JP2003297928A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
消去時におけるイレーズ特性の低減を防ぐ。 【解決手段】半導体基板上に形成した半導体層3上に第
1の絶縁膜4を形成し、当該第1絶縁膜4にポリシリコン
膜6を形成する。ポリシリコン膜6上に第2の絶縁膜8
を形成する。抵抗素子2a及び容量素子2bの所望位置
に、レジストを形成し、エッチングを行うことで、抵抗
素子2a及び容量素子2b領域に絶縁膜(第2の絶縁膜
8a)を残す。シリコン窒化膜を全面に付した後、スプ
リットゲート型フラッシュメモリ1を形成する所望位置
に、開口部を設けて熱酸化等により、ミニLOCOS酸
化膜10を形成する。その後、ミニLOCOS酸化膜1
0と第2の絶縁膜8aとをマスクにポリシリコン膜6を
異方性エッチングすることにより、ミニLOCOS酸化
膜10直下にフローティングゲート12を形成すると共
に第2の絶縁膜8a下に抵抗素子2a及び容量素子2b
の下部電極を同時に形成する。
Description
置の製造方法に関し、特にスプリットゲート型フラッシ
ュメモリにおけるフローティングゲートの形状の改善を
目的とするものである。
在し、電気的に書き込み及び消去が可能なものがある。
スプリットゲート型フラッシュメモリはその中の1つで
ある。
ズが非常に高まり、不揮発性半導体装置といえどもその
例外ではない。そのような中、不揮発性半導体装置の1
つであるスプリットゲート型フラッシュメモリに対し
て、同一基板内に他の素子(例えば抵抗素子や容量素子
等)を形成し、小型化・集積化の要求があるのも当然の
ことである。
ッシュメモリとポリシリコン抵抗及び容量素子を同一基
板内に有する半導体装置を示す断面図である。
ート型フラッシュメモリ101と抵抗素子102a、容
量素子102bとを混載する半導体装置である。ここ
で、スプリットゲート型フラッシュメモリ101、抵抗
素子102a、容量素子102bはともに同一の半導体
層103上に形成されている。
1は、第1の絶縁膜104、フローティングゲート10
5、ミニLOCOS酸化膜106、第2の絶縁膜10
7、コントロールゲート108a、層間絶縁膜109か
ら成る。半導体層103上の第1の絶縁膜104の所望
位置にフローティングゲート105が形成されている。
ミニLOCOS酸化膜106は、当該フローティングゲ
ート105上に形成された不活性領域である。第2の絶
縁膜107は、第1の絶縁膜104、フローティングゲ
ート105の側部及びミニLOCOS酸化膜106の表
面に被覆されている。コントロールゲート108aが第
2の絶縁膜107を介してフローティングゲート105
の上部から側部にかけて形成されている。
フラッシュメモリ101と抵抗素子102a、容量素子
102bとの全体を覆う絶縁膜である。図11円内の突
起部110は、ミニLOCOS酸化膜106の先端のバ
ーズビークと隣接するフローティングゲート105の突
出した先端部分を示す。
形成した素子分離膜としてのLOCOS酸化膜111上
に形成したポリシリコン抵抗112aである。このポリ
シリコン抵抗112aはポリシリコン材でできている。
この抵抗素子102aは、スプリットゲート型フラッシ
ュメモリと同一の連続した半導体層103上に形成され
ている。
形成した素子分離膜としてのLOCOS酸化膜111上
に形成したキャパシタである。この容量素子102b
は、スプリットゲート型フラッシュメモリと同一の連続
した半導体層103上に形成されている。
型フラッシュメモリは、半導体基板(不図示)上に半導
体層103を形成し、半導体層103の内部にソース領
域・ドレイン領域(共に不図示)を有するセルが多数存
在する。
シュメモリの動作について述べる。
フラッシュメモリにおいて、書き込み対象のメモリセル
のトランジスタをONさせた際に不図示のソース・ドレ
イン領域間に発生するホットエレクトロン現象を利用し
た電荷(電子)をフローティングゲート105に注入す
ることで、フローティングゲート105にデータ書き込
みを行う。
電圧を印加することで、前記フローティングゲート10
5の突起部110における電界集中を利用して、フロー
ティングゲート105内の電荷(電子)をフローティン
グゲート105からコントロールゲート108aに向か
って抜くことで、プログラム状態からのデータ消去を行
う。つまり、低電圧消去を実現するためには、突起部1
10の先端がより先鋭であることが必要となってくる。
であるスプリットゲート型フラッシュメモリと同一基板
内に形成するポリシリコン抵抗及び容量素子の製造方法
について図面を参照しながら説明する。
ート型フラッシュメモリ、抵抗素子102a及び容量素
子102bを製造する工程を時系列的に示した断面図で
ある。図8乃至図10において、同一構成要素には同一
符号を付し、再度の説明は省略する。以下、これらにつ
いて順次説明する。
ン抵抗112a及びキャパシタ112bを形成する位置
にLOCOS酸化膜111を形成する。そして全面にS
iO 2膜から成る第1の絶縁膜104を形成して、それら
の表面上にポリシリコン膜113を積層する。
5の形成領域となるポリシリコン膜113が露出するよ
うに、耐酸化膜であるシリコン窒化膜(不図示)を形成
し、これをマスクにしてミニLOCOS酸化膜106を
形成する。次に当該シリコン窒化膜をエッチングした
後、露光・現像処理して抵抗素子102a、容量素子1
02bを形成する所望位置にレジスト114を形成す
る。
とレジスト114をマスクにして、ポリシリコン膜11
3をエッチング・除去して、フローティングゲート10
5及びポリシリコン抵抗112a、キャパシタ下部電極
112bを形成する。その後、ポリシリコン抵抗112
aとキャパシタ下部電極112bへの不純物導入は同時
に又は別個に行う。
から成る第2の絶縁膜107を形成する。第2の絶縁膜
107の上にポリシリコン膜を形成して、フローティン
グゲート105の上部から側部にかけて延在するように
パターニングしてコントロールゲート108aを形成す
る。また、同時に容量素子102bの上部に容量上部電
極108bを形成する。そして、不純物を半導体層10
3にイオン注入して、ソース・ドレイン(共に不図示)
なる両領域を形成する。
モリ101及び抵抗素子102a、容量素子102bの
全体に層間絶縁膜109を付して、図11に示す半導体
装置が完成する。
製造方法の図9において、ミニLOCOS酸化膜106
とレジスト114をマスクとして、ポリシリコン膜11
3をエッチングする際に、適正なエッチングの条件を設
定すること(エッチングガス種や温度、濃度等の適正な
選定)が至極困難であった。
2bを形成する際のレジスト114の中にカーボン
(C)が存在し、酸化膜中の酸素(O)と結合して、ミ
ニLOCOS酸化膜106のエッチングレートが増加
し、フローティングゲート105のポリシリコンとのエ
ッチング選択比が低下することに起因する。
ポリシリコン膜113をエッチングするガス種を選択す
ると、レジスト114の影響で、ミニLOCOS酸化膜
106のエッチングがレジストのない場合に比べて進
み、その直下の突起部110のポリシリコン膜113が
必要以上にエッチングされてしまう。また、ポリシリコ
ン膜113のオーバーエッチング中に第1の絶縁膜10
4がエッチオフされ、半導体層103がエッチングされ
てしまう。さらに、フローティングゲート105のポリ
シリコン側壁面の形成状況も変化し、垂直状況を維持で
きなくなる。これらの例については、後述する図12に
て説明する。
い場合と同等のフローティング形状を得るためのエッチ
ング条件を見出すことはとても困難である。仮に適切な
エッチング条件を見つけられたとしても、必要とするポ
リシリコン抵抗や容量は様々でありレジスト面積は設計
パターンごとに違うので、そのエッチング条件は汎用性
に乏しいものとなる。つまり、エッチングガス及びエッ
チング条件を設計パターンごとに1つ1つ探さねばなら
ず、非効率的であることは明らかである。
れ、ポリシリコン膜もそれに伴いエッチングされた場合
について、図12を参考にしながら説明する。図12は
図11の突起部110付近の拡大図である。
0を含むフローティングゲート105を点線で図示)の
円Aと、従来例に見られる突起状態の円Bとを比較した
ものである。エッチングが行き過ぎると、ミニLOCO
S酸化膜106は、円Aの状態から円Bの状態にまでエ
ッチングが進行する。これに伴い、ミニLOCOS酸化
膜106のフローティングゲート105に該当するポリ
シリコン膜もエッチングされる。
バーズビークの先端の形により、円Bの突起部は円Aの
突起部よりも先端の先鋭さが鈍くなる(急峻でなくな
る)。つまり、データ消去時のイレーズ特性(電子の引
き抜き)が劣化するという欠点を有することとなる。
あり、必要以上にフローティングゲート105がエッチ
ングされない混載型のスプリットゲート型フラッシュメ
モリを提供するものである。
半導体層上に、素子分離膜及び第1の絶縁膜を形成する
工程と、全面にポリシリコン膜、第2の絶縁膜を順次形
成する工程と、前記第2の絶縁膜上の所望位置にマスク
を形成し、当該絶縁膜をエッチングして、前記ポリシリ
コン膜上に第2の絶縁膜から成る第1の残部及び第2の
残部を形成する工程と、前記ポリシリコン膜及び前記残
部上にシリコン窒化膜を形成し、前記シリコン窒化膜の
所望位置に開口部を設け、前記開口部を介して前記ポリ
シリコン膜を熱酸化して、ミニLOCOS酸化膜を形成
する工程と、前記シリコン窒化膜を除去する工程と、前
記ミニLOCOS酸化膜及び前記第2の絶縁膜の残部を
マスクに、前記ポリシリコン膜をエッチングして、前記
ミニLOCOS酸化膜下にフローティングゲートを形成
すると共に、前記第1の残部下にポリシリコン抵抗を、
前記第2の残部下に容量素子の下部電極を、それぞれ形
成する工程と、前記第1の絶縁膜の表面、前記ポリシリ
コン膜の側面、前記ミニLOCOS酸化膜の表面、前記
第1、2の残部の側面及び表面、のそれぞれに第3の絶
縁膜を被覆する工程と、前記フローティングゲートの上
部から側部にかけてコントロールゲートを形成し、且つ
前記容量素子の下部電極上の所望位置に容量素子の上部
電極を形成する工程と、を具備することを特徴とする半
導体装置の製造方法を提供する。
抵抗又は前記容量素子の少なくともいずれか一方のみで
形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
製造方法を提供する。
前記第2の絶縁膜と、前記ポリシリコン膜とが、前記第
3の絶縁膜を介して形成する工程と、を含む請求項1又
は2記載の半導体装置の製造方法を提供する。
の膜厚が50〜500Åであることを特徴とする請求項
1、又は2、又は3記載の半導体装置の製造方法を提供
する。
膜の膜厚と前記第2の絶縁膜の膜厚の比率が24:1〜
12:5であることを特徴とした請求項1、又は2、又
は3、又は4記載の半導体装置の製造方法を提供する。
施形態に係る製造方法を示す発明を時系列的に示した断
面図である。全図中、同一構成要素には同一の符号を付
した。
半導体装置は、図6に示すものである。本実施形態で
は、スプリットゲート型フラッシュメモリ1と抵抗素子
2a及び容量素子2bが同一の半導体基板上に形成して
いる点は、図11に示す従来例と同じである。しかし、
抵抗素子2aと容量素子2bとを形成する方法及び異方
性エッチングした後の効果は大きく従来例とは相違す
る。
1乃至図6を参照にして、順次説明する。
し、当該半導体基板上にP型の半導体層3を形成する。
次に酸化シリコン膜とシリコン窒化膜とレジスト(共に
不図示)を半導体層3上の表面全体に付し、露光・現像
処理し、当該レジストをマスクとしてシリコン窒化膜を
エッチングして開口部(不図示)を形成し、熱酸化等に
より素子分離膜としてのLOCOS酸化膜5を形成す
る。その後、全面に熱酸化や化学気相成長法等を施し、
第1の絶縁膜4となるための第1の酸化シリコン膜(Si
O2)を82Å程度形成する。
酸化膜5上に、化学気相成長法を用いたシラン(SiH
4)等を窒素(N2)や水素(H2)雰囲気中で熱分解す
ることでポリシリコン膜6を1200Å程度成膜する。
や化学気相成長法等により、第2の酸化シリコン膜8を
50〜500Å程度形成する。
2bを形成するために、レジストを塗布し、マスク露光
及び現像処理を施す。そして、異方性エッチングを行っ
て第2の酸化シリコン膜8をエッチングし、レジスト7
直下のみに第2の酸化シリコン膜8を残す(以下、当該
箇所を第2の酸化シリコン膜8aと称す。)。
ン膜6及び第2の酸化シリコン膜8aの表面上に、シリ
コン窒化膜9を800Å程度形成する。このシリコン窒
化膜9は、スプリットゲート型フラッシュメモリ1のミ
ニLOCOS酸化膜10を形成するための耐酸化膜であ
る。
スク露光及び現像処理をして、ミニLOCOS酸化膜1
0を形成する所望箇所に、ポリシリコン膜6が露出する
ように開口部11を設ける。
で当該開口部11にミニLOCOS酸化膜10を形成す
る。その後、表面に存在するシリコン窒化膜9を除去す
る。
の酸化シリコン膜8aとをマスクとして、ポリシリコン
膜6に異方性エッチングを行う。ここで本発明の特徴
は、抵抗素子2a及び容量素子2b上に、ミニLOCO
S酸化膜10と同質の酸化シリコン膜(SiO2)であ
る第2の絶縁膜8aを残し、それらをマスクとしてポリ
シリコン膜6を異方性のドライエッチングすることであ
る。上記のエッチング条件は、一般的にポリシリコンを
エッチングするときと同様なエッチングガス(CF4、
HBr等)を用いる。
ッチングによって残したポリシリコン膜6をポリシリコ
ン膜6aとする。このポリシリコン膜6aはそれぞれ抵
抗素子2a及び容量素子2bの下部電極となる。
望の抵抗値及び容量値を維持する必要がある。その方法
として、以下の2つの方法がある。
素子2bの素子形状(図5の2つのポリシリコン膜6
a)を形成した後、任意の工程でレジストを付し、当該
レジストをマスクとして、上述した2つのポリシリコン
膜6aに不純物を同時に、または別々に注入する。この
とき、抵抗素子2aは任意の抵抗値になるように不純物
を注入し、容量素子2bの下部電極は、電極の空乏化を
防止するために、5×1015(個/cm2)程度の不純
物を注入する。
のトランジスタのソース・ドレインを形成する際に行う
イオン注入と同時に、抵抗素子2aのポリシリコン膜6
aにもイオン注入を行なう。この場合、上記第1の方法
よりもレジストを形成しない分だけ、工程数を削減でき
るメリットがある。
ート型フラッシュメモリ1、抵抗素子2a及び容量素子
2bの全面に被覆する。次に第3の絶縁膜13上にポリ
シリコン膜を被覆する。当該ポリシリコン膜上に不図示
なレジストを形成し、露光・現像処理を行って所望位置
に開口部を設ける。そして、エッチングを施すことでコ
ントロールゲート14a及び容量上部電極14bを形成
する。
容量上部電極14bを形成するためのポリシリコン膜
は、ポリシリコンとタングステンシリサイドとの積層で
もよい。
及びコントロールゲート14をマスクにして、不純物を
半導体層3にイオン注入して、ソース・ドレイン(共に
不図示)なる両領域を形成する。ここで、上述したよう
に不純物の注入は所望の抵抗値を得るためにポリシリコ
ン膜6aに行う場合もある。
モリ1、抵抗素子2a及び容量素子2bの全体に層間絶
縁膜15を付す。そして、図6に示すスプリットゲート
型フラッシュメモリ1、抵抗素子2a及び容量素子2b
を有する混載型の半導体装置が完成する。
体装置を示す断面図である。第1の実施形態(図6)と
の相違点は、容量素子2bの形状である。第1の実施形
態と同一構成要素には同一の符号を付し、同一内容につ
いては説明を省略する。
て容量上部電極14bが第3の絶縁膜13を介して容量
下部電極12b上に存在していることである。一般的に
容量素子2bの容量値は、容量上部電極14bと容量下
部電極12bとの距離に依存する。つまり、本実施形態
ではその距離が、薄い第3の絶縁膜13だけとなり、高
い容量値を持つことが可能となる。
実施形態の製造方法と大きく相違しないが、図5に示す
工程において、容量素子2bの酸化シリコン膜8aを選
択的にエッチングすれば良い。
は、抵抗素子2a及び容量素子2bの下部電極の形成に
際して第2の酸化シリコン膜8aを形成し、当該第2の
酸化シリコン膜8aをマスクとして、ポリシリコン膜6
をエッチングすることで、図4のポリシリコン膜6のエ
ッチング形状を抵抗素子2a及び容量素子2bの面積に
係わらず安定させるものである。
子2a及び容量素子2bの下部電極はミニLOCOS酸
化膜10と同材質の第2の酸化シリコン膜8を、その上
方に有するため、レジストを必要としないので、ポリシ
リコン膜6をエッチングする際のレジストの影響につい
て考える必要はない。
その直下に存在するフローティングゲート12が必要以
上にエッチングされることはなくなり、ミニLOCOS
酸化膜10の先端のバーズビーク直下にあるフローティ
ングゲート12の突起部は先鋭な状態を維持できる。そ
して、スプリットゲート型フラッシュメモリ1のデータ
消去特性(電子の引き抜き効率等)が劣化することはな
い。
及び容量素子2bを半導体層3上のLOCOS酸化膜6
上に形成した例を開示したが、当該LOCOS酸化膜6
は本発明にかならずしも必要な要素ではない。
ルスペーサを形成したもの、及び第2の酸化シリコン膜
8の一部がサイドウォールスペーサ化したものも、本発
明に含まれる。
膜厚と第2の絶縁膜8aの膜厚との比率が24:1〜1
2:5となる。
リコン膜6が、エッチングの際に必要以上にエッチング
されることがなくなる。これにより、フローティングゲ
ート12の先端の突起部が先鋭に保たれ、データ消去時
のイレーズ特性(電子の引き抜き)が劣化することはな
くなる。
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
導体装置を示す断面図である。
である。
である。
図である。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体層上に、素子分離膜及び第1の絶
縁膜を形成する工程と、 全面に第1の導電膜、第2の絶縁膜を順次形成する工程
と、 前記第2の絶縁膜上の所望位置にマスクを形成し、当該
絶縁膜をエッチングして、前記第1の導電膜上に第2の
絶縁膜から成る第1の残部及び第2の残部を形成する工
程と、 前記第1の導電膜及び前記残部上にシリコン窒化膜を形
成し、前記シリコン窒化膜の所望位置に開口部を設け、
前記開口部を介して前記第1の導電膜を熱酸化して、ミ
ニLOCOS酸化膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜を除去する工程と、 前記ミニLOCOS酸化膜及び前記第2の絶縁膜の残部
をマスクに、前記第1の導電膜をエッチングして、前記
ミニLOCOS酸化膜下にフローティングゲートを形成
すると共に、前記第1の残部下にポリシリコン抵抗を、
前記第2の残部下に容量素子の下部電極を、それぞれ形
成する工程と、 前記第1の絶縁膜の表面、前記第1の導電膜の側面、前
記ミニLOCOS酸化膜の表面、前記第1、2の残部の
側面及び表面、のそれぞれに第3の絶縁膜を被覆する工
程と、 前記フローティングゲートの上部から側部にかけて、第
2の導電膜にてコントロールゲートを形成し、且つ前記
容量素子の下部電極上の所望位置に容量素子の上部電極
を形成する工程と、を具備することを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記ポリシリコン抵抗又は前記容量素子
の少なくともいずれか一方のみで形成することを特徴と
する請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記容量素子内の前記第2の絶縁膜と、
前記第2の導電膜とが、前記第3の絶縁膜を介して形成
する工程と、を含む請求項1又は2記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項4】 前記第2の絶縁膜の膜厚が50〜500
Åであることを特徴とする請求項1、又は2、又は3記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1の導電膜の膜厚と前記第2の絶
縁膜の膜厚の比率が24:1〜12:5であることを特
徴とした請求項1、又は2、又は3、又は4記載の半導
体装置の製造方法。
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JP2002094753A JP4152116B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 半導体装置の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012244008A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002094753A patent/JP4152116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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