JP2003523706A - エネルギー案内チェーン - Google Patents

エネルギー案内チェーン

Info

Publication number
JP2003523706A
JP2003523706A JP2001560501A JP2001560501A JP2003523706A JP 2003523706 A JP2003523706 A JP 2003523706A JP 2001560501 A JP2001560501 A JP 2001560501A JP 2001560501 A JP2001560501 A JP 2001560501A JP 2003523706 A JP2003523706 A JP 2003523706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
link
link plate
guide
elastically deformable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001560501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4028238B2 (ja
Inventor
ブラーゼ、フランク
Original Assignee
イグス・シュプリッツグスタイレ・フュア・ディー・インドゥストリー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イグス・シュプリッツグスタイレ・フュア・ディー・インドゥストリー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical イグス・シュプリッツグスタイレ・フュア・ディー・インドゥストリー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2003523706A publication Critical patent/JP2003523706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4028238B2 publication Critical patent/JP4028238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
    • H02G11/006Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using extensible carrier for the cable, e.g. self-coiling spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/12Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains
    • F16G13/16Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains with arrangements for holding electric cables, hoses, or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/01Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets for supporting or guiding the pipes, cables or protective tubing, between relatively movable points, e.g. movable channels
    • F16L3/015Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets for supporting or guiding the pipes, cables or protective tubing, between relatively movable points, e.g. movable channels using articulated- or supple-guiding elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、可撓管、ケーブル又は電線を案内するためのエネルギー案内チェーンに関し、このチェーンは、各々2つのリンクプレート(3)とこれらリンクプレートを相互に結合する少なくとも1つの横材(8)とからなる複数のチェーンリンク(2)を備え、隣接する各チェーンリンク(2)のリンクプレート(3)が相互に対応するピボットピン(4)とピボットピン受容穴(5)とからなるピボット継手部を有し、該継手部により各チェーンリンク(2)を枢動可能に相互連結していると共に、各隣接チェーンリンク(2)のリンクプレート(3)が相互に部分的に重なり合って一対の対向リンクプレート列(6、7)となる二重壁部(21、22)を形成し、少なくとも一方のリンクプレート(3)が材料弱化部(15、20)を備え、この材料弱化部により継手部(4、5)でリンクプレート(3)の全方向に現れる遊びを越えてリンクプレート列(7)の長さが可変となっている。チェーンの直進性を向上するために材料弱化部(15、20)がリンクプレート(3)の弾性変形可能部として構成されている。弾性変形可能部は、プレート全高に亘って延在するプレート(3)の断面狭搾部とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、可撓管やケーブル又は電線を案内するためのエネルギー案内チェー
ン、即ち、各々2つのリンクプレートとこれらのリンクプレートを相互に結合す
る少なくとも1つの横材とからなる複数のチェーンリンクを備え、隣接する各チ
ェーンリンクのリンクプレートが相互に対応するピボットピンとピボットピン受
容穴とからなるピボット継手部を有して該継手部により各チェーンリンクを枢動
可能に相互連結していると共に、隣接する各チェーンリンクのリンクプレートが
相互に部分的に重なり合って一対の対向リンクプレート列となる二重壁部を形成
し、ピボット継手部の相互に対応するピボットピンとピボットピン受容穴が前記
リンクプレートの二重壁部に配置されており、更に少なくとも一方のリンクプレ
ートが材料弱化部を備えていて、この材料弱化部により、継手部でリンクプレー
トの全方向に現れる遊びを越えてリンクプレート列の長さが可変となっている形
式のエネルギー案内チェーンに関するものである。
【0002】 通常、エネルギー案内チェーンは、少なくとも1つの負荷に割当てられた可動
接続点をエネルギー案内チェーンの長手方向に沿って直線的に移動させる場合に
利用される。この場合、接続点の直線移動における或る程度の公差はチェーンリ
ンク同士のピボット継手の遊びによって吸収可能となっている。
【0003】 これに比べて、冒頭に述べた一般形式をもつエネルギー案内チェーンは、可動
接続点がエネルギー案内チェーンの長手方向への移動と同時もしくはそれに続い
て該長手方向を横切る方向に有意量の運動を伴うような場合に用いられる。この
横方向への運動は、チェーンリンクの幅の範囲又はせいぜいその数倍である。
【0004】 英国特許第1580892号及びドイツ特許公開第19839575号の各公
報には冒頭に述べた一般形式のエネルギー案内チェーンが開示されており、そこ
ではチェーンの各リンクプレートに隣接リンクプレートを受容するために設けら
れた穴が楕円形もしくはスロット形状とされており、それにより、リンクプレー
トの主面内におけるチェーン長手方向に直角な方向に比べてチェーン長手方向に
おけるピボット継手部分の遊びを大きくし、この付加的な遊びによってリンクプ
レート列の長さを増加可能としている。
【0005】 しかしながら、ピボット継手部における付加的な遊びはエネルギー案内チェー
ンの直進性能を劣化させるという欠点に結び付いている。即ち、例えば上部搬送
側チェーンが下部戻り側チェーン上に載っている方式のエネルギー案内チェーン
では上部搬送側が下部戻り側から滑り落ちる危険が高くなる。同様の問題は上部
搬送側チェーンが自己支持方式のものや他の作動方式のエネルギー案内チェーン
でも生じる。加えて、ピボット継手部での遊びの増加はリンクプレート間のピボ
ット連結部分に一層の磨耗を引き起こす原因ともなる。
【0006】 従って本発明で課題とするところは、可動接続点がエネルギー案内チェーンの
長手方向に対して横方向に運動できるようになっている冒頭に記載した一般形式
のエネルギー案内チェーンを、設計上単純な構造で長寿命を獲得しながら優れた
直進性能を得ることができるように改良することである。
【0007】 本発明においては、前述一般形式のエネルギー案内チェーンにおける材料弱化
部をリンクプレートの弾性変形可能部として構成することにより上述の課題を解
決したものである。本発明に従ってリンクプレートに導入された上記部分の弾性
変形により、ピボット継手部に存在する本来の遊び量を越えてリンクプレート列
の長さを変えることができるようになるが、この長さの変化には弾性復帰力が対
抗して生じ、この弾性復帰力がチェーンの直進性能を向上することになる。尚、
ピボットピンの受容穴にも、楕円、長円又はその他の拡がった断面形状の弾性変
形可能部を設けてもよいことは述べるまでもない。
【0008】 リンクプレート列の長さを可変とするためには、リンクプレート自体を可変長
とし、或いはまた隣接リンクプレートとの連結部をリンクプレート列の長手方向
に伸長可能とする。このようにして弾性変形可能部を付加的に導入したことによ
り、エネルギー案内チェーンの一部をチェーン長手方向に対してそれを横切る方
向に変位させることができ、この変位はチェーンリンクのピボット継手部に生じ
る遊びによって本来的に許容される変位量よりもかなり大きくでき、チェーンの
連続運転時にもピボット継手部に過大な負荷が加わることはない。従って、エネ
ルギー案内チェーンが或る固定長を有する場合、若干数のチェーンリンク、例え
ば限定するものではないが4〜10個分程度のチェーンリンクの長さに亘ってチ
ェーンリンク1個分の幅で可動接続点を大きく横変位させることができる。
【0009】 弾性変形可能部を導入したことにより、力が作用したときにエネルギー案内チ
ェーンの前記弾性変形可能部を含む領域のリンクプレート列が長さを変えて伸長
又は収縮することができ、これによりエネルギー案内チェーンはその長手方向を
横切る方向に曲がることができる。尚、この場合に互いに向き合ったリンクプレ
ート列の各リンクプレートにも変形力が作用するが、これらの変形力はピボット
継手部に吸収されるか、或いはリンクプレート自体の変形で吸収される。本発明
によるチェーンの弾性変形可能部は、チェーンが横変位する際のチェーン湾曲部
の内側及び/又は外側に配置することができ、それにより両側のリンクプレート
列のいずれか一方のみが圧縮又は伸長され、或いは両側のリンクプレート列がチ
ェーンの中立軸に関して長さを互いに逆向きに変えることになる。
【0010】 本発明によるエネルギー案内チェーンの構成は、その取付様式に拘わらず有利
である。即ち、エネルギー案内チェーンを寝かせた状態にした場合だけでなく、
横向き姿勢に取り付けた場合にも、或いはチェーンを吊り下げて縦向きに配置す
ることにより互いに逆方向に走行する搬送側と戻り側の各チェーンが方向を変え
る転回部をエネルギー案内チェーンの最上部と最下部に位置させるようにした場
合や、更にはエネルギー案内チェーンをジグザグ状に配置した場合にも有利であ
る。例えば直線状態又は曲折状態において隣接するリンクプレート間のピボット
角度は、好ましくはリンクプレート上に一体形成される衝合ストッパーによって
制限するが可能である。本発明による改善策は、直線又は弧状軌跡に沿って移動
されるエネルギー案内チェーンに適用することができ、弧状軌跡の場合は各チェ
ーンリンクは角度をつけた形状としておいてもよく、チェーンのリンクプレート
列の長さがピボット継手部の遊びを越えて変化することにより曲率半径を減少又
は増加させて移動することが可能である。
【0011】 本発明の好ましい一実施形態によれば、リンクプレート同士が対面した各二重
壁部のピボット継手部の間の位置に弾性変形可能部を有するリンクプレートが設
けられており、この弾性変形可能部は、リンクプレートの全高に亘り好ましくは
リンクプレートの長手方向と直交する方向に延在している。弾性変形可能部は好
ましくは断面狭搾部の形態で構成され、それにより弾性変形可能部が薄肉ブリッ
ジとして機能するようになっている。本発明においては、材料弱化部は他の部分
よりも高い弾性を有する材料を用いて形成することができ、或いはまた、長さの
変化と、好ましくは同時に曲折角度の変化を可能とするその他のエレメントによ
り形成することもでき、このエレメントは、リンクプレートの位置変化後の部分
に対して弾性復帰力を作用させるものであることが必要である。好ましくは弾性
変形可能部はリンクプレートの全高に亘り一様の構成とする。このような材料弱
化部の構造は以前から通例となっているようにピボット継手部に極く僅かな遊び
をもたせることを可能とし、この遊びの存在によって良好なチェーン走行特性が
得られ、同時にリンクプレートの隣接部分同士を曲折状態にしたり、場合によっ
ては逆転させたりすることも可能となる。更に、長さの変化量が大きくなれば材
料に生じる疲労も少なくなる。
【0012】 上述した薄肉ブリッジ部は、例えばV形又はほぼ半円状の断面形状で開き角が
約45〜90°の溝の形態からなる断面狭搾部で構成することができる。このよ
うな断面狭搾部の深さは特に限定するものではないが、好ましくはリンクプレー
トの標準厚さの1/5〜1/2の範囲とすることができる。
【0013】 リンクプレートのピボット継手部同士の間に配置する弾性変形可能部は、特に
隣接チェーンリンクのピボットピン受容部に隣接した部分、即ち、リンクプレー
ト列に長さ変化をもたらす力がリンクプレートに作用する部分、に隣接して配置
することができ、この力の作用のもとに該リンクプレートが逆方向に長さを変え
るようにしておくことができる。
【0014】 本発明の有利な一形態によれば、断面狭搾部はその所属のリンクプレートの主
面に関して互いに側方に変位し且つこの側方変位量の減少でリンクプレートの長
さを増加可能とする複数の離間した断面狭搾部位を含むことができる。これらの
離間断面狭搾部位は、弓状の薄肉ブリッジ部又は伸縮折曲部のように側方へ変位
した部分とすることができ、この場合、弓の両端は、その所属するリンクプレー
トにおける断面狭搾部で互いに分離された対向部分のそれぞれに位置するように
例えば一体に形成される。また、この弓状部はエネルギー案内チェーンの内部に
対して内向き又は外向きに開いた状態とすることができ、その中央領域では所属
するリンクプレート部分への弓状部の固定領域に対して内方又は外方に偏位させ
て、弓の中央部が固定領域から内方又は外方に突出するようにしておくとよい。
このようにして、弓状部はその側面に関して例えばU、V又はW字状の形状とさ
れ、これは、チェーン内部に対面した側及びその反対側の両方における弓状部の
側面に適用される。このような配置において、弾性変形可能部の両側面は互いに
ほぼ平行に延在させることが可能である。更に、弓状部は弓の全長に亘ってほぼ
一定の断面形状としてもよい。リンクプレートが長さを増すか或いはその逆の動
きをすると、弓状部は平坦となるか或いは弓の曲がりが一層急峻となり、各リン
クプレート部分において弓の固定領域に対する弓中央部分の横変位が生じる。従
って、これと同時に弓状薄肉ブリッジ部がヒンジとして隣接リンクプレートとの
相対的な長さ変化及び角度変化を可能とする。これに代えて、向かい合って配置
された両端部によって各リンクプレートの互いに相対変位可能な隣接部分に、リ
ンクプレート内面側からそれぞれ異なる横方向間隔で取り付け又は形成された薄
肉ブリッジ部を設けることにより、断面狭搾部の横変位を果たすようにしてもよ
い。この場合、薄肉ブリッジ部はリンクプレートの長手方向に対して傾斜配置さ
れる。従って、リンクプレートが長さを変えるとリンクプレートの断面狭搾部で
分離された部分同士の間に僅かな横変位を誘起させることができる。
【0015】 リンクプレートの薄肉ブリッジ部は、リンクプレートの実質上非弾性の隣接領
域の断面内に完全に含まれるように配置されていることが好ましい。
【0016】 本発明の別の有利な一形態によれば、ピボットピン受容穴に隣接する領域を弾
性変形可能な材料で構成した複数又は少なくとも1つのリンクプレートが設けら
れており、この場合、弾性変形能は例えば構成材料の減肉又は使用材料の弾性特
性に依拠させることができる。このような弾性変形可能な材料弱化部は、リンク
プレート端部に向き合う受容穴側面に配置することが可能である。このようにし
て、エネルギー案内チェーンが横方向に動くときに弾性変形可能部の圧縮により
該チェーンのリンクプレート列の長さを変えることができる。この過程でピボッ
トピンは特にリンクプレートの幾何学形状(例えば直進用チェーンの場合は直線
状リンクプレート)によって定まる定常基準走行運動における基準位置から変位
し、それによりチェーンがリンクプレート列の長さを変えながら大きな度合いで
横方向に曲がることが可能となる。
【0017】 本発明の更に別の有利な一形態によれば、材料弱化部は弾性変形可能材料から
なるピボットピンの形態をとることができ、この材料はピボットピン自体の変形
を起こしてリンクプレート列の長さを可変とするものである。ピボットピンの変
形はピボットピンの伸び及び/又はピボットピン直径の圧縮によって果たすこと
ができる。この目的で、例えばピボットピンの一部の領域を、リンクプレートの
隣接材料部分もしくは同じチェーンリンクで対向する側に配置されたピボットピ
ンよりも高い弾性率又は高い圧縮性を有する材料で構成しておくことができる。
ピボットピンは、チェーンリンクの対向する側に配置されたリンクプレートのピ
ボットピンよりも細い外径のものとすることもでき、この場合でも全てのピボッ
トピン受容穴は同一でよく、更にはピボットピンにチェーン長手方向で隣接リン
クプレートの相対運動を助長するための斜面部を設けておいてもよい。尚、ピボ
ットピンはリンクプレートに一体に形成してもよく、或いは別体として組み立て
てもよい。
【0018】 ピボットピンは、隣接チェーンリンク相互間の捩りを防止するために、受容穴
内で極く僅かな遊びを伴ってリンクプレートの長手方向を横切る向きに案内支持
されていることが好ましい。
【0019】 本発明の更に別の形態によれば、チェーン配列中にチェーン内側に入り込んだ
内方部分とチェーン外側に突出した外方部分とを有するクランク形状のチェーン
リンクが配置され、隣接チェーンリンクのこれら内方部分と外方部分とが互いに
重なって二重壁部を形成できるようになっており、この場合、チェーンリンクの
外方部分と内方部分との結合部分がリンクプレートの全高に亘って延在する弾性
変形可能部として形成され、この領域がその隣接領域に比べて高い弾性変形性を
有するように構成される。このクランク形状のチェーンリンクの上記結合部分は
上面から見てほぼZ字状の形になっており、この部分を材料弱化部とすることに
より、該結合部分の各脚部の角度変化でリンクプレートの長さを変えることがで
きるようになっている。この場合、リンクプレートは、ほぼチェーン長手方向に
延在する二部分の間に、これら二部分と直交する向きで上記結合領域が存在する
ように構成することが好ましい。
【0020】 各リンクプレートには、その二重壁部において、隣接チェーンリンクの二重壁
部に対面する側の側面に斜面部(面取り部)を設けることができる。この斜面部
もしくは面取り部は、エネルギー案内チェーンの横断方向における隣接チェーン
リンクの横変位に際して相手側リンクプレートの端部を受け入れてその横変位を
助長する。特に、ピボットピンを備えた側の二重壁部は両端へ向かって円錐状の
先細テーパー形状としてもよい。この構成が特に有利となるのは、リンクプレー
トが、その全高に亘る弾性変形可能部、即ち、チェーンリンクの両方の二重壁部
同士を互いに傾斜配置し易くするための弾性変形可能部を備えていない場合であ
る。これに相当する一形態において、リンクプレートの二重壁部の外方部分には
その内面側に凹んだ斜面部が設けられ、この斜面部の最深部はリンクプレート中
央領域に位置するように構成されている。
【0021】 本発明による構成を備えたリンクプレートは、クランク形リンクプレートの場
合にも、或いはリンクプレート列上で交互に配置される内側リンクプレートと外
側リンクプレートの場合にも適用可能である。エネルギー案内チェーンは2つ以
上のリンクプレート列で構成することもでき、この場合、1つのリンクプレート
列はチェーンの過度な長さ変化を可能とする弾性変形可能部の存在しないリンク
プレートだけで構成し、このリンクプレート列に対向配置された他の全て又は幾
つかのリンクプレート列を構成するリンクプレートは、その全て又は幾つかが相
応する弾性変形可能部を有するものとする。リンクプレート列を構成するリンク
プレートのうち、弾性変形可能部を備えているリンクプレートの配置割合を選ぶ
ことにより、力が作用したときに生じるエネルギー案内チェーンの横変位の最大
量を調整することができる。従って、例えば弾性変形可能部を有するリンクプレ
ートは、従来のリンクプレートと交互に、或いはそれぞれ同一タイプの同数又は
異なる数のリンクプレートを含む交互配置の幾つかの群として配列することがで
きる。特に、リンクプレート列の長さを可変とする弾性変形可能部を有するリン
クプレートが配列されていて、しかも弾性変形可能部が使用材料の減肉又は相対
的に高い弾性によって構成されている場合、対面配置された両方のリンクプレー
トが相応の弾性変形可能部を備えているチェーンリンクを配列に含むことができ
る。特別な場合、1つのチェーンリンクの双方のリンクプレートが、例えばフィ
ルムヒンジ状の断面狭搾部、或いは前後方向にクランク状に屈曲してリンクプレ
ートの二重壁部に適合した形状の結合部分として、プレート全高に亘って延在す
る材料弱化部だけでなく、適正な形状のピボット継手部も備えていてもよい。こ
のようなリンクプレートによってチェーンのリンクプレート列の長さが大幅に変
化するには、或る限界値を超える相応の力がチェーンのリンクプレート列に作用
しなければならず、この場合、リンクプレート列の長さを変化可能とする部分の
弾性変形により復帰力が発生する。従って、この形式のチェーンは、1つ以上の
チェーンリンクにおいてその双方のリンクプレートが材料弱化部を含んでいる場
合にも直進時に良好な走行性能を発揮する。
【0022】 各チェーンリンクにおいて対面配置されたリンクプレート同士は、好ましくは
リンクプレートに一体に形成されるか或いは係合手段によってリンクプレートに
固定されたほぼ剛性の横材によって連結しておくことができる。この横材は、捩
り可能に又は分割した構成としてもよい。
【0023】 チェーンリンクには、互いに係合して一体化する対応した突部と凹部を有する
対構成の分割横材を設けてもよく、この場合、一方の分割横材の突部は、チェー
ン長手方向と平行で且つリンクプレート側面と直角な横材主面内において相手側
の分割横材に対して或る角度範囲で枢動可能とされる。同時に、前記凹部はアン
ダーカット部を備えており、このアンダーカット部は前記突部の基部側に背後か
ら係合し、それにより分離横材同士を連結して横材長手方向への分割横材同士の
相対移動を少なくとも僅かな遊び以下に、即ち実質的な遊び無しに阻止するよう
になっている。
【0024】 材料弱化部は、リンクプレート上のピボットピン受容穴を有する部分に配置さ
れていることが好ましい。
【0025】 尚、1つのチェーンリンク又は1つのリンクプレートにおいて弾性変形可能部
の種々の実施形態は異なる組合せで適用可能であることは述べるまでもない。
【0026】 弾性変形可能部の存在にも拘わらずチェーンの安定な走行性能もしくは安定な
ガイド機能を得るために、リンクプレート列の各隣接リンクプレートはスナップ
結合によって互いに連結されていることが好ましく、これにより、特にチェーン
が横変位する際にリンクプレート間の確実でシンプルな結合が保証される。この
目的で、ピボットピンがスナップ結合のための保持手段を備えていることは好ま
しいことであり、この場合、ピボットピンは例えば圧入スタッドの形態で構成す
るか、或いは係合用バネ機構を備えたものとする。また、保持手段はピボットピ
ンの自由端に設けることが好ましく、それによりピボットピンが対応する受容穴
から勝手に抜けないようにするとよい。このようなピボットピンに対応する受容
穴は、リンクプレートの外側面でその全周に亘り保持手段を受け入れるためのア
ンダカット部もしくは周溝を備えていることが好ましい。
【0027】 但し、例えばドイツ公開特許第19512088号公報に開示されているよう
に、リンクプレートの前方端が隣接チェーンリンク側で溝に受容されることで各
リンクプレートのピボットピンが対応する受容穴にスナップ嵌合されるような場
合は、リンクプレート同士を上述以外のスナップ結合方式で連結しても良い。
【0028】 リンクプレート列の伸びを可能とする弾性変形可能部を除き、本発明によるエ
ネルギー案内チェーンのリンクプレートは実質的に剛性且つ曲げ剛性構造に構成
することができ、或いはまた或る程度の横変形特性を持たせたものとすることが
できる。リンクプレート列の長手方向の弾性変形を可能としているのは本発明に
よる弾性変形可能部であり、これが大部分、即ち実質的には全てである。
【0029】 尚、本発明によるエネルギー案内チェーンのリンクプレート列は、これに限定
するものではないが、クランク形リンクプレートを備えたもの、或いは或いはリ
ンクプレート列上で交互に配置される内側リンクプレートと外側リンクプレート
を備えたものとすることができる。
【0030】 本発明は更に、上述の本発明によるエネルギー案内チェーンを受け入れて案内
するための案内構造体も提供し、この案内構造体は互いに向き合う一対の側壁及
び両側壁間の底部受台とを備えた案内樋として構成することができる。この案内
構造体は、支持構体に固定するための固定手段を含んでいてもよい。案内構造体
は、その長さの一部の領域に、エネルギー案内チェーンの直線状態にある部分を
受け入れるための一対の直線案内形材を有し、これらの直線案内形材はエネルギ
ー案内チェーンの側方に配置されて互いに平行に整列した状態で延在する。これ
らの直線案内形材は、エネルギー案内チェーンから僅かな間隔をあけて配置され
ている。本発明によれば、直線配置されたこれら直線案内形材の長手方向に対し
て角度を成す少なくとも1つ(場合によっては複数)の別の案内形材が付設され
ており、これにより案内構造体の直線案内領域に傾斜案内領域又は弧状案内領域
などの角度を成した別の案内領域が連続するようになっている。
【0031】 直線案内形材に長手方向で角度を成して続く別の案内形材は、案内構造体の両
側の対向側壁上で直線案内形材に対する角度が互いに異なっていてもよい。これ
によりエネルギー案内チェーンの横変位が或る角度範囲内で可能となり、しかも
この角度範囲内に限定されることになる。この場合、案内構造体には、エネルギ
ー案内チェーンの長手方向への移動のみを許容し且つ横変位を例えばチェーンの
リンクプレート列間の全幅内程度の僅かな幅に制限する案内領域へ至る連続的な
遷移区間が与えられることになる。案内構造体の曲がり部は、案内構造体の片側
又は両側へ向けて曲げることができる。この案内構造体の曲がり部の領域には、
エネルギー案内チェーンを支承する底部受台を設けておくことができるが、案内
構造体による側方ガイド機能だけでもよい。
【0032】 本発明を図示の実施形態について図面を参照しながら説明すれば以下の通りで
ある。
【0033】 図1aに示すエネルギー案内チェーン1は、相互に枢動可能に連結された一連
のチェーンリンク2を備え、各チェーンリンクは、それぞれ平面図で見てクラン
ク形状をした左右のリンクプレート3を有し、これらのリンクプレートは、それ
ぞれのピボットピン4を隣接チェーンリンクのリンクプレートとの部分的な重な
り合いで形成される二重壁部において隣接リンクプレートに対応して設けられて
いる丸い受容穴5に嵌合させることで一連のチェーンリンクを相互に枢動可能に
連結している。左右のリンクプレート3はそれぞれリンクプレート列6及び7を
形成し、それぞれのチェーンリンクにおける左右リンクプレート3同士は連続一
体構造の横材(図には現れていない)によって互いに結合されている。更に案内
すべきケーブル等の装着を容易とするために左右のリンクプレートから別体の横
材8が対向して延在し、ほぼ中間部で邂逅しているが、この左右からの横材は連
続一体構造のものとしてもよい。
【0034】 各リンクプレートには、その長手方向に間隔をあけて本実施例ではそれぞれ円
形のピボットピンとその受容穴5からなるピボット継手部が設けられているが、
一連のリンクプレート列における各ピボット継手部の間に位置する部分において
各リンクプレート3にはその全高に亘って延在する材料弱化部が弾性変形可能な
断面狭搾部20の形で設けられている。この断面狭搾部は、本実施例ではリンク
プレート同士の重なり合いで形成される二重壁部21、22の厚さの約1/4に
達する深さの溝を形成した弓状の薄肉ブリッジ部であり、左右方向の力が作用し
ていない無負荷状態における溝の開き角は30〜90°(図示の実施例では約4
5°)である。断面狭搾部は一方でリンクプレート自体の収縮を可能とし、この
場合、ピボット継手部はピボットピンの保持とチェーンリンク相互間の枢動に必
要な遊びを有するだけである。又、溝の開き角、即ち溝の両側面間の間隔を適正
に選ぶことによって、チェーンリンクの一連の二重壁部21、22同士を互いに
傾斜した状態に適合させることが可能となり、これによりピボット継手部に加わ
る負荷が軽減されることになる。
【0035】 リンクプレートの全高に亘って延在する材料弱化部は、各リンクプレートの2
つのピボット継手部の間でピボットピン4を受容するための穴5に近接して設け
られており、本実施例では横材8のほぼ端縁位置に設けられている。図1aに示
すように、各チェーンリンクの左右両方のリンクプレートに薄肉ブリッジ部が設
けられているが、弾性変形可能部はこれに限らず、別の形態であっても、特にそ
れが材料の減肉又は材料各部の弾性を高めることで構成されている場合は左右両
方のリンクプレートに適用することが可能である。勿論、左右いずれか一方のみ
のリンクプレートに薄肉ブリッジ部を設けてもよい。
【0036】 本実施例のエネルギー案内チェーン1は、搬送側と戻り側及びそれらを連絡す
る転回部とを形成するように配置することができ、この場合、直進区間及び曲が
り区間におけるチェーンリンク相互の枢動角度は各リンクプレート3に取付けら
れた衝合ストッパーによって制限することができる。
【0037】 図1bは、図1aに示したエネルギー案内チェーンの変更形態を示す同様の平
面図であり、この変形形態では、リンクプレート列の伸張を可能とする弾性変形
可能部20が片側のリンクプレート列7のリンクプレート3にだけ設けられてい
る。
【0038】 図2a〜cに図1aのチェーンのチェーンリンク単体を示す。両側のリンクプ
レートで溝を形成している断面狭搾部20はチェーン外側へ向かって開口し、両
側のプレートで同一形態に形成されている。上部の横材8は左右から対向して延
在する一対の別体横材であり、下部の連続一体構造の横材と共に左右のリンクプ
レートと一体に形成されている。隣接リンクプレートとの連結はピボットピン4
とその受容穴5の嵌合によるが、このピボットピン4の自由端には全周突部とし
て形成された保持突縁35が設けられており、この保持突縁によってピボットピ
ンが隣接リンクプレートの受容穴にスナップ結合するようになっている。
【0039】 このようなチェーンリンクの構造(図2も参照)により、本発明によるエネル
ギー案内チェーンは、図6に示すように第1直線領域9とそれに続くチェーン側
方へ曲ってゆく領域10とを有する配列に沿わせることができる。隣接チェーン
リンクとの曲がりは、チェーンリンクのピボット継手部で全方向に存在する遊び
による曲がりよりも大きく、本実施例では約10〜20°であるが、本発明はこ
れに限定されるものではない。チェーンリンク11によって形成される弧状、即
ち直線領域9に対して角度をなす領域10には、更に斜め側方へ直線状に延在す
るチェーン領域12が続いている。このような横方向への曲がりは、本発明によ
ってリンクプレート中に弾性変形可能部として構成された材料弱化部により可能
となり、この弾性変形可能部によって一方の側のリンクプレート列7の長さが他
方の側のリンクプレート列6の長さ以上に変化できるようになっているわけであ
る。
【0040】 チェーンリンクの二重壁部で内側に位置するリンクプレート端部は、チェーン
を横方向へ曲げ易くするために隣接チェーンリンクのリンクプレートに対面する
側の面が面取り形状又は円錐状の先細テーパー状の斜面部となっている。この場
合、斜面部3a(図1a,b、更に明確には図6参照)は、二重壁部のうちで曲
がり区間において径方向外側に位置する側のリンクプレートに設けられている。
これに対応させて、二重壁部で対面する内側のリンクプレートにはチェーン内側
へ向かって凹んだ斜面部を設けておくこともできる。二重壁部におけるリンクプ
レート端部への斜面部の適用形態は、材料弱化部を含む図示の実施形態に限定さ
れるものではない。
【0041】 図3はチェーンリンクの更に別の実施形態を示しており、この場合、リンクプ
レート列の長さを可変とする部分が、クランク形状のリンクプレートの外方プレ
ート部分27と内方プレート部分28との間の結合部分26によって構成されて
いる。結合部分26は、隣接する外方部分27と内方部分28に対して直交又は
斜めに配置されていてもよい。結合部分26は中間ブリッジ部を形成し、それに
よりクランク状に隣接する外方部分と内方部分とが一直線上に配置されていない
が、本実施例ではこれが減肉凹部29によって明瞭に達成されている。これによ
り、横向きの力が作用した際にリンクプレートの長さを可変とする結合部分26
に高い弾性変形特性が与えられている。
【0042】 図4はチェーンリンクの更に別の実施形態を示しており、この場合、チェーン
リンクの左右のリンクプレートの双方のピボットピン30、31が互いに異なる
弾性及び/又は圧縮性を有し、それによりこれらピボットピン30、31の一方
が弾性変形可能部30aを有して弾性変形可能となっており、この弾性変形可能
なピボットピンが割当てられた側のリンクプレート列の長さを可変としている。
勿論、場合によっては双方のピボットピンを弾性変形可能な構成にして、チェー
ンに横向きの力が作用したときにリンクプレート列の長さが変わって横変位が果
たされるようにしてもよい。図4に示す実施例では、リンクプレート3には弾性
変形可能なピボットピンの他に断面狭搾部20も設けられているが、この断面狭
搾部は省略してもよい。
【0043】 また、本実施例では下部の横材8が左右で横材部分8a、8bに分離された分
割横材として構成されており、これら両横材部分の同じ高さ位置にある自由端の
一方に突部36が設けられ、この突部は対応する他方の自由端に設けられている
凹部37内に係合し、横材部分8a側の凹部37のアンダーカット部38により
突部36の基部側を背後から抱持している。この場合、横材部分8a、8bは横
材の主面内で互いに或る角度範囲で枢動可能に連結され、横材長手方向への横材
部分同士の相対移動は僅かな遊びを除き、即ち実質的な遊び無しに阻止されてお
り、従ってチェーンリンクの横断面形状が大きく変形することはない。チェーン
へのケーブル等の装填又はチェーンからの取り外しに際して実質的に剛性の横材
部分8a、8bをリンクプレート3に対して回動可能とするために、本実施形態
では各横材部分のリンクプレートとの結合領域に他の部分よりも高い弾性変形能
をもつ弾性部39が設けられている。
【0044】 図5はリンクプレートの更に別の実施形態を示し、この実施形態ではピボット
ピン受容穴5に隣接するリンクプレート端部側の内周領域に材料弱化部15が設
けられており、この材料弱化部は、受容穴内周部を構成するリンクプレート材料
の減肉又は他の部位よりも高い弾性に基づいてチェーンに作用する通常の引張荷
重のもとで弾性変形可能であり、これによりチェーンのリンクプレート列の長さ
を付加的に変化可能とするものである。このリンクプレートは一体構造の射出成
形品とすることもできる。材料弱化部は受容穴の対向する内周領域にも設けるこ
とができ、これによりリンクプレート列が圧縮も果たせるようにしてもよい。
【0045】 図6は、本発明によるエネルギー案内チェーンを受け入れて移動を案内するた
めの対向配置された一対の側壁を有する案内構造体45を示しており、この案内
構造体には底部受台が設けられていてもよい。この案内構造体の一部の長さ区間
には、エネルギー案内チェーンの両側に僅かな間隙を空けて互いに線形な配向で
対面状に平行配置された一対の直線案内形材40が設けられ、これら直線案内形
材によりエネルギー案内チェーンの直線配列部分を横方向に関して案内するため
の一対の側壁が形成されている。この直線案内形材には、別の案内形材41、4
2がチェーン長手方向に一体形成されて連続しており、これら別の案内型材は直
線案内形材の長手方向に対して両側でそれぞれ異なる角度を成しており、それに
よって案内構造体の直線案内区間に至る進入部で漏斗状の案内区間がチェーンの
横変位を規制するようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明によるエネルギー案内チェーンの第1実施形態の一部を示す平面図であ
る。
【図1b】 図1aのエネルギー案内チェーンの変更形態の一部を示す平面図である。
【図2a】 図1aに示したエネルギー案内チェーンの1つのチェーンリンクを示す平面図
である。
【図2b】 図1aに示したエネルギー案内チェーンの1つのチェーンリンクを示す正面図
である。
【図2c】 図1aに示したエネルギー案内チェーンの1つのチェーンリンクを示す側面図
である。
【図3】 リンクプレートの中央部に弾性変形可能部を有するチェーンリンクの別の実施
形態を示す平面図である。
【図4】 リンクプレートに弾性変形可能なピボットピンを有するチェーンリンクの別の
実施形態を示す平面図である。
【図5】 ピボットピン受容穴の部分に材料弱化部を有するリンクプレートの別の実施形
態を示す側面図である。
【図6】 横方向に変位された領域を含むエネルギー案内チェーンが本発明による案内構
造体の内側で案内され手いる状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 エネルギー案内チェーン 2 チェーンリンク 3 リンクプレート 4 ピボットピン 5 受容穴 6、7 リンクプレート列 6a、6b リンクプレート列 8 横材 8a、8b 分割横材 9 直線部 10 曲がり部 11 チェーンリンク 12 直線部 13 リンクプレート 15 材料弱化部 20 断面狭搾部 21、22 二重壁部 26 結合部分 27 外方クランク部分 28 内方クランク部分 29 減肉凹部 30、31 ピボットピン 30a 弾性変形可能部 35 保持突縁 36 突部 37 凹部 38 アンダカット部 39 弾性部 40、41、42 案内形材 45 案内構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 全高に亘って延在するプレート(3)の断面狭搾部とす ることができる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓管、ケーブル又は電線を案内するためのエネルギー案内
    チェーンであって、各々2つのリンクプレート(3)とこれらのリンクプレート
    を相互に結合する少なくとも1つの横材(8)とからなる複数のチェーンリンク
    (2)を備え、隣接する各チェーンリンク(2)のリンクプレート(3)が相互
    に対応するピボットピン(4)とピボットピン受容穴(5)とからなるピボット
    継手部を有して該継手部により各チェーンリンク(2)を枢動可能に相互連結し
    ていると共に、隣接する各チェーンリンク(2)のリンクプレート(3)が相互
    に部分的に重なり合って一対の対向リンクプレート列(6、7)となる二重壁部
    (21、22)を形成し、ピボット継手部の相互に対応するピボットピン(4)
    とピボットピン受容穴(5)が前記リンクプレートの二重壁部(21、22)に
    配置されており、更に少なくとも一方のリンクプレート(3)が材料弱化部(1
    5、20)を備えていて、この材料弱化部により、継手部(4、5)でリンクプ
    レート(3)の全方向に現れる遊びを越えてリンクプレート列(7)の長さが可
    変となっているものにおいて、前記材料弱化部(15、20)がリンクプレート
    (3)の弾性変形可能部として形成されていることを特徴とするエネルギー案内
    チェーン。
  2. 【請求項2】 弾性変形可能部(15)が、各隣接チェーンリンク(2)の
    ピボット継手部(4、5)の位置に配置され、リンクプレート(3)の全高に亘
    り延在していることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー案内チェーン。
  3. 【請求項3】 弾性変形可能部(20)が、各隣接チェーンリンクのピボッ
    ト継手部(4、5)同士の間の位置に配置され、リンクプレート(3)の全高に
    亘り延在していることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー案内チェーン。
  4. 【請求項4】 弾性変形可能部が、リンクプレート(3)の断面狭搾部(2
    0)によって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載のエネルギー案内チェーン。
  5. 【請求項5】 断面狭搾部(20)が、その所属のリンクプレート(3)の
    主面に関して互いに側方に変位し且つこの側方変位量の減少でリンクプレートの
    長さを増加可能とする複数の離間した断面狭搾部位を含むことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  6. 【請求項6】 弾性変形可能部(30a)がピボットピン(30)に設けら
    れ、且つ該ピボットピンに対する隣接リンクプレート(3)の連結点(35)と
    該ピボットピンの所属するリンクプレート(3)に対する該ピボットピンの固定
    部との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のエネルギー案内チェーン。
  7. 【請求項7】 弾性変形可能部が、ピボットピン(4)の受容穴(5)に隣
    接する部分(15)に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  8. 【請求項8】 チェーンリンク(2)としてクランク形チェーンリンクを備
    え、該クランク形チェーンリンクを構成する各リンクプレートはチェーン外側方
    に変位した外方部分(27)とチェーン内側方に変位した内方部分(28)とこ
    れら両部分の間に位置する結合部分(26)とを有し、該結合部分(26)がリ
    ンクプレート(3)の全高に亘る弾性変形可能部を形成していることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  9. 【請求項9】 リンクプレート列(6a、7a)上の少なくとも部分的な配
    列位置に該リンクプレート列(6a、7a)の長さを可変とする弾性変形可能部
    (20)を含むリンクプレート(3)を備えた複数のチェーンリンク(2)が配
    置され、これらのチェーンリンクの互いに向き合った各リンクプレートには一方
    のリンクプレート列(6a)の長さ変化を許容する材料弱化部が存在しないこと
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  10. 【請求項10】 向き合った両方のリンクプレート(3)に弾性変形可能部
    が設けられたチェーンリンク(2)を備えていることを特徴とする請求項1〜9
    のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  11. 【請求項11】 二重壁部(21、22)における隣接チェーンリンクに対
    面する側の面にチェーン(1)の横断方向における前記隣接チェーンリンクのリ
    ンクプレート(3)の変位を助長するための斜面部(3a)を持つリンクプレー
    ト(3)を有するチェーンリンク(2)が設けられていることを特徴とする請求
    項1〜10のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  12. 【請求項12】 リンクプレート列(7)の各隣接リンクプレート(3)が
    スナップ結合(4、5、35)によって互いに連結されていることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェーン。
  13. 【請求項13】 ピボットピン(4)がスナップ結合のための保持手段(3
    5)を有することを特徴とする請求項12に記載のエネルギー案内チェーン。
  14. 【請求項14】 弾性変形可能部(20)を有するチェーンリンク(2)の
    少なくとも1つに、互いに向き合ったリンクプレート(3)のそれぞれから互い
    に相手側へ向けて途中まで延在することにより相互に分離された二部分(8a、
    8b)を形成する分割横材(8)が設けられ、分離された二部分の少なくとも一
    方の横材部分(8a)には凹部(37)が設けられると共に、これに対向する他
    方の横材部分(8b)には前記凹部内に係合する突部(36)が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のエネルギー案内チェー
    ン。
  15. 【請求項15】 請求項1〜13のいずれか1項に記載のエネルギー案内チ
    ェーンを受け入れて案内するための案内構造体(45)であって、相互に線形な
    関係に配向されて互いに向き合う位置関係に配置された一対の直線案内形材(4
    0)を有し、各案内形材がエネルギー案内チェーンを横方向に関して案内するた
    めの相互に対面する側壁を形成し、両側壁の間でチェーンが直線状に案内される
    ようにしたものにおいて、直線案内形材(40)の長手方向に対して角度を成す
    少なくとも1つの別の案内形材(41、42)が付設されていることを特徴とす
    る案内構造体。
  16. 【請求項16】 案内構造体(45)の対面側壁の双方に直線案内形材(4
    0)に対して長手方向で角度を成して連続する別の案内形材(41、42)がそ
    れぞれ設けられ、直線案内形材(40)に対してこれら別の案内形材の成す角度
    が案内構造体の両側で互いに異なっていることを特徴とする請求項15に記載の
    案内構造体。
JP2001560501A 2000-02-16 2001-02-13 エネルギー案内チェーン Expired - Fee Related JP4028238B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE20002820.0 2000-02-16
DE20002820U DE20002820U1 (de) 2000-02-16 2000-02-16 Energieführungskette
PCT/EP2001/001576 WO2001061816A1 (de) 2000-02-16 2001-02-13 Energieführungskette

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003523706A true JP2003523706A (ja) 2003-08-05
JP4028238B2 JP4028238B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=7937434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001560501A Expired - Fee Related JP4028238B2 (ja) 2000-02-16 2001-02-13 エネルギー案内チェーン

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6695014B2 (ja)
EP (1) EP1256153B1 (ja)
JP (1) JP4028238B2 (ja)
KR (1) KR100491830B1 (ja)
CN (1) CN1291535C (ja)
AU (1) AU2001246430A1 (ja)
BR (1) BR0108428A (ja)
DE (2) DE20002820U1 (ja)
ES (1) ES2220750T3 (ja)
TW (1) TW502093B (ja)
WO (1) WO2001061816A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464610B2 (ja) 2019-01-25 2024-04-09 イグス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフトゥング エネルギーチェーンのための動作的に安定したサイドプレート

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20002820U1 (de) * 2000-02-16 2000-05-25 Igus Spritzgußteile für die Industrie GmbH, 51147 Köln Energieführungskette
US7776315B2 (en) 2000-10-31 2010-08-17 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Pharmaceutical compositions based on anticholinergics and additional active ingredients
JP3722482B2 (ja) * 2003-02-17 2005-11-30 株式会社椿本チエイン ケーブル類保護案内装置
JP4121446B2 (ja) * 2003-11-17 2008-07-23 株式会社椿本チエイン ケーブル保護案内装置
JP4336602B2 (ja) * 2004-03-29 2009-09-30 津田駒工業株式会社 工作機械用の傾斜回転円テーブル
US20060035893A1 (en) 2004-08-07 2006-02-16 Boehringer Ingelheim International Gmbh Pharmaceutical compositions for treatment of respiratory and gastrointestinal disorders
PE20060777A1 (es) 2004-12-24 2006-10-06 Boehringer Ingelheim Int Derivados de indolinona para el tratamiento o la prevencion de enfermedades fibroticas
US20060179966A1 (en) * 2005-02-03 2006-08-17 Kuo Yung-Pin Flexible sheath for cables
FR2896026B1 (fr) * 2006-01-10 2009-10-02 Airbus France Sas Dispositif de protection et de guidage d'un cable d'une glace ouvrante d'une cabine de pilotage d'aeronef
US7240477B1 (en) 2006-03-20 2007-07-10 Dade Behring Inc. Flexible router for liquid tubes and electrical ribbon cables
KR100779063B1 (ko) 2006-05-16 2007-11-27 주식회사 필엔지 간판의 출몰 램프
US7966819B2 (en) * 2006-09-26 2011-06-28 Parker-Hannifin Corporation Vibration damper for fuel injector
US8039744B2 (en) * 2008-07-25 2011-10-18 Lear Corporation Structure for protectively supporting an element that extends between relatively movable components
US20100089520A1 (en) * 2008-10-13 2010-04-15 The Goodyear Tire & Rubber Company bladder, an apparatus and a method for shaping and curing a tire
JP5349126B2 (ja) * 2009-04-27 2013-11-20 株式会社スミタ チェーンによるクランプ装置
EP2446513B1 (en) * 2009-06-26 2015-06-17 Koninklijke Philips N.V. A guidance chain for guiding cables or other lines in a medical diagnostic apparatus
JP4722207B2 (ja) * 2009-08-06 2011-07-13 株式会社椿本チエイン ケーブル類保護案内装置
CN103133773B (zh) * 2011-11-25 2015-04-15 上海微电子装备有限公司 线缆导向装置以及包含有该装置的工件台***
CN102829247B (zh) * 2012-08-16 2016-06-08 北京市三一重机有限公司 多级输送***及高空作业工程机械
DE202013101421U1 (de) * 2013-04-03 2013-04-23 Igus Gmbh Öffnungshilfe
CN103398224B (zh) * 2013-06-17 2015-11-25 华为技术有限公司 一种理线结构
DE202015100479U1 (de) * 2015-02-02 2015-02-23 Igus Gmbh Kettenglied und Handhabungskette mit Kettenglied
DE202015002097U1 (de) * 2015-03-19 2016-06-22 Igus Gmbh Energieführungskette
WO2016171725A1 (en) * 2015-04-24 2016-10-27 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Cable track
US20180274696A1 (en) * 2015-09-16 2018-09-27 Macgregor Norway As Bend restrictor
JP6431024B2 (ja) * 2016-11-08 2018-11-28 矢崎総業株式会社 湾曲規制部材及び給電装置
JP6684452B2 (ja) * 2017-04-05 2020-04-22 住友電装株式会社 ハーネスガイド
CN107565494B (zh) * 2017-09-27 2024-02-02 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种平面内旋转运动有限角度走线装置
GB2568763B (en) * 2017-11-28 2020-11-25 Subsea Energy Solutions Ltd Stiffening member and protective housing assembly
JP6640255B2 (ja) * 2018-02-20 2020-02-05 矢崎総業株式会社 湾曲規制部材及び給電装置
CN110531515A (zh) * 2018-05-24 2019-12-03 成都理想境界科技有限公司 一种头戴连接装置及头戴设备
CN109459501B (zh) * 2018-12-29 2023-09-12 汕头市超声检测科技有限公司 一种用于大口径管道的超声无损检测链式扫查架
DE202019101354U1 (de) * 2019-03-09 2019-06-12 Igus Gmbh Hybride Energieführungskette für große freitragende Längen sowie insbesondere hierfür gestalteter Trennsteg
CN110137868B (zh) * 2019-05-08 2020-07-07 苏州浪潮智能科技有限公司 一种带有供电功能的坦克链装置
CN112370272A (zh) * 2019-05-27 2021-02-19 蔡桂平 一种用于关节康复训练的可变形骨架及机器人
CN111525452B (zh) * 2020-04-28 2022-05-17 广东电网有限责任公司东莞供电局 电缆用组合式转弯导向装置
CN115040756B (zh) * 2022-08-16 2022-11-04 生一科技(北京)有限公司 导管支撑装置和管腔介入***

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3330105A (en) * 1965-06-23 1967-07-11 Maysteel Products Corp Protective device for flexible conductors
GB1580892A (en) 1976-05-20 1980-12-10 Mansign Eng Ltd Chain support for cables
DE2805832C3 (de) * 1978-02-11 1981-02-05 Kabelschlepp Gmbh, 5900 Siegen Energieleitungsträger
EP0038952B1 (de) * 1980-04-30 1984-05-16 Kabelschlepp Gesellschaft mit beschränkter Haftung Energieleitungsträger
US4392344A (en) * 1981-06-30 1983-07-12 Central Safety Equipment Company Chain-link cable carrier
US5048293A (en) * 1988-12-29 1991-09-17 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Pump controlling apparatus for construction machine
DE4105652A1 (de) * 1991-02-22 1992-09-03 Kabelschlepp Gmbh Energiefuehrungskette
ES2145334T3 (es) 1991-11-26 2000-07-01 Kabelschlepp Gmbh Disposicion de guiado de tubo con fondos de ranura ensanchados.
DE4210674C2 (de) 1992-04-01 1994-10-06 Igus Gmbh Energieführungskette
US5248170A (en) * 1992-04-27 1993-09-28 Hyspan Precision Products, Inc. Expansion joint for piping system
DE4302757C1 (de) * 1993-02-01 1994-03-17 Igus Gmbh Kabelführung
WO1995011424A1 (en) * 1993-10-20 1995-04-27 Lasermaster Corporation Automatic ink refill system for disposable ink jet cartridges
DE19512088C2 (de) 1995-04-03 1997-05-07 Igus Gmbh Energiekette
DE19541928C1 (de) 1995-11-10 1997-06-12 Igus Gmbh Energieführungskette
DE29607171U1 (de) * 1996-04-22 1996-06-13 Igus Spritzgußteile für die Industrie GmbH, 51147 Köln Energieführungskette
DE19647080A1 (de) * 1996-11-14 1998-05-28 Murrplastik Systemtechnik Gmbh Kettenglied für Energieführungsketten
EP0966623B1 (de) 1997-03-13 2001-06-27 Kabelschlepp GmbH Schutzelement mit einem deckel, der in zwei unterschiedliche stabile stellungen bringbar ist
DE19715170A1 (de) 1997-04-11 1998-10-15 Kabelschlepp Gmbh Schutzelement mit einem Deckel, der in zwei unterschiedliche stabile Stellungen bringbar ist
US5740839A (en) * 1997-03-25 1998-04-21 Kuo; Hsien-Jen Flexible extension conduit
JP3157491B2 (ja) * 1997-11-28 2001-04-16 株式会社椿本チエイン 可撓体の案内支持チェーン
DE19839575A1 (de) 1998-08-31 2000-03-09 Kabelschlepp Gmbh Energieführungskette zum Führen von Leitungen mit räumlich beweglichen Kettengliedern
DE19915035C2 (de) * 1999-04-01 2001-08-09 Kabelschlepp Gmbh Leitungsführungselement zum Führen wenigstens einer Leitung
JP4454078B2 (ja) * 1999-10-08 2010-04-21 株式会社町田製作所 内視鏡の湾曲管およびその製造方法
JP3356733B2 (ja) * 1999-10-19 2002-12-16 株式会社椿本チエイン ケーブルドラグチェーン
DE20002820U1 (de) * 2000-02-16 2000-05-25 Igus Spritzgußteile für die Industrie GmbH, 51147 Köln Energieführungskette

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7464610B2 (ja) 2019-01-25 2024-04-09 イグス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフトゥング エネルギーチェーンのための動作的に安定したサイドプレート

Also Published As

Publication number Publication date
JP4028238B2 (ja) 2007-12-26
AU2001246430A1 (en) 2001-08-27
CN1291535C (zh) 2006-12-20
ES2220750T3 (es) 2004-12-16
EP1256153A1 (de) 2002-11-13
CN1401152A (zh) 2003-03-05
TW502093B (en) 2002-09-11
WO2001061816A1 (de) 2001-08-23
BR0108428A (pt) 2003-03-25
US20030136456A1 (en) 2003-07-24
DE20002820U1 (de) 2000-05-25
KR20020077902A (ko) 2002-10-14
DE50102131D1 (de) 2004-06-03
EP1256153B1 (de) 2004-04-28
US6695014B2 (en) 2004-02-24
KR100491830B1 (ko) 2005-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003523706A (ja) エネルギー案内チェーン
RU2269439C2 (ru) Резиновая лента щетки стеклоочистителя
EP1894789B1 (en) Harness guide of slide door
US7753623B2 (en) Connecting profile for interconnecting three sheet pile wall components and an arrangement of sheet pile wall components comprising such a connecting profile
JPH0989108A (ja) 樹脂製cvjブーツ
JP2002534950A (ja) ケーブルガイド
EP0787664B1 (en) Conveyor pin retention system using offset openings
US20050274850A1 (en) Energy guiding chain
US5026331A (en) Rocker joint pin type CVT chain
US8793969B2 (en) Round steel chain
JPS63277113A (ja) 平ワイヤーコンベアベルト
JPS5999142A (ja) 動力伝達チエ−ン
JP2002542753A (ja) エネルギーガイドチェーン
GB2336765A (en) A wiper assembly
CN112135989B (zh) 具有阻尼元件的能量引导链以及用于此的侧部件
JP2008536068A (ja) 揺動部材の凸面−凹面接触を備えたリンクプレートチェーン
US20200386027A1 (en) Rail slider for a cable-type window lifter of a motor vehicle
US6196380B1 (en) Apron-conveyor chain
KR101132868B1 (ko) 에너지 전달 체인 및 에너지 전달 체인을 위한 링크플레이트
KR20010006322A (ko) 동력 공급 체인
JP3495765B2 (ja) エンドレス伝動ユニット用の横材
JP2000502557A (ja) ケーブルリトラクタ
US7370465B2 (en) Cover for an energy conveying chain, in addition to chain link and energy conveying chain
US20020025867A1 (en) Rocker joint silent chain
CN115836170A (zh) 具有柔性铰接连接器的能量引导链以及侧板和用于其的铰接连接器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees