JP2003526872A - 同軸ケーブルの中央導体をコネクター要素の中央コンタクトに接続するカップリングを有する同軸コネクター要素 - Google Patents

同軸ケーブルの中央導体をコネクター要素の中央コンタクトに接続するカップリングを有する同軸コネクター要素

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JP2003526872A
JP2003526872A JP2000564267A JP2000564267A JP2003526872A JP 2003526872 A JP2003526872 A JP 2003526872A JP 2000564267 A JP2000564267 A JP 2000564267A JP 2000564267 A JP2000564267 A JP 2000564267A JP 2003526872 A JP2003526872 A JP 2003526872A
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Radiall SA
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00—Two poles

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 中央導体と外側導体とを備える同軸ケーブルの端部に取付けるように設計された同軸コネクター要素において、前記コネクター要素は、縦軸を有し、同軸ケーブルの前記中央導体に接続される後端部(11)と、コネクター要素を相補的なコネクター要素に接続するように形成された前端部(14)とが設けられた中央コンタクト(8)、及び、同軸ケーブルの前記外側導体に接続する外側コンタクト(6)を備える。同軸コネクター要素は、同軸ケーブルの中央導体上に取付けられたカップリング(12)を備え、前記カップリング(12)と中央コンタクト(8)の後端部(11)とは、中央コンタクトの縦軸に対する角度位置と関係なくスナップ留めされるような形状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （発明の技術分野） 本発明は、同軸ケーブルの中央導体をコネクター要素の中央コンタクトに接続
するカップリングを有する同軸コネクター要素に関する。
【０００２】 （従来の技術） 同軸コネクター要素は、中央コンタクトと外側コンタクトとを備えることが知
られている。 中央コンタクトは、同軸ケーブルの中央導体に接続されるように設計され、外
側コンタクトは、同軸ケーブルの外側導体に接続されるように設計されていて、
外側導体は一般に接地する編組である。 殆どの場合、中央コンタクトは、後端部で中央導体に半田付けされ、外側コン
タクト即ちそれが接続されるコネクター要素の本体は、編組にかしめられる。 編組のかしめは、特別の問題がなく、殆どいつも満足できる。
【０００３】 しかし、中央導体を半田付けすることは、多くの欠点がある。特に、次の点で
ある。 コネクター要素間で同じ量の半田を使用するのが困難である。これは、同一の
インピーダンスを得るのに必要である。 半田の残留する線が中央導体と接地の間に短絡を生じないようにするため、コ
ネクター要素の本体の内壁と半田を絶縁する必要がある。 同軸ケーブルに組込むとき、半田付け動作を行うため、コネクター要素の後面
にアクセスする必要がある。そのためには、中央コンタクトの後端部上に開口部
が必要である。
【０００４】 これらの欠点を解決するための解決策は、Ｌ型コネクター要素として提案され
ている。この解決策は、中央コンタクトの接続端部と反対側のその端部に２つの
弾力性あるプロングで出来たフォークを設け、また同軸ケーブルの中央導体上に
カップリングを設け、このカップリングは、中央コンタクトのフォークの２つの
プロングの間にスナップ留めするように形成されている。そのカップリングによ
り、コネクター要素の内側で半田付けする必要がなくなり、所定のインピーダン
スが得られることが保証される。 従って、コネクター要素の後部に開口部を設ける必要がない。ケーブルをコネ
クター要素内に供給するため設けられた半径方向アクセスにより、カップリング
を中央コンタクト内にスナップ留め出来るからである。 残念なことに、中央コンタクトの後端部は、半径方向のみにアクセスできるの
で、中央コンタクトが好適に角度方向に位置しているときのみ、即ちフォークの
２つのプロング間のギャップが半径方向開口部に面するときのみ、カップリング
は中央コンタクトにスナップ留め出来る。
【０００５】 従って、カップリングに加えて、コネクター要素の本体上と、中央コンタクト
上の適合する形状を設け、中央コンタクトが回転しないようにする必要がある。
そのためには、特に機械加工する必要があり、そのためコネクター要素のコスト
が高くなる。 さらに、カップリングをフォークに「見ないで」供給するように案内し、フォ
ークのプロングの間に正確に挿入する必要があり、そのためには、コネクター要
素の本体内に別の案内片が必要となる。 それゆえ、コネクター要素の中央コンタクトを中間カップリングにスナップ留
めすることで、ケーブルの中央コンタクトを半田付けするのに伴う欠点を解決で
きるが、多くの他の欠点があり、そのためこの解決策は魅力的ではない。
【０００６】 （発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は、ケーブルの中央導体をコネクター要素の中央コンタクトに半
田付けするのに伴う問題の新しい解決策を提供することである。
【０００７】 （課題を解決するための手段） 本発明は、中央導体と外側導体とを備える同軸ケーブルの端部に取付けるよう
に設計された同軸コネクター要素において、前記コネクター要素は、 縦軸を有し、同軸ケーブルの中央導体に接続される後端部と、コネクター要素
を相補的なコネクター要素に接続するように形成された前端部とが設けられた中
央コンタクト、及び、 同軸ケーブルの外側導体に接続される外側コンタクトを備え、 前記同軸コネクター要素は、同軸ケーブルの中央導体上に取付けられたカップ
リングを備え、前記カップリングと中央コンタクトの後端部とは、中央コンタク
トの縦軸に対する角度位置と関係なくスナップ留めされるような形状であること
を特徴とする同軸コネクター要素を提供する。
【０００８】 本発明のカップリングは、公知のカップリングと比較して、中央コンタクトの
角度位置にかかわらずコネクター要素の中央コンタクトにスナップ留めされ、従
って自身の軸の周りを自由に回転できるという利点がある。 その結果、本発明のコネクター要素では、中央コンタクト上に適合させる手段
を設ける必要がない。 本発明の好適な実施例では、コネクター要素はＬ形である。次にそれは、ほぼ
円筒形の接続部分と、ほぼ円筒形のケーブルカップリング部分で出来た本体を備
える。接続部分の中には、中央コンタクトと外側コンタクトが受入れられ、ケー
ブルカップリング部分には、ケーブルを入れるための放射スリーブが設けられる
。
【０００９】 本発明のＬ形同軸コネクター要素の好適な実施例では、中央コンタクトの後端
部は、中央コンタクトの縦軸と同じ軸について円対称のネック（首部）が設けら
れ、一方カップリングは、その間にネックを受けるための座（シート）を形成す
る２つのプロングを有する弾力性フォークが設けられ、コンタクトの縦軸に垂直
な方向にネックをフォークに係合させ、フォークの２つのプロングは離れるよう
に移動し、ネックが座に到達すると弾力で移動して戻ることにより、ネックはフ
ォークの座にスナップ留めされる。
【００１０】 この実施例の好適な変形では、座は、相互に向き合う２つの円筒形凹部により
形成される。この２つの円筒形凹部は、２つのプロングの分離面に平行な軸を有
し、各々がフォークのプロングのそれぞれの１つの内面に形成されている。 円筒形凹部の直径は、中央コンタクトの直径より小さいのが好ましく、こうす
るとフォークの弾力性プロングとネックの間の接触圧力が凹部の角のある縁部上
に集中するようになり、前記接触表面の間に侵入する酸化ガスの量を制限するこ
とにより、コンタクト表面上に酸化物が形成されるのが防止される。
【００１１】 本発明の好適な実施例では、フォークの各プロングの自由端部の突端への形状
は、カップリングが、それが通常のスナップ留めの位置に対して角度がずれて、
中央コンタクトのネックと接触すると、カップリングに、そしてケーブルの中央
導体に回転トルクをかけるような形状になっている。 例えば、フォークの各プロングの突端の端部は、２つのプロングの分離面に垂
直な軸の２つの円筒形凹部により形成され、この２つの円筒形凹部はフォークの
２つのプロングの分離面に垂直なカップリングの中央平面の各側に位置する。 フォークのプロングの突端の形状は、特に有用である。同軸ケーブルの端部に
取付けられたカプリングは、ケーブルのカップリング部分に、見ることなく、即
ちカップリングが中央コンタクトのネックに対して適正な角度で位置することを
視覚的に調べずに、挿入されるからである。
【００１２】 突端の形状の手段により、特にプロング上の突端の各側に凹状の丸い部分を有
する突端の形状により、カップリングが適正でない角度位置であるが、カップリ
ングとコンタクトとの縦軸が同じ面にあれば、プロングの端部は、カップリング
の縦軸の周りの反対側の丸い縁部でネックに対して支持され、それにより、カッ
プリングをスナップ留めする角度位置に回転するような回転トルクを生じる。 言換えると、突端の縁部は、カップリングをネック上へ角度を案内する角度案
内カムとして役立つ。
【００１３】 このようにして発生した回転トルクは、角度のずれが非常に小さいときは、カ
ップリングを正しい角度位置に自動的に駆動するの十分であり、次に、同軸ケー
ブル内で少し捻じることにより、ケーブルの中央導体がずれを吸収する。そうで
なければ、オペレーターに知らせて、オペレーターがカップリングをコネクター
要素の適所において、ケーブルを回転させ、カップリングを適正な角度位置にも
ってくるようにする。
【００１４】 特定の実施例では、カップリングは、切断と転造により得られる。 他の実施例では、カップリングは、機械加工により得られる。 他の特定の実施例では、カップリングは、同軸ケーブルの中央導体上にかしめ
られる。 本発明の手段により、コネクター要素の接続面の反対側のアクセスを提供する
必要はない。従って、本発明のコネクター要素は、接続面の反対側の面に開口部
がないＬ形本体を備えても良い。 本発明をよりよく理解できるように、制限するものではない実施例を図面を参
照して説明する。
【００１５】 （発明の実施の形態及び実施例） 図に示すコネクター要素1は、２つの部分の本体、即ち、円筒形接続部分2と、
ケーブルカップリング部分3とを備え、このケーブルカップリング部分は、接続
部分の後ろに延び、コネクター要素の後面5の近傍に半径方向に突出するアンビ
ルスリーブが設けられている。 外側から内側へ行くと、本体の接続部分の内側には、接続部分2内に押込み嵌
めした弾力性の接地されるコンタクト6と、チューブ状絶縁体7と、中央コンタク
ト8とが備えられる。 コネクター要素の接続部分の詳細はここには示さない。本発明は全ての種類の
接続インターフェースに適用でき、図に示すインターフェースに限定されないか
らである。
【００１６】 本体のケーブルカップリング部分3は、接続部分に9でかしめられ、接続部分2
の後ろにポケット10を形成し、このポケットは、中央コンタクト8の後端部11を
受入れ、また同軸ケーブル（図示せず）の中央導体（図示せず）の端部に固定さ
れるように設計されたカップリング12を受入れる。 カップリング12は、接続部分2に対して半径方向に延び、カップリング部分の
アンビルスリーブ4と同軸に延びる。
【００１７】 同軸ケーブル（図示せず）は、次のように公知の方法でコネクター要素の本体
内に挿入される。ケーブルの編組は、外側接地導体であるが、アンビルスリーブ
4の外壁に係合し、アンビルスリーブ4を取囲むスリーブ13をかしめることにより
、その上に圧着される。 中央導体とそのカバーは、アンビルスリーブ4内に挿入され、カップリング12
は中央導体上にかしめられる。 公知の同軸コネクター要素のように、第１にケーブルの中央導体が、中央コン
タクトの後端部に電気的に接続され、次にケーブルの編組がかしめられる。
【００１８】 図２は、中央コンタクト8を示し、この前端部14に弾力性ゾーンが設けられ、
この弾力性ゾーンは、対象とするインターフェースの種類によって、相補的なコ
ネクター要素の中央コンタクトに、押込み嵌め又はスナップ留め出来るように、
開くことが出来る。 中央コンタクト8は、中間部分に色々の肩部とカラーが設けられ、これらは絶
縁チューブ7内に保持するのに役立つ。 中央コンタクトの後端部11に、平らなヘッド16で終了する円対称なネック15が
設けられる。このヘッドの形状により、ラインがインピーダンス整合される。
【００１９】 図３と４にカップリング12の立面図を示す。カップリング12は、後部に同軸ケ
ーブルの中央導体上に圧着するのに役立つかしめ部分17を備え、前部に２つのプ
ロング19で出来た弾力性部分18を備え、この２つのプロングは、円形の円筒形に
切断され、カップリングの軸を含む分離面上のギャップ20により分離している。 このように分離した２つのプロング19は、少し弾力性があり、そのため離れる
ように移動することが出来る。
【００２０】 図３により明確に示すように、カップリングの弾力性のプロング19は、互いに
向合う凹部21が設けられる。各凹部21は、弾力性のプロングの分離面に垂直で、
カップリングの軸に平行な軸を有する円筒形状である。 ２つの向合う円筒形凹部21は、ほぼ円筒形の座を形成し、これは中央コンタク
ト8の円対称なネック15を受けるのに役立つ。 各凹部21の直径は、ネック15の直径より小さく、いったんスナップ留めすると
、各凹部は角のある縁部22でネックに対して支持する。 このような構成の目的は、カップリングの弾力性のプロングとネックの間の接
触を出来るだけ気密にし、環境空気中に存在する酸化ガスがカップリングとコン
タクトとの相互に接する表面を酸化しないようにすることである。
【００２１】 カップリングの各弾力性のプロングの端部23は、彎曲部を形成するように突端
へ向かい、以下に説明するように、ネックに面して角度が適正でなく位置すると
きは、カップリングを解放出来るようになっている。 弾力性のプロングの各突端は、弾力性のプロングの間に設けられる座の軸に垂
直な軸ゐ有する円筒形の凹形状24により形成される。 各凹形状24は、カップリングの中央平面のそれぞれの側にある。
【００２２】 図６は、カップリング12がコンタクト8のネック15に近づくところを示し、ネ
ックにスナップ留めするには不適当な角度位置にある。 図７は、カップリングの弾力性のプロング19の端部と、ネック15とが接触する
ときを示し、前記ネックは、各プロングの突端に隣接する凹形状24に対して支持
される。 これらの凹形状は、円筒形表面であり、カップリングに回転トルクをかけるカ
ムとして作用し、それを図７、８の矢印で示す方向へ回転させ、それを図９に示
すスナップ留め位置に位置するようにする。
【００２３】 いったん、カップリングが適正な角度に位置すると、図５に示すように、２つ
の弾力性のプロングの間に設けられた座にネックがスナップ留めされるまで、前
方へ移動することが出来る。 カップリングが２つの突端の凹状縁部により支持されて回転するるのは、２つ
の状況で起こる場合がある。 第１の場合は、カップリングの角度ずれが、ネック上にスナップ留めされる位
置に対して小さいずれであるときである。 この場合、突端の円形彎曲部によりかかるトルクは、ケーブルの中央導体を捻
じるのに十分であり、オペレータがケーブルの角度位置を修正しなくても、カッ
プリングは好適な角度位置に来る。
【００２４】 第２の場合は、カップリングの角度ずれが非常に大きい場合である。この場合
、案内彎曲部によりかけられるトルクは、捻じられたケーブルの中央導体を通っ
てオペレータの指に伝えられ、オペレータは、ケーブルの握りを少し又は更に緩
める必要があることが分かり、ケーブルを適正な方向へ向け、カップリングがネ
ック上にスナップ留め出来るようにする。 上述した両方の状況で、見ないで、即ちオペレータがカップリングを視覚的に
調べずに、カップリングはネック上にスナップ留めされる。
【００２５】 上述した実施例は、制限するものではなく、本発明の範囲を超えずに所望のよ
うに修正することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の同軸コネクター要素の軸方向断面図である。
【図２】 図１のコネクター要素の中央コンタクトの立面図である。
【図３】 カップリングの立面図である。
【図４】 図３の平面図である。
【図５】 カップリングを中央コンタクトにスナップ留めした斜視図である。
【図６】 コンタクトとカップリングのスナップ留め動作中の図である。
【図７】 コンタクトとカップリングのスナップ留め動作中の図である。
【図８】 コンタクトとカップリングのスナップ留め動作中の図である。
【図９】 コンタクトとカップリングのスナップ留め動作中の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 中央導体と外側導体とを備える同軸ケーブルの端部に取付け
    るように設計された同軸コネクター要素において、前記コネクター要素は、 縦軸を有し、前記同軸ケーブルの前記中央導体に接続される後端部(11)と、前
    記コネクター要素を相補的なコネクター要素に接続するように形成された前端部
    (14)とが設けられた中央コンタクト(8)、及び、 前記同軸ケーブルの前記外側導体に接続される外側コンタクト(6)を備え、 前記同軸コネクター要素は、前記同軸ケーブルの前記中央導体上に取付けられ
    たカップリング(12)を備え、前記カップリング(12)と前記中央コンタクト(8)の
    後端部(11)とは、前記中央コンタクトの縦軸に対する角度位置と関係なくスナッ
    プ留めされるような形状であることを特徴とする同軸コネクター要素。
  2. 【請求項２】 請求の範囲第１項に記載のコネクター要素であって、Ｌ形で
    あるコネクター要素。
  3. 【請求項３】 請求の範囲第２項に記載のコネクター要素であって、前記中
    央コンタクト(8)の後端部(11)には、前記中央コンタクトの縦軸と同軸の円対称
    のネック(15)が設けられ、前記カップリング(12)には、前記ネックを受けるため
    の座を間に形成する２つのプロングを有する弾力性のフォークが設けられ、前記
    コンタクトの縦軸に垂直な方向に前記ネックを前記フォークに係合させ、前記フ
    ォークの前記２つのプロングは離れるように移動し、前記ネックが前記座に到達
    すると、弾力性で移動して戻ることにより、前記ネックは前記フォークの前記座
    にスナップ留めされるコネクター要素。
  4. 【請求項４】 請求の範囲第３項に記載のコネクター要素であって、前記座
    は、相互に向合い前記２つのプロング(19)の分離面に平行な軸を有する円筒形凹
    部(21)により形成され、前記円筒形凹部の各々は前記フォークの前記プロングの
    それぞれの１つの内面に形成されるコネクター要素。
  5. 【請求項５】 請求の範囲第４項に記載のコネクター要素であって、前記円
    筒形凹部(21)の直径は、前記中央コンタクトの前記ネック(15)の直径より小さい
    コネクター要素。
  6. 【請求項６】 請求の範囲第３項又は第４項に記載のコネクター要素であっ
    て、前記フォークの各プロングの突端の自由端部(23)は、前記カップリングが通
    常のスナップ留め位置に対してずれた角度位置で前記中央コンタクトの前記ネッ
    クと接触すると、前記カップリングに、そして前記ケーブルの前記中央導体に回
    転トルクをかけるような形状となっているコネクター要素。
  7. 【請求項７】 請求の範囲第６項に記載のコネクター要素であって、前記フ
    ォークの各プロングの突端の端部(23)は、前記２つのプロングの前記分離面に垂
    直な軸の２つの円筒形凹部(24)により形成され、該２つの円筒形凹部は、前記フ
    ォークの前記２つのプロングの前記分離面に垂直な前記カップリングの中央平面
    の両方の側にあるコネクター要素。
  8. 【請求項８】 請求の範囲第１項乃至第７項の何れか１項に記載のコネクタ
    ー要素であって、前記カップリングは、前記同軸ケーブルの前記中央導体上にか
    しめられるコネクター要素。
  9. 【請求項９】 請求の範囲第１項乃至第８項の何れか１項に記載のコネクタ
    ー要素であって、接続面と反対側の面(5)に開口部がないＬ形本体を備えるコネ
    クター要素。
  10. 【請求項１０】 請求の範囲第１項乃至第９項の何れか１項に記載のコネク
    ター要素であって、前記カップリング(12)は、切断と転造で得られるコネクター
    要素。
JP2000564267A 1998-07-31 1999-07-30 同軸ケーブルの中央導体をコネクター要素の中央コンタクトに接続するカップリングを有する同軸コネクター要素 Pending JP2003526872A (ja)

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