JP2003319671A - 充放電制御回路 - Google Patents

充放電制御回路

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JP2003319671A JP2002123185A JP2002123185A JP2003319671A JP 2003319671 A JP2003319671 A JP 2003319671A JP 2002123185 A JP2002123185 A JP 2002123185A JP 2002123185 A JP2002123185 A JP 2002123185A JP 2003319671 A JP2003319671 A JP 2003319671A
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Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源安定化用のコンデンサへの突入電流を制
限でき、かつ、無駄な電力の消費を防止する。 【解決手段】 電源46とコンデンサCを接続する電源
線42にリレーL1を挿入する。リレーL1には、抵抗
R1を介してアース線44を接続する。リレーL1をバ
イパスするバイパス線43には、抵抗R2とリレーL2
を直列に接続する。電源46から電力供給が開始される
ときは、まずリレーL2をオンする。これにより、コン
デンサCには抵抗R1と抵抗R2により分圧された電圧
が印可される。次に、リレーL1をオンし、コンデンサ
Cに電源46の電圧をそのまま印可する。この際、抵抗
R1に電流が流れないため、無駄な電力の消費が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電動機駆動回路
に供給される電源を安定化するためのコンデンサへの充
電と放電を制御する充放電制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】 自動車等の車両には、電動機(典型的
にはモータ)が組み込まれた装置(例えば、パワーステ
アリング装置)が装備される。この種の装置では、電動
機を駆動するための電動機駆動回路を備える。電動機駆
動回路は、電源から電力の供給を受け、電動機電流を電
動機に供給する。この種の装置では、短時間に大きな電
動機電流を電動機に供給したい場合がある。そこで、電
源と電動機駆動回路とを接続する電源線とアース線にコ
ンデンサの両端を接続し、コンデンサに蓄えた電力によ
り短時間の大電力供給に備えることが行われる。この電
源安定化用のコンデンサへの充電と放電を制御する充放
電制御回路の従来例を図5,図6を参照して説明する。
【0003】図5に示す充放電制御回路では、電源と電
動機駆動回路を接続する電源線50とアース線52に電
源安定化用のコンデンサCが接続される。電源とコンデ
ンサCを接続する電源線50には、リレーL1が挿入さ
れる。リレーL1の電源側の電源線50aとコンデンサ
側の電源線50bは、バイパス線54により接続され
る。バイパス線54には、リレーL2と抵抗R1が挿入
されている。バイパス線54とコンデンサ側の電源線5
0bとの接続点(図中A点)とコンデンサCとの間には
抵抗R2が接続されている。電源から電動機駆動回路に
電力の供給を開始するときは、まず、リレーL2のみを
オン(接点を閉じる)する。これにより、コンデンサC
には抵抗R1と抵抗R2で分圧された電圧が印可され
る。このため、充電開始時のコンデンサCへの突入電流
が抑制される。分圧された電圧によってコンデンサCへ
の充電が完了すると、次にリレーL1をオンする。この
ため、コンデンサCの両端に電源電圧Vinが印可され、
コンデンサCが更に充電される。リレーL1がオンされ
た後は、リレーL2をオフ(接点を開く)する。一方、
電動機駆動回路による電動機の駆動を停止する場合は、
リレーL1がオフされる。これにより、電源から電動機
駆動回路への電力の供給が停止する。コンデンサCに蓄
えられている電力は、抵抗R2により放電される。
【0004】図6に示す充放電制御回路では、電源とコ
ンデンサCを接続する電源線56にリレーL1が挿入さ
れる。リレーL1には、抵抗R1の一端が接続される。
抵抗R1の他端はアース線58に接続される。リレーL
1は、オン状態では電源側の電源線56aとコンデンサ
側の電源線56bを接続し、オフ状態ではコンデンサ側
の電源線56bと抵抗R1を接続する。電源から電動機
駆動回路に電力の供給を開始するときは、リレーL1を
オンする。これにより、コンデンサCの両端には電源電
圧Vinが印可され、コンデンサCに充電が開始される。
一方、電動機駆動回路による電動機の駆動を停止する場
合は、リレーL1をオフする。これにより、電源から電
動機駆動回路への電力の供給が停止する。コンデンサC
に蓄えられている電力は、抵抗R1により放電される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 図5に示す従来技術
では、抵抗R2が電源線50とアース線52に直接接続
される。このため、充電開始時のコンデンサCへの突入
電流は抑制できるものの、電源から電動機駆動回路に電
力を供給している間、抵抗R2で電力が消費され続ける
という問題がある。一方、図6に示す従来技術では、抵
抗R1がリレーL1を介して電源線56に接続される。
このため、電源から電動機駆動回路に電力が供給される
間、抵抗R1で電力が消費されることはない。しかしな
がら、図6に示す従来技術では、電源から電動機駆動回
路に電力供給を開始するとき、コンデンサCに電源電圧
がそのまま印可される。このため、充電開始時のコンデ
ンサCへの突入電流が大きくなり、リレーL1の溶着や
損傷といった問題が生じることとなる。
【0006】本発明は、上述した実情に鑑みなされたも
のであり、その目的は、充電開始時のコンデンサへの突
入電流を制限でき、かつ、電動機駆動回路の動作中には
無駄な電力が消費されない充放電制御回路を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用と効果】 上記課題
を解決するために創作された本願発明は、電源と電動機
駆動回路を接続する電源線とアース線に両端が接続され
たコンデンサの充電と放電を制御する回路であって、2
個の抵抗(第1抵抗,第2抵抗)と、2個のリレー(第
1リレー,第2リレー)と、バイパス線を備える。第1
リレーは、電源とコンデンサを接続する電源線に挿入さ
れる。第1抵抗は、第1リレーに一端が接続され、他端
がアース線に接続される。バイパス線は、第1リレーを
バイパスして第1リレーの電源側の電源線とコンデンサ
側の電源線を接続する。このバイパス線には、第2抵抗
と、第2リレーが挿入される。第1リレーは、オン状態
では電源側の電源線とコンデンサ側の電源線を接続し、
オフ状態ではコンデンサ側の電源線と第1抵抗とを接続
する。第2リレーは、オン状態ではバイパス線を通電可
能とし、オフ状態ではバイパス線を通電不能とする。そ
して、電源から電動機駆動回路に電力供給が開始される
ときは、第2リレーがオン状態とされ、第2リレーがオ
ン状態とされてから所定時間経過後に第1リレーがオン
状態とされる。コンデンサから放電するときは、第1リ
レーと第2リレーがともにオフ状態とされる。
【0008】上記充放電制御回路において電源から電動
機駆動回路に電力供給が開始されるときは、まず、第2
リレーのみがオンされ、第1リレーはオフ状態のままで
ある。このため、バイパス線が通電可能で、かつ、第1
リレーのコンデンサ側の電源線と第1抵抗が接続された
状態となる。したがって、コンデンサには第1抵抗と第
2抵抗で分圧された電圧が印可され、充電開始時の突入
電流が制限される。第1抵抗と第2抵抗で分圧された電
圧による充電が完了すると、第1リレーがオンされる。
このため、第1リレーの電源側の電源線とコンデンサ側
の電源線が接続され、コンデンサ側の電源線と第1抵抗
が接続されない状態となる。したがって、コンデンサに
電源電圧が直接印可されて充電が行われ、その際、第1
抵抗には電力が供給されない。このため、無駄な電力の
消費が防止される。電源から電動機駆動回路への電力供
給を終了しコンデンサに蓄えた電力を放電する場合は、
第1リレーと第2リレーがともにオフ状態とされ、コン
デンサに蓄えられた電力が第1抵抗で消費される。
【0009】上記充放電制御回路は、電力供給開始時の
第1リレーと第2リレーの各操作によって、コンデンサ
に印可される電圧が2段階に変化する。すなわち、2個
のリレーの2回の操作により電圧が2段階に変化する。
このため、コンデンサに印可される電圧を監視すること
によって、第1リレーと第2リレーの異常を発見するこ
とが可能となる。
【0010】具体的には、電動機駆動回路への電力供給
前は第1リレー及び第2リレーがともにオフ状態となっ
ている。このため、第1リレーと第2リレーが正常(リ
レー接点の溶着なし)であれば、コンデンサに印可され
る電圧は0Vとなる。逆に、電動機駆動回路への電力供
給前にコンデンサに印可される電圧が0Vでなければ、
第1リレー又は第2リレーが溶着していると判断するこ
とができる。したがって、上記充放電制御回路は、コン
デンサに印可される電圧を検出する電圧検出回路と、電
動機駆動回路への電力供給開始前に電圧検出回路で検出
される電圧が0Vでないとき、第1リレー又は第2リレ
ーがオン状態で溶着していることを報知する第1報知手
段がさらに付加されていることが好ましい。この際、電
力供給開始前に検出された電圧が第1抵抗と第2抵抗で
分圧された電圧である場合は、第2リレーに溶着が生じ
ていると判断することができる。また、検出された電圧
が電源電圧である場合は、第1リレーに溶着が生じてい
ると判断することができる(第2リレーに溶着が生じて
いるか否かは別途確認することとなる)。
【0011】次に、電動機駆動回路に電力供給を開始す
るため第2リレーをオン操作すると、第2リレーが正常
であればコンデンサには第1抵抗と第2抵抗で分圧され
た電圧が印加される。逆に、コンデンサに印加される電
圧が0Vであれば、第2リレーは断線していると判断す
ることができる。したがって、上記充放電制御回路で
は、第2リレーがオン操作された後で、かつ、第1リレ
ーがオン操作される前に、電圧検出回路で検出される電
圧が0Vのとき、第2リレーが断線していることを報知
する第2報知手段がさらに付加されていることが好まし
い。
【0012】そして、第1リレーをオン操作すると、第
1リレーが正常であればコンデンサに印加される電圧は
電源電圧に等しくなる。逆に、コンデンサに印加される
電圧が電源電圧に等しくないときは、第1リレーがオフ
状態で溶着していると判断することができる。したがっ
て、上記充放電制御回路では、第1リレーのオン操作後
の電圧が電源電圧とならないとき、第1リレーがオフ状
態で溶着していることを報知する第3報知手段がさらに
付加されていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。本実施形態は、電動式パ
ワーステアリング装置のモータ駆動回路用の充放電制御
回路である。まず、パワーステアリング装置の概略構成
について図3を参照して説明する。図3に、電動式パワ
ーステアリング装置の概略構成を示す。電動式パワース
テアリング装置では、一端にハンドル10が固定された
入力軸12を備える。入力軸12の他端には、トルク検
出装置22を介して、出力軸14の一端が連結される。
トルク検出装置22は、入力軸12に作用しているトル
クを検出する装置である。出力軸14の他端には、ラッ
ク&ピニオン機構のラック軸16が噛合している。ラッ
ク軸16の両端は、車輪20の方向を転舵させる機構に
連結されている。ラック軸16には、ラック軸16を横
方向にスライドさせるモータ18が装着される。モータ
18は、ECU(電子制御装置)24に接続される。ト
ルク検出装置22と図示省略した車速センサもECU2
4に接続されている。ECU24は、モータ18にモー
タ駆動信号を出力するモータ駆動回路と、このモータ駆
動回路を制御するCPUを有する。
【0014】この電動式パワーステアリング装置では、
ハンドル10を回転させると、入力軸12が回転する。
入力軸12が回転すると、出力軸14が回転する。出力
軸14が回転すると、ラック軸16が横方向(車両幅方
向)にスライドする。ラック軸16がスライドすると車
輪20が向きを変える。ECU24のCPUは、トルク
検出装置22で検出されたトルクと、車速センサで検出
された車両速度からモータ18で発生させるアシストト
ルクを算出する。算出されたアシストトルクは、モータ
18によりラック軸16に加えられる。すなわち、EC
U24のCPUはモータ駆動回路に適切なモータ駆動信
号を出力する。モータ駆動信号が出力されると、モータ
18が回転してラック軸16が横方向にスライドする。
このため、ハンドル10の操舵力が軽減される。
【0015】次に、上記ECU24と電源とを接続する
回路について説明する。図4は、電源とECU24を接
続する回路の構成を模式的に示している。図4に示すよ
うに、電源46とECU24は電源線42とアース線4
4によって接続される。電源46とECU24の間に
は、プリチャージ/放電回路40が挿入されている。こ
のプリチャージ/放電回路40について図1を参照して
詳細に説明する。
【0016】図1は、プリチャージ/放電回路40の回
路図を示している。図1に示すように、電源線42とア
ース線44には電源安定化用のコンデンサCが接続され
ている。電源46とコンデンサCを接続する電源線50
には、メインリレーL1が挿入される。メインリレーL
1には抵抗R1の一端が接続される。抵抗R1の他端は
アース線44に接続されている。メインリレーL1は、
オン状態では電源側の電源線42aとコンデンサ側の電
源線42bを接続し、オフ状態ではコンデンサ側の電源
線42bと抵抗R1を接続する。メインリレーL1の電
源側の電源線42aとコンデンサ側の電源線42bは、
バイパス線43により接続される。バイパス線43に
は、プリチャージリレーL2と抵抗R2が直列に挿入さ
れている。プリチャージリレーL2は、オン状態ではバ
イパス線43を通電可能(リレー接点を閉じる)とし、
オフ状態ではバイパス線を通電不能(リレー接点を開
く)とする。上記メインリレーL1とプリチャージリレ
ーL2はCPU28に接続される。CPU28は、メイ
ンリレーL1とプリチャージリレーL2のオン−オフを
制御する。CPU28には、コンデンサ32に印可され
る電圧を検出する電圧検出回路32と、メインリレーL
1とプリチャージリレーL2の異常を報知する表示器3
0が接続されている。本実施形態のCPU28はECU
24内に収容され、電源線42とは異なる電源線(図示
省略)によって電源46から電力の供給を受けている。
なお、CPU28は、電源46とは異なる電源から電力
の供給を受けて動作するものであっても良い。
【0017】次に、上述したプリチャージ/放電回路4
0の作用を図2を参照して説明する。図2は、メインリ
レーL1とプリチャージリレーL2が正常な状態でイグ
ニッションオンされたときのコンデンサCに印可される
電圧の時間的な変化を示している。図2に示すように、
ドライバによりイグニッションがオンされると、まず、
CPU28に電源46から電力供給が開始される。CP
U28に印加される電圧がCPU28の動作開始電圧と
なると、CPU28は、まず、電圧検出回路32で検出
される電圧が0Vか否かを確認する。検出される電圧が
0Vであれば、メインリレーL1とプリチャージリレー
L2がオフ状態であるので正常と判断される。逆に、検
出される電圧が0Vでないと、メインリレーL1又はプ
リチャージリレーL2がオン状態で溶着しているので、
その旨を表示器30に表示する。
【0018】次に、CPU28はプリチャージリレーL
2をオンする。プリチャージリレーL2をオンするとバ
イパス線43が通電可能となり、コンデンサCに充電が
開始される。この際、メインリレーL1によりコンデン
サ側の電源線42bと抵抗R1が接続されるため、コン
デンサCには抵抗R1と抵抗R2で分圧された電圧が印
可される。このため、突入電流が低く抑えられ、メイン
リレーL1,プリチャージリレーL2の溶着や損傷(磨
耗)を防止することができる。
【0019】プリチャージリレーL2をオンしてから所
定時間が経過すると、CPU28は電圧検出回路32で
検出される電圧が電源電圧を抵抗R1と抵抗R2で分圧
した値となっているかを判断する。検出された電圧が分
圧した値となる場合は、プリチャージリレーL2は正常
に動作していると判断される。逆に、検出された電圧が
0Vとなるときは、プリチャージリレーL2が正常に動
作しない(すなわち、プリチャージリレーL2が断線し
ている)と判断し、その旨を表示器30に表示する。
【0020】プリチャージリレーL2が正常に動作して
いるか否かを確認してからさらに所定時間経過すると、
CPU28はメインリレーL1をオンする。メインリレ
ーL1がオンされるとコンデンサCの両端に電源電圧V
inが印可され、コンデンサCは更に充電される。メイン
リレーL1をオンしてから所定時間が経過すると、CP
U28は電圧検出回路32で検出される電圧が電源電圧
Vinとなっているかを判断する。検出された電圧が電源
電圧Vinとなるときは、メインリレーL1は正常に動作
していると判断される。逆に、検出された電圧が電源電
圧Vinとならないとき、メインリレーL1がオフ状態で
溶着していると判断し、その旨を表示器30に表示す
る。
【0021】メインリレーL1の動作確認が終わると、
CPU28はプリチャージリレーL2をオフする。以
後、ECU24は通常の動作を開始する。ECU24が
通常に動作するときは、抵抗R1が電源線42に接続さ
れていないため抵抗R1で無駄な電力が消費されること
はない。
【0022】なお、イグニッションがオフされると、C
PU28はメインリレーL1をオフする。メインリレー
L1がオフされると、コンデンサCに蓄えられた電力が
抵抗R1により消費される。このため、電圧検出回路3
2で検出される電圧は、図2に示すように徐々に低下
し、最終的には0Vとなる。
【0023】上述した説明から明らかなように、本実施
形態では、電源46からの電力供給開始時におけるコン
デンサCへの突入電流が低く抑えられるため、メインリ
レーL1,プリチャージリレーL2の溶着や損傷が防止
される。また、コンデンサCへの充電が終了し通常動作
に移行した後は、放電用の抵抗R1に電流が流れないた
め無駄な電力消費が防止される。また、コンデンサCに
印可される電圧を監視することで、リレーL1,L2の
異常が発見される。さらに、メインリレーL1に放電用
の抵抗R1を接続することで、放電専用のリレーが設け
られていない。
【0024】以上、本発明の好適な一実施形態について
詳細に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実
施することができる。また、本明細書または図面に説明
した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによ
って技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項
記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本
明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に
達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成する
こと自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るプリチャージ/放電回路の
構成を示す回路図。
【図2】 本実施形態に係るプリチャージ/放電回路に
おいて、イグニッションオンからの経過時間を横軸、コ
ンデンサの電圧を縦軸としたグラフを示す図。
【図3】 パワーステアリング装置の概略構成を模式的
に示す図。
【図4】 パワーステアリング装置のECUと電源とを
接続する回路を模式的に示す図。
【図5】 従来の充放電制御回路の一例を示す回路図。
【図6】 従来の充放電制御回路の他の例を示す回路
図。
【符号の説明】
10・・ハンドル 12・・入力軸 14・・出力軸 16・・ラック軸 18・・モータ 20・・車輪 24・・ECU(電子制御装置) 28・・CPU 30・・表示器 32・・電圧検出回路 42・・電源線 43・・バイパス線 44・・アース線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と電動機駆動回路を接続する電源線
    とアース線に両端が接続されたコンデンサの充電と放電
    を制御する回路であり、 電源とコンデンサを接続する電源線に挿入される第1リ
    レーと、 第1リレーに一端が接続され、他端がアース線に接続さ
    れる第1抵抗と、 第1リレーをバイパスして第1リレーの電源側の電源線
    とコンデンサ側の電源線を接続するバイパス線と、 バイパス線に挿入される第2抵抗と、 バイパス線に挿入される第2リレーとを備え、 第1リレーは、オン状態では電源側の電源線とコンデン
    サ側の電源線を接続し、オフ状態ではコンデンサ側の電
    源線と第1抵抗とを接続し、 第2リレーは、オン状態ではバイパス線を通電可能と
    し、オフ状態ではバイパス線を通電不能とし、 電源から電動機駆動回路に電力供給が開始されるとき
    は、第2リレーがオン状態とされ、第2リレーがオン状
    態とされてから所定時間経過後に第1リレーがオン状態
    とされ、 コンデンサから放電するときは、第1リレーと第2リレ
    ーがともにオフ状態とされることを特徴とする充放電制
    御回路。
  2. 【請求項2】 コンデンサに印可される電圧を検出する
    電圧検出回路と、電動機駆動回路への電力供給開始前に
    電圧検出回路で検出される電圧が0Vでないとき、第1
    リレー又は第2リレーがオン状態で溶着していることを
    報知する第1報知手段がさらに付加されている請求項1
    に記載の充放電制御回路。
  3. 【請求項3】 第2リレーがオン操作された後で、か
    つ、第1リレーがオン操作される前に、電圧検出回路で
    検出される電圧が0Vのとき、第2リレーが断線してい
    ることを報知する第2報知手段がさらに付加されている
    請求項1に記載の充放電制御回路。
  4. 【請求項4】 第1リレーのオン操作後の電圧が電源電
    圧とならないとき、第1リレーがオフ状態で溶着してい
    ることを報知する第3報知手段がさらに付加されている
    請求項1に記載の充放電制御回路。
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