JP2003335140A - 樹脂部材の組付装置 - Google Patents

樹脂部材の組付装置

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JP2003335140A
JP2003335140A JP2002146485A JP2002146485A JP2003335140A JP 2003335140 A JP2003335140 A JP 2003335140A JP 2002146485 A JP2002146485 A JP 2002146485A JP 2002146485 A JP2002146485 A JP 2002146485A JP 2003335140 A JP2003335140 A JP 2003335140A
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Japan
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resin member
tank
assembly
resin
cutter
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Application number
JP2002146485A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hori
敏行 堀
Tomoaki Watabe
智明 渡部
Takehiro Uema
健弘 上間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両や工作機械等には、多くの樹脂部材が組
み付けられている。そしてこれら樹脂部材はリサイクル
に用いる為、所定量或いは一定期間の間、保管する必要
が生じるものであるが、同部材を裁断したり保管するに
は、コストがかかるという課題が有った。 【解決手段】 樹脂製の燃料タンク1の締付プレート3
には、カッター部3aと、タンク当接面3bを形成する
と共に、軸5を中心に回動自在に支持する。そして、プ
レート3を所定量の締め付けることで固定し、更に移動
することで、前記カッター部3aをタンクに食い込ませ
て切り欠く構成とする。またタンク1の固定状態では、
前記カッター部3aを凹部1aに収納する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両や設置型の
機械、或いは施設等の機械本体に取り付ける樹脂部材の
組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両や工作機械等には、燃料タン
クやカバー等、各種樹脂部材が数多く組み付けられてい
る。そして、近年これら樹脂部材はリサイクルに用いる
為、機械本体、例えば金属部品やガラス部材等と分別
し、個人或いは企業単位で所定量或いは一定期間の間、
保管する必要が生じるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
樹脂部材、特に大型のケース型或いはプレート型の樹脂
部材を保管するには、大きな保管スペースが必要とな
り、これを分解するにも、別途裁断機等が必要となり、
保管や装置にかかるコストが高くつくという課題が有っ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題に
鑑みて樹脂部材を以下のように取り付ける構造とした。
即ち、請求項1の発明では、中空またはプレート状の樹
脂部材(1)を機械本体(2)に組み付ける樹脂部材の
組付構造において、前記本体(2)側の組付部位(3)
には、前記樹脂部材(1)を切り欠くカッター部(3
a)と、同樹脂部材(1)を当接させる当接部(3b)
を形成したことを特徴とする樹脂部材の組付装置とし
た。 (請求項1の作用)以上のように構成した請求項1の発
明では、組付部位(3)の当接部(3b)を樹脂部材
(1)に当接させて固定すると共に、これを廃却する時
にはカッター部(3a)にて切り欠く。
【0005】また請求項2の発明では、前記組付部位
(3)には、同部位(3)を組付側(X)或いは組付解
除側に移動できる支持部(5)を設け、前記組付部位
(3)を前記組付側へ所定量以上に移動することによ
り、前記カッター部(3a)を樹脂部材(1)に食い込
ませてカットする構成としたことを特徴とする請求項1
に記載の樹脂部材の組付装置とした。 (請求項2の作用)以上のように構成した請求項2の発
明では、組付け操作と同じ操作で樹脂部材(1)をカッ
トする。
【0006】また請求項3の発明では、前記樹脂部材
(1)には、前記カッター部(3a)を収納する凹部
(1a)を形成したことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の樹脂部材の組付装置とした。 (請求項3の作用)以上のように構成した請求項3の発
明では、樹脂部材(1)を固定している状態では、カッ
ター部(3a)を凹部(1a)に収納位置させる。
【0007】
【発明の効果】これにより、請求項1の発明では、裁断
機などを用いること無く、組付部位(3)を用いて樹脂
部材(1)を切り欠き、分解し易くすることができるの
で、樹脂部材(1)の保管スペースを必要としない上、
保管、管理に係るコストを削減することができる。
【0008】また請求項2の発明では、請求項1の効果
と共に、樹脂部材(1)を固定時の操作と同じ操作で切
り欠くことができるので、操作が簡単である。また請求
項3の発明では、請求項1または請求項2の効果と共
に、前記組付部位(3)のカッター部(3a)は通常樹
脂部材(1)の凹部(1a)に収納する構成となってい
るので、例えば外部に晒した状態で怪我を招くことが無
く、安全性が損なわれること無い。また機械本体(2)
に対する樹脂部材(1)位置決め機構を兼ねることもで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を農業用トラクタ
の樹脂製燃料タンクに実施した例を説明する。最初に機
械本体としてのトラクタ2の構成について説明する。
【0010】トラクタ2は、図4に示すように、車体前
部にエンジンフレーム11を配設し、このフレーム11
にエンジンEを取り付けると共に、この周囲をエンジン
周辺機器、例えばラジエータ12等と共にボンネット1
3にて覆う構成となっている。
【0011】また前記エンジンEの後部には、各種変速
装置を内装するミッションケース14を設け、この変速
装置にて前記エンジンEの回転動力を適宜減速した後、
後輪15Rまたは前後輪15F,15Rへ伝達して走行
する構成となっている。また前記エンジンフレーム11
には、図5に示すように、前記ラジエータ12へ接続す
るホースの支持ブラケット17や、エンジンEのボディ
ー上部と下部のオイルパン部18を接続するホース19
の保護カバー20を設ける構成となっている。
【0012】また前記ミッションケース14上方には、
ステアリングハンドル21を突出するハンドルポスト2
2や、操縦席23を支持するフェンダー一体型のフロア
24を設けると共に、このフロア24上方をキャビン2
5によって取り囲む構成となっている。
【0013】次に、この発明の樹脂部材となる燃料タン
ク1と、同タンク1の組付装置について説明する。燃料
タンク1は、樹脂部材で構成され、図3に示すように、
左右略対称に形成された左タンク1Lと右タンク1Rか
ら構成される。そして、これらタンク1L,1Rを前記
ミッションケース14の下部に固定するタンク取付枠3
0に載置して固定する構成となっている。
【0014】前記左右のタンク1L,1Rは、上面に燃
料ゲージ取付孔33やブリーザ孔32等を開口し、タン
ク前部内面には、左右夫れ夫れのタンク1L.1Rを接
続するホース接続孔34を形成する構成となっている。
そして、夫れ夫れのタンク1L,1Rの前部及び後部周
囲には、後述するカッター部3aを収納する溝状の凹部
6を形成する構成となっている。
【0015】一方、前記タンク取付枠30は、左右に配
設する前後フレーム30f,30rと、左右夫れ夫れ端
部の内外フレーム30a,30bと、前記前後フレーム
30f,30rの中間部同士を掛け渡す中間プレート3
0p等で構成し、この中間プレート30pを前記ミッシ
ョンケース14の下面に当接させてボルトにて組み付け
る構成となっている。
【0016】また前記外フレーム30bの前後部で、前
記タンクの前後の凹部6、6に位置する個所には、支持
部となる回動軸5を設け、この回動軸5に組付部位とな
る締付プレート3を、車体外方へ向かって回動自在に支
持する構成となっている。前記締付プレート3は、金属
製プレートであって、この長手方向に沿って中央部にカ
ッター部3aを形成すると共に、この両側を前記燃料タ
ンク1との当接部3bとしている。また、上端部にタン
ク締付用ボルト36を相通する長孔状の挿通孔37を設
ける構成となっている。
【0017】尚、前記締付プレート3のカッター部3a
の高さは、前記タンク1L,1Rの凹部6の深さと略同
じ深さかやや短めに設定する構成となっている。また前
記タンク1L,1Rの夫々凹部6…上方に位置するフロ
ア24には、タンク上部固定フレーム38を左右に向か
って突設し、このフレーム38端部にナット孔39を構
成し、前記締付プレート3の挿通部37を相通させた締
付ボルト36を締め付ける構成となっている。
【0018】以上のように構成したトラクタ2では、生
産時或いはメンテナンス時にメイン燃料タンク1を車体
に取り付けるときには、まずタンク取付枠30をミッシ
ョンケース14下部に組み付け、この左右両端部にメイ
ン燃料タンク1L,1Rを載置する。そして、前記各種
ホース19,20や燃料ゲージ等を取り付けた後、前記
締付プレート3を上方に回動させ、前記カッター部3a
を前記タンクの凹部内に収納させる。
【0019】そして、前記締付プレート3の挿通孔37
に、タンク締付ボルト36を挿通し、同ボルト36を回
転させながら所定の位置まで、即ち左右タンク1L(1
R)を一定の力で締め付ける位置まで、前記ナット孔3
9に締め付ける。これにより、燃料タンク1L,1R
は、前記カッター部3aを各タンク1L,1Rのずれを
規制する位置決め機構としながら車体に固定することが
できる。
【0020】そして、トラクタ2を廃却、或いはメイン
燃料タンク1が損傷し、これを破棄するときには、前記
締付ボルト36を、図中矢印(X)方向へ更に回転、即
ち、締付側に移動させる。これにより前記カッター部3
aがタンク表面の一部を切り欠く。
【0021】その後、燃料タンク1L,1Rを取り外
し、図6に示すように、前記切欠部(カッター部)を始
点として前記凹部に沿って力をかけることで、前後両端
部を分解する。更に、平坦に折り畳み体積を削減する。
これにより、メイン燃料タンク1L,1Rは、別途裁断
機を使用することも無く細かく分解、折り畳むことがで
き、リサイクルに用いるべく保管する際にも、大きな保
管スペースを必要としないので保管コスト或いは管理コ
ストを削減することができる。
【0022】また、この切り欠き操作は、締付プレート
3の固定操作と同じ操作、即ちボルトの回転操作である
ので、操作が簡単で、且つ特に肉厚の樹脂部材を切り欠
く場合でも小力で操作することができる。また前記締付
プレート3のカッター部3aは、通常タンクの凹部に収
納する構成となっているので、例えば外部に晒して怪我
を招くことが無く、また固定時には位置決め機構を兼ね
ることもできるので、別途位置決め用の凹凸部などを形
成する構成と比較して、メイン燃料タンク1L,1Rに
固定及び分解機構を安価に構成することができる。
【0023】尚、この発明の別形態としては、プレート
型の樹脂部材、例えばトラクタのボンネットや、各種機
械のカバー部材に適用する構成としても良いし、カッタ
ー部の移動量を大きくして樹脂部材を完全に分離する構
成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)樹脂部材(燃料タンク)の締め付け操作
を示す図、及び組付部位(締付プレート)の上部斜視
図。 (B)樹脂部材(メイン燃料タンク)の全体斜視図
【図2】燃料タンクの分離操作を示す図。
【図3】燃料タンクと取付枠の平面図。
【図4】トラクタの全体側面図。
【図5】エンジンフレーム前部の側面図。
【符号の説明】 1 燃料タンク 2 トラクタ 3 締付プレート 3a カッター部 3b 当接部 5 回動軸 6 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空またはプレート状の樹脂部材(1)
    を機械本体(2)に組み付ける樹脂部材の組付装置にお
    いて、前記本体(2)側の組付部位(3)には、前記樹
    脂部材(1)を切り欠くカッター部(3a)と、同樹脂
    部材(1)を当接させる当接部(3b)を形成したこと
    を特徴とする樹脂部材の組付装置。
  2. 【請求項2】 前記組付部位(3)には、同部位(3)
    を組付側(X)或いは組付解除側に移動できる支持部
    (5)を設け、前記組付部位(3)を前記組付側へ所定
    量以上に移動することにより、前記カッター部(3a)
    を樹脂部材(1)に食い込ませて切り欠く構成としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の樹脂部材の組付装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂部材(1)には、前記カッター
    部(3a)を収納する凹部(1a)を形成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂部材の組
    付装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016017607A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 ヤンマー株式会社 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016017607A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 ヤンマー株式会社 作業車両
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