JP2003510384A - 軟質スラブ材フォームポリオール製造方法 - Google Patents

軟質スラブ材フォームポリオール製造方法

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Abstract

(57)【要約】 エチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとのH−官能性出発物質への開環重合によってポリエーテルアルコールを調製でき、エチレンオキシドを、又はエチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物に対し98質量%以上のエチレンオキシド含量を有する)を、いずれの場合もポリエーテルアルコール質量の40質量%以下の量で出発物質に付加し、続いて、分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドを、又はエチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物の20質量%以下のエチレンオキシド含量を有する)を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ポリエーテルアルコールを製造する方法、この方法によって製造し
たポリエーテルアルコール並びにポリウレタンを製造するその用途に関する。
【0002】 ポリエーテルアルコールは、ポリウレタンを製造するのに大量に使用される。
通常それらを低級アルキレンオキシド、特にエチレンオキシド及びプロピレンオ
キシドのH−官能性出発物質への接触的付加によって製造する。使用する触媒は
通常塩基性金属水酸化物及び塩であり、水酸化カリウムが、実際上最大の重要性
を有している。
【0003】 通常アルキレンオキシドを、ブロック又はランダム混合物として付加する。ブ
ロック式の分子付加においては、一時に1種のみのアルキレンオキシドを付加し
、一方、ランダム式分子付加においては、反応混合物中にはアルキレンオキシド
の混合物が存在する。
【0004】 工業上、アルキレンオキシドとしては、入手が容易であり、安価であるため、
エチレンオキシドとプロピレンオキシドとを通常使用する。エチレンオキシドの
反応性はプロピレンオキシドよりも高いので、エチレンオキシドの分子付加がよ
り高い反応速度で進行する。ポリエーテルアルコールの製造における時空収率を
増大するためには、ポリエーテルアルコール中のエチレンオキシドの割合を可及
的に高くすることが望ましい。軟質フォームへの使用意図のあるポリエーテルア
ルコールに、末端エチレンオキシドブロックを供給することは公知であり慣用さ
れている。ポリエーテルアルコール中の一級水酸基数についての増加により、ポ
リイソシアネートとの反応における反応性の増加をもたらす。しかし、ポリエー
テルアルコールのエチレンオキシド含量の増加は、またポリエーテルアルコール
の親水性の増加をもたらし、そのために一方では、ポリエーテルアルコールにと
って望ましくないゲル生成を招くこととなる。
【0005】 更に、長鎖を有するポリエーテルアルコールの合成において、軟質ポリウレタ
ンフォーム製造用に使用するため、連鎖の増大生成が副反応を生じさせ、それが
長鎖構成の欠落を招く。この副産物は、不飽和成分に関するものであり、得られ
るポリウレタンの性能の劣化を招くものである。従って、低含量の不飽和成分を
有するポリエーテルアルコールを調製するため、今まで多くの試みが行われてい
る。これを達成するための試みとして、特に、用いるアルコキシル化の触媒を目
的とする方法に変更している。例えば、欧州特願公開第268922号公報には
、水酸化セシウムを使用することが提案されている。このものは、不飽和成分含
量を削減できるが、水酸化セシウムは高価であり、その除去処理は問題である。
【0006】 更に、低含量不飽和成分を有するポリエーテルアルコールを調製するため、D
MC触媒としても知られている多金属シアニド錯体、通常、亜鉛ヘキサシアノメ
タレートの使用もまた既知である。かかる化合物が記載されている多数の文献が
ある。例えば、東ドイツ特願公開第203735号公報及び東ドイツ特願公開第
203734号公報には、亜鉛ヘキサシアノコバルテートを用いるポリエーテル
オールの調製を記載している。
【0007】 亜鉛ヘキサシアノメタレートの調製方法もまた既知である。これらの触媒は通
常、塩化亜鉛のような金属塩の溶液と、アルカリ金属またはアルカリ土類金属シ
アノメタレート、例えば、カリウムヘキサシアノコバルテートの溶液との反応に
より調製する。一般に、沈殿工程後直ちに得られるサスペンションに対して、水
混和性ヘテロ原子含有成分を添加する。この成分は一方または双方の出発溶液中
にあらかじめ存在していてもよい。この水混和性ヘテロ原子含有成分は、例えば
、エーテル、ポリエーテル、アルコール、ケトンまたはこれらの混合物であって
もよい。かかる方法は、例えば、米国特許第3,278,457号公報、米国特
許第3,278,458号公報、米国特許第3,278,459号公報、米国特
許第3,427,256号公報、米国特許第3,427,334号公報および米
国特許第3,404,109号公報に記載されている。
【0008】 軟質スラブ材フォーム製造用のポリエーテルアルコールは一般に、直接出発物
質に結合する全ポリオールの40質量%からなる完全プロピレンオキシド内部ブ
ロックを有し、かつ、このプロピレンオキシド内部ブロックの上に、少なくとも
全ポリオールの60質量%からなるプロピレンオキシドとエチレンオキシドとの
混合ブロックを有し、少なくとも2質量%のエチレンオキシドを含有する。この
ポリオールを一般に塩基性触媒を用いて調製する。WO第97/27,236号
公報は、多金属シアニドを触媒として用い、少なくとも1個のプロピレンオキシ
ドの内部ブロックを付加している軟質スラブ材フォーム用ポリオールの調製を開
示している。しかし、この方法では、上記の欠点を生じることなくポリエーテル
アルコールのエチレンオキシド含有量の更なる増加はできない。
【0009】 生成物の親水性を有意に増加することなく、高いエチレンオキシド含有量を有
するポリエーテルアルコールを開発することが、本発明の一つの目的である。
【0010】 この目的は、エチレンオキシドと、炭素原子3個以上のアルキレンオキシドと
の開環重合によって調製できるポリエーテルアルコールであって、エチレンオキ
シドの、又はエチレンオキシドと炭素原子3個以上のアルキレンオキシドとの混
合物の内部ブロックを有し、このブロックに、炭素原子3個以上の少なくとも1
種のアルキレンオキシド、又はエチレンオキシドと炭素原子3個以上のアルキレ
ンオキシド、好ましくはプロピレンオキシドとの混合物からなるブロックが付加
され、混合されたブロックは、該混合物に対して2質量%以上、20質量%以下
のエチレンオキシドを含有するポリエーテルアルコールによって達成されること
が見出された。
【0011】 従って、本発明は、H−官能性出発物質へのエチレンオキシドとプロピレンオ
キシドとの開環重合によって調製できるポリエーテルアルコールにおいて、ポリ
エーテルアルコール質量に対し40質量%以下のエチレンオキシドを、又はエチ
レンオキシドと炭素原子3個以上のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物に
対し98質量%以上のエチレンオキシドを含有する)を出発物質に付加し、続い
て、炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドを、又はエチレン
オキシドと炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物
(該混合物に対し20質量%以下のエチレンオキシドを有する)を付加したこと
を特徴とするポリエーテルアルコールを提供する。
【0012】 エチレンオキシドと炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシド
との混合物を付加する場合には、エチレンオキシドの含有量は、混合物の質量に
対して0.5質量%以上とする必要がある。
【0013】 分子中に炭素原子3個以上を有するアルキレンオキシドとして、プロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド及びイソブチレンオキシド並びに上記アルキレンオキ
シドの2種以上の混合物はいずれも好ましく使用されるが、特に好ましいのはプ
ロピレンオキシドである。
【0014】 本発明の好適実施形態においては、連鎖の末端において、即ち、炭素原子3個
以上のアルキレンオキシドの、又は、エチレンオキシドと炭素原子3個以上のア
ルキレンオキシドとの混合物の分子付加の後、エチレンオキシドをポリエーテル
アルコールに付加することができる。連鎖の末端に付加したこのエチレンオキシ
ドの量は、ポリエーテルアルコール質量の15質量%以下であることが好ましい
。このようなポリエーテルアルコールは、常温硬化ポリウレタンフォームの製造
に好ましく使用される。かかるエチレンオキシド末端ブロックを有しない本発明
のポリエーテルアルコールを軟質ポリウレタンフォーム、特には軟質スラブ材フ
ォームの製造に使用することが好ましい。
【0015】 驚くべきことに、本発明のポリエーテルアルコールの親水性は、ポリエーテル
鎖中に同量のエチレンオキシドを含有するが、連鎖中のアルキレンオキシドの分
布が異なる慣用のポリエーテルアルコールの親水性よりも有意に低いことが見出
されている。
【0016】 本発明は、更に、上記ポリエーテルアルコールの製造方法を提供する。触媒の
存在下、H−官能性出発物質に対するアルキレンオキシド、エチレンオキシド及
び炭素原子3個以上のアルキレンオキシドの開環重合によって、本発明のポリエ
ーテルアルコールを製造する。
【0017】 本発明方法の好適実施形態においては、塩基性触媒の存在下にアルキレンオキ
シド全量の分子付加を実施する。使用し得る塩基性触媒は、例えば、アミン、塩
基性塩、金属酸化物及び金属水酸化物である。好ましくは、アルカリ金属及び/
又はアルカリ土類金属水酸化物を使用する。工業的には、水酸化カリウムが通常
使用される。
【0018】 本発明方法の更に好適な実施形態においては、アルキレンオキシドの分子付加
用触媒として時にはDMC触媒とも言われる多金属シアニドを使用する。この触
媒を使用する利点は、第一にアルキレンオキシドの分子付加において高い反応速
度であること、第二に、この方法で調製したポリエーテルアルコールが、不飽和
成分の低含有量であることである。しかし、この実施形態は、DMC触媒を使用
する場合に、初期において反応の出発が遅延するという欠点を有する。
【0019】 また、本発明方法の好適実施形態においては、異なる触媒を用いてポリエーテ
ル鎖の各種の部分を付加する。従って、塩基性触媒を用いて連鎖の最初にエチレ
ンオキシドブロックを付加し、次いでDMC触媒を用いて炭素原子3個のアルキ
レンオキシドのみ、又はそれで大部分を構成するブロックを付加することが有利
である。所望に応じて連鎖の末端に存在するエチレンオキシドブロックを、同様
にDMC触媒によって付加することができるが、好ましくは塩基性触媒とする。
この方法は、多金属シアニド触媒を使用する場合に反応の出発点で頻繁に生じる
遅延を回避するという利点を有している。これは、追加精製工程によるコスト増
大と比較考量される。
【0020】 異なる触媒を用いる場合には、触媒を変えるに先立って、ポリエーテルアルコ
ールを精製して触媒を除去することが必要である。特に、塩基性触媒からDMC
触媒に変更する場合には、微量な塩基性触媒、特に慣用されているアルカリ金属
水酸化物がDMC触媒に有毒となり得るので、通常、完全な精製を実施する。
【0021】 また、本発明は、ポリイソシアネートをイソシアネート基に対して反応性のあ
る少なくとも2個の水素原子を有する化合物と反応させることによって製造する
ことができるポリウレタンであって、イソシアネート基に対して反応性のある少
なくとも2個の水素原子を有する化合物として本発明のポリエーテルアルコール
を使用したポリウレタンを提供する。好ましくは、軟質ポリウレタンフォームを
製造するために本発明のポリエーテルアルコールを使用するが、特には、スラブ
材フォーム及び熱硬化モールドフォームを製造するためには末端にエチレンオキ
シドブロックのないポリエーテルアルコールを用い、また、特には、常温硬モー
ルドフォームを製造するためには末端エチレンオキシドブロックを有するポリエ
ーテルを使用する。
【0022】 本発明のポリエーテルオール調製のための出発物質として、分子中に2〜8個
の水酸基を有する慣用の多官能アルコールを使用する。特に、軟質ポリウレタン
フォームを製造するために慣用されているようなポリエーテルアルコールを調製
するのに、2−及び/又は3−官能のアルコール、例えば、エチレングリコール
、プロピレングリコール、グリセロール又はトリメチロールプロパンを使用する
【0023】 本発明のポリエーテルアルコールは、好ましくは1000〜100,000の
範囲の分子量を有する。
【0024】 上述の如く、使用するアルキレンオキシドは、上記の割合で用いられるエチレ
ンオキシド及び炭素原子3個以上のアルキレンオキシドである。
【0025】 本発明の方法において用いられる多金属シアニド触媒は、通常、次式(I)、
M1 a[M2(CN)b(A)c]d・fM1gXn・h(H2O)・eL (I) ここで、 M1は、Zn2+、Fe2+、Co3+、Ni2+、Mn2+、Co2+、Sn2+、Pb2+、Mo4+、Mo6+、Al3+
V4+、V5+、Sr2+、W4+、W6+、Cr2+、Cr3+、Cd2+からなる群から選択される金属イ
オンであり、 M2は、Fe2+、Fe3+、Co2+、Co3+、Mn2+、Mn3+、V4+、V5+、Cr2+、Cr3+、Rh3+
Ru2+、Ir3+からなる群から選択される金属イオンであり、かつ、 M1およびM2は同一でも異なっていてもよく、 Aはハライド、ヒドロキシド、スルフェート、カーボネート、シアニド、チオシ
アネート、イソシアネート、シアネート、カルボキシレート、オキサレートおよ
びニトレートからなる群から選択されるアニオンであり、 Xはハライド、ヒドロキシド、スルフェート、カーボネート、シアニド、チオシ
アネート、イソシアネート、シアネート、カルボキシレート、オキサレートおよ
びニトレートからなる群から選択されるアニオンであり、 Lはアルコール、アルデヒド、ケトン、エーテル、ポリエーテル、エステル、ウ
レア、アミド、ニトリルおよびスルフィドからなる群から選択される水混和性リ
ガンドであり、 また、 a、b、c、d、gおよびnは化合物が電気的に中性となるよう選択され、さらに、 eはリガンドの配位数であり、 fは0に等しいかまたはそれより大きい分数または整数であり、かつ、 hは0に等しいかまたはそれより大きい分数または整数である。
【0026】 これらの化合物は、水溶性金属塩の水溶液をヘキサシアノメタレート化合物、
特には塩または酸の水溶液と一緒にし、溶液の混合中かまたはその後、該溶液に
水溶性リガンドを添加することによる一般に知られた方法により製造される。
【0027】 その高い活性により、多金属シアニド化合物は、本発明のポリエーテルアルコ
ールの合成に極めてよく適合している。使用する触媒濃度は、調製するポリエー
テルポリオールの全量に対して、1質量%未満であり、好ましくは0.5質量%
未満、特に好ましくは1000ppm未満であり、特には500ppm未満、更
に特に好ましくは100ppm未満である。多金属シアニド化合物によるポリエ
ーテルアルコールの調製は、連続式又はバッチ式のいずれでも実施できる。合成
は、懸濁状でも、固定床でも、あるいは移動床又は流動床でも実施できる。
【0028】 圧力及び温度に関する反応条件については、塩基性化合物による接触反応と多
金属シアニドによる接触反応とでは、原理的には相異はない。アルキレンオキシ
ドの分子付加は、50℃〜200℃、好ましくは90℃〜150℃で実施し、分
子中炭素原子3個以上のアルキレンオキシドの分子付加には、0.001バール
〜100バール、好ましくは0.001バール〜20バールの範囲の圧力で、ま
たエチレンオキシドの分子付加には、好ましくは1〜40バールの範囲の圧力で
実施する。アルキレンオキシドを導入する前に、通常、不活性気体、例えば、窒
素でフラッシュして、反応槽を不活性化する。
【0029】 通常、アルキレンオキシドの分子付加に続いて、アルキレンオキシドの完全な
反応を行わしめるため、反応後処理を行う。
【0030】 反応後、生成したポリエーテルアルコールを通常の方法で仕上げるが、第一に
、ストリッピング又は蒸留によって粗製ポリエーテルアルコールから、未反応ア
ルキレンオキシド及び他の揮発成分を除去し、必要に応じて懸濁物及び/又は機
械的汚染物を濾過によって除去する。
【0031】 最終工程が塩基性接触反応の場合には、触媒をポリエーテルアルコールから通
常の方法で除去しなければならない。このため、塩基性触媒を、通常、酸で中和
し、生成した塩を濾過によってポリエーテルアルコールから除去する。
【0032】 最終工程が多金属シアニド化合物を用いる接触反応の場合には、触媒はポリエ
ーテルアルコール中に残存させることもできるが、必要に応じて、例えば、濾過
によって除去することもできる。
【0033】 本発明のポリエーテルアルコールは、ポリウレタン、特には軟質ポリウレタン
フォームの製造に極めて良好に適合する。それは、ポリウレタン製造処方の他の
成分と極めて容易に相溶し、ポリエーテル鎖中に比較的高いエチレンオキシド単
位の含量であるにも拘わらず、低い親水性を有する。プロピレンオキシドに比し
てエチレンオキシドの重合反応速度が高いため、本発明のポリエーテルアルコー
ルの製造における時空収率は、同様の応用分野での通常のポリエーテルアルコー
ルの場合よりも高い。アルキレンオキシドの少なくとも一部を触媒として多金属
シアニド化合物を用いて付加する場合には、更に時空収率の増加を達成すること
ができる。
【0034】 本発明を、下記の実施例によって説明する。
【0035】 実施例1及び2 出発物質へのエチレンオキシドの付加 実施例1 1115gのグリセロールと、32.5gの47%濃度の水酸化カリウム水溶
液を10リットルの反応槽に仕込んだ。水銀柱1mm未満の減圧下、95〜10
0℃で1.5時間に亘って水分を除去した。110℃、3.5バールの絶対圧力
の窒素下で、3980gのエチレンオキシドを6時間に亘って計量投入した。反
応終了後、続いて水流真空ポンプを用いてケイ酸マグネシウム・アンボゾル(A
mbosol)(登録商標)250gと、水50gとを添加して触媒を除去し、
続いてポリエーテルアルコールを濾過し、蒸留により脱水した。
【0036】 生成したポリエーテルアルコールは、下記の性能を有していた。 水酸基数:394mgKOH/g,25℃での粘度:240ミリパスカル,カリ
ウム含量:5ppm
【0037】 実施例2 612gのグリセロールと、31.7gの47%濃度の水酸化カリウム水溶液
及び4356gのエチレンオキシドを反応した以外は、実施例1の操作を繰返し
た。
【0038】 生成したポリエーテルアルコールは、下記の性能を有していた。 水酸基数:219mgKOH/g,25℃での粘度:222ミリパスカル,カリ
ウム含量:3ppm
【0039】 実施例3及び4 ポリエーテルアルコール調製 10リットル撹拌式反応槽で合成を実施した。これに50℃で、実施例1及び
2の反応生成物を仕込んだ。反応槽の内容を、排気と窒素の充填を3度行って不
活性化した。排気を105℃、1ミリバール未満の絶対圧力で1.5時間に亘っ
て行った。次いで、酢酸亜鉛とヘキサシアノコバルチン酸との反応による二重金
属シアニド触媒とtert−ブタノールとを加えた。反応槽を再び排気と窒素充填を
3度行った。続いて、1ミリバール未満の絶対圧力で排気を行い、約半時間で温
度を125℃に上昇させた。この温度で、プロピレンオキシドとエチレンオキシ
ドとの混合物を添加した。更に125℃で30分後、生成したポリエーテルアル
コールを減圧下で揮発性成分を除去した。触媒を除去するため、ポリエーテルア
ルコールを、ザイツディープフィルター(Seitz deep filter)(K900)
の二重層を通して濾過した。
【0040】 使用した出発物質の量と調製したポリエーテルアルコールの性能を表1に示す
【0041】 実験結果 全ポリエーテルアルコールは、グリセロールとエチレンオキシドとの内部ブロ
ックを有する。実施例3では、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合
ブロック、実施例4では、プロピレンオキシドのブロックで接続している。
【0042】 不飽和成分の割合が極少量しかないポリエーテルアルコールを得た。本発明の
方法によって、極めて低い水酸基数を有する生成物も得ることができる。全ての
場合で、ポリエーテルアルコールは、狭い分子量分布であった。
【0043】
【表1】
【0044】 実施例5(比較例)及び6 フォームの製造 比較例5と実施例6として、表2に示すポリオールとイソシアネート成分を反
応させ、軟質ポリウレタンフォームを製造した。ポリオールの構成成分を強力に
混合し、次いでイソシアネート成分を撹拌しながら添加し、反応混液を開放モー
ルドに注入してその中で発泡させ、ポリウレタンフォームを生成した。
【0045】 本発明のポリウレタンフォーム生成物の性能を同様に表2に要約した。用いた
試験規格を表3に示す。
【0046】
【表2】
【0047】 ポリオールA:グリセロールから出発し、30質量部のプロピレンオキシドの
内部ブロックと、これに接続して、57質量部のプロピレンオキシドと10質量
部のエチレンオキシドとの混合ブロックを有するポリエーテルアルコール。
【0048】
【表3】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月12日(2001.10.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ロレンツ,ラインハルト ドイツ、48366、レル、フライゼンブロッ ク、61 (72)発明者 ユンゲ,ディーター ドイツ、67227、フランケンタール、ジャ ン−ガンス−シュトラーセ、38 (72)発明者 ハレ,カトリン ドイツ、01109、ドレスデン、ズィルヒャ ーシュトラーセ、4 Fターム(参考) 4J005 AA03 AA04 BB02 4J034 DB03 DB07 DG03 DG04 HA01 HA07 HC12 HC46 HC52 HC61 HC71 KD12 NA03 QC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1
    種のアルキレンオキシドとのH−官能性出発物質への開環重合によって製造する
    ことができるポリエーテルアルコールにおいて、エチレンオキシドを、又はエチ
    レンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシド
    との混合物(該混合物に対し98質量%以上のエチレンオキシド含量を有する)
    を、いずれの場合もポリエーテルアルコール質量に対し40質量%以下の量で出
    発物質に付加し、次いで、分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレ
    ンオキシドを、又はエチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1
    種のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物に対し20質量%以下のエチレン
    オキシド含量を有する)を付加したことを特徴とするポリエーテルアルコール。
  2. 【請求項2】 分子中炭素原子3個以上のアルキレンオキシドとして、プロ
    ピレンオキシド、ブチレンオキシド、イソブチレンオキシド又は上記アルキレン
    オキシドの少なくとも2種の混合物を用いた請求項1記載のポリエーテルアルコ
    ール。
  3. 【請求項3】 分子中炭素原子3個以上のアルキレンオキシドとして、プロ
    ピレンオキシドを用いた請求項1記載のポリエーテルアルコール。
  4. 【請求項4】 エチレンオキシドを連鎖の末端に付加した請求項1記載のポ
    リエーテルアルコール。
  5. 【請求項5】 ポリエーテルアルコール質量に対し15質量%以下のエチレ
    ンオキシドを連鎖の末端に付加した請求項4記載のポリエーテルアルコール。
  6. 【請求項6】 エチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1
    種のアルキレンオキシドとのH−官能性出発物質への開環重合によるポリエーテ
    ルアルコールの製造方法において、エチレンオキシドを、又はエチレンオキシド
    と分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(
    該混合物に対し98質量%以上のエチレンオキシド含量を有する)を、いずれの
    場合もポリエーテルアルコール質量の40質量%以下の量で出発物質に付加し、
    次いで、分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドを、又
    はエチレンオキシドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオ
    キシドとの混合物(該混合物に対し20質量%以下のエチレンオキシド含量を有
    する)を付加することを特徴とするポリエーテルアルコールの製造方法。
  7. 【請求項7】 アルキレンオキシドの重合用触媒として、少なくとも1種の
    塩基性化合物を使用する請求項6記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 アルキレンオキシドの重合用触媒として、少なくとも1種の
    多金属シアニド化合物を使用する請求項6記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 エチレンオキシドの、又はエチレンオキシドと分子中炭素原
    子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物に対し
    98質量%以上のエチレンオキシド含量を有する)の、出発物質に対する付加用
    触媒として、少なくとも1種の塩基性化合物を使用し、かつ、分子中炭素原子3
    個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドに対する、又はエチレンオキシド
    と分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(
    該混合物に対し20質量%以下のエチレンオキシド含量を有する)に対する付加
    用触媒として、少なくとも1種の多金属シアニド化合物を使用する請求項6記載
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 アルキレンオキシドの重合用触媒として、少なくとも1種
    の塩基性化合物を使用することを特徴とする請求項4に記載のポリエーテルアル
    コールを製造する方法。
  11. 【請求項11】 アルキレンオキシドの重合用触媒として、少なくとも1種
    の多金属シアニド化合物を使用することを特徴とする請求項4に記載のポリエー
    テルアルコールを製造する方法。
  12. 【請求項12】 エチレンオキシドの、又はエチレンオキシドと分子中炭素
    原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物(該混合物に対
    し98質量%以上のエチレンオキシド含量を有する)の、出発物質に対する付加
    用触媒として、少なくとも1種の塩基性化合物を使用し、かつ、分子中炭素原子
    3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドに対する、又はエチレンオキシ
    ドと分子中炭素原子3個以上の少なくとも1種のアルキレンオキシドとの混合物
    (該混合物に対し20質量%以下のエチレンオキシド含量を有する)に対する付
    加用触媒として、少なくとも1種の多金属シアニド化合物を使用し、また、エチ
    レンオキシドを連鎖の末端に付加するための触媒として少なくとも1種の塩基性
    化合物を使用することを特徴とする請求項4に記載のポリエーテルアルコールを
    製造する方法。
  13. 【請求項13】 イソシアネート基に対して反応性のある2個以上の水素原
    子を有する化合物とポリイソシアネートとを反応させることによって製造するこ
    とができるポリウレタンにおいて、イソシアネート基に対して反応性のある2個
    以上の水素原子を有する化合物として請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の
    ポリエーテルアルコールを使用したことを特徴とするポリウレタン。
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