JP2003327778A - 配合組成物及び、細胞毒性緩和方法 - Google Patents

配合組成物及び、細胞毒性緩和方法

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JP2003327778A
JP2003327778A JP2002135995A JP2002135995A JP2003327778A JP 2003327778 A JP2003327778 A JP 2003327778A JP 2002135995 A JP2002135995 A JP 2002135995A JP 2002135995 A JP2002135995 A JP 2002135995A JP 2003327778 A JP2003327778 A JP 2003327778A
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Mamoru Tsuchida
衛 土田
Kunio Shimada
邦男 島田
Tadahiro Shiroi
忠洋 城井
Motohiro Mitani
元宏 三谷
Ikuko Sakaki
郁子 榊
Kenshiro Shudo
健志郎 首藤
Ken Suzuki
憲 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配合組成物に添加される、パラフェニレンジ
アミン、メトキシ桂皮酸オクチル、ヒノキチオールなど
の細胞微毒性物質の細胞毒性を緩和した配合組成物を提
供する。さらには特定の細胞微毒性物質を含有する配合
組成物の細胞毒性を低減させる、細胞毒性緩和方法を提
供する。 【解決手段】 パラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮
酸オクチル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質からな
る群より選ばれる一種または二種以上を0.0001〜
20重量%含み、ホスホリルコリン類似基含有重合体を
0.001〜20重量%含む配合組成物。パラフェニレ
ンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチル及びヒノキチオー
ルの細胞微毒性物質からなる群より選ばれる一種または
二種以上を0.0001〜20重量%含む溶液の細胞毒
性を、ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.001
〜20重量%添加することにより緩和する細胞毒性緩和
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラフェニレンジ
アミン、メトキシ桂皮酸オクチル及びヒノキチオールの
細胞微毒性物質からなる群より選ばれる一種または二種
以上と、ホスホリルコリン類似基含有重合体を配合し
た、細胞毒性を緩和した配合組成物及び毒性緩和方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料やコンタクトレンズ洗浄剤、点眼
薬、入れ歯洗浄剤、歯磨き粉など、日常的に使用する配
合組成物に用いられる、一般的な添加成分には、細胞に
対して微毒性を持つパラフェニレンジアミン、メトキシ
桂皮酸オクチル、ヒノキチオール、塩化セチルトリメチ
ルアンモニウム、フェノキシエタノール、過酸化水素を
始めとして、様々な種類の細胞に対して毒性を有するも
のが多種存在している。それらの成分を含有した配合組
成物を用いたとき、それらの細胞毒性が原因となって、
使用者が配合組成物に対して刺激を感じたり、使用した
結果として、肌荒れを起こしたりと、それらのさまざま
な悪影響が生じるので問題となる。しかし、今日一般に
使用されている配合組成物には、それらの細胞毒性を抑
制するための添加剤は、あまり使われていない。
【0003】一方、ホスホリルコリン類似基含有重合体
は、保湿剤として各種化粧品等皮膚外用剤(特開平5−
40321号公報)に添加されている物質であり、界面
活性剤等により惹起される肌荒れを抑制することなどが
知られている(特開平9−315949号公報、特開2
000−290155号公報)。また、ホスホリルコリ
ン類似基含有重合体は陰イオン界面活性剤の細胞毒性を
緩和する効果があることが知られている(FRAGRA
NCE JOURNAL、2000年12月号、p11
8〜121)。他方で、一般に使用される化粧料やコン
タクトレンズ洗浄剤等の配合組成物には、界面活性剤以
外にも、細胞微毒性を持つ物質が、配合成分の一種とし
て広く使用されている。しかし、ホスホリルコリン類似
基含有重合体が、パラフェニレンジアミン、メトキシ桂
皮酸オクチル及びヒノキチオールの特定種類の、細胞微
毒性物質による細胞毒性を、選択的に緩和する効果につ
いては、これまで全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配合
組成物に添加される、パラフェニレンジアミン、メトキ
シ桂皮酸オクチル、ヒノキチオールなどの細胞微毒性物
質の細胞毒性を緩和した配合組成物を提供することにあ
る。さらには特定の細胞微毒性物質を含有する配合組成
物の細胞毒性を低減させる、細胞毒性緩和方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の問
題点に鑑み鋭意検討した結果、ホスホリルコリン類似基
含有重合体がパラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮酸
オクチル及びヒノキチオールなどの細胞微毒性物質の細
胞毒性を緩和する効果があることを見出し、本発明を完
成した。すなわち、本発明は、次の(1)または(2)
である。
【0006】(1)パラフェニレンジアミン、メトキシ
桂皮酸オクチル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質か
らなる群より選ばれる一種または二種以上を0.000
1〜20重量%含み、ホスホリルコリン類似基含有重合
体を0.001〜20重量%含む配合組成物。 (2)パラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチ
ル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質からなる群より
選ばれる一種または二種以上を0.0001〜20重量
%含む溶液の細胞毒性を、ホスホリルコリン類似基含有
重合体を0.001〜20重量%添加することにより緩
和する細胞毒性緩和方法。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の配合組成物は、パラフェ
ニレンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチル及びヒノキチ
オールの細胞微毒性物質からなる群より選ばれる一種ま
たは二種以上を0.0001〜20重量%と、ホスホリ
ルコリン類似基含有重合体0.001〜20重量%とを
含むことを特徴とする。尚、本発明でいう前記細胞微毒
性物質とは、特に、パラフェニレンジアミン、メトキシ
桂皮酸オクチル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質か
らなる群から選ばれる物質のみを総称して細胞微毒性物
質という。
【0008】前記、細胞微毒性物質であるパラフェニレ
ンジアミンは、酸化されることにより褐変して髪の毛を
染める成分であり、染毛剤の主成分として使用できるこ
とが知られるものであるが、本発明においては、一般に
市販されているパラフェニレンジアミンであるならば、
配合組成物の用途に応じていかなるものであっても好ま
しく使用することができる。
【0009】前記、細胞微毒性物質であるメトキシ桂皮
酸オクチルは、紫外線吸収剤の一種であり、紫外線吸収
能を持たせた外用剤に使用できることが知られるもので
あるが、本発明においては、一般に市販されているメト
キシ桂皮酸オクチルであるならば、配合組成物の用途に
応じていかなるものであっても好ましく使用することが
できる。
【0010】前記、細胞微毒性物質であるヒノキチオー
ルは、ヒノキやヒバの樹液の成分であり、抗菌作用や育
毛作用を示し、入浴剤や各種外用剤に使用できることが
知られるものであるが、本発明においては、一般に市販
されているヒノキチオールであるならば、配合組成物の
用途に応じていかなるものであっても好ましく使用する
ことができる。
【0011】これらの細胞微毒性物質を配合組成物に配
合する際の配合量は、各細胞微毒性物質が本来持つ、細
胞毒性以外の有効性を発揮する量であればよく、通常、
前記三種の細胞微毒性成分のうち、いずれか一種または
二種以上の細胞微毒性物質を、0.0001〜20重量
%の範囲で配合することができるが、より好ましくは、
細胞毒性を効果的に抑制し、且つ、これら細胞微毒性物
質の毒性以外の機能を効果的に発揮させる、最適な配合
量が各細胞微毒性物質毎に個別に存在する理由から、パ
ラフェニレンジアミンでは0.01〜20重量%、メト
キシ桂皮酸オクチルでは0.01〜10重量%、ヒノキ
チオールでは0.0001〜5重量%の範囲でそれぞれ
配合されるのが最も好ましい。
【0012】尚、本発明の配合組成物では、前記細胞微
毒性物質のいずれも好ましく配合できるが、特にパラフ
ェニレンジアミンにホスホリルコリン類似基含有重合体
による細胞毒性緩和効果が顕著に認められる理由から、
パラフェニレンジアミンを本発明の配合組成物に配合す
るとき、本発明の細胞毒性緩和の特徴が最も効果的に発
揮されると結論することができ、このため、ホスホリル
コリン類似基含有重合体と共存させる細胞微毒性物質と
しては、パラフェニレンジアミンが最も好ましいといえ
る。
【0013】本発明に用いられる前記のホスホリルコリ
ン類似基含有重合体は、側鎖に次の式[I]で表される
基(PC基と略す。)を有する重合体(以下PC重合体
と略すこともある。)である。
【0014】
【化1】
【0015】{ただし、R1、R2、R3は、同一又は異
なる基であって、炭素数1〜8のアルキル基、R4は−
(CH2−CHR6O)m−(CH2−CHR6)−基(こ
こで、R6は水素原子、メチル基又はエチル基を示し、
mは0〜10の整数を示す)。R5は−(CH2)g−
(ここで、gは2〜10の整数である。)を示す。} 式[I]のR1、R2、R3の炭素数1〜8のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基、イソブ
チル基等が挙げられ、同一でも異なっていてもよい。入
手性の点等から、好ましくはメチル基である。
【0016】PC重合体は、例えば、式[I]で表され
る基を有する単量体(PC単量体と略す。)を単独重合
するか又は他の単量体と共重合して得ることができる。
PC単量体としては、分子中に重合性の二重結合と前記
式[I]で表される基を有していればよい。PC単量体
としては、例えば、下記の式[II]で示される単量体が
挙げられる。
【0017】
【化2】
【0018】(式中、Rl、R2及びR3は、同一又は異
なる基であって、炭素数1〜8のアルキル基、nは2〜
4の整数を示す。また、R7は水素原子又はメチル基を
示す。)
【0019】式[II]のPC単量体の具体例としては、
例えば、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2'
−(トリメチルアンモニオ)エチルホスフエート、3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル−2'−(トリメ
チルアンモニオ)エチルホスフエート、4−(メタ)ア
クリロイルオキシブチル2'−(トリメチルアンモニ
オ)エチルホスフエート、5−(メタ)アクリロイルオ
キシペンチル−2'−(トリメチルアンモニオ)エチル
ホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル
−2'−(トリエチルアンモニオ)エチルホスフエー
ト、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−2'−
(トリエチルアンモニオ)エチルホスフエート、4−
(メタ)アクリロイルオキシブチル2'−(トリエチル
アンモニオ)エチルホスフエート、5−(メタ)アクリ
ロイルオキシペンチル−2'−(トリエチルアンモニ
オ)エチルホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−2'−(トリプロピルアンモニオ)エチル
ホスフエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ル−2'−(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエ
ート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル2'−
(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエート、5−
(メタ)アクリロイルオキシペンチル−2'−(トリプ
ロピルアンモニオ)エチルホスフエート、2−(メタ)
アクリロイルオキシエチル−2'−(トリブチルアンモ
ニオ)エチルホスフエート、3−(メタ)アクリロイル
オキシプロピル−2'−(トリブチルアンモニオ)エチ
ルホスフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチ
ル2'−(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエー
ト、5−(メタ)アクリロイルオキシペンチル−2'−
(トリブチルアンモニオ)エチルホスフエート、2−
(メタ)アクリロイルオキシエチル−3'−(トリメチ
ルアンモニオ)プロピルホスフエート、2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチル−4'−(トリメチルアンモニ
オ)ブチルエチルホスフエート、2−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル−3'−(トリエチルアンモニオ)プ
ロピルホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−4'−(トリエチルアンモニオ)ブチルホスフ
エート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−3'
−(トリプロピルアンモニオ)プロピルホスフエート、
2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−4'−(トリ
プロピルアンモニオ)ブチルホスフエートが挙げられ
る。
【0020】さらに、2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−3’−(トリブチルアンモニオ)プロピルホス
フエート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−
4’−(トリブチルアンモニオ)ブチルホスフエート、
3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−3’−(ト
リメチルアンモニオ)プロピルホスフエート、3−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピル−4’−(トリメチル
アンモニオ)ブチルホスフエート、3−(メタ)アクリ
ロイルオキシプロピル−3’−(トリエチルアンモニ
オ)プロピルホスフエート、3−(メタ)アクリロイル
オキシプロピル−4’−(トリエチルアンモニオ)ブチ
ルホスフエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピル−3’−(トリプロピルアンモニオ)プロピルホス
フエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−
4’−(トリプロピルアンモニオ)ブチルホスフエー
ト、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−3’−
(トリブチルアンモニオ)プロピルホスフエート、3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル−4’−(トリブ
チルルアンモニオ)ブチルホスフエート、4−(メタ)
アクリロイルオキシブチル3’−(トリメチルアンモニ
オ)プロピルホスフエート、4−(メタ)アクリロイル
オキシブチル4’−(トリメチルアンモニオ)ブチルホ
スフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル
3’−(トリエチルアンモニオ)プロピルエチルホスフ
エート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル4’−
(トリエチルアンモニオ)ブチルホスフエート、4−
(メタ)アクリロイルオキシブチル3’−(トリプロピ
ルアンモニオ)プロピルホスフエート、4−(メタ)ア
クリロイルオキシブチル4’−(トリプロピルアンモニ
オ)ブチルホスフエート、4−(メタ)アクリロイルオ
キシブチル3’−(トリブチルアンモニオ)プロピルホ
スフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル
4’−(トリブチルアンモニオ)ブチルホスフエートが
挙げられる。
【0021】さらに、式[I]で示される基を1〜2個
有するマレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の単量体の
誘導体等を挙げることができる。前記PC単量体の中で
も、式[II]で表される単量体が好ましく、特に各種検討
されていて入手性等の点から前記式[II]のRl=R2
3がメチル基、R7がメチル基、nが2である2−メタ
クリロイルオキシエチル−2'−(トリメチルアンモニ
オ)エチルホスフエート(以下MPCと略すこともあ
る。)が好ましい。MPCは下記の[III]式で示され
る。
【0022】
【化3】
【0023】前記PC単量体は、1種を単独で重合に用
いてもよいし、2種以上を混合して重合に用いることも
できる。
【0024】また、PC重合体に用いる他の単量体とし
ては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、n−ド
デシル(メタ)アクリレート、シクロへキシル(メタ)
アクリレート、n−ステアリル(メタ)アクリレート、
イソステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メ
タ)アクリレート;3−{(メタ)アクリロイルオキシ
プロピル}トリメトキシシラン、3−{(メタ)アクリ
ロイルオキシプロピル}トリエートキシシラン、3−
{(メタ)アクリロイルオキシプロピル}トリプロピル
オキシシラン等のシリル基含有(メタ)アクリレート;
2−(ペルフルオロオクチル)エチル(メタ)アクリレ
ート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メ
タ)アクリレート、1H,1H,7H−ドデカフルオロ
へプチル(メタ)アクリレート、2,2,2−トリフル
オロ−1−トリフルオロメチルエチル(メタ)アクリレ
ート等のフッ素系(メタ)アクリレート;2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレ
ート;(メタ)アクリル酸アミド、N,N−ジメチル
(メタ)アクリル酸アミド等のアミド系単量体;(メ
タ)アクリル酸を挙げることができる。さらに他の単量
体として、例えば、スチレン、メチルスチレン、クロロ
メチルスチレン等の置換もしくは無置換のスチレン系単
量体;エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等
のビニルエーテル系単量体;酢酸ビニル等のビニルエス
テル系単量体;トリメトキシビニルシラン、トリエート
キシビニルシラン等のビニルシラン系単量体;エチレ
ン、プロピレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等の置換もしくは無置換の炭化水素系単量体;ジ
エチルフマレート、ジエチルマレート等の二塩基酸エス
テル系単量体;N−ビニルピロリドン等を挙げることが
できる。これらの単量体の内、より好ましくは、水酸基
含有(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)アクリレ
ート、スチレン系単量体、ビニルシラン系単量体が挙げ
られる。それらの中でも炭素数4〜18のアルキル基又
はヒドロキシアルキル基を有するメタクリル酸エステル
が特性上からより好ましい。
【0025】前記のPC重合体は、前記のPC単量体を
単独で、又は、PC単量体とその他の単量体との単量体
混合組成物を、公知の溶液重合、塊状重合、乳化重合、
懸濁重合等の方法を用いて製造することができる。ま
た、その重合の際に、重合系を、窒素、二酸化炭素、ヘ
リウム等の不活性ガスの雰囲気下、重合温度0〜100
℃、重合時間10分〜48時間の重合条件でラジカル重
合させる方法等が挙げられる。重合に際しては、通常の
ラジカル重合開始剤を用いることができる。
【0026】ラジカル重合開始剤としては、例えば、
2,2’−アゾビス(2−アミジノプロピル)二塩酸
塩、4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,
2’−アゾビス(2−(5−メチル−2−イミダゾリン
−2−イル)プロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス
イソブチルアミド二水和物、2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリル(AIBN)、過硫酸アンモニウム、過硫
酸カリウム、過酸化ベンゾイル、ジイソプロピルペルオ
キシジカーボネート、t−ブチルペルオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシピバレート、t
−ブチルペルオキシジイソブチレート、過酸化ラウロイ
ル、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、t−ブチルペルオキシネオデカノエート等が挙
げられる。これらのラジカル重合開始剤は、単独で用い
ても2種以上を混合して用いてもよい。また、前記重合
開始剤には各種レドックス系の促進剤を併用してもよ
い。重合開始剤の使用量は、単量体もしくは単量体組成
物100重量部に対して0.01〜5重量部が好まし
い。
【0027】前記のPC重合体は、重量平均分子量で5
000〜10000000が望ましい。使用目的に応じ
て重量平均分子量は種々調整することができるが、細胞
毒性緩和効果、配合組成物の保存安定性、使用感、扱い
易さ等を勘案した場合、好ましくは重量平均分子量で1
0000〜1000000である。また、重合体中にお
けるPC単量体と他の単量体に基づく構成単位のモル比
は5:95〜95:5が好ましい。さらに好ましくは3
0:70〜80:20である。PC単量体のモル比が5
%より少なくなるとPC重合体の溶解性が落ち、配合組
成物への配合がしにくくなるので好ましくない。またP
C単量体のモル比が95%より多くなると細胞毒性を緩
和する効果が少なくなるので好ましくない。この様にし
て得られる、PC重合体のより詳細な具体例としては、
例えば、MPCとブチルメタアクリレートの共重合体で
あって、MPCとブチルメタアクリレートのモル含量比
が8:2である、重量平均分子量が10000〜700
000程度の、MPC−ブチルメタアクリレート共重合
体などがより好ましく挙げられる。
【0028】また、配合組成物中へのPC重合体の配合
量は、用途にもよるが、0.001〜20重量%が好ま
しく、より好ましくは0.1〜5重量%である。0.0
01重量%未満では細胞毒性緩和効果を発現するのが困
難であり、20重量%を超えて配合しても配合組成物の
粘性が上昇するため調製が困難になるばかりではなく、
添加量の増加に見合う著しい効果の向上が期待できない
ので好ましくない。
【0029】本発明でいう配合組成物とは、パラフェニ
レンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチル及びヒノキチオ
ールの細胞微毒性物質からなる群より選ばれる一種また
は二種以上を0.0001〜20重量%と、ホスホリル
コリン類似基含有重合体0.001〜20重量%とを含
むことを特徴とする配合組成物である。この配合組成物
には、種々の製剤化に必要な原料を加えて医薬品、医薬
部外品及び化粧品などを含む皮膚外用剤、各種洗浄剤、
日用雑貨類など、動物や人体の皮膚をはじめ、眼粘膜や
口腔などと接触する用途の配合組成物とすることができ
る。動物としては、犬、猫等のペットや家畜が挙げられ
る。それらの細胞毒性を緩和した配合組成物の具体例と
しては、例えば、化粧水、パック化粧料、ベビークリー
ム、クレンジングクリーム、コンタクトレンズ洗浄剤、
点眼薬、育毛剤、生体用潤滑剤、入れ歯洗浄剤、歯磨き
粉など、日常的に使用される配合組成物が幅広く挙げら
れるが、特に、肌に長時間密着し細胞毒性が問題となり
やすい、医薬品、医薬部外品、化粧料などの配合組成物
に好ましく用いることができる。
【0030】前記の具体的な配合組成物を実際に調製す
るにあたっては、本発明の効果を損なわない範囲で、本
発明の配合組成物に含まれる必須成分のほかに、通常、
化粧品や医薬品等の皮膚外用組成物や各種洗浄剤、日用
雑貨類に用いられるほかの成分、例えば、油分、湿潤
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤、
保湿剤、香料、水、アルコール、増粘剤、溶剤、顔料、
染料等を必要に応じて適宜配合することができる。ま
た、本発明の配合組成物は、市販の添加剤などを自在に
添加して、目的に応じた好みの剤型とすることができ、
水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液系、溶剤
系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2層系、水
−油−粉末3層系等、いかなる剤型で提供されてもよ
い。
【0031】本発明の配合組成物の製造には、各種の製
造方法が可能であるが、例えば水溶液系であれば、上述
の細胞毒性が問題となる成分、PC重合体水溶液、精製
水を加温溶解し調製することができる。
【0032】本発明の細胞毒性緩和方法は、パラフェニ
レンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチル及びヒノキチオ
ールの細胞微毒性物質からなる群より選ばれる一種また
は二種以上を0.0001〜20重量%含む溶液に、ホ
スホリルコリン類似基含有重合体0.001〜20重量
%を添加することにより、細胞微毒性物質配合溶液の細
胞毒性を緩和することを特徴とする細胞毒性緩和方法で
ある。本発明の細胞毒性緩和方法に用いられる細胞微毒
性物質は、前記細胞微毒性物質と同様のものであり、ホ
スホリルコリン類似基含有重合体についても前記ホスホ
リルコリン類似基含有重合体と同様のものである。
【0033】本発明の細胞毒性緩和方法は、細胞微毒性
物質を0.0001〜20重量%含む溶液に、ホスホリ
ルコリン類似基含有重合体0.001〜20重量%を添
加することにより行うことができる。このとき、細胞微
毒性物質は、それを溶解可能な液体中に存在させてお
き、更にホスホリルコリン類似基含有重合体を前記液体
中に添加することで、皮膚に接触する使用時において細
胞微毒性物質を含む溶液の細胞毒性を緩和することがで
きる。
【0034】前記液体としては、細胞微毒性物質、及び
ホスホリルコリン類似基含有重合体を共に溶解させるこ
とのできる溶液で、それ自身、細胞毒性を持たないもの
であればいかなるものであってもよいが、好ましくは、
緩衝液や生理食塩水などの水溶液が好ましく用いられ
る。
【0035】本発明の細胞毒性緩和方法によって、例え
ば細胞微毒性物質を配合した、化粧水、パック化粧料、
ベビークリーム、クレンジングクリーム、コンタクトレ
ンズ洗浄剤、点眼薬、育毛剤、生体用潤滑剤、入れ歯洗
浄剤、歯磨き粉など、医薬品、医薬部外品及び化粧品な
どを含む皮膚外用剤、各種洗浄剤、日用雑貨類など、皮
膚をはじめ人体と接触する各用途の製剤に、ホスホリル
コリン類似基含有重合体を添加することにより、上記配
合組成物の細胞毒性を緩和することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の配合組成物は、前記の細胞微毒
性物質とホスホリルコリン類似基含有重合体を含むこと
を特徴とするので、特定の細胞微毒性物質の細胞毒性を
緩和した安全性の高い配合組成物とすることができる。
また、本発明の細胞毒性緩和方法は、前記細胞微毒性物
質とホスホリルコリン類似基含有体を共存させるだけの
簡単な方法で、特定の細胞微毒性物質の細胞毒性を緩和
する細胞毒性緩和方法である。
【0037】
【実施例】具体例に基づき本発明をさらに詳しく説明す
る。本発明で用いたゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー(GPC)による重量平均分子量測定法、細胞毒
性試験法について記す。 1.GPCによる重量平均分子量測定法 ポリエチレングリコール(PEG;ポリマー・ラボラト
リー社製)を標準試料として、次の条件で重量平均分子
量の測定を行った。 カラム;G3000PWXL及びG6000PWXL
(共に東ソー社製)を直列に配列、 溶離溶媒;20mMリン酸バッファー(pH7.4)、 標準物質;ポリエチレングリコール(PEG;ポリマー
・ラボラトリー社製)、 検出器;視差屈折計RI−8020(東ソー社製)、 重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)及び分
子量分布(Mw/Mn)の計算;インテグレーター内蔵
分子量計算プログラム(東ソー社製、SC−8020用
GPCプログラム)、 流速;0.5mL/分、 試料溶液使用量;10μL、 カラム温度;45℃。
【0038】2.細胞毒性試験 予め、10%牛胎児血清を添加したDulbecco’
s ModifiedEagle Medium(D−
MEM FCS+)にて前培養したSIRC細胞(ウサ
ギ角膜由来細胞)を96穴プレートに1穴あたり200
00個を添加する。24時間後にD−MEM FCS+
に溶解した細胞毒性を持つ被験物質(0.05ml)及
び細胞毒性緩和剤(0.05ml)を添加し、さらに2
4時間培養を継続する。培地を除去後、50μg/ml
のニュートラルレッド溶液を添加して3時間培養を継続
し、生細胞にニュートラルレッドを取り込ませる。リン
酸緩衝生理食塩水で洗浄後、0.01mlの50%エタ
ノール−1%酢酸水溶液で生細胞に取り込まれたニュー
トラルレッドを溶解し、550nmの吸収を測定するこ
とにより細胞毒性を評価する。細胞毒性物質を無添加の
550nmの吸収を細胞生存率100%として、細胞毒
性緩和効果の判定は以下の基準に従った。 (細胞毒性の評価基準) ◎:細胞生存率80%以上、 ○:細胞生存率60%以上、80%未満、 △:細胞生存率40%以上、60%未満、 ×:細胞生存率40%以下。
【0039】合成例1 PC重合体の製造 MPC23.80g(80mmol)とブチルメタアク
リレート2.82g(20mmol)をガラス製重合管
に秤量し、重合開始剤として、2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル0.82gを加え、エタノール100m
lに溶解した。溶液中にアルゴンガスを5分間吹き込ん
だ後、重合管を溶封し、60℃で6時間重合反応を行っ
た。反応終了後、反応混合物をエーテル中に滴下し、沈
殿した重合体をろ別し、未反応のモノマーを除去した。
その後、減圧乾燥して、PC重合体18.10gを得
た。前記の方法で、GPC分析した結果、重量平均分子
量は58300であった。
【0040】実施例1 細胞毒性を示す被験物質としてパラフェニレンジアミン
(和光純薬工業(株)製 0.02%の濃度になるよ
う、D−MEM FCS+溶液に溶解して使用した。)
を用い、更に細胞毒性緩和剤として各種濃度(0%、
0.01%、0.1%、2%、5%の各濃度になるよう
に、D−MEM FCS+溶液に溶解した。)のPC重
合体(合成例1で合成したもの。)を用いて、前記の細
胞毒性試験手順に従い、細胞毒性緩和効果について評価
した。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】実施例2 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりにメト
キシ桂皮酸オクチル(和光純薬工業(株)製 0.1%
の濃度になるよう、D−MEM FCS+溶液に溶解し
て使用した。)を用いた以外は、全て実施例1と同様に
行い評価した。結果を表1に示す。
【0043】実施例3 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりにヒノ
キチオール(和光純薬工業(株)製 0.02%の濃度
になるよう、D−MEM FCS+溶液に溶解して使用
した。)を用いた以外は、全て実施例1と同様に行い評
価した。結果を表1に示す。
【0044】比較例1 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりにフェ
ノキシエタノール(和光純薬工業(株)製 0.5%の
濃度になるよう、D−MEM FCS+溶液に溶解して
使用した。)を用いた以外は、全て実施例1と同様に行
い評価した。結果を表1に示す。
【0045】比較例2 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりに過酸
化水素(和光純薬工業(株)製 0.0004%の濃度
になるよう、D−MEM FCS+溶液に溶解して使用
した。)を用いた以外は、全て実施例1と同様に行い評
価した。結果を表1に示す。
【0046】比較例3 細胞毒性を示す被験物質としてパラフェニレンジアミン
(和光純薬工業(株)製 0.02%の濃度になるよ
う、D−MEM FCS+溶液に溶解して使用した。)
を用い、更に細胞毒性緩和剤として各種濃度(1%、2
%、5%の各濃度になるよう、D−MEM FCS+溶
液に溶解して使用した。)のヒアルロン酸ナトリウム
(和光純薬工業(株)製)、ポリビニルアルコール(和
光純薬工業(株)製 平均重合度1500)を用いて、
前記の細胞毒性試験手順に従い、細胞毒性緩和効果につ
いて評価した。結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】比較例4 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりにメト
キシ桂皮酸オクチル(和光純薬工業(株)製 0.1%
の濃度になるよう、D−MEM FCS+溶液に溶解し
て使用した。)を用いた以外は、全て比較例3と同様に
行い評価した。結果を表2に示す。
【0049】比較例5 被験物質としてパラフェニレンジアミンのかわりにヒノ
キチオール(和光純薬工業(株)製 0.02%の濃度
になるよう、D−MEM FCS+溶液溶液に溶解して
使用した。)を用いた以外は、全て比較例3と同様に行
い評価した。結果を表2に示す。
【0050】以上、実施例1〜3のようにPC重合体を
添加した場合、パラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮
酸オクチル、ヒノキチオールの細胞毒性を低減させるこ
とがわかった。しかしこれらの効果は、比較例1のフェ
ノキシエタノールや比較例2の過酸化水素には認められ
なかった。また、これらの効果は、比較例3〜5のヒア
ルロン酸ナトリウムやポリビニルアルコールなどの他の
水溶性高分子には認められず、本発明のようにPC重合
体とパラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮酸オクチ
ル、ヒノキチオールの組み合わせに特異的な効果であっ
た。
【0051】これらの結果から、本発明の細胞毒性緩和
剤としてホスホリルコリン類似基含有重合体を配合した
配合組成物は、細胞毒性が低減され大変安全な配合組成
物であることがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/08 A61K 9/08 31/122 31/122 31/136 31/136 31/216 31/216 47/34 47/34 A61P 27/02 A61P 27/02 C08K 5/101 C08K 5/101 5/17 5/17 (72)発明者 榊 郁子 茨城県つくば市梅園2−15−5 (72)発明者 首藤 健志郎 茨城県つくば市花畑3−7−1 (72)発明者 鈴木 憲 茨城県つくば市吾妻1−4−3 Fターム(参考) 4C076 AA12 BB24 CC10 DD63 FF67 4C083 AC351 AC352 AC551 AC552 AD551 AD552 AD571 AD572 CC01 CC41 CC42 DD23 DD27 EE32 4C206 AA01 AA02 CB23 DB20 DB43 FA31 ZA33 ZA67 4J002 BG041 BG051 EH126 EN076 GB00 GB01 GB04 GC00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮酸
    オクチル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質からなる
    群より選ばれる一種または二種以上を0.0001〜2
    0重量%含み、ホスホリルコリン類似基含有重合体を
    0.001〜20重量%含む配合組成物。
  2. 【請求項2】パラフェニレンジアミン、メトキシ桂皮酸
    オクチル及びヒノキチオールの細胞微毒性物質からなる
    群より選ばれる一種または二種以上を0.0001〜2
    0重量%含む溶液の細胞毒性を、ホスホリルコリン類似
    基含有重合体を0.001〜20重量%添加することに
    より緩和する細胞毒性緩和方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017061418A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日油株式会社 口腔用組成物

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