JP2000075576A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000075576A
JP2000075576A JP10262406A JP26240698A JP2000075576A JP 2000075576 A JP2000075576 A JP 2000075576A JP 10262406 A JP10262406 A JP 10262406A JP 26240698 A JP26240698 A JP 26240698A JP 2000075576 A JP2000075576 A JP 2000075576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
amount
toner
forming particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10262406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3793655B2 (ja
Inventor
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Hiroshi Saito
洋 斉藤
Hiroshi Ishii
宏 石井
Ichiro Komuro
一郎 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26240698A priority Critical patent/JP3793655B2/ja
Publication of JP2000075576A publication Critical patent/JP2000075576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3793655B2 publication Critical patent/JP3793655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度過多の画像形成や上記地肌汚れをより確
実に低減することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 主電源がONされたときや、該主電源が
ONされており且つ画像形成を行わない時間が所定時間
を超えたとき、には感光体ドラム1の非画像部における
トナー付着量に応じて剤攪拌処理を行い(ステップS
7)、更に、Pパターンのトナー付着量に応じてトナー
消費処理を実行する(ステップS16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、等の画像形成装置に係り、詳しく
は、潜像担持体や転写体の非画像部の地肌汚れを低減す
る地肌汚れ低減手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンターなどの画像形
成装置においては、画像形成粒子としてのトナーの帯電
量の変化により、過多濃度の画像を形成したり、潜像担
持体である感光体ドラムの非画像部に地肌汚れを発生さ
せたり、逆に画像濃度を不足させたり、といった不具合
を生ずる場合があった。例えば、画像形成装置に新たな
トナーをセットした直後には、帯電不足のトナーが過剰
となって、過多濃度の画像を形成したり、地肌汚れを生
じたりする場合があった(以下、画像形成装置に新たな
トナーがセットされた直後のことを、トナーセット後と
称する)。
【0003】そこで、本出願人は特開平8−26286
5号において、光学濃度基準値(Vsg)と光学濃度検出
値(Vsgp)とを粒子付着量検知手段としての光学的セ
ンサ(以下、Pセンサと称する)に検出させ、この検出
結果に基づいて、トナーセット後におけるトナー攪拌時
間を決定させる画像形成装置を提案した。ここで、Vsg
は、現像装置内のトナーが十分に帯電されている状態に
おける、潜像担持体上の非画像部の反射光量検出値であ
り、Vsgpは、トナーセット後における該非画像部の反
射光量検出値である。この画像形成装置によれば、トナ
ーセット後の現像装置内のトナーを、VsgとVsgpとに
基づいて充分帯電させるまで攪拌することができるの
で、トナーセット後のトナー帯電不足による過多濃度の
画像形成や上記地肌汚れを回避することができる。
【0004】また、本出願人は特開平4−158382
号において、トナーセット後の初回の画像形成に先立っ
て、二成分現像装置に対してその内部の二成分現像剤の
トナーを強制消費させたり、トナーを補給したりして、
トナー濃度を調整するトナー収支制御を実行する画像形
成装置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者は
鋭意研究により、トナーセット後の他にも過多濃度の画
像形成や地肌汚れを生ずる場合があることを見出した。
【0006】例えば、主電源を切った状態、即ち、不使
用の状態、で画像形成装置を長期間放置すると、現像装
置内のトナーを無攪拌の状態で長期間放置することにな
り、主電源の再投入後においてトナー帯電不足による上
記地肌汚れ等を生ずることが判明した。このため、上記
特開平8−262865号の画像形成装置でも、長期間
放置後の主電源再投入後には転写紙等に地肌汚れを等を
生じさせるおそれがある。
【0007】また、二成分現像装置を用いる画像形成装
置の場合には、二成分現像装置内のトナー濃度を一定に
保っても、湿度や温度等の環境の変化により画像濃度が
変化してしまう。このため、従来、感光体ドラム上に形
成した基準画像のトナー付着量に応じて二成分現像装置
へのトナー補給量を増減することで、トナー濃度を調整
して画像濃度の安定化を図っていた。しかし、このよう
にトナー補給量の増減によってトナー濃度を調整する場
合には、トナー補給を停止させても、画像を形成させな
い限りはトナー濃度を低下させることができない。この
ため、環境が急激に変化した場合には、トナー濃度が適
正な濃度に低下するまで、地肌汚れのある画像や、過多
濃度の画像を形成してしまうことが判明した。上記特開
平4−158382号の画像形成装置は、トナーセット
後にトナーを強制消費するものであり、トナーセット後
でないときにはトナーを強制消費しないので、転写紙等
に地肌汚れを等を生じさせるおそれがあった。
【0008】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、過多濃度の画像形成や
上記地肌汚れをより確実に低減することができる画像形
成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に潜像を形成する潜像担持
体と、粒子帯電手段によって画像形成粒子を帯電させ、
画像形成粒子及びキャリアを含有する二成分現像剤を用
いて該潜像を現像する二成分現像装置と、二成分現像剤
に画像形成粒子を補給するための粒子補給手段と、これ
らを制御する制御手段とを備える画像形成装置であっ
て、該表面の所定位置における画像形成粒子付着量を検
知する粒子付着量検知手段を備え、主電源がONされた
場合、又は、該主電源がONされており且つ画像形成を
行わない時間が所定時間を超えた場合、には該所定位置
を非画像部とするような作動条件下で該画像形成粒子付
着量を検知し、この検知結果に応じて、画像形成粒子の
帯電量を調整する帯電量調整制御を実行して、該潜像担
持体の非画像部における画像形成粒子付着量を低減した
後、更に、該基準画像の画像形成粒子付着量が所定量を
超える場合には、該二成分現像装置内の画像形成粒子を
強制的に消費する強制消費制御を実行することを特徴と
するものである。
【0010】請求項2の発明は、表面に潜像を形成する
潜像担持体と、粒子帯電手段によって画像形成粒子を帯
電させ、画像形成粒子及びキャリアを含有する二成分現
像剤を用いて該潜像を現像する二成分現像装置と、二成
分現像剤に画像形成粒子を補給するための粒子補給手段
と、これらを制御する制御手段とを備える画像形成装置
であって、該表面の所定位置における画像形成粒子付着
量を検知する粒子付着量検知手段を備え、主電源がON
された場合、又は、該主電源がONされており且つ画像
形成を行わない時間が所定時間を超えた場合、であり且
つ該基準画像の画像形成粒子付着量が所定量を超える場
合、には該二成分現像装置内の画像形成粒子を強制的に
消費する強制消費制御を実行した後、該所定位置を非画
像部とするような作動条件下で該画像形成粒子付着量を
検知し、この検知結果に応じて、画像形成粒子の帯電量
を調整する帯電量調整制御を実行して、該潜像担持体の
非画像部における画像形成粒子付着量を低減することを
特徴とするものである。
【0011】請求項1又は2の画像形成装置において
は、主電源がONされた場合、又は、該主電源がONさ
れており且つ画像形成を行わない時間が所定時間を超え
た場合、には画像形成粒子についての帯電量調整制御及
び濃度調整制御を実行する。即ち、画像形成粒子の帯電
量が不足している可能性が高い場合や、最後に画像形成
動作を行ったときに比べて環境が大きく変化していると
予想される場合には、帯電量調整制御及び濃度調整制御
を実行する。この帯電量調整制御においては、潜像担持
体上の非画像部であるべき所定位置の画像形成粒子付着
量に応じて、画像形成粒子の摩擦帯電量を調整して該非
画像部の画像形成粒子付着量を低減する。また、上記濃
度調整制御においては、上記基準画像の画像形成粒子付
着量が所定量を超える場合には、二成分現像装置内の画
像形成粒子を強制的に消費する。これらの制御により、
潜像担持体上の非画像部の地肌汚れを低減させ、且つ、
基準画像の画像形成付着量が所定量を超える場合には、
所望の画像を形成する前に二成分現像装置内の画像形成
粒子濃度を低下させることができる。
【0012】請求項3の発明は、上記二成分現像装置内
の画像形成粒子濃度を検知する粒子濃度検知手段を備え
る請求項1又は2の画像形成装置において、上記強制消
費制御後の二成分現像剤を用いて該粒子濃度検知手段を
校正させるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記強制消
費制御後に生ずる粒子濃度検知手段の検知誤差の増大を
回避する。例えば、上記強制消費制御により二成分現像
剤の画像形成粒子濃度を粒子濃度検知手段の適正検知域
から外してしまった場合には、該粒子濃度検知手段の検
知誤差を増大させてしまう。そして、この増大により、
上記強制消費制御後の二成分現像剤に対する画像形成粒
子濃度の調整能力を低下させてしまう。そこで、この画
像形成装置においては、上記校正により、上記適正検知
域を上記強制消費制御後の二成分現像剤の画像形成粒子
濃度に合わせることで、該強制消費制御後に生ずる粒子
濃度検知手段の検知誤差の増大を回避する。
【0014】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記潜像担持体の表面に所定形
状のパターン画像を形成させることにより、上記二成分
現像装置内の画像形成粒子を強制的に消費させるように
構成したことを特徴とするものである。
【0015】この画像形成装置においては、潜像担持体
の表面に所定形状のパターン画像を形成することで、単
位時間あたりにおける画像形成粒子濃度の低減量を均一
化する。
【0016】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の画像形成装置において、少なくとも、画像形成装置
の主電源をONしてから最初の画像形成を行わせるまで
の間に、上記帯電量調整制御及び上記強制消費制御を実
行させるように構成したことを特徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、画像形成装
置の主電源をONした後の最初の画像形成から、過多濃
度の画像形成や上記地肌汚れを低減することができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項5の画像形成装
置において、少なくとも、上記主電源をONしてから最
初の上記帯電量調整制御及び上記強制消費整制御を実行
させるまでの間に、地肌汚れのない状態の上記所定位置
を上記粒子付着量検知手段に検知させて、該粒子付着量
検知手段を校正させるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0019】この画像形成装置においては、上記主電源
をONした後の最初の上記帯電量調整制御及び上記強制
消費整制御から、地肌れ状態の誤認を回避することがで
きる。例えば、地肌汚れしている状態の上記所定位置を
上記粒子付着量検知手段で検知しながら、該粒子付着量
検知手段を校正すると、以降の制御において、地肌汚れ
している状態の該所定位置を地肌汚れしていないものと
誤認してしまう。そこで、この画像形成装置において
は、最初の上記帯電量調整制御及び上記強制消費整制御
に先立ち、地肌汚れのない状態の上記所定位置を上記粒
子付着量検知手段で検知しながら、該粒子付着量検知手
段を校正する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した実
施形態について説明する。
【0021】まず、この複写機の基本的な構成について
説明する。図1は本実施形態に係る複写機の作像部分の
概略構成を示す断面図である。この複写機には、静電潜
像が形成される潜像担持体としての感光体ドラム1が回
転可能に取り付けられており、図示しない駆動系により
図中時計回りに駆動される。この感光体ドラム1の周囲
には帯電装置2、現像装置3、転写装置4(図示せ
ず)、クリーニング手段としての機能を兼ね備えるクリ
ーニング装置5、除電装置としての除電ランプ6、粒子
付着量検知手段としてのPセンサ8、等が配設されてい
る。そして、現像装置3には、現像装置3にトナーを補
給するための粒子補給手段としてのトナー補給装置7が
取付けられている。なお、この複写機全体の動作につい
ては、周知の電子写真プロセスであるので説明を省略す
る。
【0022】現像装置3はトナーと磁性キャリアからな
るいわゆる2成分現像剤を用いる二成分現像装置であ
り、この現像装置3の内部には、現像ローラ対3a、攪
拌パドル3b、アジテータ3c、粒子濃度検知手段とし
てTセンサ3d、等が設けられている。現像ローラ対3
aはそれぞれ、現像装置3の開口部においてその周面を
感光体ドラム1の周面と対向させるように設けられ、ト
ナーを付着させた磁性キャリアを担持すべく、内部に磁
石が設けられている。アジテータ3cは、上記トナー補
給装置7から補給されたトナーを現像装置3内の二成分
現像剤と混合撹拌しながら、攪拌パドル3b側に搬送す
る。攪拌パドル3bは、ローラ部の周面に設けられた複
数のパドル状部材により、アジテータ3cから搬送され
てくる二成分現像剤や、既にその周辺に存在する二成分
現像剤を攪拌しながら、これらの二成分現像剤を現像ロ
ーラ対3aに供給する。この攪拌の際、二成分現像剤中
のトナーは、磁性キャリア等との摩擦により帯電が助長
される。即ち、攪拌パドル3bは粒子帯電手段としての
機能を備えている。なお、アジテータ3cも、上記混合
攪拌の際にトナーの摩擦帯電を助長するので、粒子帯電
手段としての機能を備えている。Tセンサ3dは、アジ
テータ3cの下方の現像ケーシング底壁部に設けられ、
アジテータ3c近傍における二成分現像剤のトナー濃度
(以下、単にトナー濃度と称する)を検知すべく、該二
成分現像剤の透磁率を検知する。
【0023】現像装置3においては、現像ローラ対3
a、攪拌パドル3b、アジテータ3c、などが図示を省
略した駆動装置によって駆動され、現像ローラ対3a及
び攪拌パドル3bがそれぞれ反時計回りに、アジテータ
3cが時計回りに回転する。これらの回転により、アジ
テータ3c近傍の二成分現像剤は攪拌されながら攪拌パ
ドル3bに送られ、攪拌パドル3bから現像ローラ対3
aに供給される。そして、現像ローラ3a周面に担持さ
れて感光体ドラム1周面との対向部に搬送され、感光体
ドラム1周面に形成された静電潜像を現像する。
【0024】トナー補給装置7は、内部に現像装置3へ
の補給用のトナーを収容している。そして、このトナー
を撹拌しながら現像装置3内との連通口側へ送るための
撹拌部材7aが設けられている。更に、この連通口に
は、撹拌部材から送られてくるトナーを現像装置3に補
給するためのトナー補給ローラ7bが設けられている。
【0025】次に、本複写機の制御手段について説明す
る。図2は本複写機の制御手段としての制御部10にお
ける回路構成の一部を示すブロック図である。制御部1
0は、演算機能を備えるMPU10a、シーケンスプロ
グラムを格納するROM10b、演算データを一時的に
格納するRAM10c、等から構成されている。MPU
10aと、ROM10b及びRAM10cとは、有線接
続されており、これらの間でデータ交換が行われるよう
になっている。更に、MPU10aには、操作表示部1
1、Tセンサ3d、Pセンサ8、等も接続されている。
この操作表示部11は、例えばタッチパネル式ディスプ
レイ等から構成され、操作者に対して所定情報を表示し
たり、操作者からのキー入力を受け付けたりするための
ものである。また、Tセンサ3d及びPセンサ8の検出
信号は、MPU10aに適宜読み込まれるようになって
いる。
【0026】MPU10aは、CPUやPWMコントロ
ーラ等を備えており、PWMコントローラからは直流電
圧が出力されて、Tセンサ3dとPセンサ8とにそれぞ
れ印加される。CPUは、このPWMコントローラへの
制御信号の大きさ(以下、PWM値と称する)を変化さ
せることにより、Tセンサ3dやPセンサ8に供給すす
る直流電圧(以下、コントロール電圧と称する)の値を
変化させることができる。これにより、Pセンサ8及び
Tセンサ3dの出力レベルを調整している。本実施形態
の複写機においては、感光体ドラム1上の非画像部検出
時に、Pセンサ8からの出力電圧が4.0±0.1
[V]となるように、Pセンサ8へのコントロール電圧
の値を調整すべく、CPUからのPWM値を調整してい
る。
【0027】次に、本複写機のトナー補給制御について
説明する。Pセンサ8は、発光ダイオード等からなる発
光部と、フォトトランジスタなどのフォトセンサ等から
なる受光部とで構成されている。この発光部からの照射
光は、感光体ドラム1上に所定位置に照射され、その反
射光量が受光部によって検出される。この検出結果は、
Pセンサ8から直流電圧として出力され、MPU10a
に入力される。ここで、上記反射光量は感光体ドラム1
上の所定位置におけるトナー付着量によって変化する。
即ち、Pセンサ8からの出力電圧値は、感光体ドラム1
上の所定位置におけるトナー付着量によって変化する。
これにより、MPU10aは、この所定位置におけるト
ナー付着量を知得する。なお、本実施形態の複写機にお
いては、トナー付着量が増加するとPセンサ8からの出
力電圧値が減少する。
【0028】Tセンサ3dは、トナー濃度を検出するも
のであり、例えば、トナ−量の増減で変化する透磁率を
検知する透磁率センサなどで構成されている。そして、
トナー濃度に応じた値の直流電圧をMPU10aに出力
する。
【0029】RAM10には、Tセンサの出力電圧につ
いての目標値(以下、T目標値と称する)が格納されて
いる。MPU10aは、このT目標値と、Tセンサ3d
からの実際の出力電圧の値とに基づいて、トナー補給装
置7の駆動を制御し、現像装置3へのトナー補給をON
/OFFする。これにより、トナー濃度を一定に保つこ
とができる。但し、画像濃度は、トナー濃度の他、トナ
ー帯電量、温度や湿度などの環境、等によっても影響さ
れる。このため、本実施形態の複写機では、予め所定形
状の基準画像(以下、Pパターンと称する)を検知する
Pセンサ8からの出力目標値(以下、P目標値と称す
る)をRAM10cに格納している。そして、感光体ド
ラム1上のPパターンに対してのPセンサ出力値と、P
目標値との比較に基づいて、画像濃度の濃淡を判断して
T目標値を適宜補正する。これにより、現像装置3内へ
のトナー補給量が増減されてトナー濃度が調整されるの
で、安定した濃度の画像が形成される。
【0030】ところで、従来、トナーセット後における
感光体ドラム1の地肌れ等を回避すべく、例えば特開平
4−158382号や特開平8−262865号の構成
を備える画像形成装置が提案されているが、本発明者の
鋭意研究により、地肌汚れはトナーセット後の他にも生
じ得ることが判明した。
【0031】例えば、主電源を切った状態態で画像形成
装置を長期間放置すると、現像装置内のトナーを無攪拌
の状態で長期間放置することになり、主電源の再投入後
においてトナー帯電不足による上記地肌汚れ等を生ずる
ことが判明した。
【0032】また、従来の画像形成装置においては、上
述のようにトナー補給量の増減によってトナー濃度を調
整させるように構成していたが、トナー補給を停止させ
ても、画像を形成させない限りはトナー濃度を低下させ
ることができない。このため、環境が急激に変化した場
合には、トナー濃度が適正な濃度に低下するまで、地肌
汚れのある画像を形成してしまうことが判明した。
【0033】そこで、本複写機は、感光体ドラム1の地
肌汚れや過多濃度の画像形成をより確実に低減すべく、
次のような特徴的な構成を備えている。
【0034】以下、本複写機の特徴的な構成について説
明する。本複写機の制御部10のCPUは、主電源のO
Nを検知した直後に帯電量調整制御及び強制消費制御と
しての初期制御を実行する。図3はCPUにおける初期
制御を示すフローチャートである。図示のように、CP
Uは、主電源のONを検知すると(ステップS1)、ま
ず、変数としてのC1の値をゼロにリセットする(ステ
ップS2)。C1の値は、CPUに対して、後述の追加
攪拌、トナー消費処理又はトナー補給処理の実行回数を
判断させるためのものである。
【0035】CPUは、次に、感光体ドラム1のプレ回
転を開始させた後(ステップS3)、感光体ドラム1上
のトナー付着のない地肌部を検知するPセンサ8からの
出力電圧が4.0±0.1[V]となるように、PWM
コントローラへのPWM値の調整処理を実行する(ステ
ップS4)。
【0036】ここで、Pセンサ8に地肌汚れ部を検知さ
せながらPセンサ8についてのPWM値を調整させる
と、以降の制御において、CPUに対して感光体ドラム
1上の地肌汚れ部もトナー付着のない地肌部として誤認
させてしまう。そこで、本実施形態の複写機において
は、感光体ドラム1のプレ回転開始後、所定時間内にP
センサ8についてのPWM値の調整を終了するように構
成されている。即ち、プレ回転開始直後にPセンサ8の
校正を行う。上記所定時間は、プレ回転開始後、現像装
置3からのトナー付着により上記所定位置に地肌汚れが
生じ、且つ、この地肌汚れがPセンサに検知されるまで
の時間よりも短く設定されており、この時間は予めの試
験により求められたものである。
【0037】このように、感光体ドラム1のプレ回転開
始の直後に、地肌汚れのない上記所定位置をPセンサ8
に検知させながら、Pセンサ8についてのPWM値の調
整処理を実行することにより、主電源をONした直後か
ら上記誤認を回避することができる。
【0038】なお、画像形成装置の構成によっては、プ
レ回転開始直後から感光体ドラム1に地肌汚れが生ずる
場合がある。このような場合には、例えば、感光体ドラ
ム1上の点P(図1参照)を、感光体ドラム1の回転に
よってPセンサ8の検知可能領域まで移動させる前にP
センサ8についてのPWM値の調整処理を終了させれば
よい。また、現像装置3内の現像ローラ3aに担持され
るトナーをブレードの当接や現像ローラ3の逆回転など
によって除去させてもよい。
【0039】CPUは、上記ステップS4でPWM値の
調整処理を実行した後に、非画像部であるべき上記所定
位置のトナー付着量を検知するPセンサ8からの出力電
圧値(以下、VSGと称する)を参照する。そして、VSG
>4.1であると判断した場合には(ステップS5で
Y)、Pセンサ8についてのPWM値の調整不良エラー
処理を実行した後(ステップS6)、初期制御を終了す
る。
【0040】この調整不良エラー処理では、例えば、感
光体ドラム1やPセンサ8を清掃した後、主電源をリセ
ットするような操作を促す表示が操作表示部に表示され
る。なお、現像ローラ3a上のトナーを除去させる機能
を設けている場合には、現像ローラ3a上のトナーを除
去させた状態で、Pセンサ8についてのPWM値を再度
調整させた後、制御のシーケンスを図中のステップS5
にループさせるように構成してもよい。
【0041】CPUは、上記ステップS5においてVSG
≦4.1であると判断した場合には(ステップS5で
N)、次に、30秒間の剤攪拌処理を実行する(ステッ
プS7)。この剤攪拌処理においては、攪拌パドル3b
及びアジテータ3cが30秒間回転し、現像装置3内の
二成分現像剤を攪拌する。この攪拌(以下、第1回目の
攪拌を初期攪拌と称する)により現像装置3内における
二成分現像剤のトナーの摩擦帯電が助長される。
【0042】ここで、複写機の使用頻度がある程度正常
で、且つ、湿度や温度などの環境も適正であれば、二成
分現像剤のトナーは十分に帯電する。しかしながら、複
写機が主電源OFFの状態で長期間放置されていたり、
湿度や温度などの環境が適正でなかったりする場合に
は、二成分現像剤のトナーは初期攪拌されても十分に帯
電せずに、感光体ドラム1上の非画像部に付着して地肌
汚れを生じさせたり、過多濃度の画像を形成したりす
る。
【0043】そこで、CPUは初期攪拌の後に、Vsgを
再度参照する(ステップS8)。そして、このステップ
S8において、Vsg<3.9であると判断した場合には
(ステップS8でY)、感光体ドラム1上に許容範囲を
超える地肌汚れが生じているとみなして、二成分現像剤
に対して30秒間の追加攪拌を実施する。具体的には、
制御のシーケンスを上記ステップS7にループさせる。
但し、追加攪拌の実施回数を最大で2回に抑えるべく、
シーケンスを上記ステップS7にループさせる前に、ス
テップS9及びステップS10の制御を実行する。
【0044】CPUは、これらステップS9及びステッ
プS10の制御において、C1の値に1を加算した後
(ステップS9)、C1=3であるか否かを判断する
(ステップS10)。そして、C1=3であると判断し
た場合(ステップS10でY)には、既に2回の追加攪
拌を実施しているので、シーケンスを上記ステップS7
にループさせずにステップS11に進める。従って、主
電源がONされた直後においては、次の数1に示される
ように、二成分現像剤に対して最大で90秒間の攪拌が
実施される。
【式1】初期攪拌×1[回]×30[秒]+追加攪拌×
2[回]×30[秒]=90[秒]
【0045】CPUは、上記ステップS8においてVsg
≧3.9であると判断した場合や、上記ステップS10
においてC1=3であると判断した場合には、次に、C
1の値をゼロにリセットした後に(ステップS11)、
感光体ドラム1上の上記所定位置にPパターンを形成さ
せる(ステップS12)。そして、このPパターンのト
ナー付着量(以下、Vspと称する)を測定し、Vspが
0.39を下回る場合(ステップS13でY)には、ト
ナー消費処理を実行する。具体的には、制御のシーケン
スをステップS16に進める。但し、トナー消費処理の
実行回数を最大で4回に抑えるべく、シーケンスをこの
ステップS16に進める前に、ステップS14及びステ
ップS15の制御を実行する。
【0046】CPUは、これらステップS14及びステ
ップS15の制御において、C1の値に1を加算した後
(ステップS14)、C1=5であるか否かを判断する
(ステップS15)。そして、C1=5であると判断し
た場合(ステップS15でY)には、既に4回のトナー
消費処理を実行しているので、シーケンスを上記ステッ
プS16に進めずにステップS17に進める。
【0047】このトナー消費処理においては、330
[mm/sec]の表面線速で回転される感光体ドラム
1上の全幅方向に対して、太さ3.3[mm]のライン
状のトナー消費用画像パターン(以下、消費パターンと
称する)が6.6[mm]間隔で複数形成される。この
消費パターンの形成時間は6秒間であるので、200の
消費パターンが形成されることになる。なお、トナー濃
度を低下させ過ぎないように、現像装置3内の二成分現
像剤の収容量に応じて消費パターンの大きさを適正に設
定することが望ましい。本実施形態の現像装置3におけ
る二成分現像剤の収容量は約1[kg]であり、トナー
濃度は概ね2.5[wt%]に調整される。また、感光
体ドラム1上に形成された消費パターンのトナーは、ク
リーニングによりクリーニング装置5内に回収されるの
で、無駄に廃棄されることはない。
【0048】CPUは、上記ステップS13においてV
sp≧0.39であると判断した場合や、上記ステップS
15においてC1=5であると判断した場合には、次
に、C1の値をゼロにリセットした後(ステップS1
7)、Vspの値を再度検証する(ステップS18)。そ
して、Vsp>0.41であると判断した場合(ステップ
S18でY)には、画像濃度を増加させるべくトナー補
給処理を実行する。具体的には、制御のシーケンスをス
テップS21に進める。但し、トナー補給処理の実行回
数を最大で4回に抑えるべく、シーケンスをこのステッ
プS21に進める前に、ステップS19及びステップS
20の制御を実行する。
【0049】CPUは、これらステップS19及びステ
ップS21の制御において、C1の値に1を加算した後
(ステップS19)、C1=5であるか否かを判断する
(ステップS20)。そして、C1=5であると判断し
た場合(ステップS20でY)には、既に4回のトナー
補給処理を実行しているので、シーケンスを上記ステッ
プS21に進めずにステップS22に進める。
【0050】このトナー補給処理においては、トナー補
給装置7を所定時間駆動させて現像装置3内に所定量の
トナーを補給させる。
【0051】ここで、本実施形態の複写機においては、
トナー帯電量が不足しているときや、環境が大きく変化
しているときには、このようなトナー消費処理により画
像濃度が低下する場合が多い。即ち、帯電量が不足して
いるときや、環境が大きく変化しているときには、通常
のときよりもトナー濃度を低減するので、形成画像の濃
度を低下させる。
【0052】一方、上述のように、CPUは通常、Pパ
ターンを検知するPセンサからの出力値をP目標値に近
づけるようなトナー濃度制御(以下、単にトナー濃度制
御と称する)を実行する。このため、トナー消費処理に
おいてトナー濃度を適切に低減していても、以降のトナ
ー濃度制御により、再びトナー濃度を増加させてしま
い、上記地肌汚れ等を再発させてしまうおそれがある。
このような再発を回避する方法としては、トナー消費処
理後の所定時間内、例えば、トナーを十分に帯電させる
までの時間内、において該トナー消費処理直後のTセン
サ3dからの出力値をT目標値として定め、該所定時間
の経過後にトナー濃度制御を開始する方法がある。しか
しながら、トナー消費処理後においては、トナー濃度が
Tセンサの適正検知域から外れている場合があり、この
ような場合にはトナー濃度の検知誤差が増大してしま
い、正確なトナー濃度の調整が困難になる。
【0053】そこで、CPUは、上記ステップS18に
おいてVsp≦0.41であると判断した場合や、上記ス
テップS20においてC1=5であると判断した場合に
は、次に、現像装置3内の二成分現像剤を用いてTセン
サ3dの校正処理を行う(ステップS22)。
【0054】この校正処理において、CPUは、Tセン
サ3dのトナー濃度の適正検知域の中心を、上記ステッ
プS13の制御の直後における二成分現像剤のトナー濃
度に合わせるべく、該トナー濃度に対するTセンサ3d
の出力値が例えば2.5[V]になるように、Tセンサ
についてのPWM値を調整する。このようなTセンサ3
dの校正により、Tセンサ3dのトナー濃度の適正検知
域を調整後のトナー濃度に合わせて、初期制御後に生ず
るトナー濃度の検知誤差の増大を回避する。
【0055】そして、Tセンサ3dの校正処理を実行し
た後には、感光体ドラム1のプレ回転を終了させて初期
制御を終了する。
【0056】以上の初期制御において、Vsgの検知結果
に応じて剤攪拌処理が適宜実行され、感光体ドラム1上
の非画像部におけるトナー付着量が低減される。
【0057】また、Pパターンにおけるトナー付着量が
所定量を超える場合には、現像装置3内のトナーが強制
的に消費される。これにより、感光体ドラム1上に所望
の画像を形成する前に、現像装置3内のトナー濃度を低
下させることができる。
【0058】なお、CPUは、複写機の主電源がONさ
れた状態で画像形成動作の待機時間が例えば24時間を
超えた場合には、ステップS5からS22までの制御を
行うものとする(図示せず)。
【0059】以上、本実施形態の複写機によれば、感光
体ドラム1上の非画像部におけるトナー付着量が低減さ
れ、且つ、Pパターンにおけるトナー付着量が所定量を
超える場合には、所望の画像を形成する前に現像装置3
内のトナー濃度を低下するので、地肌汚れや、過多濃度
の画像形成をより確実に低減することができる。
【0060】なお、本実施形態において、トナーの帯電
を助長することにより地肌汚れを低減する構成について
説明したが、本発明に係る「帯電量調整制御」は画像形
成粒子の帯電を助長する制御に限定されるものではな
い。例えば、逆帯電トナーの増加により地肌汚れを生じ
ている場合には、トナーの帯電を助長しないことによ
り、地肌汚れを低減し得る場合がある。、即ち、トナー
の帯電を助長しないことにより地肌汚れを低減する場合
もあり、本発明に係る「帯電量調整制御」にはこのよう
な態様も含まれる。
【0061】また、「帯電量調整制御」を実行した後に
「強制消費制御」と実行する構成について説明したが、
これらの制御の実行順序を逆転させても本発明を実現で
きる。この場合には、例えば、図3のステップS12か
らS22まで、ステップS11、ステップS7からS1
0まで、ステップS23という順序で制御を実行させ
る。
【0062】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、画像形
成粒子の帯電量が不足している可能性が高い場合や、最
後に画像形成動作を行ったときに比べて環境が大きく変
化していると予想される場合には、潜像担持体上の非画
像部の地肌汚れを低減させ、且つ、基準画像の画像形成
付着量が所定量を超える場合には、所望の画像を形成す
る前に二成分現像装置内の画像形成粒子濃度を低下させ
ることができるので、潜像担持体及び転写体の地肌汚れ
や、過多濃度の画像形成をより確実に低減することがで
きるという優れた効果がある。
【0063】請求項3の発明によれば、上記強制消費制
御後に生ずる粒子濃度検知手段の検知誤差の増大を回避
するので、該強制消費制御後の二成分現像剤に対する画
像形成粒子濃度の調整能力の低下を回避することができ
るという優れた効果がある。
【0064】請求項4の発明によれば、単位時間あたり
における画像形成粒子濃度の低減量を均一化するので、
該画像形成粒子濃度を正確に調整することができるとい
う優れた効果がある。
【0065】請求項5の発明によれば、画像形成装置の
主電源をONした後の最初の画像形成から、過多濃度の
画像形成や上記地肌汚れなどの不具合を低減することが
できるので、これらの不具合を更に確実に低減すること
ができるという優れた効果がある。
【0066】請求項6の発明によれば、上記主電源をO
Nした後の最初の上記帯電量調整制御及び上記強制消費
整制御から地肌れ状態の誤認を回避することができるの
で、過多濃度の画像形成や潜像担持体の地肌汚れを更に
確実に低減することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の作像部分の概略構成を
示す断面図。
【図2】同複写機の制御部10における回路構成の一部
を示すブロック図。
【図3】同制御部10のCPUにおける初期制御を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 現像装置 3a 現像ローラ対 3b 攪拌パドル 3c アジテータ 3d Tセンサ 4 転写装置 5 クリーニング装置 6 除電ランプ 7 トナー補給装置 7a 攪拌部材 7b トナー補給ローラ 8 Pセンサ 10 制御部 10a MPU 10b ROM 10c RAM 11 操作表示部
フロントページの続き (72)発明者 石井 宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小室 一郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA10 DA40 EA01 EC03 EC06 EF01 EF15 HB09 2H077 DA04 DA47 DA62 DB00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像を形成する潜像担持体と、粒子
    帯電手段によって画像形成粒子を帯電させ、画像形成粒
    子及びキャリアを含有する二成分現像剤を用いて該潜像
    を現像する二成分現像装置と、二成分現像剤に画像形成
    粒子を補給するための粒子補給手段と、これらを制御す
    る制御手段とを備える画像形成装置であって、該表面の
    所定位置における画像形成粒子付着量を検知する粒子付
    着量検知手段を備え、主電源がONされた場合、又は、
    該主電源がONされており且つ画像形成を行わない時間
    が所定時間を超えた場合、には該所定位置を非画像部と
    するような作動条件下で該画像形成粒子付着量を検知
    し、この検知結果に応じて、画像形成粒子の帯電量を調
    整する帯電量調整制御を実行して、該潜像担持体の非画
    像部における画像形成粒子付着量を低減した後、更に、
    該基準画像の画像形成粒子付着量が所定量を超える場合
    には、該二成分現像装置内の画像形成粒子を強制的に消
    費する強制消費制御を実行することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】表面に潜像を形成する潜像担持体と、粒子
    帯電手段によって画像形成粒子を帯電させ、画像形成粒
    子及びキャリアを含有する二成分現像剤を用いて該潜像
    を現像する二成分現像装置と、二成分現像剤に画像形成
    粒子を補給するための粒子補給手段と、これらを制御す
    る制御手段とを備える画像形成装置であって、該表面の
    所定位置における画像形成粒子付着量を検知する粒子付
    着量検知手段を備え、主電源がONされた場合、又は、
    該主電源がONされており且つ画像形成を行わない時間
    が所定時間を超えた場合、であり且つ該基準画像の画像
    形成粒子付着量が所定量を超える場合、には該二成分現
    像装置内の画像形成粒子を強制的に消費する強制消費制
    御を実行した後、該所定位置を非画像部とするような作
    動条件下で該画像形成粒子付着量を検知し、この検知結
    果に応じて、画像形成粒子の帯電量を調整する帯電量調
    整制御を実行して、該潜像担持体の非画像部における画
    像形成粒子付着量を低減することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】上記二成分現像装置内の画像形成粒子濃度
    を検知する粒子濃度検知手段を備える請求項1又は2の
    画像形成装置において、上記強制消費制御後の二成分現
    像剤を用いて該粒子濃度検知手段を校正させるようにし
    たことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、上記潜像担持体の表面に所定形状のパターン画像を
    形成させることにより、上記二成分現像装置内の画像形
    成粒子を強制的に消費させるように構成したことを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成装置に
    おいて、少なくとも、上記主電源をONしてから最初の
    上記帯電量調整制御及び上記強制消費整制御を実行させ
    るまでの間に、地肌汚れのない状態の上記所定位置を上
    記粒子付着量検知手段に検知させて、該粒子付着量検知
    手段を校正させるようにしたことを特徴とする画像形成
    装置。
JP26240698A 1998-09-01 1998-09-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3793655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26240698A JP3793655B2 (ja) 1998-09-01 1998-09-01 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26240698A JP3793655B2 (ja) 1998-09-01 1998-09-01 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000075576A true JP2000075576A (ja) 2000-03-14
JP3793655B2 JP3793655B2 (ja) 2006-07-05

Family

ID=17375346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26240698A Expired - Fee Related JP3793655B2 (ja) 1998-09-01 1998-09-01 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3793655B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093775A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Oki Data Corp 画像形成装置
US8861994B2 (en) 2012-03-05 2014-10-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and toner supply control method
JP2017203895A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社リコー 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093775A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Oki Data Corp 画像形成装置
JP4722648B2 (ja) * 2005-09-27 2011-07-13 株式会社沖データ 画像形成装置
US8861994B2 (en) 2012-03-05 2014-10-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and toner supply control method
JP2017203895A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3793655B2 (ja) 2006-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3518812B2 (ja) 画像形成装置
JP2002040794A (ja) トナー補給量制御方法及び画像形成装置
JP3474475B2 (ja) 画像形成装置
JP2000075576A (ja) 画像形成装置
JP2001215763A (ja) 画像形成装置
JPH0990733A (ja) 画像形成装置のトナー供給装置
JP3793654B2 (ja) 画像形成装置
JP3793653B2 (ja) 画像形成装置
JPH06186842A (ja) 画像形成装置の現像方法
JPH08194375A (ja) 画像形成装置
JP2001013746A (ja) 画像形成装置
JP2003195623A (ja) 画像形成装置
JP3307098B2 (ja) 画像形成装置およびその現像剤供給制御方式
JP4139021B2 (ja) 画像形成装置
JP3984758B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3955698B2 (ja) 画像形成装置
JPH10207213A (ja) 画像形成装置
JPH09236983A (ja) 画像形成装置
JPH117188A (ja) 画像形成装置
JPH1115255A (ja) 画像形成装置
JP3342594B2 (ja) 画像形成装置
JP2022122591A (ja) 画像形成装置、トナー供給方法
JPH09197797A (ja) 画像形成装置
JP4401042B2 (ja) トナー濃度制御システム及び該システムを用いた画像形成装置
JPH10171237A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060410

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees