向ハンドル12の左右各部に対し前方、もしくは後方に向ってそれぞれ入力される各操作力F1,F2の大きさに応じて、上記各駆動手段11から上記各操向車輪10,10に出力される駆動力がそれぞれ増減させられるようにしてある。
【0040】
このため、上記台車1による荷物3の搬送時に、この荷物3を台車1に載置して、上記操向ハンドル12の左右各部を前方に押し、もしくは後方に引けば、この操向ハンドル12の左右各部に対し各操作力F1,F2が入力され、これら操作力F1,F2の大きさに応じた大きさの駆動力が上記各駆動手段11から各操向車輪10に出力される。すると、これら各操向車輪10が床面2上を後方に向って個別に転動させられ、上記台車1が所望方向に操向されて所望位置にまで移動させられる。
【0041】
よって、上記台車1を小回りの操向をさせようとするときには、上記各操作力F1,F2のうち、一方の操作力F1をより大きくさせるよう上記操向ハンドル12を操作すればよく、つまり、上記操向時に、従来のように、上記床面2上に対し上記各操向車輪10の外周面を摩擦させながら摺動させるということは回避できることから、その分、上記操向ハンドル12への操向操作が軽快にできることとなる。
【0042】
また、上記操向ハンドル12の左右外側面間の寸法は、図例では、上記左右後車輪8,8の左右各外側面26,26間の寸法L2とほぼ同じとされるが、この寸法L2以下で、上記操向車輪10,10の左右各外側面41,41間の寸法L1を越える値とすることが好ましい。
【0043】
このようにすれば、上記台車1の左右の幅寸法が小さく抑制されて小型化されたものでありながら、上記各操作力F1,F2による上記操向軸32の軸心31回りのモーメントをより大きくできて、上記操向ハンドル12への操向操作が軽快にできる。
【0044】
また、上記台車1の側面視(図4)で、上記後車輪8と操向車輪10、および一方の支持装置7と他方の支持装置9とはそれぞれ互いに離反させられている。
【0045】
このため、台車1の外側方から行う上記各部品7〜10の組み付け作業や、保守点検作業はこれら各部品7〜10が互いに干渉し合うということを回避しながらすることができ、よって、台車1を小型化したものでありながら、上記各作業が容易にできる、という利点がある。
【0046】
なお、以上は図示の例によるが、上記各後車輪8を上記床面2に常時当接させて、上記各後車輪8によっても上記車台5を床面2上に支持させるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0048】
請求項1の発明は、荷物を載置可能とする車台と、この車台の前部に支承される前車輪と、上記車台の後部に支承される左右一対の後車輪と、上記車台の後方に配置されてこの車台の後部に操向可能に支承される操向車輪と、この操向車輪を駆動可能とさせる駆動手段と、上記操向車輪と互いに連動連結され操向の操作力を入力可能とさせる操向ハンドルとを備え、上記車台を上記前車輪と操向車輪とにより床面上に支持させた荷物搬送用台車において、
【0049】
上記操向車輪の左右各外側面間の寸法を上記左右後車輪の左右各外側面間の寸法よりも小さくしてある。
【0050】
このため、上記操向車輪の各外側面が、上記左右後車輪の各外側面から外側方に突出しない分、台車はその左右の全幅寸法が小さく抑制されて小型化される。よって、上記台車は、より狭い通路での移動ができると共に、より狭い収納空間への収納ができることとなる。
【0051】
また、上記台車の平面視で、上記操向車輪の操向軌跡の少なくとも前部を上記左右後車輪の間の空間に位置させてある。
【0052】
このため、上記各後車輪と操向車輪との干渉を回避しながら、上記台車をその前後方向で小型化できる。よって、上記台車は、更に狭い収納空間への収納ができる。
【0053】
請求項2の発明は、上記操向車輪を左右一対設けてこれら両操向車輪を互いに独立に回転可能にすると共に、上記駆動手段を上記各操向車輪にそれぞれ設け、上記操向ハンドルの左右各部に対し前方、もしくは後方に向ってそれぞれ入力される各操作力の大きさに応じて、上記各駆動手段から上記各操向車輪に出力される駆動力がそれぞれ増減させられるようにしてある。
【0054】
このため、上記台車による荷物の搬送時に、この荷物を台車に載置して、上記操向ハンドルの左右各部を前方に押し、もしくは後方に引けば、この操向ハンドルの左右各部に対し各操作力が入力され、これら操作力の大きさに応じた大きさの駆動力が上記各駆動手段から各操向車輪に出力される。すると、これら各操向車輪が床面上を後方に向って個別に転動させられ、上記台車が所望方向に操向されて所望位置にまで移動させられる。
【0055】
よって、上記台車を小回りの操向をさせようとするときには、上記各操作力のうち、一方の操作力をより大きくさせるよう上記操向ハンドルを操作すればよく、つまり、上記操向時に、従来のように、上記床面上に対し上記各操向車輪を摩擦させながら摺動させるということは回避できることから、その分、上記操向ハンドルへの操向操作が軽快にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
台車の平面図である。
【図2】
台車の側面図である。
【図3】
台車の背面図である。
【図4】
図2の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1   台車
2   床面
3   荷物
5   車台
6   前車輪
7   支持装置
8   後車輪
9   支持装置
10  操向車輪
11  駆動手段
12  操向ハンドル
26  外側面
27  外側面
31  軸心
32  操向軸
41  外側面
43  操向軌跡
44  回動軌跡
45  空間
47  制御手段
L1  寸法
L2  寸法
F1  操作力
F2  操作力

Claims (2)

  1. 荷物を載置可能とする車台と、この車台の前部に支承される前車輪と、上記車台の後部に支承される左右一対の後車輪と、上記車台の後方に配置されてこの車台の後部に操向可能に支承される操向車輪と、この操向車輪を駆動可能とさせる駆動手段と、上記操向車輪と互いに連動連結され操向の操作力を入力可能とさせる操向ハンドルとを備え、上記車台を上記前車輪と操向車輪とにより床面上に支持させた荷物搬送用台車において、
    上記操向車輪の左右各外側面間の寸法を上記左右後車輪の左右各外側面間の寸法よりも小さくし、
    上記台車の平面視で、上記操向車輪の操向軌跡の少なくとも前部を上記左右後車輪の間の空間に位置させた荷物搬送用台車。
  2. 上記操向車輪を左右一対設けてこれら両操向車輪を互いに独立に回転可能にすると共に、上記駆動手段を上記各操向車輪にそれぞれ設け、上記操向ハンドルの左右各部に対し前方、もしくは後方に向ってそれぞれ入力される各操作力の大きさに応じて、上記各駆動手段から上記各操向車輪に出力される駆動力がそれぞれ増減させられるようにした請求項1に記載の荷物搬送用台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269903A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Atex Co Ltd ハンド走行フォークリフター
KR101847771B1 (ko) 2017-02-09 2018-04-10 전규성 상자적재장치
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