JP2003291982A - 薬 袋 - Google Patents

薬 袋

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JP2003291982A
JP2003291982A JP2002097039A JP2002097039A JP2003291982A JP 2003291982 A JP2003291982 A JP 2003291982A JP 2002097039 A JP2002097039 A JP 2002097039A JP 2002097039 A JP2002097039 A JP 2002097039A JP 2003291982 A JP2003291982 A JP 2003291982A
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JP
Japan
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medicine bag
medicine
bag
packaging material
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Pending
Application number
JP2002097039A
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English (en)
Inventor
Hisashi Komatsu
久 小松
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子写真方式、インクジェット方式、感熱記録
方式の何れかのプリンタを用いて情報が記載できる透明
な包装材料からなる薬袋において、少なくともプリンタ
による情報出力を行なうときに正面板と背面板とが離れ
ないようにし、薬袋への情報を前記プリンタ機器を用い
て適正に記載できるようにする。 【解決手段】電子写真方式、インクジェット方式、感熱
記録方式の少なくとも何れかの方式により記録可能な受
容層を表層に備えて電子情報の記録が可能な包装材料2
から製袋されて、内容物が包装材料2を通して見ること
のできる薬袋1とし、その薬袋1の相対する内壁面3
a,4aを剥離可能に仮着した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、薬を収めるための
袋に関するものである。 【0002】 【解決しようとする課題】一般に病院などにおいて、患
者に処方された飲み薬や塗り薬などを手渡す場合には、
服用量などの情報を口頭で伝えるとともに、薬などを収
めた薬袋の表面に服用量などの情報を記載しており、患
者が後において服用方法などを薬袋に記載されている情
報からも判断できるようにしている。このように従来か
ら薬を手渡す際には薬袋が用いられていて、この薬袋自
体には紙製とした一辺開放の袋体が採用されている。 【0003】ところで、近年、薬の受け渡し業務の合理
化を図るため、カルテや処方された薬剤情報などに基づ
いて患者名、服用方法などの情報出力機器を用いて薬袋
に記録することが試みされており、薬袋に情報を手書き
する労力の軽減や記載ミスをなくすことが目標とされて
いる。そして、薬袋は院内業務においても使用されてお
り、各種薬剤の受け渡しを行なう際にこの薬袋に薬剤を
収め入れ、治療時以外で薬剤容器などに直接触らないよ
うにして薬剤の受け渡しを行なっている。また、上記薬
袋は上述したように紙製の袋体であって透視できず、表
面に記載された情報と内容物との対応はこの薬袋を開い
て確認するようにしているが、内容物が外方から確認で
きるように薬袋を透明な包装材料から作成することも提
案されている。 【0004】しかしながら、上記薬袋に情報をプリンタ
を用いて記録するときに問題が発生している。即ち、薬
袋の正面板と背面板とは離れ易いものであって、その間
に空気が入った状態で薬袋を電子写真方式などのプリン
タにセットして若干の膨らみを持ったまま情報出力する
と、薬袋の所定位置に情報が適正に記載されなくなった
り、プリンタ内部の用紙送り機構部に引っ掛るなどして
用紙詰まりを発生させるという問題がある。一方、内容
物が外部から見える薬袋の包装材料としては透明な合成
樹脂フィルムが用いられているが、薬袋の正面板と背面
板とが擦れ合うことによって静電気が生じやすいもので
ある。そして、静電気が溜まっているその薬袋を上記電
子写真方式のプリンタにセットして情報出力するとトナ
ーの転移が適正に行われず、情報が明確に記載されなく
なるという問題も生じている。そこで本発明は上記事情
に鑑み、電子写真方式、インクジェット方式、感熱記録
方式の何れかのプリンタを用いて情報が記載できる透明
な包装材料からなる薬袋において、すくなくともプリン
タによる情報出力を行なうときに正面板と背面板とが離
れないようにすることを課題とし、薬袋への情報を前記
プリンタ機器を用いて適正に記載できるようにすること
を目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、電子写真方式、インクジェット方
式、感熱記録方式の少なくとも何れかの方式により記録
可能な受容層を表層に備えて電子情報の記録が可能な包
装材料から製袋されて、内容物が前記包装材料を通して
見ることのできる袋であって、相対する内壁面が剥離可
能に仮着されていることを特徴とする薬袋を提供して、
上記課題を解消するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1と図2に示す
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は薬袋
で、該薬袋1は二枚の包装材料2を重ね合わせて対向す
る三方の辺部をヒートシールなどにより貼り合わせて残
りの一辺を開放した形態に設けられている。そして、正
面板3と背面板4との内、正面板3にあってその表面
が、収容する薬剤名、収容量、服用方法などを記載する
ための情報記載部5として構成されていて、この薬袋1
を電子写真方式、インクジェット方式、感熱記録方式の
内の何れか方式とするプリンタにセットし、カルテ情報
や処方情報に基づいてこの薬袋に収容すべき薬剤の情
報、服用情報などの情報Aが記載されるようにしてい
る。記載される情報Aには上記薬剤の情報、服用情報な
どの可変情報の他に、病院名などの固定情報も含まれる
が、このような固定情報については予め印刷しておいて
もよい。 【0007】上記薬袋1の包装材料2は透視できる合成
樹脂フィルムを基材2aとしていて、その材質として
は、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ
エステルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ−p
−フェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ
塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステルが好まし
い。また、これらの共重合体やブレンド物やさらに架橋
したものを用いることも可能である。 【0008】上記合成樹脂フィルムが、表面処理、すな
わちコロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中な
ど)や易接着処理が施されたフィルムである場合、後述
の受容層2bとの密着性、耐水性、耐溶剤性などが改良
されるのでより好ましく使用される。易接着処理には各
種の方法を用いることができ、フィルム製造工程中でア
クリル系、ウレタン系、ポリエステル系などの各種接着
剤を塗布したもの、あるいは一軸または二軸延伸後のフ
ィルムに上記のような各種接着剤を塗布したものなどが
好適に用いることができる。また、包装材料は透明フィ
ルムでも着色されたフィルムでもよい。 【0009】上記合成樹脂フィルムの厚みは特に限定さ
れないが、通常、5μm以上200μm以下、好ましく
は10μm以上100μm以下、さらに好ましくは20
μm以上50μm以下であるのが望ましい。 【0010】受容層2bは、各種プリンタで採用されて
いる電子写真方式によるトナー像やインクジェット方式
によるインク像、熱転写方式によるインク像を設ける層
であり、上記基材2aに対して積層形成されたものであ
る。受容層2bとして用いられる樹脂としては、ポリエ
ステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、アイオ
ノマー樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂、エチレン−
アクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共
重合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重合樹脂、エ
チレン−メタクリル酸共重合樹脂、エチレン−ビニルア
ルコール共重合樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ
ビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアルキ
レンオキシド樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ゼラチ
ン等が使用できるが、これらに限定されない。 【0011】上記包装材料2からなる薬袋1は上記情報
の未記載の時点において、図2に示すように相対する正
面板3と背面板4との内壁面3a,4aが剥離可能に仮
着されていて、薬袋1の形態は偏平なシート状に形成さ
れている。このように正面板3と背面板4とが仮着して
いるため、正面板3と背面板4とが相互に擦れ合うこと
がない。よって静電気が生じることがなく、仮に電子写
真方式のプリンタにこの薬袋1をセットして情報出力し
ても、適正にトナーが転移して明瞭な情報が上記情報記
載部5に記載できるようになる。また、仮着により正面
板3と背面板4との間に空気層などが存在せずに薬袋1
が偏平なシート状であるため、情報記載部5の受容層2
bに適正にトナーやインキ、熱転写インキが受容される
こととなり、良好な情報記載が行われる。正面板3と背
面板4との内壁面相互を剥離可能に仮着するには、製袋
工程中の正面板3と背面板4とが重ね合わされている時
点や正面板3と背面板4になる二枚の包装材料が重ね合
わされている時点で所要の圧力のプレス圧を加えるよう
にすればよいが、ごの手法に限定されるものではない。 【0012】薬袋1において正面板3と背面板4とを構
成する包装材料2が仮着していることから、上記情報出
力が行われた後の薬剤投入口6の開き操作性を考慮し
て、図示のように正面板3と背面板4との何れか一方を
上方に延設しておくことが良好である。なお、上記実施
の例は、二枚の包装材料を重ね合わせて対向する三辺を
ヒートシールしたものであるが、本発明はこの例に限定
されるものではなく、一枚の包装材料を二つ折りして二
つの側辺をヒートシールした形態や、側面にマチを有す
るガセット形式のものであってもよい。また、受容層は
上記情報記載部を含めて文字、符号、図柄、地紋などが
上記プリンタなどで設けられる部分にあればよく、背面
板の外面にこれら情報などが何ら施されない場合にはそ
の背面板を構成する包装材料に受容層を備える必要はな
い。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように本発明の薬袋によれ
ば、電子写真方式、インクジェット方式、感熱記録方式
の少なくとも何れかの方式により記録可能な受容層を表
層に備えて電子情報の記録が可能な包装材料から製袋さ
れて、内容物が前記包装材料を通して見ることのできる
袋であって、相対する内壁面が剥離可能に仮着されてい
ることを特徴とするものである。このように薬袋の相対
する内壁面が剥離可能に仮着されていることで、相対す
る包装材料の擦り合わせが無くなって静電気の発生を防
止でき、電子写真方式のプリンタを用いて情報出力する
際のトナー転移が適正に行なえるようになる。そして、
仮着によって薬袋が偏平なシート状を呈するため、トナ
ーやインキ、熱転写インキなどの受容が適正となり、こ
れによっても情報を明瞭に記載できるようになるなど、
実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る薬袋の一例を示す説明図である。 【図2】図1X−X線に沿った一部断面を示す説明図で
ある。 【符号の説明】 1…薬袋 2…包装材料 3…正面板 3a…内壁面 4…背面板 4a…内壁面 5…情報記載部 6…薬剤投入口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】電子写真方式、インクジェット方式、感熱
    記録方式の少なくとも何れかの方式により記録可能な受
    容層を表層に備えて電子情報の記録が可能な包装材料か
    ら製袋されて、内容物が前記包装材料を通して見ること
    のできる袋であって、相対する内壁面が剥離可能に仮着
    されていることを特徴とする薬袋。
JP2002097039A 2002-03-29 2002-03-29 薬 袋 Pending JP2003291982A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1577110A1 (en) * 2004-03-15 2005-09-21 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermosensitive recording medium and method of manufacturing the same

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EP1710090A1 (en) * 2004-03-15 2006-10-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermosensitive recording medium and method of manufacturing the same
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