JP2003348508A - 情報処理装置、情報処理システム、携帯端末装置、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、携帯端末装置、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体

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JP2003348508A
JP2003348508A JP2002150409A JP2002150409A JP2003348508A JP 2003348508 A JP2003348508 A JP 2003348508A JP 2002150409 A JP2002150409 A JP 2002150409A JP 2002150409 A JP2002150409 A JP 2002150409A JP 2003348508 A JP2003348508 A JP 2003348508A
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recording
recording medium
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recorded
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JP2002150409A
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English (en)
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Toshiya Kaihoko
俊哉 海鋒
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 これまでより簡易に、予約録画等により得た
コンテンツの情報を、リムーバブルなメディアに記録さ
せることができるようにする。 【解決手段】 携帯型レコーダ/プレーヤ1により、画
像情報とスクリプト情報とからなる制御情報(エージェ
ントデータ)をリムーバブルな記録媒体(ディスクメデ
ィア)に記録する。そして、ホームサーバ装置2は、デ
ィスクメディアから読み出したエージェントデータに基
づいて予約録画を行い、内蔵のハードディスクドライバ
に記録する。そして、ディスクメディアが装填されたと
きには、このディスクメディアに記録されたエージェン
トデータに対応する録画ファイルのデータをハードディ
スクドライバからディスクメディアに転送して記録す
る。このような構成であれば、エージェントデータを一
旦ディスクメディアに記録させてしまえば、あとは、ホ
ームサーバ装置2にディスクメディアを装填するだけ
で、録画予約動作と、録画ファイルをディスクメディア
に記録させる動作が、自動的に実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば放送として
提供される情報やネットワークにてアップロードされて
いる情報を受信して記録媒体に記録することのできる情
報処理装置、情報処理システム、携帯端末装置に関わ
る。また、これらの装置、システムに適用される情報処
理方法、プログラム、及び記録媒体に関わる。
【0002】
【従来の技術】VTR(Video Tape Recorder)が広く普
及している。このVTRは、例えば装填されたテープカ
セットの磁気テープに対して、VTRにて受信したテレ
ビジョン放送のビデオ信号(オーディオ信号も含む)を
記録するものである。つまり、いわゆる番組録画を行う
ものである。また、このような番組録画が可能な機器と
して、近年では、内蔵のハードディスクにビデオ信号を
記録するハードディスクレコーダも知られてきている。
ハードディスクレコーダは、メディアであるハードディ
スクの記録容量が大きいことから、例えば数十時間から
数百時間分の番組の記録を行うことが可能とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばVT
Rによる番組録画を考えてみた場合、或る目的の番組を
録画しようとする際には、その録画の開始から終了まで
の期間にわたって、VTRにテープカセットを装填して
おく必要がある。このための作業は、ユーザにとって
は、面倒であるということがいえる。つまり、録画時間
に間に合うように、テープカセットを準備して予めVT
Rに装填しておかなければならないし、また、例えば複
数のテープカセットにそれぞれ異なる帯番組を録り貯め
ているような場合には、ユーザがテープカセットを注意
して区別しながら装填しなければならない。
【0004】上記したような問題は、例えばハードディ
スクレコーダであれば解消されるものではある。つま
り、ハードディスクレコーダは、ハードディスクを内蔵
しているから、このハードディスクの容量が許す限り、
録画番組としてのビデオ信号データを蓄積させておくこ
とができる。従って、メディアを逐一装填したり、交換
したりする煩わしさからは開放される。
【0005】しかしながら、このハードディスクレコー
ダによってハードディスクに記録された録画番組を、例
えば他のリムーバブル(移動可能な)なメディアにコピ
ーして、このリムーバブルメディアに対応する再生装置
により再生させようとするような場合には、同様の不都
合が生じる。つまり、ハードディスクレコーダのハード
ディスクから他のメディアに録画番組をコピーする場合
には、ユーザは、ハードディスクに記録された多数の録
画番組から、目的とする録画番組を探し出して選択した
うえで、コピーさせるという面倒な操作を行わなければ
ならなくなるものである。このようにして、現状におけ
る番組録画の環境としては、ユーザがより高い利便性が
享受できるようにするための余地が多く残っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、情報処理装置として次のように構成
することとした。つまり、少なくとも、画像情報と、所
定の機器に所要の動作を実行させることのできるスクリ
プト情報とから成る制御情報を、移動可能な記録媒体に
記録する第1の記録手段と、アクセス可能とされた記録
媒体から、制御情報を読み出す読み出し手段と、情報が
記憶される記憶手段と、この記憶手段に対して、読み出
し手段により読み出した制御情報を記憶させる記憶制御
手段と、外部から提供される所定種類の情報を取得する
情報取得手段と、記憶手段に記憶された制御情報の内容
に基づいて、情報取得手段により取得可能とされる所定
種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
択手段とを備えることとした。
【0007】情報処理システムとしては、次のように構
成することとした。本発明の情報処理システムとして
は、少なくとも、携帯端末装置と情報処理装置とから成
る。そして、携帯端末装置は、少なくとも、画像情報
と、所定の機器に所要の動作を実行させることのできる
スクリプト情報とから成る制御情報を、移動可能な記録
媒体に記録する第1の記録手段を備える。また、情報処
理装置は、記録媒体に対するアクセスが可能とされる状
態において、このアクセス可能な記録媒体から制御情報
を読み出すことのできる読み出し手段と、情報が記憶さ
れる記憶手段と、記憶手段に対して読み出し手段により
読み出した制御情報を記憶手段に記憶させる記憶制御手
段と、外部から提供される所定種類の情報を取得する情
報取得手段と、記憶手段に記憶された上記制御情報の内
容に基づいて、情報取得手段により取得可能とされる所
定種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する
選択手段とを備えることとした。
【0008】また、情報処理装置としては次のように構
成する。移動可能とされる記録媒体に対するアクセスが
可能とされる状態において、このアクセス可能な記録媒
体から、少なくとも画像情報と、所定の機器に所要の動
作を実行させることのできるスクリプト情報とから成る
制御情報を読み出すことのできる読み出し手段と、情報
が記憶される記憶手段と、記憶手段に対して、読み出し
手段により読み出した制御情報を、記憶手段に記憶させ
る記憶制御手段と、外部から提供される所定種類の情報
を取得する情報取得手段と、記憶手段に記憶された制御
情報の内容に基づいて、情報取得手段により取得可能と
される所定種類の情報のうちから、必要とされる情報を
選択する選択手段とを備えることとした。
【0009】また、携帯端末装置としては次のように構
成する。つまり、少なくとも画像情報と、所定の機器に
所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
から成る制御情報を、外部より取得又は生成することの
できる制御情報取得手段と、この制御情報取得手段によ
り取得された制御情報を記録媒体に記録する記録手段と
を備えることとした。
【0010】また、情報処理方法としては次のように構
成することとした。つまり、少なくとも画像情報と、所
定の機器に所要の動作を実行させることのできるスクリ
プト情報とから成る制御情報を、移動可能とされる記録
媒体に記録する第1の記録制御処理と、記録媒体から制
御情報を読み出す読み出し処理と、情報が記憶可能な所
定の記憶領域に対して、読み出し処理により読み出した
制御情報を、記憶領域に記憶させる記憶制御処理と、外
部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得処
理と、記憶領域に記憶された制御情報の内容に基づい
て、情報取得処理により受信可能とされる所定種類の情
報のうちから、必要とされる情報を選択する選択処理と
を実行するように構成することとした。
【0011】また、プログラムとしては、移動可能とさ
れる記録媒体に対するアクセスが可能とされる状態にお
いて、このアクセス可能な記録媒体から、少なくとも画
像情報と、所定の機器に所要の動作を実行させることの
できるスクリプト情報とから成る制御情報を読み出す読
み出し処理と、情報が記憶可能な所定の記憶領域に対し
て、読み出し処理により読み出した制御情報を、記憶領
域に記憶させる記憶制御処理と、外部から提供される所
定種類の情報を取得する情報取得処理と、記憶領域に記
憶された制御情報の内容に基づいて、情報取得処理によ
り受信可能とされる所定種類の情報のうちから必要とさ
れる情報を選択する選択処理とを情報処理装置に実行さ
せるように構成する。
【0012】また、プログラムとして、少なくとも画像
情報と、所定の機器に所要の動作を実行させることので
きるスクリプト情報とから成る制御情報を、外部より取
得又は生成する制御情報取得処理と、この制御情報取得
処理により取得された制御情報を記録媒体に記録する記
録制御処理とを携帯端末装置に実行させるようにも構成
する。
【0013】また、記録媒体としては次のように構成す
ることとした。つまり、移動可能とされる記録媒体に対
するアクセスが可能とされる状態において、このアクセ
ス可能な記録媒体から、少なくとも画像情報と、所定の
機器に所要の動作を実行させることのできるスクリプト
情報とから成る制御情報を読み出す読み出し処理と、情
報が記憶可能な所定の記憶領域に対して、読み出し処理
により読み出した制御情報を記憶領域に記憶させる記憶
制御処理と、外部から提供される所定種類の情報を取得
する情報取得処理と、記憶領域に記憶された制御情報の
内容に基づいて、情報取得処理により受信可能とされる
所定種類の情報のうちから必要とされる情報を選択する
選択処理とを、情報処理装置に実行させるプログラムを
記録することとした。
【0014】また、記録媒体として次のようにも構成す
ることとした。つまり、少なくとも画像情報と、所定の
機器に所要の動作を実行させることのできるスクリプト
情報とから成る制御情報を、外部より取得又は生成する
制御情報取得処理と、この制御情報取得処理により取得
された上記制御情報を記録媒体に記録する記録制御処理
とを携帯端末装置に実行させるプログラムを記録するこ
ととした。
【0015】上記構成によると、先ずは、記録媒体に対
して制御情報を記録するようにされる。この制御情報
は、画像データに対してスクリプトが付加された情報で
ある。そして、情報処理動作としては、記録媒体から読
み出して取得した制御情報のスクリプトの内容に基づい
て、外部より取得すべき情報の選択を行うことになる。
これは即ち、情報選択の動作が制御情報の内容に基づい
て自動的に実行されることを意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明を行っていく。また、以降の説明は次の順序で行
う。 1.システム構成 2.携帯型レコーダ/プレーヤの構成 3.ホームサーバ装置の構成 4.システム動作例 4−1.概要 4−2.処理動作例
【0017】1.システム構成 図1は、本実施の形態としてのシステム環境全体を示し
ている。この図において、携帯型レコーダ/プレーヤ1
は、所定種類のメディアに対応して記録再生が可能な機
能を有する携帯型の端末装置である。この場合におい
て、携帯型レコーダ/プレーヤ1が対応して記録再生が
可能なメディアとしては、図に示すディスクメディア6
とされる。この場合、ディスクメディア6は、例えばカ
ートリッジ6aに収納される形態とされている。本実施
の形態の携帯型レコーダ/プレーヤ1は、このカートリ
ッジ6aを装填可能とされいる。そして、装填されたカ
ートリッジ6a内のディスクメディア6に対して記録再
生を行うことができるようになっている。なお、ディス
クメディア6という場合、厳密には、カートリッジ6a
内に収納されたディスクそのものを指すことになるが、
以降においては、説明の便宜上、ディスクをカートリッ
ジ6aに収納したメディアパッケージについても、単に
ディスクメディア6ということにする。
【0018】また、この携帯型レコーダ/プレーヤ1
は、放送局3から例えば地上波として送出されるデータ
放送のうち、少なくとも、番組表データを受信すること
が可能なように構成されている。そして、受信した番組
表データを利用して、表示部108に番組表を表示出力
させることができるようになっている。
【0019】また、本実施の形態の携帯型レコーダ/プ
レーヤ1は、例えばインターネットなどのネットワーク
を介して通信可能な構成を採るようにもされる。そし
て、上述のようにして放送局3から送出される番組表デ
ータを受信する代わりに、ネットワークに接続された番
組表サーバ4にてアップロードされている番組表データ
を受信することも可能とされている。この場合、ネット
ワークとの接続は、携帯型レコーダ/プレーヤ1が携帯
可能な機器であることに応じて、無線で行うことができ
るように構成されることが好ましい。この場合には、例
えば実際には、図示していない基地局と電波による通信
を行うことで、基地局を介在してネットワークと接続す
るようにされる。
【0020】さらに、詳しいことは後述するが、本実施
の形態の携帯型レコーダ/プレーヤ1では、エージェン
トデータを生成することができる。そして、生成したエ
ージェントデータを、装填されたディスクメディア6に
対して記録可能なようにも構成されている。エージェン
トデータは、簡単に述べておくと、例えばディスクメデ
ィア6に記録させたいとする、放送番組などのコンテン
ツをホームサーバ装置2に収集(つまり、受信してハー
ドディスクに記憶して保存)させるのに使用される制御
情報である。その構造としては、コンテンツを代表的に
示すアイコンとしての画像データと、ホームサーバ装置
2がコンテンツを収集するのに必要とされる指示情報が
記述されたスクリプトとから成る。
【0021】この場合のホームサーバ装置2は、例えば
携帯型レコーダ/プレーヤ1を所有するユーザの家庭内
に設置される機器であり、主としては、ハードディスク
へのビデオ録画機能を有する。つまりホームサーバ装置
2は、内部に放送波を受信選局可能なチューナと、ハー
ドディスクを備える。そして、図示するアンテナ205
Aにより受信され、チューナにより選局された放送番組
としてのビデオ信号を、コンテンツデータとしてハード
ディスクに記憶することができるようになっている。ま
た、この場合には、例えばインターネットなどのネット
ワークと接続するための機能も有している。
【0022】また、このホームサーバ装置2は、装填さ
れたディスクメディア6に対応して記録再生が可能なよ
うにも構成されている。そして、例えば内部のハードデ
ィスクに記憶されている複数の録画番組ファイルなどの
コンテンツデータのなかから、任意の録画番組ファイル
を選択して、ディスクメディア6に転送し、記録するこ
とも可能とされている。逆に、装填されたディスクメデ
ィア6に記録されているデータを読み出して、内部のハ
ードディスクに転送して記憶させることも可能とされて
いる。
【0023】そして、本実施の形態では、後述するよう
にして、ホームサーバ装置2がディスクメディア6に記
録されたエージェントデータを読み込んでハードディス
クに保存したうえで、この保存したエージェントデータ
に従ってコンテンツの自動収集動作を行う。つまり、例
えば番組録画予約設定を行って、予約した番組をハード
ディスクに録画する動作を自動実行することなどを行
う。また、エージェントデータの内容に基づいて、コン
テンツのデータを選択し、この選択したコンテンツのデ
ータをディスクメディア6に対して転送して記録するこ
とも可能とされている。
【0024】2.携帯型レコーダ/プレーヤの構成 続いて、図2を参照して、携帯型レコーダ/プレーヤ1
の内部構成例について説明する。この図に示す携帯型レ
コーダ/プレーヤ1は、制御部101、ROM102、
RAM103、受信復調部104、メディアドライバ1
05、信号処理部106、操作部107、表示部10
8、ネットワークインターフェイス109をバスライン
110により相互接続した構成としている。
【0025】制御部101はマイクロコンピュータ等を
備えて構成され、携帯型レコーダ/プレーヤ1内の各機
能回路部の動作についての制御を実行する。ROM10
2には、制御部101が実行すべきプログラムや、初期
設定情報などの所要の情報が格納される。RAM103
には、制御部201が各種処理を実行する際に参照する
データや、制御部101が処理過程において生成したデ
ータなどが一時的に記憶保持される。
【0026】受信復調部104は、放送局3から放送波
として送出されている番組表データを受信復調する。そ
して、受信復調して得られた番組表データは、例えば制
御部101によって、RAM103にて保持されたうえ
で、例えば表示部108に画像として表示出力されるよ
うにして、制御が実行される。
【0027】メディアドライバ105は、図1にも示し
たディスクメディア6に対応して記録再生を行うことの
できるディスクドライバである。メディアドライバ10
5に対するデータの書き込み及び読み出しも、制御部1
01の制御によって実行される。
【0028】上記メディアドライバ105によってディ
スクメディア6から読み出されるコンテンツデータとし
ては、例えば、番組録画によって得られたビデオ信号デ
ータも含まれる。そして、本実施の形態の携帯型レコー
ダ/プレーヤ1としては、ディスクメディア6から読み
出したビデオ信号データを再生出力するようにもされ
る。このために、信号処理部106が設けられる。
【0029】信号処理部106には、制御部101の制
御によって、例えばディスクドライバ105から読み出
されたビデオ信号データが転送される。信号処理部10
6では、転送されてきたビデオ信号データについて所要
の復調処理を施して、例えば動画像データを生成し、表
示部108に転送する。これにより、表示部108の画
面上で動画像データが表示されることになる。また、ビ
デオ信号データには、画像に同期した音声としてのオー
ディオ信号データが含まれているが、このオーディオ信
号データも、画像データに同期して出力されるようにし
て復調処理が施され、この場合には、アナログのオーデ
ィオ信号として得られる。このようにして得られたアナ
ログのオーディオ信号は、オーディオ出力端子Toutに供
給される。これにより、例えばユーザは、オーディオ出
力端子Toutにヘッドフォンなどを接続しながら表示部1
08の画面を見ることで、ディスクメディア6から再生
された番組の画像を見て、また、音声を聴くことができ
る。なお、オーディオ信号については、例えばここでは
図示していないが、スピーカを設けるようにして、この
スピーカから音声として出力されるようにしてもよい。
【0030】操作部107は、携帯型レコーダ/プレー
ヤ1の本体に表出して設けられる各種の操作子を示して
いる。この操作部107に対して行われた操作に応じた
操作情報は、データバス110を介して制御部101に
対して転送される。制御部101は、入力された操作情
報に応じて、所要の制御処理を実行することになる。
【0031】表示部108は、先に図1にも示したよう
にして本体に表出するようにして設けられる表示画面部
を備えている。この表示部108には、制御部101の
制御によって、上述したように、ディスクメディア6か
ら再生したビデオ信号データの画像が表示される。ま
た、ビデオ信号データの画像以外にも、動作状況に応じ
て必要とされる各種の表示が行われる。
【0032】また、ネットワークインターフェイス10
9は、先に図1に示したようにしてネットワークを介し
て無線により通信を行うための回路部とされる。このネ
ットワークインターフェイス109では、例えばネット
ワークから受信取得したデータについて、アンパケット
化などの所要の処理を施して、携帯型レコーダ/プレー
ヤ1内部で処理可能な形式のデータに変換する。そし
て、このようにして得られたデータを、制御部101の
制御に従って、データバス110を介して所要の機能回
路部に転送する。また、この携帯型レコーダ/プレーヤ
1に関していえば、ネットワークインターフェイス10
9によりアクセス可能なネットワーク上のアドレスは、
番組表サーバ4のみであるとする。つまり、原則とし
て、一般のネットワークインターフェイスのように、U
RL(Uniform Resource Locator)さえ指定すればどのア
ドレスにもアクセス可能となるようには構成していな
い。つまり、本実施の携帯の携帯型レコーダ/プレーヤ
1におけるネットワーク接続の目的は、番組表サーバ4
にアクセスして番組表データを取得することにある。そ
こで、この必要最小限の機能に限定してしまうことで、
ネットワーク通信のためのプログラムやハードウェア構
成はより簡略で小規模なものとすることができ、それだ
け低コストとすることができる。また、番組表データ取
得のためのユーザの操作もシンプルで分かりやすいもの
とすることが可能になる。さらには、不用意にユーザが
ネットワーク接続機能を使用することがないので、例え
ば余分なパケット通信料などの負担を与えることもな
い。例えば本実施の形態の場合、番組表サーバ4への接
続に関しては、無料サービスとすれば、携帯型レコーダ
/プレーヤ1を使用してのネットワークの接続に要する
ユーザの費用的な負担は全くないことになる。
【0033】3.ホームサーバ装置の構成 続いて、図3を参照してホームサーバ装置2の構成例に
ついて説明する。本実施の形態のホームサーバ装置2と
しては、図示するようにして、制御部201、ROM2
02、RAM203、操作部204、TVチューナー部
205、信号処理部206、ハードディスクドライバ2
07、メディアドライバ208、ネットワークインター
フェイス209、及びプリンタ部210をデータバス2
11により接続して構成される。
【0034】ホームサーバ装置2においても、制御部2
01は、例えばマイクロコンピュータを備えて構成さ
れ、ホームサーバ装置2内の各機能回路部についての制
御を実行する。ROM202には、制御部201が実行
すべきプログラムや、初期設定情報などの所要の情報が
格納される。なお、この場合のROM202は、電源供
給が停止してもそれまでの記憶内容は保持されるととも
に、書き換え可能なメモリ素子を用いて構成されている
ものとする。RAM203には、制御部201が各種処
理を実行する際に参照するデータや、制御部201が処
理過程において生成したデータなどが記憶保持される。
また、操作部204は、例えば本体に設けられる操作子
から成る。この操作部204に対して行われた操作に応
じて、制御部201は所要の制御処理を実行する。
【0035】TVチューナー部は205は、例えばアン
テナ205Aにより受信した放送局3の放送波を入力
し、制御部201の制御に指示に応じたチャンネルを選
局する。このようにして受信選局された放送波は、例え
ばストリームデータとして信号処理部206に出力され
る。信号処理部206では、入力されたストリームデー
タから必要とされる番組(チャンネル)のデータを抽出
して、例えば圧縮ビデオデータ(圧縮オーディオデータ
を含む)を得る。このようにして得られた圧縮ビデオデ
ータは、例えば制御部201の制御によって録画のため
にハードディスクドライバ207に転送され、記憶され
る。
【0036】また、例えば操作部204に対して再生操
作が行われた場合には、制御部201は、ハードディス
クドライバ207に記憶された録画ファイルのうちから
再生指示された録画ファイルを検索し、この録画ファイ
ルの読み出しが行われるように制御を実行する。このよ
うにして読み出された録画ファイルとしての圧縮ビデオ
データは、信号処理部206に出力される。信号処理部
206は、圧縮ビデオデータをデコード(伸長)して出
力する機能も備えており、デコード処理が施されること
によって、例えば動画像信号と、この動画像信号に同期
したオーディオ信号が得られる。そして、この場合に
は、動画像信号をビデオ出力端子Voutに出力し、オーデ
ィオ信号をオーディオ出力端子Aoutに出力する。例えば
これらのビデオ出力端子Voutとオーディオ出力端子Aout
を外部のディスプレイ装置に接続すれば、このディスプ
レイ装置によってハードディスクドライブ207から再
生された録画番組としての画像音声が出力されることに
なる。
【0037】ハードディスクドライバ207は、記録媒
体としての所定容量のハードディスクを備えるとととも
に、このハードディスクにデータの書き込み及び読み出
しを実行するドライバ部とから成る。周知のように、ハ
ードディスクは、比較的大容量の記憶容量を容易に実現
できるメディアであり、この場合にも、ハードディスク
ドライバ207に備えられるハードディスクとしても、
大容量とされる所定の記憶容量を有している。本実施の
形態の場合、このハードディスクドライバ207には、
上述のようにしてTVチューナー部205にて受信さ
れ、信号処理部206にてエンコードされた、ビデオ信
号データを録画番組ファイルとして管理した形式で記憶
保存するようにされる。また、後述するメディアドライ
バ208に装填されたディスクメディア6から読み出し
たデータも、ハードディスクドライバ207に保存させ
ることができる。さらには、制御部201が実行すべき
アプリケーションプログラムを記憶させておくようにも
される。
【0038】メディアドライバ208は、図2に示した
携帯型レコーダ/プレーヤ1内のメディアドライバ10
5と同様に、ディスクメディア6に対応してデータの記
録再生が可能なディスクドライバである。このメディア
ドライバ208に装填されたディスクメディア6に対す
るデータの書き込み及び読み出しは、制御部201によ
って制御される。
【0039】また、この図に示すネットワークインター
フェイス209も、図2に示したネットワークインター
フェイスと同様に、インターネットとされるネットワー
クと接続するために設けられる。ただし、この場合に
は、無線によるインターフェイスであってもよいし、有
線によるインターフェイスとされてもよいものである。
【0040】4.システム動作例 4−1.概要 上記のようにして構成される携帯型レコーダ/プレーヤ
1とホームサーバ装置2を備えて構成されるシステムに
おいては、ユーザは、次のようにしてディスクメディア
6にコンテンツを記録して収集することができる。この
際のシステム的な動作を、ユーザが行うべき操作、行為
の手順に従って図4〜図8を参照して説明を行っていく
こととする。また、必要に応じて、これまでに説明を行
った図1〜図3も参照する。
【0041】ここでユーザが、携帯型レコーダ/プレー
ヤ1を所持しているとする。そして、携帯型レコーダ/
プレーヤ1に対して番組表を表示させるための所定操作
を行ったとする。この操作に応じて、携帯型レコーダ/
プレーヤ1では、受信復調部104により放送局3から
の放送波を受信して、番組表データを得るようにされ
る。あるいは、ネットワークインターフェイス109か
らネットワークを介して番組表サーバ4から番組表デー
タをダウンロードして取得するようにされる。このよう
にして、取得された番組表データは、例えば制御部10
1が処理を実行することによって、表示部108におい
て番組表の画像として表示出力されることになる。
【0042】このようにして表示部108において表示
される番組表の表示態様例を、図4に示す。この図4に
おける表示部108としての表示画面には、例えば4チ
ャンネルの番組表が表示されている。ここでは、番組の
放送時間帯ごとに対応させて、その番組を画像的に示す
アイコンIcnと、番組タイトルなどの各種内容が示され
ている。これらアイコンIcn及び各種内容から成る番組
表の画像は、番組表データを利用して形成される。つま
り、番組表データには、アイコンIcnとして利用可能な
画像データ、及び番組タイトルなどの情報も含まれてい
る。
【0043】ここでユーザが、上記のようにして表示さ
れる番組表を見たところ、予約録画しておきたい番組が
あったとする。この番組表は、予約録画を設定するため
の操作画面としても機能している。そこで、ユーザは、
自分が予約録画をしたいと思った番組を選択して、予約
録画番組として登録するための操作を、この番組表に対
して行う。また、この際には、予め携帯型レコーダ/プ
レーヤ1にディスクメディア6を装填しておくようにす
る。
【0044】上記した操作に応じて、携帯型レコーダ/
プレーヤ1の制御部101は、ユーザが選択した番組を
ホームサーバ装置2により予約録画させるためのエージ
ェントデータを生成する。そして図4に示すようにし
て、この生成したエージェントデータを、現在装填され
ているディスクメディア6に記録する。
【0045】ここで、エージェントデータのデータ構成
例について図5を参照して説明しておく。先ず、図5
(a)には、番組録画予約のためのエージェントデータ
が示される。この図に示すようにして、エージェントデ
ータの基本構造としては、所定の画素数による静止画デ
ータと、スクリプトとから成る。なお、この基本構造と
しては、図5(b)(c)に示す各エージェントデータ
も同様である。
【0046】静止画データは、図4に示した番組表に表
示されているアイコンIcnと同じ内容の画像データを使
用すればよい。この静止画データは、予約録画した番組
を視覚的に示すための情報となる。そして、スクリプト
として記述された情報内容が、実際にホームサーバ装置
2により予約録画(コンテンツ収集)を実行させるため
の制御情報となる。これまでの説明のようにして、番組
の予約録画を実行させたい場合には、図5(a)におい
てスクリプトの要素として示す録画スクリプトが必須と
なる。つまり、録画すべきチャンネルと、録画日時(開
始〜終了時間の情報を含む)などの情報が記述されてい
ることになる。
【0047】また、例えば毎日又は毎週同じ放送時間帯
に放送している同じ番組を、毎回予約録画させたい場合
に対応しては、録画スクリプトに帯予約であることを示
す帯予約情報も追加することができる。そして、この帯
予約情報としては、例えばディスクメディア6(又はホ
ームサーバ装置2のハードディスクドライバ207)に
連続記録させておきたい帯番組録画のファイル数を指定
した情報を含めることができる。例えば番組予約録画の
ためのエージェントデータは、ユーザの番組表に対する
操作に応じて自動的に生成されるものではある。つま
り、番組表のデータには、番組予約録画のためのエージ
ェントデータを自動生成するのに必要なチャンネル、放
送時間帯などの情報を含んだ構造となっているものであ
る。しかしながら、上記したような、連続記録させてお
きたい帯番組録画のファイル数は、ユーザが決定して入
力すべきものである。従って、エージェントデータは、
携帯型レコーダ/プレーヤ1に対する操作によって、ユ
ーザが書き換え、編集を行うことが可能とされている。
また、スクリプトには、コンテンツ収集のための情報以
外の情報も含めることができる。図5(a)には、例と
して決済情報が示されている。これは、有料のコンテン
ツを収集する場合に課金のための決済処理が行われる際
に利用される。この決済情報を予めエージェントデータ
のスクリプトとして含ませておけば、例えばホームサー
バ装置2にてコンテンツ収集を行う際に決済処理が必要
となったときには、ホームサーバ装置2が、自動的に処
理を実行することになる。これにより、ユーザが、ホー
ムサーバ装置2の設置してある場所に居て、決済に必要
なクレジットカードなどの情報入力の操作を行わなくと
も、有料のコンテンツデータを問題なく収集することが
可能になる。例えばこの場合であれば、コンテンツデー
タとして収集すべき録画番組が、いわゆるペイ・パー・
ビューといわれる、1番組ごとに課金される有料番組で
ある場合などに、この決済情報を利用することになる。
例えば、ホームサーバ装置2は、有料番組をコンテンツ
データとして予約録画しようとする場合に、ネットワー
クインターフェイス209によりネットワークに接続
し、図1には図示していない課金サーバに決済情報を送
信する。決済が行われれば、例えばデスクランブルの鍵
と共に番組が放送され、ホームサーバ装置2では、ペイ
・パー・ビューの番組についてデスクランブルが施され
た状態で、コンテンツデータとしてハードディスクドラ
イバ207に記録することができる。
【0048】上記図5(a)に示す情報内容は、エージ
ェントデータとして、番組予約録画を実行させるために
必要される情報である。しかしながら、エージェントデ
ータとしては、番組予約録画以外のコンテンツ収集も可
能とされている。このためのスクリプトとして、図5
(b)にはキーワードスクリプトが示され、図5(c)
にはURL(Uniform Resource Locator)スクリプトが示
されている。なお、これらのキーワードスクリプト、U
RLスクリプトについては、後述する。
【0049】先に図4にて説明したようにして、ユーザ
が携帯型レコーダ/プレーヤ1に対して予約録画設定操
作を行うことで、ディスクメディア6には、予約録画の
ためのエージェントデータが記録される。そして、この
ような予約録画設定操作は、複数の番組について行うこ
とができる。つまり、1枚のディスクメディア6に対し
ては、複数のエージェントデータを記録することも可能
とされる。
【0050】そして、このようにしてディスクメディア
6にエージェントデータを記録した後に、携帯型レコー
ダ/プレーヤ1に対して所定操作を行うことで、表示部
108の表示画面には、例えば図6に示すような表示態
様によるエージェントリストを表示させることができ
る。このエージェントリストは、携帯型レコーダ/プレ
ーヤ1に装填されているディスクメディア6に記録され
ているエージェントデータをリスト表示により示してい
るものである。この場合の表示態様としては、先ず、エ
ージェントデータにより予約録画される番組を視覚的に
示すためのアイコンIcnが表示され、これらのアイコンI
cnに対応させて、例えば番組のタイトルや内容を示すテ
キストが表示されている。このようにして表示されるエ
ージェントリストを見ることで、ユーザは、携帯型レコ
ーダ/プレーヤ1に現在装填しているディスクメディア
6に、どのようなエージェントデータを記録したのかを
知ることができる。また、エージェントリストは、例え
ば番組内容をサムネイル画像的に示すアイコンIcnを主
とする表示態様となっているから、視覚的に非常に認識
しやすいものになっているということがいえる。これ
は、エージェントデータが、画像データにスクリプトが
付加されたデータ構造を有していることで実現されてい
るものである。即ち、リスト内に表示されるアイコンIc
nには、ディスクメディア6に記録されたエージェント
データを形成する静止画データが用いられる。また、こ
の図に示すようにしてテキスト表示を行うものとする場
合には、エージェントデータに、録画番組のタイトルや
内容を示すスクリプトを含めて記述する構造とすればよ
い。
【0051】そして、最終的に、或る1枚のディスクメ
ディア6に対して、ユーザが予約録画しておきたいとす
る番組についてのエージェントデータを全て記録し終え
たとする。確認のために述べておくと、ディスクメディ
ア6はリムーバブルなメディアであり、携帯型レコーダ
/プレーヤ1からイジェクトさせれば、カートリッジ6
aに収納されたディスクメディア6のみを持ち運ぶこと
ができる。
【0052】そして、この後においてユーザは、エージ
ェントデータを記録し終えたディスクメディア6を図7
(a)に示すようにして、例えば自宅のホームサーバ装
置2に対して装填する。ホームサーバ装置2は、ディス
クメディア6が装填されると、この装填されたディスク
メディア6のTOC又はファイルシステムを参照して、
ここに記録されている内容を認識する。そして、このと
きにエージェントデータが記録されていることを認識す
ると、図7(b)に示すようにして、このエージェント
データについての読み出しを行い、例えばハードディス
クドライバ207に転送して記憶させる。なお、エージ
ェントデータは、例えば録画ファイルなどのデータと比
較すれば、非常に小さいデータサイズである。従って、
ROM22の容量にも依るが、このROM22に書き込
んで記憶させるようにしても良い。但し、以降において
は、エージェントデータは、ハードディスクドライバ2
07に記憶されることを前提として説明していくことと
する。このようにして、ディスクメディア6に記録され
ているエージェントデータについての読み込みが終了し
た後は、例えば、ユーザはディスクメディア6をサーバ
装置2からイジェクトさせてよい。
【0053】上記のようにディスクメディア6がイジェ
クトされたとしても、ホームサーバ装置2のハードディ
スクドライバ207には、ディスクメディア6から読み
込んだエージェントデータが記憶されている。そこでホ
ームサーバ装置2は、図7(c)に示すようにして、内
部にエージェントデータが記憶されている場合には、こ
のエージェントデータとしてのスクリプトの記述内容に
従って、コンテンツを収集するための動作を自動的に実
行する。例として、或る番組を予約録画するための録画
スクリプトを含むエージェントデータが記憶されている
とすれば、このエージェントデータの録画スクリプトに
従って予約録画動作を実行する。つまり、録画スクリプ
トが指定する録画開始時間に至ったとされると、TVチ
ューナー部205を制御して、録画スクリプトが指定す
るチャンネルが選局されるようにする。そして、録画開
始時間から終了時間までに対応する期間にわたり、TV
チューナー部205にて選局され、信号処理部206の
処理によって得られたビデオ信号データを、1つの録画
ファイルとして管理されるようにして、ハードディスク
ドライバ207に対して書き込んで記憶させる。このよ
うにして、エージェントデータに従って、ホームサーバ
装置2が予約録画動作などのコンテンツ収集動作を自動
実行することで、ホームサーバ装置2のハードディスク
ドライバ207には、現在記憶しているエージェントデ
ータに応じたコンテンツデータが記憶されていくことに
なる。
【0054】そして、例えばこの後において、図7
(d)に示すようにして、エージェントデータが記録さ
れたディスクメディア6が装填されたとする。この場
合、前述もしたように、ホームサーバ装置2は、ディス
クメディア6のTOC又はファイルシステムの読み込み
を行う。これにより、ディスクメディア6にエージェン
トデータが記録されていることを認識することができ
る。
【0055】また、図7(a)では便宜のために説明を
省略したが、ホームサーバ装置2がディスクメディア6
にエージェントデータが記録されていることを認識した
場合には、さらに、次の処理も実行するようにされる。
つまり、ディスクメディア6に記録されているエージェ
ントデータに対応するコンテンツデータが、ハードディ
スクドライバ207に記憶されているか否かについての
検索処理を実行する。そして、エージェントデータに対
応して記憶されたコンテンツデータを検索した場合に
は、図7(d)に示す動作を実行する。つまり、ホーム
サーバ装置2では、現在装填されているディスクメディ
ア6に対して、この検索したコンテンツデータをハード
ディスクドライバ207から読み出してディスクメディ
ア6に対して記録するという動作を行う。これによっ
て、ディスクメディア6には、既にに記録されたエージ
ェントデータに対応するコンテンツデータである予約録
画番組が記録されることになる。なお、この際において
は、ハードディスクドライバ207に記憶されているコ
ンテンツデータは残したまま、ディスクメディア6に対
してコピーさせる記録の仕方とすることが考えられる。
また、ディスクメディア6に記録するコンテンツデータ
は、ハードディスクドライバ207から削除してしまう
ことで、見かけ上、コンテンツデータを移動させるとい
う記録の仕方とすることも考えられる。何れの記録の仕
方とするのかは、例えば著作権などの事情によって設定
するようにすればよいし、また、ユーザが操作によって
任意に選択設定できるようにすることも考えられる。
【0056】そして、上記のようにして、コンテンツデ
ータが記録されたディスクメディア6を、再び携帯型レ
コーダ/プレーヤ1に装填した場合には、例えば図8に
示すようにして、そのディスクメディア6に記録済みと
されているコンテンツデータを示すコンテンツリスト
を、表示部108に表示させることができる。このよう
にしてコンテンツリストを表示させるためのコンテンツ
ごとの表示データは、例えば、上記図7(d)に示した
ようにして、ディスクメディア6にコンテンツデータを
記録する際に、ホームサーバ装置2側で生成され、コン
テンツデータとともに記録されるものである。また、表
示データの生成にあたっては、例えばROM202に記
憶されているエージェントデータを利用する。
【0057】そして、本実施の形態としては、例えばこ
の表示部108に表示されるコンテンツリストは、コン
テンツ再生のためのGUIとしての機能も有している。
つまり、ユーザは、操作部107に対する所定操作を行
うことで、コンテンツリストの中から任意のコンテンツ
を選択し、再生を指示することができる。そして、この
再生指示操作に応じて、携帯型レコーダ/プレーヤ1
は、ディスクメディア6から選択されたコンテンツデー
タを読み出して、最終的に、画像音声として、表示部1
08とオーディオ出力端子Toutから出力させることがで
きる。
【0058】ところで、これまでの図4〜図8による説
明は、図5(a)に示したように、エージェントデータ
が録画スクリプトである場合のコンテンツデータの収集
を例に挙げている。つまり、エージェントデータにより
いわゆる番組予約録画を行っているものである。これ
は、放送番組単位で録画ファイルとしてのコンテンツデ
ータを収集しているということである。しかしながら、
本実施の形態に対応するコンテンツデータとしては、こ
れに限定されるものではない。そして、本実施の形態と
しては、図5(b)(c)に示しているように、キーワ
ードスクリプトとURLスクリプトにより収集されるコ
ンテンツデータも収集できるようになっている。これら
キーワードスクリプトとURLスクリプトを利用したコ
ンテンツデータの収集について、説明を加えておくこと
とする。
【0059】先ず、キーワードスクリプトを含むエージ
ェントデータの作成に際しては、エージェントデータを
形成するスクリプトとして、ユーザがキーワードを入力
する。この入力操作は、携帯型レコーダ/プレーヤ1に
対する操作として行われる。例えばここで、ユーザが、
ある俳優が出演している番組の録画ファイルをコンテン
ツデータとして収集したいと思ったとする。この場合、
ユーザは、携帯型レコーダ/プレーヤ1の操作部107
に対する所定操作によって、その俳優の名前を文字入力
する。また、この際には、俳優の名前だけではなく、コ
ンテンツ収集に際しての各種条件などの情報も入力でき
るようにして良い。これにより、エージェントデータの
スクリプト作成に必要なデータが得られる。そして、必
要な情報を入力したら、エージェントデータを作成させ
るための操作を行うようにされる。この操作に応じて、
キーワードスクリプトのエージェントデータが作成さ
れ、このとき装填されていたディスクメディア6に対し
て記録が行われる。
【0060】この場合、エージェントデータを形成する
画像データは、例えば、入力された文字情報を利用して
生成することができる。例えば上記の場合であれば、俳
優名を示す文字が表示されるように画像データが形成さ
れる。また、俳優名などであれば、入力したキーワード
に基づいて、番組表から検索を行い、その俳優が出演し
ている番組のアイコンIcnのデータを、エージェントデ
ータの画像データとすることも考えられる。この場合、
番組表データには、例えば番組の出演者の情報が、その
番組の内容データとして含まれている必要がある。な
お、キーワードとしては、例えば俳優や、アーティスト
名などの出演者名だけではなく、番組表データが付加情
報として有している、例えばスポーツ、歌番組などの番
組のジャンルを示す情報などを入力可能としてもよい。
【0061】そして、上記のようにしてキーワードスク
リプトのエージェントデータが記録されたディスクメデ
ィア6をホームサーバ装置2に装填すれば、ディスクメ
ディア6から、このキーワードスクリプトのエージェン
トデータの読み出しが行われ、内部のハードディスクド
ライバ207に記憶される。
【0062】ホームサーバ装置2においても、放送局3
から番組のデータと共に多重化されて送出されてくる電
子番組表データを受信復調し、例えばRAM202に記
憶させておくようにしている。この電子番組表データに
は、各番組の放送時間等を示す情報に加え、各番組の出
演者の名前などの情報も付加情報として格納されてい
る。そして、ホームサーバ装置2では、この電子番組表
データの付加情報を参照して、現在保持しているエージ
ェントデータのキーワードスクリプトが示すキーワード
に該当する番組のチャンネル、及びその放送時間帯など
をピックアップする。そして、このようにしてピックア
ップされた情報に基づいて、番組予約録画情報を生成
し、登録する。以降は、この番組予約録画情報に基づい
て、予約録画動作が実行されることで、ホームサーバ装
置2のハードディスクドライバ207には、キーワード
に該当する録画ファイルとしてのコンテンツデータ(録
画ファイル)が記録されていくことになる。また、ある
ときにユーザが、キーワードスクリプトを含むエージェ
ントデータが記録されたディスクメディア6を装填すれ
ば、ハードディスクドライバ207に記憶されているコ
ンテンツデータのうち、ディスクメディア6に記録され
たエージェントデータのキーワードにより収集されたコ
ンテンツデータが、このディスクメディア6に記録され
る。
【0063】また、キーワードスクリプトによるコンテ
ンツデータの収集は、放送局3から送出される放送番組
だけではなく、例えば、ネットワーク上のコンテンツサ
ーバなどのサイトでアップロードされているデータを対
象としても良い。つまり、ホームサーバ装置2は、ネッ
トワークインターフェイス209からインターネットに
接続した状態としたうえで、キーワードスクリプトのキ
ーワードに該当するコンテンツを提供しているサイトを
検索する。そして、検索されたサイトから、キーワード
に該当するコンテンツを自動的にダウンロードし、ハー
ドディスクドライバ207に記憶させるものである。上
記のような動作が実行されれば、例えば、キーワードと
して、ある演奏者の名前を記述している場合には、音楽
配信サービスのサイトからその演奏者の楽曲を自動的に
ダウンロードし、コンテンツデータとしてハードディス
クドライバ207に記憶させることが可能になる。
【0064】また、この際において、ダウンロードが有
料である場合には、エージェントデータのスクリプトに
決済情報を記述しておけば、ホームサーバ装置2は、こ
の決済情報を利用して、自動的に決済を行うようにもさ
れる。
【0065】また、URLスクリプトの作成は、携帯型
レコーダ/プレーヤ1に対する所定操作によってユーザ
が所望のURL(Uniform Resource Locator)を入力する
ようにされる。なお、URLは、ユーザが文字入力する
ほか、例えば、次のようにして簡易的に入力させること
も可能である。例えば、放送局3から送出される番組表
データには、付加情報として番組に関連した情報を提供
しているURLの情報も含まれているものとする。そし
て、ユーザの所定操作によって、この番組表データ内の
URLを任意に選択して、URLスクリプトに使用する
URLとして入力することができるようにしてもよいも
のである。そして、エージェントデータ作成のための操
作を行えば、この入力されたURLのURLスクリプト
を含むエージェントデータが作成され、ディスクメディ
ア6に記録される。なお、URLスクリプトのエージェ
ントデータに含むべき画像データとしては、例えばその
エージェントデータがURLスクリプトによるものであ
ることを示すアイコン画像データを用意し、この画像デ
ータを使用するようにすることが考えられる。
【0066】そして、URLスクリプトが記述されたエ
ージェントデータが記録されたディスクメディア6をホ
ームサーバ装置2に装填すれば、このディスクメディア
6から読み出されたエージェントデータが、ROM20
2に記憶されることになる。
【0067】ROM202に記憶されたURLスクリプ
トのエージェントデータを利用したコンテンツデータの
収集は、例えば次のようにして行われる。つまり、ホー
ムサーバ装置2では、ネットワークインターフェイス2
09からネットワークを介して、エージェントデータの
URLスクリプトに記述されているURLにアクセスす
る。そして、そのURLのサイトとしてのホームページ
のデータ(例えばHTML形式のファイル)を自動的に
ダウンロードする。このダウンロードしたデータが、コ
ンテンツデータとしてハードディスクドライバ207に
記録される。そして、例えばこのURLへのアクセスを
一定時間ごとに定期的に行い、そのホームページが更新
されているか否か判別する。そして、更新されているの
であれば、ダウンロードしてコンテンツデータとしてハ
ードディスクドライバ207に記憶させる。ところで、
更新されたコンテンツデータをハードディスクドライバ
207に記憶させる際には、既にハードディスクドライ
バ207に記憶されている、更新前のホームページのコ
ンテンツデータを残したまま、新規なコンテンツデータ
として記憶させても良い。また、更新前のホームページ
のコンテンツデータを上書きするようにして記憶させて
も良い。また、前者と後者のいずれの記憶の仕方とする
のかをURLスクリプトに含めることができるようにし
て、ユーザが、スクリプトの内容を書き換えることで任
意に設定可能としても良い。なお、この場合においても
エージェントデータのスクリプトに決済情報を記述して
おくことで、ホームサーバ装置2は、ダウンロードが有
料である場合には、この決済情報を利用して自動的に決
済を行う。
【0068】これまでの説明をまとめると、本実施の形
態におけるコンテンツ収集の流れとしては、先ず、携帯
型レコーダ/プレーヤ1に対する操作によって、コンテ
ンツデータを収集させるためのデータであるエージェン
トデータを作成して、装填されているディスクメディア
6に対して記録することになる。つまり、コンテンツ収
集のための設定登録を、エージェントデータをディスク
メディア6に記録するというかたちで行う。
【0069】この際において、例えば番組録画予約とし
てのコンテンツ収集のための設定登録を例に挙げると、
ユーザは、携帯型レコーダ/プレーヤ1上で表示される
番組表に対して操作を行えば、エージェントデータをデ
ィスクメディア6に記録させることができる。つまり、
番組表は、アイコンIcnを含むGUIであり、このアイ
コンIncに対する操作を主とする視覚的で分かりやすい
操作によって、先ずは、エージェントデータの読み出し
をディスクメディア6に記録できるわけである。
【0070】そして、コンテンツ収集を行う機器である
ホームサーバ装置2にエージェントデータを登録して収
集させるするためには、ユーザは、登録したいとするエ
ージェントデータが記録されたディスクメディア6を、
ホームサーバ装置2に装填するだけでよい。ホームサー
バ装置2は、ディスクメディア6が装填されれば、この
ディスクメディア6からエージェントデータを読み込
み、例えば内部のROM202に記憶させるようにして
登録する。そしてこの後、ROM202に記憶されたエ
ージェントデータの内容に従って、放送局3やネットワ
ーク上にて提供される放送番組や楽曲データその他の各
種コンテンツを、コンテンツデータとしてハードディス
クドライバ207に記憶して収集する動作を自動実行す
るものである。
【0071】さらに、ホームサーバ装置2のハードディ
スクドライバ207に記憶されるようにして収集された
コンテンツデータを、ディスクメディア6にも書き込み
たい場合には、ユーザはエージェントデータが記録され
たディスクメディア6を装填すればよい。これにより、
先にも述べたように、ディスクメディア6に記録されて
いるエージェントデータにより収集されるべきコンテン
ツデータが、ハードディスクドライバ207に記憶され
ていれば、自動的に、そのコンテンツデータがディスク
メディア6に記録される。ユーザは、このディスクメデ
ィア6を持ち運んで、携帯型レコーダ/プレーヤ1によ
り再生することができる。つまり、例えば自宅以外の場
所で、コンテンツデータを再生して楽しむことができ
る。
【0072】このようにして、ディスクメディア6にエ
ージェントデータを記録して以降は、ホームサーバ装置
2にコンテンツデータを収集させるための登録操作、及
びホームサーバ装置2にて収集されたコンテンツをディ
スクメディア6に書き込むための操作としては、ディス
クメディア6をホームサーバ装置2に装填するという作
業だけでよいことになる。つまり、ユーザは、番組予約
録画を例に挙げれば、録画番組のチャンネル、放送時間
帯などの情報を、自身が逐一確認して登録する操作を行
わなくともよい。また、ホームサーバ装置2にて収集さ
れたコンテンツをディスクメディア6に記録させる際に
は、そのディスクメディア6に記録されたエージェント
データに対応するコンテンツデータが自動的に選択され
ることになる。従って、ユーザは、ホームサーバ装置2
からディスクメディア6に記録させるコンテンツデータ
を、ハードディスクドライバ207に記憶されているコ
ンテンツデータのリストから選択するような、面倒な操
作も必要無いことになる。
【0073】4−2.処理動作例 続いては、上記図4〜図8を参照して説明した本実施の
形態としてのシステム動作を実現するための処理動作例
について、図9〜図12を参照して説明することとす
る。図5には、エージェントデータのスクリプトとし
て、録画スクリプト、キーワードスクリプト、URLス
クリプトの3種のスクリプトを例に挙げた。ここでは、
そのうちから、エージェントデータのスクリプトが録画
スクリプトである場合と、キーワードスクリプトである
場合の処理について説明する。
【0074】図9及び図10には、エージェントデータ
のスクリプトが図5(a)に示した録画スクリプトであ
る場合の処理が示されている。また、これまでの説明に
よると、携帯型レコーダ/プレーヤ1による番組表デー
タの取得は、放送局3から放送される電波を受信する場
合と、ネットワークを介して番組表サーバ4から取得す
る場合があることとしている。この図9及び図10で
は、番組表サーバ4から取得する場合についての処理を
示すこととする。また、これらの図においては、携帯型
レコーダ/プレーヤ1、ホームサーバ装置2、及び番組
表サーバ4の各処理が示されている。携帯型レコーダ/
プレーヤ1としての処理は、例えばROM102に記憶
されたプログラムに従って制御部101が実行する。ホ
ームサーバ装置2としての処理は、ROM202又はハ
ードディスクドライバ207に記憶されたプログラムに
従って制御部201が実行する。また、番組表サーバ4
としての処理は、図示はしていないが、この番組表サー
バ4内に設けられる制御部が実行するものとされる。
【0075】先ず図9に示すようにして、携帯型レコー
ダ/プレーヤ1では、ステップS100の処理として示
すように、例えばユーザの操作に応じて、番組表サーバ
4に対して番組表データを要求する要求情報を送信す
る。この際には、制御部101は、ネットワークインタ
ーフェイス109を制御してネットワークを経由しての
番組表サーバ4への接続を確立したうえで、要求情報を
発生させて、ネットワークインターフェイス109に転
送する。ネットワークインターフェイス209は、ネッ
トワークを介して番組表サーバ4に要求情報を送信す
る。
【0076】番組表サーバ4では、例えば多数の放送局
から送信されてくる放送スケジュールの情報を利用して
番組表データを作成し、これを記憶している。そして、
ステップS101の処理によって、上記要求情報を送信
すると、ステップS102により、携帯型レコーダ/プ
レーヤ1に対して番組表データを送信する。
【0077】携帯型レコーダ/プレーヤ1では、ステッ
プS103の処理によって番組表データを受信取得す
る。この受信した番組表データは、例えば一時的にRA
M102に保持されるが、制御部101は、このRAM
102に保持された番組表データに基づいて、表示部1
08に番組表(図)4参照を表示させるための表示制御
を実行する。そして、この状態の下で、ステップS10
4の処理として示すように、表示部108に表示される
番組表内のアイコンIcnに対する選択操作を受け付け
る。つまり、ユーザとしては、自身が予約録画したい番
組を登録するための操作を行うことができる。
【0078】そして、アイコン選択操作に応じた携帯型
レコーダ/プレーヤ1の処理として、この場合には、ス
テップS105により、選択されたアイコンIcnに対応
する番組予約録画のためのエージェントデータの要求情
報を送信する。番組表サーバ4では、番組表データと共
に、各放送番組に対応するエージェントデータも作成し
て記憶しているものとされる。番組表サーバ4は、ステ
ップS106の処理によって、エージェントデータの要
求情報を受信すると、ステップS107の処理により、
携帯型レコーダ/プレーヤ1に対して、要求されたエー
ジェントデータを送信する。
【0079】携帯型レコーダ/プレーヤ1では、ステッ
プS108としての処理によりエージェントデータを受
信する。そして、現在装填されているディスクメディア
6に対して、このエージェントデータを記録する。
【0080】ところで、先の説明では、例えば放送局3
から受信した番組表データには、番組予約録画のための
エージェントデータを作成するための情報も含まれてお
り、エージェントデータの作成は、携帯型レコーダ/プ
レーヤ1が、番組表データの情報内容を利用して行って
いた。図9においても、例えば番組表サーバ4が提供す
る番組表データを利用して、携帯型レコーダ/プレーヤ
1側でエージェントデータを作成するようにして良い。
しかしながら、ネットワークによる接続の場合には、携
帯型レコーダ/プレーヤ1と番組表サーバ4との間で双
方向通信が可能であるから、図9のステップS105〜
S108の処理のように、番組表サーバ4からエージェ
ントデータを受信取得させる構成とすることが可能であ
る。また、この場合のメリットとしては、例えば番組表
データには、エージェントデータを作成するために必要
な情報を含めた構造にする必要はないから、番組表デー
タそのもののデータサイズを小さなものとすることがで
きる。番組表データのデータサイズが小さくなれば、送
受信の時間も短くなり、また、番組表データを利用して
番組表を表示させる場合にも、携帯型レコーダ/プレー
ヤ1の処理は軽くなる。
【0081】そして、ホームサーバ装置2では、ステッ
プS110の処理として示すようにして、ディスクメデ
ィア6が装填されたか否かについて判別している。そし
て、装填されていないのであれば、後述するステップS
114の処理に進む。
【0082】これに対して、ディスクメディア6がホー
ムサーバ装置2に装填されると、ホームサーバ装置2で
は、ステップS111の処理として示すように、装填さ
れたディスクメディア6に記録されているエージェント
データの読み込みを行う。この段階では、例えばRAM
203に保持させればよい。そして、次のステップS1
12では、例えば既にハードディスクドライバ207に
記憶されているエージェントデータのリストと、今回読
み込みを行ったエージェントデータとを比較する。そし
て、今回読み込みを行ったエージェントデータが、未だ
カートリッジ6aに収納されているには記憶されておら
ず未登録である場合には、新規のエージェントデータで
あるとして、ステップS113以降の処理に進む。これ
に対して、既に登録されたエージェントデータであると
判別した場合には、後述する図10のステップS130
の処理に進む。
【0083】図9に示すステップS113では、今回読
み込みを行った新規のエージェントデータに基づいて、
番組予約録画リストを作成して、例えばハードディスク
ドライバ207に書き込んで記憶させる。つまり、番組
予約録画リストに登録を行う。なお、ここでリストに登
録すべきエージェントデータが、録画スクリプトにより
帯予約すべきものとして指定されている場合には、例え
ば毎週、毎日、隔週などの帯予約の指定内容に従って、
複数の番組予約録画リストを作成して登録を行うように
される。
【0084】次のステップS114以降の処理は、これ
までに登録された番組予約録画のためのエージェントデ
ータに基づいた予約録画動作のための処理となる。先ず
ステップS114では、現在ハードディスクドライバ2
07に保持されている全ての番組予約録画のためのエー
ジェントデータを参照する。そして、これらのエージェ
ントデータが録画スクリプトにより指示する予約録画の
開始時刻のうちの何れか1つでも、現在時刻と一致する
ようになるのを待機している。そして、或るエージェン
トデータが指示する予約録画の開始時刻と現在時刻とが
一致したとされると、ステップS115以降の録画のた
めの処理に移行する。
【0085】ステップS115では、今回の予約録画開
始時刻を指定したエージェントデータを記録しているデ
ィスクメディア6に対して記録可能な状況であるか否か
についての判別を行う。このための条件としては、ホー
ムサーバ装置2に、上記したエージェントデータを記録
しているディスクメディア6が装填されおり、かつ、こ
のディスクメディア6が、これより記録する録画番組デ
ータとしてのファイルを記録できるだけの空き容量を有
していることが必要となる。先ず、今回の予約録画開始
時刻を指定したエージェントデータを記録しているディ
スクメディア6であるか否かについては、例えばディス
クメディア6からエージェントデータの読み込みを行っ
てRAM203に保持されているとされるエージェント
データの内容を参照し、一致する内容のものが存在する
か否かを判別すればよい。また、空き容量については、
例えば装填されているディスクメディアに記録され、記
録データを管理する管理情報(TOC、ファイルシステ
ム)、ディスクメディア6の空き容量を求めるようにす
る。そして、例えば録画番組の録画開始時間と終了時間
の差から、録画番組データのファイルサイズを求める。
そして、両者を比較して、ディスクメディア6の空き容
量のほうが、録画番組データのファイルサイズよりも小
さければ、記録可能であると判定できることになる。
【0086】そして、ステップS115において肯定結
果が得られた場合には、ステップS116に進む。ステ
ップS116の処理としては、録画番組をディスクメデ
ィア6に記録するための制御処理を実行する。このため
には、先ず、エージェントデータが指定する予約録画開
始時刻から、そのエージェントデータが指定するチャン
ネルの放送の受信が開始されるように、TVチューナー
部205に対する制御を実行する。これにより、TVチ
ューナー部205により受信された放送波は、信号処理
部206により復調されて、例えばビデオ信号(オーデ
ィオ信号を含む)としてのストリームデータが得られる
ことになる。そしてこの場合には、受信取得した録画番
組のストリームデータを、内蔵のハードディスクドライ
バ207に記憶させるのではなく、装填されているディ
スクメディア6に対して記録していく。
【0087】エージェントデータが記録されているディ
スクメディア6が装填されているということは、ユーザ
は、そのディスクメディア6に対して、ここに記録され
たエージェントデータに対応するコンテンツデータを記
録したいのだということになる。そこで、これより録画
すべき番組の予約録画を指定するエージェントデータが
記録されたディスクメディア6が装填されている場合に
は、上記ステップS115〜S116の流れとして示す
ようにして、直接ディスクメディア6に録画番組をコン
テンツデータとして記録するようにしている。なお、例
えば、同時に、録画番組のデータをハードディスクドラ
イバ207にも記憶させるようにしても良い。この場合
には、例えば何らかの原因によって、ディスクメディア
6への記録がエラーとなったような場合でも、ハードデ
ィスクドライバ207に同じ録画番組のデータがバック
アップされていることになるから、後において、また、
ディスクメディア6に記録し直すことができる。
【0088】そして、例えばステップS116の処理に
よって録画番組データをディスクメディア6に記録する
動作が行われているときには、次のステップS117の
処理によって、このディスクメディア6をイジェクトさ
せるための操作が行われたか否かについて判別すること
が行われる。そして、イジェクト操作が行われたことを
判別した場合には、先ずステップS118の処理によっ
て、警告表示が行われる。つまり、データ記録中に行わ
れたイジェクト操作について、ユーザに確認を求めるも
のである。そして、続くステップS119において、ユ
ーザがイジェクト操作をキャンセルする操作を行えば、
ディスクメディア6をイジェクトすることなく、ステッ
プS116の処理に戻るようにされることで、録画番組
データの記録を継続させるようにする。これに対して、
イジェクトをキャンセルせずに有効とする操作が行われ
たのであれば、ステップS120の処理に進み。ディス
クをイジェクトさせる。そして、次のステップS121
において、所要の終了処理を実行する。この際において
は、例えばTVチューナー部205における受信動作を
停止させる共に、これまでにディスクメディア6に記録
した録画番組のデータは無効となるように処理される。
そして、ステップS110の処理に戻る。
【0089】一方、ステップS117において、イジェ
クト操作が行われないと判別されている状態では、ステ
ップS122にて録画終了時刻に至って録画終了となる
ことが判別されないかぎりは、ステップS116による
録画番組を受信して、ディスクメディア6に記録するた
めの処理が実行される。そして、ステップS122にて
録画終了タイミングに至ったことが判別されると、ステ
ップS123に進む。ステップS123では、今回の録
画動作によりディスクメディア6に記録した録画番組に
対応するコンテンツリストデータを生成する。このコン
テンツリストデータは、例えば図8に示したようにし
て、携帯型レコーダ/プレーヤ1の表示部108にコン
テンツリストを表示させるために使用される。そして、
今回録画した録画番組としてのコンテンツに対応するエ
ージェントデータを利用して作成する。そして、続くス
テップS124の処理によって、作成したコンテンツリ
ストデータをディスクメディア6に記録する。そして、
次のステップS125において終了処理を実行する。こ
のときには、例えば、TVチューナー部205における
受信動作を停止させる。また、これまでの処理によって
ディスクメディア6に記録した録画番組のデータ、及び
コンテンツリストに対応して、ディスクメディア6の管
理情報を更新することも行う。そして、ステップS11
0の処理に戻る。
【0090】また一方で、先のステップS115におい
て否定結果が得られた場合には、ステップS126以降
の処理に進む。なお、確認のために述べておくと、ステ
ップS115にて否定結果が得られる場合とは、ホーム
サーバ装置2に対してディスクが装填されていないか、
装填されているとしても、その装填されているディスク
は、今回の予約録画に対応するエージェントデータが記
録されたものではない場合となる。
【0091】ステップS126の処理によっては、ホー
ムサーバ装置2内部のハードディスクドライバ207に
対して、録画番組を記録するための制御処理が実行され
る。つまり、この場合にも、エージェントデータが指定
する予約録画開始時刻から、そのエージェントデータが
指定するチャンネルの放送の受信が開始されるように、
TVチューナー部205に対する制御を実行する。これ
により、信号処理部206からは、TVチューナー部2
05により受信した放送波から復調したビデオ信号(オ
ーディオ信号を含む)のストリームデータが得られる。
この点は、ステップS116の場合でも同様であった。
しかしながら、この場合には、上記のようにして受信取
得した録画番組のストリームデータを、この場合には、
内蔵のハードディスクドライバ207に転送して録画フ
ァイルとして管理されるようにして記憶させることにな
る。
【0092】このステップS126としての録画番組記
録のための制御処理は、次の処理とされるステップS1
27において、録画終了タイミングに至ったことが判別
されるまで継続される。そして、例えばエージェントデ
ータが指定する録画終了時刻に至ったとして、ステップ
S127において録画終了となることが判別されると、
ステップS128の処理に移行する。
【0093】ステップS128においては、先のステッ
プS123の場合と同様にして、今回の録画動作により
ディスクメディア6に記録した録画番組に対応するコン
テンツリストデータを生成する。そして、この場合に
は、生成したコンテンツリストデータを、ハードディス
クドライバ207に転送して記憶しておくようにされ
る。このようにして、ホームサーバ装置2に対してコン
テンツデータ(録画ファイル)を記録可能なディスクメ
ディア6が装填されていない場合には、ハードディスク
ドライバ207に対して録画ファイルの書き込みを行う
ようにされる。また、この録画ファイルに対応して生成
されたコンテンツリストデータもハードディスクドライ
バ207に対して記録するようにされる。次のステップ
S129においては終了処理を実行する。このときに
は、例えば先ず、TVチューナー部205における受信
動作を停止させたうえで、これまでの処理によってハー
ドディスクドライバ207に記録した録画番組のデー
タ、及びコンテンツリストに対応して、例えばファイル
システムの内容を更新することも行う。そして、ステッ
プS110の処理に戻る。
【0094】また、ステップS112において、装填さ
れたディスクメディア6に、新規とされるエージェント
データが記録されていない場合には、図10に示すステ
ップS130の処理に移行する。ステップS130にお
いては、ハードディスクドライバ207に記憶された録
画ファイル(コンテンツデータ)のうちから、現在装填
されているディスクメディア6に記録されたエージェン
トデータに対応しており、かつ、未だディスクメディア
6には記録されていない録画ファイルが記憶されている
か否かについて検索を行う。そして、この検索結果とし
て、上記録画ファイルがハードディスクドライバ207
に記憶されているという判別結果が得られた場合には、
ステップS131の処理に進む。
【0095】上記ステップS130において肯定結果が
得られた場合には、最終的には、ハードディスクドライ
バ207に記憶されている録画ファイルのうち、エージ
ェントデータに対応し、かつディスクメディア6には未
記録の録画ファイルを、ディスクメディア6に転送して
記録することが行われる。この際、ディスクメディア6
に記録すべき録画ファイルが帯予約番組である場合、そ
のディスクメディア6には、過去の放送分の録画ファイ
ルが残って記録されている可能性がある。このような録
画ファイルについては、ユーザが再生して見たものか
ら、ユーザ自身の操作によって削除しても良い。しかし
ながら、より高い利便性を得ようとすれば、例えばユー
ザが予め設定した規定回数に応じて、ディスクメディア
6に記録される帯予約番組の録画ファイル数が自動的に
調整されるようにすることが好ましい。
【0096】そこで、本実施の形態としては、エージェ
ントデータが録画スクリプトを含み、かつ、録画スクリ
プトに帯予約情報が記述されている場合において、帯予
約情報に規定回数情報を含めることができることとして
いる。この規定回数情報は、例えば帯予約される1つの
録画番組について、ディスクメディア6に記録してよい
録画ファイルの最大数を指定するもので、例えば携帯型
レコーダ/プレーヤ1に対する操作に応じてエージェン
トデータが作成される際において、ユーザの所定の入力
操作によって指定を行うことが可能とされている。
【0097】そして、ステップS131では、今回のデ
ィスクメディア6への録画ファイルを記録する結果、デ
ィスクメディア6に記録される帯予約番組の録画ファイ
ル数が規定回数を越える状態となるか否かについて判別
を行う。このためには、ディスクメディア6に記録され
ている管理情報の内容と、エージェントデータの内容か
ら、現在ディスクメディア6に記録されている帯予約番
組の録画ファイル数を認識するようにされる。また、ス
テップS130の判別処理の結果として、今回ディスク
メディア6に記録すべき帯予約番組の録画ファイル数は
認識可能とされる。そして、現在ディスクメディア6に
記録されているファイル数と、これより追加記録するフ
ァイル数と、指定された規定回数との情報を利用すれ
ば、ステップS131における判別処理を行うことが可
能になる。
【0098】そして、ステップS131にて否定結果が
得られた場合には、直ちにステップS133の処理に移
行する。これに対して、ステップS131にて肯定結果
が得られた場合には、ステップS132に進む。ステッ
プS132においては、ディスクメディア6に記録され
ている、帯予約番組の録画ファイル数について、今回記
録する録画ファイルを含めて、規定回数以内となるよう
に、必要数の過去の録画ファイルを削除するための処理
を実行する。例えば、ある帯予約番組について指定され
た規定回数が「4」であるとして、ディスクメディア6
にはこの帯予約番組の録画ファイルが既に4つ記録され
ているとする。そして、今回の記録によっては、この帯
予約番組の録画ファイルを新たに2つ記録することにな
っているとする。この場合には、例えばディスクメディ
ア6に記録済みの録画ファイルと、追記される録画ファ
イルの合計は、6(=4+2)である。そこで、ディス
クメディア6からは、最も過去から2回の放送分に対応
する、2つの録画ファイルを削除することで、規定回数
「4」に従った録画ファイル数となるようにするもので
ある。この処理を行った後、ステップS133の処理に
進む。
【0099】そして、ステップS133においては、デ
ィスクメディア6に対して、コンテンツデータとしての
録画ファイルを記録する。確認のために述べておくと、
この際に記録すべき録画ファイルは、ハードディスクド
ライバ207に記憶されている録画ファイルのうち、そ
のディスクメディア6に記録されたエージェントデータ
に対応するもので、かつ、そのディスクメディア6には
未記録とされているものとなる。また、ステップS13
3の処理としては、上記した録画ファイルと共に、その
録画ファイルに対応するコンテンツリストデータもディ
スクメディア6に記録する。そして、ステップS134
において所要の記録終了処理を行ったとすると、図9の
ステップS110の処理に戻るようにされる。
【0100】そして、この後において、上記のようにし
てコンテンツデータとしての録画ファイル(及びコンテ
ンツリストデータ)が記録されたディスクメディア6
を、携帯型レコーダ/プレーヤ1に装填した場合には、
ステップS140の処理として示すように、携帯型レコ
ーダ/プレーヤ1によりディスクメディア6からコンテ
ンツリストデータを読み込むための処理が実行される。
なお、コンテンツリストデータを読み込むのに先立って
は、ディスクメディア6から管理情報を読み込むための
処理も実行しているが、この処理に関しては、ここでは
図示を省略している。
【0101】そして、次のステップS141において、
上記ステップS140により読み込みを行ったコンテン
ツリストデータに基づいて、例えば図8に示したように
して、表示部108に対してコンテンツリストを表示さ
せる。
【0102】コンテンツリストを表示させているときに
は、次のステップS142の処理として示すようにし
て、GUIとしてのコンテンツリストに対するコンテン
ツの選択操作と、再生指示操作が可能となっている。そ
して、ステップS142の処理により、コンテンツを選
択した上での再生指示が入力されると、これに応じて、
ステップS143の処理によって、再生を指示されたコ
ンテンツデータのファイルをディスクメディア6から読
み出し、画像/音声として再生出力するための制御処理
を実行する。つまり、再生指示されたコンテンツデータ
が記録されているディスクメディア6上のアドレスにア
クセスしてデータの読み出しが行われるようにメディア
ドライバ105を制御する。そして、例えばファイルが
録画ファイルなどのビデオ信号データであれば、メディ
アドライバ105により読み出されたデータを信号処理
部106に転送して復調処理を実行させ、復調された画
像データについては、表示部108に対して転送して例
えば動画としての画像表示を実行させる。これと共に、
復調されたオーディオデータは、画像データの再生出力
タイミングに同期させるようにして、例えばオーディオ
出力端子Toutから出力させる。
【0103】続いて、図11及び図12を参照して、エ
ージェントデータのスクリプトが図5(b)に示したキ
ーワードスクリプトである場合の処理について説明す
る。なお、ここでは、キーワードスクリプトに記述され
たキーワードに基づいて、番組予約録画を行う場合につ
いて示している。
【0104】この場合、先ずユーザは、携帯型レコーダ
/プレーヤ1に対してディスクメディア6を装填した上
で、所定操作によりキーワードを入力し、これを登録す
るための操作を行う。この際、携帯型レコーダ/プレー
ヤ1では、図11のステップS201の処理として示す
ように、キーワード登録のための操作を入力することに
なる。そして、このキーワードの登録操作に応じて、次
のステップS202として示すようにして、登録された
キーワードが記述されたキーワードスクリプトを含むエ
ージェントデータを生成する。続いて、ステップS20
3の処理によって、この生成したエージェントデータ
を、現在装填されているディスクメディア6に対して記
録する。
【0105】上記のようにしてキーワードスクリプトを
含むエージェントデータが記録されたディスクメディア
6に対応してホームサーバ装置2が実行すべき処理とし
て、図9には、ステップS210〜S229までの処理
が示されている。このステップS210〜S229の処
理は、先の図9に示したステップS110〜S129の
処理とほぼ同様となるので、ここでは、図9と異なる処
理ステップについてのみ説明する。図11のステップS
210〜S229において、図9と異なった処理内容と
なっているのは、ステップS213の処理である。
【0106】この場合、ステップS213としても、ス
テップS212において、装填されたディスクメディア
6に新規なエージェントデータが記録されていることで
肯定の判別結果が得られた場合に実行される処理とな
る。ここで、図9において、ステップS213に対応す
るのは、ステップS113となる。ステップS113の
処理の場合、装填されたディスクメディア6に記録され
ている新規のエージェントデータは、録画スクリプトを
含むものであった。このために、ステップS113で
は、この録画スクリプトの記述内容を、ほぼそのまま利
用して番組予約録画のリストに登録することができてい
た。これに対して、図11に示すステップS213とし
ては、次のようにして、キーワードに基づいて番組予約
録画リストへの登録を行う。
【0107】先ず、制御部201は、先のステップS2
11の処理によりディスクメディア6から読み込みを行
ったエージェントデータに含まれるキーワードスクリプ
トからキーワードを認識する。そして、この認識したキ
ーワードを検索条件として、現在保持している電子番組
表データから検索を行う。この検索処理により、例えば
電子番組表データにおいて、キーワードに一致する情報
を有する番組があれば、その番組が検索結果として得ら
れることになる。例えば、キーワードが、或る一人のア
ーティストであったとする。そして、検索処理によって
は、このアーティストが出演する番組や、このアーティ
ストの楽曲が使用される番組などが検索結果として得ら
れることになる。そして、このようにして検索された番
組のチャンネル、放送開始/終了時刻などの情報に基づ
いて、予約録画情報を作成し、これを番組予約録画リス
トとして登録する。
【0108】また、図12に示すホームサーバ装置2側
の処理であるステップS230〜S234は、先に図1
0に示したステップS130〜S134の処理に対応す
る。ステップS230では、図10のステップS130
と同様の処理を実行する。つまり、ハードディスクドラ
イバ207に記憶された録画ファイル(コンテンツデー
タ)のうちから、現在装填されているディスクメディア
6に記録されたエージェントデータに対応し、かつ、デ
ィスクメディア6には記録されていない録画ファイルが
ハードディスクドライバ207に記憶されているか否か
についての判別を行う。そして、肯定の判別結果が得ら
れた場合に実行されるステップS231の処理として
は、次のようになる。
【0109】ステップS231では、今回ディスクメデ
ィア6に記録すべき全コンテンツデータの総容量(記録
ファイル容量)を求める。これは、例えばハードディス
クドライバ207のファイルシステムを参照することで
得ることができる。また、例えば現在装填されているデ
ィスクメディア6の管理情報から、このディスクメディ
ア6の残り容量を求める。そして、上記のようにして求
めた記録ファイル容量が、ディスクメディア6の空き容
量よりも少ないか否かについて判別する。つまり、今回
記録すべきコンテンツデータを全て記録できるだけのデ
ィスクメディア6の空き容量があるか否かについて判別
する。
【0110】ステップS231にて肯定結果が得られた
場合には、ステップS233の処理に直ちに移行するこ
とができる。そして、ステップS233の処理によっ
て、今回記録すべき録画ファイルを全てディスクメディ
ア6に転送して記録させるための制御処理を実行する。
なお、ステップS234の終了処理は、図10に示した
ステップS134と同様となる。
【0111】これに対して、ステップS231にて否定
結果が得られた場合には、ステップS232の処理を実
行する。ステップS232においては、今回、記録すべ
き全コンテンツデータを記録可能なディスクメディア6
の空き容量が確保できるように、不要と判断されるファ
イルを必要数だけディスクメディア6から削除するため
の処理を実行する。この際には、例えば原則としては、
最も過去に記録されたファイルから順に、必要数に応じ
て削除するようにすればよい。また、例えばディスクメ
ディア6の管理情報に、再生されたファイルと再生され
ないファイルとが識別可能な情報を含め、この情報に基
づいて、未だ再生されていないファイルについては、削
除対象から除外するように構成することも考えられる。
このようにしてステップS232の処理によって、ディ
スクメディア6の空き容量を確保した上で、ステップS
233の処理に移行することになる。
【0112】なお、このステップS231→S232に
よる処理は、例えば図10において、ハードディスクド
ライバ207に記憶されたコンテンツデータを、ディス
クメディア6に転送して記録する場合にも実行するよう
にして良い。
【0113】ところで、上記した処理を実現するための
プログラムは、前述もしたように、携帯型レコーダ/プ
レーヤ1では、ROM102に予め記憶して格納してお
くものである。また、ホームサーバ装置2では、ハード
ディスクドライバ207若しくはROM202に記憶さ
せておくものである。あるいは、プログラムは、フレキ
シブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Onl
y Memory)、MO(Magnet Optical)ディスク、DVD(Di
gital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ
などのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的
に格納(記録)しておくことができる。このようなリム
ーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェア
として提供することができる。例えば、本実施の形態で
あれば、ディスクメディア6にプログラムを記録し、パ
ッケージソフトウェアとして提供することができる。こ
れにより、携帯型レコーダ/プレーヤ1では、メディア
ドライバ105によりプログラムを読み出し、ROM1
02に記憶させることでインストールできる。また、ホ
ームサーバ装置2でも、同様にして、メディアドライバ
208によりプログラムを読み出し、ハードディスクド
ライバ207、又はROM202に記憶させることでイ
ンストールが可能となる。なお、プログラムは、上記の
ようなリムーバブルな記録媒体からインストールする
他、プログラムを記憶しているサーバなどから、LAN
(Local Area Network)、インターネットなどのネットワ
ークを介してダウンロードすることもできる。
【0114】また、本実施の形態としては、例えば図3
に示したようにして、ホームサーバ装置2に対してプリ
ンタ部210を備えるように構成している。このように
してプリンタ部210を備えることによっては、例え
ば、次のような機能を与えることができる。本実施の形
態のディスクメディア6は、実際には、図1にても示し
ているように、カートリッジ6aに納められた形態とな
っている。このようにしてカートリッジに収納されるメ
ディアの場合、記録内容を記したラベルを貼り付けるこ
とでどんな内容が記録されているのかをユーザが分かる
ようにするということが行われている。
【0115】そこで本実施の形態としては、プリンタ部
210により、ディスクメディア6のカートリッジ6a
に貼り付けるものとして提供されるラベルに、エージェ
ントデータに基づいて生成した画像データの画像を印刷
できるように構成する。例えばユーザは、ラベルを印刷
したいときには、ディスクメディア6をホームサーバ装
置2に装填して、ディスクメディア6からエージェント
データの読み込みを行わせる。そして、所定操作によっ
て、印刷すべきエージェントデータを選択し、印刷を実
行させる。このときには、例えば、ホームサーバ装置2
をモニタ装置などと接続しておき、ホームサーバ装置2
によりモニタ装置に対して印刷に関するGUI画像を出
力して表示させるようにすればよい。そして、印刷時に
おいては、ホームサーバ装置2は、選択されたエージェ
ントデータに基づいて、ラベルに印刷すべき画像データ
を生成する。この際には、例えば、アイコンIcnとして
も表示される静止画データのみを利用した画像データと
してもよい。また、この静止画データだけではなく、番
組タイトルや内容を記述したスクリプトの内容を利用し
た文字画像を含めても良い。そして、プリンタ部210
は、上記のようにして生成された印刷用の画像データに
よりラベルに印刷を行うものである。ユーザは、このよ
うにして画像が印刷されたラベルを、そのディスクメデ
ィア6に貼り付ければよい。
【0116】このようにして、本実施の形態では、エー
ジェントデータが画像データを含むことから、この画像
データを利用してラベル印刷のための画像を生成して、
印刷も行うようにされる。これにより、ユーザは、例え
ば自身でラベルに書き込んだり、また、特別なラベル作
成のアプリケーションを使用することなく、手軽に、デ
ィスクメディア6の記録内容に応じた、完成度の高い整
ったラベルを作成することができる。なお、例えばプリ
ンタとしての構造が小型であれば、上記と同様の機能を
有するプリンタ部を、携帯型レコーダ/プレーヤ1に対
して備えることも考えられる。
【0117】また、本発明としては、これまでに説明し
た実施の形態としての構成に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、移動可能なメディアは、
カートリッジに収納される形態のディスクメディア6と
されているが、カートリッジに収納されない形態のディ
スクメディアであっても良い。この場合、プリンタ部
は、例えばディスクそのもののラベル面に貼り付け可能
なラベルに印刷可能な構成とすればよい。あるいは、デ
ィスクのラベル面に直接印刷できる構成としても良い。
さらには、例えばメモリ素子によるメディアなど、ディ
スクメディア以外のメディアを本発明の移動可能なメデ
ィアとしても良い。
【0118】また、移動可能なメディアとしては、必ず
しも、記録再生装置から着脱可能なリムーバブルなメデ
ィアである必要もない。例えば本実施の形態の携帯型レ
コーダ/プレーヤ1に対して着脱不可な状態で内蔵され
るディスクメディアであっても良い。つまり、携帯型レ
コーダ/プレーヤ1に内蔵であっても、携帯型レコーダ
/プレーヤ1の移動に伴って移動可能な状態が得られる
以上、本発明の移動可能なメディアとして含まれるもの
である。そして、この場合には、メディアが内蔵された
携帯型レコーダ/プレーヤ1とホームサーバ装置2と
を、例えばケーブルなどを利用して、USBなどをはじ
めとするデータインターフェイスにより接続する構成と
する。或いは無線接続によるデータインターフェイスと
してもよい。これにより、ホームサーバ装置2は、携帯
型レコーダ/プレーヤ1に内蔵されるディスクメディア
6に対してアクセス可能な状態が得られているというこ
とがいえる。そして、このデータインターフェイスを介
して、携帯型レコーダ/プレーヤ1の内蔵メディアに記
憶されているエージェントデータを、ホームサーバ装置
2のハードディスクドライバ207に転送して記憶させ
ればよい。
【0119】また、上記した移動可能なメディアの形態
等に応じて、エージェントデータを作成してメディアに
記録し、また、メディアからコンテンツデータを再生出
力可能な携帯端末装置としても、本実施の形態の携帯型
レコーダ/プレーヤ1以外の構成が採られてよい。例え
ばメディアを着脱可能又はメディアを内蔵した携帯電
話、PDAなどとされてもよいものである。さらには、
ホームサーバ装置2としての構成も、図3に示したもの
に限定されるものではなく、各種変形が可能である。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像情報
とスクリプト情報とからなる制御情報(エージェントデ
ータ)を移動可能な記録媒体(ディスクメディア)に記
録する。また、情報処理装置は、例えば放送番組のコン
テンツなど、外部からの情報を取得可能とされているう
えで、記録媒体から読み出した制御情報に基づいて、外
部から取得すべき情報を選択することができるようにな
っている。つまり、本発明としては、画像とスクリプト
から成る制御情報を一旦記録媒体に記録させてしまえ
ば、あとは、情報処理装置がこの記録媒体に記録された
制御情報を読み込むだけで、この制御情報に対応するコ
ンテンツなどの外部情報を選択する動作が自動的に実行
される。換言すれば、ユーザが所望するコンテンツなど
に対応する制御情報を記録媒体に記録しさえすれば、コ
ンテンツ選択の登録操作を行わなくとも、ユーザの意図
通りに、情報処理装置によるコンテンツデータ等の選択
が行われるものである。そして、これらのコンテンツデ
ータを、例えば上記移動可能な記録媒体、若しくは情報
処理装置が備える内部記録媒体(ハードディスクドライ
バ)に記憶させれば、コンテンツの選択から収集までの
動作は自動化されることになる。つまり、ユーザは、逐
一、コンテンツ収集に必要な情報(例えば番組予約録画
であれば、録画チャンネル、放送開始/終了時間など)
を入力する必要はなく、それだけ簡易な操作、作業で情
報処理装置にコンテンツを収集させることが可能とな
る。
【0121】また、本発明としては、上記のようにして
情報処理装置により選択した情報(コンテンツデータ)
を、その情報処理装置の内部記録媒体に記録することが
できる。従って、この後においては、この内部記録媒体
に記録された情報を、移動可能な記録媒体に記録すると
いうことが可能になるということがいえる。つまり、ユ
ーザは、情報処理装置が情報選択を行っているときに、
移動可能な記録媒体を情報処理装置に装填しておかなく
とも、自分が欲しいと思っている情報は内部記録媒体へ
の情報記録によって確保されており、後において好きな
ときに、移動可能な記録媒体に転送して記録させること
ができるということになる。従って、それだけユーザに
とっては、情報収集に関する時間的制約がなくなり、利
便性が向上されることとなる。
【0122】さらに、本発明としては、情報処理装置が
選択した情報を、移動可能な記録媒体に記録する際に
は、この移動可能な記録媒体に記録されている制御情報
により選択したとされる情報を記録するようにしてい
る。これは即ち、移動可能な記録媒体に必要な情報を記
録して集めることが、情報処理装置によって自動的に行
われることを意味するものである。従って、ユーザは、
移動可能な記録媒体に対して必要な情報を記録させる際
にも、情報選択のための操作を行う必要はなくなり、こ
の点でも利便性が高められていることになる。
【0123】また、移動可能な記録媒体に対して制御情
報を記録する際には、少なくともこの制御情報を形成す
る画像データを使用したGUIが表示され、このGUI
に対する操作によって記録したい制御情報を選択でき
る。つまり、ユーザとしては、制御情報を、視覚的に認
識しやすい操作態様でもって選択することができる。ま
た、このGUI画像は、上記のように、既に制御情報を
形成するものとして存在する画像データを利用すること
ができるから、GUI画像の生成も軽い処理で済むこと
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのシステム構成を示
す図である。
【図2】本実施の形態の携帯型レコーダ/プレーヤの内
部構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のホームサーバ装置の内部構成例
を示すブロック図である。
【図4】携帯型レコーダ/プレーヤにおけるエージェン
トデータ登録のための操作手順を、番組表の表示態様例
と共に示す説明図である。
【図5】エージェントデータのデータ構造例を概念的に
示す説明図である。
【図6】エージェントリストの表示態様例を示す説明図
である。
【図7】エージェントデータに基づいたホームサーバ装
置の予約録画動作例を示す説明図である。
【図8】コンテンツリストの表示態様例を示す説明図で
ある。
【図9】録画スクリプトを含むエージェントデータに対
応するシステム動作についての処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】録画スクリプトを含むエージェントデータに
対応するシステム動作についての処理動作を示すフロー
チャートである。
【図11】キーワードスクリプトを含むエージェントデ
ータに対応するシステム動作についての処理動作を示す
フローチャートである。
【図12】キーワードスクリプトを含むエージェントデ
ータに対応するシステム動作についての処理動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯型レコーダ/プレーヤ、2 ホームサーバ装
置、3 放送局、4 番組表サーバ、6 ディスクメデ
ィア、6a カートリッジ、101 制御部、102
ROM、103 RAM、104 受信復調部、105
メディアドライバ、106 信号処理部、107 操
作部、108 表示部、109 ネットワークインター
フェイス、Tout オーディオ出力端子、201 制御
部、202ROM、203 RAM、204 操作部、
205 TVチューナー部、205A アンテナ、20
6 信号処理部、207 ハードディスクドライバ、2
08メディアドライバ、209 ネットワークインター
フェイス、Vout ビデオ出力端子、Aout オーディオ出
力端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA01 AB04 DD04 EE02 EE03 5C053 FA15 FA20 FA23 JA30 KA01 KA24 LA06 LA07 LA11 LA14 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC09 GK11 HL07 5D110 AA02 AA12 BB21 CA32 DA04 DA08 DA11 DA14 DB02 DE04 EA07 EB02

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を、移動可能な記録媒体に記録する第
    1の記録手段と、 アクセス可能とされた上記記録媒体から、上記制御情報
    を読み出す読み出し手段と、 情報が記憶される記憶手段と、 上記記憶手段に対して、上記読み出し手段により読み出
    した上記制御情報を記憶させる記憶制御手段と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    手段と、 上記記憶手段に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得手段により取得可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択手段と、 を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記選択手段により選択された情報を、
    当該情報処理装置が備える内部記録媒体に記録すること
    のできる第2の記録手段、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記選択手段により選択された情報を、
    この情報を選択させた上記制御情報が記録されている上
    記記録媒体に対して記録することのできる第3の記録手
    段、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の記録手段は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を行うととも
    に、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指定さ
    れた制御情報を、上記記録媒体に記録するように構成さ
    れる、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の記録手段は、携帯可能とされ
    る端末装置に備えられる、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体はカートリッジに収納され
    る形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷可能な印
    刷手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも、携帯端末装置と情報処理装
    置とから成り、 上記携帯端末装置は、 少なくとも、画像情報と、所定の機器に所要の動作を実
    行させることのできるスクリプト情報とから成る制御情
    報を、移動可能な記録媒体に記録する第1の記録手段を
    備え、 上記情報処理装置は、 上記記録媒体に対するアクセスが可能とされる状態にお
    いて、このアクセス可能な記録媒体から上記制御情報を
    読み出すことのできる読み出し手段と、 情報が記憶される記憶手段と、 上記記憶手段に対して、上記読み出し手段により読み出
    した上記制御情報を、上記記憶手段に記憶させる記憶制
    御手段と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    手段と、 上記記憶手段に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得手段により取得可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択手段と、を備えている、 ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 上記情報処理装置は、 上記選択手段により選択された情報を、当該情報処理装
    置が備える内部記録媒体に記録することのできる第2の
    記録手段、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記情報処理装置は、 上記記録媒体に対してアクセス可能な場合に、このアク
    セス可能な記録媒体に記録されている上記制御情報に基
    づいて上記選択手段が選択したとされる情報を、このア
    クセス可能な記録媒体に記録することのできる第3の記
    録手段、 を備えていることを特徴とする請求項7に記載の情報処
    理システム。
  10. 【請求項10】 上記第1の記録手段は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を行うととも
    に、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指定さ
    れた制御情報を、上記記録媒体に記録するように構成さ
    れる、 ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記携帯端末装置又は上記情報処理装置は、上記カート
    リッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御情報を形成
    する画像情報に基づいた画像を印刷可能な印刷手段を備
    える、 ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 移動可能とされる記録媒体に対するア
    クセスが可能とされる状態において、このアクセス可能
    な記録媒体から、少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を読み出すことのできる読み出し手段
    と、 情報が記憶される記憶手段と、 上記記憶手段に対して、上記読み出し手段により読み出
    した上記制御情報を、上記記憶手段に記憶させる記憶制
    御手段と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    手段と、 上記記憶手段に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得手段により取得可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択手段と、 を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 上記選択手段により選択された情報
    を、当該情報処理装置が備える内部記録媒体に記録する
    ことのできる記録手段、 を備えることを特徴とする請求項12に記載の情報処理
    装置。
  14. 【請求項14】 上記記録媒体に対してアクセス可能な
    場合に、このアクセス可能な記録媒体に記録されている
    上記制御情報に基づいて上記選択手段が選択したとされ
    る情報を、このアクセス可能な記録媒体に記録すること
    のできる記録手段、 を備えていることを特徴とする請求項12に記載の情報
    処理装置。
  15. 【請求項15】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷可能な印
    刷手段を備える、 ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を、外部より取得又は生成することの
    できる制御情報取得手段と、 上記制御情報取得手段により取得された上記制御情報を
    記録媒体に記録する記録手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末装置。
  17. 【請求項17】 上記制御情報を形成する上記画像情報
    を利用して、所定の情報を提示するための画像表示を行
    うことのできる表示手段、 を備えていることを特徴とする請求項16に記載の携帯
    端末装置。
  18. 【請求項18】 上記記録手段は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を行うととも
    に、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指定さ
    れた制御情報を、上記記録媒体に記録するように構成さ
    れる、 ことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末装置。
  19. 【請求項19】 上記記録媒体は、カートリッジに収納
    される形態とされると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷可能な印
    刷手段を備える、 ことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末装置。
  20. 【請求項20】 少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を、移動可能とされる記録媒体に記録
    する第1の記録制御処理と、 上記記録媒体から上記制御情報を読み出す読み出し処理
    と、 情報が記憶可能な所定の記憶領域に対して、上記読み出
    し処理により読み出した上記制御情報を、上記記憶領域
    に記憶させる記憶制御処理と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    処理と、 上記記憶領域に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得処理により受信可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択処理と、 を実行するように構成されることを特徴とする情報処理
    方法。
  21. 【請求項21】 上記選択処理により選択された情報
    を、情報処理装置が備える内部記録媒体に記録すること
    のできる第2の記録制御処理、 を実行するように構成されることを特徴とする請求項2
    0に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 上記選択処理により選択された情報
    を、この情報を選択させた上記制御情報が記録されてい
    る上記記録媒体に対して記録することのできる第3の記
    録制御処理、 を実行するように構成されることを特徴とする請求項2
    0に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】 上記第1の記録制御処理は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を行うととも
    に、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指定さ
    れた制御情報を、上記記録媒体に記録するように構成さ
    れる、 ことを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷するため
    の印刷制御処理、 を実行可能に構成されることを特徴とする請求項20に
    記載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】 移動可能とされる記録媒体に対するア
    クセスが可能とされる状態において、このアクセス可能
    な記録媒体から、少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を読み出す読み出し処理と、 情報が記憶可能な所定の記憶領域に対して、上記読み出
    し処理により読み出した上記制御情報を、上記記憶領域
    に記憶させる記憶制御処理と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    処理と、 上記記憶領域に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得処理により受信可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択処理と、 を情報処理装置に実行させるプログラム。
  26. 【請求項26】 上記選択処理により選択された情報
    を、情報処理装置が備える内部記録媒体に記録すること
    のできる記録制御処理、 を情報処理装置に実行させることことを特徴とする請求
    項25に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 上記記録媒体に対してアクセス可能な
    場合に、このアクセス可能な記録媒体に記録されている
    上記制御情報に基づいて上記選択処理により選択したと
    される情報を、このアクセス可能な記録媒体に記録する
    記録制御処理、 を情報処理装置に実行させることことを特徴とする請求
    項25に記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷するため
    の印刷制御処理、 を情報処理装置に実行させることことを特徴とする請求
    項25に記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を、外部より取得又は生成する制御情
    報取得処理と、 上記制御情報取得処理により取得された上記制御情報を
    記録媒体に記録する記録制御処理と、 を携帯端末装置に実行させるプログラム。
  30. 【請求項30】 上記制御情報を形成する上記画像情報
    を利用して、所定の情報を提示するための画像表示を行
    うための表示制御処理、 を携帯端末装置に実行させる請求項29に記載のプログ
    ラム。
  31. 【請求項31】 上記記録制御処理は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を実行させると
    ともに、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指
    定された制御情報を、上記記録媒体に記録させるための
    制御処理、 を携帯端末装置に実行させる請求項29に記載のプログ
    ラム。
  32. 【請求項32】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷するため
    の印刷制御処理、 を携帯端末装置に実行させる請求項29に記載のプログ
    ラム。
  33. 【請求項33】 移動可能とされる記録媒体に対するア
    クセスが可能とされる状態において、このアクセス可能
    な記録媒体から、少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を読み出す読み出し処理と、 情報が記憶可能な所定の記憶領域に対して、上記読み出
    し処理により読み出した上記制御情報を、上記記憶領域
    に記憶させる記憶制御処理と、 外部から提供される所定種類の情報を取得する情報取得
    処理と、 上記記憶領域に記憶された上記制御情報の内容に基づい
    て、上記情報取得処理により受信可能とされる上記所定
    種類の情報のうちから、必要とされる情報を選択する選
    択処理と、を情報処理装置に実行させるプログラム、 が記録されていることを特徴とする記録媒体。
  34. 【請求項34】 上記選択処理により選択された情報
    を、情報処理装置が備える内部記録媒体に記録すること
    のできる記録制御処理を情報処理装置に実行させるプロ
    グラム、 が記録されていることを特徴とする請求項33に記載の
    記録媒体。
  35. 【請求項35】 上記記録媒体に対してアクセス可能な
    場合に、このアクセス可能な記録媒体に記録されている
    上記制御情報に基づいて上記選択処理により選択したと
    される情報を、このアクセス可能な記録媒体に記録する
    記録制御処理、を情報処理装置に実行させるプログラム
    が記録されていることを特徴とする請求項33に記載の
    記録媒体。
  36. 【請求項36】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷するため
    の印刷制御処理、を情報処理装置に実行させるプログラ
    ム、 が記録されていることを特徴とする請求項33に記載の
    記録媒体。
  37. 【請求項37】 少なくとも画像情報と、所定の機器に
    所要の動作を実行させることのできるスクリプト情報と
    から成る制御情報を、外部より取得又は生成する制御情
    報取得処理と、 上記制御情報取得処理により取得された上記制御情報を
    記録媒体に記録する記録制御処理と、を携帯端末装置に
    実行させるプログラム、が記録されていることを特徴と
    する記録媒体。
  38. 【請求項38】 上記制御情報を形成する上記画像情報
    を利用して、所定の情報を提示するための画像表示を行
    うための表示制御処理、を携帯端末装置に実行させるプ
    ログラム、 が記録されていることを特徴とする請求項37に記載の
    記録媒体。
  39. 【請求項39】 上記記録制御処理は、 少なくとも上記制御情報を形成する画像情報を利用し
    て、制御情報を提示するための画像表示を実行させると
    ともに、上記画像表示に対して行われた操作に応じて指
    定された制御情報を、上記記録媒体に記録させるための
    制御処理、を携帯端末装置に実行させるプログラム、 が記録されていることを特徴とする請求項37に記載の
    記録媒体。
  40. 【請求項40】 上記記録媒体はカートリッジに収納さ
    れる形態であると共に、 上記カートリッジに貼り付けすべきラベルに、上記制御
    情報を形成する画像情報に基づいた画像を印刷するため
    の印刷制御処理、を携帯端末装置に実行させるプログラ
    ム、 が記録されていることを特徴とする請求項37に記載の
    記録媒体。
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