JP2003348216A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2003348216A
JP2003348216A JP2002151018A JP2002151018A JP2003348216A JP 2003348216 A JP2003348216 A JP 2003348216A JP 2002151018 A JP2002151018 A JP 2002151018A JP 2002151018 A JP2002151018 A JP 2002151018A JP 2003348216 A JP2003348216 A JP 2003348216A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの格納形態の異なる親機と子機間で、
電話帳データをデータの抜けなく子機間転送可能な電話
装置を提供する。 【解決手段】 子機Aから親機100へ電話帳の転送要
求があれば、親機100から子機Bへ電話帳の転送要求
が行われ(S21ステップ)、子機Aと親機100の第
1無線部と子機Bと親機100の第2無線部が無線接続
される(S22ステップ)。続いて、親機100を介し
て、子機Aから子機Bへ、電話番号データ、かなデー
タ、漢字データ等の電話帳データが転送される(S26
ステップ〜S28ステップ)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電話帳機能を
有する電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話等の電話装置において、
子機又は親機のメモリに相手側の電話番号と氏名を複数
格納した、所謂電話帳機能を有するものがある。
【0003】この電話帳機能では、ユーザは、メモリに
格納されている相手側の電話番号(或いは、氏名)を表
示部に複数同時に(或いは、切替)表示させ、所望の相
手側を選択した後に発呼操作を行うだけで、容易に相手
側へ発呼ができる為、電話番号の入力が不要である。
【0004】又、コードレス電話では、親機又は子機の
メモリに格納されている電話帳データを他の子機又は親
機に転送する機能を有するものもある。例えば、一方の
子機から他方の子機へ電話帳データを転送する場合に
は、一方の子機の電話帳メモリに格納されている電話帳
データを親機の電話帳メモリに転送し、一方の子機と親
機との無線接続を断とした後、親機の電話帳メモリに格
納した電話帳データを他方の子機へ送信し、他方の子機
が受信した電話帳データを電話帳メモリに格納すること
により電話帳データを転送することができる。
【0005】尚、現在のコードレス電話の仕様では、子
機同士で無線接続することはできない。従って、子機同
士を直接無線接続し、子機間で電話帳データを転送する
ことはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、親機の電
話帳メモリに子機からの電話帳データを一旦格納し、電
話帳データを転送可能なコードレス電話では、以下の問
題点が挙げられる。先ず、1台の親機と複数の子機(例
えば、子機A、子機Bとする)からなるコードレス電話
において、親機を介して子機Aから子機Bへ電話帳デー
タを送信する場合、子機A、Bの電話帳メモリはかな文
字と漢字が格納可能であるのに対し、親機の電話帳メモ
リはかな文字しか格納できない場合には、子機Aから親
機にかな文字と漢字文字からなる電話帳データが送信さ
れても、親機は電話帳データのかな文字部分しか受信す
ることができない。従って、子機Aからかな文字と漢字
文字からなる電話帳データが送信されても、子機Bはか
な文字からなる電話帳データしか受信できない。このよ
うな問題は、例えば、今までかな文字しか格納できない
親機と子機を使用し、新たに、かな文字と漢字のデータ
を格納可能な増設子機を増設し、一方の子機から他方の
子機へ電話帳データを転送する場合に生じる。
【0007】又、例えば、親機は50件しか相手側の電
話番号を登録できないのに対し、子機A、Bでは100
件の相手側の電話番号が登録できる場合には、子機Aか
ら親機に100件分の電話帳データが送信されても親機
は子機Aからの電話帳データの内50件しか格納するこ
とができず、その結果、子機Aから子機Bへは50件分
のデータしか送信されないこととなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決する為のものであり、請求項1記載の電話装置
は、親機と2以上の子機とからなる電話装置であり、上
記子機は、電話帳データを格納する電話帳メモリと、上
記親機との間で電話帳データを送受信する子機送受信手
段と、制御手段と、を有し、上記親機は、上記子機から
の電話帳データを格納する子機専用の格納手段と、上記
子機との間で電話帳データを送受信する親機送受信手段
と、制御手段と、を有し、上記親機の制御手段は、親機
送受信手段が子機から送信された電話帳データを受信す
ると、受信した電話帳データを格納手段に格納し、デー
タ格納終了後上記親機送受信部に上記子機との無線接続
を断とさせ、上記電話帳データを送信した子機を除く子
機へ、上記格納手段に格納されている電話帳データを送
信するように上記親機送受信手段を制御することを特徴
とする。
【0009】請求項2記載の電話装置は、親機と少なく
とも第1子機と第2子機の2つの子機とからなる電話装
置であり、上記子機は、電話帳データを格納する電話帳
メモリと、上記親機との間で電話帳データを送受信する
子機送受信手段と、制御手段と、を有し、上記親機は、
上記子機との間で電話帳データを送受信する第1の親機
送受信手段及び第2の親機送受信手段と、制御手段と、
を有し、上記親機制御手段は、第1の親機送受信手段が
上記第1子機から送信された電話帳データを受信する
と、受信した電話帳データを上記第2の親機送受信手段
が上記第2子機へ送信するよう制御することを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の電話装置は、親機と少なく
とも第1子機と第2子機の2つの子機とからなる電話装
置であり、上記子機は、かな文字及び/又は漢字である
ことを示す情報と該情報に対応するデータとを格納する
子機電話帳メモリと、上記親機との間で電話帳データを
送受信する子機送受信手段と、制御手段と、を有し、上
記親機は、上記子機との間で電話帳データを送受信する
親機送受信手段と、制御手段と、一方の子機から他方の
子機へ転送する電話帳データを一時的に格納する為の親
機格納手段及び/又は親機電話帳メモリと、を有し、上
記親機の制御手段は、子機から親機へ電話帳データを転
送する際には、送受信手段が上記子機から受信した電話
帳データを、上記かな文字及び/又は漢字であることを
示す情報を参照せずに親機格納手段に格納し、子機から
送信された電話帳データを親機電話帳メモリに格納する
際には、上記かな文字及び/又は漢字であることを示す
情報を参照して、送受信手段が子機から受信した電話帳
データを上記親機電話帳メモリのかな文字を格納する領
域及び/又は漢字を格納する領域に格納することを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例装置の構成を示
す外観斜視図である。
【0012】図1において、本実施例装置は1台の親機
100と複数の子機(例えば、子機A、子機B)とから
なり、第1実施例装置では、子機Aのメモリに格納され
ている電話帳データを親機100に送信し、親機100
に設けられた電話帳データ転送用の専用メモリに上記電
話帳データを一旦格納する。続いて、子機Bから電話帳
データの転送指示があれば、親機100のメモリに格納
された上記電話帳データを上記子機Bに送信するもので
ある。
【0013】また、第2実施例装置では、親機100に
は2つのチューナが搭載されており、子機Aからの電話
帳データを親機100の2つのチューナを介して子機B
へ送信するものである。
【0014】図2は、本発明を適用してなる第1実施例
装置であるコードレス電話装置の親機100ブロック図
である。
【0015】制御部110は、例えばROM(Read
Only Memory)からなる第1格納部120
に格納されているシステムプログラムに基づいて以下で
説明する各回路の制御を司る。
【0016】NCU(Network Control
Unit)130は、回線の閉結、開放を行う。
【0017】アンテナ140と接続された無線部150
は、子機A、Bとの間で無線信号の送受信を行う。
【0018】スピーチネットワーク回路160は、上述
したNCU130、無線部150、ハンドセット170
との間での音声信号の入出力切替を行う。
【0019】入力部180は、テンキー、保留キー、機
能キー等からなり、例えば、電話番号の入力時や相手側
の氏名の入力時等に使用される。
【0020】第2格納部190は、例えばSRAM(S
tatic Randum Access Memor
y)からなり、上記無線部150が受信した子機A、B
からの電話帳データ(例えば、かな文字と漢字からなる
相手側氏名と電話番号の対を複数件)を一旦格納する。
又、上記第2格納部190の格納形態としては、例え
ば、かな文字か漢字文字かを示すヘッダと該ヘッダに続
く相手側氏名のデータが格納される。
【0021】表示部200は、電話番号や、かな文字と
漢字からなる相手側の氏名を表示する。次に、子機A、
Bの回路構成について説明する。
【0022】図3は、第1実施例装置であるコードレス
電話装置の子機A、Bのブロック図である。
【0023】制御部300は、例えばROM(Read
Only Memory)からなる第1格納部310
に格納されているシステムプログラムに基づいて以下で
説明する各回路の制御を司る。
【0024】アンテナ320と接続された無線部330
は、親機100との間で無線信号の送受信を行う。
【0025】スピーチネットワーク回路340は、上述
した無線部320とハンドセット350との間での音声
信号の入出力の切替を行う。
【0026】入力部360は、テンキー、保留キー、機
能キー、電話帳データを転送指示する為のキー等からな
り、例えば、電話番号の入力時や相手側の氏名の入力
時、電話帳データを転送する際等に使用される。
【0027】第2格納部370は、例えばSRAM(S
tatic Randum Access Memor
y)からなり、上記無線部330が受信した電話帳デー
タ(例えば、かな文字と漢字からなる相手側氏名と電話
番号の対を複数件)や、上記入力部360から入力され
た電話帳データを格納する。
【0028】表示部380は、電話番号や、かな文字と
漢字からなる相手側の氏名を表示する。
【0029】次に、第1実施例装置の動作について以下
に説明する。
【0030】図4及び図5は、第1実施例装置の動作シ
ーケンス図である。
【0031】図4において、まず、子機Aのユーザが入
力部360を操作することにより、子機Bへ転送する電
話帳データを選択する。尚、ここで、ユーザは第2格納
部370に格納されている電話帳データを一括して送信
するよう選択することも可能である。
【0032】S1ステップにおいて、子機Aの制御部3
00が、入力部360から電話帳データ転送の開始を示
すキー入力を検出すると、無線部330を制御すること
により、制御チャンネル上で、電話帳転送要求信号を親
機100へ送信させる。
【0033】これに対し、親機100の制御部110
は、無線部150を制御することにより、通話チャンネ
ルの空きチャンネルをサーチさせた後に、信号を正常に
受信したことを示すACK(Acknowledgem
ent)信号を子機Aに送信させる。
【0034】尚、上記ACK信号には移行する先の通話
チャンネル情報が含まれているので、その後の親機10
0と子機Aの無線信号の送受信は通話チャンネル上で行
われる。
【0035】S2ステップにおいて、親機100の制御
部が、無線部150を制御することにより、転送開始を
示す信号を子機Aに送信させ、子機Aの制御部300
は、無線部330を制御することにより、ACKを親機
100に送信させる。
【0036】S3ステップにおいて、子機Aの制御部3
00が、無線部330を制御することにより、転送件数
を示すデータを親機100に送信させ、親機100の制
御部110は、無線部150を制御することにより、A
CKを子機Aに送信させる。
【0037】以下、S4〜S6ステップにおいて電話帳
データの転送が行われる。
【0038】S4ステップにおいて、子機Aの制御部3
00は、無線部330を制御することにより、第2格納
部370に格納されている電話番号データを親機100
に送信させる。これに対し、親機100の制御部110
は、受信した電話番号データを第2格納部190に格納
すると共に、無線部150を制御することにより、受信
した電話番号データと同じ電話番号データを子機Aに返
信する。子機Aの制御部300は、親機100から送信
された電話番号データと送信した電話番号データの比較
を行い、一致すれば正常にデータが送信されたと判断し
て次のステップに進むが、一致しない場合には、再度電
話番号データを送信させる。
【0039】尚、電話番号データの再送信に失敗した場
合、子機A、Bの制御部300は、表示部380に例え
ば“転送エラー”と表示させることにより、転送を失敗
した旨をユーザに報知する。
【0040】S5ステップでは、子機Aの制御部300
は、無線部330を制御することにより、第2格納部3
70に格納されているかなデータのヘッダにかなデータ
であることを示す情報を付して、かなデータを親機10
0に送信させる。これに対し、親機100の制御部11
0は、受信したかなデータを、ヘッダを参照せずにその
まま第2格納部190に格納すると共に、無線部150
を制御することにより、受信したかなデータと同じかな
データを子機Aに返信する。子機Aの制御部300は、
親機100から送信されたかなデータと送信したかなデ
ータの比較を行い、一致すれば正常にデータが送信され
たと判断して次のステップに進むが、一致しない場合に
は、再度かなデータを送信させる。
【0041】S6ステップでは、上記S5ステップと同
様にして、漢字データが子機Aから親機100へ送信さ
れる。
【0042】尚、上記S4〜S6ステップを一回行う毎
に、一件分の電話帳データが子機Aから親機100へ送
信され、親機100の第2格納部190に電話帳データ
が一旦格納されることとなる。この為、転送される電話
帳データが複数件分存在する場合には、件数分だけ上記
S4〜S6ステップを繰り返し処理することとなる。
【0043】又、上記S5〜S6ステップにおいて、か
なデータ及び漢字データのヘッダにかなデータ又は漢字
データであることを示すデータが付されて送信される
が、親機100の制御部110は、本実施例の如く第2
格納部190に電話帳データを格納する場合には、上記
かなデータ及び漢字データのヘッダを参照せずに、その
まま受信したかなデータ及び漢字データを上記第2格納
部190に格納するが、親機100が、第2格納部19
0の他に電話帳データを格納する為の電話帳メモリ(図
示せず)を有する場合には、親機100の制御部110
は、子機Aから送信されたかなデータ又は漢字データの
ヘッダを参照し、参照したヘッダからかなデータである
か漢字データであるかを判定し、この判定に応じて受信
したデータを電話帳メモリのかなデータを格納する領域
或いは漢字データを格納する領域に格納する。
【0044】子機Aから転送する電話帳データがなくな
れば、続くS7ステップにおいて、子機Aの制御部30
0が無線部330を制御することにより、転送終了を示
すデータを親機100に送信させ、これに対し、親機1
00の制御部110は、無線部150を制御することに
よりACK信号を子機Aに送信させる。
【0045】続いて、親機100の第2格納部190に
一旦格納された電話帳データを子機Bに送信する手順を
以下に説明する。
【0046】図5のS8ステップにおいて、子機Bの制
御部110が、入力部180から電話帳データ転送の開
始を示すキー入力を検出すると、無線部150を制御す
ることにより、制御チャンネル上で、電話帳転送要求信
号を親機100へ送信させる。
【0047】これに対し、親機100の制御部110
は、無線部150を制御することにより、通話チャンネ
ルの空きチャンネルをサーチさせた後に、信号を正常に
受信したことを示すACK(Acknowledgem
ent)信号を子機Bに送信させる。
【0048】尚、上記ACK信号には移行する先の通話
チャンネル情報が含まれているので、その後の親機10
0と子機Aの無線信号の送受信は通話チャンネル上で行
われる。
【0049】S9ステップにおいて、親機100の制御
部110が、無線部150を制御することにより、転送
開始を示す信号を子機Aに送信させ、子機Bの制御部3
00は、無線部330を制御することにより、ACKを
親機100に送信させる。
【0050】S10ステップにおいて、親機100の制
御部110が、無線部150を制御することにより、転
送件数を示すデータを子機Bに送信させ、子機Bの制御
部300は、無線部330を制御することにより、AC
Kを親機100に送信させる。
【0051】以下、S11〜S13ステップにおいて電
話帳データの転送が行われる。
【0052】S11ステップにおいて、親機100の制
御部110は、無線部150を制御することにより、第
2格納部190に格納されている電話番号データを子機
Aに送信させる。これに対し、子機Aの制御部300
は、受信した電話番号データを第2格納部370に格納
すると共に、無線部330を制御することにより、受信
した電話番号データを親機100に返答する。親機10
0の制御部110は、子機Bから送信された電話番号デ
ータと送信した電話番号データの比較を行い、一致すれ
ば正常にデータが送信されたと判断して次のステップに
進むが、一致しない場合には、再度電話番号データを送
信させる。
【0053】尚、電話番号データの再送信に失敗した場
合、子機A、Bの制御部300は、表示部380に例え
ば“転送エラー”と表示させることにより、転送を失敗
した旨をユーザに報知する。
【0054】S12ステップでは、親機100の制御部
110は、無線部150を制御することにより、第2格
納部190に格納されているかなデータを子機Bに送信
させる。これに対し、子機Bの制御部330は、受信し
たかなデータを第2格納部370に格納すると共に、無
線部330を制御することにより、受信したかなデータ
と同じかなデータを親機100に返信する。親機100
の制御部110は、子機Bから送信されたかなデータと
送信したかなデータの比較を行い、一致すれば正常にデ
ータが送信されたと判断して次のステップに進むが、一
致しない場合には、再度かなデータを送信させる。
【0055】S13ステップでは、上記S12ステップ
と同様にして、漢字データが親機100から子機Bへ送
信される。
【0056】尚、上記S11〜S13ステップを一回行
う毎に、一件分の電話帳データが親機100から子機B
へ送信され、子機Bの第2格納部370に電話帳データ
が格納されることとなる。この為、転送される電話帳デ
ータが複数件分存在する場合には、件数分だけ上記S1
1〜S13ステップを繰り返し処理することとなる。
【0057】親機100から転送する電話帳データがな
くなれば、続くS14ステップにおいて、親機100の
制御部110が無線部150を制御することにより、転
送終了を示すデータを子機Bに送信させ、これに対し、
子機Bの制御部300は、無線部330を制御すること
によりACK信号を親機100に送信させる。
【0058】このような手順により、子機Aからの電話
帳データが親機100へ転送され、子機Bからの電話帳
データの転送要求に応じて、親機100から子機Bへ電
話帳データが転送される。
【0059】第1実施例装置では、親機100に搭載さ
れた電話帳データ転送用メモリである第2格納部190
に、子機Aからの電話帳データが一旦格納された後に親
機100から子機Bへ電話帳データが送信される為、子
機Aにはかな文字と漢字の電話帳データが格納可能であ
るのに対し、親機100にはかな文字の電話帳データの
み格納可能である場合、子機Aから送られた電話帳デー
タが親機100の電話帳メモリに格納された際に、かな
文字の電話帳データのみ親機100の電話帳メモリに格
納され、その結果親機100から子機Bへはかな文字の
みの電話帳データが送信されるといった問題が生じるこ
とがない。このように、第1実施例装置では、子機A、
Bと親機100夫々に格納可能な電話帳データの形式
(かな文字や漢字)が異なっていても、子機Aから子機
Bに電話帳データを転送することが可能である。
【0060】尚、親機100に親機用電話帳データを格
納する第3格納部を別途備えても良いし、第2格納部1
90のメモリエリアを子機A、Bの転送用電話帳データ
エリアと親機用電話帳データエリアに分割しても良い。
【0061】次に、本発明を適用してなる第2実施例装
置について以下に説明する。
【0062】第2実施例装置では、親機100に第2格
納部190を格納する代わりに無線部を2つ設け、子機
Aからの電話帳データをそのまま子機Bへ送信する構成
としている。
【0063】図6は、第2実施例装置の親機100のブ
ロック図である。
【0064】第2実施例装置の親機100と第1実施例
装置の親機100と異なる点は、第1実施例装置の親機
100は無線部を1つ有しているのに対し、第2実施例
装置の親機100は無線部を2つ有していると共に第2
格納部190を有さないことにある。
【0065】図6において、第1無線部400と第2無
線部410は、夫々子機A、Bと接続可能である。又、
上記第1無線部400が子機Aと接続すると共に上記第
2無線部410が子機Bと接続することにより、子機A
と子機Bとの間で全二重通信方式による子機間通話を行
うことが可能である。
【0066】尚、子機A、子機Bは第1実施例装置と同
様の回路構成である為、説明を省略する。
【0067】次に、第2実施例装置の動作について以下
に説明する。
【0068】図7は、第2実施例装置の動作を示すシー
ケンス図である。
【0069】S20ステップにおいて、子機Aの制御部
300が、入力部360から電話帳データ転送の開始を
示すキー入力を検出すると、無線部330を制御するこ
とにより、制御チャンネル上で、電話帳転送要求信号を
親機100へ送信させる。
【0070】これに対し、親機100の制御部110
は、第1無線部400を制御することにより、通話チャ
ンネルの空きチャンネルをサーチさせた後に、信号を正
常に受信したことを示すACK(Acknowledg
ement)信号を子機Aに送信させる。
【0071】尚、上記ACK信号には移行する先の通話
チャンネル情報が含まれているので、その後の親機10
0と子機Aの無線信号の送受信は通話チャンネル上で行
われる。
【0072】S21ステップにおいて、親機100の制
御部110が、無線部150を制御することにより、制
御チャンネル上で、電話帳転送要求信号を子機Bへ送信
させる。
【0073】これに対し、子機Bの制御部110は、第
1無線部150を制御することにより、通話チャンネル
の空きチャンネルをサーチさせた後に、信号を正常に受
信したことを示すACK(Acknowledgeme
nt)信号を親機に送信させる。
【0074】尚、上記ACK信号には移行する先の通話
チャンネル情報が含まれているので、その後の親機10
0と子機Bの無線信号の送受信は通話チャンネル上で行
われる。
【0075】S22ステップにおいて、親機100の制
御部110が、第1無線部400を制御することによ
り、転送開始を示す信号を子機Aに送信させ、子機Aの
制御部300は、無線部330を制御することにより、
ACKを親機100に送信させる。
【0076】S23ステップにおいて、親機100の制
御部110が、第2無線部410を制御することによ
り、転送開始を示す信号を子機Bに送信させ、子機Bの
制御部300は、無線部330を制御することにより、
ACKを親機100に送信させる。
【0077】S24ステップにおいて、子機Aの制御部
300が、無線部330を制御することにより、転送件
数を示すデータを親機100に送信させ、親機100の
制御部110は、第1無線部400を制御することによ
り、ACKを子機Aに送信させる。
【0078】S25ステップでは、親機100の制御部
110が、第2無線部410を制御することにより、転
送件数を示すデータを子機Bに送信させ、子機Bの制御
部300は、無線部330を制御することにより、AC
Kを親機100に送信させる。
【0079】以下、S26〜S28ステップにおいて電
話帳データの転送が行われる。
【0080】S26ステップにおいて、子機Aの制御部
300は、無線部330を制御することにより、第2格
納部370に格納されている電話番号データを親機10
0に送信させる。これに対し、親機100の制御部11
0は、子機Aからの電話番号データを第1無線部400
にて受信すると共に、上記第1無線部400にて受信さ
れた電話番号データを第2無線部410から子機Bへ送
信する。続いて、子機Bの制御部300は、無線部33
0を制御することにより、受信した電話番号データを第
2格納部370へと格納すると共に、受信した電話番号
データと同一の電話番号データを親機100へ送信し、
親機100の制御部110は、子機Bからの電話番号デ
ータを第2無線部410で受信すると共に第1無線部4
00から子機Aへ送信する。
【0081】子機Aは、親機100を介して子機Bから
受信した電話番号データと送信した電話番号データの比
較を行い、一致すれば正常にデータが送信されたと判断
して次のステップに進むが、一致しない場合には、再度
電話番号データを送信させる。
【0082】尚、電話番号データの再送信に失敗した場
合、子機A、Bの制御部300は、表示部380に例え
ば“転送エラー”と表示させることにより、転送を失敗
した旨をユーザに報知する。
【0083】S27ステップでは、上記S26ステップ
と同様にしてかなデータが子機Aから子機Bへ送信され
る。
【0084】S28ステップでは、上記S26及びS2
7ステップと同様にして、漢字データが子機Aから子機
Bへ送信される。
【0085】尚、上記S26〜S8ステップを一回行う
毎に、一件分の電話帳データが子機Aから子機Bへ送信
され、子機Bの第2格納部370に電話帳データが格納
されることとなる。この為、転送される電話帳データが
複数件分存在する場合には、件数分だけ上記S26〜S
28ステップを繰り返し処理することとなる。
【0086】子機Aから転送する電話帳データがなくな
れば、続くS29ステップにおいて、子機Aの制御部3
00が無線部330を制御することにより、転送終了を
示すデータを親機100に送信させ、親機100の制御
部110は、第1無線部400を制御することによりA
CKを子機Aへ送信すると共に第2無線部410を制御
することにより転送終了を示す信号を子機Bへ送信す
る。これに対し、子機Bの制御部300が、無線部33
0を制御することにより子機Bから親機100へACK
が送信されることにより、子機Aから子機Bへの電話帳
データの転送が終了する。
【0087】このように、第2実施例装置では、子機A
からの電話帳データを一旦親機100に格納しなくと
も、子機Aから子機Bへ転送可能である。この為、子機
間通話可能な電話装置においては、別途高価なメモリを
設けなくとも良い。
【0088】又、第2実施例装置では、親機100に電
話帳機能がない場合、即ち、電話帳データを格納する為
のメモリを有していない場合でも、子機Aから子機Bへ
電話帳データを転送することが可能である。
【0089】以上説明したように、本実施例装置では、
子機と親機100夫々に格納可能な電話帳データの形式
(かな文字や漢字)が異なっている場合や、親機100
に電話帳データを格納する為のメモリを搭載していない
場合でも、子機Aから子機Bに電話帳データを転送する
ことが可能である。
【0090】尚、本実施例では、子機Aからの電話帳デ
ータを電話帳データ転送要求のあった子機Bへのみ転送
する場合を説明したが、子機Aからの電話帳データを自
動的に複数の子機へ順次転送するように構成しても良
い。例えば、子機Aからの電話帳データを親機100の
第2格納部に一旦格納し、親機100が他の子機へ順に
無線接続し、親機100が無線接続した他の子機の順に
電話帳データを送信することも可能である。
【0091】更に、本実施例では、子機A、Bから親機
100へ、かなデータであるか或いは漢字データである
かを示すヘッダを、かなデータ或いは漢字データの先頭
に付して送信する。親機100側は、受信した電話帳デ
ータを第2格納部に一旦格納し、他の子機A、Bへ送信
する場合には上記ヘッダを参照せず、一方、受信した電
話帳データを親機100の電話帳メモリ(図示せず)に
格納する場合には、上記ヘッダを参照し、かなデータ或
いは漢字データを電話帳メモリのどの領域に格納すれば
良いかを判定可能である為、親機100を介して子機
A、B間で電話帳データを転送可能であることは勿論の
こと、子機A、Bから親機100の電話帳メモリへ電話
帳データを転送することも可能である。
【0092】又、本実施例では、アナログ式のコードレ
ス電話装置について実施したが、PHSを子機として親
機100に接続可能なデジタルコードレス電話等、親機
100と複数の子機とからなる電話装置であれば、本発
明を適用して実施可能である。
【0093】
【発明の効果】本発明では、データの格納形態の異なる
親機と子機とからなる電話装置において、親機を介して
子機間で電話帳データを転送可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例装置の外観斜視図
である。
【図2】第1実施例装置の親機100のブロック図であ
る。
【図3】本実施例装置の子機A、Bのブロック図であ
る。
【図4】第1実施例装置の動作を示すシーケンス図であ
る。
【図5】第1実施例装置の動作を示すシーケンス図であ
る。
【図6】第2実施例装置の親機100のブロック図であ
る。
【図7】第2実施例装置の動作を示すシーケンス図であ
る。
【符号の説明】
100 親機 110 制御部 150 無線部 190 第2格納部 300 制御部 330 無線部 370 第2格納部 400 第1無線部 410 第2無線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本庄 和志 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 平野 智 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA12 BB02 CC08 EE03 EE13 JJ03 JJ07 5K036 AA07 BB01 DD01 DD14 DD25 DD32 DD40 KK06 KK09 KK18 5K067 AA34 BB08 DD51 EE02 EE12 EE25 FF07 FF23 HH23 KK15 5K101 KK00 LL14 MM04 NN25 TT06 UU18 UU19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と2以上の子機とからなる電話装置
    であり、 上記子機は、電話帳データを格納する電話帳メモリと、
    上記親機との間で電話帳データを送受信する子機送受信
    手段と、制御手段と、を有し、 上記親機は、上記子機からの電話帳データを格納する子
    機専用の格納手段と、上記子機との間で電話帳データを
    送受信する親機送受信手段と、制御手段と、を有し、 上記親機の制御手段は、親機送受信手段が子機から送信
    された電話帳データを受信すると、受信した電話帳デー
    タを格納手段に格納し、データ格納終了後上記親機送受
    信部に上記子機との無線接続を断とさせ、上記電話帳デ
    ータを送信した子機を除く子機へ、上記格納手段に格納
    されている電話帳データを送信するように上記親機送受
    信手段を制御することを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 親機と少なくとも第1子機と第2子機の
    2つの子機とからなる電話装置であり、 上記子機は、電話帳データを格納する電話帳メモリと、
    上記親機との間で電話帳データを送受信する子機送受信
    手段と、制御手段と、を有し、 上記親機は、上記子機との間で電話帳データを送受信す
    る第1の親機送受信手段及び第2の親機送受信手段と、
    制御手段と、を有し、 上記親機の制御手段は、第1の親機送受信手段が上記第
    1子機から送信された電話帳データを受信すると、受信
    した電話帳データを上記第2の親機送受信手段が上記第
    2子機へ送信するよう制御することを特徴とする電話装
    置。
  3. 【請求項3】 親機と少なくとも第1子機と第2子機の
    2つの子機とからなる電話装置であり、 上記子機は、かな文字及び/又は漢字であることを示す
    情報と該情報に対応するデータとを格納する子機電話帳
    メモリと、上記親機との間で電話帳データを送受信する
    子機送受信手段と、制御手段と、を有し、 上記親機は、上記子機との間で電話帳データを送受信す
    る親機送受信手段と、制御手段と、一方の子機から他方
    の子機へ転送する電話帳データを一時的に格納する為の
    親機格納手段及び/又は親機電話帳メモリと、を有し、 上記親機の制御手段は、子機から親機へ電話帳データを
    転送する際には、送受信手段が上記子機から受信した電
    話帳データを、上記かな文字及び/又は漢字であること
    を示す情報を参照せずに親機格納手段に格納し、子機か
    ら送信された電話帳データを親機電話帳メモリに格納す
    る際には、上記かな文字及び/又は漢字であることを示
    す情報を参照して、送受信手段が子機から受信した電話
    帳データを上記親機電話帳メモリのかな文字を格納する
    領域及び/又は漢字を格納する領域に格納することを特
    徴とする電話装置。
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