JP2003338952A - デジタルカメラ及びその画像処理方法 - Google Patents

デジタルカメラ及びその画像処理方法

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JP2003338952A
JP2003338952A JP2002143967A JP2002143967A JP2003338952A JP 2003338952 A JP2003338952 A JP 2003338952A JP 2002143967 A JP2002143967 A JP 2002143967A JP 2002143967 A JP2002143967 A JP 2002143967A JP 2003338952 A JP2003338952 A JP 2003338952A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目が開いた写真を撮影者が簡単に選択して撮る
ことができるカメラを提供する。 【解決手段】カメラ本体1は、シャッタ釦10と、対物レ
ンズ30から取り込まれた被写体のデジタル画像をフレー
ム毎に格納可能な画像メモリ4と、シャッタ釦10の操作
に応じて、被写体のデジタル画像を画像メモリ4に格納
させる制御回路2と、目の領域を探索する目位置検出回
路5と、目位置検出回路5が検出した目の領域を、特定数
のフレーム分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部
分が小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出
回路50とを具えている。前記制御回路2は、まばたき検
出回路50から瞳部分が小さくなった旨の信号を受けた際
には、被写体のデジタル画像を画像メモリ4に格納した
後に、瞳部分が小さくなった画像を画像メモリ4に格納
した旨を撮影者に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ及
びその画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のデジタルカメラの斜視図
であり、図9は、従来のデジタルカメラの内部構成を示
すブロック図である(特開2001−313680号参
照)。カメラ本体(1)には、ストロボ(70)、シャッタ釦
(10)が周知の如く設けられている。カメラ本体(1)内に
は、ラック(31)を具えた対物レンズ(30)が設けられ、該
ラック(31)はギア列(32)を介して、モータMにより、被
写体に接近離間可能に設けられている。対物レンズ(30)
からの光は、CCD(33)にて電気信号に変換され、A/
Dコンバータ(34)にてデジタル信号に変換され、信号処
理回路(35)にて色補正やガンマ補正等の処理が行われた
後に、制御回路(2)に入力される。制御回路(2)はモー
タMに給電する。対物レンズ(30)、CCD(33)、A/D
コンバータ(34)、モータM、ギア列(32)とで、周知のオ
ートフォーカス機構(3)を構成する。
【0003】シャッタ釦(10)を押し込む途中、又はシャ
ッタ釦(10)が軽く押された半押し状態では、制御回路
(2)は一旦モータMに通電して、対物レンズ(30)を光軸
Lに沿って少しずつ移動させる。ピントがあった状態か
ら、対物レンズ(30)が僅かに動くと、CCD(33)からの
電気信号は図10(a)のように起伏が激しい波形とな
り、ピントがあっていない状態で、対物レンズ(30)が動
くとCCD(33)からの電気信号は図10(b)のように起
伏のなだらかな波形となることが知られている。制御回
路(2)は最も電気信号の波形の起伏が激しい地点で、対
物レンズ(30)を止め、ピントを合わせる。この状態でシ
ャッタ釦(10)が完全に押し込まれると、ストロボ(70)が
発光し、被写体の画像が制御回路(2)を通って画像メモ
リ(4)内に格納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被写体が人の顔である
場合は、撮影時にストロボ(70)が発光すると、人は反射
的に目を閉じることが多い。即ち、目を閉じた写真が不
用意に撮れてしまう。目が開いた写真を撮るには、連続
して同じ顔を数枚撮り、撮影後に目が閉じていない写真
を選ぶのが一般的であるが、手間がかかる。この点に鑑
みて、目を閉じていない写真を自動的に撮るカメラが、
特開平7−295063号に開示されている。これは、
ストロボ発光時に、被写体の目が赤く写る所謂赤目現象
を利用して、被写体の目が赤く写った写真を残し、被写
体の目が赤く写っていない写真を自動的にキャンセルす
る。しかし、これではストロボを使用しないときには、
被写体の目が閉じた写真が写ってしまう。また、目を閉
じた写真は自動的にキャンセルされてしまうから、被写
体である人が目を閉じた写真内に、他の被写体の決定的
な瞬間が写っていた場合にもその写真はキャンセルされ
てしまい、却って使い勝手が悪かった。本発明の目的
は、目が開いた写真を撮影者が簡単に選択して撮ること
ができるカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】カメラ本体(1)は、シャッ
タ釦(10)と、対物レンズ(30)から取り込まれた被写体の
デジタル画像をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)
と、シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル
画像を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、画
像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、目位置
検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレーム数
分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が小さく
なると、その旨の信号を発するまばたき検出回路(50)と
を具えている。前記制御回路(2)は、まばたき検出回路
(50)に繋がっており、まばたき検出回路(50)から瞳部分
が小さくなった旨の信号を受けた際には、被写体のデジ
タル画像を画像メモリ(4)に格納した後に、制御回路
(2)に繋がった報知手段を作動させて、瞳部分が小さく
なった画像を画像メモリ(4)に格納した旨を撮影者に知
らせる。
【0006】
【作用及び効果】被写体が目を閉じる、即ち、まばたき
すると、まばたき検出回路(50)は黒目部分を示す瞳部分
が小さくなったことを検出する。制御回路(2)は、まば
たき検出回路(50)から瞳部分が小さくなった旨の信号を
受け、被写体のデジタル画像を画像メモリ(4)に格納す
る。それとともに、報知手段を作動させて、瞳部分が小
さくなった画像を画像メモリ(4)に格納した旨を撮影者
に警告する。画像メモリ(4)内には、目を閉じた画像が
格納されているが、撮影者は報知手段により該画像は被
写体の目が閉じていることが判る。撮影者は該画像が不
要であれば、消去すればよく、他の被写体の決定的な瞬
間が写っている等、該画像が必要であれば、残しておけ
ばよい。従って、撮影者は警告を受けることにより、目
が開いた写真を簡単に選択できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。図1(a)は、カメラ本体(1)の斜視図、図1
(b)は、図1(a)を背後から見た斜視図である。カメラ本
体(1)上には、シャッタ釦(10)、ストロボ(70)の他に、
2値化画像を処理すべきときに操作される切換スイッチ
(SW)が設けられている。カメラ本体(1)には、デジタ
ル画像を格納可能なメモリカード(9)が挿入される開口
(11)が設けられている。撮った画像は、カメラ本体(1)
の背面に設けられた液晶パネル(8)にて確認できる。カ
メラ本体(1)の前面には、3つの報知ランプ(7)が上下
に3つ設けられているが、3つに限定されない。本例に
あっては、被写体の目が開いた写真を撮影者が簡単に選
択できる点に特徴がある。
【0008】図2は、本例のデジタルカメラの内部ブロ
ック図である。従来と同様に、オートフォーカス機構
(3)は、信号処理回路(35)を介して、制御回路(2)に繋
がっている。制御回路(2)には、プログラムが格納され
たROM(20)、時間を計測するタイマー(6)、タイマー
時間や液晶パネル(8)に表示する図形等が格納されるR
AM(21)、デジタル画像が格納される画像メモリ(4)が
接続されている。制御回路(2)には、またD/Aコンバ
ータ(80)を介して前記液晶パネル(8)、圧縮伸長回路(9
0)を介してメモリカード(9)が接続される。一般に制御
回路(2)はマイクロコンピュータで構成されるから、タ
イマー(6)を該マイクロコンピュータ内のクロックを分
周して形成してもよい。画像メモリ(4)には、被写体の
画像を2値化処理して被写体の目の位置を検出する目位
置検出回路(5)、被写体の目の位置を監視し続けて2値
化画像から目を閉じたことを検出するまばたき検出回路
(50)が接続されている。
【0009】撮影者は、通常に撮影するときは、被写体
にオートフォーカス機構(3)の対物レンズ(30)(図9参
照)を向けてシャッタ釦(10)を押す。制御回路(2)は1
フレームのデジタル画像を一旦画像メモリ(4)に格納す
るとともに、D/Aコンバータ(80)にてアナログ変換さ
れた画像を液晶パネル(8)に表示する。これとともに、
デジタル画像を圧縮伸長回路(90)にて圧縮してメモリカ
ード(9)に格納する。メモリカード(9)に格納すること
により、画像が保存される。撮影者がメモリカード(9)
内の画像の再生をカメラ本体(1)上の再生釦(図示せず)
を操作して再生を指示すると、圧縮伸長回路(90)にてメ
モリカード(9)内の画像が伸長されてD/Aコンバータ
(80)を介して液晶パネル(8)に表示される。撮影者は、
被写体が目を開いた画像のみを撮るときは、切換スイッ
チ(SW)を操作して、目つぶり検出モードに設定する。
【0010】(目つぶり検出)撮影者が切換スイッチ(S
W)を操作して、目つぶり検出モードを選択したとき
は、制御回路(2)はROM(20)から目つぶり検出モード
用のプログラムを読み込む。カメラ本体(1)は、目を閉
じた状態を検出すると撮影者に警告を発する。以下、目
を閉じた状態を検出する手順を、図5のフローチャート
及び図3、図4を用いて説明する。先ず、撮影者は対物
レンズ(30)を被写体に向けて、シャッタ釦(10)を押す
(S2)。オートフォーカス機構(3)から、図3(a)に示す
1フレーム分の被写体画像が制御回路(2)を通って、画
像メモリ(4)に格納される。該画像は目位置検出回路
(5)によって、ラスタ走査されて、ホワイトピークの部
分を255、最も黒い部分を0とする256階調のデジ
タルデータに変換される。次に、特定のスレッショルド
レベルで、画像を2値化し、周知のラベリング処理や、
収縮・拡散による平滑化を行って、ノイズを除去する
(S3)。スレッショルドレベルは、任意に定められる
が、人の肌色を白とするレベルである。また、図3(a)
では画素数は縦横各500ピクセルとしているが、これ
に限定されない。
【0011】2値化画像から、顔を特定し、目の位置及
びまばたき状態を検出する方法は、種々提案されている
が、以下その一例を示す。これは鼻穴から目の位置を特
定するものであるが、これは例示であって、この方法に
限定されない。2値化処理により、図3(b)に示すよう
に、画素が繋がった一続きの線である被写体の頭の輪郭
線AT、顔の輪郭線KA、髪の生え際の線であるHを得
る。線ATと線KA、及び線Hと線KAは画素が環状に
繋がっているから、これらの線が輪郭線又は生え際の線
であることが判る。勿論、眉毛や唇の画像も2値化処理
されているが、図3(b)では便宜上、図示しない。ここ
までの手順は特開平4−174309号に記載されてい
る。
【0012】次に、2値化処理された画像にて、顔の輪
郭線KA、及び髪の生え際の線であるHで囲まれる部分
の略中央部を探索する。図3(b)に一点鎖線で示す領域
に、ほぼ水平に並ぶ2つの黒部分が抽出され、この2つ
の黒部分を鼻穴として検出する。この2つの黒部分が鼻
穴であることを確認する為に、該黒部分が頭の輪郭線A
T、及び顔の輪郭線KAで囲まれる領域の中央部から下
方にあることを検知する。即ち、鼻穴の位置は個人差が
あるが、鼻穴は、顔の輪郭線KA及び髪の生え際の線で
あるHで囲まれる領域の略中央部に位置している。ま
た、鼻穴は、頭の輪郭線AT及び顔の輪郭線KAで囲ま
れる領域の中央部から下方にあるから、上記工程によっ
て、被写体の鼻穴が正確に検出される。尚、一般的な鼻
穴の形状をテンプレートとして記憶しておき、2値化処
理された顔画像のうちテンプレートと一致する部分を鼻
穴として検出してもよい。
【0013】次に、該鼻穴の近傍にて、鼻穴の位置の斜
め上方に、該鼻穴よりも間隔の広い2つの黒部分(図3
(c)に一点鎖線で示す部分R)を検出する(S4)。両目は
鼻の上方にあり、且つ両目の間隔は2つの鼻穴の間隔よ
りも広いから、検出された2つの黒部分が目、即ち瞳部
分であることが判る。この場合、2つの鼻穴の間隔より
も広い黒部分として、眉毛があるが、目は眉毛よりも鼻
側にあり、鼻より上の2つの黒部分としてまず両目が検
出されるから、眉毛を誤検出することはない。尚、鼻穴
の位置に基づいて、目の位置を検出する旨は、特開平1
0−63850号に記載されている。目位置検出回路
(5)は目の位置を探知する操作を終えるが、次々に画像
メモリ(4)に取り込まれる1フレーム毎の画像を2値化
処理する動作は続ける。瞳部分の検出により、目の位置
が決定されると、まばたき検出回路(50)が作動する。
【0014】まばたき検出回路(50)は、2値化画像から
該領域Rを一定時間、具体的には数百フレーム分監視し
続ける(S5)。図4に示すように、被写体である人が目
を閉じれば、瞳部分が瞼に覆われる。瞳部分は上下の瞼
が合わさった線状の箇所となるから、瞳部分である黒部
分の面積が小さくなる(S6)。まばたき検出回路(50)は
被写体がまばたきをして、目を閉じたことを検出する。
制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)から被写体が目
を閉じた旨の信号を受信すると、液晶パネル(8)に表示
された画像に、目を閉じた画像である旨の表示、例えば
RAM(21)から読み込まれたバツ印を付して撮影者に警
告する(S7)。撮影者は、目を閉じた画像を撮影したこ
とが判り、シャッタ釦(10)をもう1回押すと、高い確率
で目を開いた画像を撮ることができる。尚、制御回路
(2)はまばたき検出回路(50)から被写体が目を閉じた旨
の信号を受信した後に、自動的にもう1枚画像を画像メ
モリ(4)又はメモリカード(9)に格納してもよい。撮影
者は警告を受けた画像が不要であれば、該画像を消去す
ればよく、他の被写体の決定的な瞬間が写っている等、
該画像が必要であれば、残しておけばよい。従って、か
かる警告を受けることにより撮影者は目が開いた写真を
簡単に選択して撮ることができる。また、ストロボを発
光させなくとも、目を閉じたことを検出できる。尚、目
位置検出回路(5)が検出した目位置にて、当初目が閉じ
ていても、まばたき検出回路(50)が領域Rを監視し続け
ることにより、瞳部分はその後大きくなるから、再び瞳
部分が小さくなったことを検知すれば、まばたきがあっ
たことが判る。
【0015】(第2実施例)本例にあっては、図6のフロ
ーチャートに示すように、目つぶりを検出するまでの手
順は、上記と同様である(S10、S11)。しかし、被写体
の目が閉じていることを検出すると、警告は発せずに、
報知ランプ(7)を発光させて、被写体である人の注意を
引く(S12)。被写体は稍驚いて、目が開く。この後、撮
像画像を画像メモリ(4)に格納する(S13)。報知ランプ
(7)を発光させてから、撮像画像を画像メモリ(4)に格
納するまでの時間は、予め制御回路(2)内に定められて
おり、一般的な人のまばたき間隔よりも短く定められ
る。これにより、目が開いた被写体の画像を簡単に撮る
ことができる。報知ランプ(7)の発光時間は被写体の目
を開かせ続けるには、1秒程度が適切と考えられる。
尚、暗い場所で撮影する場合には、報知ランプ(7)の代
わりに、ストロボ(70)を2回発光させて、被写体である
人の目を開かせてもよい。ストロボ(70)は、報知ランプ
(7)よりも強い光であり、被写体は最初の発光で一瞬目
を閉じるが、直ぐに目を開ける。このときに、再びスト
ロボ(70)を発光させ、撮像画像を画像メモリ(4)に格納
する。
【0016】最初の発光は、2回目の発光が失敗無く行
われるかを確認するものである。従来のデジタルカメラ
では、図1(a)に一点鎖線で示すように、カメラ本体
(1)の前面にセンサ(12)を設け、ストロボ(70)を1回発
光させ、ストロボ(70)からの光が被写体に反射される量
をセンサ(12)にて感知する。この反射光量が十分なレベ
ルに達すると、ストロボ(70)がそれ以上長く発光するの
を阻止している。然るに、出願人の提案するデジタルカ
メラでは、構成部品を削減すべくセンサ(12)を設けてい
ない。その代わり、ストロボ(70)をまず1回発光させ、
被写体に反射される光量を、オートフォーカス機構(3)
のCCD(33)にて受ける。次に、制御回路(2)はストロ
ボ(70)の発光量と反射光の光量を比較し、どれだけの光
量で2回目に発光させれば、被写体がきれいに撮れるか
を演算して、2回目の発光を行っている。
【0017】(第3実施例)本実施例に於けるデジタルカ
メラでは、報知ランプ(7)等を発光させない代わりに、
まばたきの間隔時間tを測定して、該間隔時間t内に撮
像画像を画像メモリ(4)に格納する。この場合、撮影者
はシャッタ釦(10)を半押し、即ちオートフォーカス動作
が働く程度に、シャッタ釦(10)を暫く軽く押してから、
シャッタ釦(10)を押し込む。図7のフローチャートに手
順を示す。撮影者は、切換スイッチ(SW)を操作して
(S20)、目つぶり検出モードを選択した後に、シャッタ
釦(10)を半押しする。このとき、制御回路(2)は未だ撮
像画像を画像メモリ(4)に格納しない。まばたき検出回
路(50)が被写体のまばたきを検出したときは(S21)、ま
ばたき検出回路(50)は、タイマー(6)を作動させる(S2
2)。まばたき後は、黒目が露出して瞳部分が大きくな
り、再びまばたきをすると、瞳部分が再び小さくなる。
まばたき検出回路(50)は、前回のまばたきから今回のま
ばたきまでの時間tを、タイマー(6)にて計測して(S2
3、S24)、該計測データをRAM(21)に格納するととも
に、今回のまばたきがあった旨を制御回路(2)に伝え
る。尚、まばたき検出回路(50)は、まばたきの時間間隔
tを複数回測定し、平均値をRAM(21)に格納してもよ
い。
【0018】撮影者がシャッタ釦(10)を押し込むと、制
御回路(2)は、RAM(21)からまばたきの間隔時間tを
読み込むとともに、まばたき検出回路(50)から伝えられ
た最新のまばたきから、時間tが経過しているかどうか
を判断する(S25)。時間tが経過していなければ、オー
トフォーカス機構(3)から入力された撮像画像を画像メ
モリ(4)に格納する(S26)。時間tが経過していれば、
まばたき検出回路(50)から次のまばたきがあった旨の情
報を待って、該情報から時間t内に撮像画像を画像メモ
リ(4)に格納する。これにより、目が開いた被写体の画
像を簡単に撮ることができる。
【0019】オートフォーカス機構(3)は、一般に対物
レンズ(30)の中心付近に焦点を合わせる。従って、目つ
ぶり検出モードにて、画像内に多数の人が写っている場
合は、画像の中心部に写っている人のまばたき状態を判
断する。尚、画像内に複数の人がいる場合は、画像認識
する領域を自動又は手動で制限し、中心部で顔が大きく
写っている人を重点的に画像認識するようにしてもよ
い。尚、オートフォーカス機構(3)を設けていなくと
も、マニュアル操作にて、画像の中心部に焦点を合わせ
てもよい。また、本願の内容は、対物レンズ(30)の絞り
を小さくして被写界深度を深くしたパンフォーカス機に
も使用できる。
【0020】上記実施例では、目つぶり検出モードはカ
メラ本体(1)上の切換スイッチ(SW)を操作して選択さ
れるとしたが、これに代えて液晶パネル(8)に表示され
るメニューから選択してもよい。また、切換スイッチ
(SW)を設けずに、常に目つぶりを検出してもよい。こ
の場合、被写体が人であるかどうかは、先ず被写体の色
又はつやを検知し、被写体が肌色か否かで判断する。こ
の肌色を検知することにより被写体が顔か否かを判断す
る技術は、特開平11−281661号に開示されてい
る。
【0021】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、カメラ本体の斜視図、(b)は、(a)を背
後から見た斜視図である。
【図2】本例のデジタルカメラの内部ブロック図であ
る。
【図3】(a)、(b)、(c)は、2値化処理を示す図であ
る。
【図4】目を閉じた被写体の2値化処理を示す図であ
る。
【図5】目を閉じた状態を検出する手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】別の実施例に於ける目を開いた画像を撮る手順
である。
【図7】別の実施例に於ける目を開いた画像を撮る手順
である。
【図8】従来のデジタルカメラの斜視図である。
【図9】従来のデジタルカメラの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】(a)、(b)は、CCDからの電流波形を示す図
である。
【符号の説明】
(2) 制御回路 (4) 画像メモリ (5) 目位置検出回路 (6) タイマー (10) シャッタ釦 (30) 対物レンズ (50) まばたき検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 L 5C053 15/05 15/05 17/18 17/18 Z 17/40 17/40 Z G06T 1/00 340 G06T 1/00 340A H04N 5/232 H04N 5/232 Z 5/91 101:00 // H04N 101:00 5/91 J Fターム(参考) 2H002 BB01 BB03 BB05 FB51 FB71 FB84 GA00 GA35 GA63 HA13 JA07 2H053 AA00 AC11 AC13 AC16 AD23 DA00 DA03 2H102 AA00 AA71 AB00 BA01 BA21 BA27 BB03 BB04 CA02 CA03 5B057 BA02 BA11 CE12 CH11 DA08 DA15 DB06 DB09 5C022 AA13 AB15 AB28 AC18 AC52 AC69 CA00 5C053 FA09 GA20 KA03 KA24 LA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ釦(10)と、 対物レンズ(30)から取り込まれた被写体のデジタル画像
    をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)と、 シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル画像
    を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、 画像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
    に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、 目位置検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレ
    ーム数分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が
    小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出回路
    (50)と、 制御回路(2)に繋がった報知手段とを具え、 前記制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)に繋がって
    おり、まばたき検出回路(50)から瞳部分が小さくなった
    旨の信号を受けた際には、被写体のデジタル画像を画像
    メモリ(4)に格納した後に、報知手段を作動させて、瞳
    部分が小さくなった画像を画像メモリ(4)に格納した旨
    を撮影者に知らせることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 制御回路(2)は、瞳部分が小さくなった
    デジタル画像を画像メモリ(4)に格納した旨を撮影者に
    知らせた後に、更に被写体のデジタル画像を画像メモリ
    (4)に格納する請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 シャッタ釦(10)と、 対物レンズ(30)から取り込まれた被写体のデジタル画像
    をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)と、 シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル画像
    を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、 制御回路(2)に繋がり被写体に向いた報知ランプ(7)
    と、 画像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
    に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、 目位置検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレ
    ーム数分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が
    小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出回路
    (50)とを具え、 前記制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)に繋がって
    おり、まばたき検出回路(50)から瞳部分が小さくなった
    旨の信号を受けた際には、報知ランプ(7)を発光させて
    被写体の注意を引いた後に、被写体のデジタル画像を画
    像メモリ(4)に格納することを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 シャッタ釦(10)と、 撮影時に被写体に光を発するストロボ(70)と、 対物レンズ(30)から取り込まれた被写体のデジタル画像
    をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)と、 シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル画像
    を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、 画像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
    に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、 目位置検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレ
    ーム数分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が
    小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出回路
    (50)とを具え、 前記制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)に繋がって
    おり、まばたき検出回路(50)から瞳部分が小さくなった
    旨の信号を受けた際には、ストロボ(70)を発光させて被
    写体の注意を引いた後に、再度ストロボ(70)を発光させ
    て被写体のデジタル画像を画像メモリ(4)に格納するこ
    とを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 シャッタ釦(10)と、 対物レンズ(30)から取り込まれた被写体のデジタル画像
    をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)と、 シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル画像
    を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、 画像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
    に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、 目位置検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレ
    ーム数分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が
    小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出回路
    (50)と、 まばたき検出回路(50)に繋がって、まばたき間隔時間を
    測定するタイマー(6)を具え、 前記制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)に繋がって
    おり、 まばたき検出回路(50)は瞳部分が小さくなった旨を検出
    すると、タイマー(6)を作動させて、次に瞳部分が小さ
    くなるまでの時間tを測定し、 制御回路(2)は、まばたき検出回路(50)から瞳部分が小
    さくなった旨の信号を受信してから、時間t内に被写体
    のデジタル画像を画像メモリ(4)に格納することを特徴
    とするデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 瞳部分の検出は、目の領域に於ける黒部
    分を検出することによって行う請求項1乃至5に記載の
    デジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 シャッタ釦(10)と、 対物レンズ(30)から取り込まれた被写体のデジタル画像
    をフレーム毎に格納可能な画像メモリ(4)と、 シャッタ釦(10)の操作に応じて、被写体のデジタル画像
    を画像メモリ(4)に格納させる制御回路(2)と、 画像メモリ(4)内の画像データを2値化処理するととも
    に、目の領域を探索する目位置検出回路(5)と、 目位置検出回路(5)が検出した目の領域を、特定のフレ
    ーム数分だけ監視し続け、該目の領域に於ける瞳部分が
    小さくなると、その旨の信号を発するまばたき検出回路
    (50)と、 制御回路(2)に繋がった報知手段とを具えており、 まばたき検出回路(50)が瞳部分が小さくなった旨を検出
    する工程と、 制御回路(2)がまばたき検出回路(50)から瞳部分が小さ
    くなった旨の信号を受け、被写体のデジタル画像を画像
    メモリ(4)に格納する工程と、 制御回路(2)が報知手段を作動させて、瞳部分が小さく
    なった画像を画像メモリ(4)に格納した旨を撮影者に知
    らせる工程とを有するデジタルカメラの画像処理方法。
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