JP2003520937A - ミサイル要撃ミサイル - Google Patents

ミサイル要撃ミサイル

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JP2003520937A JP2001554012A JP2001554012A JP2003520937A JP 2003520937 A JP2003520937 A JP 2003520937A JP 2001554012 A JP2001554012 A JP 2001554012A JP 2001554012 A JP2001554012 A JP 2001554012A JP 2003520937 A JP2003520937 A JP 2003520937A
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projectiles
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マイケル オッドワイヤー ジェームズ
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メタル ストーム リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 ミサイル要撃ミサイル(10)は、航跡(12)に沿って移動する攻撃ミサイルを追跡し、要撃するミサイルを含む。ミサイル(10)は、砲身部(13)内に軸方向に詰め込まれた複数の発射体と、砲身部(13)の砲口を通して順次複数の発射体を推進させるための独立した選択的に発火可能な発射装薬とを共に有する少なくとも1本の砲身部(13)を含む。複数の発射体は、航跡(12)に沿って断片コラム(20)を生成して攻撃ミサイルを破壊する。あるいは、ミサイル要撃ミサイル(10)は、攻撃ミサイル上のポイント(18)において直撃弾となるように誘導される。砲身部(13)は、航跡(12)を標的にすべく砲身部(13)がセクタ(15,16)を通じて回転されるように照準機構を包含できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、ミサイル要撃ミサイル、および攻撃ミサイルを破壊または無能力
にする方法に関する。
【0002】 ミサイルは一般に、標的に向かって高速度で移動する、故に、破壊または無能
力にするべく要撃することは極めて難しい。攻撃ミサイルを要撃するために標的
から多数の防御弾を展開することも可能であるが、これは、その脅威に対する初
期すなわち唯一の反応としては望ましくない。攻撃ミサイルのこのような要撃は
、一般に標的に近いほどより効果的となるので、初期の反応が攻撃ミサイルの破
壊または無能力にするのに失敗した場合、二次的反応が許されない。さらに、攻
撃ミサイルが実際に標的の近くで破壊または無能力にされる場合それは一層標的
にとっては大きな脅威となる。例えば、標的近くでの攻撃ミサイルのいかなる破
壊も、標的に損傷を与えるのに足る大きさの爆発となり、標的に損傷を与えるの
に足る運動量を有する攻撃ミサイルの破片の生成となる、すなわち標的に有害廃
棄物などを撒き散らすこととなる。
【0003】 攻撃ミサイルを早期発見できると、対抗策をミサイル要撃ミサイルの形態で展
開することが可能となる。ミサイル要撃ミサイルは、攻撃ミサイルとの衝突また
は攻撃ミサイルの近くでの爆発に頼る。攻撃ミサイルと首尾良く衝突するミサイ
ル要撃ミサイルのチャンスは、たとえ高性能の航空および方向指示コントロール
を用いても、攻撃ミサイルが小さいこと及びその相対的接近速度のため低い。攻
撃ミサイルの最新偏差に応じて飛行航路の最新補正を行うミサイル要撃ミサイル
の能力は、限定されている。
【0004】 攻撃ミサイルの近くで爆発するミサイル要撃ミサイルは、攻撃ミサイルの航跡
内に多数の破片を提供する、あるいは、十分に接近している場合、攻撃ミサイル
を破壊または無能力にすることができる。
【0005】 発明者は今や、砲身内に軸方向に詰め込まれた複数の発射体と、ミサイル要撃
ミサイルに搭載された砲身の砲口を通して順次発射体を推進させるための独立し
て選択的に発火可能な発射装薬とを共に有する砲身部を採用することによって、
攻撃ミサイルを巧く破壊または無能力にするチャンスが実質的に改良されること
を見つけた。
【0006】 ゆえに、1つの形態においては、本発明は、攻撃ミサイルを要撃するように構
成されたミサイルを含むミサイル要撃ミサイルを提供し、前記ミサイル要撃ミサ
イルはまた、少なくとも1つの砲身部内に軸方向に詰め込まれた多数の発射体と
、少なくとも1つの砲身部の砲口を通して順次多数の発射体を推進させるための
独立した選択的に発火可能な発射装薬とを共に有する少なくとも1つの砲身部を
含む。
【0007】 第2の形態においては、本発明は、攻撃ミサイルを破壊または無能力にする方
法であって、ミサイル要撃ミサイルは前記攻撃ミサイルを要撃するように構成さ
れたミサイルを含み、前記ミサイル要撃ミサイルがまた、少なくとも1つの砲身
部内に軸方向に詰め込まれた多数の発射体と、少なくとも1つの砲身の砲口を通
して順次多数の発射体を推進させるための独立した選択的に発火可能な発射装薬
とを共に有する少なくとも1つの砲身部を含む、ミサイル要撃ミサイルを発射し
、前記攻撃ミサイルに向けて前記多数の発射体を順次発射するステップを具備す
る方法を提供する。
【0008】 高高度弾道ミサイルのような、攻撃ミサイルは、これらが非常に効果的で、十
分な防御態勢を取るのに間に合うように発見することが困難であるので長距離攻
撃用兵器として広く採用されている。大気圏外弾道ミサイルは、極めて高速度で
移動し、攻撃ミサイルを直撃するか、またはその間近で爆発するミサイル要撃ミ
サイルに頼る直撃して破壊する方式(hit-to-kill mode)で要撃することは極め
て困難である。ある形態においては、本発明は、大気圏外弾道ミサイルを破壊ま
たは無能力にする見込みを改良するミサイル要撃ミサイルを提供する。本発明は
また、地対空ミサイル、空対地ミサイル、空対空ミサイル、地対地ミサイル、艦
対艦ミサイル、空対艦ミサイル、それらの他の組合せを含む他のミサイルの破壊
または無能力にすることに用途がある。攻撃ミサイルの正確な特性については、
本発明の定義に関して厳密的には重大でない。
【0009】 ミサイル要撃ミサイルまたは防御ミサイルは、攻撃ミサイルを要撃できる任意
の従来タイプのものであってもよい。望ましくは、ミサイル要撃ミサイルは、攻
撃ミサイルと衝突するか、またはその近くで爆発して、攻撃ミサイルを破壊また
は無能力にすることができるのが望ましい。典型的にミサイル要撃ミサイルは、
機体、推進システム、誘導システム、および任意に、攻撃ミサイルを破壊または
無能力にする爆薬を包含する。
【0010】 ミサイル要撃ミサイルは典型的に、攻撃ミサイルの航跡を追跡し、攻撃ミサイ
ルを要撃するミサイル要撃ミサイルを航跡上に維持する誘導システムを含む。誘
導システムは、少なくとも1つの砲身部の照準機構と関連付けられる航跡感知手
段を組み込んでもよい。誘導システムは、攻撃ミサイルの航跡内に多数の発射体
を正確に推進させるための砲身部に対して行われる最新照準補正を適応させるの
が好ましい。たとえミサイル要撃ミサイルの航跡を補正できなくても、その航跡
内に多数の発射体を推進させることで、攻撃ミサイルを無能力にするチャンスが
増す。
【0011】 ミサイル要撃ミサイルは、攻撃ミサイルを要撃するように構成される。ミサイ
ル要撃ミサイルの構成は、ミサイル要撃ミサイルが少なくとも1つの砲身部を、
好ましくは、攻撃ミサイルの航跡を標的にするように回転できる少なくとも1つ
の砲身部を搭載できる限り、本発明にとって厳密的には重要でない。
【0012】 ミサイル要撃ミサイルは、地上に設置した発射台、艦船、航空機または他のも
のからなど、任意の従来の手段によって発射されてもよい。
【0013】 ミサイル要撃ミサイルは、少なくとも1つの砲身部内に軸方向に詰め込まれた
多数の発射体と、少なくとも1つの砲身の砲口を通して順次多数の発射体を推進
させるための独立した選択的に発火可能な発射装薬とを共に有する少なくとも1
つの砲身部を含む。
【0014】 砲身を含み、その砲身のボアと作動的に封止係合するように砲身内に軸方向に
配置された多数の発射体、およびその砲身の砲口を通して順次それぞれの発射体
を推進させるための個別の発射装薬を含む砲身部が本発明で使用される。このよ
うな砲身部は、国際出願第PCT/AU94/00124号、同第PCT/AU
96/00459号および同第PCT/AU97/00713号に記載されてい
る。
【0015】 発射体は、通常の丸みを帯びた形状またはダート形状に加工されても良く、そ
のフィンはオフセットされて、滑腔砲身であってもよい砲身からそのダートが推
進されるとき安定スピン回転を発生させるようにしてもよい。
【0016】 発射体爆薬は、砲身内の発射体間に機能的に間隔を空けるソリッドブロックと
して形成されるか、または発射装薬は、砲身と関連付けられた事前位置決めした
電気的接触部と接触するように適合された外部接触手段を有する埋め込み***を
含む金属または他の硬質ケース内に収容されてもよい。例えば、その***は、砲
身内に容器詰めした装薬を挿入できるようにし、その合せ砲身接触部と作動的に
接触するように開口部と一直線で整列したときに砲身開口部内に飛び出すように
引っ込められるバネ式接触部を備えていることもある。必要なら、その外部ケー
スは使い捨て可能であるか、または装薬の燃焼を化学的に補助するものであって
もよい。さらに、積重ねて接合、または個別に容器詰めした発射装薬と発射体と
のアセンブリが、砲身に再装填するために準備されてもよい。
【0017】 各発射体は、発射体頭部と、少なくとも部分的に発射空間を定める拡張手段と
を包含してもよい。拡張手段は、発射体頭部から後方に延在し、隣接発射体アセ
ンブリと接触するスペーサアセンブリを含んでもよい。
【0018】 スペーサアセンブリは、発射空間と発射体頭部とを経て延在し、それによって
、圧縮荷重を、接触している隣接スペーサアセンブリを介して直に伝達する。こ
のような構成で、スペーサアセンブリは、発射体頭部の薄い円筒状後方部分であ
る拡張手段への支持を加えるようにしてもよい。さらに、拡張手段は、砲身のボ
アとの作動的封止接触を形成して燃焼が発射体頭部を過ぎて漏れるのを防ぐよう
にしてもよい。
【0019】 スペーサアセンブリは、軸方向圧縮荷重をスペーサアセンブリ間で直接的に伝
達でき、それによって、可鍛発射体頭部の変形を回避できるように、砲身のボア
と作動的に封止接触していない可鍛発射体頭部の薄い円筒状後方部分と係合する
ように外側に延びている硬質カラー部を含んでもよい。
【0020】 相補的くさび状表面をスペーサアセンブリおよび発射体頭部にそれぞれ配置し
、それによって、発射体頭部が、スペーサ手段と発射体頭部との間の相対的軸方
向圧縮に応じて砲身のボアと係合するように付勢されるようにしてもよい。この
ような構成で、発射体頭部とスペーサアセンブリとを砲身内に装填した後、軸方
向変位を起こして発射体頭部と砲身との間に十分な封止を確保するようにしても
よい。拡張手段は砲身のボアと係合するように適当に付勢される。
【0021】 発射体頭部は、スペーサアセンブリの前方端に配置したテーパ付き相補的差込
部を内部に受け入れるテーパ付き開口部をその後方端に定め、発射体頭部とテー
パ付き相補的差込部との間の相対的軸方向運動が、発射体頭部に加わる半径方向
に拡がる力を引き起こす。
【0022】 砲身は非金属であっても良く、砲身のボアは、発火手段を完全または部分的に
収容する凹所を含んでもよい。この構成で、砲身は、制御手段と発火手段との間
の電気的導通を容易にする導電体を収容する。この構成は、発射寿命限度を有す
る使い捨て可能な砲身部に利用してもよい、ゆえに、発火手段や制御ワイヤまた
は複数のワイヤをその砲身と共に一体的に製造できる。
【0023】 砲身部は、代わりに、砲身内に発火開口部を含み、発火手段を砲身の外側およ
び開口部に近接して配置してもよい。砲身は、発火手段を収容するように適合さ
れた凹所を含む非金属外部砲身で包囲するようにしてもよい。外部砲身は、制御
手段と発火手段との間の電気的導通を容易にする導電体を収容するようにしても
よい。外部砲身は、発火手段のプリント回路積層を含む積層プラスチック砲身と
して形成してもよい。
【0024】 砲身部は、互いに分離して、隣接発射体から独立した位置決め手段によって間
隔を空けた状態に維持される隣接発射体を有し、各発射体は、砲身のボアと機能
的シールを形成するための膨張可能な密閉手段を含んでもよい。位置決め手段は
隣接発射体間の発射装薬であっても良く、密閉手段は適当に、砲身内荷重を受け
たときに外側に拡がるスカート部を各発射体に含む。砲身内荷重は、発射体の装
填中、または発射体および発射装薬の縦列を整理すべく詰め込むことによるよう
な装填後に加わるか、または外部発射体、特に隣接外部発射体を発射した結果と
して生じる。
【0025】 発射体の後方端部は、発射装薬部分がその内部に延在し、発射体が後方運動す
ると発射体のスカート部がそのまわりで半径方向に膨張することになる円錐状凹
所、または部分球状凹所などの内側に減少する凹所のまわりにスカート部を含ん
でもよい。この後方運動は、発射体の比較的大きく重い前方部分からその小さく
軽いスカート部への金属流の結果として起こる発射装薬の前方部分に沿う発射体
の後方くさび運動から生じる圧縮によって起こる。
【0026】 あるいは、発射体は、発射体の後方運動時にボアと密閉係合するように外側に
変形する後方発散性周囲密閉フランジまたはカラー部を備えていてもよい。さら
に、その密閉は、発射体のそれぞれの密閉部分上に収縮する加熱した砲身に発射
体を挿入することによって実行してもよい。発射体は、発射装薬によって位置決
めし、変形可能な管状部分と協働する比較的硬質のマンドレル部分を具備し、マ
ンドレルのまわりに成形して、砲身のボアとの密閉係合となるマンドレル部分の
まわりで外側に膨張させるための発射体の先頭部とその後尾部との間の金属流に
頼る単体発射体を形成するようにしてもよい。
【0027】 発射体アセンブリは、密閉カラー部をそのまわりで支持し、砲身を通る発射体
の前方運動時に砲身ボアと密閉係合するように半径方向に膨張するように適合さ
れた後方に延びるアンビル表面を含んでもよい。そのような構成において、発射
装薬は、発射体の平らな端面と接触する円筒状前方部分を有することが好ましい
【0028】 発射体は、周囲溝内、またはボアの環状リブで、またはボアの旋条溝に着座及
び/又は位置するようにし、発射体の少なくとも外端部を包囲する金属ジャケッ
トを含んでもよい。発射体は、砲身内の環状溝内で外側に拡がり、発射時に発射
体内に引っ込んで砲身を自由に通過させる収縮可能な周囲位置決めリングを備え
ていてもよい。
【0029】 砲身部の発射装薬を順次発火する電気的発火装置は、積重ねた発射体を介して
発火信号を送ることによって前方発射装薬を発火し、前方発射装薬を発火させて
、次発火信号により作動させるための次発射装薬を発火準備状態にするステップ
を含むのが好ましい。適当に装填済み砲身の端部から内側の全ての発射装薬は、
常時閉電気的接触部間に配置されるそれぞれの絶縁信管の挿入によって発火準備
状態を無力化する。
【0030】 発射装薬の発火を電気的に行ってもよい、または発火を、最外部にある発射体
を発火させ、その結果生じる発火を制御して次発分の発射装薬を順次発火させる
中央***を使用することによるなど従来の撃針式方法を採用してもよい。これは
、燃焼ガスの後方漏れを制御、または発射体を通って延びる信管列の燃焼を制御
することによって行ってもよい。
【0031】 他の形態において、発火を、特有の発火信号で起爆させる***と関連付けられ
たそれぞれの発射装薬で電子的に制御する。例えば、積重ねた発射装薬内の***
をパルス幅発火条件を増すように順番に並べても良く、それによって、電子制御
がパルス幅を増す発火信号を選択的に送って、選択した時間順序で順次発射装薬
を発火させる。但し、好ましくは、発射装薬は、設定パルス幅信号で発火し、前
方発射装薬の燃焼が、次発信パルスで発射するための次発射装薬を発火準備状態
にする。
【0032】 このような実施形態において適当に、装填した砲身の端部から内側の全ての発
射装薬は、常時閉電気的接触部間に配置したそれぞれの絶縁信管の挿入で安全化
しており、これらの信管は、適当な発射信号の伝達時に燃焼して接触を閉じるこ
とができるように設定してあり、各絶縁信管はそれによる発火のためそれぞれの
前方発射装薬に対して開いている。
【0033】 多数の発射体を、例えば、一斉に、または高速で連続して、または引き金の反
復的手動操作に応じて発射できる。このような構成において、電気信号を、砲身
の外側で送るか、または砲身を通る電気回路を続けるべく次々にクリップ留めす
るか、または互いに電気的接触部で接触させた重ね合わせた発射体を介して送る
ようにしてもよい。これらの発射体は、制御回路を搭載するか、または砲身と共
に回路を形成するようにしてもよい。
【0034】 1つまたはそれ以上の砲身部が防御ミサイルに搭載され、それぞれの銃砲が、
攻撃ミサイルの航跡内の予測されたミサイル対ミサイル衝突位置の前と後の両方
に断片を散乱、すなわち展開させるように配置されてもよい。あるいは、単一砲
身部を使用して、予測されたミサイル対ミサイル衝突位置へ至る航跡とその位置
からの航跡とに断片を推進させるようにしてもよい。砲身部はまた、ミサイル要
撃ミサイルの航跡の変化を最小限に抑えることができるように両方向に同時に発
射するようにしてもよい。
【0035】 発射体は、攻撃ミサイルがその中を通過せざるを得ない断面のコラムを造るこ
とができるように攻撃ミサイルの航跡内で爆発することができるグレネード状発
射体であるのが好ましい。攻撃ミサイルを破壊または無能力にする見込みが、そ
れにより増加する。
【0036】 これらのまたは各々の、発射体は、旋条付き砲身から発射され、飛行航跡まで
の距離/タイミングを測定するためのスピンカウントを使用してもよい。記載さ
れた種類の砲身部から発射される多発射体の場合、スピンカウントは、発射体毎
に事前設定され、発射順序の時間的遅延が、飛行航跡に沿って展開される断片の
所望の分離、または混合となる。あるいは、タイミング機構は、攻撃ミサイル航
跡感知手段によって提供される適切な入力で飛行が調節可能であってもよい。
【0037】 砲身部に対する照準補正は、防御ミサイル上のその軸の回りでの砲台の回転に
よって行われても良く、それらの砲台は、それら自体がミサイル軸の回りで回動
可能であってもよい。このような補正は、防御ミサイルの飛行航跡の最新偏向よ
りも容易に達成される。このような照準補正は、比較的長い接近期間にわたって
監視され、実行され、それによって、比較的緩やかな補正動作を維持して、銃砲
または複数の銃砲の正確な発射を達成する。
【0038】 砲身部または複数の砲身部は、所望のミサイル航跡内に入ると爆発する発射体
を発射して攻撃ミサイル航跡の近辺に断片を散乱させる、すなわち断片を展開さ
せるので、攻撃ミサイルと防御ミサイルによってそれに搭載された断片との間で
の衝突の可能性が増す。断片は、それとの衝突が攻撃ミサイルを少なくとも部分
的に無能力にさせるほど十分な質量を有するか、または断片が爆発性断片または
爆薬であってもよい。適当に、発射体は予測されたミサイル対ミサイル衝突位置
に近接した航跡へ発射、すなわち展開されるので、発射と、断片の展開またはミ
サイル対ミサイル衝突との間の時間的ズレが最小となり、ミサイル要撃ミサイル
、攻撃ミサイルおよび発射体の飛行航跡の変動を最小限に抑えることができる。
【0039】 任意の所定のシステムに対し、既知速度を有する攻撃ミサイル、既知速度を有
するミサイル要撃ミサイル、既知砲口速度を有する砲身部、砲身部が指向される
角度は、どれだけの長さの断片コラムがどこに必要とされるかに関係なく一定で
あることが分かった。これは、180度だけオフセットされた砲身部の方向で、
攻撃ミサイルとミサイル要撃ミサイルとの予測衝突位置の前と後の断片コラムに
適用可能である。本発明のこの特徴は、ミサイル要撃ミサイルの方向への影響が
最小限で攻撃ミサイルとミサイル要撃ミサイルとの予測衝突位置の前と後に断片
コラムを確立するために等しく且つ逆の発射が実行されるとき特に有利となる。
【0040】 様々に上述したように攻撃ミサイルに対する防御方法は、この発明のさらなる
態様を構成する。
【0041】 この発明をより容易に理解し、実施するために、この発明の典型的な実施形態
を例示する添付の図および例を参照する。 好適な実施態様の説明
【0042】 図1は、攻撃弾道ミサイルの航跡12に向かって交差する航跡11に沿って移
動する防御ミサイル10を例示する線図を提供する。この形態においては、航跡
11および12は、説明のため直角に描かれている。図2で示されるように、航
跡11および12は、おそらく135度またはその辺りの鈍角で交差する。
【0043】 防御ミサイル10は、各々が、発射されたとき発射体にスピンを与えるために
各々の砲身内の旋条溝と噛み合うグレネードタイプの発射体を装填した先に記載
の種類の1つまたはそれ以上の砲身部を使用するタレット式銃砲13を含むので
、各発射体が発火用スピンカウントコントロールを使用することによって攻撃ミ
サイルの予測飛行航跡12と一致する位置に対応する防御ミサイル10から選択
された距離で発火される。
【0044】 タレット式銃砲13は、攻撃ミサイル飛行航跡のかなりの距離(例えば300
フィート程度の予測攻撃ミサイル飛行航跡12)に沿って爆発するグレネードか
らの断片コラムを配置できるように発射するとき飛行航跡11のラインにより近
い位置まで回転されてもよい。あるいは、銃砲を固定したままで、飛行航跡に沿
って爆発するグレネードを位置決めするのに要する異なる角度を、異なる速度で
グレネードを発射することによって生成してもよいので、防御ミサイルの速度、
飛行航跡11に沿った防御ミサイルの速度、およびミサイルの発射速度から結果
として得られる必要な速度ベクトルを提供でき、ベクトル15と16、およびそ
れらの間のベクトルによって線図で示されるような結果を達成する。
【0045】 防御ミサイル11の飛行航跡は、攻撃ミサイルの飛行航跡12を遮って、攻撃
ミサイルを破壊すべく18において直撃するように適合される。但し、これが起
こらない場合、生成された断片コラム20を通過することで受けるミサイルへの
損傷は、ミサイルがその目標値に到達するのを防ぐか、または標的ゾーンに向か
って移動中にそれを自然崩壊させるのに十分なものである。弾道ミサイルの場合
では、これは地球の大気圏を通って下方に移動中に起こる。
【0046】 図2で示されるように、銃砲は2つの別々の場合で発射される。最初に、衝撃
位置18へ向かう攻撃ミサイルの航跡12内に断片コラム20を生成するために
、第2に、衝撃位置の反対側に、それで予測された衝撃位置18を超えて通過し
た後に攻撃ミサイルの航跡12内にさらなる断片コラム21を形成できる。
【0047】 図2を参照するに、銃砲は、先導断片ゾーン20を生成するために発射される
前に発射して後尾断片ゾーン21を生成することが分かる。
【0048】 これに関わる予想される時間を例示するために簡単に示された例として、毎秒
26,000フィートで移動する戦略ミサイルは毎秒3,400フィートで移動
する防御ミサイルによって要撃され得ると考えられる。後尾断片ゾーン21を生
成するための銃砲の第1の発射に対し、銃砲は、攻撃ミサイルの飛行航跡12と
平行な方向に毎秒2,685フィートで後方に、毎秒610フィートの鉛直成分
で、発射するように照準が定められると考えられる。発射期間はまた、 中
0.012秒であり、発射体が発射され、0.559秒および衝撃位置18の前
1900フィートで終了し、衝撃位置18を越える攻撃ミサイルの航跡12に沿
った約300フィートの長さの断片コラムの生成となると考えられる。
【0049】 銃砲は次に、銃砲13を旋回させるか、またはその軸線の回りで防御ミサイル
10を回転させるかのいずれかによってミサイル要撃ミサイル航跡11の他方の
側から発射するために回転される。銃砲は、それで航跡12と平行な方向に毎秒
4,193フィートで、毎秒736フィートの鉛直成分で前方に発射する。発射
は、衝撃位置18の前の0.456秒および1,552フィートで開始する。発
射期間は、0.012秒程度であり、再び、 発射体が発射されるので、攻
撃戦略ミサイルが衝撃位置18の前の約400フィートの断片コラム20に入り
、衝撃前の次の300フィートの断片コラム内を通過する。
【0050】 この構成は、攻撃ミサイル航跡12と一致すると爆発するかなり多数の発射体
を、この場合では0.012秒の発射期間が利用できる非常に短期間に、推進さ
せる記述された種類の砲身部の使用によって可能となる。さらに、砲身部が完全
に電子制御されると、電子構成がまた、所望の結果を得るために飛行時の、また
は飛行前のタイミングを調整するための調整可能なスピンカウントタイミング手
段を包含できる。
【0051】 単一タレットガンは軽量化のために好ましいが、個別の銃砲または複数の銃砲
が両側への発射のために利用されてもよい。加えて、数台の銃砲が、事前設定さ
れた方向および装薬、予想される衝撃ゾーンの周りに断片のアレイを生成するた
めに、防御ミサイルの有効サイズ、および攻撃ミサイルとの何らかの形での衝突
を起こさせるチャンスを増すために、ミサイルの周りに配備されてもよい。
【0052】 図3は、特定の計画のための発射時間と発射角度とを決定する近似計算を示す
。ここでは、攻撃ミサイル31が、x軸32で定義され、33においてミサイル
要撃ミサイルによって衝撃を受けると予測される弾道に沿って移動し、砲身部3
4aおよび34bからの発射体(図示せず)の発射角度は、ミサイル要撃ミサイ
ルの攻撃角度とそれぞれの速度が既知であれば計算される。
【0053】 eは、発射体が攻撃ミサイルを要撃するに必要な、攻撃ミサイルの弾道に沿っ
た距離として示される。攻撃ミサイルが距離eを移動するのにかかる期間中に、
ミサイル要撃ミサイルは距離cを移動する。
【0054】 c=e×(ミサイル要撃ミサイルの速度/攻撃ミサイルの速度) θは攻撃ミサイルの方向に対するミサイル要撃ミサイルの攻撃角度である。
【0055】 a=c×cos(θ−180)
【0056】 b=c×sin(θ―180)
【0057】 α=tan-1(b/(e+a))
【0058】 β=α+θ―90
【0059】 ここでβはミサイル要撃ミサイルの方向に対する砲身部の角度である(攻撃
ミサイルとミサイル要撃ミサイルとの予測された衝撃の後の発射に適用可能)。
【0060】 γ=180−β
【0061】 ここでγはミサイル要撃ミサイルの方向に対する砲身部の角度である(攻撃
ミサイルとミサイル要撃ミサイルとの予測された衝撃の前の発射に適用可能。 攻撃ミサイルとの発射体の要撃時間(ti
【0062】 ti=e/攻撃ミサイルの速度 発射体の飛行時間(tf
【0063】 tf=d/発射体の速度 発射体の発射時間(tfire
【0064】 tfire=ti−tf
【0065】 上記概説した式に基づいて、発射体が攻撃ミサイルを要撃する時間および位置
が決定され、以下の例1〜8で、攻撃ミサイル、ミサイル要撃ミサイル、および
発射体の様々な速度、ミサイル要撃ミサイルの攻撃角度、攻撃ミサイルとの発射
体の要撃位置におけるこれらの計算結果が示される。便宜上、数点の中間衝撃ポ
イントしか選択されていないが、本発明は、発射が攻撃ミサイルに近接して行わ
れる短期間に極めて多数の発射体を発射できるようにすることが理解されよう。
発射が攻撃ミサイルに近くなればなるほど、誤差範囲が小さくなり、攻撃ミサイ
ルを破壊または無能力にする見込みがより高くなることが理解されよう。
【0066】 上記説明は本発明の代表的な例を実例で説明したものであり、当業者には明白
であろうそれらに対する修正や変形の全ては、ここで詳述したような本発明の明
白な趣旨および範囲を逸脱するものではないと考えられることは理解されよう。
【0067】 例1 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 220度 発射体発射機 砲口速度 426.72ms-1
【表1】
【0068】 例2 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1676.4ms-1 攻撃角度 220度 発射体発射機 攻撃角度 426.72ms-1
【表2】
【0069】 例3 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 190度 発射体発射機 攻撃角度 426.72ms-1
【表3】
【0070】 例4 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 220度 発射体発射機 砲口速度 853.44ms-1
【表4】
【0071】 例5 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 290度 発射体発射機 砲口速度 426.72ms-1
【表5】
【0072】 例6 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 345度 発射体発射機 砲口速度 426.72ms-1
【表6】
【0073】 例7 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 220度 発射体発射機 砲口速度 426.72ms-1
【表7】
【0074】 例8 攻撃ミサイル 速度 7924.8ms-1 ミサイル要撃ミサイル 速度 1036.32ms-1 攻撃角度 345度 発射体発射機 砲口速度 426.72ms-1
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、典型的なミサイル要撃ミサイルとその動作を例示する線図である。
【図2】 図2は、典型的弾道分析を例示する。
【図3】 図3は、大気圏内および外のそれぞれのミサイルおよび発射体の弾道の近似分
析を例示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攻撃ミサイルを要撃するように構成されたミサイルを含む、
    ミサイル要撃ミサイルであって、前記ミサイル要撃ミサイルはまた、少なくとも
    1つの砲身部内に軸方向に詰め込まれた多数の発射体と、少なくとも1つの砲身
    部の砲口を通して順次多数の発射体を推進させるための独立した選択的に発火可
    能な発射装薬と、を共に有する少なくとも1つの砲身部をさらに含むことを特徴
    とする、ミサイル要撃ミサイル。
  2. 【請求項2】 前記ミサイル要撃ミサイルが、攻撃ミサイルの航跡を追跡し
    、攻撃ミサイルを要撃するためにミサイル要撃ミサイルを航跡上に維持する誘導
    システムを含むことを特徴とする、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  3. 【請求項3】 前記誘導システムが、少なくとも1つの砲身部の照準機構と
    関連付けられる航跡感知手段を組み入れることを特徴とする、請求項2に記載の
    ミサイル要撃ミサイル。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの砲身部が、砲身と、砲身のボアと作動
    的に封止係合する砲身内に軸方向に配置された複数の発射体と、砲身の砲口を通
    して順次それぞれの発射体を推進させるための個別の発射装薬とを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  5. 【請求項5】 前記発射体が、丸みを帯びた、在来的に形状加工されるか、
    またはダート状であり、任意に、そのダートが砲身から推進される際に安定スピ
    ン回転を発生させるようにオフセットされたフィンを備えた発射体から成る群か
    ら選択されることを特徴とする、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  6. 【請求項6】 前記発射体が、電子チャージによって順次発火される発射装
    薬によって少なくとも1つの砲身部から推進されることを特徴とする、請求項1
    に記載のミサイル要撃ミサイル。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの砲身部が、ミサイル要撃ミサイルと攻
    撃ミサイルとの予測される衝撃の前と後との両方で攻撃ミサイルの航跡内に発射
    体を展開させるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のミサイル
    要撃ミサイル。
  8. 【請求項8】 単一砲身部が、ミサイル要撃ミサイルと攻撃ミサイルとの予
    測された衝撃の前と後との両方で攻撃ミサイルの航跡内に発射体を展開させるよ
    うに配置されることを特徴とする、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  9. 【請求項9】 前記砲身部が、ミサイル要撃ミサイルの飛行航跡のいかなる
    変動も最小限に抑えるために発射体を両方向に同時に発射することを特徴とする
    、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  10. 【請求項10】 前記発射体が、攻撃ミサイルが通過せざるを得ない断片の
    コラムを生成できるように攻撃ミサイルの航跡内で爆発できるグレネード状発射
    体であることを特徴とする、請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  11. 【請求項11】 前記発射体が、それが攻撃ミサイルの航跡を横切る位置ま
    での距離/タイミングを測定するためのスピンカウントを使用し、その位置で爆
    発することを特徴とする、請求項10に記載のミサイル要撃ミサイル。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの砲身部から発射される多数の発射体
    は、発射体毎に事前設定されたスピンカウントを有し、発射順序の遅延時間が、
    攻撃ミサイルの飛行航跡に沿って展開される断片の所望の分離または混合をもた
    らすことを特徴とする、請求項11に記載のミサイル要撃ミサイル。
  13. 【請求項13】 前記タイミング機構が、攻撃ミサイル航跡センサによって
    提供される入力で飛行が調整可能であってもよいことを特徴とする、請求項10
    に記載のミサイル要撃ミサイル。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの砲身部に対する照準補正が、ミサイル要
    撃ミサイル上の砲台のその軸の回りでの回転、及び/又はミサイル軸の回転によ
    って行われてもよいことを特徴とする請求項1に記載のミサイル要撃ミサイル。
  15. 【請求項15】 攻撃ミサイルを破壊または無能力にする方法であって、 前記攻撃ミサイルを要撃するように構成されたミサイルを含む、ミサイル要撃ミ
    サイルであって、少なくとも1つの砲身部内に軸方向に詰め込まれた多数の発射
    体と、少なくとも1つの砲身の砲口を通して順次多数の発射体を推進させるため
    の独立した選択的に発火可能な発射装薬と、を共に有する少なくとも1つの砲身
    部をさらに含む、ミサイル要撃ミサイルを発射し、前記攻撃ミサイルに前記多数
    の発射体を順次発射するステップを含む、攻撃ミサイルを破壊または無能力にす
    る方法。
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