JP2003335849A - 成形用原料熱可塑性樹脂およびその製造方法ならびに当該樹脂から成るフィルムの製造方法 - Google Patents

成形用原料熱可塑性樹脂およびその製造方法ならびに当該樹脂から成るフィルムの製造方法

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JP2003335849A
JP2003335849A JP2003142314A JP2003142314A JP2003335849A JP 2003335849 A JP2003335849 A JP 2003335849A JP 2003142314 A JP2003142314 A JP 2003142314A JP 2003142314 A JP2003142314 A JP 2003142314A JP 2003335849 A JP2003335849 A JP 2003335849A
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film
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Holger Kliesch
ホルゲル・クリーシュ
Bodo Kuhmann
ボド・クフマン
Ursula Murschall
ウルスラ・マーシャル
Rainer Kurz
ライネル・クルツ
Ulrich Kern
ウルリッヒ・ケルン
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Mitsubishi Polyester Film GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粘度上昇を引起すことなく、得られるフィルム
に於て不規則な溶融流に起因する縞が発生することが無
く、高濃度でSiOを含有させることができる成形用
原料熱可塑性樹脂を提供する。 【解決手段】シリコン化合物および少なくとも1種の安
定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含有する成
形用原料熱可塑性樹脂、およびその成形用原料熱可塑性
樹脂の製造方法、ならびにその成形用原料熱可塑性樹脂
を使用したフィルムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形用原料熱可塑性
樹脂に関する。詳しくは、本発明は、シリコン化合物を
多く含有でき、成形性に極めて優れている成形用原料熱
可塑性樹脂に関する。本発明はさらに、上記成形用原料
熱可塑性樹脂の製造方法および上記成形用原料熱可塑性
樹脂から成るフィルムの製造方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】二酸化ケイ素およびその関連物質(例え
ば、カオリン等のアルミニウムシリケート)は、フィル
ム、特にポリエステルフィルムに不透明外観や表面粗度
を付与するために工業的に使用されている。これらの物
質は、通常ポリエステルマトリックス中に良好に固定さ
れる。
【0003】しかしながら、SiOやシリケートを原
料ポリエステル中に混合させる場合に以下の問題点があ
る。すなわち、押出の前または押出中に添加される粒子
は凝集しやすいため、高濃度で粒子を含有させることは
困難であり、添加量は通常2%程度までが限度である。
フィルム製造に於て要求される原料の均一性の観点か
ら、押出成形用マスターバッチを製造すること、すなわ
ち押出前または押出中に原料ポリエステルに不活性粒子
を添加することは困難である。そのため、SiO 含有
ポリエステルは、原料ポリエステルに均一に分散させる
ため、工業的には、ポリエステルの重縮合工程が完了す
る前にSiOを高濃度含有する分散体(重合マスター
バッチとして知られる)を添加させる方法が取られてい
る。
【0004】しかしながら、上記の方法では、ポリエス
テルと添加粒子との間の相互作用により、重合中に粘度
上昇が生じる。つまり、粘度上昇が速いため、重縮合反
応が完結しないまま粘度が上昇してしまい、得られるポ
リエステルの分子量は低くなってしまう。すなわち、撹
拌反応槽内の粘度が過度に上昇する。したがって、粒子
を高濃度で添加すると、不必要な粘度上昇が生じる可能
性が高くなる。粘度が高くなりすぎると、反応槽から溶
融体を排出することができない。この粘度上昇の傾向
は、天然のヒュームドシリカ及び析出シリカに於て顕著
である。添加粒子の種類によっては、重合マスターバッ
チ内の最大粒子含有量が存在し、10000ppmを超
えると上記の問題が生じる。
【0005】フィルム製造に於てSiO含有ポリエス
テルを原料として使用する場合、上記の問題点の他に、
製造されたフィルムに縞が存在したり、フィルム表面に
大きなしみが表れるという問題があり、これは粘度上昇
による溶融体の流れの不均一に起因する。
【0006】不活性粒子を含有する絶縁材料に適したポ
リエステルフィルムが知られている(例えば、特許文献
1参照)。このフィルムの原料ポリエステルの製造に於
て、フリーラジカルを除去する補足剤が不活性粒子の他
に使用されている。このフリーラジカル補足剤は、原料
ポリエステルの架橋反応を防止する働きがあることが知
られている。しかしながら、ポリエステルの多くは90
%以上のポリエチレンテレフタレート又はポリエチレン
ナフタレートから成り、通常の製造条件に於てはラジカ
ル補足剤によって低減できる上記の副反応はほとんど起
らず、通常このようなラジカル補足剤を使用しないでポ
リエステルが製造されている。低オリゴマー濃度が要求
される様な場合には、この方法は製造コスト的に有利で
ある。しかしながら、重合中のスクリーン圧の上昇、す
なわち粘度の上昇が起きるため、1%を超える粒子濃度
で粒子を添加できない。粘度の上昇は、フィルムの製造
に於ても悪影響を及ぼし、フィルムの硬さが増加した
り、結晶特性が変化したりする。
【0007】
【特許文献1】韓国特許出願公開第2001−4777
9号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記問題点を解決し、粘度上昇を引起すことな
く、得られるフィルムに於て不規則な溶融流に起因する
縞が発生することが無く、高濃度でSiOを含有する
成形用原料熱可塑性樹脂を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討した結果、フィルムに安定剤および
/またはフリーラジカル補足剤を含有させることによ
り、上記目的を達成できること見い出し、本発明を完成
するに至った。
【0010】本発明は上記の知見に基づき完成されたも
のであり、その第1の要旨は、シリコン化合物および少
なくとも1種の安定剤および/またはフリーラジカル補
足剤を含有する成形用原料熱可塑性樹脂に存する。
【0011】本発明の第2の要旨は、シリコン化合物お
よび少なくとも1種の安定剤および/またはフリーラジ
カル補足剤を含有する成形用原料熱可塑性樹脂の製造方
法であって、熱可塑性樹脂はエステル交換反応法(DM
T法)により製造され、エステル交換反応の前または途
中もしくは重縮合反応の開始時または途中に於て、グリ
コール中にシリコン化合物および少なくとも1種の安定
剤および/またはフリーラジカル補足剤を分散させた分
散体を添加し、所望の粘度に到達した後反応生成溶融物
をペレット化することを特徴とする成形用原料熱可塑性
樹脂の製造方法。
【0012】本発明の第3の要旨は、シリコン化合物お
よび少なくとも1種の安定剤および/またはフリーラジ
カル補足剤を含有する成形用原料熱可塑性樹脂の製造方
法であって、熱可塑性樹脂は直接エステル化法(TPA
法)により製造され、重縮合反応の開始時に、グリコー
ル中にシリコン化合物および少なくとも1種の安定剤お
よび/またはフリーラジカル補足剤を分散させた分散体
を添加し、所望の粘度に到達した後反応生成溶融物をペ
レット化することを特徴とする成形用原料熱可塑性樹脂
の製造方法に存する。
【0013】本発明の第4の要旨は、シリコン化合物お
よび少なくとも1種の安定剤および/またはフリーラジ
カル補足剤を含有する熱可塑性樹脂を原料として厚さ
0.5〜1000μmのフィルムの製造方法であって、
シリコン化合物を含有する原料熱可塑性樹脂チップと純
粋な熱可塑性樹脂とを混合する工程、当該混合物を押出
す工程、引取りロールを使用してダイから溶融ポリマー
を引取る工程、得られたシートを延伸する工程、得られ
た延伸フィルムを熱固定する工程および熱固定したフィ
ルムを弛緩処理する工程から成るフィルムの製造方法に
存する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のフィルムは熱可塑性樹脂を主成分とする。熱可
塑性樹脂としては、ポリエステル又は共重合ポリエステ
ルが好ましく、ポリエステルとしては、テレフタル酸、
イソフタル酸および2,6−ナフタレンジカルボン酸と
炭素数2〜10のグリコールの重縮合物が例示され、具
体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)、ポリ1,4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナレフタレート(PEN)、ビベンゾイル
変性ポリエチレンナフタレート(PENBB)等が例示
される。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、ポリエチレンナレフタレート(PEN)及びそ
の混合物である。
【0015】上記ポリエステルは、ホモポリマー、共重
合体、ホモポリマー及び/又は共重合体のブレンド物、
再生品および他の熱可塑性樹脂であってもよい。ポリエ
ステルの標準粘度(SV)は通常500〜1100であ
る。
【0016】共重合体の場合、通常50モル%以下、好
ましくは30モル%以下の割合で共重合モノマー単位を
含有させることができる。共重合モノマーとしては、酸
成分として、4,4’−ジ安息香酸、アジピン酸、グル
タール酸、アゼライン酸、琥珀酸、セバシン酸、フタル
酸、イソフタル酸、5−スルホイソフタル酸ナトリウ
ム、トリメリット酸等の多官酸等が例示される。
【0017】ポリエステルはエステル交換反応により製
造されてもよい。エステル交換反応に於ける触媒として
は、Zn、Mg、Ca,Mn、Li、Ge等の塩が通常
使用される。また、ポリエステルは、Sb化合物、Ge
化合物、Ti化合物等の重縮合触媒を使用して、直接エ
ステル化反応によって製造されてもよい。エステル交換
反応が完了した後に、エステル交換反応に於ける錯体触
媒としてリン化合物を通常使用する。
【0018】チタン系重縮合触媒を使用する際、錯体形
成剤としてリン化合物を全体に分散させる(P濃度:通
常5ppm以下)。アンチモンまたはゲルマニウム等の
他の重縮合触媒を使用する際は、リン化合物の濃度を極
力低くする。直接エステル化法(TPA法)によってポ
リエステルを製造する場合、リン化合物の濃度は10p
pm未満が好ましく、エステル交換法(DMT法)によ
る場合は100ppmまでリン化合物を添加することが
できる。リン化合物含有比率が高いほど、好ましくない
副生成物が増加する。
【0019】本発明の原料熱可塑性樹脂はシリコン化合
物を含有する。シリコン化合物としては二酸化ケイ素粒
子が挙げられ、天然シリケート、カオリン等のアルミニ
ウムシリケート、Aerosil TT600(登録商
標、Degussa社製、ドイツ)等のヒュームド二酸
化ケイ素粒子、Sylobloc(登録商標、Grac
e Worms社製、ドイツ)及びSylysia 3
20(登録商標、Fuji社製、日本)ならびにMic
loid(登録商標、OCI社製、韓国)等の析出シリ
ケートが例示される。
【0020】エステル交換法(DMT法)によりポリエ
ステルを製造する場合、通常粒子はグリコール中に分散
させ、エステル交換反応後に添加されるか、又は熱可塑
性樹脂の製造工程中で重縮合反応の前に添加される。し
かしながら、本発明に於ては、エステル交換反応が始ま
る前に添加してもよい。
【0021】直接エステル化法(TPA法)に於てポリ
エステルを製造する場合、重縮合反応の開始時に添加す
るか、後で添加してもよい。
【0022】マスターバッチ中のSiOの濃度は、通
常2000〜500000ppm、好ましくは2100
0〜100000ppm、特に好ましくは30000〜
80000ppmである。
【0023】本発明の原料熱可塑性樹脂は、少なくとも
1種の安定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含
有する。安定剤および/またはフリーラジカル補足剤の
原料熱可塑性樹脂中の配合量は、通常100〜1000
0ppm、好ましくは150〜9000ppm、特に好
ましくは200〜8000ppmである。
【0024】安定剤および/またはフリーラジカル補足
剤としては、好ましくは以下に示す第1のグループ及び
/又は第2のグループから選択される。第1のグループ
に属するものとしては、フェノール類、2級芳香族アミ
ン等が例示され、第2のグループに属するものとして
は、チオエーテル類、亜リン酸エステル、リン酸エステ
ル、ジブチルジチオカルバメート亜鉛等が例示され、こ
れらは単独でも、2種以上の混合物で使用してもよい。
【0025】上記の中でも、フェノール系安定剤および
/またはフリーラジカル補足剤が好ましく、具体的に
は、ヒンダードフェノール、チオビスフェノール、アル
キリジンビスフェノール、アルキルフェノール、ヒドロ
キシベンジル化合物、アシルアミノフェノール、ヒドロ
キシフェニルプロピオネート及びこれらの混合物が例示
される。上記化合物の具体的例示には、Gachter
及びMuller著「Kunststoffaddit
ive(プラスチック添加剤)第2版(CarlHan
ser Verlag)に開示されている。
【0026】エステル交換法(DMT法)の場合、上記
の安定剤および/またはフリーラジカル補足剤は、通常
エステル交換反応後または重縮合反応の前あるいは重縮
合中に、グリコール溶液またはグリコール分散体として
添加される。上記安定剤および/またはフリーラジカル
補足剤を添加することにより、ポリエステル中に二酸化
ケイ素粒子を高濃度で存在させることができる。
【0027】エステル交換法(DMT法)による本発明
の原料熱可塑性樹脂組成物を使用したポリエステルの製
造方法について説明する。先ず、エチレングリコールを
使用し、ジメチルテレフタレートをエステル交換する。
反応温度は230〜250℃で、過剰のエチレングリコ
ール及びエステル交換触媒を使用し、ジグリコールテレ
フタレートを製造する。エチレングリコール及びメタノ
ールを蒸留除去する。エステル交換反応後、リン化合物
をエステル交換反応錯体触媒として添加する次いで、重
縮合触媒を使用し、温度230〜300℃で重縮合反応
を行なう。フリーラジカル補足剤およびSiO粒子を
それぞれエチレングリコールに分散させ、必要であれば
ろ過を行い、添加する。この際、他の添加剤も同様に分
散させて添加してもよい。これらの添加は、エステル交
換に先立って又は反応中に、或いは、重縮合反応の開始
時または反応中の何れにおいて行なってもよい。所望の
ポリマー粘度に達したら、エチレングリコールを除去
し、反応溶融体を重縮合反応槽から公知の方法で取出
し、ペレット化する。このようにして得られたマスター
バッチを次の加工工程に使用する。
【0028】本発明の原料熱可塑性樹脂を使用して二酸
化ケイ素含有フィルムを製造した場合、縞等の発生が無
く、溶融流の不規則が無いため、公知の方法と比較し
て、より信頼性が高く且つ簡単に二酸化ケイ素含有フィ
ルムを製造することができる。
【0029】SiO含有粒子の他に、原料ポリマー及
びフィルムに他の添加剤を含有させてもよい。添加剤と
しては、炭酸カルシウムや二酸化チタン等の他の粒子、
染料または顔料、耐加水分解剤、難燃剤、紫外線安定
剤、光沢剤、帯電防止剤等が例示される。
【0030】本発明の原料熱可塑性樹脂を使用して、単
層フィルムだけでなく多層フィルムも製造できる。
【0031】本発明のフィルムを得るための低コストな
製造方法において、真空乾燥機(減圧下で乾燥)、流動
床乾燥機または固定床乾燥機(タワー乾燥機)のような
公知の乾燥機を使用して原料ポリマー及び他の原料を乾
燥してもよい。通常、常圧で、100〜170℃の温度
で乾燥機を使用する。真空乾燥機はもっともおだやかな
条件で乾燥を行え、50mbarの減圧下で30〜13
0の温度で乾燥することができる。必要であれば、乾燥
機の後(下向流側)のホッパー内で後乾燥を行う。
【0032】次いで本発明の原料熱可塑性樹脂を使用し
たフィルムの製造方法について説明する。本発明のフィ
ルムは公知の押出方法により製造されるまず、フラット
フィルムダイを介して、溶融熱可塑性樹脂を押出し溶融
平坦非晶シートを得、冷却ロールを使用して冷却し、且
つ1つ以上の引取りロールを使用して非晶シートを引出
すことにより非晶シートを冷却固化して実質的に非晶の
シートを得る。
【0033】押出機のダイギャップ幅はフィルムの厚さ
に重要な影響を及ぼす。ダイギャップ幅が狭いほど、良
好な特性を有するフィルム厚となる。しかしながら従来
技術に於て、SiO含有ポリマーを使用した場合のダ
イギャップ幅は、上記の様な良好な特性を有するフィル
ム厚よりも厚いフィルムが得られる様に広く、縞の発生
の可能性もあった。本発明の製造方法では、通常のSi
含有ポリマーを使用した場合よりもダイギャップ幅
を2〜25%狭くすることができ、フィルム性能に問題
が生じない。マスターバッチ中のフリーラジカル捕捉剤
は、フィルム中のすべての構成要素に対して安定性を付
与するため、フィルムに縞等が発生することも無く、ゲ
ル粒子が形成されることも無い。
【0034】得られた非晶シートを二軸延伸し、熱固定
することが好ましい。通常、二軸延伸は連続的に行われ
る。このため、初めに長手方向(長手方向)に延伸し、
次いで横方向に延伸するのが好ましい。これにより分子
鎖が配向する。通常、長手方向の延伸は、延伸比に対応
する異なる回転速度を有するロールを使用して行われ、
横手方向の延伸はテンターフレームを使用して行われ
る。
【0035】延伸温度は広い範囲をとることができる
が、一般的に、ポリマーのガラス転移温度をTgとした
場合、Tg+10〜Tg+60℃で長手方向および横方
向の延伸を行なう。長手方向には通常2〜6倍、好まし
くは3〜4.5倍に、横方向には通常2〜5倍、好まし
くは3〜4.5倍に延伸する。必要であれば、再度1.
1〜5倍に長手方向または横方向に延伸する。最初の長
手方向の延伸において同時に横方向の延伸を行う同時延
伸法で延伸を行ってもよい。長手方向および横方向の延
伸比が3.5倍を超えることが特に好ましい。
【0036】延伸後、通常160〜260℃、好ましく
は200〜245℃で、0.1〜10秒間熱固定を行
う。熱固定の後または前に、弛緩率が通常0〜15%、
好ましくは1.5〜8%で、横方向および必要であれば
長手方向にフィルムの弛緩処理を行なうことが好まし
い。フィルムを冷却した後、通常の方法で巻取られる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳述するが、以
下の実施例は本発明の単なる例示であって、本発明は以
下の実施例に限定されない。なお、標準粘度SVは以下
の方法で測定した。
【0038】標準粘度SV:ポリエステルの標準粘度S
V(DCA)はジクロロ酢酸中25℃でDIN 537
26に従って測定した。ポリエステルの固有粘度IV
は、標準粘度SV値を使用して以下の式より算出した。
【0039】
【数1】IV (DCA)= 6.907×10−4SV(DCA) + 0.063096
【0040】原料ポリマーの製造:エステル交換法(D
MT法)によりポリエステルを製造した。先ず、エチレ
ングリコールを使用し、ジメチルテレフタレートをエス
テル交換した。230〜250℃の温度で、過剰のエチ
レングリコールを使用し、酢酸マンガン(Mn濃度:6
0ppm)をエステル交換触媒として添加し、ジグリコ
ールテレフタレートを製造した。エチレングリコール及
びメタノールを蒸留除去した後、エステル交換反応錯体
触媒として、HPO(P濃度:20ppm)を添加
した。次いで、フリーラジカル補足剤およびSiO
子のエチレングリコール分散体をそれぞれ調製し(Si
粒子濃度15重量%)、10分間かけて上記反応混
合物に添加した。SiO粒子含有分散体は予め5μm
のフィルターを通じてろ過した。次いでSbを触
媒とし(Sb濃度:200ppm)、重縮合反応を行な
った。エチレングリコールを除去し、所望の粘度に達し
た後、反応溶融体を重縮合反応槽から水浴中にストラン
ドの形で排出し、ペレット化した。
【0041】フィルムの製造:上記で作成したマスター
バッチ(熱可塑性樹脂チップ)と純PETポリマーを以
下の実施例、比較例で示す組成で混合し、155℃で1
分間流動床中で予備結晶化し、150℃で3時間塔型乾
燥機で乾燥した後、290℃で押出を行なった。引取り
ロールによりダイから溶融シートを引取り、非晶シート
を得、長手方向に116℃で3.8倍延伸し、横方向に
テンターフレームを利用して110℃で3.7倍に延伸
した。得られた延伸フィルムを210℃で熱固定し、2
00〜180℃で横方向に4%の弛緩処理を行った。フ
ィルムの製造速度は、最終的に280m/分であった。
【0042】原料:実施例、比較例で使用した原料およ
びマスターバッチを以下の表1に示す。
【0043】
【表1】 <原料ポリエステル> ポリマーR1:純PET、RT49、Kosa社製、S
V=800 <マスターバッチ> MB1(SV=800): Sylysia 320 3.0重量% Aerosil TT 600 3.0重量% PET 94.0重量% MB2(SV=800): Sylysia 320 3.0重量% Aerosil TT 600 3.0重量% Irganox 1010(登録商標) 0.1重量% PET 93.9重量% MB3(SV=900): Sylobloc 44H 5.0重量% PET 95.0重量% MB4(SV=800): Sylobloc 44H 5.0重量% Irganox 1330(登録商標) 0.2重量% PET 94.8重量%
【0044】マスターバッチMB1に於て、作成した5
バッチは重縮合時間の60%後に於て、突然の粘度上昇
(15%上昇)が生じ、重縮合反応が実質的に終了して
しまい、これらのバッチについては使用できなくなり、
また、他の3バッチについては同様に粘度上昇が認めら
れたが、困難を伴いながらも反応槽から反応溶融体を取
出すことができた。マスターバッチMB3に於ては、フ
ィルム製造に使用できる様な原料ポリマーは製造できな
かった。マスターバッチMB2及びMB4に於ては、反
応槽の粘度上昇が予定通りとなり、フィルム製造に好適
なマスターバッチとなった。
【0045】実施例1:ダイギャップ幅を3mmとし、
MB2:10重量%、R1:90重量%の組成で厚さ2
00μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残渣
およびフィルムの縞の発生は無かった。
【0046】実施例2:ダイギャップ幅を2mmとし、
MB2:10重量%、R1:90重量%の組成で厚さ5
μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残渣およ
びフィルムの縞の発生は無かった。
【0047】実施例3:ダイギャップ幅を2.2mmと
し、MB4:10重量%、R1:90重量%の組成で厚
さ12μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残
渣およびフィルムの縞の発生は無かった。
【0048】比較例1:ダイギャップ幅を3mmとし、
MB1:10重量%、R1:90重量%の組成で厚さ2
00μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残渣
が有り、ダイは清掃が必要で、フィルムの縞が頻繁に発
生した。
【0049】比較例2:ダイギャップ幅を2mmとし、
MB1:10重量%、R1:90重量%の組成で厚さ5
μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残渣が有
り、ダイは清掃が必要で、フィルムの縞が頻繁に発生し
た。
【0050】比較例3:ダイギャップ幅を2.3mmと
し、MB1:10重量%、R1:90重量%の組成で厚
さ5μmのフィルムを作成した。ダイへの原料付着残渣
は有ったが、フィルムの縞の発生は無かった。フィルム
の製造は問題無いが、ダイギャップ幅がより大きい場合
で製造されたフィルムよりフィルムの性能が劣った。
【0051】
【発明の効果】本発明の成形用原料熱可塑性樹脂は、粘
度上昇を引起すことなく、得られるフィルムに於て不規
則な溶融流に起因する縞が発生することが無く、高濃度
でSiOを含有させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボド・クフマン ドイツ連邦共和国、ディー65594、ルンケ ル、ブッヒェンハイン、23 (72)発明者 ウルスラ・マーシャル ドイツ連邦共和国、ディー−55283、ニー ルスタイン、イム・バックスヴィンケル、 11 (72)発明者 ライネル・クルツ ドイツ連邦共和国、ディー65307、バド・ シュヴァルバッハ、アアルブリック、51 (72)発明者 ウルリッヒ・ケルン ドイツ連邦共和国、ディー−55218、イン ゲルハイム、ヴィルヘルム−フォン−エル ランゲル−ストラッセ、23 Fターム(参考) 4J029 AB04 AE03 BA03 BA05 BD04A CB05A CB06A CC06A JA283 JA293 JB193 JC053 JC343 KE02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン化合物および少なくとも1種の
    安定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含有する
    成形用原料熱可塑性樹脂。
  2. 【請求項2】 フリーラジカル補足剤を100〜100
    00ppm含有するマスターバッチから成る請求項1に
    記載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  3. 【請求項3】 フリーラジカル補足剤を150〜900
    0ppm含有するマスターバッチから成る請求項1に記
    載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  4. 【請求項4】 フリーラジカル補足剤を200〜800
    0ppm含有するマスターバッチから成る請求項1に記
    載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  5. 【請求項5】 シリコン化合物が、SiOで示される
    化合物、天然シリケート又はアルミニウムシリケートか
    ら成る二酸化ケイ素粒子であり、その含有量が2000
    〜500000ppmである請求項1〜4の何れかに記
    載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  6. 【請求項6】 シリコン化合物の含有量が21000〜
    100000ppmである請求項1〜5の何れかに記載
    の成形用原料熱可塑性樹脂。
  7. 【請求項7】 シリコン化合物の含有量が30000〜
    80000ppmである請求項1〜5の何れかに記載の
    成形用原料熱可塑性樹脂。
  8. 【請求項8】 安定剤が、フェノール類、芳香族2級ア
    ミン、チオエーテル亜リン酸エステル、リン酸エステル
    ジブチルジチオカルバメート亜鉛またはこれらの混合物
    である請求項1〜7の何れかに記載の成形用原料熱可塑
    性樹脂。
  9. 【請求項9】 安定剤がフェノール類である請求項8に
    記載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  10. 【請求項10】 フェノール類がヒンダードフェノール
    である請求項9に記載の成形用原料熱可塑性樹脂。
  11. 【請求項11】 シリコン化合物および少なくとも1種
    の安定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含有す
    る成形用原料熱可塑性樹脂の製造方法であって、熱可塑
    性樹脂はエステル交換反応法(DMT法)により製造さ
    れ、エステル交換反応の前または途中もしくは重縮合反
    応の開始時または途中に於て、グリコール中にシリコン
    化合物および少なくとも1種の安定剤および/またはフ
    リーラジカル補足剤を分散させた分散体を添加し、所望
    の粘度に到達した後反応生成溶融物をペレット化するこ
    とを特徴とする成形用原料熱可塑性樹脂の製造方法。
  12. 【請求項12】 シリコン化合物および少なくとも1種
    の安定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含有す
    る成形用原料熱可塑性樹脂の製造方法であって、熱可塑
    性樹脂は直接エステル化法(TPA法)により製造さ
    れ、重縮合反応の開始時に、グリコール中にシリコン化
    合物および少なくとも1種の安定剤および/またはフリ
    ーラジカル補足剤を分散させた分散体を添加し、所望の
    粘度に到達した後反応生成溶融物をペレット化すること
    を特徴とする成形用原料熱可塑性樹脂の製造方法。
  13. 【請求項13】 シリコン化合物および少なくとも1種
    の安定剤および/またはフリーラジカル補足剤を含有す
    る熱可塑性樹脂を原料として厚さ0.5〜1000μm
    のフィルムの製造方法であって、シリコン化合物を含有
    する原料熱可塑性樹脂チップと純粋な熱可塑性樹脂とを
    混合する工程、当該混合物を押出す工程、引取りロール
    を使用してダイから溶融ポリマーを引取る工程、得られ
    たシートを延伸する工程、得られた延伸フィルムを熱固
    定する工程および熱固定したフィルムを弛緩処理する工
    程から成るフィルムの製造方法。
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