JP2003521145A

JP2003521145A - 遠隔電源制御装置

Info

Publication number: JP2003521145A
Application number: JP2001552681A
Authority: JP
Inventors: ジョン，ブーキム，
Original assignee: ドンウォンテレコムカンパニーリミテッド; キム，ジョン，ブー
Priority date: 2000-01-10
Filing date: 2000-02-22
Publication date: 2003-07-08
Also published as: WO2001052590A1

Abstract

(57)【要約】開示された遠隔電源制御装置は、蛍光灯や白熱電球などの電灯、マルチコンセント、ＴＶなどの家電製品、時計などにリモートコントローラの電源制御信号により電源を制御する遠隔受信部を備え、ユーザが各製品を使う時、リモートコントローラを製品に向けてオン／オフを遠隔として制御できることは勿論、製品を使用しないプラグインの状態においても、電気の消耗が極力抑制できるようにする。本発明は、ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、電源制御信号に変換し送信するリモートコントローラと、電灯に外部の電源を供給するソケットと、一端はソケットに結合され他端は電灯が結合されるコネクターと、コネクターの所定位置に備えられ、リモートコントローラから印加された電源制御信号に従い、オン／オフスイッチング信号をソケットから出力し電源を供給／遮断する受信部から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は遠隔電源制御装置に関するものである。

【０００２】より詳しくは、蛍光灯や白熱電球等の電灯、マルチコンセント、ＴＶ等の家電
製品、時計等にリモートコントローラの電源制御信号により電源を制御する遠隔
受信部を具備し、ユーザが各製品を用いる際に、リモートコントローラを製品に
向けてオン／オフを遠隔に制御できることは勿論、製品を用いないプラグイン（
ｐｌｕｇｉｎ）の状態においても、電気の消耗が極力抑制できるようにする遠
隔電源制御装置に関するものである。

【０００３】

【従来の技術】

一般的にリモートコントローラは電灯、ＶＣＲ、ＴＶ、オーディオ機器等の各
種電子製品の電源や各種機能を遠隔から制御する時、用いられるものであって、
使用上の便利さにより幅広く用いられている。

【０００４】このようなリモートコントローラはいずれか一つの製品だけではなく、いずれ
の製品に同一に用いられることができるようにする統合リモートコントローラと
、単純に製品のオン／オフ制御のみのための電源制御用リモートコントローラな
ど種類が極めて多い。

【０００５】図１は、前述したような従来の技術による電灯の遠隔制御装置の構成を概略的
に示したブロック図である。

【０００６】図示したように、電灯の遠隔制御装置はリモートコントローラ（１）より電源
制御信号を提供される信号受信部（２）と、信号受信部（２）の電源制御信号を
増幅する増幅部（３）と、基準となる電源オン／オフ信号のデータを保存してい
るメモリ部（４）と、増幅部（３）から提供される電源制御信号とメモリ（４）
から更新された電源オン／オフ信号のデータに基づいて、電灯（７）をオン／オ
フするためのスイッチング信号を出力するマイクロコンピューター（５）と、マ
イクロコンピューター（５）のスイッチング信号に従い電灯（７）の点滅動作を
行うスイッチング部（６）から構成される。

【０００７】このように構成された従来の技術による電灯の遠隔制御装置は、まず、ユーザ
がリモートコントローラ（１）に備えられたキーを用い、電源のオン又はオフキ
ーを押すと、このキー信号が信号受信部（２）に受信され、増幅部（３）を介し
て増幅された後、マイクロコンピューター（５）に印加される。

【０００８】そうすると、マイクロコンピューター（５）においては、増幅部（３）にて入
力された電源制御信号とメモリ（４）にて入力された電源のオン／オフ信号デー
タによる電灯（７）をオン／オフするためのスイッチング信号がスイッチング部
（６）に出力され、これによりスイッチング部（６）は電灯（７）の点滅動作を
行うようになる。

【０００９】しかしながら、前述のような従来の遠隔電源制御装置は設置コストが高いだけ
ではなく、施工が非常に不便であって、オン／オフの制御に用いられる製品の数
が限定されているため、ユーザが様々なところで活用できないという問題点が発
生した。

【００１０】なお、複数の製品を一つのメイン装置を介して遠隔として制御する場合にも、
電力線自体のノイズ等による誤動作の発生確率が極めて高く、製品の信頼性が低
下する問題点があった。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】

本発明の目的は蛍光灯や白熱電球等の電灯、マルチコンセント、ＴＶ等の家電
製品、時計等にリモートコントローラの電源制御信号により電源を制御する遠隔
受信部を具備し、ユーザが各製品を用いる時、リモートコントローラを製品に向
けてオン／オフを遠隔に制御できるようにすることは勿論、製品を使用しないプ
ラグインの状態でも、電気の消耗が極力抑制できるようにする遠隔電源制御装置
を提供することにある。

【００１２】このような目的を達成するための本発明による遠隔電源制御装置は、ユーザに
より電源を制御するためのキーが入力されると、このキー信号を電源制御信号に
変換し送信を行うリモートコントローラと、電灯に外部電源を供給するソケット
と、一端はソケットに結合され他端は電灯が結合されるコネクターと、コネクタ
ーの所定の位置に具備され、リモートコントローラより印加された電源制御信号
に従ってオン／オフスイッチング信号をソケットより出力して電源を供給／遮断
する信号受信部からなることを特徴とする。

【００１３】

【課題を解決するための手段】

なお、本発明による遠隔電源制御装置はユーザにより電源を制御するためのキ
ーが入力されると、このキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコ
ントローラと、マルチコンセントと、マルチコンセントの電源線の引込み近くに
具備され、リモートコントローラより電源制御信号が受信されると、主電源の遮
断スイッチング信号及びコンセント夫々の電源遮断スイッチング信号を出力する
信号受信部からなることを特徴とする。

【００１４】なお、本発明による遠隔電源制御装置はユーザにより電源を制御するためのキ
ーが入力されると、このキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコ
ントローラと、電気電子製品と、電気電子製品の電源線の端部に形成されたプラ
グに差込まれるコネクターと、コネクターの所定の位置に具備され、リモートコ
ントローラより電源制御信号が受信されると、主電源の遮断スイッチング信号を
出力する信号受信部からなることを特徴とする。

【００１５】なお、本発明による遠隔電源制御装置はユーザにより電源を制御するためのキ
ーが入力されると、このキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコ
ントローラと、時計と、時計の前面の所定位置に具備され、リモートコントロー
ラより電源制御信号を受信してオン／オフスイッチング信号を出力する信号受信
部と、時計の前面部を照らすことができる所定の位置に具備され、信号受信部か
ら出力されたオン／オフスイッチング信号に従って点滅する電球と、受信部から
出力されたオン／オフスイッチング信号に従ってアラームの発生を制御するアラ
ーム信号制御部からなることを特徴とする。

【００１６】

【発明の実施の形態】

以下、添付の図面を参照して本発明の遠隔電源制御装置を詳細に説明する。

【００１７】図２と図３Ａ、３Ｂは本発明による遠隔電源制御装置を電灯に適用したものを
示した図面であり、その構成は次のようである。

【００１８】リモートコントローラ（１０）はユーザにより電源を制御するためのキーが入
力されると、この電源制御信号を無線で送信する。

【００１９】信号受信部（２０）は後述するコネクター（４０）、（４０Ａ）、（４０Ｂ）
の所定の位置に具備され、リモートコントローラ（１０）より送信される電源制
御信号を受信し、オン／オフスイッチング信号を後述するソケット（３０）、（
３０Ａ）、（３０Ｂ）に出力して電源を供給／遮断する。

【００２０】ソケット（３０）、（３０Ａ）、（３０Ｂ）は壁などに設けられ、受信部（２
０）から出力されるオン／オフスイッチングの信号に従って電灯（５０）、（５
０Ａ）、（５０Ｂ）に外部電源を供給／遮断する。

【００２１】コネクター（４０）、（４０Ａ）、（４０Ｂ）は、一端はソケット（３０）、
（３０Ａ）、（３０Ｂ）に結合され、他端は電灯（５０）、（５０Ａ）、（５０
Ｂ）が結合され、リモートコントローラ（１０）から出力されるＩＲ（Ｉｎｆｒ
ａｒｅｄ）又はＲＦ（ＲａｄｉｏＦｒｅｑｕｅｎｃｙ）信号が受信しやすい位
置に信号受信部（２０）を具備する。

【００２２】なお、前述したコネクターの内、図２に示したように、コネクター（４０）の
外側に一定の間隔を置き、小さな電灯が結合できる補助ソケット（４１）を複数
形成して、マルチ製品として活用でき、この場合、リモートコントローラ（１０
）を介して各電灯の電源制御を行うことができる。

【００２３】そして、図３Ａ、３Ｂに示したコネクター（４０Ａ）、（４０Ｂ）は本発明の
説明においては、ソケット（３０Ａ）、（３０Ｂ）に夫々結合されるものとして
説明したが、これに限定するものではなく、この以外にコネクター（４０Ａ）、
（４０Ｂ）を別に形成せず、ソケット内部に設けることもできる。

【００２４】電灯（５０）、（５０Ａ）、（５０Ｂ）は図面に示した白熱電球又は蛍光灯以
外にハロゲンランプ、３波長ランプ等あらゆる種類の電灯が使用できる。

【００２５】そして、図４と図５は本発明による遠隔電源制御装置をマルチコンセント、Ｔ
Ｖ等に適用したものを夫々示した図である。

【００２６】図示したように、リモートコントローラ（１０）は前述した図２と図３Ａ、３
Ｂにおいて説明したように、ユーザにより電源を制御するためのキーが入力され
ると、このキー信号を電源制御信号に変換し無線で送信を行う。

【００２７】信号受信部（２０）はマルチコンセント（６０）の電源線の引込み近く又はテ
レビ受像機（７０）などの電気電子製品における電源線の端部に形成されたプラ
グに結合されるコネクター（８０）に具備され、リモートコントローラ（１０）
より電源制御信号が受信されると、主電源の遮断スイッチング信号を出力する。

【００２８】この際、マルチコンセント（６０）の場合には、前述した図２に同様にユーザ
によるリモートコントローラ（１０）の電源制御キー操作に従って、全ての電源
を遮断するかコンセント夫々の電源が遮断できる。

【００２９】なお、テレビ受像機（７０）などの電気電子製品における電源線の端部に形成
されたプラグにつながるコネクター（８０）は、電気電子製品の電源線の端部に
形成されたプラグと連結コードとの間を接続できるようにするマルチ型の製品と
して形成できる。

【００３０】そして、テレビ受像機（７０）などの電気電子製品においては、電源制御のた
めの特定のリモートコントローラ（１０）を用いなくても、電気電子製品自体の
リモートコントローラ（図示なし）に具備された電源スイッチのオン／オフに同
期して主電源が遮断できる。

【００３１】図６は、本発明による遠隔電源制御装置を時計に適用したものを示した図であ
る。

【００３２】図示したように、リモートコントローラ（１０）は前述した図２乃至図５にて
説明したように、ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、電源
制御信号は無線で送信される。

【００３３】受信部（２０）は時計（９０）の前面で所定の位置に具備され、リモートコン
トローラ（１０）より電源制御信号を受信し、オン／オフスイッチング信号を後
述する電球（９１）又はアラーム信号制御部（９２）に出力し、電球（９１）の
点滅及びアラームの発生が制御できるようにする。

【００３４】電球（９１）は時計（９０）の前面部を照らすことができ、所定位置に具備さ
れ、信号受信部（２０）から出力されたオン／オフスイッチング信号に応じて点
滅する。

【００３５】アラーム信号制御部（９２）は信号受信部（２０）から出力されたオン／オフ
のスイッチング信号に応じてアラームの発生を制御する。

【００３６】さらに、図７は、本発明による遠隔電源制御装置を電灯に適用した他の実施の
形態を示した図であり、その構成は次のようである。

【００３７】すなわち、リモートコントローラ（１０）は前述した図２乃至図６にて説明し
たように、ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、電源制御信
号は無線で送信される。

【００３８】受信部（２０）はコネクター（４０Ｃ）の所定位置に具備され、リモートコン
トローラ（１０）より送信される電源制御信号を受信し、オン／オフのスイッチ
ング信号を後述するソケット（３０Ｃ）に出力して電源の供給／遮断を行う。

【００３９】ソケット（３０Ｃ）は壁等に設けられ、信号受信部（２０）より出力されるオ
ン／オフのスイッチング信号に応じて電灯（５０Ｃ）に外部の電源を供給／遮断
する。

【００４０】コネクター（４０Ｃ）は、一端はソケット（３０Ｃ）に結合され他端は電灯（
５０Ｃ）が結合され、リモートコントローラ（１０）より出力されるＩＲ又はＲ
Ｆ信号が受信しやすい位置に受信部（２０）が具備してある。

【００４１】この際、前述したコネクター（４０Ｃ）に具備された受信部（２０）と共に、
リモートコントローラ（１０）より出力される信号をより効率よく受信するため
に、コネクター（４０Ｃ）の外部にて電線を下方に垂らし、該端部に受信センサ
ー（後述する図９の２１Ｂ）をさらに備えて構成することもできる。

【００４２】ここで、図８は、図２乃至図６に用いたリモートコントローラと受信部の構成
を概略的に示したブロック図であり、その構成は次のようである。

【００４３】リモートコントローラ（１０）は図８に示したように、ユーザにより操作され
る電源制御キーなどが備えられたキー入力部（１１）と、キー入力部（１１）を
介してキー信号が入力されると、該当するキー信号に対するアドレスを発生させ
るアドレス部（１２）と、キー入力部（１１）を介してキー信号が入力されると
基準発振信号を出力する発振部（１３）と、発振部（１３）より出力される基準
発振信号に従ってアドレス部（１２）より出力された当該キー信号をエンコーデ
ィングするエンコーディング部（１４）と、エンコーディング部（１４）からエ
ンコーディングされた電源制御信号をＩＲ又はＲＦ信号に変換し出力する信号送
信部（１５）と、電源部（１６）からなっている。

【００４４】そして、信号受信部（２０）はリモートコントローラ（１０）より出力された
電源制御信号を検出する信号受信センサー部（２１）と、信号受信センサー部（
２１）を介して信号が検出されると、基準発振信号を出力する発振部（２２）と
、発振部（２２）より出力される基準発振信号に応じて受信センサー部（２１）
を介して入力されたキー信号をデコーディングし、オン／オフスイッチング信号
又は主電源遮断スイッチング信号を出力するデコーディング部（２３）と、デコ
ーディング部（２３）より出力されるオン／オフスイッチング信号又は主電源遮
断スイッチング信号に含まれたアドレスを検出し、各アドレスに対するオン／オ
フスイッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号を後述するインターフェー
ス部（２５）より出力するアドレス部（２４）と、アドレス部（２４）を介して
出力されたオン／オフスイッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号が電灯
、壁コンセント、マルチコンセント、電気電子製品、時計より出力されるように
インターフェシングを行うインターフェース部（２５）と、インターフェース部
（２５）を介して印加されたオン／オフスイッチング信号又は主電源遮断スイッ
チング信号に従って、主電源部（２７）から出力される電源をスイッチングする
スイッチング部（２６）により構成されている。

【００４５】図９は、図７に用いられたリモートコントローラと受信部との構成を概略的に
示したブロック図であって、前述した図８の構成と同一の部分の詳細な説明は省
略し、相違点のみを説明する。

【００４６】信号受信部（２０）は図９に示したように、リモートコントローラ（１０）よ
り出力された電源制御信号を検出するようにコネクター（４０Ｃ）の内部に備え
られる第１信号受信センサー部（２１Ａ）と、リモートコントローラ（１０）よ
り出力された電源制御信号を検出するようにコネクター（４０Ｃ）の外部にて下
方に垂らした電線の端部に具備される第２信号受信センサー部（２１Ｂ）と、第
１、第２信号受信センサー部（２１Ａ）、（２１Ｂ）の内、いずれか一つの信号
受信センサー部を介して入力されるキー信号をデコーディングし、オン／オフス
イッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号を出力するデコーディング部（
２３Ａ）からなり、その以外の構成要素は上述した図８と同様である。

【００４７】次に、このように構成された本発明による遠隔電源制御装置の作用を具体的に
説明する。

【００４８】まず、本発明の遠隔電源制御装置を電灯（５０乃至５０Ｃ）に適用する場合、
ユーザがリモートコントローラ（１０）の電源制御を所望する電灯（５０乃至５
０Ｃ）に向けた後、リモートコントローラ（１０）に具備された電源オン又はオ
フキーを押すと、このキー信号はエンコーディング部（１４）を介してエンコー
ディングされ、送信部（１５）よりＩＲ又はＲＦ信号に変換し出力される。

【００４９】このように出力された電源制御信号は電灯（５０乃至５０Ｃ）とソケット（３
０乃至３０Ｃ）との間に結合されたコネクター（４０乃至４０Ｃ）に備えられた
受信部（２０）の受信センサー部（２１）を介して受信され、受信された電源制
御信号はデコーディング部（２３）を介して変換し、インターフェース部（２５
）を介してスイッチング部（２６）にオン／オフスイッチング信号が印加される
。

【００５０】そうすると、スイッチング部（２６）においては、インターフェース部（２５
）を介して入力されるオン／オフスイッチング信号に従って電灯（５０乃至５０
Ｃ）の点滅動作を取締まるようになる。

【００５１】この時、上述したリモートコントローラ（１０）のエンコーディング部（１４
）を介してコード化される数は大体６５，０００位まで拡張が可能であり、従来
のようなマイクロコンピューターを用いなくても遠隔電源制御が行われる。

【００５２】次に、本発明の遠隔電源制御装置をマルチコンセント（６０）又はテレビ受像
機（７０）などに適用する場合、上述した電灯の場合とは異なり、製品を使用し
ないプラグインの状態においても、電気の消耗が極力抑制できるように主電源の
電源を制御するようになる。

【００５３】即ち、ユーザがリモートコントローラ（１０）を現在使わない状態に、プラグ
が接続されているマルチコンセント（６０）の電源線が引込まれる所、又はテレ
ビ受像機（７０）などの電気電子製品の電源線の端部に形成されたプラグに結合
されるコネクター（８０）に備えられた受信部（２０）に向けた後、リモートコ
ントローラ（１０）に具備された電源のオン／オフキーを押すと、エンコーディ
ング部（１４）を介してエンコーディングされ送信部（１５）を介してＩＲ又は
ＲＦ信号に変換され出力される。

【００５４】このように、リモートコントローラ（１０）から送信された電源制御信号は受
信部（２０）の信号受信センサー部（２１）を介して受信され、受信された電源
制御信号はデコーディング部（２３）を介して主電源遮断スイッチング信号に変
換し、インターフェース部（２５）を介してスイッチング部（２６）に印加され
る。

【００５５】これにより、スイッチング部（２６）においては、インターフェース部（２５
）を介して入力される主電源遮断スイッチング信号に従って、現在使用しないマ
ルチコンセント（６０）又はテレビ受像機（７０）に印加される電気を極力抑制
するようになる。

【００５６】この際、マルチコンセント（６０）の場合には、ユーザによるリモートコント
ローラ（１０）の電源制御キー操作に従い、全ての電源を遮断するかコンセント
夫々の電源が遮断でき、テレビ受像機（７０）などの電気電子製品においては、
電源制御のための特定のリモートコントローラ（１０）を使用しなくても電気電
子製品自体のリモートコントローラに具備された電源スイッチのオン／オフに同
期して主電源が遮断できる。

【００５７】最後に、本発明の遠隔電源制御装置を時計（９０）に適用した場合、ユーザは
暗い所にても、強いて電気を付けなくても容易く現在の時間が確認できることは
勿論、アラームの発生が制御できる。

【００５８】即ち、暗い所にて時間を確認しようとする時、又はアラーム信号の発生を制御
しようとする時、ユーザがリモートコントローラ（１０）を時計（９０）の前面
部の所定位置に備えられた受信部（２０）を向けた後、リモートコントローラ（
１０）に備えられた電源のオン／オフキーを押すと、エンコーディング部（１４
）を介してエンコーディングされ送信部（１５）を介してＩＲ又はＲＦ信号に変
換され出力される。

【００５９】このように、リモートコントローラ（１０）から送信された電源制御信号は受
信部（２０）の受信センサー部（２１）を介して受信され、受信された電源制御
信号はデコーディング部（２３）を介してオン／オフスイッチング信号に変換し
、インターフェース部（２５）を介してスイッチング部（２６）に印加される。

【００６０】これにより、スイッチング部（２６）においては、インターフェース部（２５
）を介して入力されるオン／オフスイッチング信号に従って電球が点灯するよう
に、又はアラームの信号制御部（９２）が動作するように電源を供給し電球（９
１）が点灯すると、ユーザは現在の時間を容易く確認することは勿論、アラーム
信号制御部（９２）を介してアラーム信号の発生が制御できるようになる。

【００６１】この時、電球（９１）が点灯した後、一定の時間が経つと、ユーザによるオフ
信号が入力されなくても、自動にオフできるようにタイマーの取付けができる。

【００６２】

【発明の効果】

以上からのように、本発明の遠隔電源制御装置によると、既存の各製品に取付
ける場合、施工が極めて簡便であることは勿論、リモートコントローラを介して
コード化される数が大体６５，０００位まで拡張が可能であるため、高価のマイ
クロコンピューターを用いなくても、遠隔から電源制御を行うことができ、エラ
ーの発生が大幅に減り、製品の信頼度が高まるとのメリットがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来技術による電灯の遠隔制御装置の構成を概略的に示したブロック図である
。

【図２】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図３Ａ】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図３Ｂ】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図４】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図５】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図６】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図７】本発明による遠隔電源制御装置の実施形態を各々示した図である。

【図８】図２乃至図６に用いられたリモートコントローラと受信部との構成を概略的に
示したブロック図である。

【図９】図８に用いられたリモートコントローラと受信部との構成を概略的に示したブ
ロック図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者キム，ジョン，ブー大韓民国，ソウル 150−073，ヨンダンポ−グ，ダーリム−３ドン， 785 −１ヒュンダイアパートメント 103 −306 Ｆターム(参考） 5K048 AA16 BA32 DB01 DB02 EB02 HA02

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、こ
のキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコントローラ；電灯に外部の電源を供給する壁に取り付けられたソケット；一端は前記ソケットに結合され他端は電灯が結合されるコネクター；及び前記コネクターの所定位置に備えられ、前記リモートコントローラから印加さ
れた電源制御信号に従い、オン／オフのスイッチング信号を前記ソケットより出
力し電源を供給／遮断する信号受信部；からなることを特徴とする遠隔電源制御装置。
【請求項２】ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、こ
のキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコントローラ；マルチコンセント；及び前記マルチコンセントの電源線の引込み近くに備えられ、前記リモートコント
ローラより電源制御信号が受信されると主電源遮断スイッチング信号及びコンセ
ント各々の電源遮断スイッチング信号を出力する信号受信部；からなることを特徴とする遠隔電源制御装置。
【請求項３】ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、こ
のキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコントローラ；電気電子製品；前記電気電子製品の電源線端部に形成されたプラグに差込まれるコネクター；
及び前記コネクターの所定の位置に備えられ、前記リモートコントローラより電源
制御信号が受信されると、主電源遮断スイッチング信号を出力する信号受信部；からなることを特徴とする遠隔電源制御装置。
【請求項４】ユーザにより電源を制御するためのキーが入力されると、こ
のキー信号を電源制御信号に変換し送信を行うリモートコントローラ；時計；前記時計の前面の所定位置に備えられ、前記リモートコントローラより電源制
御信号を受信しオン／オフスイッチング信号を出力する信号受信部；前記時計の前面部を照らすことができる所定位置に備えられ、前記受信部より
出力されたオン／オフスイッチング信号に従って点滅する電球；及び前記受信部より出力されたオン／オフスイッチング信号に従ってアラームの発
生を制御するアラーム信号制御部；からなることを特徴とする遠隔電源制御装置。
【請求項５】前記リモートコントローラは、ユーザにより操作される電源制御キー等が備えられるキー入力部；前記キー入力部を介してキー信号が入力されると、該当するキー信号に対する
アドレスを発生させるアドレス発生部；前記キー入力部を介してキー信号が入力されると、基準発振信号を出力する発
振部；前記発振部より出力される基準発振信号に従って前記アドレス部より出力され
た当該キー信号をエンコーディングするエンコーディング部；及び前記エンコーディング部でエンコーディングされた電源制御信号を出力する信
号出力部；からなることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の遠隔電源制御
装置。
【請求項６】前記信号受信部は、前記リモートコントローラより出力された電源制御信号を検出する信号受信セ
ンサー部；前記信号受信センサー部を介して信号が検出されると、基準発振信号を出力す
る発振部；前記発振部より出力される基準発振信号に従って前記受信センサー部を介して
入力されたキー信号をデコーディングし、オン／オフのスイッチング信号又は主
電源遮断スイッチング信号を出力するデコーディング部；前記デコーディング部より出力されるオン／オフのスイッチング信号又は主電
源遮断スイッチング信号に含まれたアドレスを検出し、各アドレスに対するオン
／オフスイッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号を出力するアドレス部
；前記アドレス部を介して出力されたオン／オフスイッチング信号又は主電源遮
断スイッチング信号が電灯、壁コンセント、マルチコンセント、電気電子製品、
時計により出力されるようにインターフェシングするインターフェース部；及び前記インターフェース部を介して印加されたオン／オフのスイッチング信号又
は主電源遮断スイッチング信号に従って主電源部より出力される電源をスイッチ
ングするスイッチング部；からなることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の遠隔電源制御
装置。
【請求項７】前記コネクターの外側に小さな電灯を結合できる補助ソケッ
トが複数形成されたことを特徴とする請求項１に記載の遠隔電源制御装置。
【請求項８】前記信号受信部は、前記リモートコントローラより出力された電源制御信号を検出するようにコネ
クター内部に備えられる第１信号受信センサー部；前記リモートコントローラより出力された電源制御信号を検出するように、コ
ネクターの外部にて下方に垂らした電線の端部に備えられる第２信号受信センサ
ー部；前記第１、第２信号受信センサー部を介して信号が検出されると、基準発振信
号を出力する発振部；前記発振部より出力される基準発振信号に従って前記第１、第２信号受信セン
サー部の内、いずれか一つの受信センサー部を介して入力されるキー信号をデコ
ーディングし、オン／オフのスイッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号
を出力するデコーディング部；前記デコーディング部より出力されるオン／オフスイッチング信号又は主電源
遮断スイッチング信号に含まれたアドレスを検出し、各アドレスに対するオン／
オフスイッチング信号又は主電源遮断スイッチング信号を出力するアドレス部；前記アドレス部を介して出力されたオン／オフスイッチング信号又は主電源遮
断スイッチング信号が電灯により出力されるようにインターフェシングするイン
ターフェース部；及び前記インターフェース部を介して印加されたオン／オフスイッチング信号又は
主電源遮断スイッチング信号に従って、主電源部にて出力される電源をスイッチ
ングするスイッチング部；からなることを特徴とする請求項１に記載の遠隔電源制御装置。
【請求項９】前記信号受信部は、前記電気電子製品自体のリモートコント
ローラに備えられた電源スイッチにより同期して作動することを特徴とする請求
項３に記載の遠隔電源制御装置。
【請求項１０】前記コネクターは、前記電気電子製品の電源線の端部に形
成のプラグと連結コードとの間を接続するマルチ型であることを特徴とする請求
項３に記載の遠隔電源制御装置。