JP2004010496A - 睫用化粧料 - Google Patents

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JP2004010496A
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Tomohiro Hayakawa
早川 知宏
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Abstract

【課題】睫にボリューム付与とカールアップ効果を与え、かつ伸びが良く塗布しやすく、経時での使用性低下を抑制した、化粧効果と使用感共に優れた安定な睫用化粧料を提供すること。
【解決手段】固形油分、高級脂肪酸塩及び水を含有する乳化型の睫用化粧料において、固形油分の一部として高級アルコールを含み、かつ、さらに環状ポリシロキサン及びアクリル酸アルキルアミド・アクリル酸エステル系共重合体を含有することを特徴とする乳化型の睫用化粧料。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスカラ等の睫用化粧料に関する。さらに詳しくは、水及び固形油分を含有した乳化型の睫用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
マスカラは、睫にボリュームを付与したり、睫をカールアップさせたり、睫を着色したりすることによって目を際立たせる効果をもつ化粧料である。従来マスカラに、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸塩等を配合することにより、マスカラに粘性を与え睫にボリュームを与えることが試みられている。また化粧もちの向上やカールアップのために樹脂エマルジョン等が利用されている。
【0003】
しかしながら、ワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸塩等をこれらの配合によって得られる睫へのボリューム付与効果を発揮するのに充分な量を配合すると、粘性が増大し堅くなり、伸びが悪くなり睫に均一に塗布ができないという問題が生じた。さらに、マスカラを使用しているうちに経時で堅くなり使用性が低下するという問題も生じた。また、化粧もちの向上やカールアップ効果をだすために樹脂エマルジョンを充分な量配合していくと、マスカラの粘性が損なわれ睫に与えるべきボリュームが低下する等の問題が生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、睫にボリューム付与とカールアップ効果を与え、かつ伸びが良く塗布しやすく、経時での使用性低下を抑制した、化粧効果と使用感共に優れた安定な睫用化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、固形油分の一部として高級アルコールを配合し、さらに環状ポリシロキサンと特定のアクリル系重合体を配合した乳化型の睫用化粧料によって上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、固形油分、高級脂肪酸塩及び水を含有する乳化型の睫用化粧料において、固形油分の一部として高級アルコールを含み、かつ、さらに環状ポリシロキサン及びアクリル酸アルキルアミド・アクリル酸エステル系共重合体を含有することを特徴とする乳化型の睫用化粧料である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について詳述する。
【0008】
本発明においては、固形油分の一部として高級アルコールが含有される。高級アルコールとしては、炭素数16以上の高級アルコールが好ましい。さらに好ましくは、炭素数16〜22の高級アルコールである。特に、炭素数20〜22の高級アルコールが好ましい。高級アルコールの具体例としては、セタノール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられる。好ましくは、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールである。高級アルコールの含有により、使用しているうちに堅くなり、使用性が低下したり、安定性が悪くなるのを抑制することができる。
【0009】
高級アルコールの含有量は、睫用化粧料全量中0.5〜5.0質量%が好ましい。この範囲であると化粧料のボリュームアップ効果を妨げず、使用性の低下、安定性の悪化を抑制する効果が顕著に発揮される。さらに好ましい含有量は1.0〜3.0質量%である。
【0010】
本発明においては、前記高級アルコール以外の固形油分が含有される。本発明に用いられる高級アルコール以外の固形油分(以下、他の固形油分という。)としては、通常化粧品で使用される常温で固形の油分であれば特に限定されない。融点が50℃以上の固形油分が好ましい。他の固形油分の例を挙げれば、例えば、硬化油、モクロウ等の油脂、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、オゾケライト等の炭化水素、ミツロウ、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、コメヌカロウ、鯨ロウ等のロウ、シリコンワックス等が挙げられる。他の固形油分は1種又は2種以上が任意に選択されて用いられる。
【0011】
高級アルコールと他の固形油分とを併せた全固形油分の含有量は、睫用化粧料の硬さを適度なものとして良好な使用感を得、かつ充分な保形性を得る点から、睫用化粧料全量中5.0〜25.0質量%が好ましく、さらに好ましくは10.0〜20.0質量%である。
【0012】
本発明においては、高級脂肪酸塩が含有される。高級脂肪酸塩は1種又は2種以上が任意に選択されて用いられる。高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸としては、特に限定されないが、炭素数10〜24の高級脂肪酸を用いることができる。好ましくは、炭素数14〜20の高級脂肪酸である。高級脂肪酸は、飽和、不飽和、直鎖、分岐いずれでも構わない。高級脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。より好ましくは、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸等が挙げられる。
【0013】
また、高級脂肪酸塩を形成する対イオンとして存在する塩基性物質としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機物、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、2−アミノ−2−メチル−1、3−プロパンジオール(AMPD)、トリエタノールアミン(TEA)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)等の有機物等が挙げられ、これらを一種または二種以上用いることができる。好ましい塩基性物質は、安全性及び使用性等の面から、AMPD及び/又はAMPである。
【0014】
本発明において用いられる高級脂肪酸塩は、睫用化粧料に高級脂肪酸塩として配合しても構わないが、一般的には高級脂肪酸と塩基性物質をそれぞれ配合し、製造中に反応して塩を形成させることで高級脂肪酸塩を睫用化粧料中に含有させる方法をとる。この場合、睫用化粧料中に過剰の高級脂肪酸が存在しても構わない。
【0015】
高級脂肪酸塩の含有量は、睫用化粧料全量中0.5〜10.0質量%が好ましく、さらに好ましくは2.0〜5.0質量%である。
【0016】
本発明においては、環状ポリシロキサンが含有される。環状ポリシロキサンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン(以下、D4ともいう。)、デカメチルシクロシクロペンタシロキサン(以下、D5ともいう。)、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン(以下、D6ともいう。)等が挙げられる。安定性の面からD5、D6等の5員環以上の環状ポリシロキサンが好ましく、分離などの安定性の面からは、6員環以上であると高配合により分離を生じる場合があるため、D5が最も好ましい。環状ポリシロキサンは、固形油分や高級脂肪酸塩を加えた時のボリューム効果を損なうことなく、粘性や伸びの低下を低減させることができる。
【0017】
環状ポリシロキサンの含有量は、睫用化粧料全量中2.0〜15.0質量%が好ましく、さらに好ましくは5.0〜10.0質量%である。
【0018】
本発明においては、アクリル酸アルキルアミド・アクリル酸エステル系共重合体(以下、アルキルアミド系共重合体ともいう。)が含有される。前記アルキルアミド系共重合体の一モノマー単位であるアクリル酸アルキルアミドを構成するアルキルアミドのアルキル基は、炭素数4〜12のアルキル基が好ましい。さらに好ましくは炭素数6〜10のアルキル基である。特に、オクチル基が好ましい。
【0019】
また、前記アルキルアミド系共重合体の一モノマー単位であるアクリル酸エステルのエステルを構成するアルコールの残基はアルキル基が好ましく、なかでも炭素数1〜12のアルキル基が好ましい。さらに好ましくは炭素数1〜8のアルキル基である。特に、炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。
【0020】
前記アルキルアミド系共重合体のアクリル酸アルキルアミド単位及びアクリル酸エステル単位の比率、それぞれの鎖の長さは任意に設定することができる。なお、前記アルキルアミド系共重合体には、アクリル酸アルキルアミド単位及びアクリル酸エステル単位以外に、通常、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等の単位を含む。このうち、メタクリル酸エステルのエステルを構成するアルコールの残基については、前記アクリル酸エステルの場合と同じである。
【0021】
前記アルキルアミド系共重合体は、マスカラの粘度やボリュームアップ効果を低下させることなしに化粧もちの向上やカールアップ効果を発揮させることが可能である。前記アルキルアミド系共重合体の好ましい含有量としては、睫用化粧料全量中1.0〜10質量%であり、さらに好ましくは3.0〜6.0質量%である。アルキルアミド系共重合体の含有量が増加すると、それに応じて外層中の主として水分量を増加させなければ堅くなって伸びの悪いマスカラになり、逆に減少させると粘性が低下し、ボリュームや付きが低下する。したがって、含有量が1.0質量%に満たないとマスカラの固着効果は充分ではない場合がある。
【0022】
本発明に用いられる前記アルキルアミド系共重合体は、市販品を用いることが可能であり、市販品の例としては、例えばアンフォマーV42、ダーマクリル79、ダーマクリルLT(以上、日本NSC社製)等が挙げられる。本発明においては、より疎水性の性質が高いダーマクリルシリーズの方がより好ましい。
【0023】
本発明の睫用化粧料への前記アルキルアミド系共重合体の使用に当たって、前記アルキルアミド系共重合体は微粒子の粉末で用いること、またアルカリ水溶液と中和して分散体として使用されることが好ましい。好適には、微粒子の粉末をアルカリ水溶液と中和して分散体として使用される。
【0024】
本発明の睫用化粧料には、さらに水が含有され、水を連続相とするO/W型の乳化組成物を形成する。なお、前記高級アルコールを含めた固形油分及び環状ポリシロキサンはO/W型エマルジョンの内相に存在する。また、前記好ましく用いられる疎水性のアルキルアミド系共重合体は、水に分散して存在する。
【0025】
本発明の睫用化粧料には、前記成分の他、通常の睫用化粧料に用いられる他の成分、例えば、粉末・顔料、液状油分、前記必須成分以外の高分子化合物、多価アルコール、香料、界面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、薬剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0026】
上記任意配合成分のうち、粉末・顔料の具体的な例としては、例えば、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、シリカ、酸化アルミニウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、雲母チタン、結晶セルロース、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末等が挙げられる。顔料・粉末は1種または2種以上が任意に選択されて配合することができる。
【0027】
また、液状油分としては、常温で液状の油分で通常化粧品で使用されるものであれば特に限定されず、具体的例としては、油脂類、ロウ類、炭化水素、エステル類、脂肪酸類、アルコール類、シリコーン類等が挙げられる。
【0028】
【実施例】
以下に実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお配合量における%は質量%である。以下に本発明で用いた試験法について説明する。
【0029】
[ボリューム付与効果、カールアップ効果、使用性]
評価パネル10名を用い、睫のボリューム付与効果、カールアップ効果、使用性(伸びが良く均一に塗布できるか等)について評価した。下記の1点〜5点の5段階評価による評価を行い、10名の平均点から下記の評価基準で評価した。
【0030】
(5段階評価)
5点:優れている
4点:やや優れている。
3点:普通。
2点:やや劣っている。
1点:劣っている。
【0031】
(評価基準)
◎:平均4.5点以上。
○:平均4.0以上、平均4.5未満。
△:平均3.0以上、平均4.0未満。
×:平均3.0未満。
【0032】
[経時での使用性]
評価パネル10名に1ヶ月の連続使用を行ってもらい、伸びが悪くなる等の使用性の低下について評価を行った。
(評価基準)
◎:8名以上が使用性の低下は気にならないと答えた。
○:5〜7名が使用性の低下は気にならないと答えた。
△:2〜4名が使用性の低下は気にならないと答えた。
×:0〜1名が使用性の低下は気にならないと答えた。
【0033】
[安定性]
40℃と室温における1ヶ月保管後の製品の分離等の状態を観察し、安定性試験を評価した。
(評価基準)
○:いずれの条件においても分離等がなく安定である。
×:いずれかの条件で分離等が起こり安定性が不良である。
【0034】
[実施例1〜2、比較例1〜6]
表1に示す処方でマスカラを製造した。すなわち、成分(1)〜(4)及び(6)と(20)を加熱混合し、それに成分(18)を加え、均一に混合した。次いで、その中に、成分(7)〜(17)及び(19)を均一に混合したものを加え、乳化した。乳化後、成分(5)を均一に混合し、それを容器に充填した。
【0035】
【表1】
Figure 2004010496
【0036】
(注1)ダーマクリルLT(日本NSC社製)
(注2)ビニブランGV−5651(樹脂分40質量%)(日信化学工業社製)
【0037】
実施例1〜2、比較例1〜6の評価結果を表2に示した。
【0038】
【表2】
Figure 2004010496
【0039】
表2から分かるように、本発明に係る成分を配合した実施例1〜2は、いずれも優れた効果が得られた。
【0040】
これらに対して、環状ポリシロキサンに替えて他の揮発成分を配合した比較例1〜3、環状ポリシロキサンも他の揮発成分も配合していない比較例4、固形油分として高級アルコールを配合していない比較例5及びアルキルアミド系共重合体に替えてポリ酢酸ビニルを配合した比較例6は、いずれも本発明の効果を発揮し得ないことが分かる。
【0041】
以下、さらに本発明用化粧料の実施例を示す。なお、製造は実施例1〜2の方法に準じて行った。また、上記の効果試験をこれらにおいて行ったところ、いずれも優れた結果が得られた。
【0042】
〔実施例3〕 マスカラ
成分                   配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール            2.0
ヒドロキシエチルセルロース            0.5
ポリビニルピロリドン               0.5
アルキルアミド系共重合体(注1)         3.0
水酸化ナトリウム                 0.6
ミツロウ                     3.0
カルナウバロウ                  3.0
キャンデリラロウ                 3.0
モノステアリン酸グリセリン            2.0
スクワラン                    1.0
ステアリン酸                   3.0
デカメチルシクロシクロペンタシロキサン      5.0
セチルアルコール                 0.5
ベヘニルアルコール                1.5
黒酸化鉄                    10.0
マイカ                      0.5
防腐剤                      適量
精製水                      残量
(注1)ダーマクリルLT(日本NSC社製)
【0043】
〔実施例4〕 マスカラ
成分                   配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール            2.0
ヒドロキシエチルセルロース            0.5
ポリビニルピロリドン               0.5
アルキルアミド系共重合体(注1)         6.0
AMPD                     1.5
ミツロウ                     4.0
カルナウバロウ                  0.5
キャンデリラロウ                 5.0
モノステアリン酸グリセリン            4.5
スクワラン                    1.0
パルミチン酸                   1.0
ステアリン酸                   2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン         7.0
ステアリルアルコール               0.5
ベヘニルアルコール                0.5
黒酸化鉄                    10.0
防腐剤                      適量
精製水                      残量
(注1)ダーマクリル79(日本NSC社製)
【0044】
〔実施例5〕 マスカラ
成分                   配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール            2.0
ヒドロキシエチルセルロース            0.5
ポリビニルピロリドン               0.5
アルキルアミド系共重合体(注1)         4.5
アルキルアミド系共重合体(注2)         0.5
酢酸ビニルエマルジョン(注3)          5.0
TEA                      2.1
ミツロウ                     7.5
カルナウバロウ                  1.5
キャンデリラロウ                 3.5
モノステアリン酸グリセリン            3.5
スクワラン                    1.0
パルミチン酸                   2.0
イソステアリン酸                 1.0
オクタメチルシクロテトラシロキサン        2.0
デカメチルシクロシクロペンタシロキサン      8.0
ベヘニルアルコール                1.0
アラキルアルコール                1.0
黒酸化鉄                    10.0
マイカ                      0.5
防腐剤                      適量
精製水                      残量
(注1)ダーマクリルLT(日本NSC社製)
(注2)アンフォマーV42(日本NSC社製)
(注3)ビニブランGV−5651(樹脂分40質量%)(日信化学工業社製)
【0045】
〔実施例6〕 マスカラ
成分                   配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール            2.0
ヒドロキシエチルセルロース            0.5
ポリビニルピロリドン               0.5
アルキルアミド系共重合体(注1)         3.5
アルキルアミド系共重合体(注2)         1.0
アクリル系樹脂エマルジョン(注3)        4.0
AMP                      1.2
ミツロウ                     4.0
カルナウバロウ                  4.0
キャンデリラロウ                 4.5
モノステアリン酸グリセリン            0.5
スクワラン                    1.0
ステアリン酸                   2.5
イソステアリン酸                 0.5
オクタメチルシクロテトラシロキサン        1.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン        7.0
アラキルアルコール                2.0
黒酸化鉄                    10.0
防腐剤                      適量
精製水                      残量
(注1)ダーマクリルLT(日本NSC社製)
(注2)ダーマクリル79(日本NSC社製)
(注3)ヨドゾールGH34(樹脂分45質量%)(日本NSC社製)
【0046】
〔実施例7〕 マスカラ
成分                   配合量(質量%)
1,3−ブチレングリコール            2.0
ヒドロキシエチルセルロース            0.5
ポリビニルピロリドン               0.5
アルキルアミド系共重合体(注1)         8.0
AMPD                     1.2
AMP                      0.8
ミツロウ                     4.0
カルナウバロウ                  4.0
キャンデリラロウ                 4.0
モノステアリン酸グリセリン            2.0
スクワラン                    1.0
ステアリン酸                   3.0
デカメチルシクロシクロペンタシロキサン      5.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン        3.0
ベヘニルアルコール                2.5
黒酸化鉄                    10.0
防腐剤                      適量
精製水                      残量
(注1)ダーマクリルLT(日本NSC社製)
【0047】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明によれば、睫にボリューム付与とカールアップ効果を与え、かつ伸びが良く塗布しやすく、経時での使用性低下を抑制した、化粧効果と使用感共に優れた安定な睫用化粧料が得られる。

Claims (1)

  1. 固形油分、高級脂肪酸塩及び水を含有する乳化型の睫用化粧料において、固形油分の一部として高級アルコールを含み、かつ、さらに環状ポリシロキサン及びアクリル酸アルキルアミド・アクリル酸エステル系共重合体を含有することを特徴とする乳化型の睫用化粧料。
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