JP2003528709A - 急速色変更粉体塗装システム - Google Patents

急速色変更粉体塗装システム

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JP2003528709A JP2001523145A JP2001523145A JP2003528709A JP 2003528709 A JP2003528709 A JP 2003528709A JP 2001523145 A JP2001523145 A JP 2001523145A JP 2001523145 A JP2001523145 A JP 2001523145A JP 2003528709 A JP2003528709 A JP 2003528709A
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 静電噴霧システムにおける、粉体塗装材料を塗布するためのシステムおよび方法が提供される。例えば、回収済みの粉体塗装を、回収システムから供給システムへ重力供給することが開示される。更に、粉体吸引ランス・アセンブリが、流動化ホッパから粉体を供給するための、新規なパージ・マニホルドのためのパージ位置に対応する第1の位置と、粉体の色変更および補給のための第2の後退位置との、2つだけの操作可能な位置を有する粉体供給システムが開示される。また、空気ライン取付けプレート、吸引管プレート、およびホース・マニホルド・プレートに物理的に連通するポンプ・アセンブリ・ブロックが開示される。複数の取付部材が、空気ライン取付けプレート、吸引管プレート、およびホース・マニホルド・プレートをポンプ・アセンブリ・ブロックに着脱可能に取り付ける。粉体供給センタ内で第1の粉体色および第2の粉体色を塗布する方法も提供される。特に、1つの方法は、第1のポンプ・アセンブリを、1つまたは複数の噴霧装置に流体連通する第2のポンプ・アセンブリに交換するステップを含む。第2のポンプ・アセンブリは、新しい、予め清掃された、またはカラー専用のポンプ・アセンブリとすることができる。このように構成されているので、本発明により、静電噴霧システムにおける、粉体の色変更に必要な時間が減少し、粉体の色変更の際に伴う色の相互汚染作用が減少する。粉体接触面も同様に減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、1999年9月17日付で提出された、米国仮出願第60/154
624号の優先権を主張するものであり、この開示をそのまま参照により本明細
書に組み込む。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、全般に粉体塗装噴霧システムに関し、より詳細には、このような噴
霧システムにおいて、噴霧ブース内で余分に噴霧した粉体塗料(塗装材料)を回
収および再使用するための改良された方法および装置、噴霧すべき粉体塗料を供
給するための改良された方法および装置、およびシステムの部品から粉体塗装を
パージするための改良された方法および装置を含む、粉体ペイントおよび塗料の
変更を容易にするための方法およびシステムに関する。
【0003】 (発明の背景) 粉体塗装噴霧システムは、例えば器具、自動車部品、家具並びに貯蔵棚、電気
変圧器、および娯楽設備等を含む種々の製品に、粉体ペイントおよび塗料を塗布
するために使用される。これらのシステムは、噴霧ブース囲い設定内の1つまた
は複数の静電噴霧装置を使用することにより、しばしばこのような製品に塗装材
料を静電気によって塗布する。塗装材料を噴霧装置に供給するために粉体供給シ
ステムを使用し、余分に噴霧した粉体材料を捕獲して再使用するために粉体回収
システムを一般に採用する。回収された粉体塗装は、収集ビンに転送されて後で
再使用または廃棄される。
【0004】 公知の粉体回収システム、特に複数の噴霧塗布装置を使用する、より大きな生
産型粉体塗装噴霧ブースで採用されるシステムは、サイクロン・セパレータおよ
び/または余分に噴霧した粉体塗装材料を収集するためのフィルタ要素をしばし
ば使用する。サイクロン・セパレータを使用するこのような粉体塗装噴霧システ
ムは、本発明の譲受人により共通して所有されている国際出願番号第PCT/G
B98/02569号に開示されており、この開示をそのまま参照により本明細
書中に完全に組み入れる。
【0005】 粉体回収システムで使用されるサイクロン・セパレータは、非常に大きな単一
のサイクロンもしくは二段並列のサイクロン、マルチサイクロン、または接線も
しくは軸線供給入口を有するこのようなサイクロン対のいずれかである。
【0006】 垂直供給タイプのサイクロンでは、空気に同伴された余分に噴霧した粉体が、
共通の入口マニホルドからセパレータ内へと垂直に下方に供給され、空気に同伴
された粉体塗装材料に周速度が脈によって伝えられる。天井近くのブース壁に一
般的に配置された、空気に同伴された粉体塗装材料を捕獲するのに有用な入口に
加えて、取入れ口が粉体噴霧ブースの床近くに設けられることがある。このよう
な場合、垂直チャネルが、取入れ口を、ブースの天井近くのサイクロン入口に接
続する。このような取入れ口は、ブースの床近くの領域から粉体塗装材料を回収
するのに有用である。
【0007】 床に収集された余分に噴霧した粉体塗装材料を、回収取入れ口に移動させるた
めに、清掃装置を採用してもよい。清掃装置は、国際出願番号第PCT/GB9
8/02569号に開示されているように、粉体ブースの外側に配置された駆動
装置に磁気的に結合し得る、スクレーパ・バーの形をとることができる。この利
点は、駆動機構がブースの外側にあるため、粉体に覆われることがなく、したが
って粉体色を変更する際に清掃する必要がないことである。
【0008】 ブースの床に沈殿し、したがって清掃装置により床の高さのサイクロン取入れ
口で収集することのできる粉体の量を最大にするために、ブースの壁および天井
、またはブースのキャノピ(canopy)を、非導電材料から作ることが好ま
しい。例えば、ブースのキャノピをプラスチック材料から作ることができる。代
わりの材料としてはステンレス鋼がある。
【0009】 垂直サイクロンでは、余分に噴霧した粉体が、遠心力と重力とを組み合せた作
用により空気から分離され、セパレータの底部に落下して収集され除去される。
その後、浄化された空気が、サイクロン中心を通過して排気マニホルドに入る、
サイクロン・セパレータ毎に1つのダクトを介して、典型的には垂直に上方に向
けられる。次いで、空気は、1つまたは複数のフィルタ要素を含む、更なる粉体
またはダスト回収ユニットを通過して、大気中に排出される前に、空気中に依然
として同伴されている微細な粉体粒子をすべて除去する。
【0010】 捕獲した粉体塗装材料を、収集ビンまたはホッパ内のサイクロン下方で収集し
て、廃棄または再使用することができる。加えて、サイクロンの開放スロート端
部のサイクロン排気と収集ビンとの間にふるい部材を採用することができる。公
知のふるい部材は、典型的にはサイクロンの円形排気端部と同様の大きさである
。サイクロン下方に配置された収集ビンまたはホッパから捕獲した粉体を、より
遠くの収集ホッパに送出することにより、収集した粉体を供給ホッパ内に放出す
る、公知の転送手段は、一連の少なくとも2つのピンチ弁を介したものである。
あるいは、国際出願第PCT/GB98/02569号に見られる改良された転
送手段は、ミニ・サイクロンと組み合せたベンチュリ・ポンプを備えている。公
知の改良された組合せは、二重ピンチ弁構成よりもはるかに複雑でない制御を必
要とする。両方法は、依然として、粉体塗装色変更の間に、粉体塗装が接触する
全ての面の清掃を必要とする。
【0011】 公知の粉体供給システムは、粉体ポンプと、ポンプを噴霧塗布装置に接続する
粉体ホースと、ピックアップまたは吸引管とを含む。もちろん、このような部品
が複数あってもよい。吸引管を、供給ホッパまたは未使用粉体箱に直接挿入して
もよい。箱またはホッパを振動テーブル上に配置して、粉体の連続移動を生じさ
せ、凝集体の分解を助けることは公知である。複数のポンプ、吸引管、および粉
体噴霧装置を使用する際に、出力をポンプ間で変化させることができ、出力を、
ランダムに急増させて粉体塗装塗布の質に影響を与えることができる。
【0012】 このようなシステムでは、粉体のタイプ(例えば粉体塗料の色)を変更するに
は、一般に前に塗布した粉体に接触した全てのシステム部品を清掃する必要があ
る。この清掃プロセスは、前に使用した粉体によって新しい粉体が汚染されるの
を避けるためのものである。しかし、清掃プロセスの完了までにかかる時間が長
いほど、噴霧システムがオフラインになる時間が長くなる。清掃プロセス完了時
間は、例えば噴霧システム部品の数、前に塗布した粉体塗装に接触した内側およ
び外側形状、および粉体のタイプを含むいくつかの要因によって決まる。したが
って、噴霧システムが複雑または不規則な形状を有する多数の部品を含む場合、
システムの清掃にかかる時間が長いほど、噴霧システムが「オフライン」または
動作しない時間が長くなる。オフライン時間が長いことは、噴霧システム全体の
生産性を減少させるため、非常に望ましくない。したがって、粉体塗装システム
で粉体色を替えるのに必要な時間を最小にする装置および方法が非常に望ましい
【0013】 (発明の概要) 本発明によれば、システムを単純化してシステム内の粉体接触領域および余分
に噴霧した粉体を最小にするために、粉体塗装材料を効率的に供給して使用する
ための、システム、装置および方法が提供される。これらのシステム、装置およ
び方法は、連続塗装操作のための色変更操作を容易にするために提供される。例
えば、新規な粉体塗装噴霧システムが提供される。1つまたは複数の粉体噴霧装
置と、供給ホッパを含む粉体供給システムと、余分に噴霧した粉体を捕獲する粉
体回収システムとを含むタイプの粉体塗装噴霧ブース・システムでは、第1の端
部で粉体回収システムの回収粉体収集器に接続され、第1の端部よりも低い位置
にある第2の端部で粉体供給システムの粉体供給ホッパに接続される、粉体転送
導管が設けられる。このようなもっとも単純な形状の構成は、回収された粉体を
供給システムに戻すよう直接重力により転送して、噴霧塗布装置により再使用す
ることに備えたものである。このようなシステムは、多数のピンチ弁または前記
のベンチュリ・ポンプ/ミニ・サイクロン・システムに必要とされる複雑な制御
を最小にする。制御を単純化し、内側部品の粉体接触面を最小にすることに加え
て、回収された粉体を、供給システムの供給ホッパに直接供給することが、本発
明により開示される。
【0014】 更に、本発明の回収システムは、ブースの床に沈着した塗装材料を回収するた
めの1つまたは複数の取入れ口にチャネルを介して接続された、1つまたは複数
の入口(好ましくはサイクロン毎に1つ)を介してブースに流体接続された、1
つまたは複数のサイクロン・セパレータを含むことができる。サイクロンは、ブ
ース上部近くのブース壁に配置された、浮遊する粉体塗装材料のための、1つま
たは複数の追加の、任意選択の取入れ口に接続する必要があり得る。これらのサ
イクロンは、捕獲された粉体塗装材料を、回収粉体収集器またはホッパに排出す
ることができる。回収粉体収集器と、サイクロン排気端部または開放スロート端
部との間に、ふるい機構を介在させてもよい。ふるい機構は、ふるい部材を励振
させてふるい機能を促進させるための励振装置を有する。このようなシステムの
捕獲された粉体を、供給システムに戻すよう重力転送することを容易にするため
に、回収粉体収集器は、プレナム、流動プレート、および空気等の加圧ガス源を
含む流動床を下に有している。加えて、回収粉体収集器と粉体転送導管との境界
面には、選択的に操作可能な弁部材が設けられ、第1の開位置では捕獲された粉
体が粉体転送導管に入るようにし、第2の閉位置では回収粉体収集器を封止する
ように操作可能となっている。更に、封止機構が設けられて、開放排気またはサ
イクロン・セパレータのスロート端部でサイクロン排気を封止し、粉体転送操作
中に回収粉体ホッパからサイクロンを分離させる。加圧ガス源と流動プレートと
により粉体を流動化することにより、回収され捕獲された粉体を供給ホッパへ転
送する速度および効率が大幅に増加する。重力だけでなく、粉体の流動化および
圧力が、本発明の実施形態における粉体転送を促進させるのに役立つ。
【0015】 サイクロン操作中に、サイクロン排気またはスロート端部にわたって垂直に配
置された、環状プレートまたは弁部材等の渦破壊装置が、本発明に設けられてい
る。弁付きのプレート状部材を回転させて、清掃を容易にすることもできる。い
ずれの場合にも、このような装置は、開放円錐形サイクロンの円形排気またはス
ロート端部よりも径が小さいため、環状間隙を生成して、捕獲された粉体が、間
隙を介して内部サイクロン壁に沿って回収粉体収集器へ送出されるようにする。
渦破壊装置により、既に捕獲された粉体がサイクロンの中心を逆戻りしてサイク
ロン排気に再び同伴されることが防止される。このような渦破壊装置により、サ
イクロンを回収粉体ホッパから分離するのに使用される封止機構は、環状間隙を
選択的に閉鎖する、環状弁部材または膨らますことのできる環状封止装置の形を
とることができる。
【0016】 更に、ふるい機構のラインの上流かつ渦破壊装置の下流のプロセス流に未使用
の粉体を降ろすための粉体入口を含めることにより、ふるいの上流のプロセス流
に大量の粉体が降ろされる。ふるい機構は、不純物および異物をスクリーニング
し、かつ粉体塗装材料の凝集体を分解するのに役立つ。次に、重力を単独で、ま
たは流動プレートおよび圧力と組み合せて使用することにより、未使用の粉体を
、前記の粉体転送導管を介して供給ホッパに転送することができる。
【0017】 本発明の1つの実施形態における供給システムの供給ホッパに、捕獲された粉
体および未使用の粉体のいずれかまたは両方を転送するために、サイクロンは回
収粉体収集器およびふるい機構に対して分離される。分離は、蝶形弁の円周まわ
りの環状の封止部材を膨らませて、またはピンチ形弁もしくはアイリス(iri
s)弁等によって封止することにより生じ、渦破壊装置によりサイクロンを封止
する。次に、弁部材は粉体転送導管との境界面の、回収粉体収集器の低位置で開
放される。回収粉体収集器内の粉体塗装材料は流動化され、それによって、流動
化された粉体塗装材料が、重力および圧力の影響下で粉体転送導管を介して供給
ホッパに転送される。
【0018】 噴霧ブースの各端部近くに1つまたは複数のサイクロンを持ついくつかの構成
において、垂線に対して傾斜した構成に取り付けられる、1つまたは複数のサイ
クロン、またはサイクロンの組を有することが望ましい。これは、サイクロン排
気端部、およびそれに続いて回収粉体収集器の高さを引き上げて、回収された粉
体をより長い水平距離にわたって重力転送し、例えば噴霧ブースの対向側壁近く
に配置された供給ホッパに戻すことを容易にするために望ましい。
【0019】 本発明は、改良された粉体供給システムと、供給システムの噴霧ブースとの境
界面とに備えたものである。1つまたは複数の粉体吸引管と粉体ポンプとをそれ
ぞれ含むランス・アセンブリが設けられる。典型的には、各ポンプを噴霧ブース
内の噴霧塗布装置に接続するための、粉体供給導管が設けられる。本発明のラン
ス・アセンブリは、コントローラ、アクチュエータ、および、ランス・アセンブ
リがガイド・ロッドに沿って低位置から高位置へ垂直に摺動し得る1つまたは複
数のガイド・ロッド等により、第1の低位置から第2の高位置へ移動するよう操
作可能である。低位置は、1つまたは複数の粉体塗装吸引管がそれぞれ、粉体供
給内の低位置近傍の開放粉体取入れ端部を有する位置に対応する。粉体供給はこ
の低位置で達成され、粉体噴霧塗布操作中に粉体吸引管を粉体供給内に再配置し
なければならない公知のシステムの制御を単純化する。
【0020】 本発明の粉体供給は、粉体のビン、箱のいずれでもよく、前記したように振動
テーブル上に配置してもよい。粉体塗装材料の供給システムへの供給は、前記し
たように、回収システムの粉体転送導管に直接接続された、転動可能な流動床粉
体ホッパの形をとることがより好ましい。流動化ホッパは、空気等の加圧流動ガ
ス源と、流動プレートと、ホッパ本体とを含む。流動プレートは、ポリエチレン
または他のプラスチック等の焼結材料から作ることができる。本発明の流動粉体
ホッパは、据え付けられたランス(lance)・アセンブリ周りのホッパを封
止する格納蓋を有していてもよい。このような構成では、余分な圧力を逃がすた
めに、ホッパを噴霧ブースの内側に接続する通気孔があってもよい。
【0021】 本発明の粉体供給システムを清掃するための、本発明の装置および方法も開示
される。ランス・アセンブリをより高い位置に引き上げることができ、転動可能
な流動化ホッパを、ブース、粉体転送導管、および流動ガス源から切断し、通路
から転がし出すことができる。パージ・マニホルドを定位置に移動させ、ランス
・アセンブリを低位置に引き下げることができ、ランス・アセンブリの各開放粉
体塗装吸引管端部がパージ・マニホルドのパージ口またはノズルに係合する。噴
霧装置をシステムに接続した状態でパージ・システムを作動させることができ、
ランスからガンまでの供給システムの内面を容易にパージして、粉体流路の内面
に付着する粉体をすべて清掃することができる。このようなパージ・ガスに接続
されたパージ・マニホルドは、第1の収容位置から、ランスがランスの低位置で
触れることのできる第2のパージ位置へと揺動可能であることが好ましい。
【0022】 更に、本発明の供給システムは、ブースの側壁区画近傍に配置することができ
る。供給システム周囲の領域は、サイクロン排気へ直接通気可能としてもよい。
ブース側壁から離間したプレナム領域と、多孔スクリーン区画、またはプレナム
領域に連通する他の多孔側壁区画が設けられ、サイクロンが稼動して空気を排出
している際に、プレナム領域に入る空気を拡散させる。サイクロン排気ダクト構
造との、ブース粉体回収システムの最終段階のダスト・フィルタを通過する接続
は、プレナム領域からサイクロン排気ダクト構造へのダンパ付き入口である、粉
体供給センタ・ダンパを介して得られる。このような構成では、粉体供給区画を
清掃するために、粉体供給センタ・ダンパを開放して、噴霧ブース外側の空気を
、多孔スクリーンを介してプレナム領域へ、次いでサイクロン排気ダクト構造へ
と連通させる。サイクロンが稼動して、供給システムの外面が、多孔スクリーン
およびプレナム領域近傍の空気ランスにより吹き落とされる。解放された粉体は
スクリーンを通過してプレナム内へ、およびサイクロン排気ダクトの外へ流れ、
移送空気が大気中に排出される前に濾過される。塗布操作中、ダンパは通常閉鎖
されるため、外側の空気がプレナム領域内部に連通してサイクロンの効率を低下
させるのを防止する。
【0023】 空気ライン取付けプレート、吸引管ブレート、およびホース・マニホルド・プ
レートに流体連通し物理的に取り付けられたポンプ・アセンブリ・ブロックを有
する、粉体塗装材料を供給するための装置が提供される。複数の取付け部材が、
空気ライン取付けプレート、吸引管プレート、およびホース・マニホルド・プレ
ートを、ポンプ・アセンブリ・ブロックに着脱可能に取り付ける。取付け部材は
、例えばねじまたは同様の装置、および/または弾性のOリング等の従来の留め
具とすることができる。
【0024】 ポンプ・アセンブリ・ブロックは、ブロック内に加工された例えば2つ以上の
ポンプ・チャンバを含む。2つ以上のポンプ・チャンバはそれぞれ、着脱可能な
ベンチュリ・スロート部材を受けることができる。各ポンプ・チャンバは、粉体
入口と、ディフューザ空気入口と、エジェクタ(ejector)空気入口とを
有する。空気ライン取付けプレートは、ポンプ・アセンブリ・ブロックの各ディ
フューザ空気入口とエジェクタ空気入口のための、ディフューザ空気通路とエジ
ェクタ空気通路とを有する。複数の取付け部材は、空気ライン・プレートを組立
て位置でポンプ・アセンブリ・ブロックに固定し、空気ライン・プレートをポン
プ・アセンブリ・ブロックから分解位置へ解放する。ポンプ・アセンブリ・ブロ
ックおよび空気ライン・プレートが組立て位置にあるときに、空気ライン・プレ
ートのディフューザ空気通路およびエジェクタ空気通路は、ポンプ・アセンブリ
・ブロックのディフューザ空気入口およびエジェクタ空気入口に連通する。空気
ラインは、空気ライン・プレートのディフューザ空気通路およびエジェクタ空気
通路のそれぞれを、調整された圧縮空気源に接続する。
【0025】 本発明の別の態様によれば、粉体供給センタからの第1の粉体色と第2の粉体
色とを塗布する方法が提供される。方法は、例えば、第1のポンプ・アセンブリ
と、1つまたは複数の噴霧装置に流体連通する第1のホース・マニホルド・プレ
ートとを介して、第1の粉体色を塗布するステップと、第1の粉体色の塗布を終
了するステップと、第1のポンプ・アセンブリと第1のホース・マニホルド・プ
レートのうちの少なくとも1つを、第2のポンプ・アセンブリと、1つまたは複
数の噴霧装置に流体連通する第2のホース・マニホルド・プレートとに交換する
ステップと、第2のポンプ・アセンブリと第2のホース・マニホルド・プレート
とを介して第2の粉体色を塗布するステップとを含む。このように、粉体変更を
行うのに必要な時間および色の相互汚染の量を大幅に減少させることができる。
【0026】 噴霧ブース床に落下する粉体塗装材料の収集を容易にするために、改良された
床清掃システムも本発明で開示される。ブースの好適な矩形床には、サイクロン
粉体取入れ口と1つまたは複数の噴霧装置との間の床にそれぞれ配置された、1
つまたは複数の収集トラフ(trough)が含まれる。清掃機は、第1の側壁
から第2の反対側の側壁までのブースの幅に略わたっている。清掃機は、ブース
の床下に、または床近くのブース側壁近傍に配置された、1つまたは複数の駆動
トラックへの磁気的な結合を介して、ブース床全体を前後に走るように制御され
る。そのような構成は、1色の粉体塗装材料に使用した清掃機を、色変更操作の
ための準備をする際に清掃済み清掃機と交換することができるため、清掃を容易
にする。第1の側壁近傍の第1の端部から第2の側壁近傍の第2のより低い端部
へと高さが傾斜した底部をそれぞれ有する、2つの収集トラフがあることが好ま
しい。トラフの底部が、加圧ガス源に接続された流動床を更に含み、それによっ
て、収集トラフがそれぞれ、収集された粉体のための流動化すべり面を形成する
。床トラフにより収集された粉体は、着脱可能な収集ビン内に沈着するか、また
は供給システムの供給ホッパに直接送られる。あるいは、サイクロン収集器から
ホッパまたはビンへの公知の粉体転送について前記したように、粉体をまず収集
ビンに送り、次に、一連のピンチ弁等の転送手段により供給ホッパへ転送しても
よい。
【0027】 更に、本発明の噴霧ブース爆発ドアが設けられる。爆発ドアは、壁にヒンジで
取り付けられ、サイクロン入口に連通する第1の区画を有する。これは、ブース
内が爆燃により生じるような第1の過圧状態にある場合に、サイクロンの入口に
通気するように操作可能である。爆発ドアは、ブース壁にヒンジで取り付けられ
、サイクロン内が第2のより大きな過圧状態にある場合に、サイクロンに通気す
るように操作可能な、第2のより大きな区画を有する。ヒンジは爆燃の場合にド
ア区画を保持して捕獲し、ドア区画を開いて、色変更中にブースの清掃を容易に
する。
【0028】 したがって、本発明の1つの目的は、粉体塗装システムにおいて、第1の粉体
色から第2の粉体色に変更する際に必要な時間を減少させる、システムおよび方
法を提供することである。
【0029】 本発明の更なる目的は、静電噴霧システムにおいて、第1の粉体色から第2の
粉体色に変更する際に生じる相互汚染を減少させる方法を提供することである。
【0030】 添付図面では、上記の本発明の一般的な記述および以下に示す詳細な記述と合
わせて、本発明の様々な特徴を説明するのに役に立つ本発明の実施形態を例示す
る。
【0031】 (例示された実施形態の詳細な説明) さて、図1〜3により、粉体塗装噴霧ブース10を示す。粉体塗装噴霧ブース
は、一般的には実質的に長方形であり、壁と天井を形成しているそのブースの上
部すなわち天蓋はプラスチックのような不導体で作られている。粉体塗装材料は
、一般的には、静電塗布装置によって塗布され、それによって帯電されるので、
非導電性のブースの材壁および天井材が過剰の噴霧塗装材料の大部分がブースの
壁および天井に付着するのを防止し、それによって色変更の間の掃除を容易にす
る。ブース内部の隣接する連結している表面の界面領域は、しばしば円弧にされ
て、掃除を容易にし、そして、粉体塗装材料がはり着くのをまたは鋭角の部分に
取り込まれるのを防止する。代りのブース材料には、ステンレス鋼がある。その
ような材料を組合せると、ブース構造にとって好ましい場合がある。例えば、コ
ストを節約するためのプラスチックの側壁12、天井14、端壁16から成るブ
ースの天蓋を組み立てているが、それに対して、床18(図19参照)加えられ
た耐久力のためのステンレス鋼のブースドア22を取り付けた任意の廊室の拡大
部分20を組み立てていることが望ましい場合がある。ブースは、天井14にあ
るコンベアスロット11によってブース10を通して運ばれる噴霧塗装される部
分のために開口部13を有する場合もある。
【0032】 粉体塗装噴霧ブース装置は、ブース内に過剰噴霧された粉体塗装材料の回収を
容易にするために、1つまたはそれ以上の円錐体形のサイクロン・セパレータ3
0を含むことができる。サイクロン・セパレータ30は、掃除および保守を容易
にするために、回転可能な固定具に取り付けられる場合がある。ブース10の端
壁16の近くに位置しているサイクロン・セパレータ30であってそれぞれ向か
い合っている一対32から成る1つの形態の4つのサイクロン・セパレータ30
が図1に示されている。サイクロン30は、粉体塗装材の色替えの間に掃除を容
易にするために、ステンレス鋼で作られるのが好ましい。好ましくは接線方向の
入口を持つ垂直供給型であるサイクロン・セパレータ30は、チャンネル35経
由でサイクロン入口34に接続されている1つまたはそれ以上の取り入れ口36
によってブース10に接続されている。サイクロンは、それぞれ、掃除を容易に
するために、1つまたはそれ以上の点検口38を持つことができる。別の実施形
態(図示せず)では、サイクロン30の一対32、各取り入れ口36のための1
つのサイクロン30、2つの側壁12の1つの中間点近くに置かれている対32
である場合がある。
【0033】 例示されている好ましい実施形態では、サイクロンの取り入れ口34は、天井
14と端壁16の合流点の近くに置かれている。図3および4を参照。過剰噴霧
された粉体は、ブースからこれらの入口まで直接に通過しない。その代わりに、
過剰噴霧された粉体は、サイクロン入口34にチャンネル35によって接続され
ている床レベルの取入れ口36に集められる。ブース10の床18の取入れ口3
6はブース10の床18で粉体塗装材のスプレーしぶきを回収し、そして、床1
8、床18に一番近い端壁16、または点壁16と床18の界面領域のいずれか
の床18に一番近くに置かれている。その対32の各サイクロン30のために、
サイクロン入口34がある。1つの取入れ口36は、チャンネル35経由で対の
サイクロン入口34に接続されている。随意に(図示せず)、各サイクロン取入
れ口34のためのチャンネルである2つの異なるチャンネル35を、その取入れ
口36に接続することができるかもしれない。チャンネル35からさらに先の端
が、そのチャンネルにより近い端よりも狭いように、その取入れ口36はそれぞ
れ随意に先細にされる場合がある(図2)。そうすると、取入れ口36全体にわ
たりより均一な吸引を確保することになる。それぞれの入口および取入れ口の対
34、35が、対のサイクロン32の1つに接続されている。各対32の両方の
サイクロン30は、そのチャンネル35に接続している。もちろん、そのチャン
ネルはそれぞれ随意に、同様に先細にされる場合がある(図示せず)。
【0034】 代わりの実施形態(図示しないが、国際出願番号 PCT/GB98/025
69に記述されているものと類似)では、端壁16の天井14近くに位置するブ
ース10内で、空気連行粉末塗装材のスプレーしぶきを捕獲するための任意の取
入れ口がある場合がある。一方、床の取入れ口36は、端壁16の天井14の近
くに位置しているブース10内の粉体塗装材のスプレーしぶきを回収するために
ある。一方、床の取入れ口36は、すでにブース10の床18に落ちた粉体塗装
材のプレーしぶきを回収するためにあり、したがって、上述のように、床18、
端壁16、床18付近、または端壁16と床18内および界面領域のいずれかで
床18に近接して配置されている。どちらのタイプの取入れ口も、同じチャンネ
ル35によって、またはそのようなチャンネルを分離することによってサイクロ
ン入口34に接続されよう。
【0035】 その例示された実施形態では、そのサイクロン・セパレータ30は共通の排気
導管40を共有している。1つまたはそれ以上のフィルター、または最終段階の
ろ過装置、42は、その導管40と流体がつながっている。吸引装置44は、1
つまたはそれ以上の大流量の排気送風機によって供給されるかもしれないように
、きれいにされた空気が大気中に排出される前に、サイクロン30、導管40、
およびフィルター42を通してブース10内から粉体伴出空気を引き出す。
【0036】 さらに、その粉体塗装噴霧ブース10は、1つまたは両方のブース側壁12、
一般に50で示されている粉体供給装置、サイクロン下の一般に60で示されて
いる粉体回収部分に関して設置されている1つまたはそれ以上の噴霧塗布装置1
5を有するだろう。
【0037】 本発明では、粉体転送導管48(図4参照)が提供されて、粉体回収部分60
をその供給センター50に接続している。より詳細には、粉体転送導管48は、
最初の高い方の高位端で回収粉体コレクタ62の傾斜した底の低い高位端と接続
しており、二番目に低い高位端で粉体供給ホッパ52に接続している。その最も
簡単な形のそのよう配置は、霧塗布装置15による再使用のために、供給装置5
0に戻って回収された粉体を直接重力により転送するために備えている。これま
で知られている回収システムに基づいたサイクロンは、回収された粉体を吹き付
け器用の供給ホッパに返すために、空気輸送設備を必要としている。この目的で
使用される転送ポンプは、その技術の知られている装置を複雑にし、費用をかけ
た。粉体転送導管48を用いる本発明の重力で供給される装置は、すでに記述し
たように(図示せず)多数のピンチ弁、またはベンチュリ・ポンプをミニサイク
ロンと組み合わせて使用しているような知られている装置を改良し、簡略化する
。制御を簡単にすることに加えて、回収された粉体を供給装置50の供給ホッパ
52に重力で直接供給することは、粉体塗装材の色変更の間の、粉体が接触する
面積および相当する掃除時間を少なくする。
【0038】 例示された実施形態では、各サイクロン対32のために共通の回収粉体コレク
タ62がある。その回収粉体コレクタ62は、サイクロン30によって捕獲され
た粉体塗装材を収集する。その塗装材は、遠心力、摩擦および重力の作用によっ
てサイクロン30に分離され、そしてサイクロンの円錐の開いた小さな直径の末
端から落ちる。我々は、円錐形の形をしたサイクロン30のこの小さな直径の末
端をサイクロン開口端、またはスロート端、31と呼ぶ。回収粉体コレクタ62
は、サイクロン30の下に置かれる。例示されている実施形態では、サイクロン
30の各対32は共通の回収粉体コレクタ62を共有している。
【0039】 ふるい分け装置63が、回収粉体コレクタ62とサイクロンの排気、または開
放スロート端31の間に挿入されている。例示されている実施形態では、そのふ
るい分け装置63は、ステンレス鋼または他の適当な材料で作られ、スクリーン
を励磁させてふるい分け機能を促進させるために励磁器装置69を備えた、非常
に細かいメッシュのスクリーンの形をとっている。励磁器装置69は、振動性の
入力、超音波入力または両方の組合せを、ふるい分け装置63に向けて発生する
ことができる。
【0040】 さて図4〜6により、回収粉体コレクタ62の中の捕獲した粉体を流動化する
ため、および供給装置50の供給ホッパ52または供給ホッパ52(図1および
3)のそれぞれへの重力転送を容易にするための装置が提供されている。回収粉
体コレクタ62は、流動空間65、流動プレート66および空気のような加圧ガ
ス源(図示せず)への接続部67を含んでいる下にある流動床64を有する。流
動床64は、回収粉体コレクタ62に、1つまたはそれ以上のラッチ機構47に
よるように、着脱自在に接続されている。さらに、回収粉体コレクタ62と粉体
転送導管48の境界面に、選択的に操作可能なバルブ部材49が開示されている
。バルブ部材49は、簡単なフラッパ型バルブで、空気圧作動のように操作でき
て、捕獲した粉体を、第1の開位置において粉体転送導管48に入れ、第2の閉
位置において回収粉体コレクタ62を密封することができることが好ましい。
【0041】 さらに、密封機構は、粉体転送操作の間に、開いている排気管または各サイク
ロン・セパレータ30のスロート端31で、サイクロンの排気管を密封して、サ
イクロン30をその対応する回収粉体ホッパ62から分離するために備えられて
いる。その密封機構は、各サイクロン・スロート31を効果的に密封するために
操作できる簡単なバルブ部材でありうるが、下記にさらに記述されているように
、密封部材と組み合わせて渦破壊装置の形をとることがより好ましい。サイクロ
ン排気管端31を回収粉体コレクタ62から分離することによって、そしてホッ
パ62の中のその粉体を加圧ガス源および流動プレート66を使って流動化する
ことによって、回収ホッパ62から供給ホッパ52への回収粉体の転送速度が、
かなり上昇する。粉体が管48を通して重力によって供給されているだけでなく
、ホッパ62の加圧によって管48を通して押されてもいるので、重力だけでな
く、粉体の流動化および流動化空気が回収ホッパ62を、いったんそれがサイク
ロン30から密閉されると、加圧するという事実が、本発明の実施形態における
粉体転送を容易にする。
【0042】 サイクロン操作中に、渦破壊装置70は、通常サイクロンの排気管またはスロ
ート端、31を横切って、または垂直に設置されている環状プレートまたは環状
部材のように、本発明に提供されている。図7Aおよび7Bを参照されたい。好
ましい実施形態では、渦破壊装置70は、掃除を容易にするために、サイクロン
・スロート端31に関して開口状態に回転させることもできる蝶型弁を付けた部
材の形を取る。渦破壊装置70は、サイクロン・スロート端31よりも直径が少
し小さく、それによって閉鎖状態にある装置70と端部31との間で環状ギャッ
プ76を作り、捕獲した粉体を、円錐形サイクロンの壁の内側に沿って回収粉体
コレクタ62まで、ギャップ16を通して送り込むことができる。正しい場所に
ある70のような渦破壊装置で、ギャップ76を通過したすでに捕獲された粉体
は、サイクロン30の中心を通って逆流してサイクロン排気管に再流入されるの
を防止される。回収粉体コレクタ62およびふるい分け部材63からサイクロン
30を空気圧で分離する密封機構のような渦破壊装置70を利用するためには、
粉体がホッパ62からホッパ52に転送されている時、膨張させられる環状密封
装置の形の環状弁部材を使用してギャップ76を密封する。これは、図5で符号
72として最もよく例示されている。
【0043】 境界面プレート74(図7Aおよび7B)はその境界面を、または、サイクロ
ン対32のサイクロン・スロート端31をふるい分け装置63に合わせるための
接続部材を与える。境界面プレート74は、渦破壊装置70および環状密封装置
72をも保持する。掃除を容易にするために、境界面プレート74は、回収粉体
コレクタ62を流動床64に取り付けるためにすでに記述されているラッチ機構
47のように、順番に回収粉体コレクタ62に着脱自在に取り付けられているふ
るい分け装置63に、着脱自在に取り付けられている。
【0044】 本発明の設計のそれ以上の利点は、バルク粉体、または未使用粉体を、ふるい
分け装置63の上流に、サイクロンの負圧作用による明らかな損失なしに、アン
ロードできることである。例示されているように円形であることが好ましく、振
動型励磁器装置69を持つ簡単な振動デッキ・スクリーンの形態を取ることがで
きるふるい分け装置63は、サイクロン・スロート31の直径よりもはるかに大
きい。渦破壊装置70によるサイクロン30の実質的な分離から見て、ふるい分
け装置63の頂部に、未使用粉体のバルク転送をすることができる。図5および
6は、この目的のための未使用粉体投入継手、またはポート、61の位置決めに
ついての代わりの実施形態を示す。ふるい分け機構63は、ポート61から回収
ホッパー62に送り込まれている未使用粉体の粉体塗装材中の塊を細かくするだ
けでなく、未使用粉体中の不純物および異物を取り除く働きをする。次いで、そ
の未使用粉体を、重力だけを使って、または流動化プレート66と圧力を組合せ
て、ホッパー62から供給ホッパー52へ、すでに記述した粉体転送導管48経
由で、転送することができる。
【0045】 それにより、本発明の実施形態において供給装置50の供給ホッパー52に回
収粉体および未使用粉体のどちらか、または両方を転送するために、その粉体を
ふるい分けて、回収粉体コレクタ62に保存する方法が開示されている。サイク
ロン30は、回収粉体コレクタ62およびふるい分け機構63に関しては分離さ
れるだろう。分離は、環状の密封部材72の膨張によって、またはピンチ型弁ま
たは虹彩弁によってのように、密封によって起こり、渦破壊装置70を使ってス
ロ−ト31でサイクロン30を密封するだろう。代わりに、渦破壊装置を使わな
い実施形態では、回収粉体コレクタ62からサイクロン30を分離するためにス
ロ−ト31全体を密封する密封機構(図示せず)を用いることもできる。それか
ら、弁部材は、参照49として例示され、そして記述されたように、粉体転送導
管48を備えた境界面にある回収粉体コレクタ62の低い方の高度で開かれるだ
ろう。次に、回収粉体コレクタ62中の粉体塗装材は、空気が入っている空間6
5および流動プレート66を通って拡散しているような加圧ガスによって流動化
されるかもしれない。それによって流動化した粉体塗装材が、重力と圧力の両方
の影響の下で、粉体転送導管48によって供給ホッパ52に転送される。特に、
粉体転送導管48のために、回収粉体コレクタ62と供給ホッパ52の間の急勾
配の角度を維持することができる場合には、もちろん、重力供給単独で、粉末の
流体化なしに、うまく働くことができる。
【0046】 粉体塗装材が回収ホッパー62から管48を通って供給ホッパー52に転送さ
れない時には、弁部材49は図5に示されている閉鎖状態に留まる。これは、粉
体がサイクロン30からギャップ76を介してホッパ62内に通過するとき、粉
体は閉じられたチャンバ内に入るようにチャンバ62を事実上密封する。もし管
48が弁49によって密封されなければ、管48からホッパ62通して、および
上へギャップ76を通してサイクロン30の中へ空気流を引き出すことも可能で
ある。これは、サイクロンの分離効率を低下させるサイクロン中のあちこちで渦
を巻いている粉体および空気の混合物の中に、ホッパ62中の回収された粉体の
一部を再流入させるだろう。
【0047】 図5および6のホッパ62の壁に孔が示されていることに注意すること。この
孔は、ホッパ62のレベル・センサを取り付ける目的に使われる。もしホッパ5
2のレベル・センサが、粉体がホッパ62に必要であるということを検出すれば
、その装置は回収ホッパ62のレベル・センサをチェックする。もし回収ホッパ
62のレベル・センサが、ホッパ62には粉体があるということを示せば、その
時、粉体は回収ホッパ62から供給ホッパ52に転送される。しかしながら、も
し回収ホッパ62のレベル・センサが、ホッパ62には粉体がないことを示せば
、その時、未使用粉体が上述のように回収ホッパ62の中に転送され、次いで、
この粉体が管48を通して供給ホッパ52の中に転送され、供給ホッパ52の必
要条件を満たす。
【0048】 図示しないが、噴霧ブースのそれぞれの端近くに1つまたはそれ以上のサイク
ロンを備えたいくつかの形態では、垂直線に関して傾斜した形で取り付けるため
に、複数のサイクロン、または対かセットのサイクロンの1つ、または両方を持
つことが望ましいかもしれない。これは、例えば、サイクロンの排気管端を高く
し、そして結果として回収粉体ホッパの高さを高くして、例えば、噴霧ブースの
相対する側壁の近くに位置している2つまたはそれ以上の供給ホッパの後ろの長
い水平距離にわたって、回収された粉体の重力転送を容易にするために望ましい
【0049】 新しい粉体供給装置50も本発明によって開示されている。図4参照。もちろ
ん、各サイクロン30、対32、または他の複数セットのサイクロン(図示せず
)は、それぞれ、別の供給装置50を、好ましくは管48を通して供給すること
ができる。どんな形態でも、開示された各粉体供給ホッパ52はロールイン(r
oll−in)流動床ホッパであることが好ましく、そして噴霧ブース装置10
の側壁12の近くに設置することができる。流動床粉体塗装材供給ホッパ52は
、ホッパ本体54、加圧ガス源(図示せず)に接続している空間(plenum
)部分56、および空間(プリナム)56とホッパ本体54を分離している流動
プレート(図示せず)を有する型である。ホッパ本体54は、サービスをするた
めに、掛け金53によるように空間56および流動プレートに着脱自在に接続さ
れている。その流動プレートは、粉体の床を通して流動空気流を均等に分散させ
る、または拡散させるというその機能を遂行するために任意の多孔性部材で作る
ことができるけれど、一体構造であることが好ましい。焼結ポリエチレンのよう
な焼結金属またはプラスチックがこの目的には十分であることが知られている。
【0050】 図8および9を見れば、創意に富んだランス・アセンブリ80が粉体供給セン
ター50の一部として本発明に開示されている。そのランス・アセンブリ80は
、粉体塗装吸込管82、粉体ポンプ84およびホース、128のような粉体供給
導管のそれぞれ1つまたはそれ以上を含んでおり、そして粉体供給センター50
を1つまたはそれ以上の塗布噴霧装置15(図10に例示されている実施形態の
吹き付け器108として示されている)に接続している(図3)。好ましい実施
形態では、ランス・アセンブリ80は、対応する粉体供給導管86および塗布噴
霧装置15について1つずつ複数の吸込管82およびポンプ84を含む。
【0051】 ロールイン流動床供給ホッパ52が使用されるので、吸込管は、流動プレート
(図示せず)近くで供給ホッパ52の中に完全に設置することができる。したが
って、ランス・アセンブリ80は、供給ホッパ52内の流動プレートに最も近い
最初の低い方の位置(図示せず)から、色替えおよびメンテナンスのために、流
動床ホッパ52から離れて第2の高い方の位置(図1、4および8)へ簡単に移
動させることができる。空気圧作動器86によるように、そして1つまたはそれ
以上のガイドロッド87を滑り落とすことができるように、ランス・アセンブリ
80を作動して移動させることができる。検知制御が、振動粉体ボックスを供給
ホッパおよび粉体吸込管に最も近い局部的な流動管として使用する供給装置を持
つ適当な材料を分配するために必要なフィードバックを提供するために必要とさ
れた簡単なレベル・センサ装置(図示せず)対多数のセンサを必要とすることへ
と、簡略化されている。
【0052】 簡略化された制御に加えて、封じ込め蓋58を流動粉体供給ホッパ52に加え
ることにより、そしてそのホッパを導管57経由で噴霧ブース10に直接ガス抜
きすることによって、粉体転送導管48経由で流動化した重力による供給および
バルクのアンロードを行うことができる。封じ込め蓋58は、設置されたランス
・アセンブリ80について蓋が取り付けられている1個の複式アセンブリか、ま
たは下げられたランス・アセンブリ80がランス・アセンブリ80の最初のより
低い位置に装着する上で、封じ込め蓋58で効果的に密封する好ましい一体形の
どちらの形でも取ることができる。ガス抜き導管57を封じ込め蓋58と一体形
に作ることができ、そしてブース10の内部とつなぐためにすばやく接続するこ
とができる。
【0053】 さらに、加圧パージガス源(図示せず)に接続できる移動可能なパージ・マニ
ホルド90が、本発明の中に開示されている。パージ・マニホルド90は、その
足跡を最小にするために実質的に垂直な最初の収容位置を、そして実質的に水平
な第2のパージ位置を有する。好ましい形は、その収容位置からパージ位置へ振
動可能なパージ・マニホルド90を持つことである。そのマニホルド90は、1
つまたはそれ以上のパージ・ノズル、またはポート、92、を持っており、その
どれもが、ランス・アセンブリ80がパージ操作のためのその最初の位置の中に
下げられ、そしてホッパー52が離れて回転されるときに、吸込管82の対応す
る開口端とかみ合うように設計されている。ランス・アセンブリ80の最初の位
置は、粉体供給ホッパー52の供給位置およびパージ位置の両方と対応して、マ
ニホルド90とかみ合っている。
【0054】 代わりに、およびより短い塗装操作にとってより好ましいのは、簡単な振動テ
ーブルおよび粉体供給ボックス、またはホッパを現在の装置(図示せず)に設置
できることである。
【0055】 色変更作業中に外部のランス・アセンブリ80および他の粉体供給装置50の
掃除を容易にするためには、空気棒で吹き払うことによる、ブラシをかけること
によるなどのように、空間領域96およびダンパ98を通してサイクロンの導管
40とつながっている、多孔性の壁部分94、好ましくは穴の開いたスクリーン
部材が供給センター50の位置に最も近く開示されている。その上、供給センタ
ー50の周囲に、側壁97(図3)および天井部材(図示せず)を加えて、サイ
クロンの導管40によって集めるために掃除中に粉を含むための供給センター5
0の周囲に囲まれた区域を作ることができる。例えば、色替えの間、サイクロン
30を運転して、通常閉じているダンパ98を開くことができ、そして粉体供給
装置50の外表面を空気棒で吹き払うことができる。掃除中に放たれた粉体は、
多孔性の壁部分94を通して、空間96およびサイクロン排気導管40の中に、
そしてフィルタ42(図3)の上に引き寄せられることになる。
【0056】 開示された装置を使って、今利用できる早い色変更の方法を要約するために、
操作員は最初にランス・アセンブリ80を上に、そして粉体供給ホッパ52のよ
うな、最初の粉体源の外に、第1のランス位置から第2のランス位置へ上げる。
次いで、操作員は、流動空気およびガス抜き導管57を断ち切り、そして流動供
給ホッパ52を離れて回転させることによるように、粉体源供給位置から、最初
の粉体源を取り除く。次に、パージ・マニホルド90を、それを垂直線から水平
線まで揺することによるように、第1の収容位置から第2の収容位置、パージ位
置へ移動させる。それから、1つまたはそれ以上の粉体吸込管82のそれぞれが
、パージ・マニホルド90のパージ・ノズル92とかみ合っている開いた粉体吸
込端を持っているように、ランス・アセンブリ80を元に戻して低くする。これ
に続いて、パージ・ポンプを作動させて、ランス・アセンブリ80をパージ・ガ
スでパージする。もちろん、塗布装置15についても、同様に、対応する粉体供
給導管と共に効果的にパージされる。それから、操作員は、ランス・アセンブリ
80を第2のランス位置に上げ、そしてパージ・マニホルド90を揺すって収容
位置(垂直線のような)に戻す。新しい色を有する第2の供給ホッパー52が所
定の場所に流動空気源およびガス抜き導管57に接続される。最後に、ランス・
アセンブリ80供給ホッパ52の中に戻して下げられ、封じ込め蓋58で効果的
に密封される。
【0057】 上述したポンプ84は、以後にさらに詳述するように、ベンチュリ型であるこ
ともできる。
【0058】 図10を参照し、本発明の粉体塗装システム100を例示するブロック図を示
している。具体的には、本システム100は、粉体供給センタ102、ディフュ
ーザおよびエジェクタ調節空気供給部104、および、製品110に粉体を塗装
する1つまたは複数の吹付け装置108を有する。粉体供給センタ102は、粉
体源106、ポンプ・アセンブリ・ブロック112、空気ライン取付けプレート
114、吸引管プレート116、ホース・マニホルド・プレート118、および
取付け装置120、122、および123を含む、複数の構成部分を有する。取
付け装置120、122、および123は、空気ライン取付けプレート114、
ホース・マニホルド・プレート118、および吸引管プレート116をそれぞれ
、ポンプ・アセンブリ・ブロック112に取外し可能なように取り付け、かつ、
ポンプ・アセンブリ・ブロック112から取り外すものである。吸引管126が
粉体を、粉体源106から、ポンプ・アセンブリ・ブロック112まで運ぶ。粉
体は、ポンプ・アセンブリ・ブロック112により、ホース128を通って吹付
け装置108まで送られる。ディフューザおよびエジェクタ空気供給部104は
、各ポンプへの複数の専用(すなわち、ディフューザおよびエジェクタ)空気ラ
イン124を通って粉体供給センタ102までディフューザおよびエジェクタ空
気を提供する。レシプロケータ(往復運動部)150を、吸引管プレート116
に取付ける。ハウジング185が供給センタの構成部分を囲んでいる。ハウジン
グ185は導管190により、ファン193に接続する粉体フィルタ装置187
に接続している。フィルタ187は、色の変更操作(後述する)の間、ハウジン
グ185から引き出される粉体を輸送空気から分離する。
【0059】 システムを作動させるため、空気源104からの空気は、空気ライン取付けプ
レート114を通ってポンプ・アセンブリ・ブロック112に入る。ブロック1
12内のポンプは粉体を、粉体源106から管126を上昇し、プレート116
を通って、ポンプ・アセンブリ・ブロック112中まで吸引し、ホース・マニホ
ルド・プレート118およびホース128を通って、粉体をスプレー・ガン10
8までポンプ送りする。
【0060】 ここに図11A〜図11Dを参照し、ポンプ・アセンブリ・ブロック112の
一実施形態を示す。具体的には、ポンプ・アセンブリ・ブロック112は、金属
製とすることが好ましいボディ202を有する。しかし、他の材料も使用できる
。ボディ202において、好ましくは機械加工によって、複数の特徴が形成され
る。特にボディ202は、その中に、ディフューザ吸気口208などの複数のデ
ィフューザ吸気口、およびエジェクタ吸気口214などの複数のエジェクタ吸気
口が形成される上部表面204を有する。図11A〜図11Cのポンプ・アセン
ブリ・ブロック112は、合計9個のディフューザ吸気口、および合計9個のエ
ジェクタ吸気口を示す。図11A〜図11Cに示す数を超える、または図11A
〜図11Cに示す数未満のディフューザ吸気口、およびエジェクタ吸気口を、ポ
ンプ・アセンブリ・ブロック112中に組込むことができる点に注目されたい。
エジェクタ吸気口は、エジェクタ空気ノズル700(図16A〜図16Dを参照
)およびベンチュリ・スロート部材(図17A〜図17Dを参照)によって、ベ
ンチュリ効果を作り出して、粉体をポンプ室中に吸引し、ポンプを通って粉体を
輸送するエジェクタ空気を有するポンプ・アセンブリ・ブロック112を提供す
る。ディフューザ吸気口は、粉体内に拡散して、粉体を空気流中に一様に分布さ
せる空気を有するポンプ・アセンブリ・ブロック112を提供する。上部表面2
04上において、各ディフューザおよびエジェクタ吸気口の表面周囲には、空気
ライン取付けプレート(図12A〜図12B中に示す)への気密な接続を助長す
る1つまたは複数の弾力性のO−リングを受入れる、部分207および部分20
9などのみぞのある表面部分がある。ポンプ・アセンブリ・ブロック112の各
ポンプは、1つのディフューザ吸気口、および1つのエジェクタ吸気口を有する
【0061】 ポンプ・アセンブリ・ブロック112はさらに、吸引口212などの複数の吸
引口を有する底部表面206を含む。図11Dを参照されたい。ポンプ・アセン
ブリ・ブロック112は合計9個所の吸引口を示しているが、より多くの数、ま
たはより少ない数を含むことができること、および、示している数は単に、一実
施形態を例示するものであることを理解されたい。各吸引口212は、それを通
って粉体が各ポンプ室211中に吸引される粉体吸引入口220を有する。さら
に、各吸引口212は、それぞれが図14A〜図14B中に示す吸引管プレート
116への吸引口の気密な接続を助長する弾力性のO−リング(図示されない)
を入れうる、例えば、部分222および部分224などの複数のみぞのある表面
部分を含む。さらに、ポンプ・アセンブリ・ブロック112は、その中に、ファ
スナを受入れるためのタップ立てした、またはねじを切った穴を有する複数のフ
ランジ部分を備える空気ライン取付け部材216を有する。各ポンプ室211は
、図16A〜図16Dに示すエジェクタ空気ノズル、および図17A〜図17D
に示すベンチュリ・スロート部材(図18Aおよび図18Bをも参照されたい)
を受入れる形状をとっている。
【0062】 ここに図12A〜図12Bを参照し、本発明の空気ライン取付けプレート11
4を示す。空気ライン取付けプレート114は金属製とすることが好ましく、そ
れぞれ、上部および底部表面、304および314、を含む。空気ライン取付け
プレート114中には、例えばエジェクタ口306およびディフューザ口308
などの、複数のエジェクタおよびディフューザ空気口が形成される。空気ライン
取付けプレート114中のエジェクタ口およびディフューザ口の数は、ポンプ・
アセンブリ・ブロック112中に存在する、対応するエジェクタ吸気口およびデ
フューザ吸気口の数と同一であり、それらの物理的な位置は、プレート114を
ブロック112に取り付ける場合、互いに重なり、または整列するように、整合
される。各ディフューザおよびエジェクタ吸気口は、逆止め弁316(図18A
を参照)または同等の装置、および、管124(図10中に示す)に接続するた
めの従来の管またはホース・アタッチメントを受入れる、ねじを切った部分を含
む。逆止め弁は、粉体または他の流体材料が空気ライン取付けプレート114を
越えて運ばれて、ディフューザおよびエジェクタ空気供給システム104(図1
0中に示す)を汚染しないことを確実にするため提供される。
【0063】 さらに、空気ライン取付けプレート114は、複数の取付け部材310を含む
。各取付け部材310は、それぞれ上部および底部表面、304および314か
ら延びるフランジ部分として形成するのが好ましく、ファスナを受入れるための
タップ立てした、またはねじを切った穴を含む。別法として、ねじを切ったファ
スナの代わりに機械的掛け金を使用できる。取付け部材310は、プレート11
4をブロック112に取り付ける場合、ポンプ・アセンブリ・ブロック112の
取付け部材216と心が合うような位置とする。さらに、ポンプ・アセンブリ・
ブロック112への空気ライン取付けプレート114の適切な取付け、または接
続を容易にするため、空気ライン取付けプレート114の底部表面314から突
き出すガイド・ピン312を形成させる。ガイド・ピン312は、ポンプ・アセ
ンブリ・ブロック112の上部表面204上の対応するガイド穴218と物理的
に整合させる。図11Bを参照されたい。このような形態をとることにより、種
々の他の構成部分についてガイド・ピンと対応する穴の組合せとして使用すれば
、取付け部材216、ならびに、記載しようとする他の取付け部材が、ポンプ供
給センタ102構成部分の迅速な切離し、取外し、および再組立てを可能とする
設計のものになる。したがって、312で示すガイド・ピンのようなガイド・ピ
ンが、吸引管プレート126およびホース・マニホルド・プレート118からも
突き出しており、これらは、粉体供給センタ102の組立て、および解体の間、
プレート126および118をブロック112と適切に整合させる上で、ブロッ
ク112における対応するガイド穴との「鍵になる」ことを意図するものである
。すなわち、構成部分114、116、118において、ガイド・ピンを、ブロ
ック112における対応するガイド穴との鍵にすることにより、粉体供給センタ
の構成部分が、組立てのため正しい位置になるであろうことを確認することがで
きる。したがって、わざわざ示さないが、312で示すもののようなガイド・ピ
ンを、ポンプ・アセンブリ・ブロック112とホース・マニホルド・プレート1
18の界面、および、ポンプ・アセンブリ・ブロック112と吸引管プレート1
16との界面を含む、あらゆる機械的界面に使用するのが好ましい。
【0064】 ここに図13A〜図13Cを参照し、ポンプ・アセンブリ・ブロック112の
第2の実施形態400を示す。実施形態400は、二、三の顕著な差異を除いて
、図11A〜図11Dの実施形態と同様である。したがって、2つの実施形態に
共通な構成要素を、同じ参照番号で参照できる。図13A〜図13Cの実施形態
において、吸気口212は、底部表面206と同高であるか、またはほとんど同
高に近い。さらに、各吸気口212の周囲において、底部表面206は、図18
Aに示す別法の吸引管プレート116Aとのポンプ・アセンブリ・ブロック40
0(図13Aの)の気密な接続を助長する弾力性のO−リング470を受け入れ
る、みぞのある部分402を含む。その上、ポンプ・ブロック400に空気ライ
ン取付けプレート114を取付けるための、数が増加した取付け部材216をも
示している。図13A〜図13Cのポンプ・アセンブリ・ブロックの上面図は、
取付け部材216の数が増加した点を除いて、図11Bと同一である。
【0065】 図14A〜図14Bに例示するのは、本発明の吸引管プレート116の一実施
形態である。特に、吸引管プレート116は、それぞれ上部および底部表面50
4および506を有する、ボディ502を有し、金属製であることが好ましい。
ボディ502を通過して、508および510に示す空洞などの、複数の空洞が
提供される。その上、上部表面504には開口512が提供され、ポンプ・アセ
ンブリ・ブロック112からファスナまたは、別法として、ガイド・ピンを受入
れる形をとる。図14A〜図14Bの吸引管プレート116は、図11A〜図1
1Dに示すものと同様な、ポンプ・アセンブリ・ブロックを取付ける形態をとっ
ている。具体的には、空洞508は、吸引口212(図11Aに示す)を受入れ
る形態をとり、また空洞510は、図10に示す吸引管126を受入れる形態を
とる。
【0066】 吸引管プレート116のボディ502はまた、管126、プレート116、ブ
ロック112、プレート114およびプレート118からなる粉体供給センタ・
アセンブリを、粉体供給容器106に対して引き上げ、また下降させるレシプロ
ケータ150(図10参照)に吸引管プレート116を取付け、または固定する
ための、取付け機能体516をも含む。取付け機能体516は、支持フランジ5
17、および支持板520を含む。支持板520は、吸引管プレート116をレ
シプロケータ150に固定するファスナを受入れる形態の、複数の開口518を
含む。レシプロケータ150の上方への動きにより、色の変更操作の間、粉体源
106から吸引管が引き上げられる。レシプロケータ150の下方への動きによ
り、塗装操作の間、粉体源106内の粉体ベッド中に、管126の下端が下降す
る。部材121(図10における)により、取外し可能なように、プレート11
6をレシプロケータ150に取付ける。
【0067】 ここに図15A〜図15Bを参照し、本発明のホース・マニホルド・プレート
118の一実施形態を示す。ホース・マニホルド・プレート118は、金属製で
あることが好ましいボディ602を有する。別法として、他の材料も使用できる
。ボディ602は、それぞれ前部および後部表面、602および603、ならび
にホース・マニホルド・プレート取付け部材122(2つを図示する)を含む。
ホース・マニホルド・プレート取付け部材122はそれぞれ、例えば、ねじ、ま
たはねじを切ったボルトなどの固定装置を受入れる穴または空洞を有するフラン
ジ部分を含む。別法として、機械的掛け金を使用できる。ホース・マニホルド・
プレート取付け部材122は、ブロック112内の対応するタブ(耳)(例えば
)を介して、ポンプ・アセンブリ・ブロック112に、取り外し可能なようにホ
ース・マニホルド・プレート118を取り付ける。
【0068】 ボディ602はまた、前部表面602から後部表面603を通って延びる、複
数の穿孔した穴または空洞(例えば、606)を含む。図15Bに示すように、
ホース取付け部材604を、ホース取付けプレート600の段のある開口部60
6中に挿入する。この実施形態は後で、これにつきより詳細に記述する。別法と
して、図15Cに示すように、別法のホース取付けプレート600Aの、各々の
これらの穿孔606A内にベンチュリ・スロート・ホルダ800を受入れている
。この構造体も後で、より詳細に記述する。
【0069】 粉体供給センタの本実施形態と一致して、ブロック112における9台のポン
プのために、図15Aおよび図15B、または図15Aおよび図15Cのホース
・マニホルド・プレート中に9個所の穿孔穴を示している。これらの穿孔穴また
は空洞は一般に、種類として円筒形であり、僅かにテーパのある表面を含むこと
ができる。
【0070】 ここに図15Bを参照し、本発明のホース・マニホルド・プレート600、お
よびベンチュリ・スロート・ホルダ800の部分的な前面図を、それぞれロック
した、およびロックを外した位置、610および612、において例示する。よ
り具体的には、ホース・マニホルド・ブロック600は、その中に形成されて、
ベンチュリ・スロート・ホルダ800の肩部ロック位置805を受入れる、ロッ
クみぞ609を有する。ベンチュリ・スロート・ホルダ800を、ホース・マニ
ホルド・プレート600中にロックするには、ベンチュリ・スロート・ホルダ8
00を、位置610においてホース・マニホルド・ブロック600中に挿入する
。挿入したら、ベンチュリ・スロート・ホルダ800を、矢印614で示す反時
計方向か、または時計方向かのいずれかに回転させ、それによりロック位置80
5がロック用みぞ609に入る。ベンチュリ・スロート・ホルダ装置800は、
同様なやり方で開放される。その上、ロックみぞ609は、ロックする方向、お
よびロックを外す方向を、ロックするために反時計方向、およびロックを外すた
めに時計方向などの、特定方向に制限するように、形成できる。
【0071】 図16A〜図16Dに例示するのは、本発明のエジェクタ空気ノズル700の
実施形態である。エジェクタ空気ノズル700は、ポンプ・アセンブリ・ブロッ
ク112の各ポンプ室211中に、取外し可能なように挿入する。(図18Aお
よび図18B参照)。エジェクタ空気ノズル700は、金属製であることが好ま
しいボディ702を含む。ボディ702は、ノズル部分704、o−リング71
0および712のためのみぞのある表面部分706および708、肩部分714
、首部分716、およびハンドル部分718を含む。みぞのある表面部分706
と708の間に、エジェクタ空気がエジェクタ空気ノズルに入れるようにする、
複数の入口707および709を設ける。好ましい実施形態では、このような入
口2個所(すなわち、707および709)を含むが、他の実施形態では、所望
される、より大きい個数、または小さい個数の入口を含むことができる。
【0072】 入口707および709は、形状が円筒形であるのが好ましく、入口空洞、ま
たは穿孔721および723を形成する。室720により、入口空洞721およ
び723がノズル部分704と流体的に連絡する。後でより詳細に考察するよう
に、エジェクタ空気は、入口空洞721および723を通って、室720に対し
て約90度の角度で入り、室720を通って導かれ、ノズル部分704を通って
外に出る。室720は、ねじを切った部分722を含み、部分722は、ノズル
部分704から遠い位置にある室720を密封する、ねじを切ったプラグ型装置
を挿入するのに使用する。しかし、ねじを切った部分722を追加の、または別
法のエジェクタ空気源または空気ラインと接続できる点に注目されたい。そのよ
うな形態では、入口空洞721および723は排除でき、または排除しなくとも
よい。
【0073】 肩部分714は、いくつかの機能を行う。特に、肩部分714は、ポンプ・ア
センブリ・ブロック・ポンプ室211(図18Aおよび図18B参照)中への、
エジェクタ空気ノズル700の挿入深さを制限する。その上、挿入深さを制限す
ることにより、肩部分714はエジェクタ空気ノズル部分704とベンチュリ・
スロート部材800(図17A〜図17Dおよび図18参照)の間隔を制御する
。さらに、肩部分714はロック部分728および730を有し、ロック部分7
28および730は、エジェクタ空気ノズル700を、ポンプ・アセンブリ・ブ
ロック112とかみ合わせて、ノズルがポンプ・アセンブリ・ブロックから吹き
飛ばされるのを防止するため使用する(図18C参照)。ハンドル部分718は
、一部円形であるが、平面724および726を有する。平面724および72
6は、互いに平行であるのが好ましく、ポンプ・アセンブリ・ブロック・ポンプ
室211にエジェクタ空気ノズル700を挿入し、またはポンプ・アセンブリ・
ブロック・ポンプ室211からノズル700を取り外す間、つかむこと、取り扱
うこと、および回転させることを容易にしている。
【0074】 ここに図17A〜図17Dを参照し、本ベンチュリ・スロート・ホルダ装置8
00の実施形態を示す。ベンチュリ・スロート装置800は、ポンプ・アセンブ
リ・ブロック112の各ポンプ室211中に、エジェクタ空気ノズル700に対
向して、取り外し可能なように挿入する配置をとる。(図18Aおよび図18B
参照)。各ポンプ室211はベンチュリ・スロート装置800を受け入れる形態
をとる。ベンチュリ装置800は、金属製であることが好ましいボディ802を
有する。しかし、他の材料でそれを置き換えできる。ボディ802は、粉体供給
センタ102と吹付け装置108の間のホース128を取り付けるための、ホー
ス取付け部分804を含むいくつかの特徴を有する。別法として、図15Bのよ
うにホース・マニホルド・ブロック118がホース取付け部分を含む場合、ホー
ス取付け部分804を排除できる。
【0075】 ボディ802はさらに、ポンプ・アセンブリ・ブロック112内におけるベン
チュリ・スロート装置800の挿入深さを制御するように形成した肩部分803
を含む。挿入深さを制御することにより、肩部分803は、エジェクタ空気ノズ
ル部分704とベンチュリ・スロート部材800との間隔を制御する。その上、
肩部分803は同様に、部分805などロック部分の形態をとり、ベンチュリ・
スロート装置800をポンプ・アセンブリ・ブロック112とかみ合わせて、ベ
ンチュリ・スロート装置がポンプ・アセンブリ・ブロックから吹き飛ばされるの
を防止するため使用する(図15D参照)。
【0076】 ボディ802はさらに、ディフューザ空気を内部室822中にもたらす1つま
たは複数のディフューザ空気取入れ口810および812を含む。図17Aおよ
び図17Bを参照すると、開口部810および812を通って室822に空気が
入り、室822の壁と、ベンチュリ部材820の出口部分850の外部表面との
間を通過する。次いで、空気は、ベンチュリ部材820の端部852と、ベンチ
ュリ・ホルダ800の通路822中に突き出している内部肩部854との間の、
環状の隙間を通過する。内面摩耗スリーブ870を、ベンチュリ・ホルダ800
の端部中に挿入し、内部肩部854に接触させる。ベンチュリ820は、室82
2と流体で連絡している室824を有する。ベンチュリ部分820は、機械加工
【0077】 した、または成形したプラスチック製とするのが好ましい。他の実施形態におい
て、ベンチュリ部分820は、金属製とすることができる。ボディ802は、弾
力性のo−リング808および816を受け入れる形態であるみぞのある表面部
分806および814を含む。みぞのある部分806および814、および弾力
性のo−リング808および816は、ベンチュリ・スロート装置800を各ポ
ンプ室211に、摩擦により取り付け、また取り外すことを容易にする。 このような形状にすると(図18Aおよび図18Bに示すように)、エジェク
タ空気ノズル700に入り、ノズル704からベンチュリ室820中に排出され
るエジェクタ空気が、流動化された粉体を吸引管126を上昇して、ベンチュリ
・スロート室824中へと引上げる吸引力を作り出す。室824から、流動化さ
れた粉体が室822へ運ばれ、そこで隙間880を通って導入されるディフュー
ザ空気に遭遇する。その後、流動化された粉体は、吹付け装置108に接続する
ホース128を通ってベンチュリ・スロート装置800から出る。
【0078】 図18Aは、図13A〜13Cのポンプ・アセンブリ・ブロック400、図1
5Cのホース・マニホルド・プレート600A、空気ライン取付けプレート11
4、および別法による吸引部116Aを使用する、本発明の組立てられた粉体供
給センタ102の断面図である。その上、エジェクタ空気ノズル700およびベ
ンチュリ・スロート・ホルダ装置800を、ポンプ・アセンブリ・ブロック40
0に挿入し、示している。このような形態にすると、空気ライン取付けプレート
114が、ディフューザおよびエジェクタ空気供給部104からポンプ・アセン
ブリ・ブロック112への空気ライン通路装置を形成する。吸引管プレート11
6Aが、粉体源106からポンプ・アセンブリ・ブロック400への吸気通路装
置を提供する。ホース・マニホルド・ブロック600Aが、ポンプ・アセンブリ
・ブロック400から吹付け装置108への吹付け通路装置を提供する。
【0079】 さらに、図18Aをより詳細に参照し、かつまた図10を参照すると、ポンプ
・ブロック400におけるそれぞれのポンプの空洞に、エジェクタ・ノズル70
0を挿入している。図18Cは、どのようにロック部分728および730を使
用して、各エジェクタ・ノズル700を、ポンプ・ブロック400上のフランジ
900によってブロック400中に固定するかを示す。O−リング710および
712が、ノズル700とブロック400の間の摩擦によるかみ合わせを提供し
、かつ両者間に気密シールをも提供する。
【0080】 ポンプ・アセンブリ・ブロックを完成するには、最初にベンチュリ・スロート
・ホルダ800を、ホース取付けプレート600Aの開口部に挿入する。ロック
部材803をフランジ902にかみ合わせて、部材800を固定する。o−リン
グ808を使用して、ベンチュリ部材800をプレート118に摩擦により固定
し、かつ両者間に気密シールを提供する。ベンチュリ・スロート・ホルダ800
の端部中にベンチュリ部材820を挿入し、かつo−リング920および922
で摩擦により保持し、o−リング920および922は両者間に気密シールを提
供する。ここで、スロート・ホルダ800、ベンチュリ・スロート820、およ
びホース・マニホルド・プレート600Aからなる、このアセンブリが、ポンプ
・ブロック400上に、装置として設置される。600A、800、および82
0を設置すると、それぞれのベンチュリ部材800を、ブロック400の、上述
のようにしてポンプ空洞の反対側の端部中にすでに設置したエジェクタ・ノズル
700の反対側である、ポンプの空洞の一方に挿入する。O−リング816は、
ベンチュリ・ホルダ800をポンプ空洞の壁に摩擦により確保し、かつ両者間に
気密シールを提供する。ポンプ・ブロック400の対応する穴に受け入れようと
するホース・プレート600A上にアラインメント・ピンを配して、プレート6
00Aとブロック400の間で、適切な芯合わせを確実に行うことができる。
【0081】 この完成したポンプ・アセンブリ・ブロックに、取外し可能な取付け装置によ
って、空気ライン取付けプレート114を取付ける。これらの取付け装置は、ボ
ルトまたは他の取外し可能な取付け手段によって、ポンプ・ブロック400の対
応するタブ216に固定する、タブ310の形態とすることができる。プレート
114の全ての空気通路306および308を、ブロック400の対応する空気
通路と確実に心合わせするため、プレート114におけるガイド・ピン312を
、ブロック400の穴(図示せず)で受け入れる。
【0082】 ここで、吸引管取付けプレート116Aをブロック112に組み付ける。しか
し、最初吸引管126を吸引管プレート116における開口部510Aにねじ込
む。次いで取付け装置(図示せず)により、プレート116をブロック112に
組み付ける。組み付けは、o−リングを嵌め込むことにより達成するのが好まし
く、その場合o−リングは、ブロック112のみぞのある表面部分222および
224に置かれる。別法によるポンプ・アセンブリ・ブロック400の場合、従
来のフランジおよびファスナ(図示されない)により、o−リングは機械的界面
をシールする機能向けとして、吸引管プレート116Aをポンプ・アセンブリ・
ブロック112に取り付けるのが好ましい(図18A参照)。プレート116を
ブロック112に取り付けるとき、アラインメント・ピンおよび対応する穴を使
用して、プレート116A中の通路510Aを、ブロック400中の通路と適切
に合わせることを保証できる。
【0083】 図18Bは、別法による実施形態を示す。図18Bにおいて、ベンチュリ・ス
ロート・ホルダ940が短縮され、それによりホルダ940の右端に、面942
を設けている。ホルダ940は、ポンプの空洞中にベンチュリ・ホルダ940を
摩擦により確保する、o−リング808、816を含む。ホース・プレート60
0は、プレート600のそれぞれの開口部606内に受け入れた、ホース取付け
部材604を含む。みぞのある表面部分608内にo−リング970を配置して
、ポンプ・ブロック上の対応するタブ(図示されない)に取り付けたタブ122
によってプレート600をポンプ・ブロック400に取り付ける場合に、ホース
取付け部材600と、ベンチュリ・ホルダの面942との間の気密シールを提供
する。プレート600とブロック400の間のロック・ピンおよび対応する穴を
使用して、ホース取付け部材604とベンチュリ・スロート・ホルダ940の間
における適切な心合わせを確保できる。それぞれのホース取付け部材604には
ホース28を取付けて、スプレー・ガンに粉体を供給する。
【0084】 図18Cは、本発明のポンプ・アセンブリ・ブロック400およびエジェクタ
・ノズル700の部分的な前面図であり、それぞれロックした位置954、およ
びロックを外した位置956におけるノズル700を例示している。より具体的
には、ポンプ・アセンブリ・ブロック400は、その中に形成されて、エジェク
タ・ノズル700の、ロック部分728または730のいずれかを受け入れるた
めのロックみぞ950を有する。エジェクタ・ノズル700を、ポンプ・アセン
ブリ・ブロック400中にロックするには、エジェクタ・ノズル700を、位置
954においてポンプ・アセンブリ・ブロック400中に挿入する。挿入したら
、エジェクタ・ノズル700を、矢印952で示す反時計方向か、または時計方
向かのいずれかに回転させ、それによりロック位置728がロックみぞ950に
入る。エジェクタ・ノズル700は、同様なやり方で開放される。その上、ロッ
クみぞ950は、ロックする方向、およびロックを外す方向を、ロックするため
に反時計方向、およびロックを外すために時計方向などの、特定方向に制限する
ように、形成できる。図18Cにおいて、エジェクタ・ノズル700のロック位
置728および730、平坦面部分724および726を、それらのロックされ
た位置で、それぞれ参照数字728A、730A、724A、および726Aに
より示している。
【0085】 ここに図10を参照し、本発明の動作特性を考察する。第1の塗料タイプ、ま
たは色の粉体を、粉体源106から吸入管126、および吸入管プレート116
を通ってポンプ・アセンブリ・ブロック112中に導入する。ポンプ・アセンブ
リ・ブロック112において、空気ライン取付けプレート114、エジェクタお
よびディフューザ空気ライン124、ならびに、ディフューザおよびエジェクタ
調節空気供給部を通って供給される、エジェクタおよびディフューザ空気によっ
て粉体をポンプ送りする。流動化された粉体は、ホース・マニホルド・プレート
118を通ってポンプ・アセンブリ・ブロック112を出て、ホース128を通
って吹付け装置108へ向う。吹付け装置108で、流動化された粉体を1つま
たは複数の製品に塗布する。最初に記述したように、粉体は典型的には、色系の
ものであり、製品110を塗装するのに使用する。
【0086】 より具体的には、図18Aを参照すると、図10における空気源104からの
圧搾空気を、空気ライン124Aおよび124Bを経由し、逆止め弁316Aお
よび316Bへさし向け、空気ライン取付けプレート114のエジェクタ空気開
口部306、およびディフューザ空気開口部308に供給する。エジェクタ空気
開口部306から、インジェクタ空気入口214中へ、かつ、室211とインジ
ェクタ・ノズル700の間の空間290中へ空気が送られる。次いで、空気は通
路721および723を通って室720中へ進み、ノズル704から出る。ノズ
ル704から噴出するエア・ジェットが、ベンチュリ820の室824中に向け
られる。これにより、室211中に吸引力が作り出され、それが、図10の粉体
源106から吸引管126を上昇し、室211を通ってベンチュリ部材室824
中まで、粉体を引き上げる。これにより、粉体および空気の混合物が作り出され
、それが室824を通って室822に流入し、そこで、粉体および空気の混合物
は、ベンチュリ端部852と内面肩部854の間の隙間890を通って放出され
る空気流による衝突を受ける。この隙間890を通って噴出する空気流は、図1
0の空気供給部104から、空気ライン124Bおよび逆止め弁316Bを通っ
て、ディフューザ空気開口部中へ、ポンプ・ブロック400のディフューザ吸込
み口208まで供給される。この空気は、ディフューザ吸込み口208から、ベ
ンチュリ・ホルダ800の穴810および812を通り、次いでベンチュリ出口
部分850の外側表面と、室822の壁との間の空間中に流入する。次いで、こ
の空気流が隙間890を通り、室822を通って流れる粉体および空気混合物と
の内部混合物に向って噴出する。次いで、ポンプにより、この粉体および空気混
合物を、図10のスプレー・ガン108まで配送するため、ホース128を通っ
て推進させる。
【0087】 粉体の色の変更を要する場合における、本発明により変更を実施する2つの一
般的な手順のうちの1つを提供する。第1の実施形態によれば、第1の粉体の色
による静電吹付けが、最後の製品を塗装していた後、中断される。粉体供給セン
タの外側の吹き落しを手動で行い、ファン193を作動させてハウジング185
から、構成部分について吹き飛ばされた粉体を吸引するのが好ましい。不必要で
はあるが、ホース・マニホルド・プレート118、ホース128、およびスプレ
ー装置108の外側を手動で吹き落とすため、ホース・マニホルド・プレート1
18を、ポンプ・ブロック・アセンブリ112から取り外すのが好ましい。ホー
ス・マニホルド・プレート118を、ポンプ・アセンブリ・ブロック112に再
取り付けし、粉体源106を取り外した後、供給センタ102全体を、吸引管1
26を通じてパージ空気システム1010に接続する。このことを達成するため
、レシプロケータ150に下降を指示させ、吸引管126の下部をパージ・ノズ
ル1012上に載せシールする。空気供給部104に接続する加圧空気導管10
14から供給される空気マニホルド1010の一部を構成する空気ノズル101
2を通って、吸引管126中にパージ空気を循環させる。パージ空気は、吸引管
プレート116、ポンプ・アセンブリ・ブロック112、ホース・マニホルド・
プレート118、ホース128、および吹付け装置108を通過する。このパー
ジ・ステップの間には、エジェクタおよびディフューザ空気ライン124は、複
数の逆止め弁316を通じて空気ライン取付けプレート114に接続して、エジ
ェクタおよびディフューザ空気制御システム104中へのパージ空気の導入を防
止するのが好ましい。その上、粉体供給センタ102へのパージ効果をさらに増
加させるため、パージ・サイクルの間、エジェクタおよびディフューザ空気を供
給することもできる。パージ・サイクルの目的は、できるだけ多量の残留粉体を
、系外に「パージ」することである。パージ・サイクルが完了するとすぐに、レ
シプロケータ150は、管126を「上昇」位置に動かし、管126、プレート
116、またはいずれの他の供給システム構成部分の外側上のどんな粉体も、空
気杖により手動で吹き落され、一方ファン193を作動して、どんな払い出した
粉体もハウジング185から引き出される。ここで、第2の色の新しいボックス
、または粉体源106を供給センタ102内の格子架台1020上に置き、レシ
プロケータ150で管126を、新しいボックス106中に下降させる。ここで
、粉体供給センタ102は再開の準備が整うが、第2の色の粉体によってである
。このようにして、このパージ・サイクルは粉体の相互汚染を減少させる一次的
手段として信頼されるものであり、清掃のため供給センタを解体することはなく
なる。
【0088】 第1の粉体の色と、第2の粉体の色の間で変更を行う場合、色の相互汚染にお
ける影響をさらに減少させる、本発明による第2の色の変更手順を提供する。最
初のステップは、第1の手順について記述したステップと同じである。しかし、
パージ・サイクルが完了した後、レシプロケータ150が管126を、ノズル1
012との連動状態から上昇位置に動かし、空気ライン取付けプレート114お
よびホース・マニホルド・プレート118をポンプ・アセンブリ・ブロック11
2から取り外す。その上、ポンプ・ブロック112を、レシプロケータ150に
取り付けたままになっている吸引管プレート116から取り外す。第2のポンプ
・アセンブリ・ブロック112で、現在のポンプ・アセンブリ・ブロックを置き
換え、その際、第2のポンプ・アセンブリ・ブロック112は、新しい、前もっ
て清掃した、またはその色専用のポンプ・アセンブリ・ブロックとすることがで
きる。その上、第2のホース・マニホルド・ブロック118で、現在のホース・
マニホルド・ブロックを置き換えることができる。同様な形で、第2のホース・
マニホルド・ブロック118は、新しい、前もって清掃した、またはその色専用
の、ホース・マニホルド・ブロックとすることができる。ポンプ・アセンブリ・
ブロック112およびホース・マニホルド・プレート118は2つ一組にして、
差し替え、または置き換えるのが好ましい。空気ライン取付けプレート114お
よび吸引管プレート116は変更しない。したがって、新しい、または清掃した
ポンプ・アセンブリ・ブロック112を吸引管プレート116に再取り付けする
。新しい、または清掃したホース・マニホルド・プレート118をポンプ・ブロ
ック112に取り付け、かつ空気ライン取付けプレート114をポンプ・ブロッ
ク112に取り付ける。これらの構成部分の外側上にあるどんな残った粉体も空
気杖で吹き落とし、同時にファン193を作動させて、どんな吹き散らされた粉
体もハウジング185からダクト190を通ってフィルタ装置187まで吸引す
る。この第2の色の変更手順の、1つの利点は、全ての空気ラインを空気ライン
取付けプレート114に接続したままなので、個々の空気ラインの接続を開放し
、再び接続する、時間の掛かるステップが全くない点である。ここで、第2の色
の、新しいボックスを、供給センタ102内の格子架台1020上に置き、レシ
プロケータ150を下降させて管126を新しいボックス106中に入れる。こ
こで、調節した空気供給部104を作動させ、圧搾空気を清浄なポンプ・アセン
ブリに供給して、新しい粉体ボックスからの粉体をポンプ・アセンブリを通って
、製品上に吹付けるためのスプレー・ガンまでポンプ送りすることができる。
【0089】 ポンプ・アセンブリ・ブロック112およびホース・マニホルド・ブロック1
18を変更し、または置き換えることを見込んで、本発明は、粉体の色を変更す
る際の、色における相互汚染を低減し、または解消する、ある範囲の選択肢を提
供する。例えば、新しいポンプ・アセンブリ・ブロック112およびホース・マ
ニホルド・プレート118で、現在のポンプ・アセンブリ・ブロック112およ
びホース・マニホルド・プレート118を置き換えると、色の相互汚染量は大い
に低減され、または、新しい汚染のない構成部分とする場合は、解消さえする。
以前に清浄にしたポンプ・アセンブリ・ブロック112およびホース・マニホル
ド・プレート118で、その場合、システムが作動している間に、オフ・ライン
で清掃しておくのが好ましいが、現在のポンプ・アセンブリ・ブロックおよびホ
ース・マニホルド・プレートを置換えると、以前に施した清掃の品質によって、
これも色の相互汚染量は大いに低減される。
【0090】 ある程度の色の相互汚染を許容することができれば、という状況が存在する。
より具体的には、種々の粉体の色の、淡い陰影により、他の粉体の色の淡い陰影
に起因する汚染を有効に遮蔽することができる。同様に、粉体の色の、濃い陰影
により、他の粉体の色の、濃い陰影に起因する汚染を有効に遮蔽することができ
る。したがって、第1の色専用のポンプ・アセンブリ・ブロックを、ある範囲の
淡い陰影がある粉体の色に使用することができ、また第2の色専用のポンプ・ア
センブリ・ブロックを、ある範囲の濃い陰影がある粉体の色に使用することがで
きる。このような形で、淡い陰影がある粉体の色から濃い陰影がある粉体の色へ
の、粉体の色の変更を要する場合、第1のポンプ・アセンブリ・ブロックを置き
換えるのであろう。一方、淡い陰影がある第1の特定の粉体の色から、淡い陰影
がある第2の特定の粉体の色への、粉体の色の変更では必ずしも、ポンプ・アセ
ンブリ・ブロック112およびホース・マニホルド・プレート118における変
更を要しないであろう。このようにして、本発明は、現在の粉体の色と、使用し
たい次の色との色の差異、および許容できる色の相互汚染の量による、生産の過
程全体に渡る色の変更実施の所要時間についての、種々の程度の制御を提供する
ものである。
【0091】 図19および図20を参照し、単純化された吹付け塗装ブース10を、塗布装
置15、対向するサイクロンであって、入口(図示せず)に、また、前述のチャ
ンネル35を経由して、ブース10の床18にある吸気口36にそれぞれ接続す
るサイクロン30とともに例示している。サイクロン吸気口36に粉体を集め易
くするため、2のような床掃除機、またはスクレーパ・バーが知られており、使
用している。典型的には、ブース床18は方形であり、掃除機2は、実質的に床
の幅にわたる。これらの床掃除機は、床18の下の位置にある軌道4などと磁気
的に組合せて、床18を横切って前後に往復することができる。別法として、こ
の駆動軌道を、床18に最も近いが、側壁12の背部にある位置とすることがで
きる(この実施形態は示していない)。
【0092】 このようなシステムをとってさえも、塗装操作の後、色の変更操作のため準備
をする際には、吹付けブースから、数百ポンド(約二、三百キログラム)の塗装
材料を清掃しなければならない。ブース10の両端にサイクロン30を置くと、
ブース10の中央付近に空気速度が低い区域が生じる。したがって、粉体塗装材
料が床により多く落下する。本発明の実施形態では、塗布装置15とサイクロン
吸気口36の間の床18内にトラフ(みぞ)6を設けている。収集トラフは、幅
約4から6インチ(約10から15cm)とし、図20に示す傾斜した底部7を
有することができる。底部7は流動化させて、収集された粉体が、斜面の下部に
あるトラフの低い端部に移動するのを助けることができる。次いで、収集した粉
体材料をふるいまで運び、次いで供給ホッパに戻すことができる。
【0093】 ここで図21を参照し、発明による吹付け塗装ブースの爆発ドアを提供する。
一般的に3に示す爆発ドアは、チャンネル35の一方の壁を形成する。ドア3は
、ブースの端部壁16に蝶番式に取付けた(蝶番9におけるのように)第1の上
部区画5を有する。第1の区画5は、サイクロン入口34に隣接するチャンネル
35の一部を形成し、サイクロン30内における第1の超過圧力の状況に際して
、入口34からいっぱいに開放される動作を行って通気を行うことができる。爆
発ドア3は、蝶番9におけるように、これも端部壁16に蝶番式に取り付けた第
2のより大きい区画8を有し、チャンネル35および/またはサイクロン30内
における第2の超過圧力の状況に際して、動作して、サイクロン30およびチャ
ンネル35を通気させることができる。サイクロン30内における超過圧力の状
況は、例えば、デフラグレーション(爆燃)に起因する恐れがある。爆発ドア3
は、このような非常事態においてサイクロンの速やかな通気を促進する安全対策
である。その上、このドアは、色の変更を行う際、チャンネル35および入口3
4まで、清掃操作のため容易にアクセスできることを提供する。
【0094】 本発明を、それに関する実施形態の記述によって例示し、かつ実施形態を幾分
詳細に記述してきたが、添付する特許請求の範囲を、このような詳細まで制限し
、または、なんらかの点で限定するのは、出願人の意図する所ではない。追加さ
れる利点および改良は、当技術分野の技術者には容易に考えられるであろう。例
えば、9個所を超える、または9個所未満のポンプ室をポンプ・アセンブリ・ブ
ロック112に含むことができ、各ポンプ室エジェクタ吸込み口に2つ以上のエ
ジェクタ空気ラインを配することができ、また各ポンプ室ディフューザ吸込み口
に2つ以上のディフューザ空気ラインを配することができる。したがって、本発
明は、そのより広い態様において、特定の詳細点、代表的な装置、および図示さ
れ、かつ記述される例示的な例に限定されない。したがって、出願人の一般的な
発明の概念の精神、または範囲から離れることなく、このような詳細から脱却す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の吹付け塗装ブース装置の実施形態の側面図である。
【図2】 図1の塗装ブース装置の端面図である。
【図3】 図1および2の塗装ブース装置の上面図である。
【図4】 図1の拡大部分図であり、図1の左側のサイクロン対32および供給センター
50を詳細に示している。
【図5】 図4から本発明の粉体回収システム部材の実施形態についてのさらに拡大した
部分図であり、未使用粉体のインプット・カップリング61の1つの実施形態を
示している。
【図6】 図5に類似の、しかし未使用粉体のインプット・カップリング61の代わりの
実施形態を関係している。
【図7A】 それぞれ開いた状態および閉じた状態のバルブの付いた実施形態の渦破壊装置
74を示す。
【図7B】 それぞれ開いた状態および閉じた状態のバルブの付いた実施形態の渦破壊装置
74を示す。
【図8】 図1の粉体供給装置の拡大詳細図である。
【図9】 図1の粉体供給装置の拡大詳細図であり、本発明の空間96および粉体供給セ
ンターのダンパ98をさらに示している以外は図4に似ている。
【図10】 本発明の粉体供給装置を例示しているブロック図である。
【図11A】 本発明のポンプ・アセンブリ・ブロックの第1の実施形態の正面図である。
【図11B】 線11B〜11Bに沿って取った図11Aのポンプ・アセンブリ・ブロックの
上面図である。
【図11C】 線11C〜11Cに沿って取った図11Aのポンプ・アセンブリ・ブロックの
底面図である。
【図11D】 線11D〜11Dに沿って取った図11Aのポンプ・アセンブリ・ブロックの
断面図である。
【図12A】 本発明の空気配管取り付けプレートの上面図である。
【図12B】 線12B〜12Bに沿って取った図12Aの空気配管取り付けプレートの断面
図である。
【図13A】 本発明のポンプ・アセンブリ・ブロックの第2の実施形態の正面図である。
【図13B】 線13B〜13Bに沿って取った図13Aのポンプ・アセンブリ・ブロックの
底面図である。
【図13C】 線13C〜13Cに沿って取った図13Aのポンプ・アセンブリ・ブロックの
断面図である。
【図14A】 本発明の吸込み管プレートの側面図である。
【図14B】 線14B〜14Bに沿って取った図14Aの吸込み管プレートの断面図である
【図15A】 本発明のホース・マニホルド・プレートの正面図である。
【図15B】 線15B〜15Bに沿って取った図15Aのホース・マニホルド・プレートの
断面図である。
【図15C】 本発明のホース・マニホルド・プレートのもう一つの実施形態の断面図である
【図15D】 錠をかけた状態および解錠した状態で例示された本発明のホース・マニホルド
・プレートおよびベンチュリ・スロート・ホルダーの部分正面図である。
【図16A】 本発明のエジェクタ空気ノズル装置の側面図である。
【図16B】 線16B〜16Bに添って取った図16Aのエジェクタ空気ノズル装置の断面
図である。
【図16C】 線16C〜16Cに沿って取ったそのエジェクタ空気ノズル装置の正面図であ
る。
【図16D】 線16D〜16Dに沿って取ったそのエジェクタ空気ノズル装置の背面図であ
る。
【図17A】 本発明のベンチュリ・スロート・ホルダ装置の側面図である。
【図17B】 線17B〜17Bに沿って取った図17Aのベンチュリ・スロート・ホルダ装
置の断面図である。
【図17C】 線17C〜17Cに沿って取ったそのベンチュリ・スロート・ホルダ装置の正
面図である。
【図17D】 線17D〜17Dに沿って取ったそのベンチュリ・スロート・ホルダ装置の背
面図である。
【図18A】 本発明の完全に組み立てた粉体供給センターの2つの実施形態の断面図である
【図18B】 本発明の完全に組み立てた粉体供給センターの2つの実施形態の断面図である
【図18C】 錠をかけた状態および解錠した状態のノズルを例示している本発明のポンプ・
アセンブリ・ブロックおよびエジェクタ・ノズルの部分正面図である。
【図19】 本発明の床掃除機とトラフ6を示している切取り上面図である。
【図20】 図19に例示したトラフ6の詳細な側断面図である。
【図21】 本発明の爆発ドア3を開示しているブースの内部から見たブース端壁の部分断
面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 トーマス,マイケル,エス. アメリカ合衆国 44035 オハイオ,エリ リア,ウィルシャー コート 110 (72)発明者 ペディー,アンドリュー,エム. アメリカ合衆国 44133 オハイオ,ノー ス ローヤルトン,ランスロット レーン ウエスト 14889 (72)発明者 クリーガー,ケネス,エー. アメリカ合衆国 44012 オハイオ,エイ ヴォン レイク,グリーンブライア 393 (72)発明者 シュローダー,ジョセフ,ジー. アメリカ合衆国 44133 オハイオ,ノー ス ローヤルトン,ファイアフライ ドラ イヴ 11988 Fターム(参考) 4D073 AA01 BB06 CA01 CA04 CA06 CA07 CA11 CA12 CA13 DC01 DC02 DC11 DC17 DC18 DC19 DC22 DC23 DD01 DD05 DD07 DD10 DD11 【要約の続き】 ブリは、新しい、予め清掃された、またはカラー専用の ポンプ・アセンブリとすることができる。このように構 成されているので、本発明により、静電噴霧システムに おける、粉体の色変更に必要な時間が減少し、粉体の色 変更の際に伴う色の相互汚染作用が減少する。粉体接触 面も同様に減少する。

Claims (68)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体塗装ブースと、 ブースを通過する物品上に粉体塗装材料を噴霧するように配置された、1つま
    たは複数の粉体噴霧装置と、 1つまたは複数の粉体噴霧装置に粉体を送出する、粉体供給システムと、 余分に噴霧した粉体を捕獲する、粉体回収システムと、 第1の端部で粉体回収システムに接続され、第2の端部で粉体供給システムに
    接続された、粉体転送導管とを備えた粉体塗装噴霧システムであって、 第1の端部が第2の端部よりも高い位置にあり、それによって、捕獲された粉
    体が回収システムから供給システムへ粉体転送導管を介して重力により転送され
    て、1つまたは複数の粉体噴霧装置により再使用されるシステム。
  2. 【請求項2】 粉体回収システムは、回収粉体収集器と、選択的に操作可能
    な弁部材とを備え、回収粉体収集器は、ブース内から余分に噴霧した粉体を回収
    するためのものであって、粉体転送導管の第1の端部に低位置で接続され、弁部
    材は選択的に操作可能であって、第1の開位置では捕獲された粉体が粉体転送導
    管に入るようにし、第2の閉位置では回収粉体収集器を封止するようにした、請
    求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 粉体回収システムは、流動床と加圧空気源とを更に備え、流
    動床が、回収粉体収集器の下端部に取り付けられ、加圧空気源に接続されて、捕
    獲された粉体を流動化し、それによって、捕獲された粉体が、圧力と重力の両方
    を使用して、粉体転送導管を介して粉体供給システムに転送可能となる、請求項
    2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 流動床はプリナムと流動プレートとを備えた、請求項3に記
    載のシステム。
  5. 【請求項5】 粉体回収システムは、浮遊する余分に噴霧した粉体を収集す
    るための1つまたは複数の入口を介してブースに接続された、1つまたは複数の
    サイクロン・セパレータを更に備え、1つまたは複数のサイクロンがそれぞれ回
    収粉体収集器上方に配置される、請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 粉体回収システムは、浮遊する余分に噴霧した粉体を回収す
    るための1つまたは複数の入口を介して、およびブースの床に沈着した粉体を収
    集するための1つまたは複数の取入れ口を介してブースに接続された、1つまた
    は複数のサイクロン・セパレータを更に備え、1つまたは複数のサイクロン・セ
    パレータが、1つまたは複数のサイクロン・セパレータから空気を排出するため
    の排気ダクトに更に接続される、請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 1つまたは複数のサイクロン・セパレータのそれぞれは、平
    面スロートおよび渦破壊装置内で終わる円錐形区画を有し、渦破壊装置は、スロ
    ートにスロートと同心に配置されたプレートを備え、渦破壊装置はスロートより
    もわずかに小さいために間隙を生成し、回収粉体収集器内の捕獲された粉体がサ
    イクロン排気内に再び同伴されるのを防ぎつつ、回収された粉体が回収粉体収集
    器へ自由に渡るようにする、請求項5に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 スロートを持つ渦破壊装置を封止するように選択的に操作可
    能な封止部材を更に備え、それによって、サイクロンが回収粉体収集器から分離
    される、請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 封止部材は、選択的に膨らますことのできる部材である、請
    求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 渦破壊装置は、選択的に操作可能な弁部材を備え、それに
    よって、弁部材をスロートに対して開くことができて清掃が容易になる、請求項
    7に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 粉体回収システムは、粉体転送導管を介して粉体供給シス
    テムへ転送する前に、粉体塗装材料をふるいに掛けるための、ふるい部材を更に
    備えた、請求項1に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 粉体回収システムは、各サイクロンと回収粉体収集器との
    間に配置されたふるい部材を更に備えた、請求項5に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 ふるい部材は円形スクリーンである、請求項12に記載の
    システム。
  14. 【請求項14】 粉体回収システムは励振装置を更に備え、励振装置はふる
    い部材に接続されて、ふるい部材を励振するよう操作可能である、請求項12に
    記載のシステム。
  15. 【請求項15】 励振装置は機械的振動装置を備えた、請求項14に記載の
    システム。
  16. 【請求項16】 励振装置は超音波装置である、請求項14に記載のシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 粉体回収システムは、未使用粉体投入継手を更に備え、未
    使用粉体投入継手はふるい部材上流の粉体回収システム内に配置され、それによ
    って、システムに投入された未使用粉体が、粉体塗装操作に使用される前にふる
    いに掛けられる、請求項12に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 ふるい部材は、粉体回収システムに着脱可能に取り付けら
    れて清掃を容易にする、請求項12に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 粉体噴霧ブースの第1の端部壁に配置された第1のサイク
    ロンと、粉体噴霧ブースの第2の反対側の端部壁に配置された第2のサイクロン
    との、2つのサイクロンがある、請求項5に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 粉体噴霧ブースの第1の端部壁に配置された第1のサイク
    ロン対と、粉体噴霧ブースの第2の反対側の端部壁に配置された第2のサイクロ
    ン対との、2対の並列サイクロンがある、請求項5に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 サイクロンの少なくとも1つは、垂線に対して傾斜して取
    り付けられている、請求項19に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 サイクロン対の少なくとも1つは、垂線に対して傾斜して
    取り付けられている、請求項20に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 粉体供給システムは、ブースの第1の側壁近傍に配置され
    た第1の粉体供給ホッパと、第2の側壁近傍に配置された第2の供給ホッパとの
    、2つの粉体供給ホッパを含む、請求項21に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 粉体供給システムは、ブースの第1の側壁近傍に配置され
    た第1の粉体供給ホッパと、第2の側壁近傍に配置された第2の供給ホッパとの
    、2つの粉体供給ホッパを含む、請求項22に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 粉体塗装ブースと、 ブースを通過する物品上に粉体塗装材料を噴霧するように配置された、1つま
    たは複数の粉体噴霧装置と、 余分に噴霧した粉体を捕獲する、粉体回収システムと、 1つまたは複数の粉体噴霧装置に粉体を送出する、粉体供給システムとを備え
    た粉体塗装噴霧システムであって、 前記粉体供給システムは粉体供給ホッパとランス・アセンブリとを備え、前記
    ランス・アセンブリは1つまたは複数の粉体塗装吸引管と1つまたは複数のポン
    プとを含み、前記ランス・アセンブリは第1の低位置から第2の高位置へ移動可
    能であり、前記低位置は、1つまたは複数の粉体塗装吸引管がそれぞれ、粉体供
    給内の低位置近傍の開放粉体取入れ端部を有する位置に対応し、 更に、粉体供給システムを1つまたは複数の粉体噴霧装置に接続する、1つま
    たは複数の粉体供給導管と、 第1の端部で粉体回収システムに接続され、第2の端部で粉体供給に接続され
    た粉体転送導管とを備えたシステム。
  26. 【請求項26】 粉体供給は、転動可能な流動床粉体ホッパを備え、前記流
    動床ホッパは、加圧流動ガス源と、流動プレートと、ホッパ本体とを含む、請求
    項25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 転動可能な振動テーブルを更に備え、前記粉体供給は、粉
    体塗装操作中に前記振動テーブルの上部に取り付けられる、請求項25に記載の
    システム。
  28. 【請求項28】 アクチュエータ機構とガイド・ロッドとを更に備え、アク
    チュエータはランス・アセンブリに操作可能に接続され、ランス・アセンブリは
    、ガイド・ロッドに沿って摺動することにより、第1の低位置から第2の高位置
    へ移動するように構成された、請求項25に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 同じ数の複数の、前記粉体供給導管と、前記ポンプと、前
    記吸引管とがあり、前記ポンプのそれぞれが単一の吸引管と単一の粉体供給導管
    とに接続された、請求項25に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 加圧パージ・ガス源に接続されたパージ・マニホルドを更
    に備え、前記パージ・マニホルドは第1の収納位置から第2のパージ位置へ揺動
    可能であり、前記パージ位置は、前記1つまたは複数の吸引管がそれぞれ、前記
    パージ・マニホルドが前記パージ位置にあるときに前記パージ・マニホルドのパ
    ージ・ノズルに係合可能な開口端を有するように、前記ランス・アセンブリの前
    記低位置に対応する、請求項25に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 1つまたは複数のポンプはそれぞれベンチュリ・タイプの
    ポンプであって、それぞれ加圧ガス源に接続される、請求項25に記載のシステ
    ム。
  32. 【請求項32】 通気ダクトを含むホッパ格納蓋部材を更に備え、前記格納
    蓋部材は、据え付けられたランス・アセンブリを持つ流動化ホッパをほぼ封止し
    、前記通気ダクトは、流動化ホッパに通気するようにブースの内側に接続可能で
    ある、請求項26に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 流動プレートは焼結プラスチックから作られる、請求項2
    6に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 ブースは、多孔側壁区画と選択的に操作可能なダンパ機構
    とを含み、粉体供給システムは、ブースの多孔側壁区画近傍に配置され、選択的
    に操作可能なダンパ機構は、噴霧ブースの多孔側壁区画を開閉して、それぞれ、
    噴霧ブース外側の空気を、噴霧ブースの多孔側壁区画を介して噴霧ブースの内側
    に連通させ、外側の空気が噴霧ブースの内側に連通するのを防ぐように操作可能
    である、請求項25に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 粉体噴霧ブースと、1つまたは複数の粉体噴霧装置と、導
    管を介して粉体供給システムに接続された粉体回収システムと、第1の収容位置
    と第2のパージ位置とを有する移動可能なパージ・マニホルドとを含み、粉体供
    給システムは、第1の低位置から第2の高位置へ移動可能なランス・アセンブリ
    を含み、前記低位置は、粉体源に係合するときには粉体供給位置に対応し、パー
    ジ位置内のパージ・マニホルドに係合するときには清掃位置に対応する、粉体塗
    装システムであって、 前記粉体供給システムが更に、 (a)ポンプ・アセンブリ・ブロックであって、前記ブロック内に2つ以上の
    ポンプ・チャンバが形成され、前記2つ以上のチャンバはそれぞれ、着脱可能な
    ベンチュリ・スロート部材を受けることができ、それぞれ粉体入口と、ディフュ
    ーザ空気入口と、エジェクタ空気入口とを有する、ポンプ・アセンブリ・ブロッ
    クと、 (b)前記ポンプ・アセンブリ・ブロックの各ディフューザ空気入口とエジェ
    クタ空気入口のための、ディフューザ空気通路とエジェクタ空気通路とを有する
    空気ライン取付けプレートと、 (c)組立て位置で前記空気ライン・プレートを前記ポンプ・アセンブリ・ブ
    ロックに固定し、分解位置で前記空気ライン・プレートおよび前記ポンプ・アセ
    ンブリ・ブロックを解放するための、複数の取付け部材であって、前記ポンプ・
    アセンブリ・ブロックおよび前記空気ライン・プレートが前記組立て位置にある
    ときに、前記空気ライン・プレートの前記ディフューザ空気通路およびエジェク
    タ空気通路が、ポンプ・アセンブリ・ブロックの前記ディフューザ空気入口およ
    びエジェクタ空気入口に連通する、取り付け部材と、 (d)前記ポンプ・アセンブリ・ブロックの各粉体入口に取り付けられた吸引
    管と、 (e)前記空気ライン・プレートの前記ディフューザ空気通路およびエジェク
    タ空気通路のそれぞれに接続された空気ラインであって、前記空気ライン・プレ
    ートが前記分解位置で前記ポンプ・アセンブリ・ブロックから解放されるときに
    、前記空気ラインが前記ライン・プレートに取り付けられたままとなる、空気ラ
    インとを備えたシステム。
  36. 【請求項36】 前記ポンプ・アセンブリ・ブロックと前記空気ライン・プ
    レートが前記分解位置にあるときに、前記吸引管は前記ポンプ・アセンブリ・ブ
    ロックと共に残る、請求項35に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 ホース・マニホルド・プレートと、少なくとも1本のホー
    スとを更に備え、少なくとも1本のホースは、一端部でホース・マニホルド・プ
    レートの流通路に接続され、他端部でスプレ・ガンに接続され、ホース・マニホ
    ルド・プレートは、ホース・マニホルド・プレートとポンプ・アセンブリ・ブロ
    ックのための組立て位置で、第2の取付け部材によりポンプ・アセンブリ・ブロ
    ックに接続され、ホース・マニホルド・プレートとポンプ・アセンブリ・ブロッ
    クのための分解位置で、第2の取付け部材によりポンプ・アセンブリ・ブロック
    から解放される、請求項35に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 エジェクト空気ノズル装置を更に備え、エジェクト空気ノ
    ズル装置が、 (a)エジェクタ空気を投入するための入口と、 (b)エジェクト空気を排出するための、入口に流体連通する出口と、 (c)エジェクタ空気ノズル装置をポンプ・チャンバに着脱可能に取り付ける
    ための、1つまたは複数のエジェクタ空気ノズル取付け部材であって、ポンプ・
    チャンバと連動するよう構成された表面ロック部を有する肩部を含む取付け部材
    とを備えた、請求項35に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 ベンチュリ・スロート部材を更に備え、 ベンチュリ・ス
    ロート部材が、 (a)ベンチュリ・スロート部と、 (b)ベンチュリ・スロート部に流体連通する、少なくとも1つのディフュー
    ザ空気入口部と、 (c)ベンチュリ・スロート部に流体連通する出口と、 (d)ベンチュリ・スロート装置をポンプ・チャンバに着脱可能に取り付ける
    ための、1つまたは複数のベンチュリ・スロート部材取付け装置であって、ポン
    プ・チャンバと連動するよう構成された表面ロック部を有する肩部を含む取付け
    部材とを備えた、請求項35に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 複数の取付け部材は、組立て中に空気ライン・プレートと
    ポンプ・アセンブリ・ブロックとを整列させるための整列装置を備えた、請求項
    35に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 整列装置は、キー付き構成を有する1つまたは複数のガイ
    ド・ピンと、ガイド・ピンを受けるように対応して構成された1つまたは複数の
    ガイド・ピン孔とを備えた、請求項40に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 粉体噴霧ブースと、1つまたは複数の粉体噴霧装置と、導
    管を介して粉体供給システムに接続された粉体回収システムとを含み、粉体供給
    システムは粉体供給ホッパとランス・アセンブリとを含み、前記ランス・アセン
    ブリはそれぞれが開放粉体吸引端部を有する複数の吸引管を含み、前記ランス・
    アセンブリは第1の低位置から第2の高位置へ移動可能であり、前記低位置は、
    前記開放粉体吸引端部が粉体供給ホッパ内の最低位置近傍にあるような位置であ
    る、粉体塗装システムであって、 ランス・アセンブリが更に、 (a)粉体塗装材料をくみ上げるための複数のポンプを有するポンプ・アセン
    ブリと、 (b)複数のディフューザ空気入口と、複数のエジェクタ空気入口とを有する
    空気ライン取付けプレートを備えた空気ライン経路装置と、 (c)空気ライン経路をポンプ・アセンブリに接続するための、およびポンプ
    ・アセンブリから切断するための、複数の空気ライン取付け部材と、 (d)粉体塗装材料をポンプ・アセンブリに供給するための吸引プレートを備
    えた吸引経路装置と、 (e)吸引経路をポンプ・アセンブリに接続するための、およびポンプ・アセ
    ンブリから切断するための、複数の吸引経路取付け部材と、 (f)粉体塗装材料をポンプ・アセンブリから1つまたは複数の噴霧装置に供
    給するためのホース・マニホルド・プレートを備えた噴霧経路装置と、 (g)噴霧経路装置をポンプ・アセンブリに接続するための、およびポンプ・
    アセンブリから切断するための、複数の噴霧経路装置取付け部材とを備えたシス
    テム。
  43. 【請求項43】 複数のポンプのそれぞれが、 (a)ディフューザ空気入口およびエジェクタ空気入口と、 (b)粉体入口と、 (c)ベンチュリ・スロート装置とエジェクタ空気ノズルとを着脱可能に受け
    るように構成され、ディフューザ空気入口と、エジェクタ空気入口と、粉体入口
    とに流れ連通するチャンバとを備えた、請求項42に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 エジェクタノズル装置が、 (a)エジェクタ空気を投入するための入口と、 (b)エジェクタ空気を排出するための入口に流体連通する出口と、 (c)エジェクタ空気ノズル装置をポンプのチャンバに着脱可能に取り付ける
    ための、1つまたは複数の空気ノズル取付け部材であって、ポンプ・チャンバに
    連動するよう構成された表面係止部を有する肩部を含む取付け部材とを備えた、
    請求項43に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 ベンチュリ・スロート装置が、 (a)ベンチュリ・スロート部と、 (b)ベンチュリ・スロート部に流体連通する少なくとも1つのディフューザ
    空気入口部と、 (c)ベンチュリ・スロート部に流体連通する出口と、 (d)ベンチュリ・スロート装置をポンプのチャンバに着脱可能に取り付ける
    ための、1つまたは複数のベンチュリ・スロート装置取付け部材であって、ポン
    プ・チャンバに連動するよう構成された表面係止部を有する肩部を含む取付け部
    材とを備えた、請求項43に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 粉体供給ホッパは流動床ホッパであり、流動プレートと、
    加圧ガス源と、ホッパ本体とを含む、請求項42に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 振動テーブルを更に備えた、請求項42に記載のシステム
  48. 【請求項48】 パージ・ガス源に接続されたパージ・マニホルド・アセン
    ブリを更に備え、前記パージ・マニホルド・アセンブリは、複数のパージ口を含
    み、第1の収納位置から第2のパージ位置へ移動可能であり、前記パージ位置は
    、前記ランス・アセンブリの前記低位置に対応し、それによって、前記粉体吸引
    端部のそれぞれがパージ口に係合可能となる、請求項42に記載のシステム。
  49. 【請求項49】 粉体塗装操作における、粉体供給センタからの第1の粉体
    色と第2の粉体色とを塗布する方法であって、 (a)第1のポンプ・アセンブリと、1つまたは複数の噴霧装置に流体連通す
    る第1のホース・マニホルド・プレートとを介して、第1の粉体色を塗布するス
    テップと、 (b)第1の粉体色の塗布を終了するステップと、 (c)第1のポンプ・アセンブリと第1のホース・マニホルド・プレートとを
    、第2のポンプ・アセンブリと、1つまたは複数の噴霧装置に流体連通する第2
    のホース・マニホルド・プレートとに交換するステップと、 (d)第2のポンプ・アセンブリと第2のホース・マニホルド・プレートとを
    介して、第2の粉体色を塗布するステップとを含む方法。
  50. 【請求項50】 第1の粉体の塗布終了後に、第1のポンプ・アセンブリと
    第1のホース・マニホルド・プレートとを介してパージ空気を送るステップを更
    に含む、請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 第1の粉体の塗布終了後に、空気ライン取付けプレートを
    切断するステップを更に含む、請求項49に記載の方法。
  52. 【請求項52】 ステップ(c)が、第1のポンプ・アセンブリと第1のホ
    ース・マニホルド・プレートとを、第2の色のみに関連する第2のポンプ・アセ
    ンブリと第2のホース・マニホルド・プレートとに交換するステップを含む、請
    求項49に記載の方法。
  53. 【請求項53】 ステップ(c)が、第1のポンプ・アセンブリと第1のホ
    ース・マニホルド・プレートとを、第2の色を含む特定の色範囲に関連する第2
    のポンプ・アセンブリと第2のホース・マニホルド・プレートとに交換するステ
    ップを含む、請求項49に記載の方法。
  54. 【請求項54】 粉体塗装材料が、第1および第2の色の粉体のための供給
    コンテナから、使用する供給コンテナ内の複数の吸引管を介して、各吸引管に接
    続されたポンプ内へ、およびポンプから、各ポンプに接続されたホースを介して
    、各ホースに接続されたスプレ・ガンへ選択的に移送され、更に、ポンプはポン
    プ・アセンブリ・ブロック内に形成され、空気ライン取付けプレートがポンプ・
    アセンブリ・ブロックに解放可能に組み立てられて、ブロック内のポンプに空気
    を供給し、ホースが一端部で共通のホース・マニホルド・プレートに接続され、
    他端部で各スプレ・ガンに接続され、ホース・マニホルド・プレートがポンプ・
    アセンブリ・ブロックに解放可能に組み立てられてホースをポンプに接続する、
    粉体塗装操作における、第1の色の粉体から第2の色の粉体に替える方法であっ
    て、 (a)ポンプをオンにして、第1の色の粉体をスプレ・ガンに注入するステッ
    プと、 (b)ポンプをオフにするステップと、 (c)パージ空気をポンプを介して送り、第1の色の粉体をポンプと、ホース
    と、スプレ・ガンとから除去するステップと、 (d)空気ライン・プレートとホース・マニホルド・プレートとをポンプ・ア
    センブリ・ブロックから切断するステップと、 (e)ブロック内の各ポンプに接続された吸引管を有する第2のポンプ・アセ
    ンブリ・ブロックを、空気ライン・プレートに接続するステップと、 (f)第2のポンプ・アセンブリ・ブロックの吸引管を、第2の色の粉体のた
    めの供給コンテナに挿入するステップと、 (g)必要であれば、ホースとスプレ・ガンから残留する粉体をすべて清掃し
    て、ホース・マニホルド・プレートまたは第2のホース・マニホルド・プレート
    をポンプ・アセンブリ・ブロックに接続するステップと、 (h)ポンプを始動して第2の色の粉体をスプレ・ガンに注入するステップと
    を含む方法。
  55. 【請求項55】 床と、対向する一対の端部壁と、対向する一対の側壁とを
    有する噴霧ブースと、 ブースの側壁に対して配置されて、ブースを通過する物品上に粉体塗装を噴霧
    する1つまたは複数の噴霧装置と、 1つまたは複数の粉体供給ホッパと、1つまたは複数の粉体吸引管と、1つま
    たは複数の粉体吸引管に接続された1つまたは複数のポンプと、1つまたは複数
    のポンプを1つまたは複数の噴霧装置に接続する1つまたは複数の粉体導管とを
    含む粉体供給システムと、 1つまたは複数のサイクロン・セパレータと、床の各端部壁との境界面に配置
    された一対のサイクロン粉体取入れ口と、床清掃機と、サイクロン粉体取入れ口
    と1つまたは複数の噴霧装置との間の床にそれぞれ配置された、1つまたは複数
    の収集トラフとを含む粉体回収システムとを備えた粉体塗装噴霧システム。
  56. 【請求項56】 床は矩形であり、清掃機は第1の側壁から第2の反対側の
    側壁までのブースの幅に略わたる、請求項55に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 2つ以上の清掃機駆動トラックを更に備え、清掃機は駆動
    トラックに磁気的に結合される、請求項55に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 清掃機駆動トラックがブースの床下に配置される、請求項
    57に記載のシステム。
  59. 【請求項59】 床のブース側壁との各境界面近傍にそれぞれ配置された、
    2つの清掃機駆動トラックがある、請求項57に記載のシステム。
  60. 【請求項60】 ブースの側壁に対して配置された複数の噴霧装置があり、
    2つの収集トラフがある、請求項55に記載のシステム。
  61. 【請求項61】 1つまたは複数の収集トラフがそれぞれ、第1の側壁近傍
    の第1の端部から第2の側壁近傍の第2のより低い端部へと高さが傾斜した底部
    を有し、トラフの底部は加圧ガス源に接続された流動床を更に含み、それによっ
    て、収集トラフがそれぞれ、収集された粉体のための流動化すべり面を形成する
    、請求項55に記載のシステム。
  62. 【請求項62】 1つまたは複数の収集トラフのそれぞれの第2の端部にそ
    れぞれ配置された、1つまたは複数の着脱可能な収集ビンを更に含む、請求項6
    1に記載のシステム。
  63. 【請求項63】 1つまたは複数の供給ホッパを更に備え、1つまたは複数
    の収集トラフの第2の端部のそれぞれが、1つまたは複数の供給ホッパに接続可
    能であり、それによって、収集トラフに収集された、余分に噴霧した粉体塗装材
    料が供給ホッパに直接戻って沈着される、請求項61に記載のシステム。
  64. 【請求項64】 床と、天井と、1つまたは複数の壁とを有する噴霧ブース
    と、 ブースの1つまたは複数の壁に対して配置されて、ブースを通過する物品上に
    粉体塗装材料を噴霧する、1つまたは複数の噴霧装置と、 粉体供給システムと、 1つまたは複数の壁内で天井近くに配置された、浮遊する余分に噴霧した粉体
    を捕獲するための入口に接続可能な、サイクロン・セパレータを含む粉体回収シ
    ステムと、 壁にヒンジで取り付けられ、サイクロン入口に連通し、ブース内が第1の過圧
    状態にある場合に、サイクロンの入口に通気するように操作可能な第1の区画と
    、ブース壁にヒンジで取り付けられ、ブース内が第2のより大きな過圧状態にあ
    る場合に、ブースに通気するように操作可能な第2のより大きな区画とを有する
    爆発ドアとを備えた粉体塗装噴霧システム。
  65. 【請求項65】 1つまたは複数の粉体スプレ・ガンと、ランス・アセンブ
    リを含む粉体供給システムとを有する、粉体塗装噴霧ブース・システムのための
    急速色変更方法であって、前記ランス・アセンブリは1つまたは複数の粉体吸引
    管と、1つまたは複数の対応するポンプと、前記1つまたは複数のポンプを1つ
    または複数の粉体スプレ・ガンに接続する粉体スプレ・ガン導管とを含み、 a)第1のランス位置から第2のランス位置へ、第1の粉体源の上方および外
    方へランス・アセンブリを引き上げるステップと、 b)粉体源供給位置から第1の粉体源を除去するステップと、 c)バージ・マニホルドを第1の収容位置から第2のパージ位置へ揺動させる
    ステップと、 d)前記1つまたは複数の粉体吸引管が、パージ・マニホルドのパージ・ノズ
    ルに係合した開放粉体吸引端部を有するように、ランス・アセンブリを下方に引
    き下げるステップと、 e)バージ・ポンプを作動させて、前記ランス・アセンブリをパージ・ガスで
    パージするステップと、 f)ランス・アセンブリを第2のランス位置に引き上げるステップと、 g)パージ・マニホルドを収容位置に戻すよう揺動させるステップと、 h)第2の粉体源を粉体源供給位置に供給するステップと、 i)第2の粉体源内の第1のランス位置にランス・アセンブリを引き下げるス
    テップとを含む方法。
  66. 【請求項66】 粉体塗装噴霧ブースが、1つまたは複数のブース・ドアと
    、ブースに連通し、1つまたは複数のダスト・フィルタと、ブースの空気をサイ
    クロン内にフィルタを介して引き込む吸引手段とに連通する排気ダクトとを有す
    る、1つまたは複数のサイクロン・セパレータと、ブース側壁近傍のプレナム領
    域に流体連通する多孔壁区画と、サイクロン排気ダクトに対してプレナム領域を
    開閉する粉体供給区画ダンパ装置とを更に含み、更に、 粉体供給センタ・ダンパを開放するステップと、 1つまたは複数のブース・ドアを閉鎖するステップと、 多孔壁区画近傍の粉体供給システムの外面を清掃するステップとを含む、請求
    項65に記載の方法。
  67. 【請求項67】 粉体供給センタ・ダンパを閉鎖するステップと、 1つまたは複数のブース・ドアを開放するステップとを更に含む、請求項66
    に記載の方法。
  68. 【請求項68】 サイクロン・セパレータ下方に配置された回収粉体収集器
    から、粉体塗装噴霧ブース・システム内の粉体塗装材料供給ホッパへ、粉体塗装
    材料を供給する方法であって、回収粉体収集器は、回収粉体収集器の低位置に接
    続された第1の端部と、供給ホッパに接続された、第1の端部よりも低い位置に
    ある第2の端部とを有する導管により、供給ホッパに接続され、 a)封止部材を作動させて、通常は捕獲された粉体が回収粉体収集器に排出さ
    れる、サイクロンの開放排気スロート端部を封止し、それによって、サイクロン
    が回収粉体収集器から略分離されるステップと、 b)導管の第1の端部と回収粉体収集器との境界面に配置され、通常は回収粉
    体収集器を導管から封止する弁部材を開放するステップと、 c)回収粉体収集器内の粉体塗装材料を流動化し、それによって、粉体塗装材
    料が導管を介して供給ホッパに転送されるステップとを含む方法。
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