JP2003336485A - シールド掘進機 - Google Patents

シールド掘進機

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JP2003336485A
JP2003336485A JP2002143052A JP2002143052A JP2003336485A JP 2003336485 A JP2003336485 A JP 2003336485A JP 2002143052 A JP2002143052 A JP 2002143052A JP 2002143052 A JP2002143052 A JP 2002143052A JP 2003336485 A JP2003336485 A JP 2003336485A
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JP
Japan
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shield
cutter
bit
cutter head
shield machine
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Pending
Application number
JP2002143052A
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English (en)
Inventor
Junichiro Yamashita
純一郎 山下
Daisaku Sakai
大作 酒井
Takeshi Shimizu
剛 清水
Kiyoshi Tsuchiya
清 土屋
Takeshi Yoshida
竹志 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Maeda Corp
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Maeda Corp
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安全且つ容易にシールド掘進機内側からカッタ
ビットを交換できるシールド掘進機を提供する。 【解決手段】シールド本体1と、このシールド本体1の
前方に設けられ、カッタスポーク3A1,3A2,2A
3,3B1,3B2,3B3及び面板3C1,3C2,
3C3を有するカッタヘッド3と、これらカッタスポー
ク3A1,3A2,2A3,3B1,3B2に設けら
れ、切羽側と隔壁2側との間で反転可能なビット反転部
材20を有するカッタビット本体19と、カッタスポー
ク3A1,3A2,2A3,3B1,3B2,3B3と
前記面板3C1,3C2,3C3との間に設けられた土
砂取り込み用のスリット22a,22b,22cと、前
記スリット22a,22b,22cを覆い、封止する閉
塞板34a,34b,34c及びジャッキ35a,35
b,37と、前記カッタヘッド3と前記シールド本体1
との間隙を封止するシール材38及びジャッキ39とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッタヘッドに設
けたカッタビットを機内側から交換可能なシールド掘進
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機は、発進立坑から到達立
坑までの所定の地中区間にトンネルを形成するものであ
り、通常、シールド本体の前方に設けられカッタビット
を複数配設したカッタヘッドと、シールド本体に掘進方
向への推進力を与える複数のシールドジャッキと、シー
ルド本体内後方に設けられトンネル内壁を構築するセグ
メントリングを組み立てていくエレクタとを備える。
【0003】そして、前記複数のシールドジャッキをセ
グメントリングに突っ張って伸長させることにより、回
転する前記カッタヘッドを前方の切羽に押し付けて掘削
しつつシールド本体を前方へ推進させる。このとき、シ
ールドジャッキは伸長してシールド本体を推進させた後
短縮し、これにより前記既設のセグメントリングとの間
に創出されたスペースに前記エレクタによって新たなセ
グメントを組み込む。この動作を繰り返すことにより、
シールド掘進機は上記発進立坑から到達立坑に向かって
所定のルートで地中を掘進していくようになっている。
【0004】ここで、このようなシールド掘進機におい
ては、上記掘進作業の進展とともに前記カッタビットが
摩耗するためその掘進距離には限界があり、そのままで
は長距離掘進することが難しいことからカッタビットを
交換する必要がある。このカッタビットを交換する方法
としては、掘進経路上に立坑を形成し、この立坑に到達
したシールド掘進機のカッタビットを立坑内から交換す
るか、切羽に薬液を注入して地盤を安定化地盤に改良し
た後、手掘りでカッタヘッド前方の切羽を掘削して空間
を形成し、この空間から人がビットを交換する方法が行
われていた。しかし、立坑の設置箇所や費用の問題、作
業の安全性等からシールド掘進機内からカッタビットを
交換することが強く望まれていた。
【0005】これに対応するものとして、例えば実用新
案第2550406号公報に記載のものがある。この従
来技術はカッタヘッド(カッタ面板)に対して進退可能
な隔壁(移動バルクヘッド)と、切羽側とシールド本体
(シールドフレーム)側との間で反転可能なカッタビッ
トとを備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術によれ
ば、隔壁を移動しカッタスポークの後部に当接させた
後、カッタビットをシールド本体側に反転させること
で、シールド本体の内側(カッタ室)よりカッタビット
を交換することができる。
【0007】しかしながら、この構造においては、隔壁
をカッタスポークの後部へ押し付けてカッタ室内にカッ
タビット交換用のスペースを作ったとしても、カッタヘ
ッドとシールド本体との間隙から切羽側からの水が流入
・充満し、実質カッタ室側からビット交換をすることは
非常に困難な作業となる。
【0008】また、隔壁をカッタヘッド側に移動する際
に、隔壁外周側とシールド本体内周側とを十分にシール
した場合にも、切羽の崩壊を防ぐためにカッタ室内の圧
力(水圧)制御・管理が極めて複雑かつ困難となる。さ
らに、カッタ室内に異物が存在する場合には、隔壁が移
動できずカッタビットの交換が不可能となる。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、安全且つ容易にシール
ド掘進機内側からカッタビットを交換できるシールド掘
進機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、トンネルの掘削を行うシールド掘
進機において、シールド本体と、このシールド本体の前
方に設けられ、複数のカッタスポーク及び面板を有する
カッタヘッドと、これら複数のカッタスポークに設けら
れ、切羽側と隔壁側との間で反転可能な機構を有するカ
ッタビットと、前記カッタスポークと前記面板との間に
設けられた複数の土砂取り込み用のスリットと、前記複
数のスリットを覆い、封止する複数のスリット封止手段
と、前記カッタヘッドと前記シールド本体との間隙を封
止するシールド封止手段とを備える。
【0011】シールド掘進機の掘進作業中においては、
カッタビットにより切羽から掘削された土砂は、面板に
設けられたスリットよりカッタヘッドとシールド本体と
の間(いわゆる掘削室)に導入される。この掘削土砂は
攪拌された後、泥土又は泥水の形で排出手段により排出
される。
【0012】本発明においては、カッタビットの交換時
には、例えば、上記掘削室内の掘削土砂を排出した後、
スリット封止手段で面板のスリットを封止すると共にシ
ールド封止手段でカッタヘッドとシールド本体との間隙
を封止することにより、上記掘削室を外部の切羽等の地
山より隔絶し、土砂、水等の流入のない安全な作業エリ
アとすることができる。この結果、カッタスポークに設
けられたカッタビットを隔壁側に反転させることで、掘
削室から安全且つ容易にカッタビットを交換することが
できる。
【0013】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記カッタヘッドの下部に位置するスリットを封止する
スリット封止手段は、前記スリットを閉鎖する閉塞板
と、この閉塞板を前記カッタヘッドの面方向にスライド
駆動させるジャッキとからなる。
【0014】通常、隔壁下部には例えばアジテータや排
土口等が設けられ、新たに装置を設けるスペースが充分
にとれないことが考えられる。
【0015】本発明においては、カッタヘッドの下部に
位置するスリットを封止する閉塞板及びこの閉塞板を駆
動するジャッキを例えばカッタヘッド側に設けてスリッ
ト封止手段を構成し、閉塞板をカッタヘッドの面方向に
スライドすることによりスリットを封止する。このよう
にして、カッタヘッド側へスリット封止手段を配設する
ことにより、隔壁側に設置スペースを充分にとることが
できないカッタヘッドの下部に位置するスリットについ
ても、確実に封止することができる。この結果、掘削室
内部を確実に外部より隔絶することができる。
【0016】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記シールド封止手段は、シールドフー
ド内に設けられた円筒状のシール材と、このシール材を
シールド掘進機の前方側へ駆動させるジャッキとからな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシールド掘進機の
実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
のシールド掘進機の実施の形態の全体構造を表す正面図
であり、図2は本発明のシールド掘進機の実施の形態の
全体構造を表す図1中II−II断面における側断面図であ
る。
【0018】これらの図1及び図2において、1はシー
ルド本体であり、このシールド本体1は、中折れ(詳細
は後述)を可能とするために掘進方向前方側(図1中紙
面手前側、図2中左側)に位置する前胴1Aとその後方
側に隣接する後胴1Bとを折り曲げ可能に連結した構造
となっている。2は隔壁であり、前記前胴1Aをさらに
フード部1Aaとガータ部1Abに区分するように設け
られ、前記前胴1A内部を掘削室P(後述)内の泥水か
ら隔離するようになっている。3はカッタヘッドであ
り、前記前胴1Aの掘進方向前方側に設けられ地山の切
羽を掘削して前記掘削室Pへ取り込むようになってい
る。4は前記カッタヘッド3を回転駆動するカッタ駆動
装置(例えば電動モータや油圧モータ)であり、前記隔
壁2に取り付けられている。また、5は前記カッタ駆動
装置4からの駆動力を複数の支持部材6を介して前記カ
ッタヘッド3に伝達する回転伝達機構、7は前記前胴1
Aと前記カッタヘッド3との間に形成される掘削室P内
に取り込まれた掘削土砂に対し注水を行うための送水
管、8はその掘削室P内で注水され泥水の状態となった
掘削土砂を吸い込み、前記後胴1Bの掘進方向後方側
(図1中紙面奥側、図2中右側)に搬送し排出する排泥
管、9は前記後胴1B内に設けられ、トンネル(図示せ
ず)の内壁面を覆工するセグメントリングSを順次組み
立てるエレクタ装置、10は前記カッタヘッド3を前記
隔壁2に対して回転自在に支持し、カッタヘッド3へ圧
油と作泥材を供給するためのセンタジョイントである。
【0019】11は前記の前胴1Aと後胴1Bとの間に
設けられ、それらを互いに摺動可能に連結する中折れ機
構である。この中折れ機構11は、後胴1Bの前胴側端
部に設けられ側面が所定の曲率を持った摺動部11a
と、前胴1Aの後胴側端部に設けられ前記摺動部11a
に摺接しこの摺動部11aと前胴1A後胴側端部との間
をシールして土砂、地下水の浸入を防止する略リング状
のシール部材11bとで構成されている。また、12は
後胴1Bの最前部(詳細には前記摺動部11aの内周
側)に設けられたリングガーダであり、このリングガー
ダ12にはその周方向に複数(例えば8つ)の中折れジ
ャッキブラケット13が配設されている。また、14は
前胴1Aの内周面の前記中折れジャッキブラケット13
と対応する周方向位置に設けられた中折れジャッキブラ
ケットであり、これらの周方向位置が互いに対応する中
折れジャッキブラケット13,14が複数本(例えば8
本)中折れジャッキ(前胴推進ジャッキ)15により連
結されている。この中折れジャッキ15が伸縮すること
により、前記中折れ機構11を介して前胴1Aを後胴1
Bに対して進退させたり、前胴1Aと後胴1Bとを折り
曲げて掘進方向を変えたりできるようになっている。
【0020】16は前記のリングガーダ12の周方向複
数箇所(例えば10箇所)にシールドジャッキブラケッ
ト17を介してそれぞれ取り付けられたシールドジャッ
キである。これらのシールドジャッキ16は等間隔に環
状に配置されており、それらが伸長すると掘進方向後方
側に接続されたスプレッダ18が既設のセグメントリン
グSに対して突っ張り、その押し付け反力が前記リング
ガーダ12、中折れジャッキ15、中折れジャッキブラ
ケット14、ガータ部1Ab、隔壁2、回転伝達機構
5、及び支持部材6を介して前記カッタヘッド3に前方
の切羽への押付力として与えられるようになっている。
【0021】前記カッタヘッド3は、その前面に、3本
のカッタスポーク3A1,3A2,3A3を前記センタ
ジョイント10から径方向外側に向けて放射状に周方向
に等しい間隔で備えており、また、さらに3本のカッタ
スポーク3B1,3B2,3B3を径方向略中央部付近
より径方向外側に向けて放射状に周方向に等しい間隔で
備えている。これらのカッタスポーク3A1,3A2,
3A3とカッタスポーク3B1,3B2,3B3とは、
互い違いに周方向に60度おきに配置されている。前記
カッタヘッド3の前面は前記カッタスポーク3A1,3
A2,3A3により3つに区画されており、この3箇所
にカッタスポーク3A1,3A2,3A3のそれぞれの
間を接続するように略扇形形状の面板3C1,3C2,
3C3が設けられている。このとき、前記カッタスポー
ク3B1,3B2,3B3はこれらの面板3C1,3C
2,3C3の対称軸線上に位置し、すなわち前記カッタ
スポーク3A1,3A2,3A3,3B1,3B2,3
B3と前記面板3C1,3C2,3C3とがカッタヘッ
ド3の前面を形成している。
【0022】前記カッタスポーク3A1,3A2,3A
3,3B1,3B2,3B3の前方側(図1中紙面手前
側、図2中左側)には、その短手方向略中央部に径方向
内周側から外周側まで複数のカッタビット本体19がビ
ット反転部材20(後述の図3参照)を介して例えばボ
ルト等により着脱可能に取り付けられ、またその短手方
向両端部には径方向内周側から外周側まで複数のツール
ビット21が設けられている。なお、前記カッタスポー
ク3B3については、前記ツールビット21のみが設け
られている(詳細は後述)。
【0023】前記面板3C1,3C2,3C3と前記カ
ッタスポーク3A1,3A2,3A3,3B1,3B
2,3B3との間には、土砂取り込み用のスリット22
がそれぞれ設けられている。このスリット22は、径方
向内周側において前記カッタスポーク3A1,3A2,
3A3のそれぞれを挟むように一対ずつ周方向3箇所に
配設されたスリット22a,22aと、径方向外周側に
おいて前記カッタスポーク3A1,3A2,3A3,3
B1,3B2のそれぞれを挟むように一対ずつ周方向5
箇所に配設されたスリット22b,22bと、径方向外
周側において前記カッタスポーク3B3を挟むように配
設された一対のスリット22c,22cとにより構成さ
れている。これらのスリット22a,22b,22cを
介して、前記カッタビット本体19及びツールビット2
1により掘削された土砂が前記掘削室Pに取り込まれる
ようになっている。なお、前記カッタスポーク3A1,
3A2,3A3の両側に配設される前記スリット22a
とスリット22bとは、カッタヘッド3の内周面3aに
接続された前記支持部材6によって径方向略中央部付近
で隔たれるようになっている(図1参照)。また、この
支持部材6は前記各カッタスポーク3A1,3A2,3
A3,3B1,3B2と干渉しない周方向位置に配設さ
れており、後述するカッタビット本体19の交換作業に
は影響しないようになっている。
【0024】前記掘削室P内の上部及び下部には、前記
送水管7及び排泥管8の先端側が前記シールド本体1内
側から前記隔壁2を貫通して突出しており、それぞれの
先端部分には送水口7a及び吸込口8aが開口して設け
られている。また、送水管7及び排泥管8の後端側は、
前記後胴1Bからさらに後方(すなわちシールド掘進機
外)へと延設されており、送水管7の後端は所定箇所に
設けた送水ポンプ(図示せず)に、排泥管8の後端は所
定箇所に設けた排泥ポンプ(図示せず)に接続されてい
る。すなわち、前記送水ポンプの吐き出し力によって送
水管7及び送水口7aを介して掘削室P内で攪拌される
掘削土砂に注水して泥水の状態とし、前記排泥ポンプに
よって掘進方向と反対側に搬送するようになっている。
この搬送される泥水は、最終的にトンネル坑外に設けら
れた泥水処理設備(図示せず)で所定の処理(泥水性状
調整)をされた後、前記送水ポンプによって送水管7を
介し再びシールド掘進機内へと送り込まれ、先端の前記
送水口7aから掘削室P内へと還流されるようになって
いる。なお、23はバイパスバルブ23aを備えたバイ
パス管であり、例えば掘進開始前等、掘削室P内への送
水が必要ない場合には、このバイパス管23により送水
ポンプから送水管7を介し導かれてきた水を送水口7a
から掘削室P内に供給する前に排泥管8へとバイパスさ
せ、シールド本体1内で還流させるようになっている。
【0025】また、24は複数のテールパッキン24a
を備え後胴1Bの最後端部に設けられたテールシール部
であり、このテールシール部24によって、後胴1Bの
後端部と前記セグメントリングSとの間がシールされ、
シールド掘進機外からシールド本体1内へ水及び土砂が
浸入するのを防止するようになっている。
【0026】前記エレクタ装置9は、後胴1Bの内周面
に径方向中心に向かって配置され後胴1Bに装備された
旋回用モータ(図示せず)により回転駆動される複数の
ガイドローラ(図示せず)と、これらガイドローラによ
り外周から支持され回転するガイドローラに転動するこ
とによって回転するエレクタリング25と、このエレク
タリング25から後方側に向けて突出した左・右(図1
中左右方向、図2中紙面直交方向)1対のエレクタアー
ム26,26と、これらエレクタアーム26,26に設
けられた押付ジャッキ27,27によって前記エレクタ
リング25の径方向に摺動させられる吊りビーム28
と、この吊りビーム28に設けられ前記エレクタアーム
26,26をそれぞれ貫通する左・右1対のガイドロッ
ド29,29と、前記吊りビーム28にスライダガイド
(図示せず)を介して支持されたスライダ30と、前記
吊りビーム28に装備された前後摺動ジャッキ31と、
前記スライダ30に設けられ前後摺動ジャッキ31によ
り前記エレクタリング25の軸線方向(図1中紙面直交
方向、図2中左右方向)に摺動させられるセグメント把
持部32とを有する。
【0027】上記構造により、エレクタ装置9は、前記
セグメントリングSの分割ピースを構成するセグメント
sを1つずつ吊り上げ、所定の組立位置に搬送するよう
になっている。そして、このように所定の組立位置に搬
送されたセグメントsを軸線方向に隣接する既設セグメ
ントリングS及び周方向に隣接する既設セグメントsに
順次ボルト締結して新たなセグメントリングSを組み立
てるようになっている。
【0028】なお、33は前記カッタヘッド3の外周部
分の周方向例えば2箇所に設けられた公知のコピーカッ
タであり、トンネルのカーブ部分を施工する時には、こ
のコピーカッタ33をカッタヘッド3の外径から突出さ
せてカーブ内側側面の地山をシールド本体1の外径より
も大きな径で所定距離余掘りすることにより、シールド
掘進機の通過する通路を確保するようになっている。
【0029】以上のような基本構成のシールド掘進機に
おいて、本実施の形態の最も大きな特徴は、掘削室Pを
シールド本体外部より隔絶することで、この掘削室P内
よりカッタビット3bを交換できるようにしたことであ
る。以下、この詳細について説明する。
【0030】前述の図1及び図2において、34は閉塞
板であり、前記スリット22のうち径方向内周側に設け
られるスリット22a封止用の閉塞板34aと、前記径
方向外周側に設けられるスリット22b封止用の閉塞板
34bとを備えている。これらの閉塞板34a,34b
は、スリット22a,22bの開口面積よりも若干大き
な面積をそれぞれ有しており、前記カッタヘッド内周面
3aと当接する側の縁部にはその全周に渡って例えばパ
ッキン34a1,34b1(図1参照)を備えている。
また、これらの閉塞板34a,34bは、それぞれが前
記隔壁2に固定された複数のジャッキ35a,35bに
より前後方向(図1中紙面直交方向、図2中左右方向)
に駆動される押付型閉塞板であり、前記カッタヘッド内
周面3aに押し付けられることで前記パッキン34a
1,34b1が前記内周面3aに当接し、これによりス
リット22a,22bが封止されるようになっている。
なお、シールド掘進機の掘進時には、ジャッキ35a,
35bが縮短して前記閉塞板34a,34bは隔壁2側
に近接した状態(図2中実線で示す状態)で保持される
ようになっている。
【0031】ところで、隔壁2の下部にはアジテータ3
6や前記吸込口8a等が設けられ、上記閉塞板34a,
34b及びジャッキ35a,35bを設けるスペースを
確保するのが難しい。そこで本実施の形態では、カッタ
ヘッド下方に位置する(カッタスポーク3B3の両側に
設けられた)スリット22cを封止する閉塞板及びジャ
ッキについては、カッタヘッド3側に設けている。34
cはこのスリット22c封止用の閉塞板である。この閉
塞板34cは、前記閉塞板34a,34bと同様にスリ
ット22cの開口面積よりも若干大きな面積を有し、そ
の前方側の縁部には全周に渡って例えばパッキン(図示
せず)を備えている。また、この閉塞板34cは、カッ
タヘッド3内(前記面板3C3と内周面3aとの間)に
設けられたジャッキ37により面板3C3の面方向に摺
動されるスライド型閉塞板であり、前記ジャッキ37が
伸長しこの閉塞板34cがスリット22cを覆うと前記
パッキンが面板3C3の内周面3C3a(図2参照)に
当接し、これによりスリット22cが封止されるように
なっている。このような構造とすることで、上記したよ
うに隔壁2側に設置スペースを充分とることができない
シールド本体周方向下部の位置においても、確実にスリ
ット22cを封止することができるようになっている。
なお、シールド掘進機の掘進時には、ジャッキ37が縮
短して前記閉塞板34cはカッタヘッド3内に収納され
るようになっている(図1中破線で示す状態)。
【0032】38は前記シールドフード部1Aaの内径
よりわずかに小さい外径を有する円筒状のシール材であ
り、例えばゴム等により構成されている。このシール材
38は、前記隔壁2の外周部に周方向複数箇所に固定さ
れたジャッキ39によりフード部1Aa内を前後方向に
摺動するようになっている。これにより、前記複数のジ
ャッキ39が伸長すると、前記シール材38が前記カッ
タヘッド2の外周部とフード部1Aaの外周部との隙間
を内側から封止するようになっている。
【0033】前記カッタスポーク3A1,3A2,3A
3,3B1,3B2には、前述したように複数のカッタ
ビット本体19がビット反転部材20を介して取り付け
られている。図3及び図4はこのビット反転部材20の
詳細構造を表した図であり、図3は図1中III−III断面
におけるビット反転部材20の横断面図、図4は図3中
IV−IV断面におけるビット反転部材20の縦断面図であ
る。
【0034】これらの図3及び図4において、40はビ
ット固定部材であり、カッタビット本体19の後方側
(図3及び図4中右側)に複数のボルト41により取り
付けられている。42はカッタスポーク3B1の内周面
(後方側の面)3B1aにその径方向内周側から外周側
まで設けられたビット交換用の開口であり、前記ビット
固定部材40を取り付けられたカッタビット本体19が
この開口42を介してカッタスポーク3B1内に設けら
れたビット反転部材20に差し込まれるようになってい
る。このとき、カッタスポーク3B1内に設けられた取
り付け具3B1bと前記ビット固定部材40のつば部4
0aとが例えばボルト(図示せず)により締結され、こ
れによりカッタビット本体19はカッタスポーク3B1
に対して固定されるようになっている。
【0035】また、前記ビット固定部材40の両側面に
はガイド溝40b(図4参照)が設けられ、前記カッタ
ビット本体19の両側面には係止溝19a(図4参照)
が設けられ、カッタビット本体19にビット固定部材4
0が取り付けられる際にはこれらのガイド溝40bと係
止溝19aとが接続されるようになっている。このガイ
ド溝40bに後述のビット反転部材回転部20a内に設
けられた凸部20a1が係合してその溝内を摺動するこ
とにより、カッタビット本体19をビット反転部材20
に収納する(詳細は後述)際のカッタビット本体19の
スライド方向をガイドするようになっている。またこの
とき、前記凸部20a1が前記係止溝19aに突き当た
ることでカッタビット本体19のスライド動作が停止さ
れ、カッタビット本体19のビット反転部材20内にお
ける収納位置が決められるようになっている。
【0036】前記ビット反転部材20は、カッタビット
本体19挿通用の貫通孔20a2が設けられた円柱状の
回転部20aと、この回転部20aを支持する軸20b
(図4参照)と、この軸20bに固定されたハンドル部
20cとを備えている。前記回転部20aは、カッタス
ポーク3B1内に設けられた支持部材3B1cにより、
この支持部材3B1cと水密性を保持しつつ前記軸20
b周りに回転可能に支持されている。また、前記ハンド
ル部20cには周方向複数箇所に挿込孔20c1が設け
られており、適宜の冶具を差し込めるようになってい
る。
【0037】このように、ビット反転部材20の前記回
転部20aはカッタスポーク3B1内において前・後方
側(言い換えれば切羽側・隔壁側)に反転可能な構造と
なっている。なお、前述のカッタスポーク3B3につい
ては、前記スリット22c,22cを封止する際にその
両側の閉塞板34c,34cが両側方側(図1中左右
側)からくい込むようにしてカッタスポーク3B3に押
し当てられるようになっているため、このカッタスポー
ク3B3内にはビット反転部材20を設けていない。こ
のため、カッタスポーク3B3には前記ツールビット2
1のみを設けるようになっている。
【0038】以上において、フード部1Aaは特許請求
の範囲各項記載のシールドフードを構成する。また、ビ
ット反転部材20は複数のカッタスポークに設けられ切
羽側と隔壁側との間で反転可能な機構を構成し、このビ
ット反転部材20とカッタビット本体19とがカッタビ
ットを構成する。また、閉塞板34a,34b,34c
と、ジャッキ35a,35b,37とが、複数のスリッ
トを覆い封止する複数のスリット封止手段を構成し、シ
ール材38とジャッキ39とが、カッタヘッドとシール
ド本体との間隙を封止するシールド封止手段を構成す
る。
【0039】次に、上記構成の本発明のシールド掘進機
の実施の形態の動作及び作用を以下に説明する。カッタ
ビット本体19の交換を行う際には、シールド掘進機の
掘進を停止した状態で、まず閉塞板34a,34bの周
方向位置をスリット22a,22bの周方向位置に合わ
せるために、図1に示すようにカッタヘッド3A1,3
B3がシールド掘進機の掘進方向に対して垂直上・下方
向となるような周方向位置にカッタヘッド3を合わせ
る。このとき、必要に応じて掘削室P内の泥水を排泥管
8により吸込み排出する。
【0040】次に、隔壁2の径方向外周側に配設した閉
塞板34bを、それぞれに対応したジャッキ35bを伸
長させることで、カッタヘッド3の内周面3aに押し付
ける(図1及び図2中に2点鎖線で示す状態)。これに
より、カッタヘッド3の径方向外周側において周方向5
箇所に一対ずつ計10箇所設けられたスリット22bが
全て封止される。同時に、隔壁2の径方向内周側に配設
した閉塞板34aを、それぞれに対応したジャッキ35
aを伸長させることで、カッタヘッド内周面3aに押し
付ける(図1及び図2中に2点鎖線で示す状態)。これ
により、カッタヘッド3の径方向内周側において周方向
3箇所に一対ずつ計6箇所設けられたスリット22aが
全て封止される。
【0041】続けて、カッタスポーク3B3の両側に配
設した閉塞板34cをジャッキ37を伸長させることで
それぞれスライドさせ、スリット22cを封止する(図
1中に2点鎖線で示す状態)。これにより、カッタヘッ
ド3に設けられた複数のスリット22a,22b,22
cを閉塞板34a,34b,34cにより全て封止する
ことができる。
【0042】次に、隔壁の外周側の周方向複数箇所に設
けたジャッキ39を同時に伸長させ、シール材38をフ
ード部1Aa内周面と摺接させつつ前方に摺動させる。
これにより、カッタヘッド2の外周部とフード部1Aa
の外周部との間隙を内側から封止することができる。
【0043】以上のようにして、掘削室Pの前方側のス
リット22及び周方向外周側の間隙を封止することによ
り、掘削室Pを外部の切羽等の地山より隔絶することが
できる。これにより、外部からの土砂・水の浸入を防ぐ
ことができ、掘削室P内を作業者が安全に出入りできる
作業エリアとすることができる。なお、上記においては
スリット22b,22a,22c、カッタヘッド2とフ
ード部1Aaとの間隙の順番で封止したが、封止する順
番を入れ替えても構わない。
【0044】このようにして掘削室P内に安全に出入り
できるようになった後に、作業者が掘削室P内に入り、
掘削室P側から各カッタスポーク3A1,3A2,3A
3,3B1,3B2に設けられたカッタビット本体19
の交換作業を行う。以下、カッタスポーク3B1を例に
とって交換手順を説明する。前述した図3及び図4に示
した状態から、カッタスポーク内周面3B1aに設けた
開口42を介し、ビット固定部材40のつば部40aと
カッタスポーク3B1内の取り付け具3B1bとを締結
しているボルト(図示せず)を緩める。その後、ビット
固定部材40をカッタビット本体19と共に後方側に向
けて引っ張り、前記回転部貫通孔20a2内を後方側に
向けてカッタビット本体19が係止されるまでスライド
させる。このとき、前記ビット反転部材凸部20a1が
前記カッタビット係止溝19aに突き当たっており、こ
れによりカッタビット本体19は前記回転部20a内の
収納位置に位置決めされる。
【0045】次に、ボルト41を緩めてビット固定部材
40をカッタヘッド19から離脱させる。図5はこのと
きのビット反転部材20の詳細構造を表した横断面図で
あり、図6は図5中VI−VI断面におけるビット反転部材
20の縦断面図である。これらの図5及び図6に示すよ
うに、固定部材40を外すことでカッタビット本体19
は完全に回転部20a内に収納される。なお、特に図示
はしないが、後述するようにカッタビット本体19をこ
の回転部20aから引き抜いた際にこの回転部20aの
貫通孔20a2を介して外部から土砂や水等が流入しな
いように、この時点で掘削室P側から貫通孔20a2を
蓋等により塞ぐ。
【0046】このようにしてカッタビット本体19を回
転部20a内に収納した後、適宜の冶具43を前記ハン
ドル部20cに設けた挿込孔20c1に挿し込み、この
冶具43を回すことで回転部20aをカッタビット本体
19と共に前記軸20b回りに回転させる。図7はこの
ときのビット反転部材20の詳細構造を表した横断面図
であり、図8は図7中VIII−VIII断面におけるビット反
転部材20の縦断面図である。この図7に示すように、
作業者は前記冶具43をア方向に開口42の一端から他
端まで回し、その後冶具43をハンドル部挿込孔20c
1から引き抜いて、再度一端側で字具43をハンドル部
挿込孔20c1に挿し込み、開口42の一端から他端ま
で回す。これを繰り返すことでカッタビット本体19を
掘削室P側に反転させたら、図7及び図8に示すように
カッタビット本体19を回転部20aから引き抜く。こ
れにより、磨耗したカッタビット本体19の離脱作業が
終了する。なお、この後、新規のカッタビット本体19
を装着する際には、上記と逆の手順で作業を行えば足り
る。
【0047】なお、上記カッタビット本体19の反転作
業の際には、前述したように回転部20aはカッタビッ
ト支持部材3B1cと止水性を保ちつつ回転するので、
この反転作業に伴って切羽側から回転部20aとカッタ
ビット支持部材3B1cとの隙間を介し土砂や水等が掘
削室P内に流入することはない。また、カッタビット本
体19を掘削室P側から取り外した後も、前述したよう
に貫通孔20a2に蓋等(図示せず)を取り付けている
ので土砂や水等が流入することはない。
【0048】以上のように、本実施の形態によれば、外
部と隔絶することで安全となった掘削室P内から各カッ
タスポーク3A1,3A2,3A3,3B1,3B2に
配設されたカッタビット本体19を安全且つ容易に交換
することができる。
【0049】なお、以上においては掘削土砂に送水管等
の注水手段で注水し泥水の状態となった土砂を排泥管等
の排泥手段で排出するいわゆる泥水式シールド掘進機を
例にとって説明したが、これに限らず、掘削土砂を掘削
室内で塑性流動化させ、スクリューコンベア等の排土手
段で排出するいわゆる土圧式シールド掘進機に本発明を
適用しても構わない。これによっても本実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、スリット封止手段によ
りカッタヘッドに設けられたスリットを封止し、シール
ド封止手段によりカッタヘッドとシールド本体との間隙
を封止するので、カッタヘッドとシールド本体との間を
外部の地山より隔絶することができる。この結果、カッ
タスポークに設けられたカッタビットを隔壁側に反転さ
せることで、シールド掘進機内側から安全且つ容易にカ
ッタヘッドの交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド掘進機の実施の形態の全体構
造を表す正面図である。
【図2】本発明のシールド掘進機の実施の形態の全体構
造を表す図1中II−II断面における側断面図である。
【図3】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材の詳細構造を表す図1中III−III断面
における横断面図である。
【図4】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材の詳細構造を表す図3中IV−IV断面に
おける縦断面図である。
【図5】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材において、カッタビットを収納した状
態を示す横断面図である。
【図6】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材において、カッタビットを収納した状
態を示す図5中VI−VI断面における縦断面図である。
【図7】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材において、カッタビットを反転した状
態を示す横断面図である。
【図8】本発明のシールド掘進機の実施の形態を構成す
るビット反転部材において、カッタビットを反転した状
態を示す図7中VIII−VIII断面における縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シールド本体 1Aa フード部(シールドフード) 2 隔壁 3 カッタヘッド 3A1 カッタスポーク 3A2 カッタスポーク 3A3 カッタスポーク 3B1 カッタスポーク 3B2 カッタスポーク 3B3 カッタスポーク 3C1 面板 3C2 面板 3C3 面板 19 カッタビット本体(カッタビット) 20 ビット反転部材(反転可能な機構;カッ
タビット) 22a スリット 22b スリット 22c スリット 34a 閉塞板(スリット封止手段) 34b 閉塞板(スリット封止手段) 34c 閉塞板(スリット封止手段) 35a ジャッキ(スリット封止手段) 35b ジャッキ(スリット封止手段) 37 ジャッキ(スリット封止手段) 38 シール材(シールド封止手段) 39 ジャッキ(シールド封止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 大作 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 清水 剛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 土屋 清 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 吉田 竹志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D054 AC04 AC05 BA04 BB05 BB07 FA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネルの掘削を行うシールド掘進機にお
    いて、 シールド本体と、 このシールド本体の前方に設けられ、複数のカッタスポ
    ーク及び面板を有するカッタヘッドと、 これら複数のカッタスポークに設けられ、切羽側と隔壁
    側との間で反転可能な機構を有するカッタビットと、 前記カッタスポークと前記面板との間に設けられた複数
    の土砂取り込み用のスリットと、 前記複数のスリットを覆い、封止する複数のスリット封
    止手段と、 前記カッタヘッドと前記シールド本体との間隙を封止す
    るシールド封止手段とを備えたことを特徴とするシール
    ド掘進機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシールド掘進機において、
    前記カッタヘッドの下部に位置するスリットを封止する
    スリット封止手段は、前記スリットを閉鎖する閉塞板
    と、この閉塞板を前記カッタヘッドの面方向にスライド
    駆動させるジャッキとからなることを特徴とするシール
    ド掘進機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のシールド掘進機にお
    いて、前記シールド封止手段は、シールドフード内に設
    けられた円筒状のシール材と、このシール材をシールド
    掘進機の前方側へ駆動させるジャッキとからなることを
    特徴とするシールド掘進機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205002A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Jfe Engineering Kk シールド掘進機のカッビット、カッタビット装填用治具、カッタビット装填方法
CN103075159A (zh) * 2013-01-11 2013-05-01 北京城建集团有限责任公司 一种用于富集大粒径漂石地层的盾构刀盘
CN107387102A (zh) * 2017-08-22 2017-11-24 华东交通大学 一种盾构隧道的重建盾构机
CN108044317A (zh) * 2017-12-19 2018-05-18 安徽省凌锋冶金机械有限公司 一种高耐磨性盾构机滚刀圈的加工工艺
CN111734429A (zh) * 2020-08-17 2020-10-02 中南大学 快速换刀的隧道掘进机

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