JP2004008542A - 乾燥洗濯機 - Google Patents

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Shinichi Matsuda
松田 眞一
Masami Fukumoto
福本 正美
Mikio Tawara
田原 己紀夫
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Abstract

【課題】乾燥行程において、湿度の低下と衣類の絡みにより、衣類に強度のシワが残る場合があるという問題を解決し、衣類の仕上がり状態をよくする。
【解決手段】第1の解決手段として、内槽4内の湿度を上昇させる湿度上昇手段を備え、乾燥行程において、この湿度上昇手段を動作させるようにしたものである。また、第2の解決手段として、回転翼6の間欠回転を制御する間欠回転制御手段を備え、乾燥行程において、回転翼6の間欠回転数を1回転以下に制御したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭において使用する乾燥洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の乾燥洗濯機は図9に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図9に示すように、筐体51は、内部に複数のサスペンション52によって弾性的に吊り下げた外槽53を設け、脱水時の振動をサスペンション52によって吸収する構成としている。外槽53の内部には、洗濯物および乾燥対象物(以下、衣類という)を収容する内槽54を中空で2重構造とした洗濯・脱水軸55を中心に回転可能に配設し、内槽54の内底部に衣類を攪拌する回転翼56を回転自在に配設している。また、内槽54の内部周壁には小孔(図示せず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサ57を設けている。
【0004】
モータ(駆動手段)58は、外槽53の底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯・脱水軸55に切り換えるクラッチ59と洗濯・脱水軸55を介して、内槽54または回転翼56に連結している。回転翼56は外周部に外周方向に高くなる傾斜面を有する略W型の形状をし、攪拌用突出リブを形成して、乾燥行程においては、衣類を回転翼56の回転による遠心力で傾斜面に沿って上方へと舞い上がりやすくするともに、略W型の内壁に設けた小孔(図示せず)より、衣類を通った温風が抜けるようにしている。
【0005】
乾燥用送風機60は、ヒータ61により加熱された温風を伸縮自在の上部蛇腹状ホース62を通して温風噴出口63より内槽54内に送風するもので、筐体51の略上方に設けており、乾燥用送風機60とヒータ61とで温風送風手段を構成している。循環路64は、湿った温風の除湿を行うもので、一端を外槽53の排水経路口65に接続した下部蛇腹状ホース66に接続し、他端を乾燥用送風機60に接続している。
【0006】
排水弁67は、外槽53の底部に固定し、下部蛇腹状ホース66と循環路64からの排水を排水路68を通して排水弁67に導き、排水ホース69から機外へ排水するように構成している。外槽カバー70は外槽53の上面を気密的に覆うもので、この外槽カバー70に中蓋71を開閉自在に設け、衣類の出し入れを行うようにしている。
【0007】
上記構成において動作を説明する。洗濯行程では、中蓋71を開けて、内槽54内に衣類と水または湯および洗剤を投入し、運転を開始すると給水弁(図示せず)を開いて所定の水位まで給水した後、モータ58を駆動する。このとき、伝達機構部のクラッチ59を洗濯側に設定して、モータ58の動力を洗濯軸を介して回転翼56に伝達し、回転翼56が回転することで、衣類が回転翼56の攪拌用突出リブに引っかかり、中心部へ引き込まれる。内槽54の中心下層部の衣類は、引き込まれた衣類により、内槽54の上層部へ押し上げられる。このようにして内槽54内の衣類を撹拌して、衣類同士、または内槽54、回転翼56との接触による摩擦により洗濯する。
【0008】
脱水行程では、洗濯終了後、排水弁69を開いて内槽54内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ59を脱水側に切り換えて、モータ58の動力を脱水軸を介し内槽54に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行う。
【0009】
乾燥行程は、排水弁67を開くとともに、モータ58を駆動して回転翼56を回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、衣類を外へはね飛ばすようにする。すると回転翼56の傾斜面で衣類を上方へはね上げようとする力が働き(遠心力の分力)、衣類が攪拌される。この攪拌を繰り返しながら乾燥用送風機60による送風とヒータ61による発熱により、上部蛇腹状ホース62を通して内槽54の上方より内槽54内へ温風を送り込む。この温風は、衣類の水分を奪った後、内槽54から外槽53の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース66を通過して、循環路64へ至る。
【0010】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽53の内壁や循環路64内を通過しているとき、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて乾燥用送風機60へ戻る。この循環路64で温風を循環させることにより、内槽54内の衣類を乾燥させることができる。また、このときの温風の温度と湿度の時間に伴う変化を図10に示している。そして、回転翼56を駆動するためのモータ58への出力は、一回の出力は同じ時間であり、その関係図を図11に示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
発明者は衣類をより良く仕上げる為には、湿度を高めた状態で乾燥を進行させること、また衣類の絡みを抑えることが有効であることを見出している。しかしながら、上記従来の乾燥方式では乾燥の進行に伴い、湿度が低下してしまうため、また衣類が絡みやすいことから、衣類に強度のシワが残る場合があり、課題となっていた。
【0012】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の第1の課題解決手段は、内槽内の湿度を上昇させる湿度上昇手段を備え、乾燥洗濯機の乾燥行程において、この湿度上昇手段を動作させるようにしたものである。
【0014】
これにより、湿度の高い環境で乾燥を進行させることができるため、衣類の仕上がり状態が良いものとすることができる。
【0015】
また、本発明の第2の課題解決手段は、回転翼の間欠回転を制御する間欠回転制御手段を備え、乾燥行程において、回転翼の間欠回転数を1回転以下となるよう制御したものである。
【0016】
これにより、乾燥行程中の衣類の絡みを抑えることができるため、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、筐体と、前記筐体に弾性的に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に支持した回転翼と、前記内槽又は回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内を乾燥させる乾燥手段と、前記内槽内の湿度を上昇させる湿度上昇手段とを備え、前記乾燥手段による乾燥行程中に前記湿度上昇手段を動作させるようにしたもので、湿度の高い環境で乾燥を進行することができるため、衣類の仕上がり状態が良いものとすることができる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、乾燥手段は、温風送風手段による構成とするとともに、湿度上昇手段は、前記温風送風手段の風量を増加させることにより構成したもので、温風を送り込むことにより衣類の乾燥を行い、かつ、乾燥行程の途中において風量を多くすることで、乾燥室内に吹きつける温風の温度が下がり、湿度を高くすることができ、これにより湿度の高い温風で乾燥が進行するため、衣類の仕上がり状態がより良いものとすることができる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、乾燥行程中は回転翼を間欠回転させるとともに、前記間欠回転を制御する間欠回転制御手段により前記回転翼の間欠回転数を1回転以下としたもので、これにより衣類の絡みを抑え、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、乾燥行程中に湿度上昇手段を動作させるとともに、前記間欠回転を制御する間欠回転制御手段を有し、前記間欠回転制御手段により前記回転翼の間欠回転数を1回転以下としたもので、両方の特徴に基づく相乗効果により、さらに衣類の仕上がり状態を良いものとすることができる。
【0021】
請求項5に記載の発明は、間欠回転制御手段は、回転翼もしくはその駆動手段の回転数を検知する回転数検知手段を有し、前記回転数検知手段の出力に基づいて制御するようにしたもので、衣類の絡みを抑え衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、間欠回転制御手段は、布量を検知する布量検知手段を有し、前記布量検知手段の出力に基づいて制御するようにしたもので、衣類の絡みを抑え、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0023】
請求項7に記載の発明は、間欠回転制御手段は、駆動出力規制手段を有し、布量検知手段で検知した布量情報に基づいて駆動手段への出力を規制するようにしたもので、布量の多少に応じて回転翼を駆動するモータへの出力を抑えることで衣類の絡みを抑え、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0024】
請求項8に記載の発明は、間欠駆動している回転翼もしくはその駆動手段の回転時間を乾燥行程の進行に伴いだんだん短くするようにしたもので、衣類の絡みを抑え、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるとともに乾燥行程全体での消費電力を低減することができる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、回転翼を駆動するモータへの出力を高湿度乾燥行程の進行に伴いだんだん小さくするようにしたもので、衣類が絡みを抑え、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるとともに消費電力を少なくすることができる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
【0027】
(実施例1)
図1〜図4に示すように、筐体1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を設け、洗濯・脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。また、外槽3の内部には、衣類を収容する内槽4を中空で2重構造とした洗濯・脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類を攪拌する回転翼6を回転自在に配設している。また、内槽4の内部周壁には小孔(図示せず)を多数設けるとともに、上方には流体バランサ7を設けている。
【0028】
モータ8は、内槽4および回転翼6の駆動手段で、外槽3の底部に取り付け、洗濯時に回転力の伝達を洗濯・脱水軸5に切り換えるクラッチ9と洗濯・脱水軸5を介して、内槽4または回転翼6に連結している。回転翼6は外周部に外周方向に高くなる傾斜面を有する断面略W型の形状をし、攪拌用突出リブを形成して、洗濯開始時の加熱行程においては、衣類を回転翼6の回転による遠心力で傾斜面に沿って上方へと舞い上がりやすくしている。
【0029】
10は送風機、11はヒータであり、送風機10はヒータ11により加熱された温風を伸縮自在の上部蛇腹状ホース12を通して内槽4内に送風するもので、送風機10とヒータ11とで温風送風手段を構成している。循環路14は、一端を外槽3の排水経路口15に接続した下部蛇腹状ホース16に接続し、他端を送風機10に接続している。
【0030】
22は内槽4内に水を供給するための給水経路であり、23は給水弁である。排水弁17は、外槽3の底部に固定し、下部蛇腹状ホース16と循環路14からの排水を排水路18を通して排水弁17に導き、排水ホース19から機外へ排水するように構成している。外槽カバー20は外槽3の上面を気密的に覆うもので、この外槽カバー20に中蓋21を開閉自在に設け、衣類の出し入れを行うようにしている。24は布量検知手段、25は回転数検知手段で、これらを制御する制御回路部(図示せず)とで間欠回転制御手段を構成している。
【0031】
次に、上記構成において動作を説明する。なお、洗濯行程及び脱水行程については、従来の乾燥洗濯機と同じであるので説明を省略する。
【0032】
乾燥行程は、排水弁17を開くとともに、モータ8を駆動して回転翼6を回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、衣類を外へはね飛ばすようにする。すると、回転翼6の傾斜面で衣類を上方へはね上げようとする力が働き(遠心力の分力)、衣類が攪拌される。この攪拌を繰り返しながら送風機10による送風とヒータ11による発熱により、上部蛇腹状ホース12を通して内槽4の上方より内槽4内へ温風を送り込む。この温風は、衣類の水分を奪った後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース16を通過して、循環路14へ至る。
【0033】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や循環路14内を通過しているとき、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて乾燥用送風機10へ戻る。この循環路14で温風を循環させることにより、内槽4内の衣類を乾燥させることができる。
【0034】
そして、乾燥行程の途中で、送風機10から送風する風量を増やすと、図2に示すように温風の温度が下り、相対湿度は高くなる。この湿度の高い状態で衣類を乾燥するので、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。なお、本実施例では湿度を高くする手段として送風機10からの風量を増やすという方法を用いたが、別手段により湯気を供給する等の他の方法を用いても差し支えない。
【0035】
そして、この湿気の高い状態で乾燥を行うときに、図3に示すように間欠駆動している回転翼6の回転する時間tを、図4に示すように、内槽4内の衣類が1回転以下になるように設定している。このため衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができ、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0036】
さらに、各種の検知手段を設け、それらから得られる情報をもとに、回転翼6あるいはそれを駆動しているモータ8の回転を制御することにより、さらに良い仕上がり状態が得られるとともに効率的な運転が可能となる。具体的には、布量検知手段24を設け、衣類の量にあわせ、間欠駆動している回転翼6の回転する時間tを内槽4内の衣類が1回転以下になるように設定して、乾燥する衣類の量が変わっても、衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができ、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。布量検知手段は、例えば、回転翼6を駆動するモータ8の駆動電流を検知する等の方法で実現できる。
【0037】
(実施例2)
図3に示すように、間欠駆動している回転翼6の回転数を回転数検知手段25により検知するようにしたものである。他の構成は上記実施例1と同じであり、説明を省略する。
【0038】
上記構成によれば、回転数検知手段25により回転翼6の回転数を検知し、例えば、最大回転数の80%に抑えることで、図4に示すように内槽内の衣類が1回転以下になるように回転翼6の回転数を設定している。このため衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができ、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。
【0039】
(実施例3)
図5および図6に示すように、回転翼6を駆動するモータ8への出力を布量検知手段24で検知した布量検知情報に基づいて規制するようにしたものである。他の構成は上記実施例1と同じであり、説明を省略する。
【0040】
上記構成によれば、モータ8への出力を衣類の量に応じて変更することで、衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができ、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができる。図6に示すように、この際、モータ8への出力があるレベル以上に大きくならないように駆動出力規制手段で規制するようにすると、内槽内の衣料の回転を1回転以下に抑える制御が行いやすくなるとともに消費電力の低減にもつながる。
【0041】
なお、布量検知手段24と回転数検知手段25を併せて働かせ、これらの検知に基づき、衣類の量に応じて、回転翼6を駆動するモータ8の回転角を内槽4内の衣類が1回転以下になるように設定することによっても、衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができ、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるのはもちろんである。
【0042】
(実施例4)
図7に示すように、回転翼6もしくはモータ8の回転する時間tを乾燥の進行に伴いtからt1(t>t1)へ、t1からt2(t1>t2)へとだんだん短くするようにしたものである。他の構成は上記実施例1と同じであり、説明を省略する。
【0043】
上記構成によれば、乾燥の進行に伴い軽くなっていく衣類に対応して、衣類の回転量(移動量)を増加するのを防ぐことができ、衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができるので、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるとともに、乾燥行程全体での消費電力を低減することができる。
【0044】
(実施例5)
図8に示すように、回転翼6を駆動するモータ8への出力を乾燥の進行に伴いだんだんと抑えるようにしたものである。他の構成は上記実施例1と同じであり、説明を省略する。
【0045】
上記構成によれば、乾燥の進行に伴い軽くなっていく衣類に対応して、衣類の回転量(移動量)を増加するのを防ぐことができ、衣類が内槽4内で絡むのを抑えることができるので、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるとともに、消費電力を少なく抑えることもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明の乾燥洗濯機によれば、筐体と、前記筐体に弾性的に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に支持した回転翼と、前記内槽又は回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内を乾燥させる乾燥手段と、前記内槽内の湿度を上昇させる湿度上昇手段とを備え、前記乾燥手段による乾燥行程中に前記湿度上昇手段を動作させるようにしたから、湿度の高い環境で乾燥が進行でき、衣類の仕上がり状態が良いものとすることができる。
【0047】
また、筐体と、前記筐体に弾性的に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に支持した回転翼と、前記内槽又は回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内を乾燥させる乾燥手段とを備え、乾燥行程中は回転翼を間欠回転させるとともに、前記間欠回転を制御する間欠回転制御手段により前記回転翼の間欠回転数を1回転以下としたから、高湿度で乾燥を行っている最中に、衣類の量に合わせ、衣類を攪拌する回転翼の回転を衣類が絡まないように制御することでき、衣類の仕上がり状態をより良いものとすることができるとともに、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の乾燥洗濯機の断面図
【図2】同乾燥洗濯機の乾燥行程における風量、温度および湿度と時間の関係を示す関係図
【図3】同乾燥洗濯機の乾燥行程における回転翼の回転する時間および回転数と時間の関係を示す関係図
【図4】同乾燥洗濯機の乾燥行程における衣類の回転状況を示す模式図
【図5】本発明の実施例3の乾燥洗濯機の乾燥行程における布量によるモータへの出力の模式図
【図6】同乾燥洗濯機の乾燥行程における布量によるモータへの出力の規制を示す模式図
【図7】本発明の実施例4の乾燥洗濯機の乾燥行程におけるモータへの出力と時間の関係を示す関係図
【図8】本発明の実施例5の乾燥洗濯機の乾燥行程におけるモータへの出力と時間の関係を示す関係図
【図9】従来の乾燥洗濯機の断面図
【図10】同乾燥洗濯機の乾燥行程における風量、温度および湿度と時間の関係を示す関係図
【図11】同乾燥洗濯機の乾燥行程におけるモータへの出力と時間の関係を示す関係図
【符号の説明】
1 筐体
3 外槽
4 内槽
6 回転翼
8 モータ
10 送風機
11 ヒータ
22 給水経路
23 給水弁
24 布量検知手段
25 回転数検知手段

Claims (9)

  1. 筐体と、前記筐体に弾性的に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に支持した回転翼と、前記内槽又は回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内を乾燥させる乾燥手段と、前記内槽内の湿度を上昇させる湿度上昇手段とを備え、前記乾燥手段による乾燥行程中に前記湿度上昇手段を動作させるようにした乾燥洗濯機。
  2. 乾燥手段は、温風送風手段により構成するとともに、湿度上昇手段は、前記温風送風手段の風量を増加させることにより構成した請求項1記載の乾燥洗濯機。
  3. 筐体と、前記筐体に弾性的に支持した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に支持した回転翼と、前記内槽又は回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内を乾燥させる乾燥手段とを備え、乾燥行程中は回転翼を間欠回転させるとともに、前記間欠回転を制御する間欠回転制御手段により前記回転翼の間欠回転数を1回転以下とした乾燥洗濯機。
  4. 乾燥行程中は回転翼を間欠回転させるとともに、前記間欠回転を制御する間欠回転制御手段を有し、前記間欠回転制御装置により前記回転翼の間欠回転数を1回転以下とした請求項1または2記載の乾燥洗濯機。
  5. 間欠回転制御手段は、回転翼もしくはその駆動手段の回転数を検知する回転数検知手段を有し、前記回転数検知手段の出力に基づいて制御するようにした請求項3または4記載の乾燥洗濯機。
  6. 間欠回転制御手段は、布量を検知する布量検知手段を有し、前記布量検知手段の出力に基づいて制御するようにした請求項3または4記載の乾燥洗濯機。
  7. 間欠回転制御手段は、駆動出力規制手段を有し、布量検知手段で検知した布量情報に基づいて駆動手段への出力を規制するようにした請求項6記載の乾燥洗濯機。
  8. 回転翼もしくはその駆動手段の回転時間を乾燥行程の進行に伴い逓減させた請求項3〜7のいずれか1項記載の乾燥洗濯機。
  9. 駆動手段への出力を乾燥行程の進行に伴い逓減させた請求項3〜8のいずれか1項記載の乾燥洗濯機。
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