JP2003314086A - 墓前用収納容器の扉開閉機構 - Google Patents
墓前用収納容器の扉開閉機構Info
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- JP2003314086A JP2003314086A JP2002125207A JP2002125207A JP2003314086A JP 2003314086 A JP2003314086 A JP 2003314086A JP 2002125207 A JP2002125207 A JP 2002125207A JP 2002125207 A JP2002125207 A JP 2002125207A JP 2003314086 A JP2003314086 A JP 2003314086A
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Abstract
閉じるように簡単に調整できる墓前用収納容器の扉開閉
機構を提供するものである。 【解決手段】石材で形成された箱状本体部2の開口部3
に扉4A、4Bを開閉自在に取付け、前記扉4A、4B
の回転中心にプラスチックを流し込んで軸受部5を形成
し、箱状本体部1の底板6から上方に突設した支持軸7
を前記軸受部5に挿着して、扉4A、4Bを開閉自在に
支持した墓前用収納容器1の扉開閉機構において、前記
箱状本体部2の左右側板10A、10Bに近接する扉4
A、4Bの側面に、プラスチックを流し込んで雌ネジ2
1を形成し、この雌ネジ21に、雄ネジ23で形成され
た調整ストッパー25を可動自在に螺合させ、この調整
ストッパー25と左右側板10A、10Bとの当接位置
を調整して扉4A、4Bを閉じた状態で平面状に保持す
るようにしたものである。
Description
を閉じた状態で平面状に保持するようにした扉開閉機構
に関するものである。
状本体部の開口部に、扉を開閉自在に取付けて石塔の前
などに設置され、内部に線香を立てる香炉や、蝋燭立
て、鈴などを収納するようになっている。この墓前用収
納容器1の扉開閉機構は、図9に示すように、石材で形
成された箱状本体部2の前面開口部3に扉4A、4Bが
開閉自在に取付けられている。
0に示すように、プラスチックを流し込んで軸受部5を
形成し、箱状本体部2の底板6から上方に突設した金属
製の支持軸7を前記軸受部5に挿着して、扉4A、4B
を左右に開閉自在に支持するようになっている。
4A、4Bを組立てる場合、扉4A、4Bは石材で形成
され、機械部品のように正確な寸法に加工することが難
しく、また軸受部5を構成する円筒孔9も機械部品のよ
うに正確な位置に正確な直径で、垂直に開孔することが
できない。このため円筒孔9の内径を支持軸7の直径よ
り十分に大きく形成し、図示しない軸形成用治具を円筒
孔9に挿着してプラスチックを流し込んでから治具を引
き抜いて軸受部5を成形していた。
ると図11に示すように、扉4A、4Bを閉じた時に、
この側面が左右の側板10A、10Bの内壁面に当接し
て停止するが、前述のように扉4A、4Bが正確な形状
に加工されていないので、左右側板10A、10Bの内
壁との当接部分が左右で異なり、扉4A、4Bの前面が
ずれて平板状に閉じず、その調整作業が面倒であった。
改善し、左右の扉を閉じた時に、前面が平板状に揃って
閉じるように簡単に調整できる墓前用収納容器の扉開閉
機構を提供するものである。
墓前用収納容器の扉開閉機構は、石材で形成された箱状
本体部の開口部に扉を開閉自在に取付け、前記扉の回転
中心にプラスチックを流し込んで軸受部を形成し、箱状
本体部の底板から上方に突設した支持軸を前記軸受部に
挿着して、扉を開閉自在に支持した墓前用収納容器の扉
開閉機構において、前記箱状本体部の左右側板に近接す
る扉の側面に、プラスチックを流し込んで雌ネジを形成
し、この雌ネジに、雄ネジで形成された調整ストッパー
を可動自在に螺合させ、この調整ストッパーと左右側板
との当接位置を調整して扉を閉じた状態で平面状に保持
するようにしたことを特徴とするものである。
扉開閉機構は、調整ストッパーが金属で形成されている
ことを特徴とするものである。
ないし図5を参照して詳細に説明する。先ず図1に示す
ように、底部に載置板12を形成した平面略L字形の扉
4A、4Bを加工する。次にこの肉厚部13の内側に、
底面から円筒孔9を開孔すると共に、側面上部に円筒孔
15を横方向に開孔する。また扉4A、4Bの重なり部
分となる端部近傍に取っ手取付孔16も開孔しておく。
た円筒孔15を上方に向けて、ここに雌ネジ成形用のボ
ルト17を挿着する。この後、円筒孔15にプラスチッ
ク20を流し込んで、固化させてから雌ネジ成形用のボ
ルト17を捩って取外すと、雌ネジ21が形成される。
また肉厚部13の底面から開口した円筒孔9に図示しな
い軸形成用治具を挿着して、ここにプラスチックを流し
込んでから軸形成用治具を引き抜いて図3に示すように
軸受部5を形成する。
取付けると共に、前記雌ネジ21に、ステンレス製の雄
ネジ23で形成した調整ストッパー25を螺合させる。
このように扉4A、4Bを製造してから、図5に示すよ
うに墓前用収納容器1の底板6に貫通した軸取付孔の下
方から支持軸7を上方に貫通させてナットで垂直に固定
する。この後、底板6の両側に左右の側板10A、10
Bを立設させて接着剤で固定する。次に扉4A、4Bの
軸受部5に支持軸7を挿着して扉4A、4Bを開閉自在
に支持する。
本体部2の背面側から、調整ストッパー25に、ドライ
バーを差し込んで回転させ、扉4A、4Bが閉じた時に
前面が平板状に閉じるように、調整ストッパー25の突
出長さを調整する。
て図9に示す墓前用収納容器1を完成する。従って、石
材で形成され、機械部品のように正確な寸法に加工する
ことが難しい扉4A、4Bの側面に調整ストッパー25
を可動自在に取付けて、その突出長さを調整することに
より、扉4A、4Bが閉じた時に前面を平板状に閉じる
ことができる。
ステンレスで形成されているので耐食性や耐衝撃性に優
れている。また調整ストッパー25はプラスチック20
で形成した雌ネジ21に螺合して支持されているので、
扉4A、4Bを閉める時に、調整ストッパー25の先端
が、石材で形成された側板10A、10Bと衝突して
も、衝突音がプラスチック20で吸収されて音を小さく
することができる。
左右に取付ける親柱29に適用した場合の本発明の他の
実施の形態を示すものである。この親柱29は内部が中
空の箱状本体部2の側面に開口部3を形成し、ここに扉
4A、4Bを開閉自在に取付けたものである。
ラスチック20を流し込んで成形した雌ネジ21と、こ
こに螺合させた調整ストッパー25が設けられている。
扉4A、4Bを図7に示すように開いた状態で、箱状本
体部2の背面側から、調整ストッパー25の先端にドラ
イバーを差し込んで回転させて、調整ストッパー25の
突出長さを、図8に示すように扉4A、4Bが閉じた時
に前面が揃った平板状に閉じるように調整する。
で形成した場合について示したが、他の金属でも良く、
またプラスチックで形成したものでも良い。
記載の墓前用収納容器の扉開閉機構によれば、左右側板
に近接する扉の側面に、プラスチックを流し込んで雌ネ
ジを形成し、この雌ネジに、雄ネジで形成された調整ス
トッパーを可動自在に螺合させ、この調整ストッパーと
左右側板との当接位置を調整することにより、正確な寸
法に加工することが難しい石材製の扉を閉じた時に、左
右前面が平板状に揃うように簡単に調整することができ
る。
閉機構によれば、金属で形成された調整ストッパーは、
プラスチックで形成した雌ネジに螺合して支持されてい
るので、扉を閉める時に、調整ストッパーの先端が、石
材で形成された側板と衝突しても、衝突音がプラスチッ
クで吸収されて音を小さくすることができる。
を示す斜視図である。
形用のボルトを挿着し、プラスチックを流し込んで雌ネ
ジを形成している状態を示す断面図である。
取付けた状態を示す斜視図である
す断面図である。
面図である。
である。
る。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 石材で形成された箱状本体部の開口部に
扉を開閉自在に取付け、前記扉の回転中心にプラスチッ
クを流し込んで軸受部を形成し、箱状本体部の底板から
上方に突設した支持軸を前記軸受部を挿着して、扉を開
閉自在に支持した墓前用収納容器の扉開閉機構におい
て、前記箱状本体部の左右側板に近接する扉の側面に、
プラスチックを流し込んで雌ネジを形成し、この雌ネジ
に、雄ネジで形成された調整ストッパーを可動自在に螺
合させ、この調整ストッパーと左右側板との当接位置を
調整して扉を閉じた状態で平面状に保持するようにした
ことを特徴とする墓前用収納容器の扉開閉機構。 - 【請求項2】 調整ストッパーが金属で形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の墓前用収納容器の扉開
閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125207A JP3736682B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 墓前用収納容器の扉開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125207A JP3736682B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 墓前用収納容器の扉開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003314086A true JP2003314086A (ja) | 2003-11-06 |
JP3736682B2 JP3736682B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=29539989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002125207A Expired - Fee Related JP3736682B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 墓前用収納容器の扉開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3736682B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111550406A (zh) * | 2019-02-12 | 2020-08-18 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125207A patent/JP3736682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111550406A (zh) * | 2019-02-12 | 2020-08-18 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
JP2022520570A (ja) * | 2019-02-12 | 2022-03-31 | アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ | スクリューローター及びスクリューローターを製造する方法 |
CN111550406B (zh) * | 2019-02-12 | 2023-10-24 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 螺杆转子及制造螺杆转子的方法 |
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---|---|
JP3736682B2 (ja) | 2006-01-18 |
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