JP2004010553A - 油性洗浄料 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観、除去性能、水洗性能及び使用感に優れ、経時安定性の良好な油性洗浄料を提供する。
【解決手段】炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和のアシル基を有するN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルであって、そのエステル部位を構成する炭化水素基が炭素原子数12〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の炭化水素基であるN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを含有する油性成分50〜95質量%と、HLBが5〜16である非イオン界面活性剤4〜30質量%と、を含有することを特徴とする油性洗浄料。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は使用感に優れ、除去性能の良好な油性洗浄料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、口紅、ファンデーション、マスカラ、アイシャドー等のメイクアップ化粧料を施した人は、まず第1段階としてメイクアップ化粧料となじみ易い油分を多量に含んだクレンジングクリーム、クレンジングオイル、クレンジンクミルク、クレンジングジェル等の洗顔料を用いて油性の汚れを除去した後、更に、石鹸やクレンジングフォーム等の洗顔料で肌に残存する油分や皮脂、汚れを洗い流すという二段階洗浄を必要とした。
【0003】
このように二段階の洗浄を必要とするのは、油分を多量に含有する化粧落し用クリーム類等を用いた場合、使用後直ちに水またはぬるま湯ですすいでも皮膚上に残った油分が十分除去されず、さっぱりした洗浄感が得られないためであり、また、石鹸やクレンジングフォーム等の泡立たせて使う素肌洗い用の洗顔料のみでは、メイクアップ化粧料の油分に覆われた顔料などを肌上から十分に除去できないためである。
【0004】
一方、近年化粧料等の迅速性、簡便性が要求され、一回の洗浄のみでメイクアップ化粧料が除去され、さっぱりとした洗浄感の得られる洗浄料が望まれる。この様な一段階用の皮膚洗浄料の例が特開昭63−122618号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の一段階用の皮膚洗浄料では、必ずしも油分を十分除去できない場合があるという問題があった。また、経時安定性も十分ではないという問題もあった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、外観、除去性能、水洗性能及び使用感に優れ、経時安定性の良好な油性洗浄料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記問題点を解決するため鋭意研究を重ねた結果、N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを含有する油性成分と、特定の非イオン界面活性剤とを組み合わせる事により、メイクアップ効果、優れた使用感すなわち良好な洗い流し感、肌の柔軟性向上が得られ、経時安定性も良好なことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和のアシル基を有するN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルであって、そのエステル部位を構成する炭化水素基が炭素原子数12〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の炭化水素基であるN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを含有する油性成分50〜95質量%と、HLBが5〜16である非イオン界面活性剤4〜30質量%と、を含有することを特徴とする油性洗浄料である。
【0009】
また、さらに水性成分を含有してなる油性洗浄料である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について説明する。
【0011】
本発明に係る油性洗浄料には、油性成分50〜95質量%と非イオン界面活性剤4〜30質量%とが含有されている。これらの成分のうち油性成分には、N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルが含有されている。このN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルの例を一般式で表すと、以下のようになる。
【化3】
Figure 2004010553
【0012】
ただし、式中Rは炭素原子数7〜21の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基等の炭化水素基を示し、Rは水素原子または炭素原子数1〜3の直鎖または分岐鎖のアルキル基等の炭化水素基を示し、Rは炭素数12〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基等の炭化水素基を示し、nは0〜2の整数を示す。
【0013】
より好ましくは、式中Rは炭素原子数11〜21の直鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、Rは炭素原子数1のアルキル基を示し、Rは炭素数14〜22の分岐鎖のアルキル基を示し、nは0〜2の整数を示す。
【0014】
このようなN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルの長鎖アシル基(R−CO−)は、上述したところから分かる通り、炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の長鎖アシル基であるが、好ましくは、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べへニン酸、リノール酸、リノレイン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、2−エチルヘキシル酸、やし油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等から誘導することのできるアシル基を挙げることができる。これらのうち、本発明の油性洗浄料としては、炭素数12〜22のアシル基が望ましい。
【0015】
また、上記N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルの中性アミノ酸(残基R)は、上述の通り、水素原子または炭素原子数1〜3の直鎖または分岐鎖のアルキル基等の炭化水素基であるのが好適であるが、特別の制限はない。例えば、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、プロリン、β−アラニン、アミノ酪酸、N−メチル−グリシン、N−メチル−β−アラニン等を挙げることができる。また、特に本発明の油性洗浄料の油性成分としては、上記のうちN−メチル−グリシン、N−メチル−β−アラニンが望ましい。
【0016】
さらに、上記N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルのエステル部位を構成する炭化水素基Rは、上述した通り、炭素原子数12〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の炭化水素基である。このエステル化に使用される高級アルコールは、例えばラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、べへニルアルコール、2−へキシルデシルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデシルアルコール等が挙げられるが、特に本発明の油性洗浄料としては、2−へキシルデシルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデシルアルコールが好ましい。
【0017】
本発明に係る油性洗浄料には、上記N−長鎖アシル中性アミノ酸エステル以外の油性成分も使用される。これらの油性成分は、通常化粧料に用いられるものであればよく、常温において、固形状、ペースト状、液状等の性状は問わない。好ましくは、常温にてペースト状ないし液状であれば、油性洗浄料の使用性を向上させることができる。その油性成分を具体的に例示すると、スクワラン、ミネラルオイル、ワセリン、米胚芽油、小麦胚芽油、ローズマリー油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、サフラワー油、ラノリン、イソノナン酸イソノニル、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、ラウロイルグルタミン酸ジ・へキシルデシル、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シクロメチコン、イソノナン酸イソトリデシル、油溶性美容成分、香料等を挙げることができ、好ましくは、N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルと相溶性の良い、ミネラルオイル、マカデミアナッツ油、シクロメチコン、2−エチルヘキサン酸セチル等である。これらは、1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
【0018】
次に、本発明に係る油性洗浄料には非イオン界面活性剤が含有されているが、そのHLB値は5〜16であり、且つ常温で液状ないしペースト状である。この非イオン性界面活性剤を具体的に例示すれば、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン誘導体、コカミドDEA等を挙げることができ、好ましくは、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリンの骨格を有するものを挙げることができる。また、ポリオキシエチレン鎖は5〜50モル付加したものが好ましい。また、必要に応じて1種または2種以上組み合わせて用いることが出来る。
【0019】
上記非イオン界面活性剤は、本発明に係る油性洗浄料の全組成中4〜30質量%であればよく、好ましくは10〜20質量%である。4質量%未満であると、メイクアップ除去効果を十分に得ることが出来ず、また30質量%を超える場合は、使用感が重くなり、刺激を生じる場合がある。
【0020】
さらに、本発明に係る油性洗浄料には、使用感および洗い流し感の向上を目的として水性成分を含有させることも好適である。この水性成分を具体的に例示すれば、水、エチルアルコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、トレハローズ、マルトース、尿素、ソルビット液またはN−長鎖アシル酸性アミノ酸塩、N−長鎖アシル中性アミノ酸塩等の骨格を有するもの等が挙げられる。また、水性成分は、水と他の水性成分を1種または2種以上組み合わせて用い、全成分中1.0〜20質量%で良い。好ましくは5〜15質量%である。
【0021】
以上に述べた本発明に係る油性洗浄料には、上記成分に加え、更に通常の化粧料に用いられる成分、具体的には、殺菌剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色剤、美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲で使用する事ができ、通常の化粧料を製造する方法にて得ることができる。
【0022】
また、本発明に係る油性洗浄料は、油相が連続相であり、外観は透明または半透明である。好ましくは外観が透明であれば、商品としての付加価値をより高めることが出来る。
【0023】
さらに、本発明に係る油性洗浄料は、マッサージ料、メイクアップ除去料等に適用することが出来る。
【0024】
次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
【0025】
実施例1.
表1には、実施例1−1〜1−6が示され、表2には、その比較例2−1〜2−6が示される。表1、表2において、原料1がN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルの例であり、原料2〜5がN−長鎖アシル中性アミノ酸エステル以外の油性成分の例であり、原料6〜8が非イオン界面活性剤の例であり、原料9〜13が水性成分の例である。
【0026】
表1、表2にそれぞれ示される原料の組成(質量%)にて油性洗浄料を調整し、経時安定性、外観、油性の汚れの除去性能、水洗性能及び使用感について評価を行った。その評価結果も表1及び表2に示されている。なお、評価結果は、◎:非常に良い(外観:完全透明)、○:良好(外観:わずかに青みをおびた透明)、△:普通(外観:少し白濁)、×:悪い(外観:白濁)で表されている。
【0027】
実施例1−1、1−2では、表1に示された各原料の成分量を量り取り、室温にて良く攪拌をした。また、実施例1−3〜1−6では、表1に示された各原料の成分量を容器に量り取り、攪拌して均一な透明状態にしておく。この油性成分に、良く攪拌して均一にした水性成分(原料10、12、13または9、12、13)を徐々に加え油性洗浄料を得た。
【表1】
Figure 2004010553
【0028】
なお、表1において、実施例1−1は請求項1〜3に該当する処方であって、全油性成分=80質量%、非イオン界面活性剤=20質量%となっている。また、実施例1−2も請求項1〜3に該当する処方であって、全油性成分=95質量%、非イオン界面活性剤=5質量%となっている。また、実施例1−3は請求項4に該当する処方であって、全油性成分=83質量%、非イオン界面活性剤=15質量%、水性成分=2質量%となっている。また、実施例1−4も請求項4に該当する処方であって、全油性成分=70質量%、非イオン界面活性剤=20質量%、水性成分=10質量%となっている。また、実施例1−5も請求項4に該当する処方であって、全油性成分=70質量%、非イオン界面活性剤=25質量%、水性成分=5質量%となっている。また、実施例1−6も請求項4に該当する処方であって、全油性成分=55質量%、非イオン界面活性剤=30質量%、水性成分=15質量%となっている。
【0029】
以上の結果から、何れの実施例においても、各評価試験の結果が良いことがわかる。
【0030】
次に、比較例について説明する。比較例2−1、2−2では、表2に示された各原料の成分量を量り取り、室温にて良く攪拌をした。また、比較例2−3〜2−5では、表2に示された各原料の成分量を容器に量り取り、攪拌して均一な透明状態にしておく。この油性成分に水性成分を加入して油性洗浄料を得た。
【表2】
Figure 2004010553
【0031】
なお、比較例2−1は、実施例1−1におけるN‐ミリストイル−N‐メチル−β−アラニン・2−へキシルデシルエステルを配合しない例であり、製品が完全透明にならず、経時安定性も悪く分離した。また、比較例2−2は、実施例1−2における非イオン界面活性剤の量を3%に減少した例であり、水洗性能が悪化し、後の使用感も悪かった。また、比較例2−3、2−4、2−5は、油性成分と非イオン界面活性剤の均一透明溶液に水性成分であるグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコールを単独で加入した例であり、透明製品が得られず、少し白濁し2層に分離した。また、比較例2−6は、実施例1−6の処方と殆ど同じであるが、非イオン界面活性剤の量が35%と多くなっている例であり、外観、経時安定性の評価試験は非常に良かったが、除去性能、水洗性能及び使用感の評価試験では良好な結果が得られなかった。
【0032】
以上に述べた表1、表2の結果から明らかなように、本発明の実施例1−1〜1−6の油性洗淨料は比較例2−1〜2−6と比較して、外観、経時安定性、除去性能、水洗性能及び使用感等に優れた油性洗浄料であった。
【0033】
実施例2.
本発明に係る油性洗浄料の変形例として、以下の表3に示される組成のオイルクレンジング料を製造し、評価した。
【表3】
Figure 2004010553
【0034】
まず、表3に示される原料1〜9までを量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第1中間原料とする。次に、原料10〜12を量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第2中間原料とする。第1中間原料を攪拌しながら第2中間原料を徐々に加え、オイルクレンジング料を得る。
【0035】
本実施例で得られたオイルクレンジング料は、外観、経時安定性、除去性能、水洗性能及び使用感に優れた油性洗浄料であった。
【0036】
実施例3.
本発明に係る油性洗浄料の他の変形例として、以下の表4に示される組成のマッサージクレンジング料を製造し、評価した。
【表4】
Figure 2004010553
【0037】
まず、表4に示される原料1〜9までを量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第1中間原料とする。次に、原料10〜12を量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第2中間原料とする。第1中間原料を攪拌しながら第2中間原料を徐々に加え、マッサージクレンジング料を得る。
【0038】
本実施例で得られたマッサージクレンジング料は、外観、経時安定性、除去性能、水洗性能及び使用感に優れた油性洗浄料であった。
【0039】
実施例4.
本発明に係る油性洗浄料のさらに他の変形例として、以下の表5に示される組成の透明ジェルクレンジング料を製造し、評価した。
【表5】
Figure 2004010553
【0040】
まず、表5に示される原料1〜11までを量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第1中間原料とする。次に、原料11〜20を量り取り、これを攪拌して内容成分を均一にして、第2中間原料とする。第2中間原料を攪拌しながら第1中間原料を徐々に加え、透明ジェルクレンジング料を得る。
【0041】
本実施例で得られた透明ジェルクレンジング料は、外観、経時安定性、除去性能、水洗性能及び使用感に優れた油性洗浄料であった。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外観、除去性能、水洗性能及び使用感に優れ、経時安定性の良好な油性洗浄料を得ることができる。

Claims (4)

  1. 炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和のアシル基を有するN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルであって、そのエステル部位を構成する炭化水素基が炭素原子数12〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和の炭化水素基であるN−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを含有する油性成分50〜95質量%と、HLBが5〜16である非イオン界面活性剤4〜30質量%と、を含有することを特徴とする油性洗浄料。
  2. 前記N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルが下記一般式(1)で表される請求項1記載の油性洗浄料。
    Figure 2004010553
    ただし、式中Rは炭素原子数7〜21の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、Rは水素原子または炭素原子数1〜3の直鎖または分岐鎖のアルキル基を示し、Rは炭素数12〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、nは0〜2の整数を示す。
  3. 前記N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルが下記一般式(2)で表される請求項1記載の油性洗浄料。
    Figure 2004010553
    ただし、式中Rは炭素原子数11〜21の直鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、Rは炭素原子数1のアルキル基を示し、Rは炭素数14〜22の分岐鎖のアルキル基を示し、nは0〜2の整数を示す。
  4. 水性成分をさらに含有することを特徴とする請求項1記載の油性洗浄料。
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