JP2003287927A - トナー用樹脂組成物およびその製法 - Google Patents

トナー用樹脂組成物およびその製法

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JP2003287927A
JP2003287927A JP2002090745A JP2002090745A JP2003287927A JP 2003287927 A JP2003287927 A JP 2003287927A JP 2002090745 A JP2002090745 A JP 2002090745A JP 2002090745 A JP2002090745 A JP 2002090745A JP 2003287927 A JP2003287927 A JP 2003287927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐ブロッキング性、耐フィルミン
グ性に優れると共に、特に低温定着性、耐オフセット性
に優れるトナー用樹脂組成物、およびその製造方法の提
供を課題とする。 【解決手段】 本発明のトナー用樹脂組成物は、酸価5
mgKOH/g〜40mgKOH/gで、かつ、重量平
均分子量8,000〜30,000の架橋樹脂と多価金
属化合物との反応物100重量部に対し、酸価2mgK
OH/g〜15mgKOH/gで、かつ、重量平均分子
量4,000〜12,000の低分子量樹脂を50重量
部〜100重量部混合したものてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法等にあ
って潜像坦持体上の静電潜像を現像するためのトナー用
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置として、潜像坦持体
である感光体ドラムや感光体ベルト等の感光体を画像形
成装置の本体に回転可能に支持し、画像形成動作時には
感光体における感光層に静電潜像を形成した後、この潜
像をトナーによって非接触方式で可視像化し、次いでそ
の可視像をコロナ転写や転写ローラを使用して転写材に
直接転写する方式や転写ドラムまたは転写ベルト等の中
間転写媒体に可視像を一旦転写した後、転写材に再転写
する方式がある。
【0003】このような方式は、モノクロ画像形成装置
に使用されているが、更に、カラー画像形成装置にあっ
ては、複数の感光体や現像機構を用い、転写ベルトや転
写ドラム上の可視化像を紙等の転写材上に複数の色画像
を順次重ね合わせて転写し、定着する方式が知られてい
る。これらの方式において、ベルトを使用するものはタ
ンデム方式、ドラムを使用するものは転写ドラム方式と
して分類されている。また、これとは別に中間転写媒体
上に色画像を順次一次転写し、その一次転写画像を一括
して転写材上に二次転写する中間転写方式も知られてい
る。
【0004】これらの画像形成装置にあって、トナー画
像を転写材に定着させる一方式として加熱定着させる方
式が採用されているが、近年の複写作業の効率化、省エ
ネルギー化、複写機の小型、高速化に伴い、加熱定着方
式に用いられるトナーとしてはより低い温度で定着する
トナーが求められ、また、トナー粒子の凝集によるブロ
ッキングを生じないこと、また、定着に際して加熱ロー
ル等にトナーが付着する現象(オフセット現象)を生じ
ないこと、また、用紙等の転写材に強固に付着し、定着
性に優れるトナーであることが要求されている。
【0005】特開昭64−15755号公報には、架橋
ポリエステル樹脂100重量部に対して、重量平均分子
量3,000〜50,000の直鎖状ポリエステル樹脂
との混合物からなるトナー用樹脂組成物が開示され、低
温定着性の改善を目的として低分子量ポリエステル樹脂
と耐オフセット性を実現するための架橋ポリエステル樹
脂を混合することを記載するが、低温定着性を実現する
ためには、低分子量ポリエステル樹脂をかなり低融点に
する必要があり、そのため、ガラス転移温度が低下し、
保存中、または高温多湿条件下ではトナー粒子の凝集に
よるブロッキングが発生したり、また、帯電量が低下す
るといった問題が生じ、また、感光体等へのトナー融着
(フィルミング)を発生するという問題がある。
【0006】また、特開平3−229264号公報に
は、5〜60mgKOH/gの酸価を有する線状ポリエ
ステル樹脂と5mgKOH/g未満の酸価を有する非線
状ポリエステル樹脂との混合結着樹脂100重量部に対
して0.2〜10重量部の割合の多価金属化合物を溶融
混練し、架橋処理させてトナー用樹脂組成物とすること
を記載し、多価金属化合物の存在下でも非線状ポリエス
テル樹脂は実質的に架橋することなく、分子量の増大が
ないため低温定着性を損なうことがないことを記載する
が、低分子量分の架橋は不均一になりやすく、架橋の制
御が困難であり、定着に際しての再現性が得られないと
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐ブロッキ
ング性、耐フィルミング性に優れると共に、特に低温定
着性、耐オフセット性に優れるトナー用樹脂組成物、お
よびその製造方法の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のトナー用樹脂組
成物は、酸価5mgKOH/g〜40mgKOH/g
で、かつ、重量平均分子量8,000〜30,000の
架橋樹脂と多価金属化合物との反応物100重量部に対
し、酸価2mgKOH/g〜15mgKOH/gで、か
つ、重量平均分子量4,000〜12,000の低分子
量樹脂を50重量部〜100重量部混合したことを特徴
とする。
【0009】上記の多価金属化合物が、多価金属含有有
機顔料および/または多価金属含有電荷制御剤であるこ
とを特徴とする。
【0010】上記の架橋樹脂および低分子量樹脂がポリ
エステル樹脂であり、該低分子量樹脂におけるポリエス
テル樹脂が線状ポリエステル樹脂であることを特徴とす
る。
【0011】上記のトナー用樹脂組成物が、非磁性一成
分トナー用樹脂組成物であることを特徴とする。
【0012】上記のトナー用樹脂組成物における120
℃における損失弾性率が1KPa〜5KPaであり、ま
た、180℃における損失弾性率20Pa〜80Paで
あり、かつ、(180℃における損失弾性率)/(12
0℃における損失弾性率)で示される粘度低下率が2.
5%〜15%であることを特徴とする。
【0013】本発明のトナー用樹脂組成物の製造方法
は、酸価5mgKOH/g〜40mgKOH/gで、か
つ、重量平均分子量8,000〜30,000の架橋樹
脂と多価金属化合物とを最高温度50℃で加熱混合して
反応させた後、該反応物100重量部に対して酸価2m
gKOH/g〜15mgKOH/gで、かつ、重量平均
分子量4,000〜12,000の低分子量樹脂50重
量部〜100重量部を最高温度120℃で加熱混合する
ことを特徴とする。
【0014】上記の製造方法における架橋樹脂および低
分子量樹脂がポリエステル樹脂であり、該低分子量樹脂
におけるポリエステル樹脂が線状ポリエステル樹脂であ
ることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明における架橋樹脂および低
分子量樹脂としては、例えばポリエステル樹脂、スチレ
ン−アクリル樹脂等のトナー用樹脂であればよいが、以
下、ポリエステル樹脂を例として説明する。架橋ポリエ
ステル樹脂における酸成分、アルコール成分としては、
下記の2官能カルボン酸類及びジオール類、及び3価以
上のポリカルボン酸または3価以上のポリオールの少な
くとも1種が例示される。
【0016】2官能カルボン酸類としては、例えば2価
のカルボン酸、2価のカルボン酸の無水物及びそのエス
テル類等の誘導体であり、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ジフェニル−p,p′−ジカルボン酸、
ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ナフタレン−2,
6−ジカルボン酸、ジフェニルメタン−p,p′−ジカ
ルボン酸、ベンゾフェノン−4,4′−ジカルボン酸、
1,2−ジフェノキシエタン−p,p′−ジカルボン
酸、マレイン酸、フマル酸、グルタル酸、シクロヘキサ
ンカルボン酸、コハク酸、マロン酸、アジピン酸或はこ
れらの無水物やエステル化物などが例示される。
【0017】また、ジオール成分としては、例えばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、シク
ロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、
1,4−ブテンジオール等のアルキレングリコール、ビ
スフェノールA、水添ビスフェノールA、ポリオキシプ
ロピレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,0)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェノル)プロパン、
2,2′−(1,4−フェニレンビスオキシ)ビスエタ
ノール、1,1′−ジメチル−2,2′−(1,4−−
フェニレンビスオキシ)ビスエタノール、1,1,
1′,1′−テトラメチル−2,2′−(1,4−フェ
ニレンビスオキシ)ビスエタノール等が例示される。
【0018】3価以上のポリカルボン酸としては、例え
ばトリメリット酸、ピロメリット酸、シクロヘキサント
リカルボン酸類、2,5,7−ナフタレントリカルボン
酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,
4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリ
カルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチレンカ
ルボキシルプロパン、1,3−ジカルボキシル−2−メ
チル−2−メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メ
チレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタ
ンテトラカルボン酸及びそれらの無水物、エステル化物
等が例示される。
【0019】また、3価以上のポリオールとしては、例
えばソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトー
ル、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペ
ンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、しょ
糖、1,2,4−メンタトリオール、グリセリン、2−
メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−
ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロ
ールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシメチルベン
ゼン等が例示される。
【0020】架橋ポリエステル樹脂は、上述の2官能カ
ルボン酸類及びジオール類に加えて、上述の3価以上の
ポリカルボン酸または3価以上のポリオールの少なくと
も1種の成分をジブチル錫オキサイド等の触媒の存在
下、加熱攪拌し、反応水を除去しつつ縮重合反応させて
得られる。架橋ポリエステル樹脂の酸価は5mgKOH
/g〜40mgKOH/g、好ましくは25mgKOH
/g〜30mgKOH/gとされ、また、重量平均分子
量は8,000〜30,000、好ましくは15,00
0〜25,000、重量平均分子量(Mw)/数平均分
子量(Mn)は5〜12、好ましくは8〜10である。
【0021】架橋ポリエステル樹脂における酸価が5m
gKOH/g未満であると、後述する多価金属化合物に
よる実質的な架橋反応が生じなく、また、40mgKO
H/gを超えると多価金属化合物による架橋反応が進み
すぎ、トナー用樹脂組成物としたときの定着温度が上昇
するなどの問題が生じる。
【0022】次に、多価金属化合物としては、2価以上
の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体類が例示され
る。2価以上の金属としてはAl、Ba、Ca、Cd、
Co、Cr、Cu、Fe、Hg、Mg、Mn、Ni、P
b、Sn、Sr、Zn等が例示され、また、有機金属化
合物としては上記金属のカルボン酸塩、アルコキシレー
ト、有機金属錯体、キレート化合物が挙げられるが、多
価金属化合物として多価金属含有の有機顔料、荷電制御
剤を使用するのが好ましい。
【0023】多価金属含有有機顔料とは、金属が何らか
の形で有機化合物と結合して有機顔料を構成するもので
あり、金属種としてはカルシウム、バリウム、ストロン
チウム、マンガン、マグネシウム等が例示され、具体的
には、Pigment Red 57:1(Ca含
有)、Pigment Red 53:1(Ba含
有)、Pigment Red 52:1(Ba含
有)、Pigment Red 48:1(Ba含
有)、Pigment Yellow 62(Ca含
有)、Pigment Yellow 168(Ca含
有)、Pigment Yellow 191(Ca含
有)、Pigment Blue 1(Mo含有)、P
igment Blue 17(Ba含有)等が例示さ
れ、架橋樹脂100重量部に対して1重量部〜15重量
部、好ましくは3重量部〜7重量部の割合で反応させる
とよい。また、金属種として鉄、ニッケル、コバルト等
が例示される金属錯体顔料を使用してもよく、有機顔料
における金属よりも架橋性は低いものの適用可能であ
る。
【0024】また、多価金属含有荷電制御剤とは、金属
が何らかの形で有機化合物と結合して荷電制御剤を構成
するものであり、金属種としては鉄、クロム、亜鉛、ニ
ッケル、スズ、マグネシウム、ジルコニウム等が例示さ
れ、具体的にはオリエント化学工業(株)製の「ボント
ロン E−84」(亜鉛錯体)、同「ボントロン E−
81」(クロム錯体)、同「ボントロン E−88」
(Al錯体)、同「ボントロン C−34」(Cr錯
体)、保土ヶ谷化学工業(株)製の「T−77」(Fe
錯体)、同「T−95」(Cr錯体)等が例示され、架
橋樹脂100重量部に対して、0.5重量部〜5重量
部、好ましくは、1重量部〜2重量部の割合で反応させ
るとよい。
【0025】多価金属化合物は、架橋樹脂と共に、例え
ばヘンシェルミキサー、サイクロミックス等に投入した
のち、連続式2本ロール、二軸押出し混練機、プラネタ
リーミキサー、双腕ニーダー等に所定量投入し、最高温
度50℃で5分〜15分混練される。
【0026】本発明においては、架橋ポリエステル樹脂
に多価金属化合物を反応させ、多価金属化合物を金属原
子または金属イオンを介して架橋ポリエステル樹脂中に
固定するものであるが、架橋ポリエステル樹脂は高分子
であるために、金属による架橋は分子間よりも分子内架
橋しやすく、架橋ポリエステル樹脂における分子量は殆
ど増大しない。
【0027】また、多価金属化合物の固有抵抗は樹脂に
比して低く、トナーの帯電能力を低下させるが、架橋ポ
リエステル樹脂中に多価金属化合物を固定することがで
きるために、少量でもトナー粒子に安定した帯電サイト
が形成され、高温高湿下での帯電安定性に優れるトナー
粒子となるものと考えられる。
【0028】また、多価金属化合物として有機顔料、荷
電制御剤を使用すると、有機顔料、荷電制御剤を金属原
子による架橋反応により固定することができるので、有
機顔料、荷電制御剤の分散性に優れるトナー用樹脂組成
物とできる。
【0029】次に、低分子量のポリエステル樹脂として
は、上述した2官能カルボン酸類及びジオール類との縮
重合反応により得られるもので、好ましくは線状ポリエ
ステル樹脂であり、重量平均分子量が4,000〜1
2,000、好ましくは8,000〜9,000で、重
量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が2〜1
0、好ましくは3〜5のものである。また、酸価として
は2mgKOH/g〜15mgKOH/g、好ましくは
5mgKOH/g〜10mgKOH/gのものである。
低分子量ポリエステル樹脂における酸価が15mgKO
H/gより高いと低温定着性が損なわれるので好ましく
ない。
【0030】架橋ポリエステル樹脂と多価金属化合物と
の反応生成物と低分子量のポリエステル樹脂とは、反応
生成物100重量部に対して50重量部〜100重量
部、好ましくは80重量部〜90重量部の割合で、2軸
押出混練機でシリンダにおける最高温度120℃、2分
〜5分の滞留時間で混練することにより、本発明のトナ
ー用樹脂組成物が製造される。低分子量のポリエステル
樹脂が少ないと、低温定着性に問題が生じ、また、多過
ぎると耐オフセット性、耐ブロッキング性、耐フィルミ
ング性に問題が生じる。
【0031】架橋ポリエステル樹脂と多価金属化合物と
の反応生成物に、低分子量ポリエステル樹脂を加熱混練
すると、特に耐オフセット性に悪影響を与える低分子量
成分ほど架橋ポリエステル樹脂中に潜り込みやすく、上
記の混合条件により架橋ポリエステル樹脂の分子鎖内に
取り込まれると共に、架橋ポリエステル樹脂中の金属イ
オンが低分子量ポリエステル樹脂のアンカーとして作用
し、架橋ポリエステル樹脂中に弱く固定され、組成物と
して安定化するものと考えられる。そのため、低温定着
性を低分子量分で確保しつつ、耐オフセット性に優れた
トナーが得られる。特に、架橋ポリエステル樹脂と多価
金属化合物の混練段階、続く、架橋ポリエステル樹脂と
多価金属化合物との反応物と低分子量ポリエステル樹脂
の混練段階の各段階で確実に多価金属化合物による架橋
反応が行われるために、定着の再現性も容易に得られ、
ゲル化も生じないトナー用樹脂組成物とできる。
【0032】本発明のトナー用樹脂組成物には、その性
能を損なわない範囲で他の公知の樹脂、例えばエポキシ
樹脂、スチレン−アクリル系共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体を混合使用してもよい。また、本発明の
トナー用樹脂組成物には、熱定着ロールに対する離型性
を目的として、カルナウバワックス、ライスワックス、
モンタンワックス等のワックス類、低分子量ポリプロピ
レンワックス、低分子量ポリエチレンワックス等のポリ
オレフィンワックス、エステルワックス等を添加しても
よい。離型剤としては、架橋ポリエステル樹脂と多価金
属化合物との反応生成物と低分子量樹脂100重量部に
対して0.5重量部〜3重量部の割合とするとよい。
【0033】他の樹脂やワックス類の添加に際しては、
低分子量樹脂と共に添加するとよく、低分子量樹脂同様
に、架橋ポリエステル樹脂と多価金属化合物との反応生
成物中に包接され、安定化させることができる。
【0034】また、本発明のトナー用樹脂組成物は、常
法により粉砕、分級され、重量平均粒子径5μm〜10
μm、好ましくは6μm〜9μmとされた後、疎水性シ
リカ等の流動性向上剤が外添処理され、トナーとされ
る。
【0035】本発明で得られるトナーは、架橋ポリエス
テル樹脂に対する多価金属化合物による架橋反応を分子
内で確実に生じさせることができるので、トナー用樹脂
組成物として重量平均分子量を10,000〜30,0
00と小さくできる。また、フロー軟化点が95℃〜1
20℃、また、ガラス転移点は55℃〜65℃のものと
できる。また、非オフセット域は140℃〜200℃、
定着強度良好域は150℃〜 200℃と広く、低温定
着性、耐オフセット性に優れると共に、定着強度良好域
においては、後述する消しゴムを使用した画像濃度の残
存率の測定では、非オフセット域内では殆ど1に等し
く、定着強度に優れるものである。
【0036】また、本発明のトナーは、加熱ローラを使
用して定着されるが、一般に、トナーの定着性、耐オフ
セット性を制御する要因として、トナーにおける動的粘
弾性である貯蔵弾性率と損失弾性率が影響することが良
く知られている。貯蔵弾性率と損失弾性率は、一般的な
粘弾性を有する物質の振動実験において定義される粘弾
性特性であり、複素弾性率の実数部分を貯蔵弾性率
(G′)、虚数部分を損失弾性率(G″)といい、具体
的には貯蔵弾性率はトナーの弾性の度合を示す指標とさ
れ、また、損失弾性率は粘性の度合を示す指標とされて
いる。
【0037】本発明のトナー用樹脂組成物は、120℃
における損失弾性率が1KPa〜5KPaであり、ま
た、180℃における損失弾性率20Pa〜80Paで
あり、かつ、(180℃における損失弾性率)/(12
0℃における損失弾性率)で示される粘度低下率が2.
5%〜15%のものとなる。これに対して、比較例との
対比で説明するように、酸価の高い低分子量ポリエステ
ル樹脂を使用して同様にトナー用樹脂組成物としてもそ
の粘度低下率は2.2%にすぎない。すなわち、低分子
量ポリエステル樹脂における酸価を制御することによ
り、加熱ロールのニップ間において120℃から180
℃へ温度が上昇するにつれてその粘性を低下させること
ができ、紙の繊維間の空隙により浸透しやいものとな
り、定着性に優れるトナーとできるものと考えられる。
【0038】トナー用樹脂組成物における樹脂としてポ
リエステル樹脂を例として説明したが、例えばスチレン
アクリル樹脂の場合には、アクリル酸等のカルボキシル
基含有モノマーと例えばスチレン等のビニル単量体との
共重合体を重合させる際に、多価モノマーを同時に反応
させることにより酸価を有する架橋スチレンアクリル樹
脂とすることができ、上述の同様に多価金属化合物との
反応物とした後、低分子量スチレンアクリル樹脂と混合
して同様にトナー用樹脂組成物とすることができる。ま
た、他にポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン
樹脂であっても同様である。
【0039】なお、本発明にあって、 (1) 酸価測定 試料を予想される酸価に応じて秤量し、テトラヒドロフ
ランとエタノール(体積比)=3:1混合溶媒に溶解、
または溶解性の不十分なものについては加温溶解した。
この試料を用いJIS K0070に準拠して酸価を測
定した。 (2) 軟化点(Tm) 島津製作所製「定荷重押出型細管式レオメータ フロー
テスターCFT−500D」を用いて、下記条件にて測
定する。
【0040】測定試料の調製:測定試料としてトナー約
1gを圧縮成型し、フローテスタのシリンダの内径に合
わせた円柱状試料とした。
【0041】測定条件 荷重 20Kgf、ダイ穴 1mm、ダイ長さ 1mm 測定方法 : 1/2法 (3) 分子量分布の測定 トナー5mgを5gのTHFに溶解し、樹脂成分以外の
THF不溶分およびコンタミ物質を除去するため、ポア
サイズ0.2μmのメンブランフィルターを通して、G
PC用サンプルを調製した。こうして調製したサンプル
を、GPCを用いて、下記条件にて測定する。 カラム : 昭和電工(株)製「Shodex(GPC)KF806M +KF802.5」 カラム温度 : 30℃ 溶媒 : THF(テトラヒドロフラン) 流速 : 1.0ml/min. 検出器 : UV検出器(検出波長254nm) 標準試料 : 単分散ポリスチレン標準試料(重量平均分子量580から 390万) (4) ガラス転移点(Tg) トナー10mgをアルミニウム製セルにパッキングし、
セイコーインスツルメント(株)製「DSC120」を
用いて下記の条件で測定する。 測定温度 : 0〜200℃ 昇温速度 : 10℃/min Tg : 2度目の昇温時のDSC曲線より読
み取る。 (5) 「粒径」という場合「平均粒径」を意味し、コ
ールターカウンターTA-II 型(コールターカウンター社
製)を用い、100μmのアパチャーチューブで粒径別
相対重量分布を測定することにより求める。また、シリ
カ粒子等の外添剤の粒径は、電子顕微鏡法によった。 (6) 各トナーにおける帯電量(μc/g)はトレッ
ク・ジャパン(株)製「吸引式小型粉体帯電量測定装
置、210HS」による測定値である。 (7) 動的粘弾性測定は、レオメトリックサイエンテ
ィフィック社製「ARES粘弾性測定システム」を使用
して下記の条件にて測定した。
【0042】使用治具: パラレルプレート(φ25m
m) 測定試料の調製: パラレルプレート間に測定試料とし
てトナー約1gを載せ、プレートを測定開始温度に加熱
した後、プレートからはみだした部分をトリミングして
プレートの直径に合わせた円柱状試料とした。プレート
間の高さ(Gap)は1mm以上2mm以下となるよう
に調整した。
【0043】測定周波数: 0.16Hz、(1Hz=
6.28rad/sec) 測定歪み: 測定開始温度において、歪み依存性(St
rain Sweep)モードで、測定試料に徐々に大
きな歪みを与え、与えた歪みに対し、貯蔵弾性率
(G′)および損失弾性率(G″)が線形である領域に
おける最大歪みを測定歪みとした。尚、測定歪みは全て
10%に設定した。
【0044】測定モード:温度依存性モード(Temp
Ramp) 尚、設定した測定歪みが測定温度域で常
時維持されるように、Auto Strain、Aut
oTesionを作動状態に設定した状態で測定を行な
った。また、測定は、測定開始温度から5℃/min.
の速度で昇温させながら行なった。
【0045】
【実施例】以下、実施例により、更に本発明を説明す
る。
【0046】 (実施例1) ・ テレフタル酸とトリメリット酸の酸混合物と、ビスフェノールAプロピレン オキサイド付加物との重縮合架橋ポリエステル(重量平均分子量23,400、 Mw/Mn=9.0、酸価27mgKOH/g) ・・ 50重量部 ・ Pigment Red 57:1(Ca含有) ・・ 5重量部 ・ オリエント化学工業(株)製の「ボントロン E−81」(クロムイオン含 有) ・・ 1重量部 の組成をヘンシェルミキサー(1000rpm、3分)
で混合した後、連続式2本ロール(ロール最高温度:5
0℃、供給量2Kg/h、混練時間10分)で混練した
後、直径2mm程度に粗粉砕した。この粉砕物につい
て、その重量平均分子量を測定したところ、22,50
0であった。次いで、 ・ 粗粉砕物 ・・ 56重量部 ・ テレフタル酸とビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物との重縮合ポ リエステル樹脂(重量平均分子量9,560、Mw/Mn=3.1、酸価2mg KOH/g) ・・ 50重量部 ・ カルナウバワックスC1(加藤洋行社製) ・・ 3重量部 の組成をヘンシェルミキサー(1000rpm、3分)
で混合した後、2軸押出機(シリンダの最高温度:12
0℃、滞留時間3分)で溶融混練し、冷却後、粉砕・分
級して、重量平均分子量D50が8μmのトナー母粒子を
得た。
【0047】このトナー母粒子100重量部に対して、
シリカRX200(12nm、日本エアロジル社製)を
1.5重量部の割合で添加し、ヘンシェルミキサーで混
合して、トナーを得た。このトナーの120℃における
損失粘弾性率は、2.65KPa、180℃における損
失粘弾性率は0.159KPaであり、粘度低下率は
6.0%であった。
【0048】(実施例2)実施例1におけるテレフタル
酸とビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物との
重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子量9,560、
Mw/Mn=3.1、酸価2mgKOH/g)に代え
て、テレフタル酸とビスフェノールAプロピレンオキサ
イド付加物との重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子
量10,000、Mw/Mn=3.5、酸価7mgKO
H/g)を使用した以外は、同様にしてトナーを調製し
た。このトナーの120℃における損失粘弾性率は2.
42KPa、180℃における損失粘弾性率は0.10
4KPaであり、粘度低下率は4.3%であった。
【0049】(実施例3)実施例1におけるテレフタル
酸とビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物との
重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子量9,560、
Mw/Mn=3.1、酸価2mgKOH/g)に代え
て、テレフタル酸とビスフェノールAプロピレンオキサ
イド付加物との重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子
量9,980、Mw/Mn=3.4、酸価14mgKO
H/g)を使用した以外は、同様にしてトナーを調製し
た。このトナーの120℃における損失粘弾性率は2.
22KPa、180℃における損失粘弾性率は0.08
4KPaであり、粘度低下率は3.8%であった。
【0050】(比較例1)実施例1におけるテレフタル
酸とビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物との
重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子量9,560、
Mw/Mn=3.1、酸価2mgKOH/g)に代え
て、テレフタル酸とビスフェノールAプロピレンオキサ
イド付加物との重縮合ポリエステル樹脂(重量平均分子
量9,430、Mw/Mn=3.5、酸価22mgKO
H/g)を使用した以外は、同様にしてトナーを調製し
た。このトナーの120℃における損失粘弾性率は1.
98KPa、180℃における損失粘弾性率は0.04
4KPaであり、粘度低下率は2.2%であった。
【0051】得られた各トナーについて、非オフセット
域、定着強度良好域について下記のごとくに評価した。
【0052】コニカ(株)製「カラーレーザープリンタ
KL−2010」を使用して画像形成した。但し、定
着操作は、プリンタから熱ローラからなる定着器(定着
ユニット)を取り外し、外部駆動装置により独立して駆
動可能とし、定着ニップ時間を調整できるように改造し
た定着器を使用した。また、紙上のトナー画像に接する
側のローラ(定着ローラ)の表面温度は100℃から2
00℃まで制御できるように改造した。
【0053】また、定着ローラ表面にシリコーンオイル
を塗布する塗布手段は取り外し、また、印字されていな
いA4サイズ白紙を1,000枚通紙させ、さらに、定
着ローラ表面をイソプロピルアルコールにより清掃し、
ローラ表面からシリコーンオイルを除去した。また、以
後、定着性評価用画像を定着器に通過通紙する毎に定着
ローラ表面をイソプロピルアルコールにより清掃し、さ
らに綿布にて乾拭きし、定着ローラ表面にシリコーンオ
イルの無い状態を維持した。
【0054】定着ローラ表面からシリコーンオイルを除
去した定着器を使用して、定着性評価用画像をニップ幅
8mm、通過時間50msecの条件にて定着した。
【0055】なお、定着評価用画像は、紙(富士ゼロッ
クスオフィスサプライ(株)製PPC用紙「P紙」)先
端から10mmの位置に20mm四方の領域に均一にト
ナーを付着させた所謂ベタ画像であり、トナー付着量は
0.4mg/cm2 に調整した。
【0056】非オフセット域 定着ローラの表面温度を段階的に変化させながら、未定
着の画像サンプルを通紙し、画像、またはその一部が通
紙時に定着ローラに転移した後、後続の紙に移行してい
るか否かを目視で判定した。紙への移行のあるものをオ
フセットあり、ないものをオフセットなしとし、オフセ
ットの生じない温度域を求めた。
【0057】定着強度良好域 上記の非オフセット域を確認した後、定着サンプルの定
着像を消しゴム(ライオン事務機製 砂字消し「LIO
N 261−11」)を押圧荷重1Kgfで5回擦り、
画像濃度の残存率をX−Rite Inc社製「X−R
ite model 404」により測定した。画像濃
度残存率80%以上の温度領域を定着強度良好域とし
た。その結果を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】表からわかるように、各実施例のトナー
は、比較例に比して、低温定着性、耐オフセット性共に
優れることがわかる。
【0060】
【発明の効果】本発明によると、耐ブロッキング性、耐
フィルミング性に優れると共に、特に低温定着性、耐オ
フセット性に優れるトナーとでき、また、該トナーを効
率よく製造できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA01 AA06 AB02 CA08 CA17 DA01 EA03 EA06 EA10 4F070 AA47 AB09 AB22 AC31 AC88 AE04 AE08 AE30 FA03 FA17 FB06 FB09 GA08 4J002 CF011 CF032 EC076 EG006 FD096 FD146 FD207 GQ00 GS00 4J029 AA01 AB01 AB04 AB07 AC02 AC05 AD01 AD02 AD10 AE18 BA03 BA04 BA05 BA07 BB13A BD06A BD10 BF08 BF09 BF26 CA03 CA04 CA06 CB04A CB05A CB06A CB10A CB12A CC05A CD03 CE04 CF13 FC02 FC07 FC08 FC12 FC14 FC32 FC35 FC36 GA13 GA14 JB133 JB173 JF073 JF133 JF143 JF163 JF193 JF223 JF373 JF513 JF543 JF563 JF573 KH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸価5mgKOH/g〜40mgKOH
    /gで、かつ、重量平均分子量8,000〜30,00
    0の架橋樹脂と多価金属化合物との反応物100重量部
    に対し、酸価2mgKOH/g〜15mgKOH/g
    で、かつ、重量平均分子量4,000〜12,000の
    低分子量樹脂を50重量部〜100重量部混合したこと
    を特徴とするトナー用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 多価金属化合物が、多価金属含有有機顔
    料および/または多価金属含有電荷制御剤であることを
    特徴とする請求項1記載のトナー用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 架橋樹脂および低分子量樹脂がポリエス
    テル樹脂であり、該低分子量樹脂におけるポリエステル
    樹脂が線状ポリエステル樹脂であることを特徴とする請
    求項1、または請求項2記載のトナー用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 トナー用樹脂組成物が、非磁性一成分ト
    ナー用樹脂組成物であることを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれか1つ記載のトナー用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 トナー用樹脂組成物における120℃に
    おける損失弾性率が1KPa〜5KPaであり、また、
    180℃における損失弾性率20Pa〜80Paであ
    り、かつ、(180℃における損失弾性率)/(120
    ℃における損失弾性率)で示される粘度低下率が2.5
    %〜15%であることを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれか1つ記載のトナー用樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 酸価5mgKOH/g〜40mgKOH
    /gで、かつ、重量平均分子量8,000〜30,00
    0の架橋樹脂と多価金属化合物とを最高温度50℃で加
    熱混合して反応させた後、該反応物100重量部に対し
    て酸価2mgKOH/g〜15mgKOH/gで、か
    つ、重量平均分子量4,000〜12,000の低分子
    量樹脂50重量部〜100重量部を最高温度120℃で
    加熱混合することを特徴とするトナー用樹脂組成物の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 架橋樹脂および低分子量樹脂がポリエス
    テル樹脂であり、該低分子量樹脂におけるポリエステル
    樹脂が線状ポリエステル樹脂であることを特徴とする請
    求項6記載のトナー用樹脂組成物の製造方法。
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JP2015169892A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社リコー 白色トナー、並びに該白色トナーを用いた画像形成方法および画像形成装置

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