JP2003301520A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2003301520A JP2002104093A JP2002104093A JP2003301520A JP 2003301520 A JP2003301520 A JP 2003301520A JP 2002104093 A JP2002104093 A JP 2002104093A JP 2002104093 A JP2002104093 A JP 2002104093A JP 2003301520 A JP2003301520 A JP 2003301520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根直下の建物ユニットに吹抜け部が形成さ
れていても、屋根の支持を充分に行えるユニット式建物
を提供する。 【解決手段】 複数本の柱の上端間同士を天井梁で連結
し、下端間同士を床梁で連結したフレームを有し箱状に
形成された複数の建物ユニット2,3と、これらの建物
ユニット2,3の上方に配置される屋根4とを備えてユ
ニット式建物1を構成する。吹抜け部8を有する建物ユ
ニット3Aは、屋根4の裏面に沿って設けられ屋根4を
支持する構面18を備えている。構面18で屋根4を支
持することができるので、建物ユニット3Aに吹抜け部
8が形成されていても、吹抜け部8の上方の屋根4の支
持を充分に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の建物ユニッ
トとこれらの建物ユニット上に設けられる屋根とを備え
たユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】柱、天井梁および床梁を含み形成されるフ
レームを備えた複数の箱形の建物ユニットと、これらの
建物ユニット上に設けられた屋根とを備えたユニット式
建物がある。このようなユニット式建物において、屋根
直下の建物ユニットのうち、所定の建物ユニット上面に
吹抜け部を設けるとともに、屋根直下の他の建物ユニッ
トとの空間部を、吹抜け部に連通する小屋裏を、例えば
ロフトとすることがある。(特開平7−243266号
公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット式
建物における屋根は、屋根の棟側寄りを複数本の屋根束
で支持され、屋根の軒先寄りを複数の屋根受け部材で支
持されている。屋根束は所定間隔で立設されており、強
度上の問題から主に柱の上端に設けられるが、屋根束は
必要に応じて建物ユニットの天井梁上、あるいは天井梁
間に中間梁等を設け、この中間梁上にも設けられること
がある。しかし、屋根と所定の建物ユニットとの間の小
屋裏が、例えばロフトとされている場合、ロフトを形成
する建物ユニット上には屋根を支持するための屋根束を
必要なだけ設けることはできるが、吹抜け部を有する建
物ユニットには、吹抜け部があるため、必要に応じて中
間梁等を設けることができず、屋根の支持が充分に行え
ないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、屋根直下の建物ユニット
に吹抜け部が形成されていても、屋根の支持を充分に行
えるユニット式建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図面を参照して説明すると、図5に示すように、複
数本の柱10の上端間同士が天井梁11で連結され、下
端間同士が床梁で連結されたフレームを有し箱状に形成
された複数の建物ユニット3A、3B、3E、3Fと、
これらの建物ユニット3A、3B、3E、3Fの上方に
配置される屋根4とを備えて構成されるユニット式建物
において、前記建物ユニット3Aは吹抜け部8を有し、
この吹抜け部8を有する建物ユニット3Aは、前記屋根
4の裏面に沿って設けられ前記屋根4を支持する構面1
8を備えていることを特徴とするユニット式建物であ
る。
【0006】このような本発明によれば、建物ユニット
3Aに構面18が設けられ、この構面18で屋根4を支
持することができるので、建物ユニット3Aに吹抜け部
8が設けられていても、吹抜け部8の上方の屋根4の支
持を充分に行うことができる。以上の本発明において、
建物ユニットの構面はどのような構成であってもよい。
例えば、建物ユニットの所定の柱を屋根近傍まで延ばす
とともに、それらの柱の上端間同士を結合する天井梁を
屋根の勾配に合わせて形成し、これらの柱、天井梁によ
り構面を構成してもよい。
【0007】請求項2に記載の発明は、図5に示すよう
に、請求項lに記載のユニット式建物において、前記建
物ユニット3Aの構面18は、当該建物ユニット3Aの
上面に設けられる屋根束20、屋根受け部材30および
これらの屋根束20、屋根受け部材30間に架けわたさ
れる少なくとも1本の屋根面ブレース40を含んで構成
されていることを特徴とするものである。このような本
発明によれば、建物ユニットの構造を変えることなく、
建物ユニットに構面を容易に設けることができ、また、
屋根面ブレースは張りの程度を調整できるので、最適の
強さに張ることにより、安定した屋根の支持が可能とな
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、図5に示すよう
に、請求項2に記載のユニット式建物において、前記屋
根束20および屋根受け部材30はそれぞれ並列して3
箇所に配置されるとともに、前記屋根面ブレース40は
第1〜第4のブレース41〜44で構成され、これら第
1〜第4のブレース41〜44は、それぞれ2本づつが
交叉して前記屋根束21〜23および屋根受け部材31
〜33に架けわたされていることを特徴とするものであ
る。このような本発明によれば、各2本ずつのブレース
が2箇所で交叉して設けられているので、強度が大きく
なり、安定した屋根の支持が可能となる。
【0009】請求項4に記載の発明は、図5に示すよう
に、請求項2または請求項3に記載のユニット式建物に
おいて、前記屋根束21〜23の上部には前記屋根4の
棟側を支持する棟側支持部21C〜23Cが設けられる
とともに、前記屋根受け部材31〜33の上面には前記
屋根4の軒側を支持する軒側支持部31C〜33Cが設
けられ、前記屋根面ブレース41〜44は、一端が前記
棟側支持部21C〜23Cに連結され、他端が前記軒側
支持部31C〜33Cに連結されていることを特徴とす
るものである。このような本発明によれば、屋根面ブレ
ースが屋根束に設けられた棟側支持部、および棟側支持
部に連結されているので、屋根束に屋根面ブレースを連
結するための部材を別個に設けなくてもよく、これによ
り省部材化を図ることができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、図5に示すよう
に、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のユニッ
ト式建物において、前記屋根束20または屋根受け部材
30が設けられる前記建物ユニットの対向する天井梁1
1Aにはそれぞれ補強部材25が設けられていることを
特徴とするものである。このような本発明によれば、補
強部材により天井梁が補強され強度が大きくなるので、
屋根束または屋根受け部材が天井梁に設けられても、天
井梁の強度を確保することができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、図4に示すよう
に、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のユニッ
ト式建物において、前記構面18を有する建物ユニット
3A以外の建物ユニット3の上面と前記屋根4との間に
は屋根裏空間が形成され、この屋根裏空間と前記吹抜け
部8とは連通されて前記屋根裏空間がロフト9とされて
いることを特徴とするものである。このような本発明に
よれば、建物ユニットの室内から吹抜け部を利用して、
梯子等を用いてロフトに入ることができるので、ロフト
をいろいろな用途に使用することができ、利用価値の高
いユニット式建物とすることができる。
【0012】請求項7に記載の発明は、図7に示すよう
に、請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のユニッ
ト式建物において、前記建物ユニット3の天井梁11の
上面には前記小屋裏を構成するための小屋パネル70が
載置され、前記屋根束20および屋根受け部材30は、
前記小屋パネル70の上面に設けられていることを特徴
とするものである。このような本発明によれば、小屋パ
ネルの上に屋根束、屋根受け部材および屋根面ブレース
を設けて構面を形成することができるので、小屋パネル
のあるユニット式建物でも、吹抜け部の上方の屋根の充
分な支持が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1には、ユニット式建物1の
全体が示されており、このユニット式建物1は、複数の
下階建物ユニット2と、この下階建物ユニット2上に載
置される複数の上階建物ユニット3と、これらの上階建
物ユニット3上に載置される屋根4とを備えて構成さ
れ、屋根4は、複数枚の屋根パネル(図略)を組み合わ
せることにより構成されている。
【0014】下階建物ユニット2および上階建物ユニッ
ト3は、図2に示すように、箱状に形成されている。す
なわち、各建物ユニット2,3は、四隅に立設される4
本の柱10と、これらの柱10の上端間同士および下端
間同士を、仕口6を介して結合する各4本の天井梁1
1、床梁12とで構成されるフレーム(骨組み)13を
備えている。天井梁11は、各2本ずつの長辺天井梁1
1A、短辺天井梁11Bで形成され、長辺天井梁11A
間には、多数本の天井小梁14が架けわたされ、これら
の天井小梁14に所定の天井材を取り付けて天井が形成
されるようになっている。また、床梁12は、各2本ず
つの長辺床梁12A、短辺床梁12Bで形成され、長辺
床梁12Aには多数本の根太15が架けわたされ、これ
らの根太15に所定の床材を取り付けて床が形成される
ようになっている。
【0015】図3には、屋根4が仮想線で示された状態
のユニット式建物1における上階建物ユニット3の平面
が示されている。上階建物ユニット3は、6つの上階建
物ユニット3A〜3Fで構成され、これらのうちの1つ
の上階建物ユニット3Aは、図4にも示すように、その
天井面が取り除かれて吹抜け部8が形成されている。そ
して、吹抜け部8が形成された建物ユニット3A以外の
上階建物ユニット3B〜3Fと屋根4との間には、屋根
裏空間が構成され、この屋根裏空間は吹抜け部8と連通
する例えばロフト9とされている。
【0016】図5には、構面18を有する建物ユニット
3Aと屋根4との関係が示されている。吹抜け部8の上
方の屋根4の裏面は、建物ユニット3Aの構面18と連
結され、構面18により支持されている。そして、この
構面18は、屋根束20と、吹抜け部8を挟んで屋根束
20と対向配置される屋根受け部材である屋根パネル受
けブラケット30と、屋根束20と屋根パネル受けブラ
ケット30とにわたって架けわたされる屋根面ブレース
40とにより支持されている。
【0017】屋根束20は、第1〜第3の屋根束21,
22,23で構成され、各屋根束21〜23は、それぞ
れベースプレート部21A、22A、23Aと、これら
のベースプレート部21A、22A、23A上に設けら
れる角筒状部材からなる本体部21B、22B、23B
と、これらの本体部21B、22B、23Bの上部に設
けられる棟側支持部21C、22C、23Cとを備えて
形成されている。
【0018】第1の屋根束21のベースプレート部21
Aは建物ユニット3A、3Bの2つの仕口6にわたる大
きさ、第2の屋根束22のベースプレート部22Aは建
物ユニット3A、3Bの対向する長辺天井梁11Aにわ
たる大きさ、第3の屋根束23のベースプレート部23
Aは建物ユニット3A、3B、3E、3Fの4つの仕口
6にわたる大きさにそれぞれ形成されている。
【0019】図6には、棟側支持部21C〜23Cのう
ち、棟側支持部23Cの詳細が示されている。棟側支持
部23Cは、略ホームベース状のプレートで形成され、
取り付け部材24によって本体部23Bに取り付けられ
ている。棟側支持部23Cには、幅広部の両端にブレー
ス取り付け穴23Dがあけられ、さらに、このブレース
取り付け穴23Dの中央寄りには、屋根4を構成する屋
根パネルを取り付けるための複数のボルト穴23Eがあ
けられている。このような棟側支持部23Cは、ブレー
ス取り付け穴23D側が低く、取り付け部材24側が屋
根棟側に向いて高くなった傾斜状に設けられ、この傾斜
は屋根4の傾斜とほぼ同じとなっている。なお、第3の
屋根束23における棟側支持部23Cのブレース取り付
け穴23Dは、1つしか使用されていない。
【0020】図5に戻って、第2の屋根束22の棟側支
持部22Cは、上記棟側支持部23Cと同じ構成であ
る。従って、詳細な説明は省略する。ただし、第2の屋
根束22では、棟側支持部22Cのブレース取り付け穴
23Dが2つとも使用されている。また、第1の屋根束
21の棟側支持部21Cは、上記棟側支持部23Cを、
2つのブレース取り付け穴23D間の中心で切断し、図
6における右半分と同じ形状のものが使用されている。
従って、この棟側支持部21Cには、1つのブレース取
り付け穴23Eと、棟側支持部23Cのボルト穴23E
のうち、半分の数のボルト穴があけられている。
【0021】前記屋根パネル受けブラケット30は、第
1〜第3のブラケット31,32,33で構成され、各
ブラケット31、32、33は、それぞれベースプレー
ト部31A、32A、33Aと、これらのベースプレー
ト部31A、32A、33A上に設けられる支柱部31
B、32B、33Bと、これらの支柱部31B、32
B、33Bの上部に設けられる軒側支持部材31C、3
2C、33Cとを備えている。第1のブラケット31の
ベースプレート部31Aは建物ユニット3Aの仕口6を
覆う大きさ、第2のブラケット32のベースプレート部
32Aは長辺天井梁11Aに載る大きさ、第3のブラケ
ット33のベースプレート部33Aは建物ユニット3
A、3Fの2つの仕口6にわたる大きさにそれぞれ形成
されている。
【0022】図6には、第2ブラケット32の詳細も示
されている。この第2ブラケット32のベースプレート
部32Aは、長辺天井梁11Aに載る部分と、補強梁2
5側に延出する部分とで、ほぼT字形に形成されてお
り、このベースプレート部32A上に支柱部32Bが立
設されている。支柱部32Bは、プレート部材を適宜折
り曲げて形成されている。また、T字の突出した部位
は、補強梁25との間に設けられたブラケット26によ
り支持されている。
【0023】第2ブラケット32の軒側支持部材32C
は、略ホームベース状のプレートで形成され、支柱部3
2Bの上端に設けられている。軒側支持部材32Cに
は、幅広部の両端にブレース取り付け穴32Dがあけら
れ、さらに、このブレース取り付け穴32Dの中央寄
り、かつ、軒側寄りには、屋根パネルを取り付けるため
の例えば2つのボルト穴32Eと、屋根パネルを取り付
ける際の位置決めとなる2本の位置決めピン35が設け
られている。このような軒側支持部材32Cは、位置決
めピン35側が低く、ブレース取り付け穴32D側が高
くなった傾斜状に設けられ、この傾斜は屋根4の傾斜と
ほぼ同じとなっている。すなわち、軒側支持部32Cと
棟側支持部材23Cとは、ほぼ同一延長線上に位置して
いることになる。
【0024】図5に戻って、第3のブラケット33は、
ベースプレート部33Aの形状が異なるのみで、上記第
2のブラケット32のブレース取り付け穴32D、ボル
ト穴32Eおよび位置決めピン35等とほぼ同じブレー
ス取り付け穴、ボルト穴および位置決めピンを有してい
る。ただし、軒側支持部材33Cの一つのブレース取り
付け穴33Dは使用されない状態である。第1のブラケ
ット31のベースプレート部31Aは、建物ユニット3
Aの1つの仕口6の上面を覆う大きさに形成されてお
り、軒側支持部31Cは、上記軒側支持部33Cを、2
つのブレース取り付け穴33D間の中心で切断した右半
分と同じような形状のものが使用されている。従って、
この軒側支持部31Cには、1つのブレース取り付け穴
33Dと、軒側支持部33Cのボルト穴33Eのうち、
半分の数のボルト穴があけられていることになる。
【0025】なお、第1〜第3の屋根束21〜23が設
けられる建物ユニット3Aの一方の天井梁11A、およ
び第1〜第3のブラケット31〜33が設けられる建物
ユニット3Aの他方の天井梁11Aには、それぞれ補強
梁25が設けられている。補強梁25は、例えば、チャ
ンネル部材で形成され、その開口部を各天井梁11Aの
開口部と向き合わせて取り付けられている。
【0026】図5に示すように、前記屋根面ブレース4
0は、第1〜第4のブレース41〜44の4本で構成さ
れており、第1、第2のブレース41,42と、第3、
第4のブレース43,44とがそれぞれ一対となって交
叉状に設けられている。すなわち、第1のブレース41
が第1の屋根束21と第2のブラケット32とにわたっ
て架けわたされ、第2のブレース42が第2の屋根束2
2と第1のブラケット31とにわたって架けわたされて
いる。また、第3のブレース43が第2の屋根束22と
第3のブラケット33とにわたって架けわたされ、第4
のブレース44が第3の屋根束23と第2のブラケット
32とにわたって架けわたされている。
【0027】図6に詳細を示すように、各ブレース41
〜44は、両端の取り付けプレート50と、これらの取
り付けプレート50のそれぞれに固着されたねじ棒部材
51,52と、これらのねじ棒部材51,52のねじ部
51A、52Aと螺合されるターンバックル53とを含
んで形成されている。各取り付けプレート50には、取
り付け穴50Aがあけられ、各ねじ棒部材51,52の
前記ねじ部51A、52Aは、互いに逆ねじとなってい
る。ターンバックル53は、上記ねじ部51A、52A
に対応するねじ部を有し、このターンバックル53を所
定方向に回すことにより、ねじ部51A、52A同士が
互いに近づく方向、あるいは遠ざかる方向に移動し、こ
れにより、各ブレース41〜44の張力を調整すること
ができるようになっている。
【0028】そして、屋根面ブレース40は、一方の取
り付けプレート50の取り付け穴50Aを、前記棟側支
持部23Cのブレース取り付け穴23D位置に合わせる
とともに、棟側支持部23Cの例えば上方からワッシャ
60を介してボルト61を差し込み、取り付けプレート
50の裏面でワッシャ60を介してナット62と螺合さ
せることにより棟側支持部23C、ひいては第3の屋根
束23に取り付けられるようになっている。他方の取り
付けプレート50の取り付けも上述の取り付けとほぼ同
じである。なお、図6には、第4のブレース44の取り
付けが示されているが、他のブレース41〜43の取り
付けも上記とほぼ同じである。
【0029】次に、本実施形態の作用を説明する。予め
工場で生産した複数の下階建物ユニット2および複数の
上階建物ユニット3をトラックで建設現場に搬送し、基
礎上に複数の下階建物ユニット2を順次載置、固定する
とともに、複数の下階建物ユニット2の上に、複数の上
階建物ユニット3を載置し、連結板等で下階建物ユニッ
ト2同士および下階建物ユニット2と上階建物ユニット
3とを連結する。この際、吹抜け部8が形成された上階
建物ユニット3Aを、吹抜け部8を有しない他の上階建
物ユニット3B等に隣り合わせて設け、上階建物ユニッ
ト3B等にロフト9を形成する。
【0030】次いで、上階建物ユニット3A〜3D上の
所定の位置に適宜屋根束20および屋根パネル受けブラ
ケット30を設ける。また、吹抜け部8が形成された上
階建物ユニット3Aの所定の位置に、第1〜第3の屋根
束21〜23、および第1〜第3のブラケット31〜3
3を設けるとともに、これらの屋根束21〜23、およ
びブラケット31〜33間に第1〜第4のブレース41
〜44を架けわたして構面18を構成し、さらに、ブレ
ース41〜44の張力を調整する。そして、第1〜第3
の屋根束21〜23の棟側支持部21C〜23C、第1
〜第3のブラケット31〜33の軒側支持部31A〜3
3Cに屋根パネルを取り付け、吹抜け部8の上方の屋根
4を支持する。
【0031】このような実施形態によれば、次のような
効果がある。 (1) 建物ユニット3Aに構面18が設けられ、この構面
18で屋根4を支持することができるので、建物ユニッ
ト3Aに吹抜け部8が形成されていても、その上方の屋
根4の支持を充分に行うことができる。
【0032】(2) 建物ユニット3Aの構面18は、当該
建物ユニット3Aの上面に設けられる屋根束20、屋根
受け部材30およびこれらの屋根束20、屋根受け部材
30間に架けわたされる屋根面ブレース40を含んで構
成されているので、建物ユニット3Aの構造を変えるこ
となく、建物ユニット3Aに構面18を容易に設けるこ
とができ、また、屋根面ブレース40は張りの程度を調
整できるので、最適の強さに張ることにより、安定した
屋根4の支持が可能となる。
【0033】(3) 第1〜第4のブレース41〜44は、
第1〜第3の屋根束21〜23と、第1〜第3のブラケ
ット31〜33との間の2箇所で、2本ずつが交叉して
設けられているので、強度が大きくなり、安定した屋根
4の支持が可能となる。 (4) 第1〜第4のブレース41〜44が、第1〜第3の
屋根束21〜23に設けられた棟側支持部21C〜23
Cと、第1〜第3のブラケット31〜33に設けられた
軒側支持部31C〜33Cとに連結されているので、屋
根束21〜23および各ブラケット31〜33に、第1
〜第4のブレース41〜44を連結するための部材を別
個に設けなくてもよくなり、省部材化を図ることができ
る。
【0034】(5) 第1〜第3の屋根束21〜23が設け
られる建物ユニット3Aの一方の天井梁11Aと、第1
〜第3のブラケット31〜33が設けられる建物ユニッ
ト3Aの他方の天井梁11Aとには、それぞれ補強部材
25が設けられており、補強部材25により天井梁11
Aが補強されて強度が大きくなるので、第1〜第3の屋
根束21〜23、第1〜第3のブラケット31〜33が
天井梁11Aに設けられても、天井梁11Aの強度を確
保することができる。
【0035】(6) 上階建物ユニット3B〜3Fの上面と
屋根4との間の屋根裏空間はロフト9とされ、このロフ
ト9に、建物ユニット3Aの床面から梯子等を用いて入
ることができるので、ロフト9をいろいろな用途に使用
することができ、利用価値の高いユニット式建物とする
ことができる。
【0036】次に、図7,8に基づいて本発明の第2実
施形態を説明する。この実施形態は、上階建物ユニット
3A〜3F上に小屋パネル70を載置するとともに、上
階建物ユニット3Aの上方の屋根4を、前述のように屋
根面ブレース40で支持するものである。この実施形態
では、各上階建物ユニット3A〜3Fの天井梁11上に
小屋パネル70を載置したことが前記第1実施形態と異
なるのみなので、同じ部材等には同一符号を付して説明
は省略または簡略化し、小屋パネル70の説明だけを行
う。
【0037】小屋パネル70は、前記建物ユニット2,
3の天井梁11と同じように、長辺梁70Aおよび短辺
梁70Bを枠組みして形成されているが、仕口は設けら
れていない。このような小屋パネル70の所定の位置
に、前記第1実施形態と同様に、第1〜第3の屋根束2
1〜23、および第1〜第3のブラケット31〜33が
設けられており、これらの屋根束21〜23、ブラケッ
ト31〜33間に第1〜第4のブレース41〜44が架
けわたされている。ただし、小屋パネル70を設けたた
めに、第2実施形態の支柱部31B、32B、33Bの
高さが、前記第1実施形態の支柱部31B、32B、3
3Bの高さより低く形成されている。
【0038】このような第2実施形態によれば、前記第
1実施形態の(1) 〜(6) と同様の作用、効果を得ること
ができるとともに、 (7) 各建物ユニット3A〜3Fの天井梁11の上方に小
屋パネル70が設けられ、かつ、建物ユニット3Aの上
方に吹抜け部8が形成されていても、小屋パネル70の
上に第1〜第3の屋根束21〜23、第1〜第3のブラ
ケット31〜33を設けることができ、さらに、これら
の屋根束21〜23、および第1〜第3のブラケット3
1〜33間に第1〜第4のブレース41〜44が架けわ
たして構面18を設けることができるので、小屋パネル
70のあるユニット式建物1Aでも、吹抜け8の上方の
屋根4を安定して支持することができる。
【0039】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次のような変形形態でもよいものである。例えば、
前記各実施形態では、屋根面ブレース40は、4本のブ
レース41〜44を含み構成され、各2本づつを交叉さ
せて設けたが、これに限らない。所定の強度を確保する
ことができれば、例えば2本のブレースを建物ユニット
の四隅に、屋根束と屋根パネル受けブラケットとを設け
ておいて、これらに交叉させて架けわたしてもよい。
【0040】また、前記各実施形態では、建物ユニット
3Aの天井梁11Aの補強梁25は、チャンネル部材を
使用しているが、これに限らず、例えば扁平の角パイプ
を使用してもよく、あるいは、所定の位置に複数枚の補
強リブを並設してもよい。さらに、前記各実施形態にお
いて、ロフト9の吹抜け部8に臨む縁部全周に、所定高
さの縁部材を設けてもよい。
【0041】また、前記各実施形態では、建物ユニット
3Aの構面18を、屋根束20屋根パネル受けブラケッ
ト30および屋根面ブレース40で構成したが、これに
限らず、例えば、建物ユニット3Aの所定の柱10を屋
根4近傍まで延ばすとともに、それらの柱10の上端間
同士を結合する天井梁11を屋根4の勾配に合わせて形
成し、これらの柱10、天井梁11により構面を構成し
てもよい。このような実施形態では、構面を容易に形成
することができる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
によれば、建物ユニットに構面が設けられ、この構面で
屋根を支持することができるので、建物ユニットに吹抜
け部が設けられていても、吹抜け部の上方の屋根の支持
を充分に行うことができる。
【0043】請求項2の発明によれば、建物ユニットの
構造を変えることなく建物ユニットに構面を容易に設け
ることができ、また、屋根面ブレースは張りの程度を調
整できるので、最適の強さに張ることにより、安定した
屋根の支持が可能となる。
【0044】請求項3の発明によれば、各2本ずつのブ
レースが2箇所で交叉して設けられているので、強度が
大きくなり、安定した屋根の支持が可能となる。
【0045】請求項4の発明によれば、屋根面ブレース
が屋根束に設けられた棟側支持部、および棟側支持部に
連結されているので、屋根束に屋根面ブレースを連結す
るための部材を別個に設けなくてもよく、これにより、
省部材化を図ることができる。
【0046】請求項5の発明によれば、補強部材により
天井梁が補強され強度が大きくなるので、屋根束または
屋根受け部材が天井梁に設けられても、天井梁の強度を
確保することができる。
【0047】請求項6の発明によれば、建物ユニットの
室内から吹抜け部を利用して、梯子等を用いてロフトに
入ることができるので、ロフトをいろいろな用途に使用
することができ、利用価値の高いユニット式建物とする
ことができる。
【0048】請求項7の発明によれば、小屋パネルの上
に屋根束、屋根受け部材および屋根面ブレースを設けて
構面を形成することができるので、小屋パネルのあるユ
ニット式建物でも、吹抜け部の上方の屋根を安定して支
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット式建物を示す全体斜視図
である。
【図2】前記実施形態のユニット式建物を構成する建物
ユニットの骨組みを示す全体斜視図である。
【図3】前記実施形態のユニット式建物の屋根を取り除
いた上階建物ユニットを示す平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿ったユニット式建物
の縦断面図である。
【図5】前記実施形態の屋根束、屋根パネル受けブラケ
ットおよび屋根面ブレースを示す斜視図である。
【図6】前記実施形態の屋根束、屋根パネル受けブラケ
ットおよび屋根面ブレースの詳細を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図8】前記第2実施形態の屋根束、屋根パネル受けブ
ラケットおよび屋根面ブレースの詳細を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 2 下階建物ユニット 3 上階建物ユニット 4 屋根 8 吹抜け部 9 ロフト 10 柱 11 天井梁 13 骨組み 18 建物ユニットの構面 20 屋根束 21〜23 第1〜第3の屋根束 30 屋根受け部材である屋根パネル受けブラケット 31〜33 第1〜第3のブラケット 40 屋根面支持部材である屋根面ブレース 41〜44 第1〜第4のブレース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の柱の上端間同士が天井梁で連結
    され、下端間同士が床梁で連結されたフレームを有し箱
    状に形成された複数の建物ユニットと、これらの建物ユ
    ニットの上方に配置される屋根とを備えて構成されるユ
    ニット式建物において、 前記建物ユニットは吹抜け部を有し、この吹抜け部を有
    する建物ユニットは、前記屋根の裏面に沿って設けられ
    前記屋根を支持する構面を備えていることを特徴とする
    ユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項lに記載のユニット式建物におい
    て、 前記建物ユニットの構面は、当該建物ユニットの上面に
    設けられる屋根束、屋根受け部材およびこれらの屋根
    束、屋根受け部材間に架けわたされる少なくとも1本の
    屋根面ブレースを含んで構成されていることを特徴とす
    るユニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のユニット式建物におい
    て、 前記屋根束および屋根受け部材はそれぞれ並列して3箇
    所に配置されるとともに、前記屋根面ブレースは第1〜
    第4のブレースで構成され、これら第1〜第4のブレー
    スは、それぞれ2本づつが交叉して前記屋根束およびブ
    ラケットに架けわたされていることを特徴とするユニッ
    ト式建物。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のユニッ
    ト式建物において、前記屋根束の上部には前記屋根の棟
    側を支持する棟側支持部が設けられるとともに、前記屋
    根受け部材の上部には前記屋根の軒側を支持する軒側支
    持部が設けられ、前記屋根面ブレースは、一端が前記棟
    側支持部に連結され、他端が前記軒側支持部に連結され
    ていることを特徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載のユニット式建物において、前記屋根束または屋根受
    け部材が設けられる前記建物ユニットの前記対向する天
    井梁にはそれぞれ補強部材が設けられていることを特徴
    とするユニット式建物。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のユニット式建物において、前記構面を有する建物ユ
    ニット以外の建物ユニットの上面と前記屋根との間には
    屋根裏空間が形成され、この屋根裏空間と前記吹抜け部
    とは連通されて前記屋根裏空間がロフトとされているこ
    とを特徴とするユニット式建物。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項6のいずれかに記
    載のユニット式建物において、前記建物ユニットの天井
    梁の上面には前記小屋裏を構成するための小屋パネルが
    載置され、この小屋パネルの上面に前記屋根束、ブラケ
    ットおよび屋根面ブレースが設けられていることを特徴
    とするユニット式建物。
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