JP2003502178A - ペン装飾装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ペン又は鉛筆（１２）のためのノベルティアタッチメント（１０）が、音を鳴らすビーズ（１８）入りの閉じた中空シェルとして形成されている。前記シェルは、円筒状延在部（２０）を有した中空部材（１４）と、円筒状延在部（２０）を受け入れるための円筒状凹所（３０）を伴ったフランジ（２８）を有した略円筒状のキャップ部材（１６）とを備えている。キャップ部材（１６）は、ペン又鉛筆（１２）を受け入れるための開いた外方端（２６）を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （従来の技術） 本発明は、鉛筆又はペンの端部に取り付けられるノベルティアイテムに関する
ものである。

【０００２】 本発明の目的は、音を出すビーズを収容した中空シェルを有するペン又は鉛筆
のためのノベルティアタッチメントであって、ペンや鉛筆に取り付けられてマラ
カスやガラガラとして作用するアタッチメントを提供することにある。更なる目
的は、そのようなノベルティアタッチメントのための強くて安価な構造の装飾具
を提供することにある。

【０００３】 （発明の概要） 本発明によれば、音を鳴らすビーズ入りの閉じた中空シェルを備えたペン又は
鉛筆のためのノベルティアタッチメントが提供される。前記シェルは、開口部を
囲むように円筒状延在部を有した中空部材を備えている。キャップ部材は、閉鎖
端部と、開口端部と、該開口端部を囲むフランジとを有する略円筒状部材を備え
ている。該フランジは、円筒状凹所を形成するように、外方へ延びそして前記閉
鎖端部に向かって延びている。前記キャップ部材は、前記円筒状延在部の開口端
部が前記円筒状凹所内に受け入れられ、前記略円筒状部材の閉鎖端部が前記中空
部材内に受け入れられた状態で前記円筒状延在部に支承されるように寸法が決め
られている。前記略円筒状部材は、ペン又鉛筆の一端を受け入れるように内部寸
法が決められている。

【０００４】 前記略円筒状部材は、ペン又は鉛筆の尖端用キャップとして機能するための内
向きテーパーを有する。他の態様では、前記略円筒状部材は、ペン又は鉛筆の端
部を把持するための内部突起を備えることができる。前記中空部材は、ブロー成
型されたプラスチックで形成され得る。

【０００５】 本発明を他の目的とともに更に理解するために、添付図面ともに以下の説明が
参照され、その範囲は、特許請求の範囲に示されるであろう。

【０００６】 （好ましい実施の形態） 図１、図２及び図６を参照すると、ペンまたは鉛筆１２の端部用のノベルティ
アタッチメント１０が示されている。アタッチメント１０は、取っ手のない小さ
なマラカスの形状であり、ペンまたは鉛筆に取り付けると、マラカスのシャカシ
ャカ音を生じるように振り動かすことができる。図１及び図２のアタッチメント
１０は、円形構成であり、中空部材１４から形成されており、ブロー成形プラス
チックとすることができる。部材１４は、音を鳴らすビーズ１８が中に入れられ
て閉鎖される中空シェルを形成するように、キャップ部材１６により底端で閉鎖
されている。

【０００７】 図６の詳細図を参照すると、中空部材１４の開口部は、円筒状延在部２０によ
り形成されており、該円筒状延在部２０は、部材１４と一体をなす部分であるこ
とが好ましい。円筒状延在部２０は、ビーズを挿入可能である部材１４の開口部
を取り囲んでいる。キャップ部材１６は、円筒状の壁２２、閉鎖端部２４及び開
口端部２６を有する略円筒状部材である。フランジ２８は、円筒状部材１６と一
体化していることが好ましく、円筒状延在部１０が受け取られる円筒状凹所３０
を形成するように、開口端部２６から外側へそして閉鎖端部２４の方へ延びてい
る。

【０００８】 円筒状部材１６は、内部がペンまたは鉛筆の端部を受け取るような大きさであ
る円筒状の壁２２を有している。１つの配置において、***部３２のような内部
突起が、ペンまたは鉛筆の一端部を把持するように設けられている。円筒状の壁
２２の外径は、円筒状延在部２０内に緊密に嵌合する大きさであり、円筒状凹所
３０は、円筒状延在部２０を受け取る大きさである。円筒状延在部２０の直径が
、ペンまたは鉛筆、円筒状部材１６内径及びその壁の厚さと一致していなければ
ならないことは、当然である。円筒状部材１６は、プラスチックであることが好
ましく、射出成形などこのような部材のための適切な種々の形成プロセスにより
形成することができる。キャップ部材１６は、円筒状凹所３０内において接着剤
を使用することにより、中空部材１４に接合されることが好ましい。

【０００９】 延在部２０とキャップ部材１６とは、「円筒状」と記載されているが、この用
語は、断面が円形でない形態をも含む広い意味において用いられている。例えば
、キャップ部材１６と延在部２０とは、六角形のペンや鉛筆を受け入れることが
できるように断面六角形にすることができる。また、円形のペンや鉛筆に対して
円形でない断面を使用することも可能であり、円形でないペンや鉛筆に対して円
形の断面を使用することも可能である。

【００１０】 さらに実施例１０は、ペンや鉛筆の文字を書かない側の端部に、摩擦や接着剤
により取り付けられるようになっている。代替のキャップ部材５０が図７に示さ
れており、これは中空部材１４と同様のアタッチメントとなるように形成されて
いるが、ペンや鉛筆の文字を書く側の端部を覆うようにするか、或いは、ペンや
鉛筆を使用するときに文字を書かない側の端部に取り付けられるようにすること
ができる。キャップ５０の円筒状の側壁５２は、閉鎖端部５４に向かってテーパ
が付けられており、従来のペンのキャップと同様の方法でペンや鉛筆の端部を把
持する。キャップ５０の開口端部５６は、ペンや鉛筆を受け入れることができる
ように形成されている。したがって、キャップの形態は、断面の直径がテーパ状
にされているという意味において、「略円筒状」となっている。キャップ５０の
フランジ２８と円筒状凹所３２とは、キャップ１６のそれと、同様の形状及び機
能にされている。

【００１１】 図３から図５は、さらなるアタッチメント４０を示しており、中空部材４２が
特別な形状、例えば、漫画のキャラクターの頭部の形状にされている。アタッチ
メント４０は、開口を有する円筒状延在部を取り囲んでいる、同じキャップ部材
１６を有している。代替のものとして、中空部材４２とともにキャップ部材５０
を用いることができるであろう。

【００１２】 中空部材は、広い範囲の種々の商品形態に使用することができるであろう。例
えば、道化師、動物、漫画のキャラクター、サンタクロース、ロケット、飛行機
等が描かれた子供用のおみやげのような種々のものを中空部材として提供できる
。

【００１３】 本発明の好ましい実施形態を記載してきたが、当業者は、これら実施形態に本
発明を逸脱することのない、他の変形を加えることができるであろう。そして、
そのような変形や修正は、発明の真正な範囲内で主張することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施形態の正面図である。

【図２】 図１の実施形態の断面図である。

【図３】 本発明の第２の実施形態の正面図である。

【図４】 図３の実施形態の側面図である。

【図５】 図３の実施形態の断面図である。

【図６】 図２または図５の断面図の詳細図である。

【図７】 図１または図３の実施形態とともに使用可能な代替キャップ部材の断面図であ
る。

【符号の説明】

１０ アタッチメント １２ ペン １４ 中空部材 １６ キャップ部材 １８ ビーズ ２０ 円筒状延在部 ２４ 閉鎖端部 ２６ 開口端部 ２８ フランジ ３０ 円筒状凹所

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 音を鳴らすビーズ入りの閉じた中空シェルを備えたペン又は鉛
   筆のためのノベルティアタッチメントであって、前記シェルは、開口部を囲む円
   筒状延在部を有した中空部材と、キャップ部材とを備え、該キャップ部材は、閉
   鎖端部と、開口端部と、該開口端部を囲むフランジとを有する略円筒状部材を備
   え、該フランジは、円筒状凹所を形成するように、外方へ延びそして前記閉鎖端
   部に向かって延び、前記キャップ部材は、前記円筒状延在部の開口端部が前記円
   筒状凹所内に受け入れられ、前記略円筒状部材の閉鎖端部が前記中空部材内に受
   け入れられた状態で、前記円筒状延在部に支承されるように寸法が決められ、前
   記略円筒状部材は、ペン又鉛筆の一端部を受け入れるように内部寸法が決められ
   ているノベルティアタッチメント。
2. 【請求項２】 前記略円筒状部材の少なくとも一部が、前記閉鎖端部において
   径を小さくするようにテーパ状とされている請求項に記載のノベルティアタッチ
   メント。
3. 【請求項３】 前記略円筒状部材が、前記ペン又鉛筆を把持するための内部突
   起を備えている請求項１に記載のノベルティアタッチメント。
4. 【請求項４】 前記中空部材がブロー成形されたプラスチック製である請求項
   １に記載のノベルティアタッチメント。