JP2003299536A - スライドレールの保持装置 - Google Patents

スライドレールの保持装置

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JP2003299536A
JP2003299536A JP2002107418A JP2002107418A JP2003299536A JP 2003299536 A JP2003299536 A JP 2003299536A JP 2002107418 A JP2002107418 A JP 2002107418A JP 2002107418 A JP2002107418 A JP 2002107418A JP 2003299536 A JP2003299536 A JP 2003299536A
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JP
Japan
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inner member
slide rail
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ball retainer
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JP2002107418A
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Yoshitoki Maeda
田 富 勅 前
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Accuride Japan Inc
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Accuride Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、スライドレールが最も縮小した状
態(収納状態)、あるいは、最も引き出された状態(最
大伸長状態)、あるいは、摺動途中で保持されるスライ
ドレールの保持装置に関するもので、簡単な構造で、部
品点数を削減し、保持用部材の取付作業も容易で、保持
力も安定し、しかも、同一の構成で異なった機能が得ら
れるスライドレールの保持装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】 インナーメンバーの所定位置にもうけられた
保持用部材に対応して、アウターメンバーとインナーメ
ンバーが所定に摺動した状態で、保持用部材を保持する
保持部がボールリテーナーの所定位置に設けられている
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、スライドレール
が最も縮小した状態(収納状態)、あるいは、最も引き
出された状態(最大伸長状態)、あるいは、摺動途中で
保持されるスライドレールの保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、ボールを回転自在に保持するボ
ールリテーナーを介して、インナーメンバーとアウター
メンバーを相互に摺動自在となしたスライドレールは、
使用される場所に応じて、各種機能が必要とされてい
た。すなわち、機器等が勢いよく収納され時、機器類が
跳ねかえって飛び出すのを防止するために、あるいは、
収納された機器等が機器本体の移動途中に不用意に飛び
出さないよう、インナーメンバーとアウターメンバーが
最も縮小した状態(収納状態)を保持する(収納時保持
機能)必要があり、 又、機器本体より引き出された機
器類や引出しが、作業中に不測に収納されないよう、最
も引き出された状態(最大伸長状態)を保持する(伸長
時保持機能)必要となり、摺動途中で一旦保持状態とな
し、通常はこの状態で機器類等を使用し、点検、清掃の
時はさらに前方に摺動させることが出来る機能(途中位
置保持機能)も必要であった。
【0003】この為、従来、上記機能を満足させるた
め、スライドレールに保持装置を設けて対応していた
が、それら保持装置は機能ごとに異なった構成となって
いた。又、収納時保持機能を有するスライドレールの保
持装置も多数提供されているが(例えば、実開昭57ー
189450号、実開昭63−187633号、実公平
5−15789号等)、これらはいずれも、インナーメ
ンバーの後端部とアウターメンバーの後端を保持用部材
を介して保持する構成であった。すなわち、インナーメ
ンバーの摺動距離を大きくするためにはボールリテーナ
ーの摺動方向の寸法を短くする必要が有り、そのため、
インナーメンバーとアウターメンバーが最も縮小した状
態(収納状態)では、ボールリテーナー(ボール)はス
ライドレールの引出し方向の前側に位置する事となる。
【0004】よって、アウターメンバーとインナーメン
バーの両折曲縁間に介在するボールは、スライドレール
の収納方向の後部側には介在しない事となり、アウター
メンバーとインナーメンバーの後部側では、互いの基板
が離間する方向での強度が不十分となる。したがって、
従来のようにインナーメンバーの後端部とアウターメン
バーの後端を保持用部材を介して保持する構成では、保
持力の安定性が確保できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたもので、簡単な構造で、部品点数を削減
し、保持用部材の取付作業も容易で、保持力も安定し、
しかも、同一の構成で異なった機能が得られる、スライ
ドレールの保持装置を提供する事を課題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】そこで、上記課題を解決す
る為、本発明の第1の手段として構成したところはボー
ルを回転自在に保持するボールリテーナーを介して、イ
ンナーメンバーとアウターメンバーを相互に摺動自在と
なし、インナーメンバーとアウターメンバーが所定の摺
動状態で保持されるスライドレールの保持装置におい
て、インナーメンバーの所定位置にもうけられた保持用
部材に対応して、アウターメンバーあるいはインナーメ
ンバーが所定に摺動した状態で、保持用部材を保持する
保持部がボールリテーナーの所定位置に設けられている
ものである。
【0007】次に、本発明が第2の手段として構成した
ところは、保持用部材は、取付基板と弾性脚部より合成
樹脂材にて一体に形成され、弾性脚部は保持用凹部を有
し、保持部は保持用凹部に対応して、ボールリテーナー
の基板に形成された保持用突部からなり、摺動時、弾性
脚部が保持用突部に弾性接触しているものである。
【0008】次に、本発明が第3の手段として構成した
ところは、保持用部材の取付基板は、インナーメンバー
の両折曲縁側の一方側の端面に、インナーメンバーの基
板側に向かって順次突出し、インナーメンバーの折曲縁
と基板の角部内面に嵌入する嵌入突部を有し、他端側端
面には、インナーメンバーの折曲縁内面にて強制変形さ
れてインナーメンバーの折曲縁と基板の角部側に位置す
る変形突部が形成されているものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図7に基
づいて説明する。符号100は本発明のスライドレール
を示し、符号1はアウターメンバーを示し、符号2はイ
ンナーメンバーを示し、符号3はアウターメンバー1と
インナーメンバー2間に介在するボールリテーナーを示
し、符号4はインナーメンバーの内面所定位置に設けら
れた保持用部材を示している。以下、便宜上、アウター
メンバー1を固定側、インナーメンバー2を移動側と
し、収納時保持機能を有する場合について説明する。
【0010】アウターメンバー1は、金属製の細長条板
の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された内
面長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する両折曲
縁11、11と、基板12より断面略C字形に形成され
ている。 そして、引出し方向に摺動したボールリテー
ナー3の前端部が当接して、ボールリテーナー3の摺動
範囲を規制するボールリテーナー前方ストッパー13
が、アウターメンバー1の基板12の前端部に、インナ
ーメンバー2方向に突出して形成されている。
【0011】又、インナーメンバー2がアウターメンバ
ー1に完全に収納された時に、ボールリテーナー3の後
端部が当接してボールリテーナー3の摺動範囲を規制す
るボールリテーナー後方ストッパー14が、アウターメ
ンバー1の基板12の後方部に、インナーメンバー2方
向に突出して形成されている。
【0012】さらに、インナーメンバー2がアウターメ
ンバー1に完全に収納された時、インナーメンバー2の
後端が当接して、インナーメンバーの収納方向への摺動
を規制するインナーメンバー後方ストッパー15が、イ
ンナーメンバー2方向に突出して形成されている。符号
16・・・は、OA機器等の本体(固定側)との連結孔
を示している。
【0013】インナーメンバー2は、アウターメンバー
1とほぼ同長で、金属製の細長条板の短手両端部を内向
き円弧状に折り曲げて形成された外面長手方向(摺動方
向)にボール案内溝を有する両折曲縁21、21と、基
板22より、断面略C字形に形成されている。そして、
インナーメンバー2が最も引き出された時、ボールリテ
ーナーの後端に当接して、引出し方向への摺動を停止せ
しめると共に、インナーメンバー2が完全に収納された
時、アウターメンバー1のインナーメンバー後方ストッ
パー15の内面に当接して、収納方向への摺動を停止せ
しめるインナーメンバー前後ストッパー23が、アウタ
ーメンバー1の基板12方向に突出して形成されてい
る。符号24・・・は、OA機器等の部材との取付孔を
示している。符号25は、保持用部材4を所定位置に取
付ける為にアウターメンバー1の基板12方向に突出せ
しめた嵌合突部を示している。
【0014】ボールリテーナー3は、上記両メンバー
1、2の半分程度の長さの金属製の細長条板の短手両端
部を、両メンバー1、2の折曲縁11、11、21、2
1間に突出せしめたL字形の折曲片31、31と、折曲
片31、31間に略コ字形に形成された基板32より構
成され、折曲片31、31の長手方向にボール33・・
・を回転自在に保持している。符号5は保持用部材4に
対応して形成された保持部(実施例では、保持用突部と
して形成されている。)を示している。
【0015】そして、インナーメンバー2が引き出され
ると、インナーメンバー2の摺動距離の2分の1の距離
で、ボールリテーナー3はインナーメンバーと共に移動
し、やがて、ボールリテーナー3の基板32の前端部
が、アウターメンバー1のボールリテーナー前方ストッ
パー13の内面に当接し、同時に、ボールリテーナー3
の後端部にインナーメンバー前後ストッパー23が当接
してスライドレール100は最大伸長状態となる。
【0016】一方、スライドレール100の最大伸長状
態から、インナーメンバー2が収納されていくと、イン
ナーメンバー2の摺動距離の2分の1の距離で、ボール
リテーナー3はインナーメンバーと共に移動し、やが
て、アウターメンバー1のインナーメンバー後方ストッ
パー15の内面にインナーメンバー前後ストッパー23
が当接して同時に、ボールリテーナー3の後端がボール
リテーナー後方ストッパー14に当接して収納方向への
摺動を停止せしめ最も縮小した状態となる。この時、イ
ンナーメンバー2の基板22の内面所定位置に取付られ
た保持用部材4が、ボールリテーナー3の保持部31と
連係して、インナーメンバー2が収納された状態を保持
する。
【0017】保持用部材4は、取付基板41と取付基板
41から、ボールリテーナー3の基板32方向に緩やか
な弓形に膨出し、収納方向に突出する弾性脚部42より
合成樹脂材にて一体に形成されている。
【0018】取付基板41は、インナーメンバー2の両
折曲縁21、21側の一方側の端面に、インナーメンバ
ー2の基板22側に向かって順次突出し、インナーメン
バーの折曲縁21と基板22の角部内面に嵌入する嵌入
突部43、43を有し、他端側端面には、インナーメン
バー2の折曲縁21内面にて強制変形されてインナーメ
ンバー2の折曲縁21と基板22の角部側に位置する変
形突部44が形成されてる。符号45はインナーメンバ
ー2に設けられた嵌合突部25に対応して形成された嵌
合孔を示している。弾性脚部42は、弓形の頂部にボー
ルリテーナー3の保持部(保持用突部)5に対応した保
持用凹部46を有し、摺動時、保持部(保持用突部)5
に弾性接触している上記の如く構成された保持用部材4
は、次のようにしてインナーメンバー2に取付られる。
インナーメンバー2の基板22内面から、嵌合突部25
と嵌合孔45を一致せしめ、嵌入突部43、43をイン
ナーメンバー2の折曲縁21と基板22の角部内面に嵌
入し、変形突部44、44をインナーメンバー2の折曲
縁21の外側内面に当接させる(図9に示す状態)。次
に、嵌入突部43、43と反対側の取付基板41の端部
を、インナーメンバー2の基板22側に工具等を用い
て、変形突部44、44を変形させながら強く押しつ
け、変形した変形突部44、44を、インナーメンバー
2の折曲縁21の内面と基板22の角部側に位置せしめ
る(図10に示す状態)。この状態で、嵌合孔45は嵌
合突部25と嵌合し、変形突部44、44と嵌入突部4
3、43は、インナーメンバー2の内向き円弧状の折曲
縁21と基板22の角部内面に密嵌し、インナーメンバ
ー2の厚み方向と高さ方向、及び摺動方向への移動は完
全に防止される。
【0019】本発明は上記の如く構成され、インナーメ
ンバー2がアウターメンバー1に対最大引き出された状
態から、収納されていくと、インナーメンバー2の移動
量の2分の1の移動量で、ボールリテーナー3は共に移
動するが、やがて、保持用部材4の弾性脚部42の先端
がボールリテーナー3の保持用突部(保持部)5に接触
し(図4に示す状態)、弾性脚部42を偏平に弾性変形
させながら、インナーメンバー2が摺動するので、摺動
スピードが低下(インナーメンバー2にブレーキがかか
り)しながら摺動し、インナーメンバー2の後端がイン
ナーメンバー後方ストッパー15に当接する。
【0020】これと同時に、弾性脚部42の保持用凹部
46と保持用突部(保持部)5が弾性的に嵌合し、又、
ボールリテーナー3の後端はボールリテーナー後方スト
ッパー14に当接して、インナーメンバー2、ボールリ
テーナー3の摺動は停止する。この時、保持用凹部46
と保持用突部(保持部)5の嵌合、および、弾性脚部4
2の弾性保持力によって、インナーメンバー2は収納状
態が保持される。(図5に示す状態)そして、保持用凹
部46と保持用突部(保持部)5の嵌合している個所
は、インナーメンバー2とアウターメンバー1の両折曲
縁間にボール33・・・が介在しているので、両メンバ
ー1、2の基板12、22が離間する方向には変移せず
保持力の安定性が確保さる。そして、インナーメンバー
2を、保持用突部(保持部)5と保持用凹部46の嵌合
力、および、弾性脚部42の弾性保持力に抗して、引き
出すことで、インナーメンバー2は通常の摺動状態とな
る。
【0021】次に本発明の第2実施例を図6、図7に基
づいて説明する。第2実施例は、スライドレールに取付
られた保持用部材4が、伸長時保持機能を有する場合を
示している。保持用部材4は、第1実施例とは摺動方向
に逆向きに取付られ、ボールリテーナーの保持用突部5
は、基板32の前端側に設けられており、その他の構成
は第1実施例と同様である。
【0022】すなわち、 インナーメンバー2がアウタ
ーメンバー1に対し最も収納された状態から引き出され
ていくと、インナーメンバー2の移動量の2分の1の移
動量で、ボールリテーナー3はインナーメンバーと共に
移動するが、やがて、保持用部材4の弾性脚部42の先
端がボールリテーナー3の保持用突部(保持部)5に接
触し(図6に示す状態)、弾性脚部32を偏平に弾性変
形させながら、インナーメンバ2が摺動するので、摺動
力が重くなって、(インナーメンバー2にブレーキがか
かり)摺動し、インナーメンバー2のインナーメンバー
前後ストッパー23がボールリテーナー3の後端に当接
し、これと同時にボールリテーナー3の前端は、アウタ
ーメンバー1のボールリテーナー前方ストッパー13に
当接して、インナーメンバー2、ボールリテーナー3の
摺動は停止する。
【0023】この時、弾性脚部42の保持用凹部46と
保持用突部(保持部)5が弾性的に嵌合する。すなわ
ち、インナーメンバー2は、保持用凹部46と保持用突
部(保持部)5の嵌合、および、弾性脚部42の弾性保
持力によって、伸長状態が保持される。(図7に示す状
態)そして、保持用凹部46と保持用突部(保持部)5
の嵌合している個所は、インナーメンバー2とアウター
メンバー1の両折曲縁間にボール33・・・が介在して
いるので、両メンバー1、2の基板12、22が離間す
る方向には変移せず保持力の安定性が確保さる。そし
て、インナーメンバー2を、保持用突部(保持部)5と
保持用凹部46の嵌合力、および、弾性脚部42の弾性
保持力に抗して、収納することで、インナーメンバー2
は通常の摺動状態となる
【0024】一方、スライドレールに取付られた保持用
部材4が、途中位置保持機能伸を有する場合は、インナ
ーメンバー2の一旦停止位置に対応して、保持用突部5
の形成位置、保持用部材4の取付位置が適宜選択され
る。この場合、保持用部材4の弾性脚部と保持用突部5
の接触による摺動力が重くなる感触と、保持用突部5と
嵌合凹部46の嵌合時の感触によって、保持された個所
が確認される。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、保持用
部材がインナーメンバーにもうけられ、保持用部材に対
応して、保持用部材を保持する保持部がボールリテーナ
ーに設けられているので、保持用部材の取付位置、保持
部の形成位置を適宜選択する事より、同じ保持用部材
で、収納時保持機能、伸長時保持機能、途中位置保持機
能のスライドレールを得る事が出来る。又、保持用部材
が共通して使用可能であるから、大量に発注でき安価に
製作でき、部品管理も容易である。
【0026】請求項2の記載の発明によれば、弾性脚部
が摺動時保持用突部に弾性接触しているので、保持され
る位置の近傍まで摺動した時、摺動力が重くなるよう変
化する(ブレーキがかかる)する事でスライドレールの
操作性が一段と向上する。請求項3の記載の発明によれ
ば、保持用部材の取付基板は、変形突部を有しているの
で、インナーメンバーの内面に密嵌し、インナーメンバ
ーの厚み方向と高さ方向、及び摺動方向への移動は完全
に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備したスライドレールの斜視図
【図2】保持用部材の斜視図
【図3】図1のA−A線拡大断面図 、途中位置保持機
【図4】収納時保持機能を有するスライドレールにおけ
るインナメンバーの摺動途中の要部横断面図
【図5】収納時保持機能を有するスライドレールにおけ
るインナメンバーが保持された状態の要部横断面図
【図6】伸長時保持機能を有するスライドレールにおけ
るインナメンバーの摺動途中の要部横断面図
【図7】伸長時保持機能を有するスライドレールにおけ
るインナメンバーが保持された状態の要部横断面図
【図8】図2のB−B線拡大端面図
【図9】保持用部材の取付途中を示す拡大端面図
【図10】保持用部材の取付状態を示す拡大端面図
【符号の説明】
1 アウターメンバー 11 折曲縁 12 基板 100 スライドレール 2 インナーメンバー 21 折曲縁 22 基板 3 ボールリテーナー 4 保持用部材 41 取付基板 42 弾性脚部 43 嵌入突部 44 保持用凹部 5 保持部(保持用突部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールを回転自在に保持するボールリテ
    ーナーを介して、インナーメンバーとアウターメンバー
    を相互に摺動自在となし、インナーメンバーとアウター
    メンバーが所定の摺動状態で保持されるスライドレール
    の保持装置において、インナーメンバーの所定位置にも
    うけられた保持用部材に対応して、アウターメンバーと
    インナーメンバーが所定に摺動した状態で、保持用部材
    を保持する保持部がボールリテーナーの所定位置に設け
    られている事を特徴とするスライドレールの保持装置。
  2. 【請求項2】 保持用部材は、取付基板と弾性脚部より
    合成樹脂材にて一体に形成され、弾性脚部は保持用凹部
    を有し、保持部は保持用凹部に対応して、ボールリテー
    ナーの基板に形成された保持用突部からなり、摺動時、
    弾性脚部が保持用突部に弾性接触している事を特徴とす
    る請求項1に記載のスライドレールの保持装置。
  3. 【請求項3】 保持用部材の取付基板は、インナーメン
    バーの両折曲縁側の一方側の端面に、インナーメンバー
    の基板側に向かって順次突出し、インナーメンバーの折
    曲縁と基板の角部内面に嵌入する嵌入突部を有し、他端
    側端面には、インナーメンバーの折曲縁内面にて強制変
    形されてインナーメンバーの折曲縁と基板の角部側に位
    置する変形突部が形成されている事を特徴とする請求項
    2に記載のスライドレールの保持装置。
JP2002107418A 2002-04-10 2002-04-10 スライドレールの保持装置 Pending JP2003299536A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259681A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sukai:Kk 補強付きエンドストップを備えたスライドレール
JP2014202287A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 日本アキュライド株式会社 スライドレール

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JP2008259681A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sukai:Kk 補強付きエンドストップを備えたスライドレール
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