JP2003302267A - 超音波流量計 - Google Patents

超音波流量計

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JP2003302267A JP2002143827A JP2002143827A JP2003302267A JP 2003302267 A JP2003302267 A JP 2003302267A JP 2002143827 A JP2002143827 A JP 2002143827A JP 2002143827 A JP2002143827 A JP 2002143827A JP 2003302267 A JP2003302267 A JP 2003302267A
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Kazumasa Onishi
一正 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流管及び超音波流量計の姿勢に影響されること
のない高精度な超音波流量計を提供する。 【解決手段】超音波送受波器の流体流れの上流側および
下流側に流管を変形する変形装置をそれぞれ3個配置す
る。また、流体流れの上流側の超音波送受波器と3個の
変形装置の間に固定部を設ける。さらに3個の変形装置
の上流部にも固定部を設ける。下流側も同様に流体流れ
の下流側の超音波送受波器と3個の変形装置の間に固定
部を設ける。また、3個の変形装置の下流部にも固定部
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体内に発射され
る超音波の伝播時間差から流体の流速または流量を計測
する超音波流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は、従来のクランプオン形超音波
流量計の原理を示す断面図である。流体7が流れる流管
6の外側に超音波を伝播する例えばPTFE(ポリテト
ラフルオルエチレン)のような等方性物体より成る斜角
楔形状の超音波伝播物体3a、3bを接着し、これと流
管壁を介して圧電振動子2a、2bより超音波を送受信
する。圧電振動子2a、2bと超音波伝搬物体3a、3
bは音響的に結合して超音波送受波器1a、1bを構成
している。2個の圧電振動子2a、2bは超音波の送波
器でもあり受波器でもある。このとき、送波器から受波
器に超音波が到達する時間は流れの方向によって異な
る。流れと同じ方向へ超音波が発射された場合、超音波
はいわば流れに乗って進むので時間は短くなる。一方、
流れに逆らって発射された際には、超音波は遅く進むの
で時間は長くなる。なお、線10は超音波伝播経路を示
す。したがって、図20のT−Tより流速がわか
る。そして、流速より流量を導出する。
【0003】図20の従来のクランプオン形超音波流量
計において流速を正確に計測するためには、流管の姿勢
及びクランプオン超音波流量計を流管に取り付ける姿勢
を一定にしなければならない。この理由は、とくに層流
において流体の流れが重力に影響されるためと考えられ
る。
【0004】実際のクランプオン超音波流量計の取り付
けについて図21を用いて説明する。図21(A)は流
管が垂直である場合、図21(B)は流管が水平であ
り、かつ超音波送受波が水平面に対して垂直に行なわれ
る場合、図21(C)は流管が水平であり、かつ超音波
送受波が水平面に対して平行に行なわれる場合である。
なお、線10は超音波伝播経路を示す。図21(A),
(B),(C)のそれぞれの姿勢で同じクランプオン超
音波流量計で流量の測定を試みた。なお、流管は、外径
6mm、内径4mmのPFA(テトラフルオロエチレン
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)製であ
る。
【0005】流量の測定結果を図22に示す。図22に
おける縦軸は指示誤差であり、真の流量をQ1、超音波
流量計による測定流量をQ2とおいたとき、次式で求め
られる。 (Q2−Q1)/Q1 (%) 図22より、流管と超音波流量計の姿勢によっては許容
誤差範囲を±2%以下と仕様化すると、流量は約850
ml/min以上でしか測定できないことになる。な
お、内径4mmで流体が水であるので、この流量のとき
のレイノルズ数は約4500であり、したがって、乱流
域のみが許容誤差範囲を±2%以下で測定可能であるこ
とになる。なお、図22のなかで流管と超音波流量計の
図21(A)の姿勢を(A),図21(B)の姿勢を
(B),図21(C)の姿勢を(C)で表現した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、流管と
クランプオン形超音波流量計の測定姿勢により流量計の
測定流量に誤差が生じてしまう。このため、工場など行
なわれているようにクランプオン形超音波流量計の取り
付け姿勢が様々であると正確な測定ができなくなるとい
う問題点が生じる。本発明の目的は上述の問題点を解消
し、高精度な超音波流量計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一方の超音波送波器から
発射される超音波は、流体中を伝搬したのち他方の超音
波受波器に到達する。超音波流量計は、超音波を送信し
てから受信するまでの超音波伝搬時間を測定することで
流量を導出している。この際、流量を導出するための超
音波伝搬時間は流体の流速変化のみがパラメータである
ことを前程にしている。ところが、超音波流量計の姿勢
よる重力などによる影響が加わると、結果として流速と
超音波流量計の姿勢より重力などによる影響含めた超音
波伝播時間で流量を算出してしまう。これが、流量の測
定精度を低下させる原因となる。そこで、この課題を解
決するため以下の手段を用いた。
【0008】請求項1記載の超音波流量計は、超音波を
流体中に伝播させることにより流量を測定する超音波流
量計において、流体の流れる流管の断面積を変化させる
ための装置もしくは流管の断面積が変化している部分が
超音波送受波器から流れ方向沿って流管の内径の距離の
30倍以内に設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が流管を変形
する変形装置であることを特徴とする請求項1に記載の
超音波流量計を特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が、流管に挿
入可能で、かつその挿入物に流体を通すことができる穴
をもつ装置であることを特徴とする請求項1に記載の超
音波流量計を特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が流管に接続
されるブロックであり、流管の断面積と異なる断面積の
流路を有していることを特徴とする請求項1に記載の超
音波流量計を特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が、流管の中
心軸まわりにほぼ等しい角度で3個以上流管の長さ方向
に設けられていることを特徴とするものである。
【0013】請求項6記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が、流管の中
心軸まわりにほぼ等しい角度で3個以上配置され、かつ
流れ方向に沿って時計まわり方向もしくは反時計まわり
方向に順次配置されていることを特徴とする請求項5に
記載の超音波流量計であることを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項7記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置が、1対の超
音波送受波器の両側に配置され、流れ方向に沿って両側
に配置された流管の断面積を変化させるための装置が流
管の中心軸まわりに同じ回転方向で配置されていること
を特徴とする請求項5に記載の超音波流量計であること
を特徴とするものである。
【0015】請求項8記載の超音波流量計は、超音波送
受波器と流体の流れる流管の断面積を変化させるための
装置との間に流管を固定するための固定部を設けている
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項9記載の超音波流量計は、流体の流
れる流管の断面積を変化させるための装置と超音波送受
波器の流れ方向に沿って両者の外側に流管を固定するた
めの固定部を設けることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に基づいて詳
細に説明する。図1は第1の実施の形態を示す斜視図で
ある。超音波送受波器1a、1bは圧電振動子2a、2
bと斜角楔形状の超音波伝播物体3a、3bで構成さ
れ、PFA製の外径6mm、内径4mmの流管6にクラ
ンプオンされている。超音波送受波器1bの上流側には
固定部4cが設置され、さらにその上流に変形装置5
d、5e、5fが流管の中心軸まわりに3回対称になる
ように流れ方向にそって120度毎に配置される。そし
てそれらの上流側にさらに固定部4dが設けられてい
る。下流側にも同様に、固定部4a,4bそして変形装
置5a、5b、5cが設置されている。ここで固定部4
a,4b,4c,4dは流管を直線状にするためのもの
である。また、変形装置5a,5b,5c,5d,5
e,5fは流管6を変形させることで流量分布の形状を
改善するためのものである。ここでは、流管が柔軟なP
FA製であるため変形装置を用いたが、たとえば、ステ
ンレス管の場合はあらかじめ熱加工により変形させてお
けば、流体圧力により変形することもないので変形装置
は必要でない。
【0018】図2は、図1の斜視図で示したものの平面
図である。図2のA−A、B−B、C−C、D−D、E
−E、F−Fは変形装置5a,5b,5c,5d,5
e,5fと流管6の断面位置を示すものである。
【0019】図3は、図2の断面位置での断面図であ
る。図3(A)は、図2のA−A断面図である。図3
(B)は、図2のB−B断面図である。図3(C)は、
図2のC−C断面図である。図3(D)は、図2のD−
D断面図である。図3(E)は、図2のE−E断面図で
ある。図3(F)は、図2のF−F断面図である。この
ように流管6を変形させることで超音波流量計の姿勢に
よる影響を排除した精度の高い流量測定ができることに
ついて説明する。
【0020】比較のため従来の超音波流量計の流れの様
子を図4に示す。図4(A)は流管6が垂直に位置して
いるときの層流域の流量分布の形状を概略的に図示した
ものであり、重力は流管の中心軸と同方向のため、とく
に重力によって層流域の流量分布の形状が偏ったりする
ことはないと考えられる。したがって、測定姿勢として
はもっとも良いと考えられる。この姿勢を管垂直と呼
ぶ。以後管垂直と言えばこの姿勢を示す。
【0021】図4(B)は流管が水平に位置しており、
超音波送受波器からの超音波の伝播経路が水平面に対し
て垂直面内にあるものであり、重力の影響などにより層
流域の流量分布の形状が流管の中心軸に対して対称では
なく流管の中心軸の下側では流量が平均値より小さくな
るものである。ここで、流量分布している全般にわたり
超音波が通過するので、重力の影響などにより層流域の
流量分布の形状が流管の中心軸に対して対称ではないが
この影響は相殺されることになる。この姿勢を管水平−
超音波垂直と呼ぶ。以後、管水平−超音波垂直と言えば
この姿勢を示す。
【0022】図4(C)は流管が水平に位置しており、
超音波送受波器からの超音波の伝播経路が水平面に対し
て同じ水平面内にあるものであり、重力の影響などによ
り層流域の流量分布の形状が流管の中心軸に対して対称
ではなく流管の中心軸の下側では流量が平均値より小さ
くなるものである。この場合図4(C)で示すように超
音波経路が平均流量より大きい所を通過するので実際の
流量より指示流量が大きくなると考えられる。この姿勢
を管水平−超音波水平と呼ぶ。以後、管水平−超音波水
平と言えばこの姿勢を示す。
【0023】これに対して本発明の方法では、流れに回
転を加え擬似的に図5(A)、(B)、(C)で示すよ
うに流管の姿勢、及び超音波送受波器の位置によらずほ
ぼ同じ層流域の流量分布の形状とするので超音波送受波
器の姿勢にかかわらず小流量まで精度高く測定できるこ
とは明らかである。
【0024】次に実際に変形装置の効果を確認するため
の実験を行なった結果を説明する。図6、図7、図8、
図9、図10に超音波送受波器、固定部そして変形装置
の位置を示す。ここで図中の数値は寸法を示し、単位は
mmである。
【0025】まず図6は変形装置がない場合であり、こ
のときの流量測定結果を図11に示す。図からわかるよ
うに約450ml/min以下の層流域では誤差が±2
%以上あり、変形装置のない場合は層流域では精度よく
測定できないことになる。ここで、姿勢について管垂
直、管水平−超音波垂直、管水平−超音波水平の3つの
姿勢での流量を測定した。
【0026】図7は変形装置が超音波送受波器から12
8mmであり、流管の内径4mmの32倍であるときの
変形装置による流量精度の向上の効果はほとんど現れな
い。ここで、姿勢について管垂直、管水平−超音波垂
直、管水平−超音波水平の3つの姿勢での流量を測定し
た。この結果を図12に示す。
【0027】図8は変形装置が超音波送受波器から80
mmであり、流管の内径4mmの20倍であるときの変
形装置による流量精度は、流量が約450ml/min
でレイノルズ数が約2400の層流と乱流の遷移域にお
いて±2%以下となり効果は現れている。ここで、姿勢
について管垂直、管水平−超音波垂直、管水平−超音波
水平の3つの姿勢での流量を測定した。この結果を図1
3に示す。
【0028】図9は変形装置が超音波送受波器から61
mmであり、流管の内径4mmの15倍であるときの変
形装置による流量精度は、流量が約450ml/min
でレイノルズ数が約2400の層流と乱流の遷移域にお
いて±2%以下となり効果は現れている。さらに流量が
約100ml/minでレイノルズ数約530の完全な
層流域においても誤差は±5%程度であり、かなり効果
が発揮されている。ここで、姿勢について管垂直、管水
平−超音波垂直、管水平−超音波水平の3つの姿勢での
流量を測定した。この結果を図14に示す。
【0029】図10は変形装置が超音波送受波器から4
4mmであり、流管の内径4mmの11倍であるときの
変形装置による流量精度は、流量が約450ml/mi
nでレイノルズ数が約2400の層流と乱流の遷移域に
おいて±1%以下となり効果は現れている。さらに流量
が約100ml/minでレイノルズ数約530の完全
な層流域においても誤差は±1%程度であり、高精度な
測定ができている。この結果を図15に示す。ここで、
姿勢について管垂直、管水平−超音波垂直、管水平−超
音波水平の3つの姿勢での流量を測定した。以上の実験
結果からわかるように変形装置の効果により層流域まで
精度よく流量を測定できることが明らかになった。
【0030】図16は第2の実施の形態を示す斜視図で
ある。流管の中に穴を持った変流部品を挿入することに
よっても流管を変形装置により変形させた効果と同じ効
果が得られる。PFA製の流管6に図16に示す変流部
品8a,8b,8c,8d,8e,8fを挿入する。変
流部品8a,8b,8c,8d,8e,8fを流管6に
固定するには外部より締め付ける、変流部品と流管をエ
ポキシ系接着剤で接着するなど多くの方法がある。図1
7に変流部品だけを詳細に示す。ここで、変流部品に
は、穴を設けているが、この穴の形状は穴の中心に対し
て点対称ではない。
【0031】図18は第3の実施の形態を示す斜視図で
ある。流管に穴を持った変流ブロックを接続することに
よっても流管を変形装置により変形させた効果と同じ効
果が得られる。PFA製の流管7に図18に示す変流ブ
ッロク9a,9bを接続する。図19に変流ブッロク9
a,9bだけを詳細に示す。
【0032】以上、本発明を用いれば流管及び超音波流
量計の姿勢によらず、高精度な流量測定ができることを
述べたが、また流管の曲がりに対しても効果があり高精
度な流量測定ができる。また、本発明を用いれば、クラ
ンプオン型超音波流量計のみならず気体用の超音波流量
計などにも同じ効果が期待できる。さらに、流体の流れ
に回転成分を与える本発明は、熱式質量流量計において
も流管と熱式質量流量計の姿勢により流量測定精度が影
響を受ける場合には極めて有効な方法であると考えられ
る。
【0033】
【発明の効果】流管及び超音波流量計の姿勢によらず高
精度な測定できる超音波流量計を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の斜視図で示したものの平面図であ
る。
【図3】 変形装置及び流管変形を示す断面図であ
る。
【図4】 超音波流量計の姿勢と流量分布の形状を示
す図である。
【図5】 本発明による流量分布の形状を示す図であ
る。
【図6】 超音波送受波器、固定部の位置関係を示す
図である。
【図7】 変形装置、超音波送受波器、固定部の位置
関係を示す図である。変形装置から超音波送受波器まで
の距離が128mm
【図8】 変形装置、超音波送受波器、固定部の位置
関係を示す図である。変形装置から超音波送受波器まで
の距離が80mm
【図9】 変形装置、超音波送受波器、固定部の位置
関係を示す図である。変形装置から超音波送受波器まで
の距離が61mm
【図10】 変形装置、超音波送受波器、固定部の位置
関係を示す図である。変形装置から超音波送受波器まで
の距離が44mm
【図11】 変形装置がない場合の流量測定結果を示す
図である。
【図12】 変形装置が超音波送受波器から128mm
の距離のときの流量測定結果を示す図である。
【図13】 変形装置が超音波送受波器から80mmの
距離のときの流量測定結果を示す図である。
【図14】 変形装置が超音波送受波器から61mmの
距離のときの流量測定結果を示す図である。
【図15】 変形装置が超音波送受波器から44mmの
距離のときの流量測定結果を示す図である。
【図16】 第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】 変流部品を示す斜視図である。
【図18】 第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図19】 変流ブロックを示す斜視図である。
【図20】 従来のクランプオン形超音波流量計の原理
図である
【図21】 流管と超音波流量計の姿勢を示す図であ
る。
【図22】 3種類の流管と超音波流量計の姿勢時の流
量測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 超音波送受波器 2 圧電振動子 3 超音波伝播物体 4 固定部 5 変形装置 6 流管 7 流体 8 変流部品 9 変流ブッロク 10 超音波伝播経路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を流体中に伝播させることにより流
    量を測定する超音波流量計において、流体の流れる流管
    の断面積を変化させるための装置もしくは流管の断面積
    が変化している部分が超音波送受波器から流れ方向沿っ
    て流管の内径の距離の30倍以内に設けられていること
    を特徴とする超音波流量計。
  2. 【請求項2】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が流管を変形する変形装置であることを特徴と
    する請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 【請求項3】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が、流管に挿入可能で、かつその挿入物に流体
    を通すことができる穴をもつ装置であることを特徴とす
    る請求項1に記載の超音波流量計。
  4. 【請求項4】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が流管に接続されるブロックであり、流管の断
    面積と異なる断面積の流路を有していることを特徴とす
    る請求項1に記載の超音波流量計。
  5. 【請求項5】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が、流管の中心軸まわりにほぼ等しい角度で3
    個以上流管の長さ方向に設けられていることを特徴とす
    る超音波流量計。
  6. 【請求項6】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が、流管の中心軸まわりにほぼ等しい角度で3
    個以上配置され、かつ流れ方向に沿って時計まわり方向
    もしくは反時計まわり方向に順次配置されていることを
    特徴とする請求項5に記載の超音波流量計。
  7. 【請求項7】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置が、1対の超音波送受波器の両側に配置され、
    流れ方向に沿って両側に配置された流管の断面積を変化
    させるための装置が流管の中心軸まわりに同じ回転方向
    で配置されていることを特徴とする請求項5に記載の超
    音波流量計。
  8. 【請求項8】超音波送受波器と流体の流れる流管の断面
    積を変化させるための装置との間に流管を固定するため
    の固定部を設けていることを特徴とする超音波流量計。
  9. 【請求項9】流体の流れる流管の断面積を変化させるた
    めの装置と超音波送受波器の流れ方向に沿って両者の外
    側に流管を固定するための固定部を設けることを特徴と
    する超音波流量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101839735A (zh) * 2010-03-12 2010-09-22 邓鲁坚 直通型反射式超声波水表、热量表流量传感器
GB2577093A (en) * 2018-09-13 2020-03-18 Univ Warwick Clamp-on ultrasonic transducer

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