JP2003302904A - 名札及びその製造方法 - Google Patents

名札及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003302904A
JP2003302904A JP2002105904A JP2002105904A JP2003302904A JP 2003302904 A JP2003302904 A JP 2003302904A JP 2002105904 A JP2002105904 A JP 2002105904A JP 2002105904 A JP2002105904 A JP 2002105904A JP 2003302904 A JP2003302904 A JP 2003302904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
name
synthetic resin
resin film
thermoplastic synthetic
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002105904A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kuwabara
英二 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuroda Nobuo
Original Assignee
Kuroda Nobuo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuroda Nobuo filed Critical Kuroda Nobuo
Priority to JP2002105904A priority Critical patent/JP2003302904A/ja
Publication of JP2003302904A publication Critical patent/JP2003302904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンブレムの装飾性と名札の個別識別機能を
具えた名札エンブレムを一体化し、安価に製作するこ
と。 【解決手段】 表面に名前シール欄(20)と印刷表示部(2
2)とを含む名札印刷(24)が施された熱可塑性合成樹脂フ
ィルム(2)と、識別用名前印刷(31)が施された名前シー
ル(3)を別個に製作した後、熱可塑性合成樹脂フィルム
(2)の名前シール欄(20)へ名前シール(3)を配置し、両者
を高周波誘電加熱し、熱可塑性合成樹脂フィルム(2)
は、周縁部と印刷表示部が高周波誘電加熱によって基材
(1)に結合するとともに、熱可塑性合成樹脂フィルム(2)
の外周の不要部分(27)を除去し、名前シール(3)の周縁
部(32)は、押圧と同時に高周波誘電加熱によって熱可塑
性合成樹脂フィルム(2)へ溶着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、官公庁、学校、企業に
於ける制服、制帽、鞄、その他の備品に装着する名札と
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性合成樹脂フィルムと合成樹脂発
泡シートを基材上に重ね、これを電極基台と彫刻金型と
によって押圧し、高周波誘電加熱することによって熱可
塑性合成樹脂フィルム表面に凹凸模様を形成したステッ
カー、ワッペン等のエンブレムは、特公平5−7285
5公報に開示されている。従来のエンブレムは、シルク
スクリーンプロセス、オフセット印刷等の印刷術によっ
て、金モール又は金属箔の外観を呈する豪華なデザイン
が多量に作られるが、エンブレム毎に互いに異なる個人
名、記号、数字等の識別用名前を施すことは、作業の繁
雑さ、工程の多さ、多大なコストが掛かる等の理由で実
現しなかった。エンブレムと名札は、印刷方法が異な
り、しかもエンブレムは、デザインが一旦定まると一挙
に量産されるのに対し、名札は1枚毎又は僅かな枚数を
1組として、互いに異なっているから、エンブレムと名
札を同時に作ることはできなかった。従って、従来は、
エンブレムと名札は別個に作られており、エンブレムは
豪華にデザインしたものを衣服に縫い付け、又は溶着
し、名札は白色の硬質合成樹脂板に彫刻器で名前を彫っ
たもの、布地に手書きしたもの、又は名刺状のケースに
名札を入れたものを安全ピンやクリップで胸に止めてい
た。これらの名札は、着用者を識別する機能は果たして
いるが、デザイン的な要素は全くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンブレム
のデザイン性と名札の識別機能を同時に果たすことがで
きる名札エンブレムを提供するものである。更に本発明
は、名札の製作とエンブレムの製作を結合し、デザイン
的に優れたエンブレム中に名札を一体的に結合できる方
法を明らかにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の名札は、外周縁
が名札輪郭に合わせて裁断された基材と、該基材上に配
置されて表面に名前シール欄と印刷表示部とを含む名札
印刷が施され、周縁部と印刷表示部が基材に溶着した熱
可塑性合成樹脂フィルムと、該熱可塑性合成樹脂フィル
ム表面の名前シール欄上に配置されて、周縁部が熱可塑
性合成樹脂フィルムに溶着し、表面に文字・記号・数字
等の識別用名前印刷が予め施された名前シールとから構
成されている。
【0005】本発明の名札を構成する熱可塑性合成樹脂
フィルムの名前シール欄には、基材と熱可塑性合成樹脂
フィルムとの間に合成樹脂発泡シート、合成樹脂フィル
ム等の中間層材が介在することによって、名前シールは
膨らみのある立体感を強調している。
【0006】本発明の実施例に於いて、名札を構成する
熱可塑性合成樹脂フィルムは、彫刻金型によって押圧及
び誘電加熱することにより、印刷表示部の表面に凹凸模
様を形成するとともに、名前シール欄を取り囲んで***
条を形成している。
【0007】本発明の他の実施例に於いて、名札を構成
する熱可塑性合成樹脂フィルムには、金属蒸着層が施さ
れており、金、銀、アルミニウムの如き金属光沢のある
外観を呈している。
【0008】本発明の他の実施例に於いて、名札を構成
する熱可塑性合成樹脂フィルムの印刷表示部及び名前シ
ールの表面全体に、透明コート層又は透明合成樹脂フィ
ルムのラミネート層が施されて、合成樹脂フィルムと名
前シールとに密着している。
【0009】本発明の更に他の実施例に於いて、基材
は、誘電加熱によっては溶融しない資材によって形成さ
れており、熱可塑性合成樹脂フィルムの周縁部は、誘電
加熱によって溶融し、基材の材質中に入り込んで基材と
一体化している。
【0010】本発明の他の実施例に於いて、名札を構成
する基材は、熱可塑性合成樹脂シートによって形成さ
れ、熱可塑性合成樹脂フィルム及び基材上に配置された
その他の各層は、名札形状の輪郭線に沿って外周縁が溶
着、溶断されて一体化している。
【0011】基材は、裏面に裏地材が接着され、該裏地
材に面ファスナー、ピン、クリップ等の取付具が取り付
けられている。
【0012】本発明に係る名札は、表面に名前シール欄
と印刷表示部を含む名札印刷を具えた熱可塑性合成樹脂
フィルムに対して、表面に識別用名前印刷が施された名
前シールを前記熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール
欄に接着し、布帛、天然皮革、合成皮革の如く、誘電加
熱によって溶融しない基材上へ、名前シールが接着され
た前記熱可塑性合成樹脂フィルムを配置し、基材、名前
シール、熱可塑性合成樹脂フィルムを高周波誘電加工機
の電極基板と彫刻金型間に配置して、押圧及び高周波誘
電加熱することにより、熱可塑性合成樹脂フィルムは周
縁部を名札の輪郭に沿って溶着、溶断し、名前シールは
周縁部を熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール欄に溶
着することによって名札を製作する。
【0013】
【作用及び効果】本発明の名札は、名前シールの識別用
名前印刷が、熱可塑性合成樹脂フィルムの名札印刷とは
別個に実施できるから、熱可塑性合成樹脂フィルムの印
刷表示部には、シルクスクリーンプリント、オフセット
印刷等の美術カラー印刷によって、同じデザインのエン
ブレムを安価で多量に製作できる。又、名前シールの識
別用名前印刷は、コンピュータに接続し、データベース
から出力したデータを、インクジェットプリントシステ
ムによって印刷したものが適用でき、名前シールには、
個別な識別用名前印刷が自動的に必要数を製作できる。
そして、名前シールの周縁部は、熱可塑性合成樹脂フィ
ルムの名前シール欄に於いて、高周波誘電加熱によって
溶融し、一体化するから、装飾エンブレムと識別用名前
とが一体化した名札が得られるのである。エンブレムと
識別用名札が一体化しているから、名札の美的効果を高
めるとともに、従来の如くエンブレムとは別に更に名札
を衣服へ装着することは必要でなくなり、取扱いが容易
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】エンブレムには様々な構造がある
が、エンブレムを構成する熱可塑性合成樹脂フィルムに
名前シール欄を設け、名前シールは個別に作られて表面
に識別用名前印刷が予め施されていること、そして、熱
可塑性合成樹脂フィルムの名前シール欄上へ名前シール
を配置し、高周波誘電加熱によって名前シールの周縁部
が熱可塑性合成樹脂フィルムに溶着して一体化する基本
構造と製法は共通する。
【0015】本発明の名札は、図13に示す任意の輪郭
形状に作られる。名前シール欄(20)には、名前シール
(3)が配置され、名前シール欄以外の印刷表示部(22)に
は、任意の図案、文字、記号等が任意の色彩で印刷され
ている。又、印刷表示部(22)は、高周波誘電加工機の彫
刻金型によって押圧と加熱を受け、凹凸模様を形成して
印刷表示部のデザインに立体感を与えている。名前シー
ル(3)の周縁部(32)は、溶融によって熱可塑性合成樹脂
フィルム(2)と一体化し、名前シール(3)を熱可塑性合成
樹脂フィルム(2)へ強力に結合するとともに、名前シー
ル裏側を気密にシールして、水分の浸入を防いでいる。
又、名前シール(3)を取り囲んで熱可塑性合成樹脂フィ
ルムに***条(21)を形成し、名前シール(3)の立体化を
強調する。
【0016】(名札材料シート)図1乃至図5は、高周
波誘電加熱加工機の金型間に配置する名札材料の様々な
実施例を示すものである。図1は、布帛、天然皮革、合
成皮革の如く、加熱を受けても溶融しない資材で形成さ
れた基材(1)上へ、シルクスクリーンプロセス、オフセ
ット印刷等の印刷術によって印刷が施された熱可塑性合
成樹脂フィルム(2)を配置している。熱可塑性合成樹脂
フィルム(2)は、図12に示す如く、ポリウレタン、ポ
リ塩化ビニール、ポリオレフィン等のシート状フィルム
であって、表面に複数の名札印刷(24)を位置決めマーク
(25)と一緒に配列して印刷されている。名札印刷(24)に
は、名札のデザイン性を高める図案、着色を施した印刷
表示部(22)と、名前シールを接着すべき名前シール欄(2
0)が含まれる。熱可塑性合成樹脂フィルム(2)は、単一
シートばかりでなく、金、銀、アルミニウム、クロー
ム、チタン、ステンレス、その他の合金を裏面に蒸着
し、更に裏面に別の熱可塑性合成樹脂フィルムを重ねて
接着し、1枚のシート状にすることにより、メタリック
カラーの光沢を出した熱可塑性合成樹脂フィルムとする
こともできる。
【0017】名前シール(3)は、図11の如く、紙、合
成樹脂等のシート状フィルム表面に、シルクスクリーン
プロセス、オフセット印刷、インクジェットプロセス等
の印刷術によって識別用名前印刷(31)を施したものであ
る。名前シール(3)は、裏面に接着剤層(30)を塗布し、
これをパラフィン紙等の剥離可能な離形紙上へ貼ること
により、識別用名前印刷(31)は、コンピュータの記憶デ
ータをプリンターによって印刷し、個別の識別用名前印
刷(31)を印刷した名前シール(3)が容易に安価に製作で
きる。名前シール(3)は、図11の印刷されたシートか
ら1枚を取り出し、これを図12の熱可塑性合成樹脂フ
ィルム上の各名札印刷(24)の名前シール欄(20)へ次々と
貼り付けていく。次に、図12の熱可塑性合成樹脂フィ
ルム(2)を裁断し、名札印刷(24)と、名前シール(3)と、
位置決めマーク(25)とを含んだ単一の熱可塑性合成樹脂
フィルムとする。本発明の実施に際しては、名前印刷(2
4)毎に裁断した図10の単一の熱可塑性合成樹脂フィル
ム(2)の名前シール欄(20)へ、別個に印刷され取り出さ
れた単一の名前シール(3)(図9)を配置し、接着しても
よい。名前シール(3)の裏面に形成されている接着剤層
(30)は、次工程で熱可塑性合成樹脂フィルムと名前シー
ル(3)を押圧、加熱する際に、位置ズレを防ぐための仮
止めであるから、接着剤層は、熱可塑性合成樹脂フィル
ム(2)の名前シール欄(20)側に施して、その上へ名前シ
ール(3)を配置し、接着しても構わない。
【0018】図1の如く配置された基材(1)、熱可塑性
合成樹脂フィルム(2)、名前シール(3)の表面全体に、図
2の如く透明コート層(4)を塗布し、印刷表示部(22)の
印刷と名前シール(3)の識別用名前印刷(31)を保護する
とともに、名前シールと熱可塑性合成樹脂フィルムを一
体化する。図3は、透明コート層(4)に代えて透明ラミ
ネートフィルム(40)を配置し、これを押圧、加熱するこ
とによって、名前シール(3)及び熱可塑性合成樹脂フィ
ルム(2)の表面全体に密着させたものである。
【0019】図4は、図2の実施例に於いて、基材(1)
と熱可塑性合成樹脂フィルム(2)との間に、合成樹脂発
泡シート、合成樹脂フィルム等の中間層材(5)を介在さ
せたものである。
【0020】(高周波誘電加熱)図4に示す構造の名札
材料の実施例を用いて、高周波誘電加工機によって本発
明の名札(14)(図14)を製造する工程を図6乃至図8に
示している。導電性基板(87)上へ図4の実施例の如く配
置された基材(1)、中間層材(5)、熱可塑性合成樹脂フィ
ルム(2)、名前シール(3)から構成した名札材料シートを
位置合わせして配置する(図6)。彫刻金型(8)は、名前
シール(3)の対応位置には空洞(85)を有し、印刷表示部
(22)の対応位置には凹凸模様、しぼ模様等の模様型面(8
0)が形成されている。彫刻金型(8)の型面外周には、名
札印刷(24)の輪郭に合わせて溶断刃(81)が形成されてい
る。又、名前シール(3)の輪郭に合わせて押圧刃(82)、
及び該押圧刃(82)に沿って外側に溝(84)が形成されてい
る。
【0021】上記の通り配置された名札の材料シートに
対して彫刻金型(8)を下降させ、台板(87)との間に挟ん
で押圧するとともに、高周波誘電加熱を行なう。熱可塑
性合成樹脂フィルム(2)は、印刷表示部(22)が彫刻金型
(8)の模様型面(80)によって押圧されて、金モール状或
いは凹凸のある立体的な模様が形成される。又、中間層
材(5)は、模様型面(80)によって押圧・加熱された箇所
では溶融し、基材(1)の材質中に溶け込み、或いは熱可
塑性合成樹脂フィルムと一体的に溶融して内外周部の溝
(84)を満たす。又、金型の外側へ食み出た部分(27)(51)
は、溶断刃(81)に押圧されて溶断され、加工後、手作業
によって不要部分(27)(51)を除去する。名前シール(3)
は、周縁部だけは押圧刃(82)によって押圧され、誘電加
熱を受けて溶融し、合成樹脂フィルム(2)と一体化する
が、空洞(85)に対応する部分は押圧を受けないから、中
間層材(5)の弾力によって押し上げられて膨らんだ状態
となる。彫刻金型(8)を引き上げ、周囲の不要部分(27)
(51)を除去することにより、名札の印刷表示部(22)と名
前シール(3)の基本構造が得られる。基材(1)の外周縁(1
0)を残して名札の輪郭に合わせて打ち抜くと、図8、図
13に示す名札(14)が完成する
【0022】この名札(14)を衣服、鞄等の身回り品に取
り付けるには、様々な取付方法がある。例えば、外周縁
(10)を衣服へ縫いつけることができる。又、基材(1)の
裏側に裏地材(6)をホットメルト(70)によって接着し、
裏地材(6)へ面ファスナー、ピン、クリップ等の取付具
(7)を取り付けて、名札(14)を衣服へ着脱可能に取り付
けできる。
【0023】図14は、名札(14)に面ファスナーを取り
付けた構造を示している。面ファスナー式取付具(7)の
フック側(71)を、ホットメルト(70)を介して裏地材(6)
へ接着する。この裏地材(6)の周縁を更に、ホットメル
ト(60)を介して基材(1)外周縁(10)の裏面に接着し、し
かる後、名札の輪郭に合わせて基材(1)、裏地材(6)、面
ファスナーのフック側(71)、ループ側(72)を裁断して名
札(14)を完成する。面ファスナーのループ側(72)を衣服
へ接着又は縫いつけておくと、クリーニングの際、フッ
ク側(71)をループ側(72)から引き剥がすことにより、名
札(14)を衣服から分離できるから、クリーニングによる
型くずれ、老化を防止し、名札の光沢を保って永く使用
できる。又、図14の名札(14)に於いて、基材(1)と裏
地材(16)との間に、予め名札輪郭に合わせてトムソン抜
きされた硬質発泡ウレタン等の芯材(図示せず)を介在さ
せ、名札(14)に剛性を持たせてもよい。
【0024】図5は、名札材料の更に他の実施例であっ
て、図4の層構造に於いて基材(1)を熱可塑性合成樹脂
シート(11)によって構成したものである。従って、図5
の名札材料を高周波誘電加工機によって押圧し、誘電加
熱すると、基材(1)は模様型面(80)によって押圧され、
周縁は溶融し、且つ溶断刃(81)が基材(1)を一挙に溶断
する。従って、図4、図6乃至図8の実施例の如く、熱
可塑性合成樹脂外周の溶断を行なった後、基材(1)を更
に裁断する工程は省略される。
【0025】本発明の名札エンブレム(14)は、印刷表示
部(22)は、従来のエンブレムと同じく豪華な装飾を施
し、名前シール(3)は、個別の識別用名前印刷(31)が施
されており、名札の美観を高めるとともに、安価に製作
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、名札材料シートの各種実施例を示す断
面図である。
【図2】図2は、名札材料シートの各種実施例を示す断
面図である。
【図3】図3は、名札材料シートの各種実施例を示す断
面図である。
【図4】図4は、名札材料シートの各種実施例を示す断
面図である。
【図5】図5は、名札材料シートの各種実施例を示す断
面図である。
【図6】図6は、高周波誘電加工機による名札の製作工
程を示す断面図である。
【図7】図7は、高周波誘電加工機による名札の製作工
程を示す断面図である。
【図8】図8は、図13のA−A線に沿う断面図であ
る。
【図9】図9は、単一の名前シールの平面図である。
【図10】図10は、単一の熱可塑性合成樹脂フィルム
の平面図である。
【図11】図11は、名前シールの材料フィルム上へ、
コンピュータプリンターによって多数の識別用名前印刷
を打ち出した平面図である。
【図12】図12は、熱可塑性合成樹脂フィルムの材料
シート上へ、名札印刷(24)と位置決めマーク(25)を印刷
し、一部に名前シール(3)を接着した平面図である。
【図13】図13は、本発明に係る名札の平面図であ
る。
【図14】図14は、面ファスナーを取り付けた実施例
に於ける図13のA−A線に沿う断面図である。
【主な符号の説明】
(1) 基材 (14) 名札エンブレム (2) 熱可塑性合成樹脂フィルム (20) 名前シール欄 (21) ***条 (22) 印刷表示部 (23) 周縁部 (24) 名札印刷 (3) 名前シール (30) 接着剤層 (31) 識別用名前印刷 (32) 周縁部 (4) 透明コート層 (5) 中間層材 (7) 取付具 (8) 彫刻金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 英二 大阪府大阪市旭区中宮2丁目4番29号ベル ダ中宮302号 Fターム(参考) 4F100 AB01B AJ10A AK01A AK01B AK01C AK01D AS00E AT00A DD01B DD40C DG11A DJ01D EH66B GB71 JN01C JN01E 4F211 AB26 AC03 AD05 AD08 AD32 AG01 AG03 AH53 TA01 TA03 TC01 TN13 TQ01 TW06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名札の輪郭に合わせて外周縁が裁断され
    た基材と、 該基材上に配置されて表面に名前シール欄と印刷が施さ
    れた印刷表示部とを具え、周縁部と印刷表示部が基材に
    溶着した熱可塑性合成樹脂フィルムと、 表面に文字・記号・数字等の識別用名前印刷が予め施さ
    れ、熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール欄上に配置
    され、周縁部が熱可塑性合成樹脂フィルムに溶着した名
    前シールと、からなる名札。
  2. 【請求項2】 熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール
    欄に対応して、基材と熱可塑性合成樹脂フィルムとの間
    に合成樹脂発泡シート、合成樹脂フィルム等の中間層材
    が介在し、名前シールは膨らみのある立体感を具えてい
    る、請求項1の名札。
  3. 【請求項3】 熱可塑性合成樹脂フィルムは、印刷表示
    部の表面に凹凸模様及び名前シール欄を取り囲む***条
    を形成している、請求項1又は2に記載の名札。
  4. 【請求項4】 熱可塑性合成樹脂フィルムには金属蒸着
    層が施されている、請求項1乃至3の何れかに記載の名
    札。
  5. 【請求項5】 熱可塑性合成樹脂フィルムの印刷表示部
    及び名前シールの表面全面に透明コート層が施されてい
    る、請求項1乃至4の何れかに記載の名札。
  6. 【請求項6】 熱可塑性合成樹脂フィルムの印刷表示部
    及び名前シールの表面全面に透明合成樹脂フィルムのラ
    ミネート層が施されている、請求項1乃至4の何れかに
    記載の名札。
  7. 【請求項7】 基材は、布帛、皮革、合成皮革等の、加
    熱によって溶融しない資材によって形成され、熱可塑性
    合成樹脂フィルムの溶融した周縁部は、基材の材質中に
    入り込んで基材に結合している、請求項1乃至6の何れ
    かに記載の名札。
  8. 【請求項8】 基材は、熱可塑性合成樹脂シートであっ
    て、熱可塑性合成樹脂フィルムと、基材上に配置された
    その他の各層は、名札形状の輪郭線に沿って外周縁が溶
    着、溶断されて一体化している、請求項1乃至6の何れ
    かに記載の名札。
  9. 【請求項9】 基材は、裏面に裏地材が接着されてお
    り、該裏地材の下面に面ファスナー、ピン、クリップ等
    の取付具を取り付けた、請求項1乃至8の何れかに記載
    の名札。
  10. 【請求項10】 表面に平坦な名前シール欄と印刷表示
    部とを具えた熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール欄
    に、表面に識別用名前印刷が施された名前シールを接着
    する工程、 布帛、天然皮革、合成皮革の如く、加熱によって溶融し
    ない資材によって構成されている基材上へ、表面に名前
    シールを接着した前記熱可塑性合成樹脂フィルムを配置
    する工程、 前記基材、名前シール、熱可塑性合成樹脂フィルムを高
    周波誘電加工機の電極基板と彫刻金型間に配置して高周
    波加熱し、熱可塑性合成樹脂フィルムは、周縁部を名札
    の輪郭に沿って溶着、溶断し、名前シールは、周縁部を
    熱可塑性合成樹脂フィルムの名前シール欄に溶着する高
    周波誘電加熱工程、によって名札を製作する方法。
  11. 【請求項11】 名前シールを接着した熱可塑性合成樹
    脂フィルムを基材上へ配置する工程に於いて、基材と熱
    可塑性合成樹脂フィルムとの間に、合成樹脂発泡シー
    ト、合成樹脂フィルム等の中間層材シートを介在させ、 高周波誘電加熱工程に於いて、熱可塑性合成樹脂フィル
    ムの印刷表示部を、彫刻金型で押圧、加熱して、中間層
    材を溶融させて印刷表示部から押し出すとともに、熱可
    塑性合成樹脂フィルム表面に凹凸模様を付け、名前シー
    ル上は押圧せず、中間層材によって名前シールに膨らみ
    のある立体感を生じさせる、請求項10の方法。
JP2002105904A 2002-04-09 2002-04-09 名札及びその製造方法 Pending JP2003302904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002105904A JP2003302904A (ja) 2002-04-09 2002-04-09 名札及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002105904A JP2003302904A (ja) 2002-04-09 2002-04-09 名札及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003302904A true JP2003302904A (ja) 2003-10-24

Family

ID=29390376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002105904A Pending JP2003302904A (ja) 2002-04-09 2002-04-09 名札及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003302904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100884829B1 (ko) * 2007-07-03 2009-02-20 박철기 다색상 표현이 가능한 메탈 및 홀로그램 엠블렘의 제조방법
WO2019130487A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 黒田 暢夫 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100884829B1 (ko) * 2007-07-03 2009-02-20 박철기 다색상 표현이 가능한 메탈 및 홀로그램 엠블렘의 제조방법
WO2019130487A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 黒田 暢夫 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法
JPWO2019130487A1 (ja) * 2017-12-27 2020-07-09 黒田 剛司 熱可塑性合成樹脂製立体装飾片及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5518787A (en) Construction for a laminated card or label
US4125655A (en) Decorative plaques and process
US20090071045A1 (en) Name badge with digitally produced image thereon
US5599416A (en) Thermally transferable type emblem made of thermoplastic synthetic resin and method of manufacturing the same
US20060010735A1 (en) License plate frame
JP2542551B2 (ja) 熱可塑性合成樹脂製の熱転写装飾片とその製造方法
US8613154B2 (en) Process for making a device for securing identification
US3940864A (en) Plastic plates adapted to be imprinted and methods of manufacturing and imprinting on plastic plates
JP2000089677A (ja) 装飾用ホログラム・ステッカー及びその製造方法
US20050001422A1 (en) Printable intermediate construction incorporating registrably positioned laminate components that can be imaged and then easily formed into a laminated card or decal on demand
JP2003302904A (ja) 名札及びその製造方法
US4047996A (en) Plastic plates adapted to be imprinted and methods of manufacturing and imprinting on plastic plates
US20140212615A1 (en) Multi-layered multiple-label printable composite form
EP4070965A1 (en) Manufacturing method for thermoplastic synthetic resin decorative piece
JPH0997014A (ja) ステッカー、ワッペン等装飾体の製造方法
JP2019209631A (ja) 透明感を具えた装飾・表示機材 並びにその製造方法
KR100201199B1 (ko) 홀로그램 시트를 이용한 엠블렘 제조방법
US20170197354A1 (en) Method for manufacturing thermoplastic synthetic resin emblem with individual information date
JPH11305665A (ja) ステッカー
JP2001301037A (ja) 製品の構成材の表面に文字、図称を形成する方法
US6083593A (en) Multiple ply document assembly and production thereof
CN216562259U (zh) 一种可移除热敏透明膜不干胶标签
JPH071827A (ja) 転写シート
JP2000301893A (ja) 金箔を用いた装飾用シ−ル及びその製造方法
JP3023431U (ja) ステッカー、ワッペン等の装飾体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026