JP2003309715A - 画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法を実行するためのプログラム及び該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、該画像処理方法を実行するためのプログラム及び該プログラムを記録した記録媒体

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JP2003309715A
JP2003309715A JP2002111635A JP2002111635A JP2003309715A JP 2003309715 A JP2003309715 A JP 2003309715A JP 2002111635 A JP2002111635 A JP 2002111635A JP 2002111635 A JP2002111635 A JP 2002111635A JP 2003309715 A JP2003309715 A JP 2003309715A
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Gakuhei Riyuu
学平 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面印刷された原稿をスキャナ等によって読
み取り、デジタル的に処理するとき、原画像と処理結果
画像の相違、または処理パラメータの変更によって生じ
た処理結果の間の比較操作を容易にする。 【解決手段】 例えば裏写り補正処理を指定した場合
(S1)、入力された原画像に対し裏写り補正処理を施
し(S2,S3)、処理後の結果画像と原画像を画面上
に連動して表示し、処理の効果を確認する(S4)。同
時連動表示対象を変更する場合(S5−YES)、ユー
ザの選択によって表示対象を変更し(S6)、ステップ
4へ戻る。1回目の処理では、処理結果画像と原画像を
連動表示するが、2回目以降は表示の対象は「原画像と
新処理結果」、「原画像と旧処理結果」、「新処理結果
と旧処理結果」で切り替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法、該画像処理方法を実行するためのプログラ
ム及び該プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、
スキャナや複写機において両面印刷した原稿の表面画像
に生じている裏面画像の裏写り等を補正する画像処理装
置、画像処理方法、該画像処理方法を実行するためのプ
ログラム及び該プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カラースキャナやデジタルカラー
複写機で両面印刷されたカラー文書を入力するとき、裏
面(うらめん)の画像はしばしば表面(おもてめん)に
透けて見えることがある。このことを、表面画像に「裏
写り」が生じたといい、この現象は、原稿の紙が薄いと
きに顕著に現れる。画像をデジタル画像処理により補正
する一つの方法として、原画像エッジから裏写りのエッ
ジを除去した後のエッジ情報を利用して、色補正を行う
方法が提案されている(特願平11−354412号
(カラー画像処理方法、カラー画像処理装置、及びその
ための記録媒体))。
【0003】前記従来の画像処理方法において、画像処
理が全自動的に行われる場合、一定の効果が得られる
が、ユーザ介入の余地がないため、ユーザの細かい要求
に十分こたえることは難しい。この問題を解決するた
め、原画像(つまり、スキャナの場合であれば、スキャ
ンして未処理の画像、また複写機の場合であれば、原稿
そのもの)と、前記画像処理の結果(つまり、スキャナ
の場合であれば、スキャンして画像処理後の画像、また
複写機の場合であれば、画像処理後出力のコピー)をユ
ーザが比較し、処理用のパラメータの調整をしながら、
よりユーザのニーズに合った処理効果を得ることができ
る。
【0004】しかしながら、原画像と処理結果画像の比
較で処理用パラメータの調整を行う方法では、次のよう
な問題がある。 (1)処理の効果が確認しにくい。つまり、画像処理に
よって原画像から結果画像への変化が目視によって定性
的かつ概略的に分かるが、定量的かつ詳細的には分から
ない。また、原画像と処理結果画像の相違場所を全部見
出すことが難しい。 (2)目視による確認をする時、目の視点は原画像と処
理結果画像の間を移動しながら行うため、確認が困難に
なる場合がある。
【0005】このような問題点を克服するため、本発明
者は、紙の両面に印刷された原稿の表面画像をデジタル
的に処理するとき、処理の効果が容易かつ全面的に確認
できる画像処理の装置及び方法、及び該方法を記録した
記録媒体を提供することを目的とする発明を特許出願し
た(特願2001−223833号(画像処理装置、画
像処理方法、プログラムおよび記録媒体)、特願200
2−74289号)。これらの発明の趣旨は、原画像
と、処理結果画像または処理パラメータの変更によって
生じた異なる処理結果画像の間の相違を画面の同じ場所
に視覚的に交互表示し、処理の効果が洩れなく容易に確
認でき、しかもユーザが視点を移動しなくても同じ位置
での原画像と結果画像、または異なる処理結果画像の相
違を簡単に確認できることにある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来例では、次のような問題がある。 (1)関連画像の関連箇所の比較表示に関する操作が煩
雑である。 つまり、関連画像の同じ場所の関連内容を比較する場
合、その画像に対する拡大率の指定と表示場所への移動
操作は、その画像と関連している他の画像にも同じよう
な操作を重複して行わなければならない。 (2)定量的な比較ができない。つまり、関連画像の相
違が画面上にて表示されるが、比較は人間の目の直感的
かつ定性的な判断に委ねられる。
【0007】そこで、本発明は、両面に印刷された原稿
の表面画像をデジタル的に処理するとき、原画像と処理
結果画像の相違、または処理パラメータの変更によって
生じた処理結果画像の間の比較操作を簡単にし、かつ定
量的な比較情報を提供できる画像処理装置、画像処理方
法、該画像処理方法を実行するためのプログラム及び該
プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の技術手段(請求項1)は、画像を入力する画
像入力手段と、該画像入力手段より得られる原画像を処
理する画像処理手段と、前記原画像と前記画像処理手段
より得られる処理結果画像を連動して同時に表示する原
画像及び処理画像連動同時表示手段とを具備することを
特徴とする。この特徴により、原画像と処理結果画像の
比較操作が簡略化でき、定量的な比較情報を得ることが
できる。
【0009】第2の技術手段(請求項2)は、画像を入
力する画像入力手段と、該画像入力手段より得られる原
画像を処理する複数の画像処理手段と、前記原画像と前
記複数の画像処理手段より得られる複数の処理結果画像
を連動して同時に表示する複数処理画像連動同時表示手
段とを具備することを特徴とする。この特徴より、複数
の処理結果画像の比較操作が簡略化でき、定量的な比較
情報を得ることができる。
【0010】第3の技術手段(請求項3)は、第1の技
術手段の画像処理装置において、前記画像処理手段は入
力された原稿の両面の画像を処理し、裏面の画像が前記
原稿を透かして表面に現れる裏写りを補正し、表面の画
像を保持しながら裏写りを軽減乃至消去する裏写り補正
処理手段であることを特徴とする。この特徴により、必
要とする表面の情報の保持と不必要とする裏面の情報の
軽減乃至消去の2つの目的を両立することができる。
【0011】第4の技術手段(請求項4)は、第2の技
術手段の画像処理装置において、前記複数の画像処理手
段は、異なる方式または同一方式の異なるパラメータで
画像を処理することを特徴とする。この特徴より、同じ
原画像に対して、異なる方式または同一方式の異なるパ
ラメータを用いて、複数の処理結果を得ることができ、
ユーザへ試行錯誤の選択余地を拡大して提供することが
できる。
【0012】第5の技術手段(請求項5)は、第1また
は第2の技術手段の画像処理装置において、前記元画像
及び処理結果画像連動同時表示手段または複数処理結果
画像連動同時表示手段は、原画像及び処理画像または複
数処理画像の表示位置、拡大縮小率を連動して同時に表
示し、前記原画像及び処理画像または複数処理画像のい
ずれかにポインタが置かれたとき、前記原画像及び処理
画像または複数処理画像のポインタ位置の座標値と画素
値を同時に示すことを特徴とする。この特徴により、関
連画像の同じ場所がいつも同時に表示され、ポインタを
置くことにより、数値化された定量的な比較情報を得る
ことができる。
【0013】第6の技術手段(請求項6)は、画像を入
力する画像入力ステップと、該画像入力ステップより得
られる原画像を処理する画像処理ステップと、前記原画
像と前記画像処理ステップより得られる処理結果画像を
連動して同時に表示する原画像及び処理画像連動同時表
示ステップとを具備する画像処理方法であることを特徴
とする。この特徴により、原画像と処理結果画像の比較
操作が簡略化でき、定量的な比較情報を得ることができ
る。
【0014】第7の技術手段(請求項7)は、画像を入
力する画像入力ステップと、該画像入力ステップより得
られる原画像を処理する複数の画像処理ステップと、該
複数の画像処理ステップより得られる複数の処理結果画
像を連動して同時に表示する複数処理画像連動同時表示
ステップとを具備する画像処理方法であることを特徴と
する。この特徴により、複数の処理結果画像の比較操作
が簡略化でき、定量的な比較情報を得ることができる。
【0015】第8の技術手段は、第6の技術手段の画像
処理方法において、前記画像処理ステップは入力された
原稿の両面の画像を処理し、裏面の画像が前記原稿を透
かして表面に現れる裏写りを補正して、表面の画像を保
持しながら裏写りを軽減乃至消去する裏写り補正処理ス
テップであることを特徴とする。この特徴により、必要
とする表面の情報の保持と不必要とする裏面の情報の軽
減乃至消去の二つの目的を両立することができる。
【0016】第9の技術手段は、第8の技術手段の画像
処理方法において、前記複数の画像処理ステップは異な
る方式または同一方式の異なるパラメータで画像を処理
することを特徴とする。この特徴により、同じ原画像に
対して、異なる方式または同一方式の異なるパラメータ
を用いて、複数の処理結果を得ることができ、ユーザへ
試行錯誤の選択余地を拡大して提供することができる。
【0017】第10の技術手段は、第6または第7の技
術手段の画像処理方法において、前記処理画像連動同時
表示ステップは、原画像及び処理画像または複数処理画
像の表示位置、拡大縮小率を連動して同時に表示し、前
記原画像及び処理画像または複数処理画像のいずれかに
ポインタが置かれたとき、前記原画像及び処理画像また
は複数処理画像のポインタ位置の座標値と画素値を同時
に示すことを特徴とする。この特徴により、同じ原画像
に対して、異なる方式または同一方式の異なるパラメー
タを用いて、複数の処理結果を得ることができ、ユーザ
へ試行錯誤の選択余地を拡大して提供することができ
る。
【0018】第11の技術手段(請求項8)は、第6ま
たは7の技術手段の画像処理方法を実行するプログラム
であることを特徴とする。この特徴により、原画像と処
理結果画像または複数の処理結果画像の比較操作が簡略
化でき、定量的な比較情報を得ることができる。
【0019】第12の技術手段(請求項9)は、第11
の技術手段のプログラムを記録し、コンピュータ読取可
能な記録媒体であることを特徴とする。この特徴によ
り、コンピュータを第1〜5の技術手段の画像処理装置
として機能させ、またコンピュータに第6または7の技
術手段の画像処理方法を実行させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発
明の実施例の構成を示すブロック図である。1はキーボ
ード、タッチパネル、ボタン等から必要なパラメータ
(閾値等)または操作モードを入力し、またはスキャナ
から画像をデジタル的に入力する入力インタフェース
(I/F)である。2は画像処理を実行するプログラム
を格納するROMである。3はROM2に格納されたプ
ログラムを実行するCPUである。4は入力インタフェ
ース(I/F)1から入力された画像のデジタルデータ
の格納場所及びプログラム実行時のワークエリアとなる
RAMである。5はCPU3によって処理されたカラー
画像を出力する出力I/Fである。
【0021】図2は、本発明の実施例の画像処理方法を
示すフローチャートである。画像処理の開始段階の初期
化では、(イ)複数ある画像処理方法から1つをデフォ
ルトの処理方法とする処理方法指定(例えば、処理方法
がガンマ変換方法と裏写り補正処理方法があり、デフォ
ルトの処理方法を裏写り補正処理方法とする。)、
(ロ)各種処理方法のパラメータの初期化(例えば、ガ
ンマ変換のガンマ指数、裏写り補正処理の補正強度の初
期化)、(ハ)連動表示対象の選択(例えば、原画像と
処理結果画像、(ニ)画面連動表示用パラメータの初期
化(例えば、位置、拡大/縮小率等)、が行われる(ス
テップ1)。
【0022】次に、入力I/Fから原稿の両面の画像を
画像処理手段に入力し(ステップ2)、入力された原画
像に対し指定された処理方法(例えば裏写り補正)を施
す(ステップ3)。次に、画像処理後の結果画像と原画
像(または、新処理結果と旧処理結果)を画面上に連動
して表示し、処理の効果を確認する(ステップ4)。次
に、同時連動表示対象を変更したい場合(ステップ5−
YES)、ユーザの選択によって、表示対象を変更し
(ステップ6)、ステップ4へ戻る。1回目の処理で
は、新結果画像と原画像しか連動表示できないが、2回
目以降は表示の対象は「原画像と新処理結果」、「原画
像と旧処理結果」、「新処理結果と旧処理結果」で切り
替えることができる。ステップ5で同時連動表示対象を
変更しない場合(ステップ5−NO)であって、別の処
理方法または同一方法の別のパラメータで再度処理を行
う場合(ステップ7−YES)、処理方法を切り替えま
たは同一方法の処理パラメータを調整し(ステップ
8)、ステップ3へ戻り再度画像処理を行う。ステップ
7で再度画像処理を行わないとき、裏写り補正した画像
を出力I/Fによって出力する(ステップ9)。出力先
は、ファイルまたは紙等が考えられる。全ての画像につ
いて処理を行い、処理すべき画像がなくなったら処理を
終了する(ステップ10)。
【0023】図3は、本発明の複数関連画像(画像1と
画像2)の連動表示を説明するフローチャートである。
ここで、原画像と処理結果画像を比較表示するとき、原
画像を画像1、処理結果画像を画像2とする。また、2
種類の異なる処理方法(例えば、第1の方法をγ変換方
法、第2の方法を裏写り補正方法とする。)で得られる
2つの処理結果画像を比較表示するとき、第1の方法で
得られた処理結果を画像1、第2の方法で得られた処理
結果を画像2とする。さらに、同じ処理方法(例えば、
裏写り補正方法)の2つの異なるパラメータで得られた
2つの処理結果を比較表示するとき、第1のパラメータ
で得られた処理結果を画像1、第2のパラメータで得ら
れた処理結果を画像2とする。画像1と画像2の比較表
示とは、左右または上下に並ぶ2つの同じサイズのウィ
ンドウに画像1と画像2を表示することである。ウィン
ドウのサイズをWidth_window,Heigh
t_windowとする。画像1と画像2が同じサイズ
で、Width_image,Height_imag
eとする。画像のサイズがウィンドウのサイズより大き
い(Width_image>Width_windo
w,Height_image>Height_win
dow)とする。
【0024】初期化では、画像1と画像2の表示場所と
拡大縮小率をともにデフォルト値にする(ステップ2
1)。すなわち、ウィンドウの左上と画像の左上を合わ
せて(Left1_prev=Left1_now=L
eft2_prev=Left2_now=0,Up1
_prev=Up1_now=Up2_prev=Up
2_now=0)、拡大縮小率を100%(原寸大)
(Zoom1_prev=Zoom1_now=Zoo
m2_prev=Zoom2_now=100%)にす
る。ユーザの操作によって、画像1と画像2の一つの表
示場所が変更された場合(ステップ23−YES,24
−YES)、他の一つの表示場所もそれに変更する(ス
テップ28,29)。例えば、画像1の表示場所が初期
場所より下へ10ピクセル移動した場合(Left1_
prev=Left1_now=0,Up1_prev
=0,Up1_now=10)、画像2の表示場所もそ
れに合わせて初期場所より下へ10ピクセル移動する
(Up2_now=10)。その後、表示場所のパラメ
ータを更新する(Left1_prev=Left1_
now,;Left2_prev=Left2_no
w;Up1_prev=Up1_now;Up2_pr
ev=Up2_now)(ステップ33)。
【0025】また、ユーザの操作によって、画像1と画
像2の一つの拡大縮小率が変更された場合(ステップ2
5−YES,26−YES)、他の一つの拡大縮小率も
それに変更する(ステップ30,31)。例えば、画像
2の拡大縮小率が初期値より10%拡大した場合(Zo
om2_prev=100%,Zoom2_now=1
10%)、画像1の拡大縮小率をもそれに合わせて初期
値より10%拡大する(Zoom1_now=110
%)。その後、拡大縮小率を更新する(Zoom1_p
rev=Zoom1_now;Zoom2_prev=
Zoom2_now)(ステップ33)。次に、複数関
連画像(原画像及び処理結果画像、または異なる処理結
果画像)のいずれかにポインタが置かれた場合(ステッ
プ27−YES)、複数関連画像のそのポインタ位置の
座標値と画素値を同時に示す(ステップ32)。
【0026】図4は、本発明の連動表示を説明する関連
画像(原画像と処理結果画像、または異なる処理結果画
像)である。図4(A)は原画像であり、その中のハー
ト形、菱形及び文字は裏写りである。図4(B)はパラ
メータTh1を用いて画像処理を行い、裏写り補正処理
を行った結果である(文字の裏写りを消したが、ハート
形と菱形の裏写りが残っている)。図4(C)はパラメ
ータTh2を用いて画像処理を行った裏写り補正処理の
もう一つの結果である(裏写りを全部消した)。このと
き、図4(B)の処理結果が旧処理結果であり、図4
(C)の処理結果が新処理結果である。
【0027】図5は、本発明の連動表示対象の切り替え
を説明する図である。図5(A)は、原画像を最初に処
理する場合の図である。連動表示の対象は原画像と処理
結果画像である。左側に原画像が表示され、右側に処理
結果画像が連動表示される。図5(B)は、処理パラメ
ータを変更して再処理した場合の画像で、パラメータ変
更前の処理結果画像である旧処理結果画像は、パラメー
タ変更後の新処理結果画像となる。連動表示の対象は新
処理結果画像と旧処理結果画像である。(処理方法の変
更も同様である。) 図5(C)は、ユーザの選択により、表示対象を原画像
と新処理結果画像に切り替えた場合の画像である。以
降、関連画像の連動表示について、「新処理結果と旧処
理結果」を用いて説明するが、「原画像と処理結果」の
場合も同様である。
【0028】図6は、本発明の表示場所の連動表示を説
明する図である。図6(A)のように、最初は、両方の
画像とも同じ場所が表示されている。図6(B)の左側
画像において、ユーザが縦スクロールバーを動かして、
それの表示場所を変えると連動表示により、図6(C)
のように、右側画像もそれに合わせて表示場所を変更す
る。
【0029】図7は、本発明の拡大縮小率の連動表示を
説明する図である。図7(A)のように、最初は、両方
の画像とも同じ拡大縮小率で表示されている。図7
(B)の右側画像において、ユーザの操作により、拡大
して表示すると、連動表示により、図7(C)のよう
に、左側画像の拡大縮小率をもそれに合わせて変更され
る。
【0030】図8は、本発明の比較情報の数値による定
量的な連動表示を説明する図である。ユーザがポインタ
を例えば、左図のハート部に置いたとき、そこの座標値
及び両方の画素値(R,G,Bの値)が表示される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
関連画像の表示場所(拡大縮小率を含む)を連動するこ
とにより、関連画像の比較表示操作が簡略化され、いつ
でも関連画像を同じ場所と同じ拡大縮小率で表示するこ
とができ、画像内容の比較が容易にできる。また、複数
の画像処理手段を備えることにより、異なる処理方法ま
たは同じ処理方法で異なるパラメータで画像を処理した
複数の処理結果を得ることができ、ユーザへ試行錯誤の
選択の幅を拡大することができる。さらに、関連画像の
ポインタの置かれた場所の座標値と画素値を同時に表示
することにより、比較内容を定量的に示すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施例の画像処理方法を示すフロー
チャートである。
【図3】 本発明の複数関連画像(画像1と画像2)の
連動表示を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明の連動表示を説明する関連画像(原画
像と処理結果画像、または、異なる処理結果画像)であ
る。
【図5】 本発明の連動表示対象の切り替えを説明する
図である。
【図6】 本発明の表示場所の連動表示を説明する図で
ある。
【図7】 本発明の拡大縮小率の連動表示を説明する図
である。
【図8】 本発明の比較情報の数値による定量的な連動
表示を説明する図である。
【符号の説明】
1…入力インタフェース(I/F)、2…ROM、3…
CPU、4…RAM、5…出力インタフェース(I/
F)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/00 510G 5E501 5/14 5/14 Z H04N 1/407 H04N 1/40 101B Fターム(参考) 5B021 AA19 PP08 QQ04 5B057 AA11 BA02 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE02 CE08 5C076 AA19 BA06 5C077 LL02 MP01 PP23 PP25 RR02 RR15 RR16 SS01 SS05 SS06 5C082 AA19 AA24 AA27 BA12 CA18 CA32 CA62 CA72 CB01 CB06 DA87 MM09 MM10 5E501 AA15 AC15 AC34 BA03 BA05 CA02 EB11 FA14 FA23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、該画像
    入力手段より得られる原画像を処理する画像処理手段
    と、前記原画像と前記画像処理手段より得られる処理結
    果画像を連動して同時に表示する原画像及び処理結果画
    像連動同時表示手段とを具備することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 画像を入力する画像入力手段と、該画像
    入力手段より得られる原画像を処理する複数の画像処理
    手段と、前記原画像と前記複数の画像処理手段より得ら
    れる複数の処理結果画像を連動して同時に表示する複数
    処理結果画像連動同時表示手段とを具備することを特徴
    とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は入力された原稿の両
    面の画像を処理し、裏面の画像が前記原稿を透かして表
    面に現れる裏写りを補正し、表面の画像を保持しながら
    裏写りを軽減乃至消去する裏写り補正処理手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像処理手段は、異なる方式
    または同一方式の異なるパラメータで画像を処理するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記連動同時表示手段は、原画像及び処
    理画像または複数処理画像の表示位置、拡大縮小率を連
    動して同時に表示し、前記原画像及び処理画像または複
    数処理画像のいずれかにポインタが置かれたとき、前記
    原画像及び処理画像または複数処理画像のポインタ位置
    の座標値と画素値を同時に示すことを特徴とする請求項
    1または2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像を入力する画像入力ステップと、該
    画像入力ステップより得られる原画像を処理する画像処
    理ステップと、前記原画像と前記画像処理ステップより
    得られる処理結果画像を連動して同時に表示する原画像
    及び処理画像連動同時表示ステップとを具備することを
    特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 画像を入力する画像入力ステップと、該
    画像入力ステップより得られる原画像を処理する複数の
    画像処理ステップと、該複数の画像処理ステップより得
    られる複数の処理結果画像を連動して同時に表示する複
    数処理画像連動同時表示ステップとを具備することを特
    徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の画像処理方法を
    実行することを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプログラムを記録し、コ
    ンピュータ読取可能であることを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006065582A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 検査・計測用プログラムの作成方法
CN101662623B (zh) * 2006-02-23 2013-02-20 三星电子株式会社 画面控制方法及其图像处理设备
US9374493B2 (en) 2014-01-24 2016-06-21 Funai Electric Co., Ltd. Image scanner and image scanning method

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