JP2003316143A - 現像装置、画像形成装置、及び現像剤の有無判定方法 - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及び現像剤の有無判定方法

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JP2003316143A JP2002122631A JP2002122631A JP2003316143A JP 2003316143 A JP2003316143 A JP 2003316143A JP 2002122631 A JP2002122631 A JP 2002122631A JP 2002122631 A JP2002122631 A JP 2002122631A JP 2003316143 A JP2003316143 A JP 2003316143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー濃度を測定するためのセンサを利用し
て、現像剤の未投入を確実に検出する。 【解決手段】制御電圧Vcに対するトナー濃度センサ4
1の検出出力Vlの変化特性を求めておき、現像剤が現
像容器46に投入されているときには制御電圧Vcの最
小電圧Vcmin及び最大電圧Vcmaxに対応するそれぞれの
検出出力Vlmin,Vlmaxの差が閾値Vs=1.5Vを確
実に超えることから、この差が閾値Vs以上であれば、
現像剤が現像容器46に投入されているものとみなし、
また、この差が閾値Vs未満であれば、現像剤が現像容
器46に投入されていないものとみなしている。更に、
トナー濃度センサ41の検出出力Vlが閾値Vs=1.5
Vとなるときの制御電圧Vcを導出して設定しているの
で、トナー濃度センサ41の出力特性を最適化すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーとキャリア
を混合してなる現像剤を用いる現像装置、画像形成装
置、及び現像剤の有無判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、トナ
ーとキャリアを混合した現像剤を容器内で攪拌して、現
像剤を帯電させておき、この現像剤中のトナーを像担持
体上の静電潜像に付着させて、静電潜像を現像し、像担
持体上にトナー像を形成し、更に像担持体上のトナー像
を記録用紙に転写して定着させている。また、容器内の
現像剤のトナー濃度を検出し、トナー濃度が低下してく
ると、トナーを該容器に補給して、トナー濃度を一定に
維持している。
【0003】トナー濃度を検出する方法としては、例え
ばL検知トナー濃度センサを用いる方法がある。このL
検知トナー濃度センサのコイルを現像剤に接する位置に
配置して、このセンサによりトナー濃度に対応する現像
剤の透磁率を測定する。実際には、現像剤中のトナー濃
度が高くなる程、磁性体のキャリア濃度が低くなって、
現像剤の透磁率が低下している。
【0004】この透磁率による濃度測定は、常時測定を
可能とし、画像形成プロセスに全く影響を与えない点で
優れている。このセンサによりトナー濃度を測定し、こ
の測定されたトナー濃度に応じてトナーを補給し、トナ
ー濃度をほぼ一定に保つ。
【0005】このL検知トナー濃度センサは、例えばT
DK株式会社製のプログラマブルトナーセンサ(商品
名)として提供されている。このセンサは、上記コイル
を含む発振回路と、周波数/電圧変換回路とを備えてお
り、トナー濃度が高くなる程に検出出力の電圧が小さく
なるという負特性を示す。また、制御電圧を変更するこ
とにより、検出出力の電圧を調整することができる。こ
れは、センサの出力特性が必ずしも一定ではなく、また
センサのコイルの取り付け位置によっても出力特性が変
化したり、あるいは全く新規の現像剤については、セン
サの出力特性が安定せずかつ一定ではないためである。
【0006】ここで、トナーとキャリアを混合した現像
剤が全く新規である場合は、現像剤がその長期の保管中
にほぼ静止状態で攪拌不足であることから、トナーの電
荷が低下して、トナー間の反発力も低下し、単位体積当
たりのキャリア個数が増加している。このとき、キャリ
ア濃度が一定であっても、現像剤の透磁率が高くなるの
で、センサの検出出力の電圧が大きくなり、測定される
トナー濃度が実際の濃度よりも低くなる。この新規の現
像剤を攪拌すると、トナーの帯電量が時間の経過に伴っ
て徐々に増加してやがて飽和し、これに伴ってセンサの
検出出力も低下して安定する。このため、現像剤を新規
のものに交換したときには、所定時間(例えば3分間)
攪拌して、センサの検出出力を安定させ、この後にセン
サの制御電圧を変更して、センサの検出出力の電圧を調
整し、測定されるトナー濃度を実際の濃度に一致させる
という作業を行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナーとキ
ャリアを混合した現像剤は、その使用時間の経過に伴
い、トナーの電荷保持能力が劣化する。このため、数万
枚程度の記録を経る度に、現像剤を新規のものに交換す
る必要がある。
【0008】しかしながら、現像剤の交換に際し、現像
剤が投入されていない容器を誤ってセットし、現像剤の
攪拌動作を行なったとしても、空のスペース(空気)の
透磁率が低く、センサの検出出力が低くなることから、
新規の現像剤を攪拌したときと同様に、センサの検出出
力が低下して安定したものとみなしてしまい、センサの
制御電圧の調整作業を済ませてしまうことがあった。こ
の状態では、現像剤が無いことから、画像形成の動作が
実行されても、画像が記録されることはなく、このトラ
ブルの解決のために無駄な時間を費やすことがあった。
【0009】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、トナー濃度を測定するための
センサを利用して、現像剤の未投入を確実に検出するこ
とが可能な現像装置、画像形成装置、及び現像剤の有無
判定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、トナーとキャリアを混合してなる現像剤
に交錯する磁界を発生して、現像剤の透磁率を検出する
透磁率センサと、透磁率センサの検出出力に基づいて、
現像剤のトナー濃度を制御する制御手段とを備える現像
装置において、制御手段は、透磁率センサに印加される
磁界強度制御用の制御電圧を変化させて、透磁率センサ
の検出出力の変化量を求め、この検出出力の変化量を予
め設定された閾値と比較して、現像剤の有無を判定して
いる。
【0011】この様な構成の本発明によれば、透磁率セ
ンサに印加される制御電圧を変化させて、透磁率センサ
の検出出力の変化量を求め、この検出出力の変化量を予
め設定された閾値と比較して、現像剤の有無を判定して
いる。ここで、現像剤が有れば、現像剤中の磁性体のキ
ャリアも有ることから、透磁率センサにより現像剤の透
磁率が検出されることになり、制御電圧が変化すると、
透磁率センサの検出出力も大きく変化する。これに対し
て、現像剤が無ければ、磁性体のキャリアも全くないの
で、透磁率センサにより空のスペース(空気)の透磁率
が検出されることになり、制御電圧が変化しても、透磁
率センサの検出出力が変化しない。従って、制御電圧に
対する透磁率センサの検出出力の特性に基づいて、現像
剤の有無を確実に判定することができる。
【0012】尚、必要十分なトナー濃度であれば、磁性
体のキャリア濃度が低くて、現像剤の透磁率も低く、同
様に空のスペース(空気)の透磁率も低いことから、透
磁率センサの検出出力そのものだけでは、現像剤の有無
を判定することはできない。
【0013】また、本発明によれば、制御手段は、透磁
率センサの検出出力の変化量が閾値未満であれば、現像
剤が無いと判定し、透磁率センサの検出出力の変化量が
閾値以上であれば、現像剤が有ると判定している。
【0014】先に述べた様に現像剤が有れば、磁性体の
キャリアも有ることから、透磁率センサにより現像剤の
透磁率が検出されることになり、制御電圧が変化する
と、透磁率センサの検出出力も大きく変化する。また、
現像剤が無ければ、磁性体のキャリアも全くないので、
透磁率センサにより空のスペース(空気)の透磁率が検
出されることになり、制御電圧が変化しても、透磁率セ
ンサの検出出力が変化しない。従って、透磁率センサの
検出出力の変化量が閾値未満であって小さければ、現像
剤が無いと判定し、透磁率センサの検出出力の変化量が
閾値以上であって大きければ、現像剤が有ると判定する
ことができる。
【0015】次に、本発明は、トナーとキャリアを混合
してなる現像剤に交錯する磁界を発生して、現像剤の透
磁率を検出する透磁率センサと、透磁率センサの検出出
力に基づいて、現像剤のトナー濃度を制御する制御手段
とを備える現像装置において、制御手段は、透磁率セン
サに印加される磁界強度制御用の制御電圧を変化させ
て、この制御電圧の最大値及び最小値に対応する透磁率
センサのそれぞれの検出出力の差を求め、この差を予め
設定された閾値と比較して、現像剤の有無を判定してい
る。
【0016】この様な構成の本発明によっても、制御電
圧に対する透磁率センサの検出出力の特性に基づいて、
現像剤の有無を確実に判定することができる。
【0017】また、本発明によれば、制御手段は、透磁
率センサの検出出力の変化量が閾値未満であれば、現像
剤が無いと判定し、透磁率センサの検出出力の変化量が
閾値以上であれば、現像剤が有ると判定している。
【0018】ここでも、透磁率センサの検出出力の変化
量が小さければ、現像剤が無いと判定し、透磁率センサ
の検出出力の変化量が大きければ、現像剤が有ると判定
している。
【0019】また、本発明においては、制御手段による
判定は、画像形成を伴わずに現像剤を攪拌するアイドリ
ング期間中に実行される。
【0020】この様に画像形成を伴わずに現像剤を攪拌
するアイドリング期間中に、制御手段による判定を実行
すれば、現像装置に負担を与えずに済む。
【0021】次に 、本発明の画像形成装置は、本発明
の現像装置と、現像装置の現像剤により現像される静電
潜像を形成する像担持体と、像担持体を露光して、該像
担持体上に静電潜像を形成する露光装置とを備えてい
る。
【0022】すなわち、本発明は、本発明の現像装置を
備える画像形成装置を包含する。
【0023】また、本発明の現像剤の有無判定方法は、
画像形成を伴わずに、トナーとキャリアを混合してなる
現像剤を攪拌するアイドリング期間中に、現像剤に交錯
する磁界を透磁率センサから発生して、現像剤の透磁率
を透磁率センサにより検出しつつ、透磁率センサに印加
される磁界強度制御用の制御電圧を変化させて、透磁率
センサの検出出力の変化量を求め、この検出出力の変化
量を予め設定された閾値と比較して、現像剤の有無を判
定している。
【0024】この様な本発明の方法によっても、制御電
圧に対する透磁率センサの検出出力の特性に基づいて、
現像剤の有無を確実に判定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態を概略的に示している。本実施形態の画像形成装置
は、電子写真方式により画像を形成するものであって、
露光走査部10と、画像形成部20とを備えている。
【0027】露光走査部10では、外部のホストコンピ
ュータ等からの画像信号を制御部30で受信する。制御
部30は、この画像信号に対して必要な処理を施して、
画像データを形成し、この画像データに対応する駆動信
号をレーザダイオード11に出力して、レーザダイオー
ド11から出射されるレーザ光を変調する。このレーザ
光は、コリメートレンズ12により平行光にされてか
ら、モータ13により定速回転駆動されるポリゴンミラ
ー14で反射されて偏向され、fθレンズ15及び折り
返しミラー16を介して、画像形成部20の感光体ドラ
ム21の表面に入射し、この感光体ドラム21の表面を
露光走査する。
【0028】画像形成部20では、感光体ドラム21を
一方向に回転させつつ、感光体ドラム21の表面の残留
トナーをクリーナ22により除去し、イレーザランプ2
3の光を感光体ドラム21の表面に照射して、感光体ド
ラム21の表面を除電し、更に感光体ドラム21の表面
を帯電チャージャー24により一様に帯電させてから、
感光体ドラム21の表面を露光走査部10からのレーザ
光で露光走査させて、感光体ドラム21の表面に静電潜
像を形成し、感光体ドラム21の表面の静電潜像を現像
装置25により現像して、感光体ドラム21の表面にト
ナー像を形成する。一方、感光体ドラム21の回転動作
に同期して、記録用紙(図示せず)を給紙ローラ26に
より用紙カセット27から引き出し、この記録用紙を各
タイミングローラ28及び搬送ベルト29により感光体
ドラム21まで搬送し、感光体ドラム21の表面のトナ
ー像を転写チャージャ31により記録用紙に転写させ
る。更に、記録用紙を搬送ベルト29により定着装置3
2まで搬送し、記録用紙を定着装置32により加熱及び
加圧して、記録用紙上のトナー像を定着させてから、記
録用紙を各排出ローラ33により排紙トレイ34へと排
出する。
【0029】尚、露光走査部10は、蝶番により上方に
開閉可能に枢支されており、現像装置25のトナー容器
の交換や、画像形成部20内部で発生した紙詰まりの処
理を行い得る様にしている。
【0030】図2は、感光体ドラム21及び現像装置2
5を示す側面図である。現像装置25は、トナーと磁性
体のキャリアを混合してなる現像剤を用いる乾式2成分
磁気ブラシ現像方式のものであり、トナーを収容するト
ナー容器43と、トナーの残量を検出するトナー残量セ
ンサ48と、現像剤を収容する現像容器46と、トナー
をトナー容器43から現像容器46の混合攪拌室に補給
するためのトナー補給ローラ47と、混合攪拌室のトナ
ーと磁性体のキャリアを攪拌して摩擦帯電させる各攪拌
ローラ45,45と、混合攪拌室のトナー濃度を検出す
るトナー濃度センサ41と、トナーを混合攪拌室から感
光体ドラム21の表面へと供給する現像ローラ44とを
備えている。この現像装置25からのトナーの供給によ
り、感光体ドラム21の表面の静電潜像にトナーが付着
し、この静電潜像が現像されて、トナー像が形成され
る。
【0031】現像ローラ44は、アルミニウム合金、黄
銅、SUS304ステンレス等の非磁性体金属からなる
円筒状のスリーブ内に、磁界を発生するマグネットロー
ラを挿入したものであり、現像剤をマグネットローラの
磁力によりスリーブ表面に吸着しつつ、スリーブのみを
回転させて、現像剤中のトナーを感光体ドラム21の表
面に供給する。
【0032】トナー濃度センサ41は、その検知面41
aを現像剤に常に接触され、現像ローラ44から離間し
て配置されている。トナー濃度センサ41は、現像剤の
透磁率を検出するものであるため、現像ローラ44から
離間させて、現像ローラ44のマグネットローラの影響
を回避する必要がある。
【0033】図3は、画像形成装置を制御するための制
御装置30及びトナー濃度センサ41等を示すブロック
図である。この制御装置30は、CPU31、ROM3
2、及びRAM33等を備えている。
【0034】CPU31は、トナー残量センサ48の検
出出力に基づいて、トナー容器43のトナーの残量を測
定し、このトナーの残量が規定量以下になると、トナー
の補給を促す旨を表示部52に表示する。あるいは、C
PU31は、他の各種のメッセージを表示部52に表示
する。また、CPU31は、トナー濃度センサ41から
の検出出力(電圧)Vlを入力して、現像剤中のトナー
濃度を測定したり、制御電圧調整回路59を制御して、
トナー濃度センサ41に印加される制御電圧Vcを制御
する。CPU31は、現像剤中のトナー濃度が規定値未
満になると、トナー補給モータ駆動回路57を通じてト
ナー補給ローラ47の回転用のモータ56を駆動制御
し、トナー補給ローラ47を回転させて、トナーをトナ
ー容器43から現像容器46の混合攪拌室に補給させ
る。更に、CPU31は、現像装置25の各攪拌ローラ
45,45や現像ローラ44を回転制御する。
【0035】ROM32は、画像形成装置全体を制御す
るためのプログラムや、現像剤中のトナー濃度を制御す
るためのプログラムを記憶している。RAM33は、C
PU31のワーキングエリアとして用いられたり、トナ
ー濃度センサ41の検出出力Vl等の各種データを記憶
する。
【0036】また、トナー濃度センサ41は、動作電圧
を入力する端子TI、検出出力Vlの出力端子TL、制
御電圧Vcを入力する端子TC、及び接地端子G等を備
えている。このトナー濃度センサ41は、現像剤に交錯
する磁界を発生し、この現像剤の透磁率を検出して、こ
の透磁率を示す検出出力Vlを出力する。現像剤は、樹
脂等を主成分とするトナーと磁性体のキャリアとの混合
物である。このため、トナー濃度が高いときには、キャ
リア濃度が低くなり、現像剤の透磁率が低下する。逆
に、トナー濃度が低いときには、キャリア濃度が高くな
り、現像剤の透磁率が上昇する。
【0037】図4は、トナー濃度センサ41の出力特性
を示すグラフである。ここでは、トナー濃度が5重量%
の現像剤を用いており、各制御電圧Vcmin,Vcz,Vc
max別に、それぞれの出力特性を示している。このトナ
ー濃度センサ41の出力特性から明らかな様に、トナー
濃度が高くなって、現像剤の透磁率が低くなる程、検出
出力Vlが低くなり、逆にトナー濃度が低くなって、現
像剤の透磁率が高くなる程、検出出力Vlが高くなる。
【0038】また、図5のグラフに示す様にトナー濃度
センサ41の制御電圧Vcと検出出力Vlが比例する。こ
こでも、トナー濃度が5重量%の現像剤を用いている。
トナー濃度センサ41の検出出力Vlの電圧範囲が特定
されることを考慮すると、トナー濃度センサ41の検出
出力Vlが該特定の電圧範囲の略中央の電圧値となる様
に制御電圧Vcを調節して、トナー濃度センサ41の出
力特性を最適化する必要ある。例えば、トナー濃度セン
サ41の検出出力Vlが1.5Vとなる様に制御電圧Vc
を調節する。この1.5Vは、後で述べる現像容器46
内の現像剤の有無の判定に用いられる閾値Vsとして採
用される。
【0039】また、先に述べた様にトナーとキャリアを
混合した現像剤を定期的に新規のものに交換する必要が
あり、この新規の現像剤を攪拌すると、この現像剤の透
磁率が徐々に低下して安定し、これに伴ってトナー濃度
センサ41の検出出力Vlも低下して安定する。図6の
グラフは、攪拌時間に対するトナー濃度センサ41の検
出出力Vlの特性を示しており、3種類の新規の現像剤
別に、それぞれの特性a,b,cを示している。図6の
グラフからも明らかな様に、攪拌時間の経過に伴い、ト
ナー濃度センサ41の検出出力Vlが低下して安定して
いる。このため、現像剤を新規のものに交換したときに
は、所定時間(例えば3分間)攪拌して、トナー濃度セ
ンサ41の検出出力Vlを安定させ、この後に制御電圧
Vcを調節して、トナー濃度センサ41の検出出力Vlを
1.5Vに設定することが望ましい。
【0040】ところで、現像剤の交換に際し、現像剤が
投入されていない現像容器46を誤ってセットし、現像
剤の攪拌動作を行なったとしても、現像容器46内の空
のスペース(空気)の透磁率が低く、トナー濃度センサ
41の検出出力Vlが低くなることから、新規の現像剤
を攪拌したときと同様に、トナー濃度センサ41の検出
出力Vlが低下して安定したものとみなしてしまうこと
があり得る。このため、トナー濃度センサ41の制御電
圧Vcの調節に先立ち、現像容器46内の現像剤の有無
を判定することが望ましい。
【0041】ここで、現像容器46が空である場合は、
現像容器46の空のスペースがトナー濃度センサ41に
より検出されることから、単に、トナー濃度センサ41
の検出出力Vlが低くなるだけではなく、図6のグラフ
における透磁率が低いときのトナー濃度センサ41の検
出出力Vlminからも明らかな様に、制御電圧Vcが最小
電圧Vcminから最大電圧Vcmaxまで変化しても、トナー
濃度センサ41の検出出力Vlminが維持される。
【0042】また、現像容器46に現像剤が投入されて
いる場合は、現像剤の磁性体のキャリアがトナー濃度セ
ンサ41により検出されることから、図6のグラフから
明らかな様に、制御電圧Vcが最小電圧Vcminから最大
電圧Vcmaxまで変化すると、トナー濃度センサ41の検
出出力Vlが大きく変化する。この変化量は、現像在中
のトナー濃度が5重量%のときのトナー濃度センサ41
の検出出力Vl(=1.5V)の2倍以上に及ぶ。
【0043】従って、制御電圧Vcを最小電圧Vcminか
ら最大電圧Vcmaxまで変化させて、トナー濃度センサ4
1の検出出力Vlの変化特性を求めれば、この検出出力
Vlの変化特性に基づいて、現像容器46内の現像剤の
有無を判定することができる。
【0044】そこで、本実施形態では、現像剤の交換に
際し、図7のフローチャートに従って、制御電圧Vcに
対するトナー濃度センサ41の検出出力Vlの変化特性
を求め、この検出出力Vlの変化特性に基づいて、現像
容器46内の現像剤の有無を判定し、この後に制御電圧
Vcを調節し、トナー濃度センサ41の検出出力Vlを
1.5Vに設定して、トナー濃度センサ41の出力特性
を最適化している。次に、図7のフローチャートの処理
を説明する。
【0045】まず、画像形成装置の定期的な保守並びに
点検に際し、現像容器46内の現像剤を新規のものに交
換すると、現像容器46を画像形成装置に所定の位置に
セットしてから、画像形成装置のメイン電源スイッチを
オンにして、画像形成装置を起動し、更に初期設定ボタ
ン51をオンにする。制御装置30のCPU31は、初
期設定ボタン51のオンに応答して、トナー補給ローラ
47の回転を禁止し、また現像装置25の各攪拌ローラ
45,45の回転を開始させて、現像容器46内の現像
剤を攪拌するというアイドリング駆動を開始する(ステ
ップS101)。
【0046】引き続いて、CPU31は、トナー濃度セ
ンサ41の制御電圧Vcを最小電圧Vcminに設定して
(ステップS102)、トナー濃度センサ41の検出出
力Vlminをサンプリングし(ステップS103)、最小
電圧Vcminと検出出力Vlminを対応させてRAM33に
記憶させる。更に、CPU31は、トナー濃度センサ4
1の制御電圧VcをΔVc(例えばΔV=0.25V)ず
つの変化幅で段階的に上昇させ、この制御電圧Vcの段
階的な上昇の度に、トナー濃度センサ41の検出出力V
lをサンプリングして、制御電圧Vcと検出出力Vlを対
応させてRAM33に記憶させる(ステップS10
4)。最後に、CPU31は、トナー濃度センサ41の
制御電圧Vcを最大電圧Vcmaxまで上昇させて(ステッ
プS105)、トナー濃度センサ41の検出出力Vlmax
をサンプリングし(ステップS106)、最大電圧Vcm
axと検出出力Vlmaxを対応させてRAM33に記憶させ
る。この結果として、制御電圧Vcに対するトナー濃度
センサ41の検出出力Vlの変化特性がRAM33に記
憶される。
【0047】こうしてトナー濃度センサ41の検出出力
Vlの変化特性を求め、各攪拌ローラ45,45の回転
開始から3分を経過すると、CPU31は、各攪拌ロー
ラ45,45を停止させて、アイドリング駆動を停止す
る(ステップS107)。そして、CPU31は、最小
電圧Vcmin及び最大電圧Vcmaxに対応するそれぞれの検
出出力Vlmin,VlmaxをRAM33から読み出し、各検
出出力Vlmin,Vlmaxの差を求めて、この差を予め設定
された閾値Vs=1.5Vと比較し(ステップS10
8)、この差が閾値Vs未満であれば(ステップS10
8で「No」)、現像剤が現像容器46に投入されてい
ないものとみなす。ここで、現像剤が投入されていない
場合は、先に述べた様に現像容器46の空のスペースが
トナー濃度センサ41により検出されることから、制御
電圧Vcをが変化しても、トナー濃度センサ41の検出
出力Vlminが常に維持され、トナー濃度センサ41のそ
れぞれの検出出力Vlmin,Vlmaxの差が0となり、この
差が閾値Vs未満となる。従って、この差が閾値Vs未満
であれば、現像剤が投入されていないものとみなすこと
ができる。
【0048】CPU31は、現像剤が投入されていない
ものとみなすと、現像剤の投入を促す旨を表示部52に
表示する(ステップS111)。
【0049】また、CPU31は、この差が閾値Vs以
上であれば(ステップS108で「Yes」)、現像剤
が現像容器46に投入されているものとみなす。ここ
で、現像剤が投入されている場合は、先に述べた様に現
像剤の磁性体のキャリアがトナー濃度センサ41により
検出されることから、トナー濃度センサ41のそれぞれ
の検出出力Vlmin,Vlmaxの差が閾値Vsの略2倍とな
り、この差が確実に閾値Vs以上となる。従って、この
差が閾値Vs以上であれば、現像剤が投入されているも
のとみなすことができる。
【0050】CPU31は、現像剤が投入されているも
のとみなすと、RAM33内のトナー濃度センサ41の
検出出力Vlの変化特性を参照し、トナー濃度センサ4
1の検出出力Vlが閾値Vs=1.5Vとなるときの制御
電圧Vcを導出し、この制御電圧VcをRAM33に記憶
すると共に、この制御電圧Vcをトナー濃度センサ41
に加え(ステップS109)、画像形成を待機する(ス
テップS110)。
【0051】この様に本実施形態では、制御電圧Vcに
対するトナー濃度センサ41の検出出力Vlの変化特性
を求めておき、現像剤が現像容器46に投入されている
ときには最小電圧Vcmin及び最大電圧Vcmaxに対応する
それぞれの検出出力Vlmin,Vlmaxの差が閾値Vs=
1.5Vを確実に超えることから、この差が閾値Vs以
上であれば、現像剤が現像容器46に投入されているも
のとみなし、また、この差が閾値Vs未満であれば、現
像剤が現像容器46に投入されていないものとみなして
いる。更に、制御電圧Vcに対するトナー濃度センサ4
1の検出出力Vlの変化特性を用いて、トナー濃度セン
サ41の検出出力Vlが閾値Vs=1.5Vとなるときの
制御電圧Vcを導出して設定しているので、トナー濃度
センサ41の出力特性を最適化することができる。
【0052】また、既存のトナー濃度センサ41等を利
用し、プログラムの追加だけにより、本実施形態の装置
を実現しているので、コストの上昇を招かずに済む。
【0053】更に、現像剤の有無の判定、及びトナー濃
度センサ41の出力特性の最適化をアイドリング動作中
に行なっているので、現像装置及び画像形成装置に負担
をかけることがない。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、透磁
率センサに印加される制御電圧を変化させて、透磁率セ
ンサの検出出力の変化量を求め、この検出出力の変化量
を予め設定された閾値と比較して、現像剤の有無を判定
している。ここで、現像剤が有れば、現像剤中の磁性体
のキャリアも有ることから、透磁率センサにより現像剤
の透磁率が検出されることになり、制御電圧が変化する
と、透磁率センサの検出出力が大きく変化する。これに
対して、現像剤が無ければ、磁性体のキャリアも全くな
いので、透磁率センサにより空のスペース(空気)の透
磁率が検出されることになり、制御電圧が変化しても、
透磁率センサの検出出力が殆ど変化しない。従って、制
御電圧に対する透磁率センサの検出出力の特性に基づい
て、現像剤の有無を確実に判定することができる。
【0055】また、本発明によれば、透磁率センサの検
出出力の変化量が閾値未満であって小さければ、現像剤
が無いと判定し、透磁率センサの検出出力の変化量が閾
値以上であって大きければ、現像剤が有ると判定してい
る。
【0056】更に、本発明によれば、画像形成を伴わず
に現像剤を攪拌するアイドリング期間中に、制御手段に
よる判定を実行しているので、現像装置に負担を与えず
に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態を概略的に
示している。
【図2】図1の装置における感光体ドラム及び現像装置
を示す側面図である。
【図3】図1の装置を制御するための制御装置及びトナ
ー濃度センサ等を示すブロック図である。
【図4】トナー濃度センサの出力特性を示すグラフであ
る。
【図5】トナー濃度センサの制御電圧に対する検出出力
の特性を示すグラフである。
【図6】攪拌時間に対するトナー濃度センサの検出出力
の特性を示すグラフである。
【図7】図1の装置による処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
21 感光体ドラム 25 現像装置 43 トナー容器 48 トナー残量センサ 46 現像容器 47 トナー補給ローラ 45 攪拌ローラ 44 現像ローラ 41 トナー濃度センサ 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 淳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA12 AB06 AB14 AC04 AD06 DA10 DA15 DA42 DA52 DA78 DA80 DA82 DB08 DB10 DB14 DB18 DB25 EA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアを混合してなる現像剤
    に交錯する磁界を発生して、現像剤の透磁率を検出する
    透磁率センサと、透磁率センサの検出出力に基づいて、
    現像剤のトナー濃度を制御する制御手段とを備える現像
    装置において、 制御手段は、透磁率センサに印加される磁界強度制御用
    の制御電圧を変化させて、透磁率センサの検出出力の変
    化量を求め、この検出出力の変化量を予め設定された閾
    値と比較して、現像剤の有無を判定することを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、透磁率センサの検出出力の
    変化量が閾値未満であれば、現像剤が無いと判定し、透
    磁率センサの検出出力の変化量が閾値以上であれば、現
    像剤が有ると判定することを特徴とする請求項1に記載
    の現像装置。
  3. 【請求項3】 トナーとキャリアを混合してなる現像剤
    に交錯する磁界を発生して、現像剤の透磁率を検出する
    透磁率センサと、透磁率センサの検出出力に基づいて、
    現像剤のトナー濃度を制御する制御手段とを備える現像
    装置において、 制御手段は、透磁率センサに印加される磁界強度制御用
    の制御電圧を変化させて、この制御電圧の最大値及び最
    小値に対応する透磁率センサのそれぞれの検出出力の差
    を求め、この差を予め設定された閾値と比較して、現像
    剤の有無を判定することを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、透磁率センサの検出出力の
    変化量が閾値未満であれば、現像剤が無いと判定し、透
    磁率センサの検出出力の変化量が閾値以上であれば、現
    像剤が有ると判定することを特徴とする請求項3に記載
    の現像装置。
  5. 【請求項5】 制御手段による判定は、画像形成を伴わ
    ずに現像剤を攪拌するアイドリング期間中に実行される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の現
    像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の現像
    装置と、 現像装置の現像剤により現像される静電潜像を形成する
    像担持体と、 像担持体を露光して、該像担持体上に静電潜像を形成す
    る露光装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成を伴わずに、トナーとキャリア
    を混合してなる現像剤を攪拌するアイドリング期間中
    に、現像剤に交錯する磁界を透磁率センサから発生し
    て、現像剤の透磁率を透磁率センサにより検出しつつ、
    透磁率センサに印加される磁界強度制御用の制御電圧を
    変化させて、透磁率センサの検出出力の変化量を求め、
    この検出出力の変化量を予め設定された閾値と比較し
    て、現像剤の有無を判定することを特徴とする現像剤の
    有無判定方法。
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