JP2003502674A - 磁気センサ装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
素子を有する磁界センサ又は磁気メモリの製造方法であって、各磁気抵抗ブリッ
ジ素子は、自由な強磁性層及びピン止めされた強磁性層を有し、前記少なくとも
2つの磁気抵抗ブリッジ素子は、磁化方向が互いに異なるピン止めされた強磁性
層を有するようにする製造方法に関するものである。
ある。 この米国特許第 5,561,368号明細書には、与えられる磁界に対する、互いに隣
接する抵抗素子の応答が等しい大きさで逆の方向であるフルホイートストンブリ
ッジ構成を有する磁気センサの製造方法が開示されている。各センサ素子はピン
止めされた強磁性層と自由な強磁性層とを有し、互いに隣接する素子のピン止め
された強磁性層は相対的な磁化方向において逆となっている。ピン止めされた強
磁性層のこのピン止めは、抵抗素子上に電気絶縁されて設けられている導電性の
固定層により行なわれている。この導電性の固定層を流れる電流が、ピン止めさ
れた強磁性層の磁化方向のピン止めを達成する磁界を発生する。
ホイートストンブリッジ構成を用いる必要がある。異方性磁気抵抗(AMR)効
果に基づくセンサの場合には、バーバーポール構造を用いてホイートストンブリ
ッジを実現しうるも、巨大磁気抵抗(GMR:Giant MagnetoResistance )及び
トンネル磁気抵抗(TMR:Tunneling MagnetoResistance )の場合には、この
ようにするのは全く簡単ではない。これまで以下の可能性が提案されている。 1. (4つのうちの)2つのブリッジ素子が磁気的に遮蔽されており、遮蔽体
は2つの感応素子に対する磁束集中器として用いることができる。しかし、この
場合、2つのブリッジ素子のみが有効に用いられているだけであり、出力信号を
低減させる。 2. 絶縁された導体を(交換バイアスされたスピンバルブより成る)センサ素
子の下又は上に一体化して、素子の交換バイアス方向を反対方向に“セット”す
る磁界を誘起し、一方、これら素子は交換バイアス材料のブロッキング温度より
も高く加熱される。人工の反強磁性体(AAF:Artificial Antiferromagnet)
に基づく素子に対しては、一体化した導体に対して匹敵しうる方法が提案されて
いる。この方法が米国特許第 5,561,368号で用いられている。 3. 工場で、センサ構造を有するウェーハを、このウェーハの付近にもたらさ
れる、電流を流す導体のパターンを有する一種の“スタンプ”により誘起される
外部磁界に曝すことにより、磁化をブリッジの異なる分岐で互いに反対方向にセ
ットされる。この方法はある意味で上記2の方法と等価である。
更に、上記の1に述べた可能性は、ハーフブリッジを実現しうるにすぎず、従っ
て、可能な出力信号の半分を損失させる。上記の2及び3により実現しうる磁界
は、強度において極めて制限される。その理由は、(狭く及び細くする必要があ
る)導体では電流を比較的小さくする必要がある為である。更に、上記の1及び
2では、(導体又は遮蔽体のパターン化及び絶縁の双方のために)幾つかの追加
の処理工程を必要とし、これによりセンサをより一層高価にするとともに製造歩
留りを低くする。上記の3を用いる場合には、磁化方向のセット中に用いられる
磁界と同じ(又はそれよりも大きな)磁界にセンサが曝されると、このセンサが
破壊されるおそれがある。この場合(包装後には)、勿論特定の磁化装置を無く
しては、センサをリセットするのが殆ど不可能である。
取りヘッドの場合も同様である。この傾向は、素子の堆積後に磁化方向をセット
するのを一層困難とする。例えば、自動車のセンサ分野に極めて適したGMR材
料は、450℃付近の温度で約50kA/mの磁界に曝された場合に交換バイア
ス方向の回転を呈しない。上述した2又は3の可能性によっては、このような強
度の磁界を発生させるのが困難である。しかし、材料のロバストネスを故意に減
少させると、センサの特性を劣化させ、これにより特に自動車分野に問題を与え
る。
るか、或いは、完全に無くした頭書に記載の製造方法を提供せんとするにある。
とも2つの磁気抵抗ブリッジ素子のうちの1つの磁気抵抗ブリッジ素子の第1の
強磁性層を堆積し、この堆積中、磁界を与えて第1の強磁性層の磁化方向を第1
の方向にピン止めし、その後、第2の堆積工程で、前記少なくとも2つの磁気抵
抗ブリッジ素子のうちの他の1つの磁気抵抗ブリッジ素子の第2の強磁性層を堆
積し、この堆積中、磁界を与えてこの第2の強磁性層の磁化方向を前記第1の強
磁性層の磁化方向とは異なる、好ましくは反対の第2の方向にピン止めすること
を特徴とする。
とも2回の別々の堆積工程で製造し、これらの堆積工程中に磁界を発生させ、こ
れによりこれらの強磁性層に互いに逆の磁化方向を与える。この点は、第1及び
第2の堆積工程中に互いに逆方向の磁界を用いることにより達成するのが好まし
い。この方法は、同じ方向の磁界を用いて装置の位置を変える方法よりも簡単で
ある。
であるが、巨大磁気抵抗(GMR)効果又はトンネル磁気抵抗(TMR)効果を
用いる装置に対し特に有用である。
好ましくは反対の方向を有し、堆積中の装置の位置は同じとするのが好ましい。
或いはまた、あまり好ましくはないが、堆積中に与える磁界を同じに保って、装
置の位置を堆積間で変えて同じ結果を得る。本発明の方法は、ハーフホイートス
トンブリッジ構成を有する装置の製造に適用しうるも、ホイートストンブリッジ
構成の4つのブリッジ素子を有する装置に対し特に重要である。
を有する。
リッジ素子の磁化方向が互いにある角度、好ましくは90°を成すようにする。
とにより明らかとなるであろう。 図1は、本発明の方法により製造した装置の一部を示す線図的平面図である。 図1に示す実施例の装置は、ホイートストンブリッジ配置の4つのブリッジ素
子A、B、C及びDを有する。これら素子の各々は、自由な強磁性層とピン止め
された強磁性層とを有し、これらの強磁性層はスペーサ即ち分離層により分離さ
れている。それぞれの素子の各ピン止めされた強磁性層の磁化方向を図1に矢印
で示してある。(ホイートストンブリッジ配置内で)互いに隣接する素子は、ピ
ン止めされた層に対しては互いに反対の磁化方向を有する。
初に、磁界を(少なくともピン止めされた強磁性層の堆積中)下方に与えながら
基板上にGMR膜を堆積する(自由な強磁性層に対しては磁界を90°回転させ
てヒステリシスを低減させることができる)。リソグラフィー技術によりこのG
MR膜から素子A及びDを規定して製造する。その後、GMR膜を二度目として
新たに堆積するも、この場合磁界は上方に与える。このGMR膜を素子B及びC
にパターン化する。最後に、三度目のリソグラフィー工程で接点リードを加える
ことができる。この方法では、双方の堆積のGMR膜が同じ磁気抵抗特性を有す
るようにするのが好ましい。図2は、本発明による磁気抵抗センサ素子A、B、
C及びDを有するホイートストンブリッジの等価回路と、端子2及び3に接続さ
れ電流Iinを生じる電流源1とを示す。端子4及び5間には出力電圧V1 −V2 が存在する。このブリッジは電圧制御又は電流制御により動作しうる。図2に示
す電流制御は、電圧制御と相違して、温度が増大する場合の相対的な磁気抵抗効
果の減少による出力電圧V1 −V2 の減少が、抵抗材料の正の温度係数により生
じるブリッジ中の磁気抵抗素子A、B、C及びDの絶対値の増大により満足に補
償されるという利点を提供する。図3は、本発明により用いうる磁気抵抗センサ
素子の一部の構成を示す。図3における矢印MF は、自由な強磁性層Fの異方性
軸の方向を示し、矢印MP は、ピン止めされた強磁性層Pの磁化方向を示す。層
F及びPは非強磁性層Lにより互いに分離されている。素子は基板S上に設けら
れている。矢印6は、第2NiFe層Pの磁化方向に対し平行に向いた、測定すべき
磁界Hの成分を示す。磁気抵抗素子A、B、C及びDにおいては、層Fの感応性
強磁性材料の磁化容易方向が強磁性層Pの磁化方向に対しほぼ垂直に延在してい
る。センサ素子の製造中は、強磁性層(32及び34)の磁化方向は、ブリッジ
の(回路図中で)互いに隣接する分岐中の2つの素子が外部磁界に対し互いに反
対の感度を呈するように設定する。これらの層は、スパッタリング堆積、MBE
(分子線エピタキシー)又はイオンビーム堆積のような種々の既知の方法により
堆積しうる。この堆積中、層の磁化方向を決定する磁界を与える。更に、各磁気
抵抗センサ素子における強磁性層Fの磁化を、他の強磁性層Pの磁化方向に対し
ほぼ垂直となるように調整する。これらの工程により、小磁界の測定に補助磁界
がもはや必要としなくなり且つセンサ素子に殆どヒステリシスが無くなるように
し、センサ素子の直線性が高まるようにする。
NiFe+CoFe等)とすることができる。CoFeの代りに、Co又はCoNiFeを用いること
ができるも、CoNiFeを用いた場合には、この層をCuスペーサ層と接触させないの
が好ましい。AAFは、複数の強磁性層及び非磁性層を有しうる。ピン止めされ
た各強磁性層は、自由な強磁性層につき説明したのと同様に構成しうる。センサ
素子は、ピン止めされた2つの強磁性層と1つの自由な強磁性層とを有しうる。
上述した装置はデータ蓄積セルとして用いることもできる。この場合、自由な強
磁性層の磁化方向とピン止めされた強磁性層の磁化方向との間に設定された角度
が“0”及び“1”を表わす。データ内容は、メモリ素子の抵抗値を測定するこ
とにより読出すことができる。
層センサ装置であって、例えば、自動車分野において必要とするように、高温度
及び強磁界に耐えうる多層センサ装置の製造方法に関するものである。
するGMR素子を実現することができることを確かめた。
導体を必要としない。 ※ この方法により、センサ構造の最小の寸法に何の制限も課さない。 ※ 異なるブリッジ分岐に属する素子を領域に亙って交互に配置しうる。 ※ 素子を(これらの間を絶縁して)互いに上下に積重ね、従って、センサの
全面積を二分の一に減少させ、且つ(温度又は磁界の勾配の影響が小さくなる為
に)ブリッジの動作を改善することができる。 ※ 或いはまた、素子を基板の両側に配置することができる。
A及びBが互いに上下に積重ねられ、ブリッジ素子A及びBにおけるピン止めさ
れた層Pの磁化方向MP及びMP′は互いに逆の方向である。
す。ホイートストンブリッジ52におけるピン止めされた強磁性層A′、B′、
C′及びD′の磁化方向は、ホイートストンブリッジ51における対応する強磁
性層の磁化方向に対し90°の角度で向いている。このような構成は、例えば、
回転磁界を測定するのに用いるのが有利である。信号V1−V2及び信号V1′
−V2′は、測定すべき磁界の大きさ及び角度(向き)の測定を可能にする。自
由な強磁性層の磁化方向が測定すべき磁界の方向を追随する程度にこの測定すべ
き磁界が強い場合には、これらの信号は、磁界の強さに依存しない磁界の向きの
目安となる。対応する素子の磁化方向が互いに、90°とするのが好適であるも
これに限定されないある角度を成している2つのホイートストンブリッジを使用
することにより、360°の全範囲に亙って磁界の方向を測定しうるようにしう
る。あらゆる例では、磁化方向又は異方性軸の方向は、膜の平面内にあり且つ(
少なくとも1つのホイートストンブリッジ構成の中で)互いにほぼ逆となってい
るように示してある。このような方法及び構成が好ましく、且つ有利であるが、
本発明は最も広い意味で、磁化方向が180°とは異なる種々の角度、例えば、
90°を含む方法も包含するものである。又、方向は必ずしも膜の平面内に位置
させる必要はなく、膜を交差しているかあるいは交差する成分を有しているよう
にすることができる。
づく)ブリッジセンサの製造に広く用いることができる。特に、本発明によれば
自動車分野にとって望ましいように、熱的に且つ磁気的にロバストな材料を有す
るフルホイートストンブリッジを実現することができる。又、本発明は、上述し
たように少なくとも2つのブリッジ素子を有する磁気メモリ(MRAM)を製造
するのにも有用である。特にMRAMの場合、ロバストネス及び(互いに上下に
積重ねることを含む)小型化の利点が極めて重要である。
である。
ストンブリッジ構成を有する装置を簡単化して示す図である。
素子を有する磁界センサ又は磁気メモリの製造方法であって、各磁気抵抗ブリッ
ジ素子は、自由な強磁性層及びピン止めされた強磁性層を有し、前記少なくとも
2つの磁気抵抗ブリッジ素子は、磁化方向が互いに異なるピン止めされた強磁性
層を有するようにする製造方法に関するものである。
ある。 この米国特許第 5,561,368号明細書には、与えられる磁界に対する、互いに隣
接する抵抗素子の応答が等しい大きさで逆の方向であるフルホイートストンブリ
ッジ構成を有する磁気センサの製造方法が開示されている。各センサ素子はピン
止めされた強磁性層と自由な強磁性層とを有し、互いに隣接する素子のピン止め
された強磁性層は相対的な磁化方向において逆となっている。ピン止めされた強
磁性層のこのピン止めは、抵抗素子上に電気絶縁されて設けられている導電性の
固定層により行なわれている。この導電性の固定層を流れる電流が、ピン止めさ
れた強磁性層の磁化方向のピン止めを達成する磁界を発生する。
ホイートストンブリッジ構成を用いる必要がある。異方性磁気抵抗(AMR)効
果に基づくセンサの場合には、バーバーポール構造を用いてホイートストンブリ
ッジを実現しうるも、巨大磁気抵抗(GMR:Giant MagnetoResistance )及び
トンネル磁気抵抗(TMR:Tunneling MagnetoResistance )の場合には、この
ようにするのは全く簡単ではない。これまで以下の可能性が提案されている。 1. (4つのうちの)2つのブリッジ素子が磁気的に遮蔽されており、遮蔽体
は2つの感応素子に対する磁束集中器として用いることができる。しかし、この
場合、2つのブリッジ素子のみが有効に用いられているだけであり、出力信号を
低減させる。 2. 絶縁された導体を(交換バイアスされたスピンバルブより成る)センサ素
子の下又は上に一体化して、素子の交換バイアス方向を反対方向に“セット”す
る磁界を誘起し、一方、これら素子は交換バイアス材料のブロッキング温度より
も高く加熱される。人工の反強磁性体(AAF:Artificial Antiferromagnet)
に基づく素子に対しては、一体化した導体に対して匹敵しうる方法が提案されて
いる。この方法が米国特許第 5,561,368号で用いられている。 3. 工場で、センサ構造を有するウェーハを、このウェーハの付近にもたらさ
れる、電流を流す導体のパターンを有する一種の“スタンプ”により誘起される
外部磁界に曝すことにより、磁化をブリッジの異なる分岐で互いに反対方向にセ
ットされる。この方法はある意味で上記2の方法と等価である。
更に、上記の1に述べた可能性は、ハーフブリッジを実現しうるにすぎず、従っ
て、可能な出力信号の半分を損失させる。上記の2及び3により実現しうる磁界
は、強度において極めて制限される。その理由は、(狭く及び細くする必要があ
る)導体では電流を比較的小さくする必要がある為である。更に、上記の1及び
2では、(導体又は遮蔽体のパターン化及び絶縁の双方のために)幾つかの追加
の処理工程を必要とし、これによりセンサをより一層高価にするとともに製造歩
留りを低くする。上記の3を用いる場合には、磁化方向のセット中に用いられる
磁界と同じ(又はそれよりも大きな)磁界にセンサが曝されると、このセンサが
破壊されるおそれがある。この場合(包装後には)、勿論特定の磁化装置を無く
しては、センサをリセットするのが殆ど不可能である。
性層の)磁化が約50kA/mの高磁界中で又は(数100℃よりも高く450
℃までの)高温度で又はその双方で回転しない性質]が一層重要となるも、読取
りヘッドの場合も同様である。この傾向は、素子の堆積後に磁化方向をセットす
るのを一層困難とする。例えば、自動車のセンサ分野に極めて適したGMR材料
は、450℃までの温度で約50kA/mの磁界に曝された場合に交換バイアス
方向の回転を呈しない。上述した2又は3の可能性によっては、このような強度
の磁界を発生させるのが困難である。しかし、材料のロバストネスを故意に減少
させると、センサの特性を劣化させ、これにより、特に自動車分野に問題を与え
る。
るか、或いは、完全に無くした頭書に記載の製造方法を提供せんとするにある。
とも2つの磁気抵抗ブリッジ素子のうちの1つの磁気抵抗ブリッジ素子の第1の
強磁性層を堆積し、この堆積中、磁界を与えて第1の強磁性層の磁化方向を第1
の方向にピン止めし、その後、第2の堆積工程で、前記少なくとも2つの磁気抵
抗ブリッジ素子のうちの他の1つの磁気抵抗ブリッジ素子の第2の強磁性層を堆
積し、この堆積中、磁界を与えてこの第2の強磁性層の磁化方向を前記第1の強
磁性層の磁化方向とは異なる、好ましくは反対の第2の方向にピン止めすること
を特徴とする。
とも2回の別々の堆積工程で製造し、これらの堆積工程中に磁界を発生させ、こ
れによりこれらの強磁性層に互いに逆の磁化方向を与える。この点は、第1及び
第2の堆積工程中に互いに逆方向の磁界を用いることにより達成するのが好まし
い。この方法は、同じ方向の磁界を用いて装置の位置を変える方法よりも簡単で
ある。
であるが、巨大磁気抵抗(GMR)効果又はトンネル磁気抵抗(TMR)効果を
用いる装置に対し特に有用である。
好ましくは反対の方向を有し、堆積中の装置の位置は同じとするのが好ましい。
或いはまた、あまり好ましくはないが、堆積中に与える磁界を同じに保って、装
置の位置を堆積間で変えて同じ結果を得る。本発明の方法は、ハーフホイートス
トンブリッジ構成を有する装置の製造に適用しうるも、ホイートストンブリッジ
構成の4つのブリッジ素子を有する装置に対し特に重要である。
を有する。
リッジ素子の磁化方向が互いにある角度、好ましくは90°を成すようにする。
とにより明らかとなるであろう。 図1は、本発明の方法により製造した装置の一部を示す線図的平面図である。 図1に示す実施例の装置は、ホイートストンブリッジ配置の4つのブリッジ素
子A、B、C及びDを有する。これら素子の各々は、自由な強磁性層とピン止め
された強磁性層とを有し、これらの強磁性層はスペーサ即ち分離層により分離さ
れている。それぞれの素子の各ピン止めされた強磁性層の磁化方向を図1に矢印
で示してある。(ホイートストンブリッジ配置内で)互いに隣接する素子は、ピ
ン止めされた層に対しては互いに反対の磁化方向を有する。
初に、磁界を(少なくともピン止めされた強磁性層の堆積中)下方に与えながら
基板上にGMR膜を堆積する(自由な強磁性層に対しては磁界を90°回転させ
てヒステリシスを低減させることができる)。リソグラフィー技術によりこのG
MR膜から素子A及びDを規定して製造する。その後、GMR膜を二度目として
新たに堆積するも、この場合磁界は上方に与える。このGMR膜を素子B及びC
にパターン化する。最後に、三度目のリソグラフィー工程で接点リードを加える
ことができる。この方法では、双方の堆積のGMR膜が同じ磁気抵抗特性を有す
るようにするのが好ましい。図2は、本発明による磁気抵抗センサ素子A、B、
C及びDを有するホイートストンブリッジの等価回路と、端子2及び3に接続さ
れ電流Iinを生じる電流源1とを示す。端子4及び5間には出力電圧V1 −V2 が存在する。このブリッジは電圧制御又は電流制御により動作しうる。図2に示
す電流制御は、電圧制御と相違して、温度が増大する場合の相対的な磁気抵抗効
果の減少による出力電圧V1 −V2 の減少が、抵抗材料の正の温度係数により生
じるブリッジ中の磁気抵抗素子A、B、C及びDの絶対値の増大により満足に補
償されるという利点を提供する。図3は、本発明により用いうる磁気抵抗センサ
素子の一部の構成を示す。図3における矢印MF は、自由な強磁性層Fの異方性
軸の方向を示し、矢印MP は、ピン止めされた強磁性層Pの磁化方向を示す。層
F及びPは非強磁性層Lにより互いに分離されている。素子は基板S上に設けら
れている。矢印6は、第2NiFe層Pの磁化方向に対し平行に向いた、測定すべき
磁界Hの成分を示す。磁気抵抗素子A、B、C及びDにおいては、層Fの感応性
強磁性材料の磁化容易方向が強磁性層Pの磁化方向に対しほぼ垂直に延在してい
る。センサ素子の製造中は、強磁性層Pの磁化方向は、ブリッジの(回路図中で
)互いに隣接する分岐中の2つの素子が外部磁界に対し互いに反対の感度を呈す
るように設定する。これらの層は、スパッタリング堆積、MBE(分子線エピタ
キシー)又はイオンビーム堆積のような種々の既知の方法により堆積しうる。こ
の堆積中、層の磁化方向を決定する磁界を与える。更に、各磁気抵抗センサ素子
における強磁性層Fの磁化を、他の強磁性層Pの磁化方向に対しほぼ垂直となる
ように調整する。これらの工程により、小磁界の測定に補助磁界がもはや必要と
しなくなり且つセンサ素子に殆どヒステリシスが無くなるようにし、センサ素子
の直線性が高まるようにする。
+NiFe+CoFe等)とすることができる。CoFeの代りに、Co又はCoNiFeを用いるこ
とができるも、CoNiFeを用いた場合には、この層をCuスペーサ層と接触させない
のが好ましい。AAFは複数の強磁性層及び非磁性層を有しうる。ピン止めされ
た各強磁性層は、自由な強磁性層につき説明したのと同様に構成しうる。センサ
素子は、ピン止めされた2つの強磁性層と1つの自由な強磁性層とを有しうる。
上述した装置はデータ蓄積セルとして用いることもできる。この場合、自由な強
磁性層の磁化方向とピン止めされた強磁性層の磁化方向との間に設定された角度
が“0”及び“1”を表わす。データ内容は、メモリ素子の抵抗値を測定するこ
とにより読出すことができる。
層センサ装置であって、例えば、自動車分野において必要とするように、高温度
及び強磁界に耐えうる多層センサ装置の製造方法に関するものである。
するGMR素子を実現することができることを確かめた。
導体を必要としない。 ※ この方法により、センサ構造の最小の寸法に何の制限も課さない。 ※ 異なるブリッジ分岐に属する素子を領域に亙って交互に配置しうる。 ※ 素子を(これらの間を絶縁して)互いに上下に積重ね、従って、センサの
全面積を二分の一に減少させ、且つ(温度又は磁界の勾配の影響が小さくなる為
に)ブリッジの動作を改善することができる。 ※ 或いはまた、素子を基板の両側に配置することができる。
A及びBが互いに上下に積重ねられ、ブリッジ素子A及びBにおけるピン止めさ
れた層Pの磁化方向MP及びMP′は互いに逆の方向である。
す。ホイートストンブリッジ52におけるピン止めされた強磁性層A′、B′、
C′及びD′の磁化方向は、ホイートストンブリッジ51における対応する強磁
性層の磁化方向に対し90°の角度で向いている。このような構成は、例えば、
回転磁界を測定するのに用いるのが有利である。信号V1−V2及び信号V1′
−V2′は、測定すべき磁界の大きさ及び角度(向き)の測定を可能にする。自
由な強磁性層の磁化方向が測定すべき磁界の方向を追随する程度にこの測定すべ
き磁界が強い場合には、これらの信号は、磁界の強さに依存しない磁界の向きの
目安となる。対応する素子の磁化方向が互いに、90°とするのが好適であるも
これに限定されないある角度を成している2つのホイートストンブリッジを使用
することにより、360°の全範囲に亙って磁界の方向を測定しうるようにしう
る。あらゆる例においては、ピン止めされた強磁性層の磁化方向又は異方性軸の
方向は、膜の平面内にあり且つ(少なくとも1つのホイートストンブリッジ構成
の中で)互いにほぼ逆となっているように示してある。このような方法及び構成
が好ましく、且つ有利であるが、本発明は最も広い意味で、磁化方向が180°
とは異なる種々の角度、例えば、90°を含む方法も包含するものである。又、
方向は必ずしも膜の平面内に位置させる必要はなく、膜を交差しているかあるい
は交差する成分を有しているようにすることができる。
づく)ブリッジセンサの製造に広く用いることができる。特に、本発明によれば
自動車分野にとって望ましいように、熱的に且つ磁気的にロバストな材料を有す
るフルホイートストンブリッジを実現することができる。又、本発明は、上述し
たように少なくとも2つのブリッジ素子を有する磁気メモリ(MRAM)を製造
するのにも有用である。特にMRAMの場合、ロバストネス及び(互いに上下に
積重ねることを含む)小型化の利点が極めて重要である。
である。
ストンブリッジ構成を有する装置を簡単化して示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2つの磁気抵抗ブリッジ素子を有する磁界センサ又は
磁気メモリの製造方法であって、各磁気抵抗ブリッジ素子は、自由な強磁性層及
びピン止めされた強磁性層を有し、前記少なくとも2つの磁気抵抗ブリッジ素子
は、磁化方向が互いに異なるピン止めされた強磁性層を有するようにする製造方
法において、 第1の堆積工程で、前記少なくとも2つの磁気抵抗ブリッジ素子のうちの1つ
の磁気抵抗ブリッジ素子の第1の強磁性層を堆積し、この堆積中、磁界を与えて
第1の強磁性層の磁化方向を第1の方向にピン止めし、その後、第2の堆積工程
で、前記少なくとも2つの磁気抵抗ブリッジ素子のうちの他の1つの磁気抵抗ブ
リッジ素子の第2の強磁性層を堆積し、この堆積中、磁界を与えてこの第2の強
磁性層の磁化方向を前記第1の強磁性層の磁化方向とは異なる、好ましくは反対
の第2の方向にピン止めすることを特徴とする製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法において、前記磁気抵抗ブリッジ素子
を巨大磁気抵抗(GMR)ブリッジ素子又はトンネル磁気抵抗(TMR)ブリッ
ジ素子とすることを特徴とする製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の製造方法において、前記第1及び第2の
堆積工程中に互いに逆の方向の磁界を与えることを特徴とする製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の製造方法において、フルホイートストンブリッ
ジ構成の装置を製造することを特徴とする製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の製造方法において、2つの磁気抵抗ブリッジ素
子を互いに上下に積重ねて設けることを特徴とする製造方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の製造方法において、2つのフルホイートストン
ブリッジ構成を設け、これらフルホイートストンブリッジ構成の対応する磁気抵
抗ブリッジ素子の磁化方向を互いに異なる角度にピン止めすることを特徴とする
製造方法。
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