JP2003314453A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2003314453A
JP2003314453A JP2002122911A JP2002122911A JP2003314453A JP 2003314453 A JP2003314453 A JP 2003314453A JP 2002122911 A JP2002122911 A JP 2002122911A JP 2002122911 A JP2002122911 A JP 2002122911A JP 2003314453 A JP2003314453 A JP 2003314453A
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Japan
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compressor
gas passage
passage
intake gas
suction
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JP2002122911A
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Eiji Kobayashi
英司 小林
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸シール部の温度上昇を防止し、潤滑油通路
や制御弁などの温度上昇を減少させることができる圧縮
機を提供することにある。 【解決手段】 フロントハウジング2は吸入ガスの入口
となる吸入ポート21から直接、吸入ガスを軸シール部
23へ導く第1の吸入ガス通路25aと、第1の吸入ガ
ス通路25aに引き続き連通した第2の吸入ガス通路2
5bとを有し、軸シール部23は第1及び吸入ガス通路
25a,25bからなる吸入ガス経路の途中に位置して
おり、メインハウジング25は吸入ガスを圧縮機本体に
導くよう第2の吸入ガス通路25bに連通させた第3の
吸入ガス通路35aを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動軸にて圧縮機
本体を駆動して吸入ガスの圧縮作用を得る圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーシングの内部に圧縮機本体を
備えた圧縮機が知られている。その圧縮機の一例とし
て、ケーシングの内部が圧縮動作時に圧縮機の吐出圧と
同じ圧力になるものがある。
【0003】図2は先行技術による圧縮機を示す縦断面
図である。図示の圧縮機は一般に高圧タイプのスクロー
ル型コンプレッサーと呼ばれるものであり、自動車用空
調装置への使用に適しているため、ここではその場合を
例にとって説明する。
【0004】このスクロール型コンプレッサーは、軸方
向における一端が閉塞されたケーシング1を含む。ケー
シング1は、軸方向における他端が開放されている。こ
のケーシング1の開放端部には、軸支持部となるフロン
トハウジング2が設けられている。このフロントハウジ
ング2は、複数のねじ部材(図示せず)によりケーシン
グ1に固定されている。フロントハウジング2には、そ
の中央部に貫通孔2aが形成されている。この貫通孔2
aには、これを貫通するように駆動軸4が配置されてい
る。この駆動軸4は、フロントハウジング2にボールベ
アリング5を介して回転可能に支持されている。
【0005】駆動軸4の突出端部には、駆動装置6が取
り付けられている。この駆動装置6は、フロントハウジ
ング2の突出端部に回転可能に支持されているプーリ7
と、このプーリ7の回転力を駆動軸4に伝達したり遮断
したりする電磁クラッチ8とを含む。図示を省略した
が、プーリ7には例えば自動車のエンジンの回転力が伝
達装置を介して伝達される。
【0006】ケーシング1とフロントハウジング2とが
協働して封止した空間には、固定スクロール部材9と可
動スクロール部材10とで構成された圧縮機本体が配置
されている。固定スクロール部材9はケーシング1の内
部に嵌合されかつ複数のねじ(図示せず)によりケーシ
ング1に固定されており、ケーシング1の閉塞端部と協
働して吐出室12を構成する第1の板体13、及びこの
第1の板体13の一面に形成された第1のうず巻体14
を有している。第1の板体13には、その中央部に吐出
穴15が形成されている。
【0007】可動スクロール部材10は、第2の板体1
6及び第2の板体16の一面に形成され第1のうず巻体
14と噛み合う第2のうず巻体17を有している。第1
の板体13、第1のうず巻体14、第2の板体16、及
び第2のうず巻体17により、圧縮機本体の圧縮室18
が形成される。可動スクロール部材10は、駆動軸4に
偏心されて接続され、かつ、ケーシング1の内部に公知
の機構により自転することなく円軌道運動をするのを可
能にして配置されている。
【0008】フロントハウジング2の上部には、気体状
態の冷媒ガス、即ち、冷媒ガスを吸入ガスとして吸入す
るための吸入ポート21が形成されている。吸入ポート
21は径方向で駆動軸4の近くにまでのびている。
【0009】一方、ケーシング1の上壁部にはその冷媒
ガスを吐出するための吐出ポート22が形成されてい
る。吐出ポート22は、ケーシング1の開放端部の近傍
に形成され、固定スクロール部材9における第1の板体
13の周辺に形成された多数の切欠き又は凹所及びケー
シング1の残りの内側空間を介して吐出室12に連通さ
れている。
【0010】さらにこのスクロール型コンプレッサー
は、駆動軸4の回りをシールする軸シール部23と、フ
ロントハウジング2及び可動スクロール部材10間に配
された固定スクロール部材9にボルト24にて固定され
たメインハウジング25とを含んでいる。軸シール部2
3は吸入ポート21に対向するように位置付けられてい
る。なおメインハウジング25とケーシング1との間に
も吐出ポート22を吐出室12に連通させる空所(図示
せず)が形成されている。
【0011】メインハウジング25には、吸入ガスを圧
縮機本体に導く吸入ガス通路26を設けている。またフ
ロントハウジング2には、吸入ポート21を吸入ガス通
路26に連通させた第1の連通孔27と、吸入ポート2
1を軸シール部23に連通させたバイパス経路としての
第2の連通孔28とを設けている。
【0012】こうして吸入ポート21は、実質的に、フ
ロントハウジング2の径方向端面から駆動軸4に近付く
向きにのびた導入部と、この導入部から軸シール部23
の回りにのびた延出部とを有するものと同等な構造に作
られている。
【0013】この結果、運転時に、吸入ガスは、矢印に
よって示すように、第1の連通孔27及び吸入ガス通路
26を通して圧縮機本体に多くの量の吸入ガスが供給さ
れる他に、第2の連通孔28を通して軸シール部23に
も供給され、軸シール部23を冷却する。
【0014】前述したように、このスクロール型コンプ
レッサーは、ケーシング1の内側空間を圧縮機本体から
吐出された高圧ガスの通路として使用している。ケーシ
ング1の内側空間は、メインハウジング25により、圧
縮機本体から吐出された高圧ガスの通路となる高圧室3
1と、運転時に高圧室31の圧力と軸シール部23の圧
力との中間の圧力になる中間圧室32とに分けられてい
る。中間圧室32は駆動軸4のスラスト力を受ける耐摩
耗材33を介して軸シール部23に隣接している。
【0015】さらにメインハウジング25は、高圧室3
1と中間圧室32とを連通させた潤滑油通路34と、潤
滑油通路34の潤滑油の流通を制御する流通制御手段と
しての制御弁35を備えている。こうして、高圧室31
に収容した潤滑油が運転時には、必要に応じて、中間圧
室32を介して耐摩耗材33の近傍を通って軸受部4
1,42へ減圧を伴って漏出するようにしている。
【0016】可動スクロール部材10が駆動軸4の回転
力により円軌道運動されると、吸入ポート21を通して
冷媒ガスが吸入される。この吸入された冷媒ガスは第1
の連通孔27及び吸入ガス通路26を通して固定スクロ
ール部材9と可動スクロール部材10との間の圧縮室1
8に入り、ここで圧縮される。この圧縮された冷媒ガス
は吐出穴15から吐出室12に吐出される。さらにこの
吐出室12の高圧ガスは、固定スクロール部材9の第1
の板体13に設けた切欠き又は凹所及び高圧空間31を
通って吐出ポート22から吐出される。
【0017】吐出室12の下部には、これと連通するよ
うに油溜め室36が形成されている。この油溜め室36
は、潤滑油を溜めておくためのものである。運転時には
吸入ガスが第1の連通孔27及び吸入ガス通路26を通
して圧縮機本体に供給される他に、第2の連通孔28を
通して軸シール部23にも供給され、軸シール部23を
冷却することになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した圧縮機の運転
時には、吸入ガスが第1の連通孔27及び吸入ガス通路
26を通して圧縮機本体に多くの量の吸入ガスが供給さ
れる他に、第2の連通孔28を通して軸シール部23に
も供給されて軸シール部23を冷却するが、軸シール部
23の温度が上昇するとシール機能が損なわれ易いとい
う問題をもつ。
【0019】さらにメインハウジング25は、高圧室3
1と中間圧室32とを連通させた潤滑油通路34と、潤
滑油通路34の潤滑油の流通を制御する流通制御手段と
しての制御弁35を備えており、高圧室31に収容した
潤滑油が運転時には、必要に応じて、中間圧室32を介
して耐摩耗材33の近傍を通って軸シール部23へ減圧
を伴って漏出するようにしているが、高圧室31の近傍
に位置している潤滑油通路34や潤滑油、さらに制御弁
35などの温度が上昇すると弁機能が損なわれ易いとい
う問題をもつ。
【0020】それ故に本発明の課題は、軸シール部の温
度上昇を防止し、近傍に位置している潤滑油通路や潤滑
油、さらに制御弁などの温度上昇を減少させることがで
きる圧縮機を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フロン
トハウジングと、該フロントハウジングを貫通した駆動
軸と、該駆動軸の回りをシールする軸シール部と、前記
駆動軸にて駆動されて吸入ガスの圧縮作用を得る圧縮機
本体と、前記フロントハウジング及び前記圧縮機本体間
に配されたメインハウジングとを含む圧縮機において、
前記フロントハウジングは、前記吸入ガスの入口となる
吸入ポートと、該吸入ポートから直接、前記吸入ガスを
前記軸シール部へ導く第1の吸入ガス通路と、該第1の
吸入ガス通路に引き続き連通した第2の吸入ガス通路と
を有し、前記軸シール部は、前記第1及び第2の吸入ガ
ス通路からなる吸入ガス経路の途中に位置しており、前
記メインハウジングは、前記吸入ガスを前記圧縮機本体
に導くよう前記第2の吸入ガス通路に連通させた第3の
吸入ガス通路を有していることを特徴とする圧縮機が得
られる。
【0022】また、本発明によれば、前記フロントハウ
ジングと協働して前記圧縮機本体及び前記メインハウジ
ングを封入したケーシングを含み、該ケーシングの内側
空間を前記圧縮機本体から吐出された高圧ガスの通路と
し、前記ケーシングの内側空間は、前記メインハウジン
グにより、前記圧縮機本体から吐出された前記高圧ガス
の通路となる前記高圧室と、運転時に前記高圧室の圧力
と前記軸シール部の圧力との中間の圧力になる中間圧室
とに分けられており、前記メインハウジングには、前記
高圧室と前記中間圧室とを連通させた潤滑油通路と、潤
滑油通路の潤滑油の流通を制御する制御弁とを備え、前
記潤滑油通路及び前記制御弁の近傍に前記第3の吸入ガ
ス通路が設けられていることを特徴とする圧縮機本が得
られる。
【0023】さらに、上記圧縮機において、前記第2の
吸入ガス通路は、1つもしくは複数を有し、前記第2の
吸入ガス通路は径方向にのびて、前記第3の吸入ガス通
路に連通されていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。図1は本発明の実施の一形態
による圧縮機を示す縦断面図である。図1に示す圧縮機
は、従来技術によって説明した自動車用空調装置への使
用に適している圧縮機と同様なものを例にとって説明す
る。なお、図2に示した圧縮機と同じ部分には同じ符号
を付して、本発明の要部となる部分以外の説明を省略す
る。
【0025】図1を参照して、フロントハウジング2の
上部には、気体状態の冷媒、即ち、冷媒ガスを吸入ガス
として吸入するための吸入ポート21が形成されてい
る。吸入ポート21は径方向で駆動軸4の近くにまでの
びている。
【0026】一方、ケーシング1の上壁部にはその吸入
ガスを吐出するための吐出ポート22が形成されてい
る。吐出ポート22は、ケーシング1の開放端部の近傍
に形成され、固定スクロール部材9の第1の板体13に
おける周辺に形成された多数の切欠き又は凹所及びケー
シング1の残りの内側空間を介して吐出室12に連通さ
れている。
【0027】さらに、このスクロール型コンプレッサー
は、駆動軸4の回りをシールする軸シール部23と、フ
ロントハウジング2及び可動スクロール部材10間に配
された固定スクロール部材9にボルト24にて固定され
たメインハウジング25とを含んでいる。軸シール部2
3は吸入ポート21に対向するように位置付けられてい
る。なおメインハウジング25とケーシング1との間に
も吐出ポート22を吐出室12に連通させる空所(図示
せず)が形成されている。
【0028】フロントハウジング2には、吸入ガス経路
として、吸入ポート21から直接、矢印によって示した
吸入ガスを軸シール部23へ導く第1の吸入ガス通路2
5aと、第1の吸入ガス通路25aに引き続き吸入ガス
を圧縮機本体に導く第2の吸入ガス通路25bとを設け
ている。換言すれば、軸シール部23は、設けられてい
る第1及び吸入ガス通路25a,25bからなる吸入ガ
ス経路の途中に位置し、吸入ガスを直接導入する部分に
設けられている。
【0029】メインハウジング25には、第2の吸入ガ
ス通路25bに連通させた第3の吸入ガス通路25cを
設けている。こうして吸入ポート21は、実質的に、フ
ロントハウジング2の径方向端面から駆動軸4に近付く
向きにのびた導入部と、この導入部から軸シール部23
の回りにのびた延出部とを有するものと同等な構造に作
られている。
【0030】この結果、運転時における吸入ガスは、第
1及び第2の吸入ガス通路25a,25bを通過する途
中で軸シール部23を通り、第2の吸入ガス通路25b
から第3の吸入ガス通路25cを通して圧縮機本体に供
給される。
【0031】したがって、軸シール部23には、吸入ポ
ート21から導入される吸入ガスが直接、軸シール部2
3を冷却するので軸シール部23の温度上昇を防止でき
る。
【0032】また、前述したように、このスクロール型
コンプレッサーは、ケーシング1の内側空間を圧縮機本
体から吐出された高圧ガスの通路として使用している。
ケーシング1の内側空間は、メインハウジング25によ
り、圧縮機本体から吐出された高圧ガスの通路となる高
圧室31と、運転時に高圧室31の圧力と軸シール部2
3の圧力との中間の圧力になる中間圧室32とに分けら
れている。
【0033】さらに、メインハウジング25は、高圧室
31と中間圧室32とを連通させた潤滑油通路34と、
潤滑油通路34の潤滑油の流通を制御する流通制御手段
としての制御弁35を備えている。こうして、高圧室3
1に収容した潤滑油が運転時には、必要に応じて、中間
圧室32を介して耐摩耗材33の近傍を通って軸受部4
1,42へ減圧を伴って漏出するようにしている。
【0034】可動スクロール部材10が駆動軸4の回転
力により円軌道運動されると、吸入ポート21を通して
吸入ガスが吸入される。吸入された吸入ガスは第1、第
2及び第3の吸入ガス通路25a,25b,25cを通
して固定スクロール部材9と可動スクロール部材10と
の間の圧縮室18に入り、ここで圧縮される。この圧縮
された吸入ガスは、吐出穴15から吐出室12に吐出さ
れる。さらにこの吐出室12の高圧ガスは、固定スクロ
ール部材9の第1の板体13に設けた切欠き又は凹所及
び高圧空間31を通って吐出ポート22から吐出され
る。
【0035】ところで、高圧室31の近傍に位置してい
る潤滑油通路34や潤滑油、さらに制御弁35などの温
度が上昇すると、弁機能が損なわれ易い。しかし、メイ
ンハウジング25には、潤滑油通路34や制御弁35の
近傍に第3の吸入ガス通路25cが通っているので、軸
シール部23を通過して軸シール部23を冷却した後
の、吸入ガスを有効に利用して、潤滑油通路34や潤滑
油、さらに制御弁35などの温度上昇を減少させること
ができる。
【0036】さらに、フロントハウジング2において
は、第2の吸入ガス通路25bが1本もしくは複数本、
具体的には3本、互いに等しい角度間隔をおいて設けら
れている。これらの第2の吸入ガス通路25bはいずれ
も径方向にのびており、第3の吸入ガス通路25cに接
続されている。
【0037】なお上述では、自動車用空調装置への使用
を例にとって説明したが、様々な分野での使用を妨げる
ものでないのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転時における吸入ガスは、第1及び第2の吸入ガス通
路を通過する途中で軸シール部を通り、第2の吸入ガス
通路から第3の吸入ガス通路を通して圧縮機本体に供給
され、吸入ポートから導入される吸入ガスが直接、軸シ
ール部を冷却するので軸シール部の温度上昇を防止でき
る。
【0039】また、メインハウジングには、潤滑油通路
や制御弁の近傍に第3の吸入ガス通路が通っているの
で、軸シール部を通過して軸シール部を冷却した後の、
吸入ガスを有効に利用して、潤滑油通路や潤滑油、さら
に制御弁などの温度上昇を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による圧縮機の縦断面図
である。
【図2】従来の圧縮機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 フロントハウジング 4 駆動軸 6 駆動装置 9 固定スクロール部材 10 可動スクロール部材 12 吐出室 15 吐出穴 18 圧縮室 21 吸入ポート 22 吐出ポート 23 軸シール部 25 メインハウジング 25a 第1の吸入ガス通路 25c 第3の吸入ガス通路 25b 第2の吸入ガス通路 26 吸入ガス通路 27 第1の連通孔 28 第2の連通孔 31 高圧室 32 中間圧室 34 潤滑油通路 35 制御弁 41,42 軸受部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月13日(2002.6.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ケーシング1とフロントハウジング2とが
協働して封止した空間には、固定スクロール部材9と可
動スクロール部材10とで構成された圧縮機本体が配置
されている。固定スクロール部材9はケーシング1の内
部に嵌合されかつボルト24によりメインハウジング2
に固定されており、ケーシング1の閉塞端部と協働し
て吐出室12を構成する第1の板体13、及びこの第1
の板体13の一面に形成された第1のうず巻体14を有
している。第1の板体13には、その中央部に吐出穴1
5が形成されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントハウジングと、該フロントハウ
    ジングを貫通した駆動軸と、該駆動軸の回りをシールす
    る軸シール部と、前記駆動軸にて駆動されて吸入ガスの
    圧縮作用を得る圧縮機本体と、前記フロントハウジング
    及び前記圧縮機本体間に配されたメインハウジングとを
    含む圧縮機において、 前記フロントハウジングは、前記吸入ガスの入口となる
    吸入ポートと、該吸入ポートから直接、前記吸入ガスを
    前記軸シール部へ導く第1の吸入ガス通路と、該第1の
    吸入ガス通路に引き続き連通した第2の吸入ガス通路と
    を有し、前記軸シール部は、前記第1及び第2の吸入ガ
    ス通路からなる吸入ガス経路の途中に位置しており、前
    記メインハウジングは、前記吸入ガスを前記圧縮機本体
    に導くよう前記第2の吸入ガス通路に連通させた第3の
    吸入ガス通路を有していることを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧縮機において、前記フ
    ロントハウジングと協働して前記圧縮機本体及び前記メ
    インハウジングを封入したケーシングを含み、該ケーシ
    ングの内側空間を前記圧縮機本体から吐出された高圧ガ
    スの通路とし、前記ケーシングの内側空間は、前記メイ
    ンハウジングにより、前記圧縮機本体から吐出された前
    記高圧ガスの通路となる前記高圧室と、運転時に前記高
    圧室の圧力と前記軸シール部の圧力との中間の圧力にな
    る中間圧室とに分けられており、前記メインハウジング
    には、前記高圧室と前記中間圧室とを連通させた潤滑油
    通路と、潤滑油通路の潤滑油の流通を制御する制御弁と
    を備え、前記潤滑油通路及び前記制御弁の近傍に前記第
    3の吸入ガス通路が設けられていることを特徴とする圧
    縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の圧縮機におい
    て、前記第2の吸入ガス通路は、1つもしくは複数を有
    し、前記第2の吸入ガス通路は径方向にのびて、前記第
    3の吸入ガス通路に連通されていることを特徴とする圧
    縮機。
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