JP5280746B2 - スライドレール - Google Patents
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Description
このため、アウターメンバーおよびインナーメンバーの摺動面と、ボール間に隙間ができ、インナーメンバーとアウターメンバー間にガタツキが発生していた。(図7に示す状態。)
そして、このガタツキをなくす為、ボールの径を大きくして嵌合力を強くすると、摺動力が重くなるという問題があった。
又、ボールの径を小さくしたままで、軽い摺動力を維持しながら、引き出し方向でのアウターメンバーの先端部分の摺動面に絞り加工を施して、先端部分のみ嵌合力を強く調整し、ガタツキを防止する方法も提供されているが、上記加工は、スレイドレールを一本づつ調節する必要があり、しかもその作業は高度の熟練を必要とするので、生産効率が悪く
高価なものになる欠点があった。
この場合、ガイド部が常にアウターメンバーとインナーメンバーの両屈曲縁部間両中央部間で常に接触する構成であるから、前記ボールの径を大きくして嵌合力を強くする構成と同じで、摺動力が重くなるという問題があった。
固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されているものである。
又、弾性当接部材を設けるだけの構成であるから、構造が簡単で、製作も容易であり安価に製作できる。
生産効率がよく、取り付けも一回の手間で済み、安価に製作できる。
請求項4に記載の発明によると、請求項3に記載の発明の効果に加え、固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり、位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されているから、スライドレールの最大伸長時には、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーにリテーナの基板前端部が当接するので、リテーナを最大限アウターメンバーの先端側まで位置せしめることができる。したがって、弾性当接部材の有無がボールの個数に影響を与えることがないので、既存のスライドレールに取り付けることも可能となり、又、スライドレールの基本性能に影響することもなく、より、量産効果を得ることができる。
図1から図3において、符号100は本発明のスライドレールを示し、スライドレール100は、アウターメンバー1と、リテーナ2に回転自在に保持された複数個のボール4・・・を介して、アウターメンバー1に摺動自在に装着されたインナーメンバー3と、インナーメンバー3が引出される方向のアウターメンバー1の端部に設けられた弾性当接部材5より構成されている。
そして、インナーメンバー3の摺動方向の中央部やや後方に位置して、基板11の一部を上向きに突出させて、リテーナ後端ストッパー13が形成され、基板11の前端部には、左右方向に所定間隙を有して、互いに向き合って上向きに基板11を突出させた逆L字型のリテーナ前端ストッパー14、14が形成されている。
そして、前記リテーナ前端ストッパー14、14間の所定間隙が、前記弾性当接部材5の嵌入部15となる。
符号16・・・は、アウターメンバー1を固定側(図示せず。)と連結する為の連結孔を示している。
そして、インナーメンバー3の摺動方向で基板31の後端部には下方に突出し、リテーナ2の基板21の後端面に当接するインナーメンバー後端ストッパー311が形成されている。
符号35・・・は、インナーメンバー3に連結される移動体(図示せず。)との連結孔を示している。
インナーメンバー3とアウターメンバー1が上下に重なった最短縮小状態で、リテーナ2の後端部がリテーナ後端ストッパー13に当接した状態となっている。
この状態からインナーメンバー3が引出される、リテーナ2は、ボール4・・・を介して、インナーメンバー3の摺動距離の2分の1の距離移動し、やがて、リテーナ2の前端部がリテーナ前端ストッパー14に当接し、同時にインナーメンバー3のインナーメンバー後端ストッパー311がリテーナ2の後端に当接して、インナーメンバー3の摺動は停止し、スライドレール100は最大伸長状態となる。
特に、ボール4の位置する箇所が支点となって、ボール4が位置しない箇所でのインナーメンバー3のガタツキが大きかった。
すなわち、弾性当接部材5は、スライドレール100の厚み方向でアウターメンバー1の基板11と所定間隔を有する弾性当接基板51と、リテーナ前端ストッパー14、14間の嵌入部15に嵌入して、弾性当接基板51と共に摺動方向への移動を防止する固定部52と、インナーメンバー3の装着後は弾性当接基板51とアウターメンバー1の基板11間の寸法が小さくなる方向に弾性変移することにより、スライドレール100の厚み方向でインナーメンバー3がアウターメンバー1から離間する方向に付勢する弾性力を弾性当接基板51に付与し、アウターメンバー1の折曲縁12、12のボール摺動面121、121に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板51に連設された左右の脱落防止部53、53よりなり、合成樹脂材にて一体に成形されている。
密嵌した状態で弾性当接基板51は、アウターメンバー1の基板11と所定間隔を有して離間し、弾性当接基板51とで略上向きC字形に形成されている。
そして、位置決め部522は、リテーナ2の基板21内に嵌入可能で、かつ、リテーナ前端ストッパー14、14の収納側端面の一部に当接する大きさに形成され、スライドレール100の最大伸長時、リテーナ2の基板21前端部が位置決め部522に外嵌して、リテーナ前端ストッパー14、14に当接する。
すなわち、弾性当接基板51と位置決め部522によって、リテーナ前端ストッパー14、14を引出側と収納側から挟持する状態となり、弾性当接部材5は摺動方向への移動は阻止される。
そして、脱落防止部53、53は内向き円弧状のボール摺動面121、121に密嵌しているので、スライドレール100の厚み方向に逸脱することはない。(図3、図4に示す状態)
11 基板
12、12 左右の折曲縁
121、121 ボール摺動面
14、14 リテーナ前端ストッパー
15 嵌入部
100
スライドレール
2 リテーナ
3 インナーメンバー
31 基板
32、32 左右の折曲縁
321,321 ボール摺動面
4 ボール
5 弾性当接部材
51 弾性当接基板
52 固定部
521 嵌入脚部
522 位置決め部
53、53 左右の脱落防止部
Claims (4)
- 少なくとも一つのアウターメンバーと、アウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなるスライドレールにおいて、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に、インナーメンバーに弾性力を付与する弾性当接部材を、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に設けたことを特徴とするスライドレール。
- 弾性当接部材は、インナーメンバーに弾性的に当接する弾性当接基板と、アウターメンバーの一部と連係して摺動方向への移動を防止する固定部と、摺動方向以外の方向への脱落を防止する脱落防止部より、合成樹脂材にて一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
- 少なくとも一つのアウターメンバーと、リテーナに回転自在に保持された複数個のボールを介してアウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなり、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に弾性当接部材が設けられたスライドレールにおいて、弾性当接部材は、スライドレールの厚み方向でアウターメンバーの基板と所定間隔を有する弾性当接基板と、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーに嵌入して、弾性当接基板と共に摺動方向への移動を防止する固定部と、インナーメンバーの装着後は弾性当接基板とアウターメンバーの基板間の寸法が大きくなるよう、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に付勢する弾性力が弾性当接基板に付与され、アウターメンバーの折曲縁の内面に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板に連設された脱落防止部より、合成樹脂材にて一体に形成されていることを特徴とするスライドレール。
- 固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり、位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスライドレール。
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