JP2003293543A - 発光手摺り構造及び発光幅木構造 - Google Patents
発光手摺り構造及び発光幅木構造Info
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Abstract
ことができてそのメンテナンスも容易に行え、しかも、
視認性に優れて歩行の安全をより確かなものにすること
ができる発光手摺り構造及び発光幅木構造を提供する。 【解決手段】 発光手摺り構造について、手摺り1を取
付け側2に取り付けるブラケット3に光源4が組み込ま
れると共に、手摺り1に、光源4の光を受けて発光する
発光体7が手摺り1の延びる方向に向けて線状に視認可
能に組み込まれ、かつ、手摺り1がブラケット3に取り
付けられて、手摺り1の線状発光体7がブラケット3の
光源4で発光するようになされている。
Description
び発光幅木構造に関する。
の夜間歩行を安全に行えるようにするため、従来より、
階段の手摺り棒に照明光源を点状に組み込んだものや、
幅木にLED等のサイン光源を点状に組み込んだものが
提供されている。
棒に照明光源を組み込む構造では、光源のみならず、光
源用の電気配線も手摺り棒自体に備えさせる必要があ
り、手摺り棒が長尺物であることもあって、それらを納
まり良く納めるのが難しく、そのためにまた、メンテナ
ンスも容易ではないという問題があった。のみならず、
手摺り棒には光源や電気配線を収容するための大きなく
りぬき部を形成しなければならず、手摺り棒がいざとい
うとき大きな負荷に耐えることができなければならない
ものであるにもかかわらず、そのための強度確保を充分
に行えない場合があるという問題があった。更に、手摺
りに備えさせる照明光源が上記のように点状であったの
では、手摺り棒を認識するのは必ずしも容易ではない。
おいても、幅木が長尺物であることもあって、光源や電
気配線の納まりを納まりの良いものにするのが難しく、
そのためにまた、メンテナンスも容易ではないという問
題や、床の縁を認識するのも必ずしも容易ではないとい
う問題があった。
み、光源や電気配線の納まりを良好なものにすることが
できてそのメンテナンスも容易に行うことができ、しか
も、視認性に優れて歩行の安全をより確かなものにする
ことができる発光手摺り構造及び発光幅木構造を提供す
ることを課題とする。
取付け側に取り付けるブラケットに光源が組み込まれる
と共に、手摺りに、光源の光を受けて発光する発光体が
手摺りの延びる方向に向けて線状に視認可能に組み込ま
れ、かつ、手摺りがブラケットに取り付けられて、手摺
りの線状発光体がブラケットの光源で発光するようにな
されていることを特徴とする発光手摺り構造によって解
決される。
み込まれた光源が点灯すると、手摺りの線状発光体がこ
の光源の光を受けて線状に発光する。従って、夜間など
の暗がりにおいても、手摺りを長尺物として認識するこ
とができ、歩行の安全をより確かなものにすることがで
きる。
ットに対して行われている構造であるから、ブラケット
がピース物であることもあって、光源や電気配線の納ま
りを良好なものにすることができ、それによってまた、
そのメンテナンスも容易に行うことができる。
えられておらず、ただ線状の発光体だけが手摺りの延び
る方向に線状に備えられているだけであるから、手摺り
に大きなくりぬきを設ける必要はなく、そのため、手摺
りがいざというとき大きな負荷に耐えることができなけ
ればならないものであるなかで、その強度確保を万全な
ものにすることができ、手摺りとしての本来の機能を損
なわせることがない。
イント部をカバーするジョイントカバーに光源が組み込
まれると共に、幅木に光源の光を受けて発光する発光体
が幅木の延びる方向に向けて線状に視認可能に組み込ま
れ、かつ、隣り合う幅木のジョイント部にジョイントカ
バーが取り付けられて、幅木の発光体がジョイントカバ
ーの光源で発光するようになされていることを特徴とす
る発光幅木構造によって解決される。
カバーに組み込まれた光源を点灯すると、幅木の線状発
光体がこの光源の光を受けて線状に発光する。従って、
夜間などの暗がりにおいても、幅木を長尺物として認識
することができて床の縁をより明確に把握することがで
き、歩行の安全をより確かなものにすることができる。
ントカバーに対して行われている構造であるから、ジョ
イントカバーがピース物であることもあって、光源や電
気配線の納まりを良好なものにすることができ、それに
よってまた、そのメンテナンスも容易に行うことができ
る。
基づいて説明する。
もので、図1乃至図3に示す第1実施形態の発光手摺り
構造において、1は手摺りとしての手摺り棒であり、2
は取付け側としての階段脇の壁であり、3はブラケット
で、手摺り棒1を壁2から間隔をおくようにして壁2に
取り付けるものである。
すように、ブラケット3に、LEDなどによる光源4と
給電用の電気配線5とが組み込まれ、光源4は、ブラケ
ット3の手摺り棒受け面3aに受け面3aから突出しな
い態様で備えられ、そこから光を外に放つことができる
ようになされている。なお、図2(イ−1)に示すよう
に、光源4には、特定の一方向に光を放つことができる
よう、集光部6が備えられている。
源4から壁面取付けフランジ部3bの内面側に延ばさ
れ、このフランジ部3bの内面部から外に導出されて、
壁2内へと延ばされる。
発光する線状の発光体7が、視認可能な外周面に位置
し、手摺り棒1の長さ方向に延びるようにして組み込ま
れている。線状発光体7は、このようにそれ自体が光源
として発光するのではなく、他の光源の光を受けて発光
するものであり、従って、この発光体に電気配線などは
接続されていない。
リルポリマーなどからなる光透過部としてのコア材の外
周側にアクリル樹脂製の外皮クラッド材を設けると共
に、周方向の一部においてコア材とクラッド材との間に
光反射層を設け、光源から光が本体内部を透過する過程
で光散乱を生じさせ、側面部分が発光するようにしたロ
ッド状のもの等が用いられる。
は、図2(ロ)に示すように、手摺り棒1に奥拡がり状
の溝1a、具体的には図示するような例えば断面台形状
の溝1aが備えられ、線状発光体7もそれに対応する断
面台形状に形成され、線状発光体7を手摺り棒1の端部
から溝1aに差し込むというようにして行うことができ
るようになっている。
を組み込む溝1aを設けなければならないが、線状発光
体7さえ組み込むことができればよいのであって、しか
も、この線状発光体7は、線状をしていてそれだけで視
認性に優れたものであるから、このような線状発光体7
を手摺り棒1に組み込むのに必要な溝1aのサイズはわ
ずかでよく、溝1aを手摺り棒1に形成することで手摺
り棒1に強度的な弱化を生じるというような心配は全く
あるいはほとんどない。
り棒1は、その長さ方向の中間部分が、線状発光体7の
部分をブラケット3側の光源4と正対させるようにして
ブラケット3の受け面3aにのせられ、図示しないビス
等で、ブラケット3に取り付けられる。取付け用のビス
等は線状発光体7と干渉しない位置において手摺り棒1
に打たれることはいうまでもない。
に組み込まれた光源4が点灯すると、手摺り棒1の線状
発光体7がこの光源4の光を受けて線状に発光する。従
って、図3(イ)(ロ)に示すように、夜間などの暗が
りにおいても手摺り棒1を長尺物として認識することが
でき、歩行の安全を点状照明による場合よりも確かなも
のにすることができる。
3の側に組み込まれているから、ブラケット3がピース
物であることもあって、光源4や電気配線5の納まりを
良好なものにすることができ、それによってまた、その
メンテナンスも容易に行うことができる。
も備えられておらず、ただ線状発光体7だけが手摺りの
延びる方向に線状に備えられ、手摺り棒1には小さな溝
1aを設けられるだけであるから、上述したように、い
ざというときのための強度は充分確保でき、手摺りとし
ての本来の機能をいかんなく発揮することができる。
光手摺り構造は、ブラケット3が、手摺り棒1の端部を
嵌合する凹所3cを備え、この凹所3c内に手摺り棒1
の端部を嵌合することで、手摺り棒1の取付けを行う構
造となっている。そして、光源4は、ブラケット3内に
おいて、この凹所3cの底面側の位置に外に光をはなつ
ことができるように組み込まれ、手摺り棒1の端面部を
通じて、発光体7に光を放つことができるようになされ
ている。なお、ブラケット3が手摺り棒1の端部を全周
にわたって嵌合させる方式のものである場合は、図示す
るように手摺り棒1の室内側に面する斜め下に発光体7
が位置するように取り付けることもできるし、また、図
示しないけれども、ブラケット3を交換することによっ
て、発光体7の向きを、室内側に面する斜め上や真横な
ど、階段や廊下等の個々の設置場所に応じた最適な向き
に向けて備えさせることができる。
示しており、この発光幅木構造において、11,11は
幅木、12はジョイントカバーである。そして、ジョイ
ントカバー12の内面側にLED等の光源4と電気配線
5が組み込まれる一方、幅木11には、その正面側の高
さ方向中間部に奥拡がり状の溝が横方向に向けて延ばさ
れ、線状発光体7はこの溝に差し込まれることで組み込
まれている。なお、電気配線5はジョイントカバー12
の背面側の壁内に通されていてよい。
12に組み込まれた光源4を点灯すると、幅木11の線
状発光体7がこの光源4の光を受けて線状に発光する。
従って、夜間などの暗がりにおいても、図6に示すよう
に、幅木11を長尺物として認識することができて、床
13の縁を明確に把握することができ、歩行の安全を点
状照明による場合よりも確かなものにすることができ
る。
カバー12に対して組み込まれているから、ジョイント
カバー12がピース物であることもあって、光源4や電
気配線5の納まりを良好なものにすることができ、それ
によってまた、そのメンテナンスも容易に行うことがで
きる。
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、光源の
光を受けて発光する発光体であればいずれの線状発光体
が用いられてもよいし、光源も各種の物が用いられてよ
い。また、幅木や手摺りに対する線状発光体の組み込み
構造としてスライド嵌合式以外の各種組み込み方式のも
のが用いられてよい。
ら、光源や電気配線の納まりを良好なものにすることが
できてそのメンテナンスも容易に行うことができ、しか
も、視認性に優れて歩行の安全をより確かなものにする
ことができる。
図(イ)は要部断面斜視図、図(ロ)は要部断面側面
図、図(ハ)は手摺り棒とブラケットを分離状態にして
示す打面側面図である。
発光体の側面図、図(ロ)は手摺り棒への発光体の組み
込み方法を示す斜視図である。
平面図、図(ロ)は同全体正面図である。
図(イ)は手摺り棒とブラケットを分離状態にして示す
斜視図、図(ロ)は同断面正面図である。
(イ)は要部正面図、図(ロ)は幅木とブラケットを分
離状態にして示す正面図、図(ハ)は幅木への発光体の
組み込み方法を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 手摺りを取付け側に取り付けるブラケッ
トに光源が組み込まれると共に、手摺りに、光源の光を
受けて発光する発光体が手摺りの延びる方向に向けて線
状に視認可能に組み込まれ、かつ、手摺りがブラケット
に取り付けられて、手摺りの線状発光体がブラケットの
光源で発光するようになされていることを特徴とする発
光手摺り構造。 - 【請求項2】 隣り合う幅木のジョイント部をカバーす
るジョイントカバーに光源が組み込まれると共に、幅木
に光源の光を受けて発光する発光体が幅木の延びる方向
に向けて線状に視認可能に組み込まれ、かつ、隣り合う
幅木のジョイント部にジョイントカバーが取り付けられ
て、幅木の発光体がジョイントカバーの光源で発光する
ようになされていることを特徴とする発光幅木構造。
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- 2002-03-29 JP JP2002098056A patent/JP4053332B2/ja not_active Expired - Fee Related
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