JP2003329108A - バッフルプレートの取付け構造 - Google Patents
バッフルプレートの取付け構造Info
- Publication number
- JP2003329108A JP2003329108A JP2002139784A JP2002139784A JP2003329108A JP 2003329108 A JP2003329108 A JP 2003329108A JP 2002139784 A JP2002139784 A JP 2002139784A JP 2002139784 A JP2002139784 A JP 2002139784A JP 2003329108 A JP2003329108 A JP 2003329108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle plate
- casing
- fitting
- folded portion
- mounting structure
- Prior art date
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- Pending
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- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、費用や手間を要することなく、バッ
フルプレートの振動を防止して、振動音の発生や疲労破
損を防止することを課題とする。 【解決手段】変速機１のケーシング２底部に設置される
バッフルプレート５の前端部に折返し部１０を設け、該
ケーシング２の前側隔壁８下部に該バッフルプレート５
の折返し部１０を嵌着する嵌着溝１１を設け、該バッフ
ルプレート５の折返し部１０を該ケーシング２の前側隔
壁８の嵌着溝１１内に嵌着するバッフルプレート５の取
付け構造を提供する。
フルプレートの振動を防止して、振動音の発生や疲労破
損を防止することを課題とする。 【解決手段】変速機１のケーシング２底部に設置される
バッフルプレート５の前端部に折返し部１０を設け、該
ケーシング２の前側隔壁８下部に該バッフルプレート５
の折返し部１０を嵌着する嵌着溝１１を設け、該バッフ
ルプレート５の折返し部１０を該ケーシング２の前側隔
壁８の嵌着溝１１内に嵌着するバッフルプレート５の取
付け構造を提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主として手動変速機
のバッフルプレートの取付け構造に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】手動変速機のケーシング内には、ギア機
構を潤滑するための潤滑油が溜められており、急発進、
急加速時に発生する加速度による油面の傾斜を阻止する
ために、該ケーシング底面上にはバッフルプレートが取
付けられている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】変速機の振動によって
バッフルプレートが振動すると、振動音の発生が生じた
り、また該バッフルプレートに疲労破損が生じるという
問題がある。バッフルプレートの振動を防止するため
に、該バッフルプレートの前端部に樹脂等を用いた固定
用部材を設けることも考えられるが、そのような部材を
別途設けるには費用や手間が必要となるという問題点が
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、変速機(1) のケーシング
(2) 底部に設置されるバッフルプレート(5) の前端部に
折返し部(10)を設け、該ケーシング(2) の前側隔壁(8)
下部に該バッフルプレート(5) の折返し部(10)を嵌着す
る嵌着溝(11)を設け、該バッフルプレート(5) の折返し
部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝(11)
内に嵌着するバッフルプレート(5) の取付け構造を提供
するものである。 【０００５】 【作用】本発明では、該バッフルプレート(5) の折返し
部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝(11)
内に嵌着することにより、該バッフルプレート(5) は該
折返し部(10)の弾性復元力によって該ケーシング(2) に
確実かつ安定に固定され、該バッフルプレート(5) の振
動が防止される。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明を図１〜図４に示す一実施
例によって説明する。図１に示すように、手動変速機
(1) のケーシング(2) 内にはアダプタープレート(3) を
介してギア機構(4) が組込まれている。また、該ケーシ
ング(2) の底面上にはアダプタープレート(3) を介して
バッフルプレート(5) の基板(6) がボルト(61)によって
取付けられ、該基板(6) を介してバッフルプレート(5)
のプレート部分(7) が取付けられている（図２参照）。
更に、該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の前側にはフロ
ントカバー(9) が取付けられている。 【０００７】図２に示すように、バッフルプレート(5)
の前端部には左右一対の折返し部(10)がそれぞれ設けら
れており、図３に示すように該ケーシング(2) の前側隔
壁(8) 下部には該バッフルプレート(5) の折返し部(10)
を嵌着する左右一対の嵌着溝(11)がそれぞれ設けられて
いる。 【０００８】アダプタープレート(3) の前側からケーシ
ング(2) を取付けるとともに、該ケーシング(2) の前側
隔壁(8) に該バッフルプレート(5) の前部を取付ける場
合に、図４に示すように、該バッフルプレート(5) の折
返し部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝
(11)内に嵌着する。 【０００９】このように、該バッフルプレート(5) の折
返し部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝
(11)内に嵌着することにより、該バッフルプレート(5)
は該折返し部(10)の弾性復元力によって該ケーシング
(2) に確実かつ安定に固定され、該バッフルプレート
(5) の振動が防止される。 【００１０】 【発明の効果】本発明では、バッフルプレートの折返し
部をケーシングの嵌着溝内に嵌着することによって、バ
ッフルプレートの振動を防止することが出来るため、費
用や手間を要することなく、振動音の発生や疲労破損を
防止することが可能となる。
のバッフルプレートの取付け構造に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】手動変速機のケーシング内には、ギア機
構を潤滑するための潤滑油が溜められており、急発進、
急加速時に発生する加速度による油面の傾斜を阻止する
ために、該ケーシング底面上にはバッフルプレートが取
付けられている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】変速機の振動によって
バッフルプレートが振動すると、振動音の発生が生じた
り、また該バッフルプレートに疲労破損が生じるという
問題がある。バッフルプレートの振動を防止するため
に、該バッフルプレートの前端部に樹脂等を用いた固定
用部材を設けることも考えられるが、そのような部材を
別途設けるには費用や手間が必要となるという問題点が
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、変速機(1) のケーシング
(2) 底部に設置されるバッフルプレート(5) の前端部に
折返し部(10)を設け、該ケーシング(2) の前側隔壁(8)
下部に該バッフルプレート(5) の折返し部(10)を嵌着す
る嵌着溝(11)を設け、該バッフルプレート(5) の折返し
部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝(11)
内に嵌着するバッフルプレート(5) の取付け構造を提供
するものである。 【０００５】 【作用】本発明では、該バッフルプレート(5) の折返し
部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝(11)
内に嵌着することにより、該バッフルプレート(5) は該
折返し部(10)の弾性復元力によって該ケーシング(2) に
確実かつ安定に固定され、該バッフルプレート(5) の振
動が防止される。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明を図１〜図４に示す一実施
例によって説明する。図１に示すように、手動変速機
(1) のケーシング(2) 内にはアダプタープレート(3) を
介してギア機構(4) が組込まれている。また、該ケーシ
ング(2) の底面上にはアダプタープレート(3) を介して
バッフルプレート(5) の基板(6) がボルト(61)によって
取付けられ、該基板(6) を介してバッフルプレート(5)
のプレート部分(7) が取付けられている（図２参照）。
更に、該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の前側にはフロ
ントカバー(9) が取付けられている。 【０００７】図２に示すように、バッフルプレート(5)
の前端部には左右一対の折返し部(10)がそれぞれ設けら
れており、図３に示すように該ケーシング(2) の前側隔
壁(8) 下部には該バッフルプレート(5) の折返し部(10)
を嵌着する左右一対の嵌着溝(11)がそれぞれ設けられて
いる。 【０００８】アダプタープレート(3) の前側からケーシ
ング(2) を取付けるとともに、該ケーシング(2) の前側
隔壁(8) に該バッフルプレート(5) の前部を取付ける場
合に、図４に示すように、該バッフルプレート(5) の折
返し部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝
(11)内に嵌着する。 【０００９】このように、該バッフルプレート(5) の折
返し部(10)を該ケーシング(2) の前側隔壁(8) の嵌着溝
(11)内に嵌着することにより、該バッフルプレート(5)
は該折返し部(10)の弾性復元力によって該ケーシング
(2) に確実かつ安定に固定され、該バッフルプレート
(5) の振動が防止される。 【００１０】 【発明の効果】本発明では、バッフルプレートの折返し
部をケーシングの嵌着溝内に嵌着することによって、バ
ッフルプレートの振動を防止することが出来るため、費
用や手間を要することなく、振動音の発生や疲労破損を
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図１〜図４は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】変速機の概略断面図である。
【図２】バッフルプレートの分解斜視図である。
【図３】ケーシング前側隔壁の説明平面図である。
【図４】バッフルプレートをケーシングに取付ける様子
を示す部分拡大説明断面図である。 【符号の説明】 1 手動変速機 2 ケーシング 3 アダプタープレート 4 ギア機構 5 バッフルプレート 8 前側隔壁 10 折返し部 11 嵌着溝
を示す部分拡大説明断面図である。 【符号の説明】 1 手動変速機 2 ケーシング 3 アダプタープレート 4 ギア機構 5 バッフルプレート 8 前側隔壁 10 折返し部 11 嵌着溝
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】変速機のケーシング底部に設置されるバッ
フルプレートの前端部に折返し部を設け、該ケーシング
の前側隔壁下部に該バッフルプレートの折返し部を嵌着
する嵌着溝を設け、該バッフルプレートの折返し部を該
ケーシングの前側隔壁の嵌着溝内に嵌着することを特徴
とするバッフルプレートの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002139784A JP2003329108A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | バッフルプレートの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002139784A JP2003329108A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | バッフルプレートの取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003329108A true JP2003329108A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29700826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002139784A Pending JP2003329108A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | バッフルプレートの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003329108A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248992A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Yanmar Co Ltd | バッフルプレート |
| JP2011117467A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Honda Motor Co Ltd | 変速機のバッフルプレート支持構造 |
| CN102678891A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-19 | 株式会社利富高 | 夹设构件的保持结构、夹设构件及晃动防止构件 |
| CN104879478A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-09-02 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种两栖履带式车辆侧减速器的密封装置 |
| DE102018218946A1 (de) * | 2018-11-07 | 2020-05-07 | Zf Friedrichshafen Ag | Teilummantelung einer Antriebseinheit mittels eines dünnwandigen, mit seinen Enden in einem Getriebegehäuse fixierten Abschirmelements |
| DE102020215694A1 (de) | 2020-02-11 | 2021-08-12 | Deere & Company | Arbeitsgerätegetriebe mit zahnradablenkplatte und montageverfahren |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139784A patent/JP2003329108A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248992A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Yanmar Co Ltd | バッフルプレート |
| JP2011117467A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Honda Motor Co Ltd | 変速機のバッフルプレート支持構造 |
| CN102678891A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-19 | 株式会社利富高 | 夹设构件的保持结构、夹设构件及晃动防止构件 |
| US9212736B2 (en) | 2011-03-01 | 2015-12-15 | Nifco Inc. | Holding structure of intervening member, intervening member, and wobbling-prevention member |
| CN102678891B (zh) * | 2011-03-01 | 2017-04-12 | 株式会社利富高 | 夹设构件的保持结构、夹设构件及晃动防止构件 |
| CN104879478A (zh) * | 2015-06-24 | 2015-09-02 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种两栖履带式车辆侧减速器的密封装置 |
| DE102018218946A1 (de) * | 2018-11-07 | 2020-05-07 | Zf Friedrichshafen Ag | Teilummantelung einer Antriebseinheit mittels eines dünnwandigen, mit seinen Enden in einem Getriebegehäuse fixierten Abschirmelements |
| DE102020215694A1 (de) | 2020-02-11 | 2021-08-12 | Deere & Company | Arbeitsgerätegetriebe mit zahnradablenkplatte und montageverfahren |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040218 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050603 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051004 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |