JP2003298949A - 点滅欠陥検出方法、映像補正方法及び固体撮像装置 - Google Patents

点滅欠陥検出方法、映像補正方法及び固体撮像装置

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JP2003298949A
JP2003298949A JP2002103657A JP2002103657A JP2003298949A JP 2003298949 A JP2003298949 A JP 2003298949A JP 2002103657 A JP2002103657 A JP 2002103657A JP 2002103657 A JP2002103657 A JP 2002103657A JP 2003298949 A JP2003298949 A JP 2003298949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点滅欠陥検出を可能にする。 【解決手段】 シャッタ22を閉じた状態で複数フレー
ムに亘り撮像を繰り返す。オフセット補正手段18を経
た撮像出力に顕著な時間的変動が現れる画素を輝度比較
器36にて検出し、その画素を点滅欠陥画素と見なし、
その画素の位置を示す情報を感度係数欠陥情報記憶手段
28Aに記憶させる。欠陥補正手段30による補正は、
感度係数欠陥情報記憶手段28Aに記憶されている固定
欠陥画素及び点滅欠陥画素を対象として行う。全画面輝
度平均値や全画面輝度標準偏差を検出し、それらに基づ
き点滅欠陥検出の際の判定基準を定めることも可能であ
る。全画面輝度平均値を使用している場合は、シャッタ
22を閉じる必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像素子に
おいて発生した点滅欠陥画素を検出するための点滅欠陥
検出方法、この点滅欠陥検出方法により特定・検出され
た点滅画素についての欠陥補正を含む映像補正方法、並
びに撮像用のデバイスとして固体撮像素子を用いた赤外
線カメラ等の固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いる赤外線カメラ等の
撮像装置では、図5に一例を示すように、オフセット補
正、感度補正、欠陥補正等の処理を固体撮像素子出力に
施す。この図に示したのは、赤外線領域で被写体14を
撮像するための撮像素子として赤外線固体撮像素子10
を備える赤外線カメラ12である。赤外線固体撮像素子
10に前置されているシャッタ22が開いている状態で
は、被写体14から到来する光線のうち主として赤外線
領域に属する光線が、レンズ16を通り赤外線固体撮像
素子10により捕らえられる。図示しないが、赤外線固
体撮像素子10は二次元的に配置された多数の画素から
構成されており、各画素はそれぞれ赤外線の受光強度に
応じた出力を呈する。この各画素出力については、図示
の回路では、オフセット補正、感度補正、欠陥補正の順
で、補正処理が施される。
【0003】まず、画素間には出力値のずれ(出力オフ
セット)が生じうる。出力オフセットを示すデータを赤
外線固体撮像素子10画素配列に従って配列すると、画
素間の出力オフセットが画素配列上でどのようなパター
ンを有しているかがわかる。出力オフセットが画素配列
上で有しているパターンをオフセットパターンと呼ぶ。
オフセットパターンは、例えば、赤外線固体撮像素子1
2の画角のほぼ全体に亘って均一な温度を有する物体を
被写体14として撮像を行ったときの赤外線固体撮像素
子10の出力から、得ることができる。オフセット補正
処理とは、画像メモリ20に予め記憶させておいたオフ
セットパターンに従い、通常使用時における赤外線固体
撮像素子10の撮像出力から、画素間の出力オフセット
を除去又は抑圧する処理であり、オフセット補正手段1
8により実行される。なお、オフセット補正処理に使用
されるオフセットパターンを、オフセット補正パターン
と呼ぶ。また、上掲の均一温度被写体を撮像しその結果
得られるオフセット補正パターンを画像メモリ20に記
憶させる処理を、キャリブレーションと呼ぶ。キャリブ
レーション用の均一温度被写体としてはシャッタ22を
用いることができる。即ち、シャッタ22を閉じた状態
で撮像を行いオフセット補正パターンを得るようにすれ
ばよい。シャッタ22を設ければ、任意時点でキャリブ
レーションを実施できるため、好都合である。
【0004】オフセット補正処理を経た各画素撮像出力
には、画素間の感度差が残っている。全画面(全画素)
に亘り均一な出力特性を実現するため、オフセット補正
手段18を経た各画素撮像出力に感度補正係数ΔVav
e/ΔV(x,y)を乗ずる感度補正処理が、感度補正
手段24により実行される。(x,y)は画素の位置、
ΔV(x,y)は温度による出力変化分即ちオフセット
差分値、ΔVaveはΔV(x,y)の全画面平均値で
ある。なお、ΔV(x,y)は、例えば、任意温度Tを
有する物体を被写体としたときのオフセットパターン
と、他の任意温度T+ΔTを有する物体を被写体とした
ときのオフセットパターンから、求めることができる。
ΔVaveは、そのようにして求めたΔV(x,y)を
全画面(全画素)に亘り平均することにより、得ること
ができる。ΔV(x,y)、ΔVave更には感度補正
係数を導出する処理は、感度補正手段24による処理に
先立って感度係数算出固定欠陥検出手段26により実行
される。その結果得られた感度補正係数は、感度係数欠
陥情報記憶手段28に書き込まれる。
【0005】オフセット補正処理及び感度補正処理を経
た各画素撮像出力には、更に、欠陥補正手段30による
欠陥補正処理が施される。欠陥補正処理は、異常輝度出
力を呈する画素である欠陥画素について、その画素の出
力(異常出力)に代えて代替値を後段に供給する処理で
あり、代替値としては、その欠陥画素を取り巻く画素の
(平均)出力等を利用できる。この処理を行うために
は、欠陥画素を特定・検出する必要がある。感度係数算
出固定欠陥検出手段26は、画素の位置(x,y)毎に
求めた感度補正係数ΔVave/ΔV(x,y)が所定
の閾値を上回っている画素を、異常な感度を有する欠陥
画素として、特定する。感度係数欠陥情報記憶手段28
は、このようにして特定された欠陥画素の位置(x,
y)を記憶する。欠陥補正手段30は、感度係数欠陥情
報記憶手段28に欠陥画素位置として記憶されている位
置(x,y)の画素について、上掲の欠陥補正処理を実
行する。
【0006】このようにしてオフセット補正処理、感度
補正処理及び欠陥補正処理が施された撮像出力は、ビデ
オ信号生成回路32によりビデオ信号に変換される。こ
のビデオ信号は、伝送線、通信回線或いは記憶媒体を介
してテレビモニタ34に供給され、テレビモニタ34の
画面上には、このビデオ信号に基づく映像、即ち赤外線
固体撮像素子10によりとらえられ上掲の一連の補正処
理によって画質が改善された映像が、表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上掲の
手法では、欠陥画素のうち点滅欠陥画素を特定・検出で
きない。ここに、欠陥画素には、定常的に同じ異常輝度
を出力する固定欠陥画素と、非定常的に異常輝度を出力
する点滅欠陥画素とがある。固定欠陥画素であれば、オ
フセット差分がほぼ0で一定となり感度補正係数が極め
て大きくなるが、点滅欠陥画素では、オフセット差分値
が一定とはならない。そのため、オフセット及び感度補
正後の各画素出力と適宜設定した閾値との比較・判定に
よって、欠陥のない正常画素から固定欠陥画素を区別・
検出できるのに対して、点滅欠陥画素を区別・検出する
ことは難しい。即ち、点滅欠陥画素は、あるときは正常
な輝度のように動作する一方、他のあるときは異常輝度
を出力する等、非定常的な振る舞いをするし、その輝度
変動には周期性や規則性がほぼないため、固定欠陥画素
検出と同様の方法では大抵は検出できない。そのため、
従来は、図5中に破線で示したように、テレビモニタ3
4を人間が目視確認することによって点滅欠陥画素の位
置をおおよそ特定し、その結果を感度係数欠陥情報記憶
手段28にマニュアル入力する、という作業が必要であ
った。なお、この問題点は、欠陥画素検出のための閾値
設定手法として、特開平7−7675号公報に記載の通
り画素単位での設定という手法を用いた場合でも、生じ
る。
【0008】本願に記載の発明は、この様な問題点を解
決することを課題としてなされたものであり、赤外線カ
メラ等の固体撮像装置にて使用される固体撮像素子にお
ける欠陥画素のうち点滅欠陥画素を好適に特定・検出で
きるようにすること、またそれを通じて人間によるマニ
ュアル入力を廃止しかつ画質を更に改善することを、目
的の一つとしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、この発明に係る点滅欠陥検出方法において
は、固体撮像素子の画角ほぼ全体に亘りほぼ均一な温度
を有する被写体を上記固体撮像素子により撮像し更にそ
の結果得られた撮像出力について固体撮像素子における
画素間の出力オフセット及び感度差を補正する処理を、
複数フレームに亘り繰り返し実行し、当該複数フレーム
中における出力値変動の規模又は頻度が判定基準を上回
った画素を以て、点滅欠陥画素として特定することとし
た。
【0010】また、本発明の好適な実施の形態において
は、更に、出力オフセット補正及び感度補正が施された
各画素出力を全画面に亘り平均し、その結果得られた平
均輝度を中心値、この中心値に所定の閾値を加えた値を
上限値、当該中心値から当該閾値を減じた値を下限値と
して、基準範囲を設定し、出力オフセット補正及び感度
補正が施された各画素出力についてこの基準範囲による
判定を行い、その結果、上記複数フレーム中の所定数の
フレーム(たとえば1フレーム)においてこの基準範囲
内に属していない出力を呈した画素を以て、点滅欠陥画
素として特定することとした。好ましくは、上記平均輝
度が所定のダイナミックレンジを越えているフレームに
ついては、上記基準範囲による判定を実施せず又はその
結果を出力しないこととする。また、上記閾値は、外部
より設定するか、或いは輝度標準偏差演算により設定す
るのが望ましい。輝度標準偏差演算による設定とは、例
えば、出力オフセット補正及び感度補正が施された各画
素出力から全画面に亘る輝度標準偏差を求め、求めた輝
度標準偏差に基づき上記閾値を設定する処理のことであ
る。好ましくは、この輝度標準偏差が所定値以下でない
フレームについては上記基準範囲による判定を実施せず
又はその結果を出力しないこととする。更に、上記基準
範囲をフレーム毎に更新するのが望ましい。好ましく
は、検出した点滅欠陥画素の位置を、上記固体撮像素子
の画素配列に準拠した画面上に、白点表示する。
【0011】そして、本発明に係る映像補正方法におい
ては、固体撮像素子の画角ほぼ全体に亘りほぼ均一な温
度を有する被写体を上記固体撮像素子により撮像し、更
にその結果得られた撮像出力について固体撮像素子にお
ける画素間の出力オフセット及び感度差を補正する映像
補正方法において、欠陥画素のうち点滅欠陥を呈する欠
陥画素を、本発明に係る点滅欠陥検出方法により特定
し、外部からの欠陥情報更新指令を待って、特定された
点滅欠陥画素について、他の画素の出力から導出した代
替値を出力開始することとした。本発明に係る固体撮像
装置においては、固体撮像素子と、この固体撮像素子の
画角ほぼ全体に亘りほぼ均一な温度を有する被写体を撮
像したときの上記固体撮像素子からの撮像出力を利用し
て画素間の出力オフセットを補正するオフセット補正手
段と、上記被写体の温度変化による各画素の撮像出力の
変化を利用して画素間の感度差を補正する感度補正手段
と、本発明に係る点滅欠陥検出方法により点滅欠陥画素
を特定する手段と、点滅欠陥画素を含め欠陥画素に係る
出力を他の画素の出力から導出した代替値により代替さ
せる欠陥補正手段とを、設けることとした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態に関し図面に基づき説明する。なお、図5に示した従
来技術と同様の構成には同一の符号を付し、重複説明を
省略する。更に、実施の形態同士で同様の構成には互い
に同一の符号を付し、重複説明を省略する。
【0013】実施の形態1.図1に、この発明の実施の
形態1に係る赤外線カメラ12の構成を示す。この実施
の形態においては、点滅欠陥画素の位置を特定・検出す
るために使用者がテレビモニタ34の画面を看視する必
要がない。それは、所定基準を上回る点滅の有無を輝度
比較器36にて検出し、該当する画素の位置を感度係数
欠陥情報記憶手段28Aにより記憶させる点滅欠陥画素
検出処理を、通常使用に先立ち実施しておき、通常使用
時には、先に説明したオフセット補正、感度補正、固定
欠陥補正等と併せて点滅欠陥補正を実施しているためで
ある。なお、点滅欠陥補正は、例えば周囲画素或いは全
画素出力代表値例えば平均値による置換等により、欠陥
補正手段30で行う。感度係数欠陥情報記憶手段28A
は、図5中の感度係数欠陥情報記憶手段28と同様に固
定欠陥画素位置や感度補正係数も記憶する。
【0014】輝度比較器36による点滅欠陥画素の特定
・検出に当たっては、シャッタ22を閉じた状態で赤外
線固体撮像素子10により撮像を繰り返し行う。閉じら
れたシャッタ22は赤外線固体撮像素子10の画角ほぼ
全体に亘って均一温度の被写体であるため、オフセット
補正手段18によるオフセット補正を経ている欠陥補正
手段30からの出力は、ほぼ0で一定となる。完全には
0とならず、赤外線固体撮像素子10から欠陥補正手段
30に至る回路等で混入するノイズや、点滅欠陥画素が
存在している場合はその画素における点滅分が残る。こ
の実施の形態では、欠陥補正手段30の出力中のノイズ
分から点滅分を分離検出することによって、点滅欠陥を
検出している。
【0015】即ち、均一温度被写体の撮像及びその結果
についてのオフセット補正等を十分長いフレーム数に亘
って繰り返し行えば、非定常的に異常輝度を呈する欠陥
たる点滅欠陥を、例えば瞬間的な出力変動等の形で検出
できる。具体的には、上掲の通りシャッタ22を閉じた
状態で撮像を例えば300フレームに亘って繰り返し、
そのうちの所定数以上のフレーム例えば1個以上のフレ
ームで、欠陥補正手段30を経た出力が閾値を超えた画
素を以て、点滅欠陥画素であると特定・検出できる。輝
度比較器36は、この検出処理を外部から与えられる閾
値を用いて行う。閾値を超えない低輝度出力について
は、ノイズであって点滅欠陥ではない、と見なす。
【0016】この実施の形態によれば、従来検出困難で
あった点滅欠陥を容易に検出することができる。使用者
としては、輝度比較器36出力を感度係数欠陥情報記憶
手段28Aに書き込むことを許可すべく欠陥情報更新許
可を感度係数欠陥情報記憶手段28Aに与える一方、シ
ャッタ22を閉じ閾値を設定して均一温度被写体撮像を
所定フレーム数に亘り実行させるのみでよい。長い時間
間隔での点滅については、撮像フレーム数を多くするこ
とで対処できる。また、300フレーム中の1フレーム
でも閾値を超えたら点滅欠陥、という判定基準は、輝度
値変動幅に関する判定基準ともいえるし、顕著な輝度値
変動の発生頻度に関する判定基準ともいえる。300フ
レーム程度であれば、短時間で終えることができる。即
ち、この実施の形態では点滅欠陥画素における出力異常
の性質に見合った判定基準を設定しているため、単に点
滅欠陥を検出できるというだけではなく、それを正確に
検出でき且つノイズを点滅欠陥と誤認するおそれが少な
い。より綿密に点滅欠陥を検出するためには、前述のキ
ャリブレーションによるオフセット補正パターンの取得
(画像メモリ20への書込)と、このオフセット補正パ
ターンを使用したオフセット補正を含む点滅欠陥検出用
繰り返し撮像とを、数回交互に実施するのが望ましい。
更に、点滅のみならず固定欠陥の検出も可能であること
から、例えば運用中における画素の破損やゴミの付着等
による新たな欠陥発生があっても、容易に検出して補正
を行うことができる。
【0017】実施の形態2.図2に、この発明の実施の
形態2に係る赤外線カメラ12の構成を示す。この実施
の形態は、実施の形態1に、一時記憶手段38及び表示
手段40を追加したものである。
【0018】一時記憶手段38は、外部からの欠陥検出
許可によって許可されているとき、輝度比較器36が検
出した点滅欠陥画素の位置に関する情報を、一時的に記
憶する。即ち、一時記憶手段38から感度係数欠陥情報
記憶手段28Aへの点滅欠陥画素位置情報の転送・書込
は、外部から欠陥情報更新指令が与えられるのを待って
行う。また、通常撮像でなく点滅欠陥検出用の撮像を行
っているときのみ一時記憶手段38への点滅欠陥画素位
置書込が行われるようにするため、欠陥検出許可信号は
外部から入力する。このように、点滅欠陥検出後直ちに
感度係数欠陥情報記憶手段28Aにその結果を反映させ
るのではなく、一時記憶手段38にいったんは記憶させ
ることで、不適切なデータが感度係数欠陥情報記憶手段
28Aに書き込まれることを防止できる。例えば、閾値
が適正でなかった等の理由により期待に反して正常画素
を点滅欠陥画素として検出してしまった場合でも、感度
係数欠陥情報記憶手段28Aへその結果を反映させるこ
とを制止し、閾値を再設定して検出をやり直す等の修正
が可能となる。
【0019】また、表示手段40は、一時記憶手段38
に記憶された点滅欠陥画素の位置をテレビモニタ34に
表示させる。例えば、その画素の輝度を極めて大きな輝
度値に置換える。その結果、テレビモニタ34の画面上
には点滅欠陥画素の位置に白点が表示される。従って、
使用者は、点滅欠陥画素として検出された画素が確かに
点滅欠陥画素かどうか、即ちその画素について欠陥補正
をしてもよいかどうかについて、テレビモニタ34の画
面看視にて視覚的に確認できる。
【0020】実施の形態3.図3に、この発明の実施の
形態3に係る赤外線カメラ12の構成を示す。この実施
の形態は、実施の形態2に、全画面輝度平均値計測手段
42及び閾値変換器44を追加した構成を有している。
全画面輝度平均値計測手段42は、欠陥補正手段30を
経た各画素の出力を、全画面に亘りかつフレームごとに
平均し、その結果得られるフレーム毎の全画面輝度平均
値を出力する。閾値変換器44においては、この全画面
輝度平均値を基準範囲の中心値とする。閾値変換器44
は、外部から与えられる閾値をこの中心値に加算するこ
とにより基準範囲の上限値を、また閾値をこの中心値か
ら減算することにより基準範囲の下限値を、それぞれ設
定する。輝度比較器36は、欠陥補正手段30を経た各
画素の出力がこの基準範囲にあるか否かを、フレーム毎
に調べる。点滅画素検出用のいずれか1個又は所定数以
上のフレームにおいてその出力がこの基準範囲外となっ
た画素は、一時記憶手段38により記憶される。以後の
動作は実施の形態2と同様である。
【0021】この実施の形態においては、シャッタ22
以外の物体であっても、赤外線固体撮像素子10の画角
のほぼ全体に亘り均一温度と見なせる物体であれば、そ
の均一温度被写体を撮像しオフセット補正及び点滅欠陥
画素検出を行うことができる。その均一温度被写体の温
度は、赤外線カメラ12のダイナミックレンジ内にある
限り、任意の温度でよい。即ち、全画面輝度平均値計測
手段42により全画面に亘る欠陥補正後画素出力の平均
値を求めて基準範囲の中心値を設定しているため、ダイ
ナミックレンジ内という条件付きではあるが任意温度の
均一温度被写体を用いることができる。シャッタ22を
閉じる必要はない。また、全画面輝度平均値計測手段4
2による平均値導出及びその結果に基づく中心値設定
を、点滅欠陥画素検出用のフレーム毎に行っているた
め、欠陥情報更新許可信号を発している間に被写体温度
が変化したことによる誤検出を、防止することができ
る。そのため、必要以上に閾値を緩める必要がないこと
から、外部から設定する閾値を十分小さくして精度よく
点滅欠陥検出を行うこと、それも安定的に長期間の点滅
欠陥検出を行うことが、可能となる。これにより、周期
の長い点滅欠陥の検出が容易かつ正確となる。
【0022】実施の形態4.図4に、この発明の実施の
形態4に係る赤外線カメラ12の構成を示す。この実施
の形態は、実施の形態3における閾値変換器44に代え
て、全画面輝度標準偏差計測手段46,閾値算出手段4
8及び欠陥検出可否判定手段50を設けた構成を有して
いる。全画面輝度標準偏差計測手段46は、欠陥補正手
段30を経た各画素の出力即ち輝度値に関し、全画面に
亘り且つフレーム毎に標準偏差σを求め、閾値算出手段
48及び欠陥検出可否判定手段50に供給する。閾値算
出手段48においては、全画面輝度平均値計測手段42
から得られる全画面輝度平均値Vaveを基準範囲の中
心値とし、それと全画面輝度標準偏差計測手段46から
得られる全画面輝度標準偏差σとに基づき、かつフレー
ム毎に、上限値がVave+3σ、下限値がVave−
3σの基準範囲を設定する。輝度比較器36において
は、欠陥補正手段30を経た各画素の出力がこの基準範
囲内にあるか否かを、フレーム毎に調べる。点滅画素検
出用のいずれか1個又は所定数以上のフレームにおいて
その出力がこの基準範囲外となった画素は、一時記憶手
段38により記憶される。但し、検出可否判定手段50
から欠陥検出許可が与えられていないときは、一時記憶
手段38への点滅欠陥位置情報書込が禁止される。検出
可否判定手段50は、全画面輝度平均値Vaveがダイ
ナミックレンジを越えておらず、且つ、全画面輝度標準
偏差σが例えば所定値以下である場合にのみ、欠陥検出
許可を一時記憶手段38に与える。従って、被写体温度
分布が均一で点滅欠陥検出に適した温度であるときの
み、点滅欠陥検出を行わせることができる。その他の動
作は実施の形態3と同様である。
【0023】従って、この実施の形態によれば、使用者
がテレビモニタ34の映像を見て外部から閾値設定する
ことも、使用者が欠陥検出許可を与えることも、必要で
ないことから、点滅欠陥検出工程の自動化が容易とな
る。更に、標準偏差σは主としてノイズにより決まって
いるため、上限値及び下限値をVave±3σとするこ
とにより、赤外線撮像素子10から欠陥補正手段30ま
での回路等で混入するノイズによる変動分等を、点滅と
して誤検出してしまうことを防止できる。即ち、カメラ
毎、フレーム毎の輝度ばらつきに応じて基準範囲を適応
設定することができるため、実施の形態3等に比べて、
より長期間に亘る点滅でも精度よく安定的に検出でき
る。ダイナミックレンジやばらつきに応じて点滅欠陥検
出を許可/禁止しているため、点滅欠陥検出に適した状
況でのみ点滅欠陥検出を行うことができる。またその判
定を自動的に行っているため、使用者に操作負担を負わ
せることもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、均一温度被写体についての固体撮像素子撮像出力で
あって出力オフセット及び感度差補正が施されたものを
複数フレームに亘り監視し、当該複数フレーム中におけ
る出力値変動の規模又は頻度が判定基準を上回った画素
を検出することにより、点滅欠陥画素を特定・検出して
いるため、混入ノイズ等の影響を排除しつつ、点滅欠陥
画素を正確に且つ容易に検出でき、例えば画素の破損や
ゴミの付着等による運用中での欠陥発生にも容易に検出
・対応できる。
【0025】更に、点滅欠陥画素検出の判定基準となる
基準範囲の中心値を、出力オフセット補正及び感度補正
が施された各画素出力についての全画面平均値とするこ
とにより、オフセット補正パターン取得(キャリブレー
ション)に使用した被写体と異なる被写体であってもそ
の温度が固体撮像素子の画角のほぼ全体に亘り均一であ
る限り点滅欠陥画素検出時の撮像対象として使用できる
ようになるため、点滅欠陥画素検出の際のシャッタ操作
が不要になる。更に、この基準範囲の上限値及び下限値
を画素出力の全画面標準偏差に基づき設定することによ
り、外部からの閾値設定等が不要になる。また、全画面
平均値や全画面標準偏差に基づく基準範囲設定をフレー
ム毎に行っているため、被写体の温度変動に追従して基
準範囲を更新することができる。特に、基準範囲の中心
値がフレーム間温度変化等に自動追従していることか
ら、外部から設定される閾値に従い基準範囲の広がりを
定めている場合はその閾値を小さくすること即ち基準範
囲を十分狭くすることができ、更に正確・精密な点滅欠
陥画素検出が可能になる。全画面平均値(平均輝度)が
所定のダイナミックレンジを越えている場合や、全画面
標準偏差(輝度標準偏差)が所定値を上回っている場合
に、点滅欠陥画素検出或いはその結果を以後の補正処理
に反映させることを禁止することにより、好適な条件下
で得られた点滅欠陥検出結果のみを点滅欠陥補正に利用
することが可能になる。検出した点滅欠陥画素の位置を
画面上に白点表示させることにより、使用者の注意を促
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る赤外線カメラ
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る赤外線カメラ
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る赤外線カメラ
の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る赤外線カメラ
の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来技術に係る赤外線カメラの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 赤外線固体撮像素子、12 赤外線カメラ、14
被写体、18 オフセット補正手段、20 画像メモ
リ、22 シャッタ、28A 感度係数欠陥情報記憶手
段、30 欠陥補正手段、36 輝度比較器、38 一
時記憶手段、40 表示手段、42 全画面輝度平均値
計測手段、44 閾値変換器、46 全画面輝度標準偏
差計測手段、48 閾値算出手段、50 欠陥検出可否
判定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AB02 BB04 BC06 CB05 CB18 CB22 DA06 DC09 5B057 AA20 BA02 CA08 CA12 CA16 CE02 CH07 DA03 DB02 DB09 DC22 DC32 5C024 AX06 CX23 HX29 HX58 5C061 BB03 BB13 BB20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子の画角ほぼ全体に亘りほぼ
    均一な温度を有する被写体を上記固体撮像素子により撮
    像し更にその結果得られた撮像出力について固体撮像素
    子における画素間の出力オフセット及び感度差を補正す
    る処理を、複数フレームに亘り繰り返し実行し、当該複
    数フレーム中における出力値変動の規模又は頻度が判定
    基準を上回った画素を以て、点滅欠陥画素として特定す
    ることを特徴とする点滅欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の点滅欠陥検出方法におい
    て、出力オフセット補正及び感度補正が施された各画素
    出力を全画面に亘り平均し、その結果得られた平均輝度
    を中心値、この中心値に所定の閾値を加えた値を上限
    値、当該中心値から当該閾値を減じた値を下限値とし
    て、基準範囲を設定し、出力オフセット補正及び感度補
    正が施された各画素出力についてこの基準範囲による判
    定を行い、その結果、上記複数フレーム中の所定数のフ
    レームにおいてこの基準範囲内に属していない出力を呈
    した画素を以て、点滅欠陥画素として特定することを特
    徴とする点滅欠陥検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の点滅欠陥検出方法におい
    て、上記平均輝度が所定のダイナミックレンジを越える
    フレームについては、上記基準範囲による判定を実施せ
    ず又はその結果を出力しないことを特徴とする点滅欠陥
    検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の点滅欠陥検出方法
    において、上記閾値を外部より設定することを特徴とす
    る点滅欠陥検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の点滅欠陥検出方法
    において、出力オフセット補正及び感度補正が施された
    各画素出力から全画面に亘る輝度標準偏差を求め、求め
    た輝度標準偏差に基づき上記閾値を設定することを特徴
    とする点滅欠陥検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の点滅欠陥検出方法におい
    て、上記輝度標準偏差が所定値以下でないフレームにつ
    いては、上記基準範囲による判定を実施せず又はその結
    果を出力しないことを特徴とする点滅欠陥検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか一項記載の点
    滅欠陥検出方法において、上記基準範囲をフレーム毎に
    更新することを特徴とする点滅欠陥検出方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項記載の点
    滅欠陥検出方法において、検出した点滅欠陥画素の位置
    を、上記固体撮像素子の画素配列に準拠した画面上に、
    白点表示することを特徴とする点滅欠陥検出方法。
  9. 【請求項9】 固体撮像素子の画角ほぼ全体に亘りほぼ
    均一な温度を有する被写体を上記固体撮像素子により撮
    像し、更にその結果得られた撮像出力について固体撮像
    素子における画素間の出力オフセット及び感度差を補正
    する映像補正方法において、欠陥画素のうち点滅欠陥を
    呈する欠陥画素を、請求項1乃至8のいずれか一項記載
    の点滅欠陥検出方法により特定し、外部からの欠陥情報
    更新指令を待って、特定された点滅欠陥画素について、
    他の画素の出力から導出した代替値を出力開始すること
    を特徴とする映像補正方法。
  10. 【請求項10】 固体撮像素子と、この固体撮像素子の
    画角ほぼ全体に亘りほぼ均一な温度を有する被写体を撮
    像したときの上記固体撮像素子からの撮像出力を利用し
    て画素間の出力オフセットを補正するオフセット補正手
    段と、上記被写体の温度変化による各画素の撮像出力の
    変化を利用して画素間の感度差を補正する感度補正手段
    と、請求項1乃至8のいずれか一項記載の点滅欠陥検出
    方法により点滅欠陥画素を特定する手段と、点滅欠陥画
    素を含め欠陥画素に係る出力を他の画素の出力から導出
    した代替値により代替させる欠陥補正手段と、を備える
    ことを特徴とする固体撮像装置。
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