JP2003305926A - 出力色特性検査用チャートの生成方法 - Google Patents
出力色特性検査用チャートの生成方法Info
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- JP2003305926A JP2003305926A JP2002112127A JP2002112127A JP2003305926A JP 2003305926 A JP2003305926 A JP 2003305926A JP 2002112127 A JP2002112127 A JP 2002112127A JP 2002112127 A JP2002112127 A JP 2002112127A JP 2003305926 A JP2003305926 A JP 2003305926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡便にプリンタの出力色特性を検査可能とす
る。 【解決手段】正方形のパッチを上下左右に１０個づつ配
列してチャートを構成する。各パッチはK：ブラックの
インキで印刷される背景領域中に、検査色で印刷される
長方形の３つの検査色領域を設けた形状を有する。ま
た、プリンタ２の正規の出力色特性において、第i番目
の行のパッチの３つの検査色領域は、iラ10％の濃度／網
で印刷されるように本チャートの印刷データは作成され
る。また、チャート上において、第i列のパッチの背景
領域は、第i行のパッチの検査色領域の検査色の明度と
等しい明度となるようにK：ブラックで印刷されるよう
本チャートの印刷データは作成される。プリンタ２が正
規の出力色特性で動作している場合、背景領域と検査色
領域が同明度となるパッチは、チャートの右上角と左下
角を結ぶ対角線上に現れる。
る。 【解決手段】正方形のパッチを上下左右に１０個づつ配
列してチャートを構成する。各パッチはK：ブラックの
インキで印刷される背景領域中に、検査色で印刷される
長方形の３つの検査色領域を設けた形状を有する。ま
た、プリンタ２の正規の出力色特性において、第i番目
の行のパッチの３つの検査色領域は、iラ10％の濃度／網
で印刷されるように本チャートの印刷データは作成され
る。また、チャート上において、第i列のパッチの背景
領域は、第i行のパッチの検査色領域の検査色の明度と
等しい明度となるようにK：ブラックで印刷されるよう
本チャートの印刷データは作成される。プリンタ２が正
規の出力色特性で動作している場合、背景領域と検査色
領域が同明度となるパッチは、チャートの右上角と左下
角を結ぶ対角線上に現れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷出力装置の出
力色特性を検査する技術に関するものである。
力色特性を検査する技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、印刷出力装置の出力色特性の検査
は、たとえば、特開2001-313849号公報に記載のよう
に、印刷出力装置より所定の色データで構成したカラー
チャートを印刷し、印刷したカラーチャートを測色計に
より測定し、カラーチャートの色データと測色計の測定
値との関係を求めることにより行われてきた。
は、たとえば、特開2001-313849号公報に記載のよう
に、印刷出力装置より所定の色データで構成したカラー
チャートを印刷し、印刷したカラーチャートを測色計に
より測定し、カラーチャートの色データと測色計の測定
値との関係を求めることにより行われてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術は、比較的高価な測色計を用いる必要があ
り、また、一般的には測色のためのユーザの作業や、カ
ラーチャートの色データと測色計の測定値との関係を求
めるための複雑な処理が必要となる。そして、このため
に簡易な印刷出力装置の出力色特性を検査には不向きな
ものであった。
た従来の技術は、比較的高価な測色計を用いる必要があ
り、また、一般的には測色のためのユーザの作業や、カ
ラーチャートの色データと測色計の測定値との関係を求
めるための複雑な処理が必要となる。そして、このため
に簡易な印刷出力装置の出力色特性を検査には不向きな
ものであった。
【０００４】そこで、本発明は、ユーザが簡便に印刷出
力装置の出力色特性を検査することを可能とすることを
課題とする。
力装置の出力色特性を検査することを可能とすることを
課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、印刷出力装置の出力色特性を検査するための
出力色特性検査用チャートを印刷する出力色特性検査用
チャートの生成方法であって、前記出力色特性検査用チ
ャートの印刷データを生成するステップと、生成した印
刷データに従った印刷を印刷出力装置に行わせるステッ
プとを有し、前記印刷データは、背景領域中に検査色領
域を設けたパッチが第１の方向と第２の方向それぞれに
ついて複数配列され、第１の方向に並ぶ各パッチの検査
色領域は同明度の検査色を有し、各パッチの検査色領域
の検査色の明度は、当該パッチに第２の方向に隣接する
パッチの検査色領域の検査色の明度より大きく、第２の
方向に並ぶ各パッチの背景領域は同明度の背景色を有
し、各パッチの背景色領域の背景色の明度は、当該パッ
チに第１の方向に隣接するパッチの背景領域の背景色の
明度より大きく、パッチの背景領域の背景色の明度の最
大値と最小値の間の範囲とパッチの検査色領域の検査色
の最大値と最小値の間の範囲とは、少なくとも一部重な
り合う画像を規定することを特徴とする出力色特性検査
用チャートの生成方法を提供する。
本発明は、印刷出力装置の出力色特性を検査するための
出力色特性検査用チャートを印刷する出力色特性検査用
チャートの生成方法であって、前記出力色特性検査用チ
ャートの印刷データを生成するステップと、生成した印
刷データに従った印刷を印刷出力装置に行わせるステッ
プとを有し、前記印刷データは、背景領域中に検査色領
域を設けたパッチが第１の方向と第２の方向それぞれに
ついて複数配列され、第１の方向に並ぶ各パッチの検査
色領域は同明度の検査色を有し、各パッチの検査色領域
の検査色の明度は、当該パッチに第２の方向に隣接する
パッチの検査色領域の検査色の明度より大きく、第２の
方向に並ぶ各パッチの背景領域は同明度の背景色を有
し、各パッチの背景色領域の背景色の明度は、当該パッ
チに第１の方向に隣接するパッチの背景領域の背景色の
明度より大きく、パッチの背景領域の背景色の明度の最
大値と最小値の間の範囲とパッチの検査色領域の検査色
の最大値と最小値の間の範囲とは、少なくとも一部重な
り合う画像を規定することを特徴とする出力色特性検査
用チャートの生成方法を提供する。
【０００６】このような出力色特性検査用チャートの生
成方法によれば、印刷された出力色特性検査用チャート
は、前記印刷出力装置が正規の出力色特性で動作してい
る場合、背景色と検査色とが同程度の明度であるパッチ
が、出力色特性検査用チャート上に特定のパターンで配
列されたものとなる。そして、前記印刷出力装置が正規
の出力色特性で動作していない場合には、背景色と検査
色とが同程度の明度であるパッチの配列パターンが前記
特定のパターンから、正規の出力色特性からのずれに応
じて崩れることになる。
成方法によれば、印刷された出力色特性検査用チャート
は、前記印刷出力装置が正規の出力色特性で動作してい
る場合、背景色と検査色とが同程度の明度であるパッチ
が、出力色特性検査用チャート上に特定のパターンで配
列されたものとなる。そして、前記印刷出力装置が正規
の出力色特性で動作していない場合には、背景色と検査
色とが同程度の明度であるパッチの配列パターンが前記
特定のパターンから、正規の出力色特性からのずれに応
じて崩れることになる。
【０００７】したがって、ユーザは、本方法によって印
刷した出力色特性検査用チャートの背景色と検査色とが
同程度の明度であるパッチの配列のパターンより、直ち
に、印刷出力装置が正規の出力色特性で動作しているか
どうかを把握することができるようになる。
刷した出力色特性検査用チャートの背景色と検査色とが
同程度の明度であるパッチの配列のパターンより、直ち
に、印刷出力装置が正規の出力色特性で動作しているか
どうかを把握することができるようになる。
【０００８】ここで、前記印刷データを、少なくとも一
部のパッチについて、第１の方向について第i（但し、i
は自然数）番目のパッチの背景領域の背景色の明度が、
第２の方向について第n（但し、nは自然数）番目のパッ
チの検査色領域の検査色の明度と、前記印刷出力装置の
正規の出力色特性において等しくなる画像を規定するも
のとすれば、印刷された出力色特性検査用チャートは、
前記印刷出力装置が正規の出力色特性で動作している場
合、背景色と検査色とが同明度であるパッチが、出力色
特性検査用チャート上に直線的に配列されたものとな
り、ユーザがより直感的に印刷出力装置が正規の出力色
特性で動作しているかどうかを把握することができるよ
うになる。
部のパッチについて、第１の方向について第i（但し、i
は自然数）番目のパッチの背景領域の背景色の明度が、
第２の方向について第n（但し、nは自然数）番目のパッ
チの検査色領域の検査色の明度と、前記印刷出力装置の
正規の出力色特性において等しくなる画像を規定するも
のとすれば、印刷された出力色特性検査用チャートは、
前記印刷出力装置が正規の出力色特性で動作している場
合、背景色と検査色とが同明度であるパッチが、出力色
特性検査用チャート上に直線的に配列されたものとな
り、ユーザがより直感的に印刷出力装置が正規の出力色
特性で動作しているかどうかを把握することができるよ
うになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、S：シアン、Y：イエロー、M：マゼンダ、K：ブラッ
クの４色のインキを出力に用いるプリンタの出力色特性
の検査への適用を例にとり説明する。まず、図１に、こ
の場合において本実施形態で出力色特性の検査に用いる
チャートを示す。本実施形態では、S：シアン、Y：イエ
ロー、M：マゼンダ、それぞれを検査色として出力色特
性を検査する。また、図示したチャートは、各検査色毎
に設けられるものである。図１に示したチャートは、図
２に示すように、正方形のパッチ２０を上下左右に１０
個づつ配列したものであり、各パッチはK：ブラックの
インキで印刷される背景領域２１中に、検査色で印刷さ
れる長方形の３つの検査色領域２２を設けた形状を有す
る。
て、S：シアン、Y：イエロー、M：マゼンダ、K：ブラッ
クの４色のインキを出力に用いるプリンタの出力色特性
の検査への適用を例にとり説明する。まず、図１に、こ
の場合において本実施形態で出力色特性の検査に用いる
チャートを示す。本実施形態では、S：シアン、Y：イエ
ロー、M：マゼンダ、それぞれを検査色として出力色特
性を検査する。また、図示したチャートは、各検査色毎
に設けられるものである。図１に示したチャートは、図
２に示すように、正方形のパッチ２０を上下左右に１０
個づつ配列したものであり、各パッチはK：ブラックの
インキで印刷される背景領域２１中に、検査色で印刷さ
れる長方形の３つの検査色領域２２を設けた形状を有す
る。
【００１０】図１に戻り、チャート上において、同じ行
のパッチの３つの検査色領域は全て検査色で同明度に印
刷され、同じ列のパッチの３つの検査色領域は下の行ほ
ど明度が低くなるように検査色で印刷される。また、プ
リンタの正規の出力色特性において、第i番目の行のパ
ッチの３つの検査色領域は、Iラ10％の濃度／網点面積比
率で印刷されるように本チャートの印刷データは作成さ
れる。
のパッチの３つの検査色領域は全て検査色で同明度に印
刷され、同じ列のパッチの３つの検査色領域は下の行ほ
ど明度が低くなるように検査色で印刷される。また、プ
リンタの正規の出力色特性において、第i番目の行のパ
ッチの３つの検査色領域は、Iラ10％の濃度／網点面積比
率で印刷されるように本チャートの印刷データは作成さ
れる。
【００１１】一方、チャート上において、同じ列のパッ
チの背景領域は全てK：ブラックで同明度に印刷され、
同じ行のパッチの背景領域はK：ブラックで左の列ほど
明度が低くなるように印刷される。また、プリンタの正
規の出力色特性において、第i列のパッチの背景領域
は、第i行のパッチの検査色領域の検査色の明度と等し
い明度となるようにK：ブラックで印刷されるよう本チ
ャートの印刷データは作成される。
チの背景領域は全てK：ブラックで同明度に印刷され、
同じ行のパッチの背景領域はK：ブラックで左の列ほど
明度が低くなるように印刷される。また、プリンタの正
規の出力色特性において、第i列のパッチの背景領域
は、第i行のパッチの検査色領域の検査色の明度と等し
い明度となるようにK：ブラックで印刷されるよう本チ
ャートの印刷データは作成される。
【００１２】図１より理解されるように、プリンタが正
しく正規の出力色特性を持っている場合、本チャートの
印刷データをプリンタで印刷すると、３つの検査色領域
と背景領域の明度が等しいパッチは、印刷されたチャー
トの右上角と左下角を結んだ対角線上に存在する。
しく正規の出力色特性を持っている場合、本チャートの
印刷データをプリンタで印刷すると、３つの検査色領域
と背景領域の明度が等しいパッチは、印刷されたチャー
トの右上角と左下角を結んだ対角線上に存在する。
【００１３】一方、もしプリンタが正規の出力色特性と
異なる出力色特性で印刷を行っているものである場合、
本チャートの印刷データをプリンタで印刷すると、たと
えば、図３に破線で示すように、３つの検査色領域と背
景領域の明度が等しいパッチは、印刷されたチャートの
右上角と左下角を結んだ対角線からずれて存在すること
になる。
異なる出力色特性で印刷を行っているものである場合、
本チャートの印刷データをプリンタで印刷すると、たと
えば、図３に破線で示すように、３つの検査色領域と背
景領域の明度が等しいパッチは、印刷されたチャートの
右上角と左下角を結んだ対角線からずれて存在すること
になる。
【００１４】したがって、ユーザはS：シアン、Y：イエ
ロー、M：マゼンダの各検査色についてのチャートの印
刷データをプリンタで印刷し、印刷したチャート上にお
いて、背景領域と検査色領域の明度が等しいパッチがチ
ャートの右上角と左下角を結んだ対角線上に位置するか
どうかや、背景領域と検査色領域の明度が等しいパッチ
がチャートの右上角と左下角を結んだ対角線からどこで
どれだけずれているかを識別することにより、現在プリ
ンタの出力色特性が正規の出力色特性となっているかど
うかや、どのインキの何％の濃度にどの程度に異常があ
るかを判定することができるようになる。そして、本チ
ャートを用いた判定結果に応じて、プリンタの印刷ヘッ
ドのクリーニングや、プリンタの出力ガンマ特性の調整
などの、現在プリンタの出力色特性が正規の出力色特性
とするのに必要な処理を行うことができるようになる。
ロー、M：マゼンダの各検査色についてのチャートの印
刷データをプリンタで印刷し、印刷したチャート上にお
いて、背景領域と検査色領域の明度が等しいパッチがチ
ャートの右上角と左下角を結んだ対角線上に位置するか
どうかや、背景領域と検査色領域の明度が等しいパッチ
がチャートの右上角と左下角を結んだ対角線からどこで
どれだけずれているかを識別することにより、現在プリ
ンタの出力色特性が正規の出力色特性となっているかど
うかや、どのインキの何％の濃度にどの程度に異常があ
るかを判定することができるようになる。そして、本チ
ャートを用いた判定結果に応じて、プリンタの印刷ヘッ
ドのクリーニングや、プリンタの出力ガンマ特性の調整
などの、現在プリンタの出力色特性が正規の出力色特性
とするのに必要な処理を行うことができるようになる。
【００１５】ここで、人間の視覚特性は、明度に対して
特に鋭敏であり、また、背景領域上に検査色領域を設け
ているので、熟練者でなくても、検査色領域と背景領域
の明度の等しさの判定は容易にこれを行うことができ
る。以下、このようなチャートを用いた印刷システムに
ついて説明する。図３に、本実施形態に係る印刷システ
ムの構成を示す。図示するように、本印刷システムは電
子計算機システムを用いて構成されるものであり、ホス
トコンピュータ１と、プリンタ２とを有する。ホストコ
ンピュータ１は、ハードウエア的にはCPUやメモリや外
部記憶装置や表示装置や入力装置などを備えた一般的な
構成を有する電子計算機である。一方、ホストコンピュ
ータ１は、機能的にはプリンタドライバ１０が組み込ま
れたオペレーティングシステム１１と、オペレーティン
グシステム１１上で稼働するアプリケーション１２を有
している。また、オペレーティングシステム１１は、ア
プリケーション１２とプリンタドライバ１０の仲介を行
う印刷インタフェース１３を有する。
特に鋭敏であり、また、背景領域上に検査色領域を設け
ているので、熟練者でなくても、検査色領域と背景領域
の明度の等しさの判定は容易にこれを行うことができ
る。以下、このようなチャートを用いた印刷システムに
ついて説明する。図３に、本実施形態に係る印刷システ
ムの構成を示す。図示するように、本印刷システムは電
子計算機システムを用いて構成されるものであり、ホス
トコンピュータ１と、プリンタ２とを有する。ホストコ
ンピュータ１は、ハードウエア的にはCPUやメモリや外
部記憶装置や表示装置や入力装置などを備えた一般的な
構成を有する電子計算機である。一方、ホストコンピュ
ータ１は、機能的にはプリンタドライバ１０が組み込ま
れたオペレーティングシステム１１と、オペレーティン
グシステム１１上で稼働するアプリケーション１２を有
している。また、オペレーティングシステム１１は、ア
プリケーション１２とプリンタドライバ１０の仲介を行
う印刷インタフェース１３を有する。
【００１６】そして、プリンタドライバ１０は、メイン
制御部１０１、印刷データ生成部１０２、出力色特性情
報データベース１０３、チャート印刷処理部１０４を有
する。そして、出力色特性情報データベース１０３に
は、プリンタ２の種別毎に、プリンタ２の正規の出力色
特性に対応するチャートを規定するチャートデータが格
納されている。なお、このチャートデータは、チャート
の画像そのものであってもよいし、チャートに含める各
色のデータを記述したものであってもよいし、プリンタ
２の出力色特性を記述したプロファイルなどであっても
良い。
制御部１０１、印刷データ生成部１０２、出力色特性情
報データベース１０３、チャート印刷処理部１０４を有
する。そして、出力色特性情報データベース１０３に
は、プリンタ２の種別毎に、プリンタ２の正規の出力色
特性に対応するチャートを規定するチャートデータが格
納されている。なお、このチャートデータは、チャート
の画像そのものであってもよいし、チャートに含める各
色のデータを記述したものであってもよいし、プリンタ
２の出力色特性を記述したプロファイルなどであっても
良い。
【００１７】ただし、プリンタドライバ１０はプログラ
ムとして電子計算機に実装され、プロセスとして電子計
算機システム上で稼働するものであって良い。また、こ
のプログラムは過般型記憶媒体に記憶された形態や、通
信路を介した形態で電子計算機に供給されるものであっ
て良い。
ムとして電子計算機に実装され、プロセスとして電子計
算機システム上で稼働するものであって良い。また、こ
のプログラムは過般型記憶媒体に記憶された形態や、通
信路を介した形態で電子計算機に供給されるものであっ
て良い。
【００１８】以下、本プリンタドライバの動作について
説明する。オペレーティングシステム１１の印刷インタ
フェース１３は、アプリケーション１２から印刷の指示
を受け付けると、印刷ダイアログウインドウを表示し、
印刷ダイアログウインドウ上で、チャート印刷の指示
や、印刷の指示を受け付ける。そして、印刷が指示され
たならば、これをプリンタドライバ１０のメイン制御部
１０１に通知する。そして、順次、アプリケーション１
２から送られる、ドキュメントページの描画データをプ
リンタドライバ１０に引き渡す。
説明する。オペレーティングシステム１１の印刷インタ
フェース１３は、アプリケーション１２から印刷の指示
を受け付けると、印刷ダイアログウインドウを表示し、
印刷ダイアログウインドウ上で、チャート印刷の指示
や、印刷の指示を受け付ける。そして、印刷が指示され
たならば、これをプリンタドライバ１０のメイン制御部
１０１に通知する。そして、順次、アプリケーション１
２から送られる、ドキュメントページの描画データをプ
リンタドライバ１０に引き渡す。
【００１９】印刷の指示を受け取ったメイン制御部１０
１は、プリンタドライバ１０の印刷データ生成部１０２
に、印刷インタフェース１３から送られた各ドキュメン
トページの描画データをプリンタ言語表現に変換させ、
各ドキュメントページ毎の印刷データを生成させる。生
成された印刷データは、プリンタ２に出力され、プリン
タ２によって各ドキュメントページが印刷される。
１は、プリンタドライバ１０の印刷データ生成部１０２
に、印刷インタフェース１３から送られた各ドキュメン
トページの描画データをプリンタ言語表現に変換させ、
各ドキュメントページ毎の印刷データを生成させる。生
成された印刷データは、プリンタ２に出力され、プリン
タ２によって各ドキュメントページが印刷される。
【００２０】一方、オペレーティングシステム１１の印
刷インタフェース１３は、印刷ダイアログウインドウ上
でチャート印刷の指示を受け付けたならば、これをプリ
ンタドライバ１０のメイン制御部１０１に通知する。通
知を受けたメイン制御部１０１は、チャート印刷処理部
１０４にチャートの印刷を指示する。
刷インタフェース１３は、印刷ダイアログウインドウ上
でチャート印刷の指示を受け付けたならば、これをプリ
ンタドライバ１０のメイン制御部１０１に通知する。通
知を受けたメイン制御部１０１は、チャート印刷処理部
１０４にチャートの印刷を指示する。
【００２１】チャート印刷の指示を受けたチャート印刷
部は、出力色特性情報データベース１０３から、接続さ
れたプリンタ２の種別に対応するチャートデータを読み
出し、これに基づいて、S：シアン、Y：イエロー、M：
マゼンダの各検査色それぞれについてのチャートの描画
データを生成し、印刷データ生成部１０２に出力する。
印刷データ生成部１０２は、各チャートの描画データを
プリンタ言語表現に変換して各チャートのの印刷データ
を生成し、プリンタ２に出力する。そして、各チャート
は、プリンタ２によって印刷される。
部は、出力色特性情報データベース１０３から、接続さ
れたプリンタ２の種別に対応するチャートデータを読み
出し、これに基づいて、S：シアン、Y：イエロー、M：
マゼンダの各検査色それぞれについてのチャートの描画
データを生成し、印刷データ生成部１０２に出力する。
印刷データ生成部１０２は、各チャートの描画データを
プリンタ言語表現に変換して各チャートのの印刷データ
を生成し、プリンタ２に出力する。そして、各チャート
は、プリンタ２によって印刷される。
【００２２】以上、本発明の実施形態について説明し
た。なお、以上ではチャートの印刷出力をプリンタドラ
イバ１０によって実現したが、このようなチャートの印
刷出力は、予め保持した使用中のプリンタ２の正規の出
力色特性に整合したチャートデータに基づいてチャート
の描画データを生成しその印刷をオペレーティングシス
テム１１を介してプリンタドライバ１０に要求するアプ
リケーション１２として実現してもよい。または、プリ
ンタ２自身に、予め保持した自身の正規の出力色特性に
整合したチャートデータに基づいてチャートを印刷する
機能を持たせるようにしても良い。
た。なお、以上ではチャートの印刷出力をプリンタドラ
イバ１０によって実現したが、このようなチャートの印
刷出力は、予め保持した使用中のプリンタ２の正規の出
力色特性に整合したチャートデータに基づいてチャート
の描画データを生成しその印刷をオペレーティングシス
テム１１を介してプリンタドライバ１０に要求するアプ
リケーション１２として実現してもよい。または、プリ
ンタ２自身に、予め保持した自身の正規の出力色特性に
整合したチャートデータに基づいてチャートを印刷する
機能を持たせるようにしても良い。
【００２３】また、以上の実施形態では、パッチの形状
を正方形形状の背景色領域中に３つの長方形の検査色領
域を設けたものとしたが、パッチの形状としてはこれ以
外の形状、たとえば、パッチの形状を正方形形状の背景
色領域中に一つの正方形形状の検査色領域を設けたもの
などとしてもかまわない。また、各パッチにおける背景
色と検査色の配置は、これを以上とは逆にし、検査色の
領域中に背景色の領域を設けるようにしてもよい。
を正方形形状の背景色領域中に３つの長方形の検査色領
域を設けたものとしたが、パッチの形状としてはこれ以
外の形状、たとえば、パッチの形状を正方形形状の背景
色領域中に一つの正方形形状の検査色領域を設けたもの
などとしてもかまわない。また、各パッチにおける背景
色と検査色の配置は、これを以上とは逆にし、検査色の
領域中に背景色の領域を設けるようにしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
が簡便に印刷出力装置の出力色特性を検査することを可
能とすることすることができる。
が簡便に印刷出力装置の出力色特性を検査することを可
能とすることすることができる。
【図１】本発明の実施形態に係るチャートを示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施形態に係るチャートの構成要素を
示す図である。
示す図である。
【図３】本発明の実施形態に係るチャートの出力例を示
す図である。
す図である。
【図４】本発明の実施形態に係る印刷システムを示す図
である。
である。
１：ホストコンピュータ、２：プリンタ、１０：プリン
タドライバ、１１：オペレーティングシステム、１２：
アプリケーション、１３：印刷インタフェース、１０
１：メイン制御部、１０２印刷データ生成部：、１０
３：出力色特性情報データベース、１０４：チャート印
刷処理部。
タドライバ、１１：オペレーティングシステム、１２：
アプリケーション、１３：印刷インタフェース、１０
１：メイン制御部、１０２印刷データ生成部：、１０
３：出力色特性情報データベース、１０４：チャート印
刷処理部。
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2C061 AR01 KK04 KK18 KK25 KK26
2C262 AA24 AB11 BA16 CA04 FA13
5C062 AA02 AA05 AB05 AB22 AC04
AC55 AE03 BA00
5C077 LL12 MP08 PP33 TT02
5C079 HA18 HB03 KA20 LA02 LA23
LA24 LB02 MA10 NA03 NA27
PA01 PA03
Claims (8)
- 【請求項１】印刷出力装置の出力色特性を検査するため
の出力色特性検査用チャートを印刷する出力色特性検査
用チャートの生成方法であって、 前記出力色特性検査用チャートの印刷データを生成する
ステップと、 生成した印刷データに従った印刷を印刷出力装置に行わ
せるステップとを有し、 前記印刷データは、 背景領域中に検査色領域を設けたパッチが第１の方向と
第２の方向それぞれについて複数配列され、 前記第１の方向に並ぶ各パッチの検査色領域は同明度の
検査色を有し、 各パッチの検査色領域の検査色の明度は、当該パッチに
前記第２の方向に隣接するパッチの検査色領域の検査色
の明度より大きく、 前記第２の方向に並ぶ各パッチの背景領域は同明度の背
景色を有し、 各パッチの背景色領域の背景色の明度は、当該パッチに
第１の方向に隣接するパッチの背景領域の背景色の明度
より大きく、 パッチの背景領域の背景色の明度の最大値と最小値の間
の範囲とパッチの検査色領域の検査色の最大値と最小値
の間の範囲とは、少なくとも一部重なり合う画像を規定
することを特徴とする出力色特性検査用チャートの生成
方法。 - 【請求項２】請求項１記載の出力色特性検査用チャート
の生成方法であって、 前記印刷データは、 少なくとも一部のパッチについて、前記第１の方向につ
いて第i（但し、iは自然数）番目のパッチの背景領域の
背景色の明度が、前記第２の方向について第n（但し、n
は自然数）番目のパッチの検査色領域の検査色の明度
と、前記印刷出力装置の正規の出力色特性において等し
くなる画像を規定することを特徴とする出力色特性検査
用チャートの生成方法。 - 【請求項３】請求項１または２記載の出力色特性検査用
チャートの生成方法であって、 前記背景色および前記検査色は、それぞれ、前記印刷出
力装置が使用する相互に異なる一つのインキのみによっ
て表現されることを特徴とする出力色検査用チャートの
生成方法。 - 【請求項４】請求項１または２記載の出力色特性検査用
チャートの生成方法であって、 前記背景色と前記検査色のいずれか一方は、前記印刷出
力装置が使用するブラックインキのみによって表現され
る色であることを特徴とする出力色検査用チャートの生
成方法。 - 【請求項５】前記パッチは四角形形状を有し、前記第２
の方向は、前記第１の方向と垂直な方向であることを特
徴とする出力色検査用チャートの生成方法。 - 【請求項６】請求項１、２、３または４記載の出力色検
査用チャートの生成方法によって生成されたことを特徴
とする出力色特性検査用チャート。 - 【請求項７】コンピュータによって読み取られ実行され
るコンピュータプログラムであって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 印刷出力装置の出力色特性を検査するための出力色特性
検査用チャートを印刷する出力色特性検査用チャートの
の印刷データを生成するステップと、 生成した印刷データに従った印刷を印刷出力装置に行わ
せるステップとを実行させ、 前記印刷データは、 背景領域中に検査色領域を設けたパッチが第１の方向と
第２の方向それぞれについて複数配列され、 前記第１の方向に並ぶ各パッチの検査色領域は同明度の
検査色を有し、 各パッチの検査色領域の検査色の明度は、当該パッチに
前記第２の方向に隣接するパッチの検査色領域の検査色
の明度より大きく、 前記第２の方向に並ぶ各パッチの背景領域は同明度の背
景色を有し、 各パッチの背景色領域の背景色の明度は、当該パッチに
前記第１の方向に隣接するパッチの背景領域の背景色の
明度より大きく、 パッチの背景領域の背景色の明度の最大値と最小値の間
の範囲とパッチの検査色領域の検査色の最大値と最小値
の間の範囲とは、少なくとも一部重なり合う画像を規定
することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 【請求項８】印刷データに基づいて印刷を行う印刷出力
装置であって、 出力色特性検査用チャートを規定するチャートデータを
保持する記憶手段と、 前記チャートデータに基づいて出力色特性検査用チャー
トを印刷する印刷手段とを有し、 前記チャートデータは、 背景領域中に検査色領域を設けたパッチが第１の方向と
第２の方向それぞれについて複数配列され、 前記第１の方向に並ぶ各パッチの検査色領域は同明度の
検査色を有し、 各パッチの検査色領域の検査色の明度は、当該パッチに
前記第２の方向に隣接するパッチの検査色領域の検査色
の明度より大きく、 前記第２の方向に並ぶ各パッチの背景領域は同明度の背
景色を有し、 各パッチの背景色領域の背景色の明度は、当該パッチに
前記第１の方向に隣接するパッチの背景領域の背景色の
明度より大きく、 パッチの背景領域の背景色の明度の最大値と最小値の間
の範囲とパッチの検査色領域の検査色の最大値と最小値
の間の範囲とは、少なくとも一部重なり合う出力色特性
検査用チャートを規定することを特徴とする印刷出力装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112127A JP2003305926A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 出力色特性検査用チャートの生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112127A JP2003305926A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 出力色特性検査用チャートの生成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003305926A true JP2003305926A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29394725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002112127A Pending JP2003305926A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 出力色特性検査用チャートの生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003305926A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006297932A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Xerox Corp | 画像形成システムのグレイ・バランス較正 |
| JP2020018272A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 株式会社シマノ | 魚釣用両軸リール |
| JP2020103064A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002112127A patent/JP2003305926A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006297932A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Xerox Corp | 画像形成システムのグレイ・バランス較正 |
| JP2020018272A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 株式会社シマノ | 魚釣用両軸リール |
| JP2020103064A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
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