JP2003339006A - コンテンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

コンテンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

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JP2003339006A
JP2003339006A JP2002146585A JP2002146585A JP2003339006A JP 2003339006 A JP2003339006 A JP 2003339006A JP 2002146585 A JP2002146585 A JP 2002146585A JP 2002146585 A JP2002146585 A JP 2002146585A JP 2003339006 A JP2003339006 A JP 2003339006A
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JP2002146585A
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English (en)
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Nobuaki Yamaguchi
信明 山口
Katsuro Matsuzaki
克郎 松崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組内の各シーンについてのコメント情報の
作成やこの種の情報の送信などの作業を好適に支援す
る。 【解決手段】 GUI画面内には、現在オンエア中又は
再生出力中の放送番組における放送日時を表示し又は変
更を受容する各フィールドと、当該放送番組のシーンに
おけるコメントを記入するコメント書き込みフィールド
を備えている。ユーザは、放送番組に対するコメントを
作成するとともに、送信される内容を確認した後、「書
き込む」操作を行なと、公衆ネットワーク25上の通信
相手に、「何月何日何時何分何チャンネルの映像に関す
るコメント」の情報が送付される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や映像などの
コンテンツを記録再生するコンテンツ記録再生装置に係
り、特に、放送局などから配信される放送番組などの予
定時刻に従って配信されるコンテンツを記録再生するコ
ンテンツ記録再生装置に関する。
【0002】さらに詳しくは、本発明は、ユーザ間でオ
ンエア中又は録画番組内の情報の共有を支援するコンテ
ンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再生方法、情報処
理装置又は情報処理方法、並びにコンピュータ・プログ
ラムに係り、特に、番組内の情報の作成やこの種の情報
の送信などの作業を支援するコンテンツ記録再生装置又
はコンテンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処理
方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
【0003】
【従来の技術】デジタル技術の発達により、映像や音声
からなるAVデータを大量に蓄積することが可能になっ
てきた。最近では、数十GBあるいはそれ以上の容量を
持つHDD(ハード・ディスク・ドライブ)が比較的安
価に入手することが可能となり、HDDベースの録画機
も登場してきている。
【0004】HDDは、記録データへのランダム・アク
セスが可能な装置である。したがって、録画コンテンツ
を再生するときは、従来のビデオ・テープの場合のよう
に、録画しておいた番組を先頭から順に再生する必要は
なく、好きな番組から直接再生を開始することができ
る。
【0005】しかしながら、HDDの大容量化に伴い、
多数の番組が蓄積されている場合には、どの番組から最
初に見始めるべきか、ユーザはコンテンツの選択に頭を
悩ませることになる。折角蓄積したコンテンツの死蔵を
防止して、有効活用を図るためには、何らかの視聴支援
を行なうことが必要であると思料される。
【0006】他方、情報化が高度に進んだ現代社会にお
いては、さまざまな情報がデジタル化されてネットワー
ク経由での共有・流通が実現されている。したがって、
不特定多数のユーザ間で各自の知識や経験を共有するこ
とが可能である。インターネット上ではさまざまな電子
掲示板(BBS:Bulletin Board System)が構築され
ており、不特定多数のユーザが自発的にコメントの書き
込みを行なうことで、同じテーマに関する問題点や意見
を交換することができる。
【0007】例えば、テレビ番組に関するインターネッ
ト上の電子掲示板は既に存在しており、放送された番組
に関して一般人が書き込みによって批評したり、それを
他の人が閲覧することができる。
【0008】一般的な電子掲示板は、投稿者名(又はハ
ンドル名)と投稿日時、並びにコメント書き込みフィー
ルドからなるので、「ある番組」に関する包括的な情報
・感想・コメントを書き込むことはできる。しかしなが
ら、その中の特定のシーンなどについて言及しようとす
る場合、掲示板に書き込む者は、例えば、「開始から1
0分30秒くらい経ったところのシーン」といったよう
に、シーンを特定するための時刻の情報を「文字列」と
して記入しなければならない。一方、掲示板を閲覧する
者は、そのシーンを確認したい場合には、VTRなどの
ビデオ録画装置を用いて、「何時から録画したか」とい
う情報(記憶)と、機器の経過時刻カウンタを用いて、そ
のシーンを検索しなければならない、という不便があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザ間でオンエア中又は録画番組内の情報の共有を好適に
支援することができる、優れたコンテンツ記録再生装置
又はコンテンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処
理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供するこ
とにある。
【0010】本発明のさらなる目的は、番組内の情報の
作成やこの種の情報の送信などの作業を好適に支援する
ことができる、優れたコンテンツ記録再生装置又はコン
テンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処理方法、
並びにコンピュータ・プログラムを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、予定時刻に従って配信されるコンテンツを記録し再
生するコンテンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再生
方法であって、配信チャンネルを選択して配信コンテン
ツを受信するコンテンツ受信手段又はステップと、実時
間を計測する計時手段又はステップと、配信コンテンツ
を配信チャンネル及び配信又は保存時の時刻情報ととも
に保存するコンテンツ蓄積手段又はステップと、を具備
することを特徴とするコンテンツ記録再生装置又はコン
テンツ記録再生方法である。
【0012】ここで、本発明の第1の側面に係るコンテ
ンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再生方法は、配信
コンテンツを受信と同時に又は前記コンテンツ蓄積手段
から取り出してユーザに提示するコンテンツ出力手段又
はステップと、前記コンテンツ出力手段により提示中の
コンテンツに関するユーザからのコメントを入力するコ
メント入力手段又はステップと、前記コメント入力手段
又はステップによりコメントを入力したときの前記コン
テンツ出力手段又はステップによるコンテンツの提示位
置における配信時刻を算出する配信時刻計算手段と、前
記コンテンツ出力手段により提示中のコンテンツに関す
るユーザからの入力コメントと、該コンテンツの配信チ
ャンネルと、該コメント入力時におけるコンテンツの提
示位置での配信時刻を少なくとも含む視聴支援情報を作
成する視聴支援情報作成手段と、をさらに備えていても
よい。
【0013】本発明の第1の側面に係るコンテンツ記録
再生装置又はコンテンツ記録再生方法によれば、配信コ
ンテンツについてシーン毎に入力されるコメントとシー
ンの配信時刻又は再生位置からなる視聴支援情報を容易
に作成することができる。
【0014】したがって、ユーザが自身の手作業で録画
番組視聴中に録画開始時刻、チャンネル、現在までの再
生時間からオンエア時の時刻を求めること、あるいは、
オンエア視聴中に刻々と過ぎていく実時刻を求めること
に比べて簡単且つ正確に、特定のシーンについてのオン
エア時刻を求めることができる。
【0015】また、放送番組などの配信コンテンツ内の
情報の作成やこの種の情報の送信などの作業を好適に支
援することができる。
【0016】また、このような視聴支援情報を、通信手
段によってネットワーク上の特定の通信相手に送出する
ことができる。この結果、ユーザ間でオンエア中又は録
画番組内の情報の共有を好適に支援することができる。
【0017】ここで、前記配信時刻計算手段又はステッ
プは、前記コンテンツ出力手段又はステップが配信コン
テンツを受信と同時にコンテンツを提示しているときに
は、コメント入力時において前記の前記実時間計測手段
又はステップが計時する実時刻を基に該コメント入力時
におけるコンテンツの提示位置での配信時刻を算出する
ようにすればよい。
【0018】あるいは、前記配信時刻計算手段又はステ
ップは、前記コンテンツ出力手段又はステップが前記コ
ンテンツ蓄積手段から取り出したコンテンツを提示して
いるときには、当該コンテンツの保存開始時刻と、保存
開始位置からの現在の提示位置の時間差を基に、コンテ
ンツ保存当時におけるコンテンツの提示位置での配信時
刻を算出するようにすればよい。
【0019】また、本発明の第2の側面は、予定時刻に
従って配信されたコンテンツの視聴を支援する情報処理
装置又は情報処理方法であって、コンテンツ提示中に入
力されたコメントと、該コンテンツの配信チャンネル
と、該コメントを入力したときのコンテンツの提示位置
における配信時刻を少なくとも含む視聴支援情報を1以
上のユーザから受信する視聴支援情報受信手段又はステ
ップと、受信した視聴支援情報を蓄積する視聴支援情報
蓄積手段又はステップと、ユーザからの要求に応じて前
記視聴支援情報蓄積手段又はステップにより蓄積されて
いる視聴支援情報を提供する視聴支援情報提供手段又は
ステップと、を具備することを特徴とする情報処理装置
又は情報処理方法である。
【0020】ここで、前記視聴支援情報蓄積手段又はス
テップは、配信コンテンツ毎に配信時刻に従って整列し
て、視聴支援情報をネットワーク上で公開するようにし
てもよい。
【0021】したがって、本発明の第2の側面に係る情
報処理装置又は情報処理方法によれば、ユーザは、ネッ
トワーク上の送信相手との間で、番組内の各シーン毎の
コメントを容易に共有することができるので、互いに録
画コンテンツの視聴を支援し合うことができる。また、
多数のユーザから番組の各シーンに対するコメントを収
集して、サーバがネットワーク上で番組のコメント内容
を公開することにより、不特定多数のユーザから放送番
組に関する情報を収集することができるとともに情報の
共有化が効率的に行なわれる。視聴支援情報には、番組
を特定するチャンネル情報や、番組内の特定のシーンに
ついてのコメント、並びにコメントしたシーンのオンエ
ア時刻が含まれているので、情報の提供を受けた者は、
気に入ったコメントのシーンをそのオンエア時刻を手が
かりに容易に又は自動的に検索することができる。
【0022】また、本発明の第3の側面は、予定時刻に
従って配信されるコンテンツを記録し再生するための処
理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピ
ュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラム
であって、配信チャンネルを選択して配信コンテンツを
受信するコンテンツ受信ステップと、実時間を計測する
計時ステップと、配信コンテンツを、配信チャンネル、
及び、配信時又は保存時の時刻情報とともに保存するコ
ンテンツ蓄積ステップと、を具備することを特徴とする
コンピュータ・プログラムである。
【0023】また、本発明の第4の側面は、予定時刻に
従って配信されたコンテンツの視聴を支援するための処
理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピ
ュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラム
であって、コンテンツ提示中に入力されたコメントと、
該コンテンツの配信チャンネルと、該コメントを入力し
たときのコンテンツの提示位置における配信時刻を少な
くとも含む視聴支援情報を1以上のユーザから受信する
視聴支援情報受信ステップと、受信した視聴支援情報を
蓄積する視聴支援情報蓄積ステップと、ユーザからの要
求に応じて前記視聴支援情報蓄積ステップにより蓄積さ
れている視聴支援情報を提供する視聴支援情報提供ステ
ップと、を具備することを特徴とするコンピュータ・プ
ログラムである。
【0024】本発明の第3並びに第4の各側面に係るコ
ンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム上
で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で
記述されたコンピュータ・プログラムを定義したもので
ある。換言すれば、本発明の第3並びに第4の各側面に
係るコンピュータ・プログラムをコンピュータ・システ
ムにインストールすることによって、コンピュータ・シ
ステム上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側
面に係るコンテンツ記録再生装置又はコンテンツ記録再
生方法、並びに本発明の第2の側面に係る情報処理装置
及び情報処理方法と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0025】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより
詳細な説明によって明らかになるであろう。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳解する。
【0027】図1には、本発明の一実施形態に係る、番
組内情報作成並びにその送信支援を行なうことができる
ビデオ録画再生装置のハードウェア構成を模式的に示し
ている。
【0028】図示の通り、このビデオ録画再生装置は、
チューナ1と、音声信号処理回路2と、映像信号処理回
路3と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エ
ンコーダ/デコーダ/バッファVRAM6と、広帯域ネッ
トワーク・インターフェース7と、モデム8と、リモコ
ン受光部9と、リモコン10と、CPU(Central Proc
essing Unit)11と、一時記憶用RAM(Random Acce
ss Memory)12と、永続データ用ROM(Read Only M
emory)13と、不揮発性RAM14と、ストレージ1
5と、キーボード16と、マウス17と、時計18を備
えている。音声信号処理回路2及び映像信号処理回路3
には、通常、スピーカ4やディスプレイ5などの再生出
力装置が外部接続されている。また、キーボード16や
マウス17は、他のユーザ入力装置で代用することも可
能である。
【0029】CPU11は、当該ビデオ録画再生装置全
体の動作を統括的にコントロールするメイン・コントロ
ーラであり、オペレーティング・システム(OS)が提
供する実行環境下で各種のアプリケーション・プログラ
ムを実行する。CPU11は、バス19を介して各部に
相互接続されている。
【0030】RAM12は、書き込み可能な半導体メモ
リ装置で構成され、例えばOSやアプリケーション・プ
ログラムなどを展開したり、プログラム実行時の作業デ
ータを一時的に格納するために使用される。また、RO
M13は、保持データが恒久的に書き込まれた読み出し
専用メモリであり、例えば当該ビデオ録画再生装置の電
源投入時の自己診断プログラムや、ハードウェア操作用
のコード、ブートストラップ・モジュール(OS起動の
ためのモジュール)などが格納されている。
【0031】不揮発性RAM14には、例えば、当該ビ
デオ録画再生装置のハードウェア・セット固有のID情
報や、ユーザのID情報、ユーザの居住している地域情
報などが格納される。また、これらの情報は、ストレー
ジ15に格納することができ、この場合は不揮発性RA
M14を省略することができる。
【0032】ストレージ15は、例えばハード・ディス
ク装置(HDD)や書き換え可能なDVDディスクなど
で構成され、ビデオ・コンテンツの蓄積や、ビデオ・コ
ンテンツ録画時の情報データ(放送日時やチャンネルな
ど)を保管するために使用される。また、ストレージ1
5の他の用途として、オペレーティング・システム(O
S)やアプリケーション・プログラム、ネットワーク接
続プログラム(汎用のウェブ・ブラウザ)などの実行プ
ログラムのインストールや、アプリケーション・プログ
ラム固有データの保存に使用される。但し、OSやアプ
リケーション・プログラムは、ストレージ15ではなく
ROM13に格納しておいてもよい。
【0033】ユーザは、リモコン10、あるいは、キー
ボード16やマウス17などのユーザ入力装置を使っ
て、当該ビデオ録画再生装置を操作することができる。
リモコン10による操作指令は、リモコン受光部9によ
って受信され、バス19経由でCPU11に転送される。
また、キーボード16やマウス17による操作指令も同
様にCPU11に転送される。CPU11は、これら入
力装置から送られた操作指令を処理して、ビデオ録画再
生装置の動作を決定する。
【0034】ディスプレイ5には、オンエア中又は録画
再生の映像以外に、ユーザ操作用のGUI(Graphical
User Interface)画面が表示される。例えば、再生可能
なビデオ・コンテンツ一覧などが表示される。このよう
な場合、CPU11でGUI処理プログラムが実行さ
れ、バッファVRAM6に表示用イメージが生成され、
映像信号処理回路3を経由してディスプレイ5に出力さ
れる。したがって、ユーザは、ディスプレイ5を経由し
て、機器の状態や可能な操作を知ることができる。但
し、すべての操作一覧がディスプレイ5に表示される訳
ではない。
【0035】オンエア番組を視聴する際、チューナ1で
映像並びに音声波や番組情報(EPG:Electric Progr
am Guide)、番組内部に関する情報(メタデータ)を受
信する。そして、CPU11の制御下で、音声信号処理
回路2及び映像信号処理回路3により音声信号及び映像
信号が復調されて、スピーカ4及びディスプレイ5から
外部出力される。
【0036】番組を録画する際は、受信した映像及び音
声信号をMPEGエンコーダ6でデジタル圧縮処理し、
CPU11の制御下でストレージ15に格納される。ス
トレージ15に格納される際、一時的なデータの格納場
所としてRAM12が使用されてもよい。
【0037】また、番組を録画する際、映像信号、音声
信号の他に、録画される番組のEPG情報、録画開始時
刻や録画する時間の長さ、チャンネル、番組の属するジ
ャンル、番組内部に関する情報(メタデータ)なども併
せてストレージ15に記録する。ここで言うメタデータ
は、具体的には、番組内のインデックス(ある時刻と、
その時刻に関するコメント、アイコンを組にした、番組
内のしおりのようなもの)や、番組内のセグメント(開
始時刻、終了時刻、コメント、アイコンを組にした、番
組内の一部分、ハイライト・シーンなど)や、1つ以上
の番組内のセグメント、コメント、アイコンからなるス
トーリ、それ以外の番組に関する情報などである。ま
た、これらの情報は、不揮発性RAM14に記録されて
もよい。
【0038】本実施形態に係るビデオ録画再生装置は、
オンエア番組の視聴とその録画を同時に行なうこともで
きる。この場合、チューナ1で受信した放送波をMPE
Gエンコーダ6と、音声信号処理回路2と、映像信号処
理回路3にそれぞれ出力することになる。
【0039】また、録画した番組を再生する際は、CP
U11の制御下でストレージ15から圧縮された映像並
びに音声データがMPEGデコーダ6に転送され、MP
EGデコーダ6でデコードされた後、音声信号処理回路
2及び映像信号処理回路3で復調され、スピーカ4並び
にディスプレイ5で外部出力される。ここで、ストレー
ジ15からMPEGデコーダ6にデータ転送される際、
一時記憶領域としてRAM12が使用されてもよい。ま
た、MPEGデコーダ6で圧縮データを展開する際、画
面情報の一時記憶領域としてバッファVRAM6が使用
されてもよい。
【0040】番組再生中、CPU11は、どのコンテン
ツを再生しているか、現在、どの時刻部分を再生してい
るかなどの情報を管理し、一時的にRAM12上に記録
する。また、番組再生に際して、利用している番組内部
に関する情報(メタデータ)に関する情報もCPU11
によって管理され、一時的にRAM12上に記録され
る。
【0041】オンエア番組を視聴している際も、チュー
ナ1から取得した再生中のチャンネル情報は、CPU1
1によって管理される。また、システム時計18から取
得される実時刻も、CPU11によって管理される。
【0042】モデム8は、公衆電話回線に接続され、当
該ビデオ録画再生装置と外部ホストとの通信を実現す
る。モデム8は、OSやアプリケーション・プログラム
の更新情報の受信や、視聴者から放送局やデータ・サー
バなどへのデータ送信に用いられる。前述のチューナ1
で得られる番組内部に関する情報(メタデータ)を、モ
デム8を介して受信してもよい。
【0043】広帯域ネットワーク・インターフェース7
は、例えばDSL(Digital Subscriber Line)やCA
TV、光ファイバーなどの広帯域ネットワークに接続さ
れ、当該ビデオ録画再生装置と外部ホストとの通信を実
現する。広帯域ネットワーク・インターフェース7は、
OSやアプリケーション・プログラムの更新情報の受信
や、視聴者から放送局やデータ・サーバなどへのデータ
送信に用いられる。前述のチューナ1で得られる番組内
部に関する情報(メタデータ)を広帯域ネットワーク・
インターフェース7によって受信してもよい。
【0044】モデム8や広帯域ネットワーク・インター
フェース7を利用して、インターネットなどのネットワ
ークと情報の送受信を行なうために、ビデオ録画再生装
置はウェブ・ブラウザなどの汎用のアプリケーション・
プログラムを搭載している。すなわち、これらのプログ
ラムは、ストレージ15、あるいはROM13や不揮発
性RAM14に格納され、適宜RAM12に展開して実
行される。
【0045】上述したように、対象となるオンエア中又
は録画番組の番組内の情報はCPU11によって管理さ
れ、オンエア中又は録画番組についての番組内情報作成
やその送信処理の支援に利用される。以下では、本実施
形態に係るオンエア中又は録画番組の番組内情報作成、
ならびにその送信支援の処理について詳解する。
【0046】図2には、本実施形態に係るビデオ録画再
生装置上で番組内情報作成並びにその送信支援を実現す
るための機能構成を模式的に示している。同図に示すよ
うに、ビデオ再生管理モジュール20と、オンエア・チ
ャンネル管理モジュール21と、番組内時間情報取得管
理モジュール22と、汎用ネットワーク情報送受信モジ
ュール23と、実時間時計管理モジュール25という各
機能モジュールで構成される。
【0047】これらの機能モジュールは、実際には、ス
トレージ15や不揮発性RAM14、ROM13からR
AM12に展開され、CPU11により実行されるソフ
トウェア・モジュールとして実装することができる。こ
のうち、ビデオ再生管理モジュール20と、オンエア・
チャンネル管理モジュール21と、実時間時計管理モジ
ュール25は、一般的なビデオ録画再生装置に一般的に
備えられているものである。また、汎用ネットワーク情
報送受信モジュール23は、例えば、ウェブ・ブラウザ
などで構成される。
【0048】ビデオ再生管理モジュール20は、本ビデ
オ録画再生装置内に録画されたコンテンツを再生する
際、そのコンテンツが録画された日時、チャンネル、録
画時間、現在の再生位置(録画開始からのオフセッ
ト)、再生状態などを常時監視又は管理する。
【0049】オンエア・チャンネル管理モジュール21
は、本ビデオ録画再生装置上でオンエア中の放送番組を
出力している際、その放送チャンネル(選局動作)を管
理する。
【0050】実時間時計管理モジュール25は、システ
ム時計18から現在時刻を取得し、管理する。
【0051】番組内時間情報取得管理モジュール22
は、録画コンテンツ再生中には、一定時間間隔で、ある
いは一時停止や停止などのユーザ操作に応答して、録画
された日時、チャンネル、現在の再生位置をビデオ再生
管理モジュール20から取得して、録画日時に現在の再
生位置を加算することにより、現在再生出力している映
像・音声がオンエア状態での位置、すなわち何月何日何
時何分何チャンネルでオンエアされた映像・音声であっ
たかを導き出して保持する。
【0052】また、番組内時間情報取得管理モジュール
22は、オンエア放送出力時であれば、オンエア・チャ
ンネル管理モジュール21から現在出力中のチャンネル
を取得するとともに、実時間時計管理モジュール25か
ら現在時刻を取得して、現在リアルタイム出力している
映像・音声が何月何日何時何分何チャンネルの映像・音
声(シーン)であるかを求めて保持する。
【0053】そして、番組内時間情報取得管理モジュー
ル22は、このようにして求められた録画コンテンツ、
並びにオンエア・コンテンツに関する時間情報を、汎用
ネットワーク情報送受信モジュール23に転送する。そ
の際、汎用ネットワーク情報送受信モジュール23が公
衆ネットワーク25経由で接続している通信相手が、本
ビデオ録画再生装置内にあらかじめ登録されている相手
であるかどうかを判断して、登録されている相手である
場合のみ送信する。
【0054】また、番組内時間情報取得管理モジュール
22の変形例として、求められた録画コンテンツ、オン
エア・コンテンツに関する時間情報をファイルなど永続
的なストレージに情報を書き出すようにしてもよい。こ
のような場合、汎用ネットワーク情報送受信モジュール
23が、そのファイルから所望の情報を適宜読み込ん
で、公衆ネットワーク25上に送信するようにすればよ
い。この場合、汎用ネットワーク情報送受信モジュール
23は、公衆ネットワーク25上の通信相手があらかじ
め登録されている相手であるかどうかを、汎用ネットワ
ーク情報送受信モジュール23内の機能を利用して判断
する。通信相手が機器内にあらかじめ登録されている相
手でない場合には、情報の読み込みを行なわない。
【0055】汎用ネットワーク情報送受信モジュール2
3は、録画コンテンツ又はオンエア・コンテンツに関す
る時間情報をディスプレイ5の画面上に表示して、ユー
ザに確認を求める。ユーザの指示により、再度、番組内
時間情報管理モジュール22から最新情報、更新された
情報を得ることができる。また、画面上に表示された情
報を、ユーザが明示的に任意の値に変更することができ
る。また、ネットワーク上の掲示板の発言内容(コメン
ト)を、ユーザが入力することができる。
【0056】図3には、汎用ネットワーク情報送受信モ
ジュール23によって用意される、ユーザに時間情報の
確認や番組に対するコメント入力を促すGUI画面の構
成例を示している。同図に示すように、このGUI画面
内には、現在オンエア中又は再生出力中の放送番組にお
ける放送日時を表示し又は変更を受容する各フィールド
と、当該放送番組のシーンにおけるコメントを記入する
コメント書き込みフィールドを備えている。
【0057】ユーザは、放送番組に対するコメントなど
の送信内容を作成するとともに、送信される内容を確認
した後、「書き込む(送信)」操作を行なうことによ
り、公衆ネットワーク25上の通信相手に、「何月何日
何時何分何チャンネルの映像に関するコメント」の情報
を送付することができる。また、「リセット」ボタンを
操作することにより、書き込んだコメント内容をクリア
することができる。
【0058】このGUI画面の操作により送信される情
報は、日時、チャンネル、コメント、ユーザの居住地域
情報から構成される。日時の情報は、絶対時刻か、ある
いは、ある一定の時刻からの経過時間である。別な手段
でユーザの居住地域情報を公衆ネットワーク25上の送
信相手が知ることができる場合、居住地域の送信は必須
ではない。
【0059】次いで、本実施形態に係るビデオ録画再生
装置上で番組内情報作成並びにその送信支援を実現する
ための処理手順について、図4に示したフローチャート
を参照しながら説明する。この処理手順は、実際には、
ストレージ15や不揮発性RAM14、ROM13に格
納されているプログラム・コードをRAM12に展開し
て、CPU11が実行するという形態で実現される。ま
た、ここで言うプログラム・コードは、上述した番組内
時間情報取得管理モジュール22と汎用ネットワーク情
報送受信モジュール23に相当する。
【0060】まず、番組内時間情報取得管理モジュール
22は、本ビデオ録画再生装置が録画コンテンツを再生
中であるかどうかを判断する(ステップS1)。再生中
である場合にはステップS5へ進み、再生中でない場合
には次ステップS2へ進む。
【0061】本ビデオ録画再生装置が録画コンテンツを
再生中でない場合には、次いで、番組内時間情報取得管
理モジュール22は、本装置がオンエア放送の映像・音
声を出力中であるかどうかを判断する(ステップS
2)。出力中でない場合には本処理ルーチン全体を終了
する。また、オンエア放送を出力中である場合には、次
ステップS3へ進む。
【0062】本ビデオ録画再生装置が録画コンテンツを
再生中でなく、オンエア放送を出力中である場合には、
番組内時間情報取得管理モジュール22は、オンエア・
チャンネル管理モジュール21から、出力中のチャンネ
ル情報を取得する(ステップS3)。続いて、実時間時
計管理モジュール25から現在時刻を取得する(ステッ
プS4)。以上の処理で、現在、映像・音声を出力して
いる放送内容の時刻、チャンネルが求められたことにな
る。
【0063】一方、本ビデオ録画再生装置が録画コンテ
ンツを再生中である場合には、番組内時間情報取得管理
モジュール22は、ビデオ再生管理モジュール20か
ら、現在再生中のビデオ番組が録画された日付、時刻を
取得する(ステップS5)。続いて、ビデオ再生管理モ
ジュール20から、再生中のビデオ番組の先頭からの経
過時間を取得する(ステップS6)。これら処理ステッ
プS5並びにS6で求められた情報から差分を計算し
て、映像・音声を現在出力している放送内容の、オンエ
ア時の時刻並びにチャンネルを求める(ステップS
7)。
【0064】映像・音声を現在出力している放送内容の
オンエア時における時刻とチャンネルが求められたら、
番組内時間情報取得管理モジュール22は、汎用ネット
ワーク情報送受信モジュール23に対して、現在接続中
のネットワーク上の相手を問い合わせる(ステップS
8)。そして、接続中の相手が本ビデオ録画再生装置内
にあらかじめ設定されている相手であるかどうかを照合
し、あらかじめ設定されている相手である場合はステッ
プS9へ進み、あらかじめ設定されている相手でない場
合はステップS10へ進む。
【0065】汎用ネットワーク情報送受信モジュール2
3の接続相手が本ビデオ録画再生装置内にあらかじめ設
定されている相手である場合には、汎用ネットワーク情
報送受信モジュール23のGUI画面(図3を参照のこ
と)上に、時刻、チャンネルの情報を表示する(ステッ
プS9)。ユーザは、このGUI画面上に表示された情
報を見て、時刻、チャンネル情報を再取得するかどうか
を判断する(ステップS11)。ユーザが該情報の再取
得を求めた場合にはステップS2に進む。また、ユーザ
が該情報の再取得を求めない場合には、GUI画面上に
はそのままの情報が表示され続ける。
【0066】汎用ネットワーク情報送受信モジュール2
3の接続相手が本ビデオ録画再生装置内にあらかじめ設
定されている相手でない場合には、これまでの処理で取
得した時刻、チャンネルの情報を破棄し、規定(デフォ
ルト)値の時刻、並びにチャンネルの情報を汎用ネット
ワーク情報送受信モジュール23のGUI画面上に表示
する(ステップS10)。この場合、規定の値とは、例
えば、「1月1日午前0時0分0秒、1チャンネル」と
いったものである。
【0067】ユーザは、必要に応じて、キーボード16
やマウス17を使って、時刻やチャンネルの情報を記入
又は修正することができる(ステップS12)。
【0068】また、ユーザは、必要に応じて、キーボー
ド16やマウス17を使って、ネットワーク上の掲示板
に書き込むべき文字列情報(その時刻、チャンネルにお
ける放送内容に対するコメント)を記入又は修正するこ
とができる(ステップS13)。
【0069】そして、ユーザは、機器によって自動的に
セットされた時刻やチャンネル情報、並びにユーザ自身
が記入又は修正した時刻やチャンネル情報、文字列情報
をGUI画面(図3を参照のこと)上で確認して、ネッ
トワーク上に送信するかどうかを判断する。本ビデオ録
画再生装置側では、その判断のユーザ入力を待ち(ステ
ップS14)、送信が指示された場合は次ステップS1
5へ進み、送信しないことを指示された場合は本処理ル
ーチン全体を終了する。
【0070】ユーザによってネットワーク上にデータの
送信を指示された場合には、汎用ネットワーク情報送受
信モジュール23は、ネットワーク上の送信相手にデー
タを送信してから(ステップS15)、本処理ルーチン
全体を終了する。
【0071】図4に示したような番組内情報作成並びに
送信支援の処理を実行した結果、ユーザは、ネットワー
ク上の送信相手との間で、番組内の各シーン毎のコメン
トを容易に共有することができるので、互いに録画コン
テンツの視聴を支援し合うことができる。このとき、番
組に関するチャネル情報や包括的なコメントだけでな
く、コメントしたシーンの時刻情報も通知することか
ら、送信相手側では、番組内で気に入ったコメントの再
生位置を容易に検索することができる。
【0072】また、ネットワーク上の送信相手は一般ユ
ーザではなく、多数のユーザから番組の各シーンに対す
るコメントを収集するサーバであってもよい。後者の場
合、サーバがネットワーク上で番組のコメント内容を公
開することにより、不特定多数のユーザから放送番組に
関する情報を収集することができるとともに情報の共有
化が効率的に行なわれる。ユーザから送られてくる情報
には、番組を特定するチャンネル情報や、番組内の特定
のシーンについてのコメント、並びにコメントしたシー
ンのオンエア時刻が含まれているので、送信相手は、気
に入ったコメントのシーンを、そのオンエア時刻を手が
かりに容易に又は自動的に検索することができる。
【0073】このようなサーバは、例えば、BBS(電
子掲示板)のような形式で、番組に関する情報を公開し
てもよい。各ユーザから送られてくる情報には、番組を
特定するチャンネル情報や、番組内の特定のシーンにつ
いてのコメント、並びにコメントしたシーンのオンエア
時刻が含まれている。したがって、サーバ側では、例え
ば各番組毎に掲示板を設定して、各番組について送られ
てきたコメントをオンエア時刻に従って整列して、コメ
ント一覧表示するようにしてもよい。
【0074】図5には、ある番組についてシーン毎のコ
メントを集めた掲示板の画面構成例を示している。同図
に示す例では、コメントの登録(登録)日時と、コメン
トの登録者名、コメントすなわち書き込みの他に、番組
の開始時刻から書き込みが行なわれたシーンまでのオフ
セット時間が示されている。したがって、気に入ったコ
メントが見つかったときには、そのオフセット時間を手
がかりに、該当するシーンまでジャンプすることができ
る。
【0075】[追補]以上、特定の実施形態を参照しな
がら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修
正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示
という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書
の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の
要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範
囲の欄を参酌すべきである。
【0076】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
ユーザ間でオンエア中又は録画番組内の情報の共有を好
適に支援することができる、優れたコンテンツ記録再生
装置又はコンテンツ記録再生方法、情報処理装置又は情
報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供す
ることができる。
【0077】また、本発明によれば、番組内の情報の作
成やこの種の情報の送信などの作業を好適に支援するこ
とができる、優れたコンテンツ記録再生装置又はコンテ
ンツ記録再生方法、情報処理装置又は情報処理方法、並
びにコンピュータ・プログラムを提供することができ
る。
【0078】本発明によれば、ユーザが自身の手作業で
録画番組視聴中に録画開始時刻、チャンネル、現在まで
の再生時間からオンエア時の時刻を求めること、あるい
は、オンエア視聴中に刻々と過ぎていく実時刻を求める
ことに比べて簡単且つ正確に、特定のシーンについての
オンエア時刻を求めることができる。
【0079】ビデオ再生管理モジュール、オンエア・チ
ャンネル管理モジュール、実時間時計管理モジュール
は、既存のビデオ録画再生装置に一般的に存在するもの
である。また、ネットワークで情報を送信するために
は、ウェブ・ブラウザなどの汎用的なネットワーク情報
送受信モジュールを使用することができ、既存のビデオ
録画装置上に比較的容易に実現することができる。した
がって、低コストでユーザにとって大きなメリットを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る、番組内情報作成、
番組内情報作成並びにその送信支援を行なうことができ
るビデオ録画再生装置のハードウェア構成を模式的に示
した図である。
【図2】本実施形態に係るビデオ録画再生装置上で番組
内情報作成並びにその送信支援を実現するための機能構
成を模式的に示した図である。
【図3】汎用ネットワーク情報送受信ソフトウェア23
によって用意される、ユーザに時間情報の確認や番組に
対するコメント入力を促すGUI画面の構成例を示した
図である。
【図4】本実施形態に係るビデオ録画再生装置上で番組
内情報作成並びにその送信支援を実現するための処理手
順を示したフローチャートである。
【図5】ある番組についてシーン毎のコメントを集めた
掲示板の画面構成例を示した図である。
【符号の説明】
1…チューナ 2…音声信号処理回路 3…映像信号処理回路 4…スピーカ 5…ディスプレイ 6…MPEGエンコーダ/デコーダ/VRAM 7…広帯域ネットワーク・インターフェース 8…モデム 9…リモコン受光部 10…リモコン 11…CPU 12…RAM 13…ROM 14…不揮発性RAM 15…ストレージ 16…キーボード 17…マウス 18…時計 19…バス 20…ビデオ再生管理ソフトウェア 21…オンエア・チャンネル管理ソフトウェア 22…番組内時間情報取得管理ソフトウェア 23…汎用ネットワーク情報送受信ソフトウェア 24…公衆ネットワーク(インターネット) 25…実時間管理モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 H04N 5/76 Z 27/034 5/91 L H04N 5/76 G11B 27/02 K Fターム(参考) 5C052 AA01 AB02 CC01 DD04 5C053 FA20 FA23 GB06 GB37 JA16 JA21 KA01 KA24 LA06 LA07 LA14 5D044 AB05 AB07 BC01 CC05 DE02 DE03 DE12 DE49 DE54 EF05 GK12 HL11 HL14 5D110 AA13 AA27 AA29 BB25 BB27 BB29 CA07 CA42 CA47 CB07 DA04 DA06 DA17 FA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予定時刻に従って配信されるコンテンツを
    記録し再生するコンテンツ記録再生装置であって、 配信チャンネルを選択して配信コンテンツを受信するコ
    ンテンツ受信手段と、 実時間を計測する計時手段と、 配信コンテンツを、配信チャンネル、及び、配信時又は
    保存時の時刻情報とともに保存するコンテンツ蓄積手段
    と、を具備することを特徴とするコンテンツ記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】配信コンテンツを受信と同時に又は前記コ
    ンテンツ蓄積手段から取り出してユーザに提示するコン
    テンツ出力手段と、 前記コンテンツ出力手段により提示中のコンテンツに関
    するユーザからのコメントを入力するコメント入力手段
    と、 前記コメント入力手段によりコメントを入力したときの
    前記コンテンツ出力手段によるコンテンツの提示位置に
    おける配信時刻を算出する配信時刻計算手段と、 前記コンテンツ出力手段により提示中のコンテンツに関
    するユーザからの入力コメントと、該コンテンツの配信
    チャンネルと、該コメント入力時におけるコンテンツの
    提示位置での配信時刻を少なくとも含む視聴支援情報を
    作成する視聴支援情報作成手段と、をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】該視聴支援情報を特定の通信相手に送出す
    る通信手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項2
    に記載のコンテンツ記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記配信時刻計算手段は、前記コンテンツ
    出力手段が配信コンテンツを受信と同時にコンテンツを
    提示しているときには、コメント入力時において前記の
    前記実時間計測手段が計時する実時刻を基に該コメント
    入力時におけるコンテンツの提示位置での配信時刻を算
    出する、ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記配信時刻計算手段は、前記コンテンツ
    出力手段が前記コンテンツ蓄積手段から取り出したコン
    テンツを提示しているときには、当該コンテンツの保存
    開始時刻と、保存開始位置からの現在の提示位置の時間
    差を基に、コンテンツ保存当時におけるコンテンツの提
    示位置での配信時刻を算出する、ことを特徴とする請求
    項2に記載のコンテンツ記録再生装置。
  6. 【請求項6】予定時刻に従って配信されるコンテンツを
    記録し再生するコンテンツ記録再生方法であって、 配信チャンネルを選択して配信コンテンツを受信するコ
    ンテンツ受信ステップと、 実時間を計測する計時ステップと、 配信コンテンツを、配信チャンネル、及び、配信時又は
    保存時の時刻情報とともに保存するコンテンツ蓄積ステ
    ップと、を具備することを特徴とするコンテンツ記録再
    生方法。
  7. 【請求項7】配信コンテンツを受信と同時に又は蓄積さ
    れたコンテンツを取り出してユーザに提示するコンテン
    ツ出力ステップと、 前記コンテンツ出力ステップにより提示中のコンテンツ
    に関するユーザからのコメントを入力するコメント入力
    ステップと、 前記コメント入力ステップによりコメントを入力したと
    きの前記コンテンツ出力ステップによるコンテンツの提
    示位置における配信時刻を算出する配信時刻計算ステッ
    プと、 前記コンテンツ出力ステップにより提示中のコンテンツ
    に関するユーザからの入力コメントと、該コンテンツの
    配信チャンネルと、該コメント入力時におけるコンテン
    ツの提示位置での配信時刻を少なくとも含む視聴支援情
    報を作成する視聴支援情報作成ステップと、をさらに備
    えることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ記録
    再生方法。
  8. 【請求項8】該視聴支援情報を特定の通信相手に送出す
    る通信ステップをさらに備える、ことを特徴とする請求
    項6に記載のコンテンツ記録再生方法。
  9. 【請求項9】前記配信時刻計算ステップでは、前記コン
    テンツ出力ステップにより配信コンテンツを受信と同時
    にコンテンツを提示しているときには、コメント入力時
    において前記の前記実時間計測ステップで計時する実時
    刻を基に該コメント入力時におけるコンテンツの提示位
    置での配信時刻を算出する、ことを特徴とする請求項6
    に記載のコンテンツ記録再生方法。
  10. 【請求項10】前記配信時刻計算ステップでは、前記コ
    ンテンツ出力ステップにおいて蓄積されたコンテンツを
    取り出したコンテンツを提示しているときには、当該コ
    ンテンツの保存開始時刻と、保存開始位置からの現在の
    提示位置の時間差を基に、コンテンツ保存当時における
    コンテンツの提示位置での配信時刻を算出する、ことを
    特徴とする請求項6に記載のコンテンツ記録再生方法。
  11. 【請求項11】予定時刻に従って配信されたコンテンツ
    の視聴を支援する情報処理装置であって、 コンテンツ提示中に入力されたコメントと、該コンテン
    ツの配信チャンネルと、該コメントを入力したときのコ
    ンテンツの提示位置における配信時刻を少なくとも含む
    視聴支援情報を1以上のユーザから受信する視聴支援情
    報受信手段と、 受信した視聴支援情報を蓄積する視聴支援情報蓄積手段
    と、 ユーザからの要求に応じて前記視聴支援情報蓄積手段に
    より蓄積されている視聴支援情報を提供する視聴支援情
    報提供手段と、を具備することを特徴とする情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記視聴支援情報蓄積手段は、配信コン
    テンツ毎に配信時刻に従って整列して、視聴支援情報を
    ネットワーク上で公開する、ことを特徴とする請求項1
    1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】予定時刻に従って配信されたコンテンツ
    の視聴を支援する情報処理装置であって、 コンテンツ提示中に入力されたコメントと、該コンテン
    ツの配信チャンネルと、該コメントを入力したときのコ
    ンテンツの提示位置における配信時刻を少なくとも含む
    視聴支援情報を1以上のユーザから受信する視聴支援情
    報受信ステップと、 受信した視聴支援情報を蓄積する視聴支援情報蓄積ステ
    ップと、 ユーザからの要求に応じて前記視聴支援情報蓄積ステッ
    プにより蓄積されている視聴支援情報を提供する視聴支
    援情報提供ステップと、を具備することを特徴とする情
    報処理方法。
  14. 【請求項14】蓄積した視聴支援情報を配信コンテンツ
    毎に配信時刻に従って整列してネットワーク上で公開す
    る情報公開ステップをさらに備える、ことを特徴とする
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】予定時刻に従って配信されるコンテンツ
    を記録し再生するための処理をコンピュータ・システム
    上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述された
    コンピュータ・プログラムであって、 配信チャンネルを選択して配信コンテンツを受信するコ
    ンテンツ受信ステップと、 実時間を計測する計時ステップと、 配信コンテンツを、配信チャンネル、及び、配信時又は
    保存時の時刻情報とともに保存するコンテンツ蓄積ステ
    ップと、を具備することを特徴とするコンピュータ・プ
    ログラム。
  16. 【請求項16】予定時刻に従って配信されたコンテンツ
    の視聴を支援するための処理をコンピュータ・システム
    上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述された
    コンピュータ・プログラムであって、 コンテンツ提示中に入力されたコメントと、該コンテン
    ツの配信チャンネルと、該コメントを入力したときのコ
    ンテンツの提示位置における配信時刻を少なくとも含む
    視聴支援情報を1以上のユーザから受信する視聴支援情
    報受信ステップと、 受信した視聴支援情報を蓄積する視聴支援情報蓄積ステ
    ップと、 ユーザからの要求に応じて前記視聴支援情報蓄積ステッ
    プにより蓄積されている視聴支援情報を提供する視聴支
    援情報提供ステップと、を具備することを特徴とするコ
    ンピュータ・プログラム。
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