JP2003521287A - デリバリーカプセルにおける、およびデリバリーカプセルに関連する改良 - Google Patents

デリバリーカプセルにおける、およびデリバリーカプセルに関連する改良

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JP2003521287A JP2001508957A JP2001508957A JP2003521287A JP 2003521287 A JP2003521287 A JP 2003521287A JP 2001508957 A JP2001508957 A JP 2001508957A JP 2001508957 A JP2001508957 A JP 2001508957A JP 2003521287 A JP2003521287 A JP 2003521287A
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Abstract

(57)【要約】 意図されたデリバリーの部位またはデリバリーの条件に遭遇するまで、その内容物を保持し保護するよう設計されるデリバリーカプセルは、少なくとも2つの別々のチャンバ(18、20)を有し、チャンバは通常、異なった材料を含む。カプセルは好ましくは分割壁または隔壁(16)によって分割されるが、これは有利には同様の寸法および形状の2つのチャンバを形成するよう対称的に構成される中間壁の形である。カプセル化のための方法およびカプセル化装置もまた開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 この発明はデリバリーカプセルに、すなわち、内容物を放出するよう意図され
るデリバリー部位にまたはデリバリー条件に遭遇するまで、その内容物を保持し
かつ保護するよう設計されるカプセルに関する。
【0002】 発明の背景 デリバリーカプセルは周知であり、特に医薬製剤および栄養補助食品の正確に
計量された投与量のデリバリーのための経口摂取可能ゼラチンカプセルの形で適
用されている。液体製剤は典型的には、ソフトゼラチンカプセルにカプセル化さ
れ、顆粒状または粉末製剤は典型的には、2つに分かれるハードゼラチンカプセ
ルにカプセル化される。カプセルは、経口摂取の後に典型的にはカプセル壁の溶
解によってその内容物を放出するよう設計され、適切なカプセル材料を用いるこ
とにより、こうして所望の体内の部位で製剤の投与量を与えることのできる手段
を提供する。仕上げられたカプセルは、内容物を保護をしながら、体内での可溶
性を提供する。
【0003】 デリバリーカプセルの他の用途は、化粧品成分、たとえばソフトゼラチンカプ
セル内にカプセル化されて浴槽の水に放出される香料付きバスオイル、衝撃を受
けると破裂する塗料内包カプセルの形のペイントボールなどのデリバリーを含む
【0004】 現在のカプセルおよびカプセル化技術には制約がある。たとえば、粉末と液体
との取扱いの違いにより、粉末と液体とのゼラチンカプセルへのカプセル化のた
めの処理手段は極めて異なっており、両立しない。この状況は、粉末と液体との
両方を分別して保持するゼラチンカプセルを提供することを不可能にする。
【0005】 この発明は、現在のカプセルおよびカプセル化技術に対処することを意図する
【0006】 発明の要約 この発明の一局面において、少なくとも2つの別々のチャンバを有するデリバ
リーカプセルを提供する。カプセルのチャンバは、チャンバの間での連通が不可
能であるよう完全に別個であり、互いから隔てられている。これはカプセル内で
、異なるチャンバの内容物がデリバリーまで互いから分けられることを意味する
【0007】 ほとんどの場合、カプセルの異なったチャンバは、異なった材料をおそらくは
異なった物理的形態、たとえば液体、固体(たとえば錠剤、顆粒状、粉末)、ス
ラリーなどで含有するが、これは現在までは同じ材料の投与量を分けて異なった
チャンバ内に含むことは可能であっても、これは不可能であった方法である。
【0008】 カプセルは好ましくは分割壁または隔壁によって内部で分割され、有利には同
じ寸法および形状の2つのチャンバを形成するよう対称的に構成される中央壁の
形で分割される。
【0009】 もし必要であれは、たとえばさらなる別個のチャンバを構成するより小さなデ
リバリーカプセルをチャンバ内に含むことにより、カプセルの1つ以上のチャン
バをさらに分割してもよい。
【0010】 この発明はこうして、現在まで可能ではなかった方法で区画分けされたカプセ
ルを提供する。事実、これはゼラチンカプセル化のための公知の技術では不可能
であると考えられる。
【0011】 カプセル化のためにゼラチンを用いる代わりに、この発明は好ましくは加熱の
際に可塑的に変化可能である熱封止可能材料(熱可塑性材料)および/または適
切な溶媒を加えることにより部分的に溶媒和された場合に可塑的に変形すること
が可能である熱封止可能材料を用いる。好適な材料は、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース(HPMC)、ペクチン、ポリエチレンオキシド、ポリビニールア
ルコール、アルギネート、ポリカプロラクトン、ゼラチン化デンプン材料などを
含む。材料は性質を変えるために、たとえばアラビアガム、ペクチン、アルギネ
ートたとえばアルギン酸ナトリウムなどでコーティングされてもよい。たとえば
、アラビアガム、ペクチンおよびアルギネートはすべてHPMC可溶性をわずか
に遅延させる性質を有するが、その影響の程度はコーティングの厚みによって変
化する。さらに、ペクチンとアルギネートとの両方ともたとえばカルシウムによ
って橋かけ結合することができ、これは材料をpH感受性にさせ、それにより口
の中では溶解しないが、pHがより低い胃の中で溶解するようにさせる効果を有
する。多層材料をもまた用い得る。好適なカプセル材料およびコーティングの例
はWO97/35537およびWO00/27367に示される。カプセル材料
はまた、ゼラチンと比較して動物由来性でないという利点を有し、それによりウ
シ海綿状脳症(BSE)などの動物に関連する疾患を伝染させる可能性がない。
そのような材料は、たとえばリボン状のフィルムの形で商業的に入手可能である
か、またはたとえば溶液からの押出によって容易に製造することができる。現在
の好ましい材料の1つは、熱可塑性材料HPMCであり、これは膨張していても
膨張していない形であっても、コーティングがあってもなくてもよい。HPMC
は人による経口摂取に適しており、それにより経口摂取カプセルに用いることが
でき、たとえば調理、化粧用などのような他の用途にも用い得る。
【0012】 この発明に従った区画分けされたカプセルは、デリバリーの前に2つの材料を
それぞれのチャンバに単に別々に保持しておくために用い得る。これはたとえば
、混合の際に互いに反応する2つの材料を同じ部位にデリバリーする場合に有利
である:この発明に従った区画分けされたカプセルを用いることにより、2つの
材料はデリバリーの際に隔壁が溶解して材料を混合するまで、別々に保たれる。
このアプローチはまた、たとえば2つの別々の医薬製剤をデリバリーする場合に
も有利である。たとえばこのアプローチは、経口摂取の前の化学反応の可能性に
対する懸念から現在FDAの認可を得られない、ある種の多成分かぜ薬のデリバ
リーにも関連する:この発明に従ったカプセルを用い、デリバリーまでカプセル
内に内容物を別々に保持することにより、そのような問題は克服される。さらな
る例として、アキュテイン(Accutane)と呼ばれる薬剤があり、これはアクネの
治療に有効であるが、先天性異常をも引起し得る。これを確実に防ぐために、生
殖能力のある女性の服用者は、避妊薬をアキュテインと同時に服用するべきであ
る。よって安全性の理由から、避妊薬とアクネ治療薬とを同時に服用しても、経
口摂取の後も別々に保たれると極めて好ましい。これは、この発明に従った区画
分けされたカプセルを用いることにより簡単に達成される。
【0013】 さらに、(厚さおよび/または成分および/またはコーティングのいずれかの
意味において)異なった材料を用いてカプセルの異なったチャンバを規定するこ
とにより、異なったチャンバの内容物の放出を、異なった条件下で、たとえば体
内の異なる特定の部位で放出するよう構成することが可能になる。異なった区画
の内容物は、こうして体内の異なった特定の領域に標的を定められる。
【0014】 たとえば、1つの区画により厚い材料を用いると、同様の材料のより薄い層に
よって規定される区画からのものよりも、やや遅延した材料の放出をもたらし得
る。
【0015】 別の例は、チャンバの内容物がpHに依存して異なったデリバリー部位で放出
されるよう、1つのチャンバを規定する材料にpH感受性のコーティングを用い
ることである。セルロースアセテートフタレートのような腸溶性コーティングを
用いると、これもたとえば胃の内部でのような標的を定めた放出が可能になる。
エチルセルロースのようなコーティングは、溶解時間を遅延させるために用い得
る。さらなる例は、膨張したHPMCを用いて一方の区画を規定し、膨張してい
ないHPMCで他方の区画を規定することである。HPMC膨張フィルムは口の
中で急速に放出するのに対し、標準の膨張していないフィルムは、口の中に過度
に長く保たれない限り、飲み込まれた後でのみ放出するように、溶解に対する十
分な抵抗を有する。
【0016】 頑健性を向上させるため、または溶解性を変えるために、形成の後に仕上げら
れたカプセルをアルギン酸ナトリウムのような材料でコーティングすることも可
能である。
【0017】 カプセル材料は、任意でたとえばFDA認可食品・医薬品・化粧品用着色料黄
色5番のような公知の食用色素の形での着色料、また任意で風味やテクスチャを
含み得る。
【0018】 カプセルは、意図される用途に応じて適切に、さまざまな異なった寸法および
形状を有し得る。カプセルは典型的には一般的に球状、卵型、円筒状などであり
、好ましくは上述のような中央壁を組み入れる。カプセルの典型的な最大寸法は
3mmから20mmの範囲であるが、他の寸法もまた可能である。
【0019】 カプセルは、有利には真空または圧力形成技術を用いて製造され、これはWO
97/35537に記載される技術に、非常に実質的な修正により、おおまかに
基づく。
【0020】 さらなる局面においては、この発明はこうしてカプセル化の方法を提供し、方
法は、加熱の際および/または部分的に溶媒和された場合に可塑的に変形するこ
とが可能である材料の2つのフィルムを供給するステップと、フィルムを加熱し
、および/または溶媒を加えるステップと、フィルムを好適に整形されたカプセ
ル部分に形成するステップと、カプセル化されるべきそれぞれの物質を各フィル
ムのカプセル部分に供給するステップと、分割隔壁材料のフィルムを、充填され
たカプセル部分の少なくとも一方に供給するステップと、カプセル部分と隔壁材
料とをともに封止して、少なくとも2つの別々のチャンバを有するカプセルを形
成するステップとを含む。
【0021】 フィルムは好ましくは、高められた圧力または真空(または減じられた圧力)
によって、カプセル部分に形成される。
【0022】 任意のコーティングを含む扱いが容易になるように、隔壁を生成するのに2つ
の層のフィルムを用い、1つのフィルムをカプセル部分のそれぞれに与えること
が好ましい。
【0023】 好ましくは接着材料がさまざまなフィルム材料に付与されて、カプセル部分と
隔壁とをともに固定するのを支援する。カプセル封止は好ましくは熱封止によっ
て材料のフィルムをともに融着することにより達成されるが、他の封止方法をも
用い得る。
【0024】 予め形成された材料のフィルムをも用い得る。これに代えて、フィルムはたと
えば溶液からキャストされることにより、カプセル化プロセスの間に形成されて
もよい。
【0025】 さらなる局面においてはこの発明はカプセル化装置を提供し、装置は、カプセ
ル化ユニットに材料の2つのフィルムを供給するための手段と、フィルムの各々
を可塑的に変形させて好適に整形されたカプセル部分に形成するための手段と、
カプセル化されるべき物質のそれぞれを各フィルムのそれぞれのカプセル部分に
供給するための手段と、充填されたカプセル部分のうちの少なくとも1つに、分
割隔壁材料のフィルムを供給するための手段と、カプセル部分と隔壁材料とをと
もに封止して少なくとも2つの別々のチャンバを有するカプセルを生成するため
の手段とを含む。
【0026】 装置はまた典型的には、予め定められた時間間隔で計量された投与量の物質を
カプセル部分に供給するよう適合される関連の供給構成を備えた、カプセル化さ
れるべき物質の貯蔵部をも含む。構成は、シリンジポンプなどを用い得る。
【0027】 装置は有利には、熱可塑的変形を可能にするためのカプセルフィルム材料を加
熱するための加熱手段を含む。
【0028】 フィルムを変形させるための手段は有利には1対の同様の真空ベルトを含む。 この発明は、広い範囲の医薬、調理、化粧用などの成分をカプセル化するため
に適し、異なった材料の異なった部位へのデリバリー、またはデリバリーの前に
別々に保持されることが望ましい材料の同じ部位へのデリバリーを可能にする。
【0029】 この明細書に記載されるカプセルは、少なくとも2つの区別される液体または
たとえば粉末充填物である固体または、液体とたとえば粉末である固体との組合
せ、のいずれかのためのデリバリー手段を提供する。材料はまた、ゼラチンを除
外して選択することもできる。カプセル壁およびカプセル分割隔壁のために用い
られる材料の組合せは、体内の特定の部位でのカプセルの内容物のいずれかまた
は両方の部分の放出のために選択することができる。こうしてこれらの成分は、
2つの異なった特定の領域に対処するか、または同じ部位での放出の際に混合さ
れたときに相乗的に作用することができる。後者の例においては、カプセルは体
内の正しい部位に到達する前に2つの成分が混合することを防ぐ役割を果たし、
かつ最大の効率性のために正確な投与量および成分の混合を提供する。
【0030】 この発明は、経口摂取可能カプセル内の個々のチャンバ内の粉末と液体との両
方のカプセル化を可能にする。ヒドロキシプロピルメチルセルロースのような予
め形成されたフィルムロールを用いることにより、カプセルは外側の殻と分割隔
壁とを備えて形成される。そのようなカプセルにおいては、単一のチャンバに集
められると反応するような2つの異なった材料を、隔壁が溶解されるまで分割し
て保持することが可能である。
【0031】 形成ロールに表面コーティングを付与すること、およびカプセル形成の前後に
層を分割すること、または形成ロールに異なった材料を用いることにより、カプ
セルは異なった環境条件下でそれらの内容物を放出するよう形成されることがで
きる。この例は、カプセル壁の外側表面および隔壁にpH感受性コーティングを
付与することであり、これは周囲のpHに依存して異なったデリバリー部位で2
つの区別されるチャンバからそれらの内容物を放出させる。
【0032】 カプセルは、真空形成および熱封止を用いる専用機械において生成され、液体
または粉末によって充填されることができる。
【0033】 この発明をさらに、例示の目的で、添付の図面を参照して説明する。 図面の詳細な説明 図を参照すると、図1は総じて卵型のデリバリーカプセル10を概略的に示し
、カプセル10は、2つの同様の殻半片12および14の形での外側殻または壁
を含み、各々は総じて半卵型であり、カプセルはさらに、隔壁16である中央分
割壁を含み、これはカプセルを2つの同様のチャンバまたは区画18および20
に分割し、これらは互いから完全に分離され、チャンバ18およびチャンバ20
との間の連通は不可能である。
【0034】 チャンバ18および20の各々は計量された量の異なった材料(図示せず)を
含み、たとえばチャンバ18には粉末または顆粒状材料が含まれ、チャンバ22
は液体材料が含まれ、またはこの逆であるか、または2つのチャンバの各々に異
なった液体材料が含まれるか、または2つのチャンバの各々に異なった粉末また
は顆粒状材料が含まれる。
【0035】 隔壁16の殻半片12および14は、所望の性質およびカプセルの意図される
用途に依存して同様の材料または異なった材料によって作られることができる。
【0036】 たとえば、区画の機能が単に2つの材料をデリバリーの同じ部位において放出
されるまで分離させることである場合、これはカプセル壁のすべて、すなわち殻
半片12および14、および隔壁16を同一の材料、たとえばHPMC(好まし
くは上述のようにコーティングされる)にすることにより達成される。
【0037】 しかしながら、カプセルが異なった部位または異なった条件下、たとえば体内
の異なった部位で経口摂取の後にチャンバ18およびチャンバ20の内容物をデ
リバリーするよう設計されている場合、カプセル壁は異なった材料で、たとえば
殻半片12が第1の材料および殻半片14および隔壁16が第2の異なった材料
で作られ、2つの異なった材料は、異なった条件下で、たとえば異なったpH条
件または異なった時間間隔の後などで、関連の区画の内容物を放出するよう機能
することが適切である。たとえば、第1の材料はペクチンを含み、第2の材料は
HPMCを含み得る。さらなる例としては、第1の材料はコーティングされてい
ないHPMCを含み、第2の材料はたとえばアルギン酸ナトリウムでコーティン
グされたHPMCを含み得る。別の可能性は、第1および第2の材料が異なった
コーティングを、たとえばアルギン酸ナトリウムとアラビアガムとを有すること
である。さらなる可能性とは、第1の材料が膨張されたHPMCであり、第2の
材料がアルギン酸ナトリウムでコーティングされた標準のキャストHPMCであ
ることである。
【0038】 隔壁16が完全に不溶性の材料、たとえば変化なしに体内を通過する材料であ
ることも可能である。
【0039】 カプセル10の寸法は、カプセルの意図される目的に適合するよう変化させる
ことができ、最大寸法は典型的には3mmから20mmの範囲である。
【0040】 以下の例はこの発明の特定の例示を示す役割を果たすが、どのような意味にお
いてもこの発明の範囲を限定するものとは意図されない。
【0041】 例1:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、隔壁16、カプ
セル壁12および14が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを例とする同様
の材料である。
【0042】 例2:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、一方の壁と分割
隔壁とがヒドロキシプロピルメチルセルロースを例とする同様の材料であって、
他方の壁がペクチンを例とする異なった材料である。
【0043】 例3:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、壁と分割隔壁と
がヒドロキシプロピルメチルセルロースを例とする同様の材料であって、カプセ
ルの一方とカプセル分割隔壁の一方の側に、アルギン酸ナトリウムを例とするコ
ーティングを備える。
【0044】 例4:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、壁と分割隔壁と
がヒドロキシプロピルメチルセルロースを例とする同様の材料であって、カプセ
ルの両側が、アルギン酸ナトリウムを例とする同様のコーティングを有する。
【0045】 例5:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、壁12および1
4がヒドロキシプロピルメチルセルロースを例とする同様の材料であって、各々
がアルギン酸ナトリウムおよびアラビアガムを例とする異なったコーティングを
備え、分割隔壁16は前記壁に一番近い側で、アラビアガムおよびアルギネート
コーティングを備える。
【0046】 例6:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、チャンバ20が
デキストロメトルファンを例とする液体充填物を含み、隔壁16とカプセル壁1
2との間のチャンバ18はクロフェニラミンを例とする粉末充填物を含む。
【0047】 例7:図1に示されるデュアルデリバリーカプセルであって、チャンバ20と
チャンバ18とがそれぞれ、タラ肝油およびマツヨイグサ油を例とする2つの異
なった液体充填物を備える。
【0048】 図2は、この発明に従ったカプセルを生成するための装置の一実施例を概略的
に示す図である。
【0049】 示されるカプセル化装置は、2つの同様の位置合わせされた隣接する真空ベル
ト40および42を含み、各々はセグメント44と示される複数のプラスチック
被覆されたアルミニウムの関節で接続されたセグメントを含む。各セグメントは
約600mmの幅を有し、これは図2の断面図の平面に対して直交して延在し、
かつその幅をわたって並ぶ半卵形の窪み、たとえば窪み46の列を有するが、図
には各セグメントのそのような窪みのうちの1つのみが示される。2つのベルト
を同時に駆動するために駆動手段(図示せず)が提供され、ベルト40は時計回
りの方向で駆動され、ベルト42は反時計回り方向で駆動され、2つのベルトの
窪みは互いに対して位置合わせされている。窪みの各々はいくつもの微細なボア
の真空孔(図示せず)を含み、各々は直径が約0.4mmであり、真空手段(図
示せず)が−15から−30インチ水銀の範囲で真空を与えるよう配置される。
真空は、セグメントの窪みがベルトの移動の上部分にある場合に、窪みに対して
のみ与えられてもよい。
【0050】 4つのフィルム材料のロール50、52、54および56がそれぞれのスピン
ドル上で回転可能に支持され、フィルムは駆動されるニップローラ58によって
スピンドルから真空ベルトを越えて引出される。フィルムはそれぞれの誘導ロー
ラ60、62、64、66のまわりを通過して、関連の真空ベルトと接触する。
【0051】 フィルム50および52は、総じて半卵型のカプセルの外側殻半片を形成する
。このために、フィルムは真空ベッド(vacuum bed)の各々の外側端部の近傍に
位置決めされる赤外線ヒータ68および70のそれぞれの下を通過し、これはそ
の下を通過するフィルムを可塑的に変形可能な温度に加熱する作用を行なう。フ
ィルムは次いで、ベルトに加えられる真空に支援されて、真空ベルト内の窪みの
形状に変形する。
【0052】 真空ベッドとともに移動するフィルムは、次いでローラの形の接着剤付与場所
72、74のそれぞれの下を通過するが、これらは窪みの中ではなくフィルムの
表面に接着剤を付与する。
【0053】 フィルムは次いでそれぞれの充填場所76、78を通過し、外側殻半片の各々
が場所を通過するにつれて計量された材料が外側殻半片に供給される。液体材料
の計量された投与量を供給するための好適な充填装備(たとえばシリンジポンプ
、蠕動ポンプなど)および、粉末または顆粒状材料の計量された投与量を供給す
るための装備は周知である。典型的な充填容量は、カプセル半片ごとに0.1か
ら3.0mlsの範囲である。
【0054】 充填された外側殻半片は次いで真空ベッドとともに内側に向かい、隔壁形成フ
ィルム54、56の長辺が周りを通過する誘導ローラ64、66を通過する。隔
壁形成フィルムは、先行して加えられた接着剤の作用下でフィルム50および5
2の変形していない部分に接着し、カプセル半片を閉鎖する。
【0055】 こうして形成されたカプセル半片は、隔壁形成フィルムの頂部表面に接着剤を
付与する作用を行なうさらなる接着場所80、82を通過して真空ベッドととも
に内側に進む。
【0056】 カプセル半片は、真空ベルトの隣接する側面に合わせられて、2つの隔壁は接
着作用によりともに接着する。この時点で、カプセルは緩やかに貼り合わされて
いる。
【0057】 間にカプセルの配列を備えたフィルムは、同期して互いに対して近づき離れる
よう往復運動する気圧ラムに搭載された2つのヒータブロック88、90を含む
封止場所に供給される。ブロックはカプセル半片を加熱して互いに対して完全に
密封させるよう作用し、この発明に従った区画分けされたカプセルを形成する。
ブロックの一方に刃(図示せず)が設けられ、カプセルから残りの材料を切り落
とす。切断されたカプセルは下で回収されて、残りの網状の材料は廃棄物に運ば
れる。
【0058】 典型的な実施例においては、フィルムは約120nmの厚さのHPMCを含む
。そのような材料は商業的に容易に入手可能である。たとえば、HPMCはダウ
・ケミカルズ(Dow Chemicals)(米国)から入手可能であり、キャスト・フィ
ルム・テクノロジーズ(Cast Film Technologies)(米国)によってフィルムに
加工される。
【0059】 フィルム材料に任意でコーティングが、たとえばローラの上流で与えられても
よい。異なったコーティングが異なったカプセル半片形成フィルムに与えられて
もよい。
【0060】 HPMCを扱う場合に、フィルムは加熱場所において、熱可塑化しかつ変形可
能になるように約85から90℃に加熱されるべきである。
【0061】 HPMCと併せて用いるための好適な接着剤は、60%プロピレングリコール
を含むHPMCであり、これは高温でも低温でも与えることができる。他の可能
である接着剤/可塑化剤材料は、トリアセチン、モノアセチンおよび乳酸エチル
を含む。
【0062】 接着剤調製物は、もしこれが食品の等級であり、カプセル内容と反応しないの
であれば、形成ヒータの前に与えられてもよい。そのような場合においては、形
成されたカプセル半片の内側に接着剤の連続的なコーティングが存在する。これ
は、シーム内の強化をもたらすことにより、隔壁形成フィルムの接着を支援する
ことができる。
【0063】 HPMCを封止するために、加熱ブロックは150から170℃の範囲の温度
に加熱されるべきである。
【0064】 HPMCの代わりにPVAを用いる場合、熱可塑性フィルムを生成するために
はヒータの温度はより高く、約150℃でなければならず、ヒータブロックは典
型的には160から200℃の範囲の温度に加熱される。
【0065】 例示される装備は、約600mmの幅の網で1時間につき約30,000個の
カプセルを生成可能な速度で運転することができる。
【0066】 典型的な実施例においては、一方のカプセル半片に対して膨張HPMCを用い
、他方の半片に対してはアルギン酸ナトリウムでコーティングされた標準のキャ
ストHPMCを用いる。標準のキャストHPMCは、2から10ミクロン厚さの
範囲のアルギネートのコーティングを備えた、約120ミクロンの厚さを有する
【0067】 第1の接着剤の付与は、好ましくはローラを用いて、有利にはローリング、押
出しまたはスプレーによって達成されるのに対し、第2の接着剤の付与は、フィ
ルムと接触するローラによって有利に達成される。
【0068】 図2の装置によって生成されるカプセルは、図1のカプセルに総じて対応する
形状を有し、隔壁16はフィルム54および56の2つのともに接着された層に
よって構成される。カプセルは、短い中央の縁(図1には示さず)を含み、これ
は隔壁16の位置に整列して外側に沿って延在し、区画とカプセルとを封止する
ためにともに接着された4つのフィルム50、52、54、56の部分により構
成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従った、デリバリーカプセルの断面概略図である。
【図2】 この発明を用いたデリバリーカプセルを生成するためのこの発明
に従った装置の一実施例の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/32 A61K 47/32 47/34 47/34 47/36 47/36 47/38 47/38 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ノワック,エドワード イギリス、シィ・ビィ・4 9・ワイ・ジ ェイ ケンブリッジ、イムピントン、デイ ビー・クロース、4 (72)発明者 マンカスター,バリー・ジョン イギリス、シィ・ビィ・4 6・ディ・エ ックス ケンブリッジ、ミルトン、バーリ ング・ウォーク、8 (72)発明者 ブラウン,マルコム・デイビッド イギリス、アイ・ピィ・26 5・ディ・エ ス ノーフォーク、マンドフォード、ザ・ ラマス、87 Fターム(参考) 4C076 AA58 AA60 BB01 EE06 EE23 EE24 EE30 EE32 EE36 EE38 FF21 GG16 4C083 DD14 EE41 FF06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの別々のチャンバを有する、デリバリーカプ
    セル。
  2. 【請求項2】 前記チャンバの各々は異なった材料を含む、請求項1に記載
    のカプセル。
  3. 【請求項3】 前記チャンバの各々は、材料の計量された投与量を含む、請
    求項1または請求項2に記載のカプセル。
  4. 【請求項4】 一部で2つの別々のチャンバを規定する分割壁または隔壁を
    含む、請求項1、請求項2または請求項3に記載のカプセル。
  5. 【請求項5】 分割壁または隔壁は、ともに接着される2つの層の材料を含
    む、請求項4に記載のカプセル。
  6. 【請求項6】 分割壁または隔壁は、同様の寸法および形状の2つのチャン
    バを形成するよう対称的に構成される中央壁を含む、請求項4または請求項5に
    記載のカプセル。
  7. 【請求項7】 加熱の際に、および/または部分的に溶媒和された場合に可
    塑的に変形することが可能である熱封止可能材料から形成される、前記請求項の
    いずれかに記載のカプセル。
  8. 【請求項8】 前記カプセルは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペ
    クチン、ポリエチレンオキシド、ポリビニールアルコール、アルギネート、ポリ
    カプロラクトン、ゼラチン化されたデンプン材料から選択される1つ以上の材料
    から形成される、請求項6に記載のカプセル。
  9. 【請求項9】 カプセル材料の少なくとも一部はコーティングを備える、請
    求項8に記載のカプセル。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも2つのチャンバは、同様の環境下でそれら
    の内容物を放出するよう設計される、前記請求項のいずれかに記載のカプセル。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも2つのチャンバは、異なった環境下でそれ
    らの内容物を放出するよう設計される、請求項1から請求項9のいずれかに記載
    のカプセル。
  12. 【請求項12】 カプセルの異なったチャンバは、少なくとも部分的に異な
    った材料によって規定される、請求項11に記載のカプセル。
  13. 【請求項13】 前記カプセルは、少なくとも部分的にヒドロキシプロピル
    メチルセルロースによって形成される、前記請求項のいずれかに記載のカプセル
  14. 【請求項14】 ヒドロキシプロピルメチルセルロースは少なくとも部分的
    にアルギネートでコーティングされる、請求項13に記載のカプセル。
  15. 【請求項15】 カプセル化の方法であって、 加熱の際におよび/または部分的に溶媒和された場合に可塑的に変形可能であ
    る材料の2つのフィルムを供給するステップと、 フィルムを加熱および/または溶媒を加えるステップと、 フィルムを好適に整形されたカプセル部分に形成するステップと、 カプセル化されるべきそれぞれの物質を各フィルムのカプセル部分に供給する
    ステップと、 分割隔壁材料のフィルムを、充填されたカプセル部分の少なくとも一方に供給
    するステップと、 カプセル部分と隔壁材料とをともに封止して、少なくとも2つの別々のチャン
    バを有するカプセルを形成するステップとを含む、方法。
  16. 【請求項16】 カプセル化装置であって、 カプセル化ユニットに材料の2つのフィルムを供給するための手段と、 フィルムの各々を可塑的に変形して、好適に整形されたカプセル部分を形成す
    るための手段と、 カプセル化されるべきそれぞれの物質を各フィルムのそれぞれのカプセル部分
    に供給するための手段と、 分割隔壁材料のフィルムを充填されたカプセル部分の少なくとも一方に供給す
    るための手段と、 カプセル部分と隔壁材料とをともに封止して、少なくとも2つの別々のチャン
    バを有するカプセルを生成するための手段とを含む、装置。
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