JP2003317449A - 再生装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱可能なメモリカードに記録した第２音楽
データを、ハードディスクに記憶した第１音楽データと
一連に再生処理できる再生装置を提供する。 【解決手段】 ハードディスク２ａに記憶された第１音
楽データをリストアップするプレイリストデータの終端
に、空き領域を形成する。着脱可能に接続したメモリカ
ード１５に記憶された第２音楽データを順次検索し、第
２音楽データの固有の情報のファイル名を空き領域に順
次リストアップしてプレイリストデータに連結する。プ
レイリストデータの第１音楽データの固有の情報および
このプレイリストデータに順次連結された第２音楽デー
タの固有の情報に基づいて、異なるメディアとしても順
次音楽データを一連に再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、記憶手段に記憶さ
れた第１再生データとともに着脱可能な外部記録媒体に
記録された第２再生データを再生する再生装置、その方
法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録し
た記録媒体に関する。

【０００２】

【背景技術】近年、音質をほとんど劣化させずに音楽デ
ータなどのデータを圧縮して記録媒体に記録させること
により、限られた記録領域により多くのデータを記録可
能としたデータ圧縮方法が知られている。このデータの
圧縮方法としては、例えば、ＭＰ３（MPEG(Moving Pict
ure Experts Group) Audio Layer-3）方式が採用されて
いる。このＭＰ３方式により、例えばメモリーカードな
どの限られた記録領域でも音楽データが記録可能とな
り、この音楽データを記録したメモリーカードを装着す
ることにより音楽データを再生する携帯用の再生装置も
知られている。

【０００３】一方、記録領域が大きくかつ記録された情
報の読み出しや書き込み速度が速い記憶手段として、ハ
ードディスクが知られている。このことにより、ハード
ティスクに数多くの音楽データを記憶させ、このハード
ディスクに記録された音楽データを読み取って再生する
利用形態も考えられている。

【０００４】しかしながら、近年では音楽データを記録
できるメディアが多岐にわたり、各メディアから音楽デ
ータを再生させる場合には、１つのメディアから音楽デ
ータを再生させた後に、次のメディアに記録された音楽
データを再生させるためには、次のメディアにソースを
切り替える操作が必要となり、取扱が煩雑となる。

【０００５】また、車載用の再生装置では、運転中に操
作が強いられないように、音楽データの再生時には記録
させた音楽データの全てが順次再生される、いわゆるミ
ュージックサーバ機能が設けられている。このミュージ
ックサーバ機能を利用して、例えば外部記録メディアに
記録された音楽データもソース切替操作を行うことなく
再生させることが考えられる。

【０００６】しかしながら、外部記録メディアに記録さ
れた音楽データを一旦ハードディスクに記憶させるな
ど、１つのソースにまとめる必要があり、利便性に乏し
い。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、異な
るメディアにそれぞれ格納されたデータを再生させるた
めには、ソースの切替操作が必要となったり、１つのメ
ディアにデータをまとめる作業が必要となり、煩雑で利
便性に乏しい問題がある。

【０００８】本発明は、このような問題点に鑑みて、着
脱可能に接続される記録媒体に記録される第２再生デー
タを、記憶手段に記憶された第１再生データに連続して
再生処理できる再生装置、その方法、そのプログラム、
および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供する
ことを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
第１再生データ、および、この第１再生データの固有の
情報である第１再生項目データをリストアップした再生
リストデータを記憶した記憶手段と、この記憶手段に記
憶された前記第１再生データを読み取って再生する第１
再生手段と、前記第２再生データ、および、この第２再
生データの固有の情報である第２再生項目データを記録
した外部記録媒体が着脱可能に装着され、前記第２再生
データを読み取って再生する第２再生手段と、前記外部
記録媒体が装着された際、前記再生リストデータの終端
に前記第２再生項目データを連続したデータとして連結
する処理をし、この連結処理された第１再生項目データ
および第２再生項目データに基づき前記第１再生データ
および前記第２再生データを一連に再生処理する制御手
段と、を具備したことを特徴とした再生装置である。

【００１０】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の再生装置において、制御手段は、外部記録媒体に記録
された第２再生データのうちの所定の第２再生データを
検索するとともに、この検索された前記第２再生データ
に対する第２再生項目データを記憶手段に記憶させ、こ
の記憶された第２再生項目データを前記再生リストデー
タにおける末尾の第１再生項目データの次から順次連続
したデータとして連結する処理をすることを特徴とす
る。

【００１１】請求項３に記載の発明は、請求項１に記載
の発明の再生装置を、再生方法に展開したもので、記憶
手段に記憶された第１再生データを、この第１再生デー
タの固有の情報である第１再生項目データをリストアッ
プした再生リストデータに基づいて再生する再生方法で
あって、第２再生データおよびこの第２再生データの固
有の情報である第２再生項目データが記録され、着脱可
能な外部記録媒体の装着を認識することにより、前記記
憶手段に記憶された再生リストデータの終端に前記第２
再生項目データを連続したデータとして連結する処理を
し、この連結処理された第１再生項目データおよび第２
再生項目データに基づき前記第１再生データおよび前記
第２再生データを一連に再生処理することを特徴とす
る。

【００１２】請求項４に記載の発明は、請求項３に記載
の再生方法において、請求項２に記載の発明の再生装置
に対応する再生方法で、連結処理は、外部記録媒体に記
録された第２再生データのうちの所定の第２再生データ
を検索するとともに、この検索された前記第２再生デー
タに対する第２再生項目データを記憶手段に記憶させ、
この記憶された第２再生項目データを前記再生リストデ
ータにおける末尾の第１再生項目データの次から順次連
続してデータとして連結する処理であることを特徴とす
る。

【００１３】請求項５に記載の発明は、請求項３または
４に記載の再生方法をコンピュータに実行させることを
特徴としたプログラムである。

【００１４】請求項６に記載の発明は、請求項５に記載
のプログラムがコンピュータにて読取可能に記録された
ことを特徴としたプログラムを記録した記録媒体であ
る。

【００１５】なお、請求項５に記載の発明および請求項
６に記載の発明において、コンピュータは、１つに限ら
ず、例えば複数のコンピュータをネットワーク状に組み
合わせた構成や、マイクロコンピュータなどの素子、あ
るいは複数の電子部品が搭載された回路基板などをも含
む。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
係る再生装置の構成について、図面を参照して説明す
る。

【００１７】（再生装置の構成）図１は、再生装置の概
略構成を示すブロック図である。この図１において、１
は再生装置で、この再生装置１は、データとして例えば
音楽データを再生する。そして、再生装置１は、ハード
ディスクドライブ２と、再生手段３と、制御手段として
のＣＰＵ（Central Processing Unit）４と、操作部５
と、表示部６と、ドライバ７と、コネクタ８と、を備え
ている。

【００１８】ハードディスクドライブ２は、ＣＰＵ４に
接続されている。そして、ハードディスクドライブ２は
記憶手段としてのハードディスク２ａを備え、このハー
ドディスク２ａに記憶されたデータを読み取って適宜Ｃ
ＰＵ４へ出力する。すなわち、ハードディスクドライブ
２は、ハードディスク２ａに記録されたデータを読み取
る読取手段として機能する。

【００１９】また、ハードディスク２ａには、適宜第１
再生データである第１音楽データ、第１音楽データに関
連付けられた第１音楽データの固有の情報であるアーテ
ィスト名やタイトル名などの第１再生項目データとして
のタグデータ、第１音楽データを再生するための目次的
なリストである再生リストデータとしてのプレイリスト
データ、画像データなど、各種データを記憶可能な記憶
領域を有している。

【００２０】プレイリストデータは、ハードディスク２
ａに記憶された第１音楽データの目次的な役割を示し、
第１音楽データの固有の情報であるタグデータやファイ
ル名などの第１再生項目データがリストアップされたデ
ータである。なお、各種データは、ハードディスク２ａ
に第１音楽データを記憶する際に合わせて記憶されると
ともに、プレイリストデータが合わせて作成される。

【００２１】そして、ハードディスクドライブ２は、Ｃ
ＰＵ４からの制御信号により、記憶する第１音楽データ
などの各種データをＣＰＵ４に出力するとともに、各種
データを記憶する。

【００２２】操作部５は、ＣＰＵ４に接続されている。
この操作部５は、再生装置１の動作指令をするための図
示しない操作スイッチや操作ボタンを備えている。そし
て、操作部５は、これら操作スイッチや操作ボタンの入
力操作に対応する所定の信号をＣＰＵ４へ出力する。

【００２３】表示部６は、ＣＰＵ４に接続されている。
この表示部６は、ＣＰＵ４から出力される映像データに
基づいて適宜画像表示する図示しない表示面を備えてい
る。この表示部６は、再生する音楽データに関するプレ
イリストデータ、タグデータに基づく例えばアーティス
ト名やタイトル名などを表示する。

【００２４】再生手段３はＣＰＵ４に接続され、ＣＰＵ
４から出力される音楽データを音として出力して再生す
る。この再生手段３と、ハードディスクドライブ２とに
より、ハードディスク２ａから第１再生データである第
１音楽データを読み取って再生する第１再生手段１０が
構成される。

【００２５】そして、この再生手段３は、ＤＳＰ（Digi
tal Signal Processor）１１と、Ｄ／Ａコンバータ１２
と、スピーカ１３と、を備えている。

【００２６】ＤＳＰ１１は、ＣＰＵ４に接続されている
とともに、Ｄ／Ａコンバータ１２が接続されている。こ
のＤＳＰ１１は、ＣＰＵ４から出力される音楽データの
デジタル信号を信号処理する集積回路である。そして、
ＤＳＰ１１は、信号処理したデータをＤ／Ａコンバータ
１２に出力する。

【００２７】Ｄ／Ａコンバータ１２には、スピーカ１３
が接続されている。このＤ／Ａコンバータ１２は、ＤＳ
Ｐ１１から出力される信号処理されたデータをアナログ
信号に変換し、スピーカ１３へ出力する。そして、スピ
ーカ１３は、Ｄ／Ａコンバータ１２から出力されたアナ
ログ信号を音として出力する。

【００２８】ドライバ７は、ＣＰＵ４に接続されている
とともに、コネクタ８が接続されている。このコネクタ
８には外部メディアである外部記録媒体としてのメモリ
カード１５が着脱可能に接続される。このコネクタ８へ
の接続により、メモリカード１５は再生装置１に装着さ
れる。そして、ドライバ７は、コネクタ８に接続された
メモリカード１５からデータをデジタル信号として読み
取る。この読み取ったデータは、ＣＰＵ４へ出力され
る。すなわち、ドライバ７は、メモリカード１５に記録
されたデータを読み取る読取手段として機能する。

【００２９】なお、メモリカード１５には、第２再生デ
ータとしての第２音楽データ、例えば音声圧縮データで
あるＭＰ３ファイルの他、第２音楽データに関するアー
ティストデータやタイトルデータなどの第２音楽データ
の固有の情報である第２再生項目データなどが記録され
ている。

【００３０】そして、ドライバ７、コネクタ８、およ
び、再生手段３により、メモリカード１５から第２再生
データである第２音楽データを読み取って再生する第２
再生手段１７が構成される。

【００３１】ＣＰＵ４は、ＲＡＭ（Random Access Memo
ry）などの図示しない内蔵メモリを備えている。この内
蔵メモリには、再生装置１全体の動作制御をするＯＳ
（Operating System）上に展開される各種プログラムが
記録されている。そして、ＣＰＵ４は、内蔵メモリに記
録された各種プログラムとして、音楽データ検索手段２
１と、リスト連結手段２２と、を備えている。

【００３２】音楽データ検索手段２１は、ドライバ７に
より、メモリカード１５に記録された第２音楽データで
あるＭＰ３ファイルを検索する。

【００３３】リスト連結手段２２は、音楽データ検索手
段２１で検索したＭＰ３ファイルののファイル名やＭＰ
３ファイルの音楽データに関連付けられた固有の情報で
あるタグデータなどの第２再生項目データを、ハードデ
ィスク２ａに記憶されたプレイリストデータに一体的に
連結処理する。具体的には、リスト連結手段２２は、プ
レイリストデータの終端に、検索した順で順次第２再生
項目データである第２音楽データ固有情報を記憶させて
一連のプレイリストデータとして連結する処理をする。

【００３４】〔再生装置におけるデータ再生処理〕次
に、本実施の形態における音楽データを再生する処理に
ついて、図面を参照して説明する。図２は、メモリカー
ドに記録された第２音楽データに関する第２再生項目デ
ータを、ハードディスクに記憶された第１音楽データに
関するプレイリストとして連結する動作を示すフローチ
ャートである。図３および図４は、ハードディスクに記
憶されたプレイリストデータにメモリカードに記録され
た第２再生項目データを連結する状況を説明する概念図
である。図５は、メモリカードに記録された第２音楽デ
ータを検索してプレイリストデータに連結する動作を示
すフローチャートである。図６は、メモリカードの階層
ファイルの構造を示す概念図である。図７は、ハードデ
ィスクおよびメモリカードに格納されている音楽データ
を再生する処理動作を示すフローチャートである。図８
は、プレイリストデータを表示した表示画面を示す説明
図である。図９は、メモリカードに記録された第２音楽
データを再生している際の表示画面を示す説明図であ
る。

【００３５】まず、メモリカード１５が再生装置１に装
着され、コネクタ８にメモリカード１５が接続される
と、図２のフローチャートに示すように、ＣＰＵ４はド
ライバ７を介してメモリカード１５が装着されたことを
認識する（ステップＳ１）。そして、ＣＰＵ４は、ハー
ドディスク２ａに記憶された第１音楽データの検索処理
回数が０である旨を設定する。すなわち、ＣＰＵ４は、
ハードディスク２ａに記憶された第１音楽データの検索
処理回数に対応したＮ値がまだ第１音楽データを検索処
理していない旨のＮ＝０を設定する（ステップＳ２）。

【００３６】この後、ＣＰＵ４は、図３に示すように、
あらかじめハードディスク２ａに記憶されたプレイリス
トデータ３１の終端にメモリカード１５に記録された第
２音楽データの第２再生項目データをリストアップする
ための処理をする（ステップＳ３）。具体的には、図３
および図４に示すように、プレイリストデータ３１の終
端の位置に、第２音楽データに関するＭＰ３ファイル名
やタグデータなどの第２再生項目データを順次リストア
ップしてプレイリストデータ３１に連結するための空き
領域３３を作成する。

【００３７】このステップＳ３で、プレイリストデータ
３１にメモリカード１５の第２音楽データの第２再生項
目データをリストアップするための空き領域３３を作成
した後、音楽データ検索手段２１にてドライバ７を介し
てメモリカード１５に記録された第２音楽データを検索
する処理をする（ステップＳ４）。このステップＳ４で
は、後述するように、メモリカード１５に記憶された第
２音楽データを検索して認識し、総数Ｘを認識する。こ
の後、メモリカード１５に記録されＮ番目に検索された
第２音楽データ、最初の段階では１番目に検索した第２
音楽データを連結処理する旨のＮ＝Ｎ＋１を設定する
（ステップＳ５）。

【００３８】そして、ＣＰＵ４は、ステップＳ４におけ
る第２音楽データの検索処理の結果に基づいて、メモリ
カード１５の検索したＮ番目、最初の場合には１番目の
第２音楽データであるＭＰ３ファイルが、ＤＳＰ１１で
再生処理可能か否かを判断する。すなわち、ＭＰ３ファ
イルの音声圧縮率であるいわゆるビットレートがＤＳＰ
１１で伸長処理可能か否かを判断する（ステップＳ
６）。このステップＳ６で、Ｎ番目、最初の場合には１
番目のＭＰ３ファイルを再生処理できないと判断した場
合には、次のＭＰ３ファイルを連結処理する旨のＮ＝Ｎ
＋１を設定する（ステップＳ７）。

【００３９】また、ステップＳ６で検索したＮ番目のＭ
Ｐ３ファイルを再生処理できると判断した場合には、こ
のＭＰ３ファイルにアーティスト情報やタイトル情報な
どの第２再生項目データであるＭＰ３ファイルに関する
情報としてのタグデータ、すなわちＩＤ３タグデータが
関連付けされているか否かを判断する（ステップＳ
８）。このステップＳ８で、ＭＰ３ファイルにＩＤ３タ
グデータが関連付けされていると判断した場合には、Ｉ
Ｄ３タグデータをプレイリストデータ３１の終端の次の
段目、例えば図４に示すように１０００段目となる空き
領域３３のＮ段目に登録する。すなわち、ＩＤ３タグデ
ータを構成するアーティスト情報やタイトル情報を、再
生するトラック名として、図３に示すように、空き領域
３３のＮ段目、最初の場合には１段目に記憶させて登録
する処理をする（ステップＳ９）。この後、ステップＳ
７に進む。

【００４０】そして、ステップＳ８で、ＩＤ３タグデー
タがＭＰ３ファイルに関連付けされていないと判断した
場合には、リスト連結手段２２により、ＭＰ３ファイル
名をトラック名としてプレイリストデータ３１の終端の
空き領域３３のＮ段目、最初の場合には１段目に登録す
る処理をし（ステップＳ１０）、ステップＳ７に進む。

【００４１】さらに、ステップＳ７でＮ＝Ｎ＋１を設定
した後、ＣＰＵ４は、Ｎ値がメモリカード１５に記録さ
れた第２音楽データであるＭＰ３ファイルの総数Ｘ（Ｎ
＝Ｘ）となったか否かを判断する（ステップＳ１１）。
ここで、ＭＰ３ファイルの総数Ｘは、ステップＳ４にお
けるＭＰ３ファイルの検索処理により認識される。この
ステップＳ１１で、Ｎ＝Ｘとなっていないと判断した場
合、メモリカード１５内にまだ連結処理していないＭＰ
３ファイルがあると判断し、引き続き連結処理を継続す
るためにステップＳ６に進む。

【００４２】また、ステップＳ１１で、Ｎ＝Ｘであると
判断した場合、メモリカード１５に記録されているＭＰ
３ファイルを全て連結処理したものと判断し、連結処理
を終了する。このようにして、図２に示すフローチャー
トに基づく動作により、プレイリストデータ３１にメモ
リカード１５の第２音楽データの固有情報が順次連結、
すなわち、プレイリストデータ３１にメモリカード１５
の各第２再生項目データが順次連結処理される。この空
き領域３３にリストアップされた複数の第２音楽データ
固有情報を外部メディアプレイリストデータ（終端プレ
イリストデータ）３２とする。

【００４３】一方、ステップＳ４における検索処理で
は、図５のフローチャートに示すように、例えばメモリ
カード１５の図６に示すような階層ファイルの構造を、
階層索引順次アクセス方式（Hierarchical Indexed Seq
uential Access Method：ＨＩＳＡＭ）により第２音楽
データを検索処理する。

【００４４】具体的には、ＣＰＵ４は、メモリカード１
５内に設けられたディレクトリ内に記録された第２音楽
データの検索処理回数が０である旨を設定する。すなわ
ち、ＣＰＵ４は、メモリカード１５内のディレクトリ内
に記録された第２音楽データの検索処理回数に対応した
ｎ値がまだ第２音楽データを検索処理していない旨のｎ
＝０を設定する（ステップＳ２１）。

【００４５】この後、ＣＰＵ４は、音楽データ検索手段
２１により、データの検索処理をするディレクトリのデ
ィレクトリ名を設定する。例えば、データの検索処理対
象のディレクトリのディレクトリ名を検索対象として設
定し、内蔵メモリに記憶させる処理をする。さらに、Ｃ
ＰＵ４は、この検索処理対象のディレクトリのエントリ
情報を取得する（ステップＳ２２）。

【００４６】このステップＳ２２において、取得するエ
ントリ情報は、ディレクトリ内に格納されたデータ数な
どの情報である。また、検索処理当初では、メモリカー
ド１５の記録領域を構成する最上層のルートディレクト
リをデータ検索処理することとなるので、ディレクトリ
名としては、例えば「ルートディレクトリ」が設定さ
れ、このルートディレクトリ内のエントリ情報を取得す
ることとなる。

【００４７】そして、ＣＰＵ４は、データの検索処理を
するディレクトリ内のｎ段目のデータを検索処理、処理
当初では１段目のデータを処理するために、ｎ＝ｎ＋１
を設定する（ステップＳ２３）。この後、ＣＰＵ４は、
ステップＳ２２で取得したエントリ情報に基づいて、ｎ
段目のデータの属性がファイル属性でかつファイル名の
拡張子が「．ｍｐ３」であるか否かを判断する（ステッ
プＳ２４）。

【００４８】このステップＳ２４で、ｎ段目のデータの
属性がファイル属性でないと判断した場合には、そのデ
ータがディレクトリ属性であるか否かを判断する（ステ
ップＳ２５）。

【００４９】このステップＳ２５において、ディレクト
リ属性であると判断した場合には、そのディレクトリ内
のエントリ情報を取得するために、データの検索処理を
実施するディレクトリ名として、この検索したディレク
トリのディレクトリ名に変更して内蔵メモリなどに記憶
させる設定処理をする（ステップＳ２６）。そして、ス
テップＳ２２に進み、例えば図６に示すように、ディレ
クトリ１より下層のディレクトリ２内を１段目から順次
検索処理させるように設定する。なお、このステップＳ
２２に進む際に、それまでデータの検索処理の対象であ
った上層のディレクトリ１のディレクトリ名およびデー
タの検索処理をしているｎ値を、例えば内蔵メモリに記
憶しておく。

【００５０】また、ステップＳ２５において、ディレク
トリ属性ではないと判断した場合には、ファイル属性で
はないが拡張子が「．ｍｐ３」であるとして、現在検索
処理しているディレクトリのエントリ情報に基づいて、
ｎ値が現在のディレクトリ内におけるエントリ情報の総
数であるデータの総数ｘ（ｎ＝ｘ）であるか否かの判断
に移行する（ステップＳ２７）。

【００５１】一方、ステップＳ２４で、拡張子が「．ｍ
ｐ３」のファイル属性であると判断した場合には、メモ
リカード１５に第２音楽データが記憶されていることを
認識する（ステップＳ２８）。なお、このステップＳ２
８において、認識した第２音楽データの総数Ｘをカウン
トする。この後、ステップＳ２７に進む。

【００５２】そして、ステップＳ２７において、ｎ＝ｘ
ではないと判断した場合、現在データの検索処理をして
いるディレクトリにおいて、データの検索処理をしてい
ないデータが残っていると判断する。そして、引き続き
検索処理を継続するために、ステップＳ２３に戻ってｎ
＝ｎ＋１を設定し、順次データの検索処理をする。

【００５３】また、ステップＳ２７において、ｎ＝ｘで
あると判断した場合には、現在データの検索処理をして
いるディレクトリ内の全てのデータを検索処理したと判
断する。そして、現在、ルートディレクトリ内のデータ
の検索処理を実施しているか否かを判断する（ステップ
Ｓ２９）。この判断は、例えばデータの検索処理対象と
して内蔵メモリに記憶したディレクトリ名に基づいて判
断する。

【００５４】そして、ステップＳ２９で、ルートディレ
クトリのデータの検索処理を実施しているのではないと
判断した場合には、ディレクトリ内のデータ検索処理を
していると判断し、このディレクトリがエントリ情報と
して含まれる１つ上層のディレクトリに戻って、データ
の検索処理を継続する（ステップＳ３０）。このステッ
プＳ３０でのデータの検索処理を継続する際には、例え
ばステップＳ２６で内蔵メモリに記憶しておいたディレ
クトリのディレクトリ名とデータの検索処理が終了して
段数のｎ値とに基づいて処理する。より具体的には、デ
ータ検索処理対象のディレクトリ名を記憶されていたデ
ィレクトリのディレクトリ名に再び変更するとともに、
記憶されていたｎ値を呼び出す。

【００５５】この後、ステップＳ２３に戻って、次のデ
ータを検索処理するために、ｎ＝ｎ＋１を設定し、再び
データを順次検索処理する。

【００５６】そして、ステップＳ２９で、現在ルートデ
ィレクトリ内のデータの検索処理を実施していると判断
した場合には、ＣＰＵ４はメモリカード１５に記録され
た全てのデータの検索処理が終了したと判断し、メモリ
カード１５の第２音楽データの検索処理が終了する。

【００５７】上記処理により、メモリカード１５に記憶
された第２音楽データの第２再生項目データをハードデ
ィスク２ａのプレイリストデータ３１の終端に連結する
処理が終了し、実際に音楽データを再生する場合には、
図７のフローチャートに示すように処理される。すなわ
ち、利用者による音楽データを再生する旨の操作部５の
入力操作により、ＣＰＵ４は操作部５からの再生指令の
信号を認識し、ハードディスク２ａに記憶されたプレイ
リストデータ３１を読み出し、内蔵メモリに記憶させ
る。そして、ＣＰＵ４は、プレイリストデータ３１に基
づいてハードディスク２ａに記憶された第１音楽データ
であるＭＰ３ファイルのデータを順次読み出し、ＤＳＰ
１１に出力させる。このＣＰＵ４から出力されたＭＰ３
ファイルのデータは、ＤＳＰ１１で伸長処理などの信号
処理が施され、Ｄ／Ａコンバータ１２を介してスピーカ
１３から音として出力されて再生される。

【００５８】そして、ＣＰＵ４は、現在再生しているト
ラックのＭＰ３ファイルのデータの再生が完了したか否
かを判断する（ステップＳ３１）。このステップＳ３１
で、ＭＰ３ファイルのデータの再生が完了したことを検
出することにより、ＣＰＵ４は、次の音楽データを再生
するために、現在再生しているトラック番号に「１」を
加算する処理をする（ステップＳ３２）。

【００５９】さらに、ＣＰＵ４は、現在、ＭＰ３ファイ
ルを再生するためにプレイリストデータ３１の終端に順
次連結され外部メディアプレイリストデータ（終端プレ
イリストデータ）３２を構成するメモリカード１５の複
数の第２再生項目データに基づいて第２音楽データが再
生処理されているか否かを判断する（ステップＳ３
３）。このステップＳ３３で、外部メディアプレイリス
トデータ３２にリストアップされた第２再生項目データ
に基づく第２音楽データであるＭＰ３ファイルのデータ
の再生ではない、すなわちプレイリストデータ３１にリ
ストアップされた第１再生項目データに基づく第１音楽
データであるＭＰ３ファイルのデータを再生していると
判断した場合には、プレイリストデータ３１とそれまで
再生されていたＭＰ３ファイルのデータのトラック番号
の情報とに基づいて、次に再生するＭＰ３ファイルを検
索する（ステップＳ３４）。

【００６０】また、ステップＳ３３において、外部メデ
ィアプレイリストデータ３２にリストアップされた第２
再生項目データに基づく第２音楽データであるＭＰ３フ
ァイルのデータを再生していると判断した場合には、ト
ラック番号に対応する外部メディアプレイリストデータ
３２の所定の段目のＭＰ３ファイルのファイル名を次に
再生するＭＰ３ファイルのデータとして設定する（ステ
ップＳ３５）。

【００６１】この後、ＣＰＵ４は、再生するＭＰ３ファ
イルのデータをメモリカード１５から読み出し、内蔵メ
モリに記憶させる（ステップＳ３６）。そして、ＣＰＵ
４は、内蔵メモリに記憶したＭＰ３ファイルのデータを
ＤＳＰ１１に出力して信号処理し、Ｄ／Ａコンバータ１
２を介してスピーカ１３から音として出力させる（ステ
ップＳ３７）。この後、ステップＳ３１に戻り、ハード
ディスク２ａおよびメモリカード１５内のＭＰ３ファイ
ルのデータを順次一連に再生処理する。なお、外部メデ
ィアプレイリストデータ３２の最後にリストアップされ
たＭＰ３ファイルの第２音楽データ固有情報であるファ
イル名に対応するＭＰ３ファイルのデータの再生が終了
した場合には、再びハードディスク２ａに記憶されプレ
イリストデータ３１の最初にリストアップされたＭＰ３
ファイルのタグデータに基づくＭＰ３ファイルのデータ
から再生を繰り返す処理をする。

【００６２】一方、再生するプレイリストデータ３１を
表示させる旨の操作部５の操作を認識することにより、
ＣＰＵ４はプレイリストデータ３１に基づいて、例えば
図８に示すように、表示部６にプレイリストデータ３１
を表示する。この図８に示すように、プレイリストデー
タ３１にリストアップされたＭＰ３ファイルのタグデー
タの最後に外部メディアであるメモリカード１５が連結
されて表示される。

【００６３】すなわち、例えば図４に示すように、プレ
イリストデータ３１には８個の音楽データの固有情報が
リストアップされていたとした場合、図８に示すよう
に、プレイリストデータ３１の８番目の音楽データ固有
情報（「ＡＡＡＡＢＢＣＣ」）の次の９番目に外部メデ
ィアプレイリストデータ３２のタイトル名（［ＰＣ−Ｃ
ＡＲＤ］）が表示されるように処理される。

【００６４】そして、このメモリカード１５に記録され
た例えばトラック番号で３番目の第２音楽データが再生
される場合には、例えば図９に示すように、プレイリス
トデータ３１の終端に連結された３番目のＭＰ３ファイ
ルのタグデータやファイル名などの第２再生項目データ
（「ＢＢＣＣＣＣＤ」）が表示される。

【００６５】このように、ハードディスク２ａに記憶さ
れた第２音楽データを読み取って再生手段３にて再生さ
せるＣＰＵ４により、第２音楽データおよび第２音楽デ
ータの第２再生項目データを記録するメモリカード１５
が着脱可能に接続されたことを検出すると、ハードディ
スク２ａに記憶されたプレイリストデータ３１の終端
に、メモリカード１５に記録された第２再生項目データ
を、連続したデータとして連結する。そして、ＣＰＵ４
は、プレイリストデータ３１およびこのプレイリストデ
ータ３１に連結されて作成された外部メディアプレイリ
ストデータ３２に亘ってリストアップされる第１再生項
目データおよび第２再生項目データに基づく第１音楽デ
ータおよび第２音楽データをリストに沿って一連に再生
処理する。このため、異なるメディアのハードディスク
２ａおよびメモリカード１５の各第１音楽データおよび
第２音楽データが、１つのメディアに記憶された音楽デ
ータを再生するようにソースの切替などの操作をするこ
となしに一連に再生処理でき、取扱性を向上でき、利便
性を向上できる。

【００６６】また、着脱可能な外部のメモリカード１５
の第２音楽データを読取可能としていることから、再生
手段３で再生させる音楽データを適宜メモリカード１５
に記録すればよく、利用者の嗜好に対応した音楽データ
を再生させることが容易にでき、ハードディスク２ａに
利用者の好みに対応した音楽データを書き換えるなどの
作業が不要で、作業性を向上でき、利便性を向上でき
る。

【００６７】そして、ＣＰＵ４は、音楽データ検索手段
２１によりメモリカード１５に記録された第２音楽デー
タを検索し、リスト連結手段２２により音楽データ検索
手段２１にて順次検索した第２音楽データの第２再生項
目データである第２音楽データ固有情報をハードディス
ク２ａのプレイリストデータ３１の終端に連続したデー
タとして順次リストアップさせる。このことにより、プ
レイリストデータ３１の終端に連続したデータとして外
部メディアプレイリストデータ３２が作成される。この
ように処理することで、容易に異なるメディアでも１つ
のメディアの如く再生できる。

【００６８】さらに、ＣＰＵ４は、メモリカード１５の
第２音楽データの第２再生項目データがプレイリストデ
ータ３１に連結された場合の表示形態として、図８に示
すように、プレイリストデータ３１の末尾の第１音楽デ
ータの第１再生項目データ（「ＡＡＡＡＢＢＣＣ」）の
次に、外部メディアプレイリストデータ３２のタイトル
名（［ＰＣ−ＣＡＲＤ］）が表示される。さらに、この
表示された９番目の［ＰＣ−ＣＡＲＤ］を利用者が選択
することにより、外部メディアプレイリストデータ３２
の一覧が表示されるように処理する。このため、ハード
ディスク２ａにさらに記憶可能な空き領域がある場合
に、プレイリストデータ３１の終端にメモリカード１５
の第２音楽データの第２再生項目データを順次連結させ
ても、接続されたメモリカード１５の外部メディアプレ
イリストデータ３２のタイトル名が次に再生される曲群
として表示されるので、限られた表示画面内であっても
利用者は視認し易い。

【００６９】〔実施形態の変形〕なお、本発明は、上述
した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むも
のである。

【００７０】上述した実施の形態では、例えば表示部６
を有しないオーディオ装置などとして利用する構成とし
てもよい。さらには、例えばコンピュータに読み取り可
能なプログラムとし、コンピュータのハードディスクな
どの記憶手段に記憶した第１音楽データと、コンピュー
タに装着されたメモリカードやＣＤ−ＲＯＭなどの外部
記録媒体に記録した第２音楽データとを一連に再生させ
るようにコンピュータを動作させるなど、プレイリスト
データ３１に第２再生項目データを連結処理するいずれ
の装置でも適用できる。

【００７１】そして、第１再生データおよび第２再生デ
ータとしてＭＰ３方式により圧縮されたＭＰ３データを
対象として説明したが、これに限ることなく、異なる方
式により圧縮されたいずれの音楽データについても適用
可能である。さらには、ＭＰ３データなどの圧縮された
データに係わらず、ＣＤ−ＤＡに記録された音楽データ
のように圧縮処理が施されていないデータについても適
用させることができる。また、音楽データに限らず、画
像データなど再生処理される他のデータをも対象とする
ことができる。

【００７２】また、記憶手段としては、ハードディスク
２ａに限らず、例えば、ＣＤ−Ｒ（Compact Disk-Rea
d）、ＣＤ−Ｒ／Ｗ（Compact Disk-Read/Write）、ＤＶ
Ｄ−ＲＡＭ（Digital Versatile Disc-Random Access M
emory）など、データを書き込み可能ないずれのメディ
アを用いることもできる。

【００７３】同様に、外部記録媒体としては、メモリカ
ード１５に限らず、上述したように、例えばＣＤ−ＲＯ
ＭやＤＶＤ−ＲＡＭなどの磁気テープ、磁気ディスク、
光ディスク、光磁気ディスクなど、再生装置に着脱され
るいずれのメディアでもできる。

【００７４】また、外部記録媒体として１つのメモリカ
ード１５が装着されて、このメモリカード１５の第２音
楽データを一連に再生するように説明したが、例えば複
数のメモリカード１５を接続できる構成としたり、メモ
リカード１５の他に光ディスクドライブなどがＣＰＵ４
に接続され、この光ディスクドライブなどに装着される
光ディスクに記録された第２音楽データをも一連に再生
できる構成とするなど、複数の外部記録媒体が接続可能
で、これら複数の外部記録媒体に記録された第２再生デ
ータの第２再生項目データをプレイリストデータ３１の
終端に順次連結させる処理をする構成とすることもでき
る。

【００７５】本発明は、上述した一実施の形態および実
施形態の変形のみに限ることなく、その他、本発明の目
的を逸脱しない範囲で様々な応用が可能である。

【００７６】

【発明の効果】本発明によれば、記憶手段に記憶された
再生リストデータの終端に、装着された外部記憶媒体に
記録された第２再生項目データを、連続したデータとし
て連結し、連結された第１再生項目データおよび第２再
生項目データに基づいて異なるメディアである記憶手段
の第１音楽データおよび外部記録媒体の第２音楽データ
を一連に再生処理するため、１つのメディアに記憶され
た音楽データの再生と同様に再生処理でき、利便性を向
上できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係る再生装置の概略構
成を示すブロック図である。

【図２】前記一実施の形態におけるリストデータの連結
処理動作を示すフローチャートである。

【図３】前記一実施の形態におけるプレイリストデータ
に第２再生項目データを連結する状況を説明する概念図
である。

【図４】前記一実施の形態におけるプレイリストデータ
に第２再生項目データを連結する状況を説明する概念図
である。

【図５】前記一実施の形態におけるメモリカードの第２
音楽データを検索処理する動作を示すフローチャートで
ある。

【図６】前記一実施の形態におけるメモリカードの階層
ファイルの構造を示す概念図である。

【図７】前記一実施の形態における音楽データを一連に
再生処理する動作を示すフローチャートである。

【図８】前記一実施の形態におけるプレイリストを表示
した表示画面を示す説明図である。

【図９】前記一実施の形態におけるメモリカードに記録
された第２音楽データを再生している際の表示画面を示
す説明図である。

【符号の説明】

１ 再生装置 ２ａ 記憶手段としてのハードディスク ４ 制御手段としてのＣＰＵ １０ 第１再生手段 １５ 記録媒体としてのメモリカード １７ 第２再生手段 ２１ 音楽データ検索手段 ２２ リスト連結手段

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１１Ｂ 20/10 ３２１ Ｇ１１Ｂ 27/00 Ｄ ５Ｄ１１０ 27/00 Ｇ１０Ｌ 9/18 Ｊ Ｍ Ｆターム(参考） 5B058 CA02 CA13 KA01 KA02 KA06 KA08 KA12 5B082 CA11 CA20 EA01 5D044 AB05 BC01 CC04 CC08 CC09 DE23 DE25 DE54 DE92 FG09 GK08 GK12 5D045 DA20 DB01 DB02 5D077 AA17 AA22 AA38 BB16 CB03 5D110 AA08 AA13 AA21 AA27 BB01 BB21 BB25 BC06 DA11 DA12 DC06 DC22 DD07 DD11 DE04

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１再生データ、および、この第１再生
   データの固有の情報である第１再生項目データをリスト
   アップした再生リストデータを記憶した記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記第１再生データを読み取
   って再生する第１再生手段と、 前記第２再生データ、および、この第２再生データの固
   有の情報である第２再生項目データを記録した外部記録
   媒体が着脱可能に装着され、前記第２再生データを読み
   取って再生する第２再生手段と、 前記外部記録媒体が装着された際、前記再生リストデー
   タの終端に前記第２再生項目データを連続したデータと
   して連結する処理をし、この連結処理された第１再生項
   目データおよび第２再生項目データに基づき前記第１再
   生データおよび前記第２再生データを一連に再生処理す
   る制御手段と、 を具備したことを特徴とする再生装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の再生装置において、 制御手段は、外部記録媒体に記録された第２再生データ
   のうちの所定の第２再生データを検索するとともに、こ
   の検索された前記第２再生データに対する第２再生項目
   データを記憶手段に記憶させ、この記憶された第２再生
   項目データを前記再生リストデータにおける末尾の第１
   再生項目データの次から順次連続したデータとして連結
   する処理をすることを特徴とする再生装置。
3. 【請求項３】 記憶手段に記憶された第１再生データ
   を、この第１再生データの固有の情報である第１再生項
   目データをリストアップした再生リストデータに基づい
   て再生する再生方法であって、 第２再生データおよびこの第２再生データの固有の情報
   である第２再生項目データが記録され、着脱可能な外部
   記録媒体の装着を認識することにより、 前記記憶手段に記憶された再生リストデータの終端に前
   記第２再生項目データを連続したデータとして連結する
   処理をし、 この連結処理された第１再生項目データおよび第２再生
   項目データに基づき前記第１再生データおよび前記第２
   再生データを一連に再生処理することを特徴とする再生
   方法。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の再生方法において、 連結処理は、外部記録媒体に記録された第２再生データ
   のうちの所定の第２再生データを検索するとともに、こ
   の検索された前記第２再生データに対する第２再生項目
   データを記憶手段に記憶させ、この記憶された第２再生
   項目データを前記再生リストデータにおける末尾の第１
   再生項目データの次から順次連続してデータとして連結
   する処理であることを特徴とする再生方法。
5. 【請求項５】 請求項３または４に記載の再生方法をコ
   ンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
6. 【請求項６】 請求項５に記載のプログラムがコンピュ
   ータにて読取可能に記録されたことを特徴とするプログ
   ラムを記録した記録媒体。