JP2003530534A - 特にねじり振動ダンパのためのばね素子 - Google Patents

特にねじり振動ダンパのためのばね素子

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JP2003530534A
JP2003530534A JP2001574770A JP2001574770A JP2003530534A JP 2003530534 A JP2003530534 A JP 2003530534A JP 2001574770 A JP2001574770 A JP 2001574770A JP 2001574770 A JP2001574770 A JP 2001574770A JP 2003530534 A JP2003530534 A JP 2003530534A
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ローズ,ウルリヒ
ドレーゲル,クリストフ
ブラントヴィッテ,ヴェーアネル
ハイディングフェルト,ディートマール
Original Assignee
ローズ−フォイクト パテントフェアヴェーアトゥングスゲセルシャフト エムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 ばね素子には、第1装置領域において少なくとも一つの転動体とともに作用するするばね板がある。転動体は、ばね板の第1装置領域と向かい合っている第2装置領域におけるストッパーに対して作用する。ストッパーおよびばね板は相対的に向かい合って動きながら軸受けされ、前記相対運動の場合にばね板は曲げられる。このばね素子は、主にねじり振動ダンパ用に使用することができ、主に一つの制動装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、特にねじり振動ダンパのためのばね素子に関する。
【0002】 (背景技術) ねじり振動ダンパ用には、摩擦装置とともに作用する渦巻きばねが主に使用さ
れる。摩擦装置として狭い箇所を通って押しつけられた流体又は機械的な摩擦面
が使用される。
【0003】 製造費用のかかり過ぎる多数の部品によって公知のねじり振動ダンパは製造さ
れている。
【0004】 (発明の開示) 本発明では、ねじり振動ダンパの簡単な構造を可能にし、別の使用目的のため
に利用される新しいばね素子を提案するという課題に基づく。
【0005】 本課題は、第1装置領域において少なくとも一つの転動体とともに作用するば
ね板を有するばね素子によって解決される。ばね板の第1装置領域と向かい合っ
ている第2装置領域におけるストッパーに対して転動体は作用する。ストッパー
及びばね板は相対的に向かい合って動きながら位置合わせ及び/又は軸受けされ
、前記相対運動の場合にばね板は曲げられる。
【0006】 ばね素子全体が非常に少なく極度に有利に製造可能な部品によって組み立て可
能である。従って製造に有利である。この他に、ばね素子は最も狭い軸方向の構
造空間において実現することが可能であり、さまざまな制動装置と組み合わせる
ことが可能である。
【0007】 振動又は半径方向力といった強力で機械的な衝撃によって転動体を確実に支え
るために、ばね素子は転動体に対して予荷重を加える。
【0008】 これ以外に長所となるばね素子の詳細事項については、以下に記載の複数請求
項によって明らかである。
【0009】 長所となるのは例えば、ばね素子が補強溝を有する時である。前記溝により、
僅かな材料費で極めて高い剛度を作り出すことを可能にする。この他に、同一の
ばね板は溝の形状によって、使用状況に応じてその都度調整されたばね板の寸法
におけるさまざまな特徴を有する。
【0010】 より安全な軌道において転動体を動かすために、ばね板が転動体用のガイドを
有することを提案する。
【0011】 少なくとも部分的なばね板の変形によってこのガイドが有利に形成される。従
ってばね板は接触圧だけでなくガイドについての課題についても解決する。
【0012】 簡単な実施例では、ばね板のガイドは少なくとも部分的にばね板において穴を
形成することについて意図している。例えば菱形の穴により、軸方向における転
動体のガイド及び転動体の移動を同時に可能にする。
【0013】 相対運動の場合にばね板及びストッパーを向かい合って離れ離れに動かすため
に、ばね板のガイドが運動方向と向かい合っている終端で反対に動く円錐形状を
有することを提案する。向かい合っている領域におけるガイドの狭い部分は、転
動体は―この領域に到達する時―ストッパー及びばね板と互いに押し合う。
【0014】 ストッパー及びばね板が特定の線分又は特定の回転角でのみ相対的に向かい合
って回転運動すると、ばね板のガイドはばね板とストッパーとの間における可能
性のある相対運動を制限することを提案する。さらにガイドは運動方向で向かい
合っている終端で特に急な傾きを有し、この傾きは転動体の軌道を制限し緩やか
な衝撃を生じさせる。
【0015】 転動体とばね板との間にある特別に小さな摩耗力が求められる部分において、
ばね板と転動体との間で点状又は線状に接触するようにばね板のガイドが作られ
ることを提案する。このことは、例えば球状の転動体の場合ではガイドの半径は
球の半径より僅かに大きくなることによって実現される。
【0016】 高い制動力が望まれる部分において、ばね板と転動体との間で平面で接触する
ようにばね板のガイドが作られることを提案する。球状の転動体の場合では、例
えば転動体の半径とほぼ等しい半径とともに溝を有するガイドによって実現され
る。但しガイドは、ばね板に対する転動体の圧力により転動体の周囲を変形する
特に弾性又は可塑的に変形可能なばね素子によって実現される。
【0017】 ばね板と転動体との間にある第1装置領域の部分における特に大きな制動力を
実現するために、第1装置領域に摩擦面を設けることを提案する。これによりガ
イドは制動装置の機能を同時に実現することができる。
【0018】 ばねの長さ全体又は皿ばねの場合に弾力におけるばねの半径全体を使用するた
めに、第1装置領域がばね板の周辺部分に配置されることを提案する。
【0019】 転動体用のガイドをばね板の領域に配置することについてこれまで提案した。
追加的又は二者択一的にガイドはストッパーに設けられる。
【0020】 ストッパーの領域においてもガイドは少なくとも部分的にストッパーの変形を
形成している。同様にストッパーのガイドは少なくとも部分的にストッパーにお
いて穴を形成し、ストッパーのガイドは運動方向と向かい合っている終端で反対
に動く円錐形状を有する。
【0021】 この他に、ストッパーのガイドもばね板とストッパーとの間での可能性のある
相対運動を制限することができる。
【0022】 最終的にストッパーのガイドは、ばね板の場合と同様に、少なくとも部分的に
ストッパーと転動体との間で線状又は平面で接触するように作られている。
【0023】 制動力を大きくするために、第2装置領域は摩擦面を有することも可能である
【0024】 ばね板はさまざまな実施例を可能にする。例えば複数のばね板が半径方向に順
番に接続され、又は複数のばね板が軸方向に順番に配置される。
【0025】 特に長所となる実施例では、二つのばね板がストッパーの向かい側に配置され
ることについて意図している。この時、ばね板とストッパーとの間にその都度少
なくとも一つの転動体が配置されていることを提案する。
【0026】 複数の向かい合ったばね板をその間にある転動体とともに使用することは、ば
ね板と転動体及び場合によってその間に配置されたストッパーによる部品の部分
組み立てを行なうことを可能にする。この時、ばね板は主にリベットで相互に結
合される。
【0027】 一つの有利な実施例では、転動体として球が使用されている。それにもかかわ
らず転動体としてシリンダーを使用することも可能である。ストッパーとばね板
との間で相対運動する場合にこれらの部品の間の距離を大きくするために、この
シリンダーは長円形の横断面を有する。
【0028】 ばね素子が可能な限り少ない潤滑油又はさらに潤滑油なしで済ませる場合、転
動体用にチタン又はセラミックといった特に硬質の材料を使用することを提案す
る。価格の点で特に有利な実施例では、スチール製の転動体を設けている。
【0029】 使用状況に応じて、転動体の領域においても潤滑剤が使用されている。
【0030】 均衡のとれた力の分配を実現し、転動体に負担がかかり過ぎないようにするた
めに、主に複数の転動体が並列に接続して配置されることを提案する。
【0031】 簡単な実施例において回転運動用のばね素子は、一つの軸で固定された第1構
成部分に隣接しているストッパーを有する。この第1構成部分は特に軸と確実に
結合されている駆動円板である。
【0032】 ストッパーは第1構成部分と主に溶接によって結合している。それにもかかわ
らず適切な結合は、主に溝又は折りをつけることによって行なわれる成形によっ
て実現される。別の実施例では、例えばプレス嵌めといった作用によってストッ
パーが第1構成部分と結合することを意図している。
【0033】 第1構成部分において最適に調整された振動状態を実現するために、第1構成
部分が付加質量を有するように設けられる。この付加質量は、第1構成部分の質
量を指定して変化させることを可能にする。駆動円板としての第1構成部分の構
造では、可能な限り少ない質量で大きな慣性モーメントを生じさせるために、付
加質量が主に半径方向に外側部分に備えられる。
【0034】 有利な使用として、第1構成部分はストッパーとともにねじり振動ダンパにお
ける第1部分として構成される。従って第1部分は主にエンジンで駆動する軸と
結合可能であり、さらに、円板状に半径方向の広がりを有し、半径方向に外側の
領域において検出マークを有する。最も外側の領域には、集中してエンジンと結
合している軸に延びる付加質量が存する。
【0035】 ばね素子を実際に使用するために、主に一つの軸で軸受けしている第2構成部
分とばね板が隣接するように設けられている。第2構成部分は主にばね、転動体
、ストッパー間の結合によって軸受けし、又は主に一つの軸で軸受けしている。
使用状況に応じて軸受け機能は一方又は他方の部分において優位である。
【0036】 長所となるのは、例えば第2構成部分がねじり振動ダンパの第2部分として構
成される時である。この第2部分は、継手に固定するための装置を有する。第2
部分は主に回転対称の円板として反対に動くように作られた二つのフランジとと
もに構成される。
【0037】 一つの実施例では、ばね板が主にリベットによる成形で第2構成部分と結合す
ることを意図している。これは製造において有利であり、実際に適切であると認
められている。
【0038】 これとは別の方法として、ばね板が第2構成部分とねじで結合するように意図
されている。
【0039】 特に長所となるのは、ばね板と第2構成部分との間に遮蔽板が配置される時で
ある。ばね板と第2構成部分との間にあるこの遮蔽板は、第1構成部分と結合し
て半径方向に外側から内側へ延びている。転動体、ばね板、ストッパー間におい
て転動する過程で衝撃を与えることのないように、外側から例えば継手からばね
板に運ばれる粉塵を遠ざけるのに遮蔽板が使用される。ばね素子を乾いた時に使
用するのと同様に油をさした時にも使用する場合に、転動体の領域に汚れの粒子
が入り込まないように、ばね素子を組み立てる際には注意しなければならない。
【0040】 上述したように、ばね板及び第2部分を別の軸受けなしで支えることが可能で
ある。それにもかかわらず、第2構成部分と軸との間に軸受けを配置することを
提案する。この軸受けは主に半径方向に転動体の内側に設けられている。
【0041】 軸受けは第2構成部分と軸との間に主にL字型に仕上げられた軸受け金を有す
る。従って、軸受け金によってスラスト軸受けと同様にラジアル軸受けも形成さ
れる。
【0042】 ラジアル軸受け及びスラスト軸受けの領域における特殊な軸受け要件に適合し
、又は定義された領域で制動を生じさせるために、軸受け金が第1シェル素子に
よるスラスト軸受けと第2シェル素子によるラジアル軸受けを有することを提案
する。これらのシェル素子は従ってさまざまな材料により製造され、従って最適
に調整される。当然のことながら同じ機能を満たすために、L字型に仕上げられ
たシェル素子も二種類の材料によって作られる。
【0043】 追加的又は二者択一的に中央軸の領域において軸受けするために、第1装置領
域及び/又は第2装置領域は軸受けとして構成される。
【0044】 従って転動体の領域において、中央にある軸受けを取り替え又は少なくとも支
えることの可能な軸受け機能が実現される。
【0045】 第1構成部分及び第2構成部分による一つの実施例では、第1構成部分におけ
る外側の周囲面と第2構成部分における内側の周囲面が軸受けとして構成される
ことを提案する。第1部分における外側の周囲面は第1部分と一体化して構成さ
れるか、又は別の素子として第1部分と結合する。
【0046】 ばね素子において長所となる一つの構造は、軸から離れて第1構成部分と第2
構成部分との間に軸受けが構成されることを意図している。これにより、半径方
向に軸受けの外側に転動体を配置することを可能にする。
【0047】 ばね板はさまざまな形状を有し、一つ又は複数のばね板はばね素子用に使用さ
れる。長所となるのは、ばね素子が主に回転軸に対して点対称構造である時であ
る。この場合、例えば正接に配置されたばね板が使用される。特に長所となるの
は、ばね板が皿ばねとして作られている時である。皿ばねとしての仕上げにより
、特に簡単な構造を可能にし、簡単な方法で皿ばねを多くの転動体とともに作用
することができるのは明らかである。
【0048】 ストッパー又はストッパーのみが皿ばねを有することによって、興味深い構造
であることが明らかである。従って、より多くの構造空間がばね素子の軸方向に
ばね機能用に使用される。
【0049】 ストッパー及びばね板は、側面に動きながら向かい合って構成される。ばね素
子のコンパクトな構造を考慮して長所となるのは、ストッパー及びばね板が回転
運動して相対的に向かい合って軸受けしている時である。これは、皿ばねを使用
する場合において特に大きな長所となる。
【0050】 回転運動するために第1装置領域及び/又は第2装置領域がストッパーとばね
板との間での追加的な運動を可能にしながら、多くの場合に必要となるばね素子
の振動減衰が実現される。ばね板の曲げ及びばね素子の基本的機能に対してスト
ッパーとばね板との間の回転運動が用いられるのと同時に、ストッパーとばね板
との間での追加的な運動によって軸方向の力又は屈曲した力は均衡のとれたもの
となる。
【0051】 振動ダンパとして使用するために、ばね素子が制動手段を有するように意図さ
れる。制動手段として当然ながら、例えば特に水圧式で機械的なダンパのような
ねじり振動ダンパの領域において公知の制動装置のすべてが使用される。
【0052】 長所となるのは、ばね板又は第2構成部分に制動手段が配置され、ストッパー
又は第1構成部分に対して作用する時である。制動手段はこの時半径方向にばね
板の外側の領域と同様に軸方向にばね板の内側の領域にも配置される。この時、
ばね素子の構造に応じて構造上最も簡単で最も効果的な配置を選択するものとす
る。
【0053】 別の実施例では、制動手段がストッパー又は第1構成部分に配置され、ばね板
又は第2構成部分に対して作用することを意図している。上述した構造とは逆の
作用方法では、発明に基づくばね素子用に制動手段を備えることも可能である。
特にこの実施例で長所となるのは、この中間領域において追加した制動手段用の
構造空間がほとんどの場合十分自由に使用できる時、軸方向にばね板における外
側の終端とばね板における内側の終端との間に制動手段が配置されることである
【0054】 長所となるのは、制動手段が細かく溝を入れた作用面を有する時である。この
摩擦面はねじり振動エネルギーを熱に変換し、従って制動を効率的に行なう。
【0055】 さらに、制動手段が軸方向の傾きによる作用面を有することを提案する。ばね
素子が主に回転軸に対して点対称構造である時、この軸方向の傾きはばね板の回
転運動によって、ばね板とばね板に対して作用する制動手段との偏りを生じ、結
果的に強化された制動となる摩擦面の領域における力の作用を生じる。
【0056】 これに対して、制動手段は半径方向の傾きによる作用面を有する。この場合、
相対運動ではこれらの面と向かい合って高い接触圧力とこれに伴う高い摩擦力が
発生するように、作用面及び反対面は形成される。
【0057】 制動力の簡単な制御は、作用面の部分が傾きなしで構成されることで実現され
る。この領域において制動が非常に僅か又は全く行なわれない間に、別の領域に
おいて大きな接触圧力とこれに伴う大きな制動力が発生する。素子が大きく運動
する場合では相対的に向かい合って大きな制動力が効果的になるのと同時に、特
にストッパーとばね板との間で僅かに運動する場合のみ、この制御によって制動
を僅かに維持又は停止することを可能にする。
【0058】 別の制御装置では、ストッパー及びばね板の回転運動の速度に対して制動は相
対的に変化することについて意図している。さらに制動力を変えるほどの遠心力
の影響を受けて回転する場合に、制動手段が質量を有することについて意図され
る。例えば、軸方向に隣接した制動手段に直接影響を及ぼすか、又は軸方向ある
いは対角線状にある制動手段の力を間接的に変える軸方向の分力を遠心力は生じ
させることができる。
【0059】 大きな制動力及び簡単で機械的な構造は、例えば制動手段が制動皿ばねを有す
ることによって実現される。
【0060】 ばね素子の構造に応じて、制動皿ばねが同軸にばね素子に配置されるか、又は
制動皿ばねが半径方向に回転軸からスライドして配置されるということについて
、ここでは長所となる。これにより、大きな制動力を均等に分けてばね素子の周
囲で作用するようにすることを可能にする。
【0061】 ばねの質量で作用する遠心力によって回転時にばね板の接触圧力が転動体で変
化するようにばね板が構成されることにより、制動力における別の可能性が生み
出される。これにより、追加の部品なしで制動装置を設けることが可能である。
【0062】 回転時にばね板の接触圧力が軸受け金で変化するようにばね板が構成されるこ
とにより、この長所は実現される。変化した接触圧力によってシステムにおける
摩擦力とこれに伴う制動力は変化する。
【0063】 さまざまな要件に対する発明に基づくシステムにおける別の適応可能性は、ス
トッパーの向かい側に配置される二つのばね板がさまざまな弾力を有することに
よって実現される。
【0064】 この他に、ストッパーの向かい側に配置される転動体が分岐及び/又は収束さ
れた軌道で動くことにより別の効果が発生する。
【0065】 制動手段の簡単な実施例では、主に摩擦面に対して半径方向に作用し周囲方向
に延びる少なくとも一つのアームを制動手段は有する。ここで長所となるのは、
アームがストッパー又は第1構成部分と結合し、摩擦面がばね板と結合している
時である。
【0066】 ばね素子は、とりわけ機械的なねじり振動ダンパ用に使用できる。それにもか
かわらず、例えばトリロック変換器といった任意の別のねじり振動ダンパにも適
している。
【0067】 例えば、さまざまな位置に摩擦パッキングを配置することで、ばね素子の制動
特性を高めることができる。長所となる実施例では、ばね板とストッパーとの間
で強制スリップを発生させるように装置領域の位置が選択されることについて意
図している。
【0068】 ねじれ剛性で互いに結合した回転軸の周囲で回転可能な二つのばね板は、その
間に配置されたストッパーにおいて作用し、第1装置領域と第2装置領域との間
にある結合軸が回転軸に対する角に配置されることによって上述の強制スリップ
は実現される。
【0069】 本発明の本質に影響を受けることなく、ばね素子がねじり振動ダンパの第1部
分に設けられ、ストッパーがねじり振動ダンパの第2部分に設けられ、又は、ば
ね素子がねじり振動ダンパの第2部分に設けられ、ストッパーがねじり振動ダン
パの第1部分に設けられることが明らかである。
【0070】 発明に基づくばね素子及びその使用における多数の実施例については図面に示
し、以下でより詳細に説明する。
【0071】 (発明を実施するための最良の形態) 第1図で示したねじり振動ダンパ1は、第1部分2、第2部分3、第1部分と
第2部分の間に配置されるばね素子4によって構成されている。第1部分で得ら
れた回転力がばね素子4を経由して第2部分3に伝達されるように、ばね素子4
は第1部分2と第2部分3との間に配置される。
【0072】 第1部分2は、中央軸と結合可能なL字型のフランジ部品5によって構成され
ている。このL字型のフランジ部品5には開口部6が設けられ、開口部を経由し
てフランジ部品が円板状の構成部分7と結合している。さらに円板状の構成部分
7には、半径方向に内側の終端に開口部6と並んでいる開口部8がある。半径方
向の広がりにおいて、円板状の構成部分7には軸方向に二つの傾き9及び10が
あり、円板状の構成部分7における半径方向に外側の終端はこれらの傾きとは逆
にまず回転軸と平行な方向に曲がり、半径方向に外側へ再び少し延びている。円
板状の構成部分7の最も外側に広がった領域には、付加質量11が円板状の構成
部分7に固定されている。この付加質量11には最終的に始動歯車12が備えら
れる。
【0073】 半径方向に付加質量11の内側及び円板状の構成部分7に対して軸方向にスラ
イドし、Z字型の円板状の構成部分13は第2部分3として断面に設けられる。
このZ字型の部品13では、軸方向に外側に位置する領域に、第2部分が継手装
置(図示していない)と結合するための開口部14がある。Z字型の構成部分1
3における半径方向に内側の終端では、軸方向に延びて円板状の構成部分7の向
かい側15にばね素子4が固定されている。
【0074】 皿ばね16、17として仕上げられ、軸方向に互いに並んでいるばね板によっ
てばね素子4は構成されている。皿ばね16、17の半径方向に内側に位置する
終端では、互いに結合し、また第2部分3と結合している。皿ばね16、17の
半径方向に外側の終端では、ガイドとして球状の転動体20、21用に使用され
る溝18、19をそれぞれ一つ有する。溝18、19は互いに開いており、ばね
板16、17はその間に配置されているストッパー22の方へ転動体20、21
を押し込んでいる。
【0075】 ストッパー22は、円板状の構成部分7の外側の部分にフランジ状に固定され
、そこから半径方向に内側へ延びている。
【0076】 従って第1部分2と第2部分3との間に配置されたばね素子4には、ばね板1
6、17と転動体20、21との間にある第1装置領域23、24と、転動体2
0、21がストッパー22とともに作用する第2装置領域25、26とがある。
【0077】 ストッパー22付近にある装置領域25、26は、ガイドとして仕上げられて
いる。この場合、周囲方向に固定された溝は、球状の転動体20あるいは21に
おけるガイドのストッパー22で使用される。
【0078】 上述した転動体20あるいは21のガイドは上述の実施例において、第1部分
2で第2部分3を軸受けしたり中央軸又はフランジ片における第2部分の軸受け
を完全に行なわないようにすることを可能にする軸受け機能を持つ。
【0079】 第2図では、軸受けに追加して転動体の部分に別の軸受けが第1部分と第2部
分との間に設けられることについて示している。第2図で示したねじり振動ダン
パ30では、第1部分31と第2部分32との間に軸受け33が設けられている
。さらに、第1部分31における円板状の構成部分34にはZ字型の部品35が
固定されている。このZ字型の部品35には回転軸36に対して同軸の周囲面3
7があり、L字型の軸受け金38が隣接している。このL字型の軸受け金38には
軸方向に延びた部品39があり、Z字型の部品35と第2部分33との間に配置
されている。L字型の軸受け金38の半径方向に延びた部品40は、円板状の構
成部分34とばね素子41との間に位置している。従って軸受け金は、第1部分
31と第2部分32との間で軸方向及び放射状に作用する滑り軸受けを形成して
いる。
【0080】 第2図で示したねじり振動ダンパ30の場合、ばね素子41の二つの皿ばね4
2、43は半径方向に内側の領域で互いに隣接し、半径方向に外側の領域でV字
型に分岐するように曲がっている。この実施例でストッパー44は、平面で互い
に隣接している皿ばねの領域と並んでいる。これにより、二つの皿ばね42及び
43が等しい力でストッパー44に作用する結果となる。第2図で皿ばね43に
描かれた溝45は、どのようにしてこの力が簡単方法で変化するかについて示し
ている。当然のことながら、別のばね42にも一つ又は複数の溝が備えられるか
、又はばね特性に影響を与えるために弾力が部分的に軽減される。円板状の構成
部分34の半径方向に外側から内側へ延びている円板46は、ほこりの侵入に対
して継手から転動体の領域にかけてパッキングとして使用され、場合によっては
転動体の領域における潤滑剤の維持を簡単にする。
【0081】 第3図では、第1部分51とばね素子52との間に制動装置53が配置される
場合でのねじり振動ダンパ50について示している。この制動装置53は、皿ば
ね54によって構成され、第1部分51にある半径方向に内側にある皿ばねの終
端は固定され、半径方向に外側にある皿ばねの終端は、皿ばね54によってばね
素子52の方へ押し込まれる摩擦パッキング55を有する。これに対して最も有
利なばね特性により、皿ばねの代わりに螺旋ばねを使用することができる。
【0082】 この他にねじり振動ダンパ50の場合では、U字型の軸受け金56が断面に設
けられ、ばね素子52の半径方向に内側の終端と第2部分57の半径方向に内側
の終端は、軸受け金の脚の間に位置している。U字型の軸受け金56における二
つの脚は、第1部分51の円板状の構成部分58と留めフランジ59に隣接して
いる。従ってばね素子52は、二つの軸方向に指定された位置で第2部分57と
ともに軸方向に第1部分51へ軸受けされる。
【0083】 上述の制動装置53と同様に、U字型の軸受け金56は互いに依存することな
く、ねじり振動ダンパの別の実施例に使用することができる。
【0084】 第3図で示したねじり振動ダンパ50の場合では、高い回転数でねじり振動ダ
ンパにおいてガイドの内側に遠心力の影響を受け、定義された領域の内側から外
側へ転動体が移動することができるように、転動体60、61のガイドは構成さ
れている。さらに、回転数に応じて転動体60及び61が回転軸65に対して半
径方向にさまざまな距離になることになっているガイドの溝は、ばね62、63
と同様にストッパー64において特殊なカーブ状である。
【0085】 転動体におけるガイド軌道の回転数に基づく変動によって、ばね板62、63
における回転数に基づくさまざまな軸方向の偏りは実現される。これにより、摩
擦装置53とばね板63との間の力は回転数に基づいて変化する。
【0086】 従って転動体におけるガイド軌道の仕上げにより、ねじり振動ダンパのさまざ
まな特性とさまざまな作用特性に対して影響を及ぼす。
【0087】 ねじり振動ダンパ70の別の実施例については、第4図で示している。このね
じり振動ダンパは、第2図で示したねじり振動ダンパ30と根本的に類似してい
る。制動手段としてねじり振動ダンパ70の場合には、ねじり振動ダンパ70の
回転軸73に対して同軸に配置され摩擦円板74に影響を与える二つの皿ばね7
1及び72が設けられている。この摩擦円板74は上述の実施例において、制動
を実現するために軸方向へばね板75に作用する。ばね素子76のばね板75に
おける摩擦円板74の作用方向は、摩擦円板74とばね素子76との間にある装
置面の形態によって変動し、転動体における上述したトルクに基づくガイドの制
動特性も変動する。
【0088】 同軸の皿ばね71及び72の代わりに円周上に配置された複数のばねは、摩擦
円板74がばね素子76に押し込むようになっている。
【0089】 第1図乃至第4図に示したねじり振動ダンパにおけるこれまで述べた構造では
、第1部分と第2部分との間の特殊な玉軸受け及びこの軸受けが制動装置ととも
に作用することについて示している。第1部分と第2部分との間で相対運動する
場合にばね板が曲がることについては、発明に基づいて意図される。このことは
、第1部分をねじ曲げる場合にばね素子又はばね板の曲げが生じる傾斜によって
生じる。
【0090】 第5図及び第6図では、ばね板と転動体との間あるいは転動体とストッパーと
の間にある装置領域の適切な仕上がりによってばね板16及び17においてねじ
り角度に基づいて互いに押し合うことがどのように実現されるかについて示して
いる。転動体20は、ばね板16の第1装置領域23とストッパー22の第2装
置領域25との間で締め付けられる。実施例に応じてこの時任意の予荷重が加え
られる。
【0091】 転動体21は、ばね板17の第1装置領域24とストッパー22の第2装置領
域26との間に適切に配置される。
【0092】 第1部分と第2部分との間にあるトルクが作用すると、これによりばね板16
及び17はストッパー22へ相対的に移動し、カーブ状に仕上げられた装置領域
によって転動体はばね板16及び17と互いに押し合う。ばね板16、17とス
トッパー22との間で一つの方向へねじ曲げる場合と同様に逆の方向へねじ曲げ
る場合にもばね板16及び17が互いに押し合うように、第5図及び第6図では
、第1装置領域と第2装置領域のカーブ軌道は構成されている。
【0093】 この時転動体21で発生する力について、第7図で図示している。ストッパー
22とばね板17との間で作用する力Fには、周囲方向に作用する分力Fumf ang と軸方向に作用する分力Faxialがある。よってこれらの力は、ばね
素子が第5図で示した零位に動く回復力を生じる。
【0094】 第5図及び第6図では、周囲方向におけるばね素子16及び17の特殊な仕上
げ及びストッパーの周囲方向へ変動する力によって転動体20、21の特殊なガ
イド軌道はどのように生じるかについて示している。当然のことながら、ばね素
子16及び17の周囲方向へ変動する力ならびにストッパーの特殊な仕上げによ
って、転動体20、21用にガイド軌道は生じる。
【0095】 第8図乃至第10図では対照的に、ばね板における特殊な穴によって適切なカ
ーブ軌道が生じることについて示している。第8図で示した実施例80では、ス
トッパー81と同様にばね板82に穴が設けられ、その穴の中へ転動体83が及
んでいる。周囲方向にスライドしてストッパー81の反対側で転動体84はスト
ッパー81における穴やばね板85における別の穴に向かって延びている。
【0096】 前記穴86の実施例については、第9図ではばね板82付近に示している。お
およそ菱形の穴86は周囲方向に曲がっている菱形に相当することについて、第
9図及び第10図で示している。開口部における最大の断面は転動体83の断面
に比べて小さいため、転動体83は穴86の周辺から動く。これによって、ばね
板82とストッパー81との間で相対運動する場合に転動体83は穴86の鋭角
になった領域で動き、この場合にストッパー81及びばね板82を互いに押し合
う。
【0097】 類似した機能は、第11図乃至第14図で示した溝形のガイド90によって実
現される。この時ばね板91では平面図において曲がった縦長の穴の形状を有す
る周囲方向に曲がった溝が延びている。転動体92の半径に合わせて調整された
この溝90は凹形の形状である。周辺部分においてばね板及びストッパーの相互
運動を生じさせるのに、溝の深さは周辺部分93及び94において中央部分95
に比べて僅かである。中央部分95において溝の深さは定義された周囲角度領域
上で一定であり、これに伴ってまず特殊な周囲角度を超過することによって、シ
ステムはばね板91に強い力を加える。
【0098】 溝形のガイド90あるいは縦長の湾曲90の代わりに、適切な縦長の穴も設け
られている。
【0099】 ばね板91と転動体92との間にある装置領域あるいは転動体92とストッパ
ー(図示していない)との間にある装置領域に入りこむ汚れの粒子は、第13図
で示した開口部96あるいは第14図で示した開口部97及び98によって装置
領域からなくなる。
【0100】 第15図、第16図、第17図では、回転数に依存した制動装置を装着したね
じり振動ダンパ100の長所となる実施例について示している。
【0101】 第2側101は軸と結合可能であり、向かい合った円板上の二つの構成部分1
02及び103を有し、これらの間に位置しているフランジ部品104によって
留められている。半径方向に外側の領域において、円板上の構成部分102及び
103は転動体105及び106用のガイドを有する。このガイドは、ねじり振
動ダンパ100の第1部分として作用するストッパー107の方へ転動体を押し
込んでいる。このストッパー107は継手装置108と結合している。
【0102】 ストッパー107におけるガイド116の特殊な形状によって第1部分101
と第2部分107との間で相対運動する場合に、転動体105及び106は逆の
軸方向に押しつけられ、これによりばねとして使用している円板状の構成部分1
02及び103は互いに押し合っている。これにより発生した力は、転動体10
5及び106とストッパー107との間にあるガイドあるいは転動体105、1
06と円板状の構成部分102及び103との間にあるガイドを選択することに
より、任意に調整可能である。
【0103】 周囲方向に延びるアーム109及び110は、ストッパー107とフランジ部
品104との間で半径方向に配置され、半径方向に内側へ延びるアームの突出部
111あるいは112はフランジ部品104の周囲閉曲線113とともに作用す
る。フランジ部品104の周囲閉曲線113には平坦になった領域114、11
5があり、その領域では突出部111及び112がフランジ部品104に接触し
ないため、小さな隙間角ができる。それ以外の領域では突出部111及び112
が周囲閉曲線113と擦れ、従って第1部分101と第2部分107との間にお
いて制動を生じる。周囲閉曲線113の半径を選択することにより、摩擦特性に
影響を及ぼす。
【0104】 第2部分107の大きな回転数により、周囲閉曲線113における摩擦力を減
少させ、さらに除去させる遠心力がアーム109及び110に作用することがす
でに明らかである。
【0105】 ストッパー107にある二等辺三角形状に配置されたガイド閉曲線116は上
述の場合に、円板状の部品102及び103にあるガイド閉曲線117、118
、119とぶつかり合っている。これにより、ガイド閉曲線が第1装置領域と第
2装置領域とぶつかり合うように、球状の転動体105、106はスリップする
ことなく回転することができる。
【0106】 ばねシステムの特性を変更するために、第1装置領域及び第2装置領域にさま
ざまなガイド閉曲線を設けることも可能である。
【0107】 第18図乃至第21図では、ねじり振動ダンパ120、130、140、15
0について示しており、この場合に転動体が回転軸121、131、141、1
51に対して半径方向の距離で配置されている。
【0108】 第18図では第1部分123と第2部分124との間にある空間122のほぼ
中央にばね素子125が配置されている。従って転動体126で作用する二つの
皿ばね127及び128は、軸方向に転動体126へ押し込む軸力を発生させ、
等しい力で軸方向の軸受けを押し込む。これにより軸方向の軸受けにおいて摩擦
力が決定される。
【0109】 第19図で示した実施例では、転動体136で作用する力の作用軸は回転軸1
31に対して鋭角であり、これは皿ばね137及び138の曲げられた形状によ
って実現される。転動体136で作用する力が極端な場合では軸方向の線に位置
することができることについて、この図面では示している。これにより、軸方向
に第1部分133と第2部分134との間で作用する力が減少する。ここで発生
する軸方向の分力は転動体136における同軸の配置に基づいて相殺し、軸方向
に位置している成分はスラスト軸受けにおける摩擦力について定義している。
【0110】 第20図で示したねじり振動ダンパ140には、極度に短く軸方向に延びて第
1部分143で固定される皿ばね板148と相対的に大きく軸方向に延びて第2
部分144で固定される皿ばね147とがある。これによって、ばね機能の最も
大きな部分は第2部分に固定されたばね板147に伝達される。
【0111】 第21図におけるねじり振動ダンパ150では、上記の場合とは反対の場合に
ついて示している。この時、第2部分154に備えられたばね板157はほとん
ど固定して仕上げられ、ばね機能は主に第1部分153に固定されたばね板15
8に伝達される。
【0112】 四つのすべての実施例において、L字型の軸受け金129、139、149、
159は第2部分に相対的に第1部分の軸受けを誘導する。
【0113】 第22図では、第1部分163と第2部分164との間にある軸受けとしてL
字型の軸受け金169を装着したねじり振動ダンパ160について示している。
この実施例では、半径方向に軸受け金169の内側にばね素子165が配置され
ている。この時二つのばね板167及び168は、第2部分164にあるフラン
ジ部品170とともに作用している転動体166に影響を及ぼす。これにより、
第1部分163と第2部分164との間にある半径方向にL字型の軸受け金16
9の外側に空間171が生じ、第2部分には例えば制動装置又は別のばね素子が
配置されている。
【0114】 円筒形の転動体186を装着したねじり振動ダンパ180の実施例について、
第23図で示している。周囲方向へストッパー190の側面に配置される溝形の
ガイド191において円筒形又は円錐形の転動体186が延びている。この時、
転動体186、192はその都度互いに一方からスライドしてばね板187、1
88を通りストッパー190へ押し込まれる。ばね板187、188は、半径方
向に内側の終端で互いに結合し、また第2部分184と結合している。ストッパ
ー190は、第1部分183と結合している。ストッパー190は、駆動軸(図
示じていない)に配置された第1部分183と結合している。摩擦装置193は
、第1部分183とばね板187との間で作用している。この摩擦装置193は
回転軸181に対して同軸に配置された皿ばね194と摩擦パッキング195に
よって構成され、この摩擦パッキングは皿ばね194を通りばね板187の方へ
押しつけられる。
【0115】 第24図では、公知のトリロック変換器200について示している。この場合
、主軸の力はケーシング201に伝達され、水圧式のブレード構造によってブレ
ード202を経由して駆動軸に伝達される。トリロック変換器の閉じられたロッ
クアップでは、円板状でピストン203によって軸受けされる構成部分204に
十分な圧力が作用するため、構成部分204はケーシング201にある摩擦パッ
キング205に押しつけられる。円板状の構成部分204は、摩擦パッキング2
05を介して第1部分と結合している。この点においてこの実施例は、ストッパ
ーが第2部分に効果的に設けられる別の実施例やばね素子が第1部分に効果的に
設けられる別の実施例とは異なる。
【0116】 円板状の構成部分204には、半径方向に外側の終端に球状の転動体207用
のガイドを有するばね板206が固定される。この転動体207はばね板206
によってストッパー208の方へ押し込まれ、ストッパー208の向かい側で円
板状の構成部分204とストッパー208との間にある球状の転動体209は支
えられている。転動体207及び209が両側からストッパー208の方へ押し
込まれるために、ストッパーに窓210が設けられ、この窓を通ってばね板20
6が延びている。窓210は、制限された回転運動を円板状の構成部分204と
ばね板206との間もしくはストッパー208との間で可能にする。この回転運
動は、転動体207及び209用のガイドの仕上がりによって円板状の構成部分
204及びばね板206の相互運動を引き起こす。転動体207及び209は例
えば第5図及び第6図で示すように支えられ、これにより最後に述べた構成部分
では、ストッパー208がねじ曲げられるばあいにばね板206及び円板状の構
成部分204に対して相対的に反対に動く軸運動が起こる。
【0117】 トリロック変換器のケーシングにおけるすべてのばねシステムの接触圧力は、
第25図で示したトリロック変換器220のように、追加した皿ばね221又は
ストッパーによって強化される。ばね板226と円板状の構成部分224のねじ
曲げにより、第25図におけるすべてのばね構造はストッパー228に向かって
摩擦パッキング225に対して左に相対的に押し込まれ、皿ばね221に対して
相対的に右に押し込まれる。これにより、特定のねじり角度から、すなわちばね
板226における特定の偏りから皿ばね221が摩擦パッキング225の方へば
ね構造を押しつける。構成部分224及び226の運動によって円板状の構成部
分224が摩擦パッキング225に向かって押しつけられるため、トリロック変
換器を閉じるのに僅かな水圧で十分である。
【0118】 最後に第26図は、ねじり振動ダンパにおける発明に基づくばね素子構造のも
う一つ別の可能性について示している。この構造は、ばね構造における特に小さ
な軸方向の広がりによって顕著である。
【0119】 第26図で示したねじり振動ダンパ240には、第1部分に主にZ字型のフラ
ンジ部分241があり、フランジ部分の半径方向に外側の側面には転動体243
用のガイド242が設けられている。円板状の構成部分244は開口部245に
取り付けられたボルト(図示していない)によってZ字型の構成部分241と結
合している。この円板状の構成部分244では、Z字型の構成部分241よりも
大きく半径方向に延びており、半径方向に外側の終端で同様に転動体247用の
ガイド246を有する。
【0120】 転動体を支えるため、転動体243及び247用のガイド246及び242は
対照的な凹形の形状である。転動体247はガイド246の向かい側にばね板2
48で支えられ、転動体243はガイド242の向かい側に留めばね249で支
えられている。ばね板248及び留めばね249は相互に結合し、第2部分とし
て使用される円板状の構成部分250で固定されている。
【0121】 円板状の構成部分250は、L字型の軸受け金251を介して軸方向及び半径
方向にZ字型の部品241に軸受けされる。軸受けはガイド242のすぐ近くに
あり、第1部分と第2部分との間にある半径方向の軸受けにおける半径方向に内
側あるいは半径方向に外側に転動体243及び247は配置される。
【0122】 第5図及び第6図で示したように、ガイド242及び246ならびに向かい側
にあるばね248に設けられたガイドは、第2部分に対する第1部分のねじ曲げ
によって留めばね249及び特にばね板248に対して曲げ力が作用する。
【0123】 この部分でばね板248が曲がるためのより多くの空間が上述の実施例におい
て意図される時、第5図及び第6図で示した発明に基づくガイドの形状は、半径
方向に外側の転動体についてのみ意図している。
【0124】 第27図では、第1回転質量261が二つの円板262、263の間に配置さ
れている場合のねじり振動ダンパ260について示している。二つの円板262
及び263はねじれ剛性的にブリッジ264を介して互いに結合し、第1回転質
量261と円板262あるいは263のうちの一つとの間に転動体265あるい
は266が配置される。転動体は、この実施例において球形である。
【0125】 円板262及び263を転動体265及び266と第1回転質量261に向か
って押し込むばね267、268による中間スイッチによって、ブリッジ264
は円板262及び263と結合している。円板262、263及びばね267、
268における及び/又はブリッジ264における及びばね267、268の装
置面のかみ合わせによって、二つの円板262及び263におけるねじれ剛性は
実現される。この場合、主に成形による別の結合も可能である。
【0126】 円板262及び263と転動体265、266との間にある接触面あるいは転
動体265、266と第1回転質量との間にある接触面は、ねじり振動ダンパの
回転軸に対して鋭角に位置しており、従って二つの転動体の隣接点の間にある結
合軸は振動ダンパの回転軸に対して鋭角に同様に位置している。
【0127】 転動体と第1回転質量もしくは円板262、263との間にある装置領域は、
第5図及び第6図で示したように仕上げられる。これにより、第1回転質量26
1が円板262、263とばね267、268とブリッジ264による構造に対
してねじ曲げられる時、円板262及び263は互いに動く。この時ばね267
、268は伸びる。
【0128】 球と円板との間にある接触箇所における対角線状の構造によって、それぞれの
球に対する変速比が生じる。円板261を駆動力とみなす時、円板262は変速
比R1/R2に応じてよりゆっくりと回転しようとし、円板263はより速く回
転しようとする。円板262と円板263との間にある剛性の結合によってこう
した現象は妨げられ、従って強制スリップを発生させる。こうした空転スリップ
は、制動装置として有効である。球におけるそれぞれの接触箇所の変化によって
ねじり角度に基づいて、制動装置は調整される。
【0129】 第28図は、主に第27図で示したねじり振動ダンパと構造面で同じねじり振
動ダンパ270について示している。平行に作用する皿ばね271、272と2
73、274ならびに対置して作用する皿ばね275、276の構造は、特殊な
ばね特性における正確な調整を可能にし、こうした調整は定義された制動を行な
う。円板277及び278は転動体279、280によって位置を合わせる。こ
れにより、円板277及び278の軸受けで行なわないことを可能にする。
【0130】 第29図で示したねじり振動ダンパ290は、転動体293及び294を通り
支え295、296において半径方向に軸受けしている二つの円板291及び2
92について示している。この実施例では転動体として球を示している。この箇
所で主として半径方向力が加えられると、ローラ又は針軸受けが使用されること
も可能である。球297及び298は円板291及び292の位置合わせに使用
され、皿ばね299、300は燃料アキュムレータとして使用される。
【0131】 別の制動装置は、球297及び298における半径方向に内側又は軸方向に外
側に配置される。この制動装置は主に、円板291及び292と中央の円板30
1との間で作用するシリンダー(図示していない)によって構成される。制動作
用を回転角に応じて変えるために、円板291及び292と中央の円板301と
の間における大きなねじり角度で大きな接触圧力とこれに伴う大きな制動力が生
じるガイド軌道においてシリンダーは動いている。
【0132】 半径方向に内側の制動ローラ311及び312を装着したねじり振動ダンパ3
10における実施例について、第30図で示している。この実施例ではさらに、
円板317及び318と支え315及び316との間に滑り軸受け313あるい
は針を装着した軸受け314が設けられている。
【0133】 第31図では、第30図で示した実施例の断面図を示している。軌道320に
おける球319の構造と軌道321におけるローラ311について、この図で示
している。軌道320の位置合わせが行なわれる間に、軌道321は制動に使用
され、ぶつかり合う。
【0134】 円板と皿ばねとともにばねの機能を伝達する軸方向に内側にある球322の構
造及び制動作用の機能を伝達する半径方向に外側にあるローラ323の構造につ
いて、第32図で示している。その他の構造については、第30図及び第31図
で示した実施例と同じである。
【0135】 第1回転質量と第2回転質量における円板との間にある球について、同軸の円
弧状の転がり軌道の拡大図が第31図と第32図で示しているのと同時に、第3
3図では球の軌道にも球のガイドが半径方向に生じることについて示している。
二つの実施例においてガイド軌道は保持器の機能を持つ。第33図で示した実施
例では、球が運動する場合に半径方向に強制スリップに基づいて大きな摩擦力が
発生するのと同時に円板と球との間で転がる場合に周囲方向へ僅かな摩擦力が発
生する(純粋な転がり)。さらに半径方向の球の動きによって、より多くの球の
位置合わせが周囲方向に行なわれることを可能にする。従って長所となるのは、
可能な限り多くの軌道を自由に使用できる面に配置することである。
【0136】 第34図では、球が半径方向の広がりを占める位置330、331、332に
ついて示している。球の動きが位置331の領域において僅かな摩擦力の原因と
なるのと同時に、球と回転質量との間の摩擦力は位置332の方向へ動く場合と
同様に位置330の方向へ動く場合にも増加する。
【0137】 円板の上にある軌道の構造におけるさまざまな形状について、第35図及び第
36図で示している。ここでは主要な軌道の形状のみ示している。回転質量の間
の摩擦力に適切に影響を及ぼすように、別の形状及び特に軌道の形状を相互に組
み合わせて別の可能性を作り出すことは明らかである。
【0138】 第37図及び第38図では、ねじり振動ダンパにおけるその他の装置に左右さ
れることなく使用することのできるばね式のねじり角度ストッパーについて示し
ている。第37図では、基準数字351の場合中央の部分に記されたストッパー
351を装着したねじり振動ダンパ350について示している。基準数字352
は端の部分の一方でストッパーを示しており、基準数字353は反対側の端の部
分でストッパーを示している。ストッパー351は第2の回転質量354におい
て固定され、ばね355、356を介して第1回転質量359にある装置面35
7、358に向かって作用する。ばね355及び356の圧縮によって、第1回
転質量と第2回転質量との間における最大のねじり角度は制限される。
【0139】 第38図における上の部分では、軌道で動く球360、361が中央の位置で
最小限の力で皿ばね362、363へ作用することについて示している。この位
置では、ストッパー351も中央の位置にあり、ばね355、356に力を加え
ない。
【0140】 第38図における下の部分では、球364、365が軌道の外側にあるために
皿ばね362、363に最大限の力を加えるという状況について示している。従
って大きな制動力が生じる。はずみ車の位置においてストッパー366は、相対
的に互いにばね355、356の圧縮が起こる状態である。
【0141】 ストッパー351は、ばねが圧縮されることなく円板359、354が相対的
に互いに動くことのできる隙間角か、あるいは圧縮されない形状でストッパー3
51があらゆる動きの場合でばねのうちの少なくとも一つとともに作用するほど
の長さであるばねを持つ。
【0142】 第39図では、第1部分372付近でねじ371により、ガイド軌道板373
がゆるめられるねじり振動ダンパ370について示している。ガイド軌道板37
3には滑り素子374が取り付けられ、その上で第2部分375は回転運動しな
がら軸受けされている。第2部分375には、第1部分372に対して軸方向を
指した鉛筆376が備えられている。第1部分372と第2部分375との間に
は、第40図の平面図で示した円板377が配置されている。この円板377に
は、球379を介して第1部分372に作用するガイド軌道378がある。板3
77の向かい側には、球381用のガイド軌道を形成している球軌道380が穴
あけされている。これらの球381はガイド軌道板373とともに作用する。ば
ね板382が、円板377を第1回転質量372の方へ押し込むため、板377
が球379及び381の間で伸びる。
【0143】 鉛筆376は円板377における開口部383に食い込むため、鉛筆376が
円板377を支えて球397及び381が第1回転質量と第2回転質量との間で
動く場合に転がるように、第1回転質量のねじ曲げは相対的に第2回転質量に対
して行なわれる。これにより球軌道378あるいは380における球379及び
381は動き、球軌道の形態によって円板377に対してより大きな力となり、
この円板は回転質量のねじ曲げの場合に相対的に互いにばねとして伸びる。
【0144】 ここで示した実施例では、第1部分372が深絞り板として球軌道の球状化に
は柔らか過ぎるように仕上げられると、球379は鉄板384上で動く。球37
9用の軌道が直接第1部分372に設けられることについて、専門家は認識して
いる。
【0145】 第41図では、ねじり振動ダンパ370と本質的に同じ構造のねじり振動ダン
パ385について示している。ばね382及び鉛筆386の代わりにこの実施例
では、再度円板388を第2部分389に押し込む輪387に対して反対側の方
向に作用するばね386が設けられる。
【0146】 第42図では、第39図で示したばね382とは別の形態について示している
。第42図で示したねじり振動ダンパ390では、第2部分393付近にある第
1リベット392と円板395付近にある第2リベット394によって固定され
ている正接ばね板391が設けられている。正接ばね板391を装着した前記円
板395については第43図で示している。第43図で示した円板395の構造
は、第40図で示した構造と本質的に同じであり、ここではリベット392及び
394の間に追加ではめこまれた正接ばね板391について示している。
【0147】 第44図では、上述のばね382、386、391を円板402と一体化して
構成されるばね401に置き換えた場合のねじり振動ダンパ400について示し
ている。このばね401はリベット403によって第2部分と結合し、上述のば
ねのように、円板を球404及び405の方へ押し込む円板の予荷重が加えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、発明に基づくばね素子を装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図2】 図2は、ばね素子及び軸受けを装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図3】 図3は、制動皿ばねを装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図4】 図4は、二つの制動皿ばねを装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図5】 図5は、転動体の半径方向の平面における、第1図乃至第4図で示したねじり
振動ダンパの展開図。
【図6】 図6は、ばね板に向かってねじ曲げられたストッパーの場合における、第5図
に基づく展開図。
【図7】 図7は、転動体にかかる力について示した第6図の拡大図。
【図8】 図8は、ばね板及びストッパーにおける穴において動く転動体の図。
【図9】 図9は、菱形の穴を持つ、ばね板についての図。
【図10】 図10は、第9図で示したばね板の断面図。
【図11】 図11は、曲げられて縦長に仕上げられた湾曲を持つ、ばね板における別の実
施例についての図。
【図12】 図12は、第11図で示したばね板の断面図。
【図13】 図13は、一つの開口部を持つ、第12図で示した断面図における図。
【図14】 図14は、二つの開口部を持つ、第12図で示した断面図における図。
【図15】 図15は、遠心力に依存する制動装置を装着した、ばね素子の図。
【図16】 図16は、第15図で示したばね素子におけるA−A線での断面図。
【図17】 図17は、第15図で示したばね素子におけるB−B線での断面図。
【図18】 図18は、半径方向に軸受けの外側において第1部分及び第2部分から配置さ
れ、軸方向に作用するばね素子を装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図19】 図19は、第18図に基づいて軸に対して鋭角に作用する、ばね板と転動体と
の間にある力を持つ、ねじり振動ダンパの断面図。
【図20】 図20は、半径方向に軸受けからはるか外側に位置している転動体を装着した
、ねじり振動ダンパの断面図。
【図21】 図21は、半径方向に軸受けのいくらか外側に配置される転動体を装着した、
ねじり振動ダンパの断面図。
【図22】 図22は、半径方向に軸受けの内側に配置される転動体を装着した、ねじり振
動ダンパの断面図。
【図23】 図23は、円筒形の転動体を装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図24】 図24は、発明に基づく組み込み式のばね素子を装着した、トリロック変換器
の断面図。
【図25】 図25は、追加のストッパーを装着した、第24図に基づくトリロック変換器
の断面図。
【図26】 図26は、二種類の半径上に配置される転動体を装着した、ねじり振動ダンパ
の断面図。
【図27】 図27は、転動体上でストッパーとともに作用してねじれ剛性によって互いに
結合した二つのばね素子を装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図28】 図28は、互いに向かい合って作用する皿ばねを装着した、ねじり振動ダンパ
の断面図。
【図29】 図29は、球の上に軸受けしている円板を装着した、ねじり振動ダンパの断面
図。
【図30】 図30は、滑り軸受けあるいは針軸受けを装着した、ねじり振動ダンパ。
【図31】 図31は、第30図で示したねじり振動ダンパの断面図。
【図32】 図32は、ねじり振動ダンパにおける別の実施例についての断面図。
【図33】 図3は、3円板及びS字型に曲がった球の軌道についての図。
【図34】 図34は、第33図の拡大図。
【図35】 図35は、円弧状の球の軌道による円板。
【図36】 図36は、直線状の球の軌道による円板。
【図37】 図37は、ばね式のねじり角度ストッパーを装着した、ねじり振動ダンパの断
面図。
【図38】 図38は、第37図で示したねじり振動ダンパの断面図。
【図39】 図39は、鉛筆によって誘導されるばねを装着した、ねじり振動ダンパの断面
図。
【図40】 図40は、第39図で示した円板についての図。
【図41】 図41は、予荷重を加えられたばねを装着した、ねじり振動ダンパの断面図。
【図42】 図42は、正接のばね板によって予荷重を加えられたばねを装着した、ねじり
振動ダンパの断面図。
【図43】 図43は、第42図で示したばね板についての図。
【図44】 図44は、円板の中に一体化されたばね素子を装着した、ねじり振動ダンパの
断面図。
【図45】 図45は、第44図で示したばね板についての図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラントヴィッテ,ヴェーアネル ドイツ国 52379 ランガーヴェーヘ,デ ア フースホーフ 4 (72)発明者 ハイディングフェルト,ディートマール ドイツ国 52078 アーヘン,ドクトア− ベルンハルト−クライン−シュトラーセ 4 Fターム(参考) 3J059 AE05 BA23 BA26 BB03 CB04 GA12

Claims (81)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパー(22)及びばね板は相対的に向かい合って動き
    ながら位置合わせ及び/又は軸受けされ、前記相対運動の場合にばね板(16、
    17)は曲げられる場合に、ストッパー(22)及びばね板は相対的に向かい合
    って動きながら位置合わせ及び/又は軸受けされ、前記相対運動の場合にばね板
    (16、17)は曲げられる場合に、ばね板(16、17)の第1装置領域(2
    3)と向かい合っている第2装置領域(25)におけるストッパー(22)に対
    して作用する少なくとも一つの転動体(20)とともに第1装置領域(23)に
    おいて作用するばね板(16、17)を装着した、特にねじり振動ダンパ(1)
    のためのばね素子。
  2. 【請求項2】 ばね素子(16、17)が補強溝(45)を有することを特
    徴とする請求項1に記載のばね素子。
  3. 【請求項3】 ばね板(16、17)が転動体(20)用のガイドを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のばね素子。
  4. 【請求項4】 少なくとも部分的なばね板(16、17)の変形によって、
    ばね板(16、17)のガイドが有利に形成されることを特徴とする請求項3に
    記載のばね素子。
  5. 【請求項5】 ばね板のガイドは少なくとも部分的にばね板(82)におい
    て穴(86)を形成することを特徴とする請求項3又は4のいずれか1項に記載
    のばね素子。
  6. 【請求項6】 ばね板(91)のガイドが運動方向と向かい合っている終端
    (93、94)で反対に動く円錐形状を有することを特徴とする請求項3乃至5
    のいずれか1項に記載のばね素子。
  7. 【請求項7】 ばね板(82、91)のガイドはばね板(82、91)とス
    トッパー(81)との間における可能性のある相対運動を制限することを特徴と
    する請求項3乃至6のいずれか1項に記載のばね素子。
  8. 【請求項8】 ばね板(91)と転動体(92)との間で点状又は線状に接
    触するようにばね板(91)のガイドが作られることを特徴とする請求項3乃至
    7のいずれか1項に記載のばね素子。
  9. 【請求項9】 ばね板と転動体との間で平面で接触するようにばね板のガイ
    ドが作られることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載のばね素子
  10. 【請求項10】 第1装置領域(23)は摩擦面を有することを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載のばね素子。
  11. 【請求項11】 第1装置領域(23)がばね板(16、17)の周辺部分
    に配置されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のばね素
    子。
  12. 【請求項12】 ストッパー(22)が転動体(20)用のガイドをばね板
    の領域に配置することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のば
    ね素子。
  13. 【請求項13】 少なくとも部分的なストッパー(22)の変形によってス
    トッパー(22)のガイドが有利に形成されることを特徴とする請求項12に記
    載のばね素子。
  14. 【請求項14】 ストッパー(22)のガイドは少なくとも部分的にストッ
    パーにおいて穴を形成することを特徴とする請求項12又は13のいずれか1項
    に記載のばね素子。
  15. 【請求項15】 ストッパー(22)のガイドは運動方向と向かい合ってい
    る終端で反対に動く円錐形状を有することを特徴とする請求項12乃至14のい
    ずれか1項に記載のばね素子。
  16. 【請求項16】 ストッパー(22)のガイドはばね板(16、17)とス
    トッパー(22)との間での可能性のある相対運動を制限することを特徴とする
    請求項12乃至15のいずれか1項に記載のばね素子。
  17. 【請求項17】 ストッパー(22)のガイドは少なくとも部分的にストッ
    パー(22)と転動体(20)との間で線状で接触するように作られていること
    を特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載のばね素子。
  18. 【請求項18】 ストッパー(22)のガイドは少なくとも部分的にストッ
    パー(22)と転動体(20)との間で平面で接触するように作られていること
    を特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載のばね素子。
  19. 【請求項19】 第2装置領域(25)は摩擦面を有することを特徴とする
    請求項1乃至18のいずれか1項に記載のばね素子。
  20. 【請求項20】 複数のばね板が半径方向に順番に接続されることを特徴と
    する請求項1乃至19のいずれか1項に記載のばね素子。
  21. 【請求項21】 複数のばね板が軸方向に順番に接続されることを特徴とす
    る請求項1乃至20のいずれか1項に記載のばね素子。
  22. 【請求項22】 二つのばね板(16、17)がストッパー(22)の向か
    い側に配置されることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載のば
    ね素子。
  23. 【請求項23】 ばね板(16、17)とストッパー(22)との間にその
    都度少なくとも一つの転動体(20)が配置されていることを特徴とする請求項
    22に記載のばね素子。
  24. 【請求項24】 ばね板(16、17)は主にリベットで相互に結合される
    ことを特徴とする請求項22又は23のいずれか1項に記載のばね素子。
  25. 【請求項25】 転動体(20)は球であることを特徴とする請求項1乃至
    24のいずれか1項に記載のばね素子。
  26. 【請求項26】 転動体(186、192)はシリンダーであることを特徴
    とする請求項1乃至25のいずれか1項に記載のばね素子。
  27. 【請求項27】 転動体はスチール製であることを特徴とする請求項1乃至
    26のいずれか1項に記載のばね素子。
  28. 【請求項28】 転動体(20)の部分において潤滑剤が使用されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載のばね素子。
  29. 【請求項29】 複数の転動体(20)が並列に接続して配置されることを
    特徴とする請求項1乃至28のいずれか1項に記載のばね素子。
  30. 【請求項30】 ストッパー(22)は一つの軸で固定された第1構成部分
    (2)に隣接していることを特徴とする請求項1乃至29のいずれか1項に記載
    のばね素子。
  31. 【請求項31】 ストッパー(22)は第1構成部分(2)と溶接によって
    結合していることを特徴とする請求項30に記載のばね素子。
  32. 【請求項32】 主に溝又は折りをつけることによって行なわれる成形によ
    ってストッパーが第1構成部分と結合することを特徴とする請求項30に記載の
    ばね素子。
  33. 【請求項33】 プレス嵌めといった作用によってストッパーが第1構成部
    分と結合することを特徴とする請求項30に記載のばね素子。
  34. 【請求項34】 第1構成部分(2)が付加質量(11)を有することを特
    徴とする請求項30乃至33のいずれか1項に記載のばね素子。
  35. 【請求項35】 第1構成部分(2)はストッパー(22)とともにねじり
    振動ダンパ(1)における第1部分として構成されることを特徴とする請求項3
    0乃至34のいずれか1項に記載のばね素子。
  36. 【請求項36】 主に一つの軸で軸受けしている第2構成部分(3)とばね
    板(16、17)が隣接することを特徴とする請求項1乃至35のいずれか1項
    に記載のばね素子。
  37. 【請求項37】 第2構成部分(3)がねじり振動ダンパ(1)の第2部分
    として構成されることを特徴とする請求項36に記載のばね素子。
  38. 【請求項38】 ばね板が主にリベットによる成形で第2構成部分(3)と
    結合することを特徴とする請求項36又は37のいずれか1項に記載のばね素子
  39. 【請求項39】 ばね板が第2構成部分(3)とねじで結合することを特徴
    とする請求項36又は37のいずれか1項に記載のばね素子。
  40. 【請求項40】 ばね板(16、17)と第2構成部分(3)との間に遮蔽
    板が配置されることを特徴とする請求項36乃至39のいずれか1項に記載のば
    ね素子。
  41. 【請求項41】 第2構成部分(3)と軸との間に軸受け(33)が配置さ
    れることを特徴とする請求項36乃至40のいずれか1項に記載のばね素子。
  42. 【請求項42】 軸受けは第2構成部分(3)と軸との間に軸受け金(38
    )を有することを特徴とする請求項41に記載のばね素子。
  43. 【請求項43】 軸受け金(38)が第1シェル素子(40)によるスラス
    ト軸受けと第2シェル素子(39)によるラジアル軸受けを有することを特徴と
    する請求項41に記載のばね素子。
  44. 【請求項44】 第1装置領域及び/又は第2装置領域(23、25)は軸
    受けとして構成されることを特徴とする請求項1乃至43のいずれか1項に記載
    のばね素子。
  45. 【請求項45】 第1構成部分(2)における外側の周囲面と第2構成部分
    (3)における内側の周囲面が軸受けとして構成されることを特徴とする請求項
    36乃至44のいずれか1項に記載のばね素子。
  46. 【請求項46】 軸(36)から離れて第1構成部分と第2構成部分との間
    に軸受け(33)が構成されることを特徴とする請求項36乃至44のいずれか
    1項に記載のばね素子。
  47. 【請求項47】 ばね板(16、17)が主に回転軸(36)に対して点対
    称構造であることを特徴とする請求項1乃至46のいずれか1項に記載のばね素
    子。
  48. 【請求項48】 ばね板(16、17)が皿ばねとして作られていることを
    特徴とする請求項1乃至47のいずれか1項に記載のばね素子。
  49. 【請求項49】 ストッパー(22)が皿ばねを有することを特徴とする請
    求項1乃至48のいずれか1項に記載のばね素子。
  50. 【請求項50】 ストッパー(22)及びばね板(16、17)が回転運動
    して相対的に向かい合って軸受けしていることを特徴とする請求項1乃至49の
    いずれか1項に記載のばね素子。
  51. 【請求項51】 回転運動するために第1装置領域及び/又は第2装置領域
    (23、25)がストッパー(22)とばね板(16、17)との間での追加的
    な運動を可能にすることを特徴とする請求項50に記載のばね素子。
  52. 【請求項52】 制動手段(53)を有することを特徴とする請求項1乃至
    51のいずれか1項に記載のばね素子。
  53. 【請求項53】 ばね板又は第2構成部分に制動手段が配置され、ストッパ
    ー又は第1構成部分に対して作用することを特徴とする請求項52に記載のばね
    素子。
  54. 【請求項54】 制動手段(53)がストッパー(64)又は第1構成部分
    (51)に配置され、ばね板(63)又は第2構成部分(57)に対して作用す
    ることを特徴とする請求項52に記載のばね素子。
  55. 【請求項55】 制動手段が細かく溝を入れた作用面を有することを特徴と
    する請求項52乃至54のいずれか1項に記載のばね素子。
  56. 【請求項56】 制動手段が軸方向の傾きによる作用面を有することを特徴
    とする請求項52乃至55のいずれか1項に記載のばね素子。
  57. 【請求項57】 制動手段が半径方向の傾きによる作用面を有することを特
    徴とする請求項52乃至55のいずれか1項に記載のばね素子。
  58. 【請求項58】 作用面の部分が傾きなしで構成されることを特徴とする請
    求項56又は57のいずれか1項に記載のばね素子。
  59. 【請求項59】 ストッパー(107)及びばね板(105、106)の回
    転運動の速度に対して制動は相対的に変化することを特徴とする請求項52乃至
    58のいずれか1項に記載のばね素子。
  60. 【請求項60】 制動力を変えるほどの遠心力の影響を受けて回転する場合
    に、制動手段(109、110)が質量を有することを特徴とする請求項52乃
    至59のいずれか1項に記載のばね素子。
  61. 【請求項61】 制動手段が制動皿ばね(71、72)を有することを特徴
    とする請求項52乃至60のいずれか1項に記載のばね素子。
  62. 【請求項62】 制動皿ばね(71、72)が同軸にばね素子に配置される
    ことを特徴とする請求項61に記載のばね素子。
  63. 【請求項63】 制動皿ばねが半径方向に回転軸(73)からスライドして
    配置されることを特徴とする請求項61に記載のばね素子。
  64. 【請求項64】 回転時にばね板の接触圧力が転動体で変化するようにばね
    板が構成されることを特徴とする請求項52乃至63のいずれか1項に記載のば
    ね素子。
  65. 【請求項65】 回転時にばね板の接触圧力が軸受け金で変化するようにば
    ね板が構成されることを特徴とする請求項52乃至64のいずれか1項に記載の
    ばね素子。
  66. 【請求項66】 ストッパーの向かい側に配置される二つのばね板がさまざ
    まな弾力を有することを特徴とする請求項52乃至65のいずれか1項に記載の
    ばね素子。
  67. 【請求項67】 ストッパーの向かい側に配置される転動体が分岐及び/又
    は収束された軌道で動くことを特徴とする請求項52乃至66のいずれか1項に
    記載のばね素子。
  68. 【請求項68】 制動手段は主に摩擦面に対して半径方向に作用し周囲方向
    に延びる少なくとも一つのアーム(109、110)を有することを特徴とする
    請求項52乃至67のいずれか1項に記載のばね素子。
  69. 【請求項69】 アーム(109、110)がストッパー(107)又は第
    1構成部分と結合し、摩擦面がばね板(102、103)と結合していることを
    特徴とする請求項68に記載のばね素子。
  70. 【請求項70】 ばね素子がトリロック変換器の一部であることを特徴とす
    る請求項52乃至69のいずれか1項に記載のばね素子。
  71. 【請求項71】 ばね素子がストッパーと摩擦パッキングとの間に配置され
    ることを特徴とする請求項1乃至70のいずれか1項に記載のばね素子。
  72. 【請求項72】 ばね板とストッパーとの間で強制スリップを発生させるよ
    うに装置領域の位置が選択されることを特徴とする請求項1乃至71のいずれか
    1項に記載のばね素子。
  73. 【請求項73】 ねじれ剛性で互いに結合した回転軸の周囲で回転可能な二
    つのばね板(262、263)は、その間に配置されたストッパー(261)に
    おいて作用し、第1装置領域と第2装置領域との間にある結合軸が回転軸に対す
    る角に配置されることを特徴とする請求項72に記載のばね素子。
  74. 【請求項74】 ばね板は円板(277)及びばね板(271)によって構
    成されることを特徴とする請求項1乃至73のいずれか1項に記載のばね素子。
  75. 【請求項75】 ストッパー及びばね板は滑り軸受け(313)によって相
    対的に相互に軸受けしていることを特徴とする請求項1乃至74のいずれか1項
    に記載のばね素子。
  76. 【請求項76】 ストッパー及びばね板は玉軸受け(393、394)、特
    に針軸受けによって相対的に相互に軸受けしていることを特徴とする請求項1乃
    至75のいずれか1項に記載のばね素子。
  77. 【請求項77】 転動体を半径方向の運動成分によって動かす玉軸受け用の
    ガイドを有することを特徴とする請求項1乃至76のいずれか1項に記載のばね
    素子。
  78. 【請求項78】 ばね式のねじり角度ストッパーを有することを特徴とする
    請求項1乃至77のいずれか1項に記載のばね素子。
  79. 【請求項79】 ばね板(377)は半径方向に離れた領域で転動体(37
    9、381)とともに作用することを特徴とする請求項1乃至78のいずれか1
    項に記載のばね素子。
  80. 【請求項80】 ばね板(377)はばね(382)によって転動体(37
    9、381)の方へ押し込まれることを特徴とする請求項1乃至79のいずれか
    1項に記載のばね素子。
  81. 【請求項81】 ばね(401)はばね板(402)の一部であることを特
    徴とする請求項80に記載のばね素子。
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