JP2003287572A - 地震被害推定方法 - Google Patents

地震被害推定方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震が起こった場合に発生するマイコンメー
タの遮断数を推定する地震被害推定方法を提供する。 【解決手段】 地震被害推定方法が、複数の地区毎の地
震の加速度の大きさまたはその相当量を設定する地震情
報設定工程と、上記複数の地区毎で、各顧客施設に設置
された所定の閾値以上の加速度を検知して自動的にユー
ティリティ供給の遮断を行う感震遮断装置の加速度の大
きさを、上記感震遮断装置の設置状況に関する属性情報
に基づいて導出する加振力導出工程と、導出された上記
感震遮断装置の上記加速度の大きさ、および上記閾値に
基づいて、上記感震遮断装置の遮断状況を推定する遮断
状況推定工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地震の影響による感
震遮断装置の遮断状況を推定する方法に関し、更には上
記感震遮断装置の遮断によって生じる影響を推定する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、地震などによる所定の閾値以
上の加速度を検知して自動的にユーティリティ供給の遮
断を行う感震遮断装置を顧客宅へ設置することが進めら
れている。感震遮断装置は、ユーティリティ供給経路途
中に設けられた、揺れ(加速度)を検知する感震機能部
と、その加速度が所定値以上である場合に上記ユーティ
リティ供給経路の遮断を行う遮断部とを少なくとも備え
てなる装置である。ユーティリティとしてガスを例に挙
げると、顧客宅へ設置されている検針用のメータは上述
の感震機能部と遮断部とが搭載されたマイコンメータ
(感震メータ)として構成されている。従って、比較的
規模の大きな地震が発生した際には顧客宅へのガス供給
が、遮断部(遮断弁)が自動的に作動することによって
遮断されるため、ガス漏れによる二次災害の発生を防止
することができる。
【0003】また、遮断弁を復帰させてガスの供給を再
開する場合には、閉じられた遮断弁を機械的に押し戻す
構造が採用されているため、顧客自身でも遮断弁の復帰
を実施することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
地震が発生してマイコンメータの遮断弁が作動した場
合、自身でマイコンメータの復帰を行わない、または行
うことができない顧客からは、ガス供給が停止されたこ
とによる苦情などの通報が多数寄せられると考えられ
る。更に、マイコンメータの復帰作業を行うためにその
顧客宅へ作業員を向かわせることも必要になる。
【0005】この場合、実際にどのくらいの数のマイコ
ンメータにおいて遮断動作が行われるのかは、地震の規
模、顧客宅におけるマイコンメータの設置状況によって
様々であるため、その数を推定することは困難であっ
た。特に、マイコンメータが設置されている建物の耐震
性(揺れの特性)によって、マイコンメータ自身での加
速度の大きさも異なるため、その遮断状況も様々であ
る。同じく、マイコンメータの遮断が行われたことによ
り、どのくらいの数の通報が寄せられるのか、およびど
のくらいの数の作業員を顧客宅へ向かわせる必要がある
のかといった推定も困難であった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、地震が起こった場合の感震遮断
装置の遮断数を推定する地震被害推定方法を提供する点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る地震被害推定方法の第一の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、複数の地
区毎の地震の加速度の大きさまたはその相当量を設定す
る地震情報設定工程と、前記複数の地区毎で、各顧客施
設に設置された所定の閾値以上の加速度を検知して自動
的にユーティリティ供給の遮断を行う感震遮断装置の加
速度の大きさを、前記感震遮断装置の設置状況に関する
属性情報に基づいて導出する加振力導出工程と、導出さ
れた前記感震遮断装置の前記加速度の大きさ、および前
記閾値に基づいて、前記感震遮断装置の遮断状況を推定
する遮断状況推定工程とを含む点にある。
【0008】上記課題を解決するための本発明に係る地
震被害推定方法の第二の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記遮断状況推定工程において、更に、前記感震遮
断装置の前記所定の閾値以下での遮断確率に基づいて、
前記感震遮断装置の遮断状況の推定が行われる点にあ
る。
【0009】上記課題を解決するための本発明に係る地
震被害推定方法の第三の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴
構成に加えて、推定された前記感震遮断装置の遮断状況
に応じて、前記感震遮断装置の遮断によって生じる作業
負荷量を推定する負荷量推定工程を含む点にある。
【0010】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る地震被害推定方法の第一の特徴構成によれば、複
数の地区毎の地震の加速度の大きさまたはその相当量を
設定し、上記感震遮断装置の設置状況に関する属性情報
と上記地震の加速度の大きさまたはその相当量とを併せ
て考慮することで、地面の揺れの大きさではなく、上記
感震遮断装置自体の揺れの大きさを推定することができ
る。その結果、どのくらいの数の感震遮断装置が遮断動
作を行うのかを推定することができる。
【0011】本発明に係る地震被害推定方法の第二の特
徴構成によれば、上記遮断状況推定工程において上記感
震遮断装置の上記所定の閾値以下での遮断確率が考慮さ
れるので、上記感震遮断装置において検知される揺れの
大きさが上記閾値以下であっても、その揺れを検知して
遮断動作を行うと推定される感震遮断装置の数を見積も
ることができる。
【0012】本発明に係る地震被害推定方法の第三の特
徴構成によれば、どのくらいの数の感震遮断装置が遮断
動作を行うのかを推定することができることから、上記
感震遮断装置の遮断によって生じる作業負荷量をその遮
断数に応じて推定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る地震被害推
定方法が実施される地震被害推定システムの構成につい
て図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、ユー
ティリティ供給経路途中に設けられ、地震などによる揺
れ(加速度)を検知する感震機能部と、その加速度が所
定値以上である場合に上記ユーティリティ供給経路の遮
断を行う遮断部とを備えてなる感震遮断装置として、上
記感震機能部と上記遮断部とガス使用量(ユーティリテ
ィ使用量)の検針を行う検針部とを備えたマイコンメー
タ(感震メータ)を例示して説明を行う。但し、感震遮
断装置は上記感震メータに限定されるものではなく、水
道や電気などのユーティリティ供給経路に設けられた他
の感震遮断装置であっても同様である。
【0014】図1に例示する地震被害推定システムは、
一般的なコンピュータを用いて実現可能な情報処理装置
1と、各地の地震の揺れの大きさまたはその相当量を格
納する地震情報データベース2と、感震メータの設置状
況、遮断弁が作動する揺れの閾値などの属性情報を格納
している属性情報データベース3とを備えてなる。地震
情報データベース2が格納している各地の地震の揺れの
大きさとしては、地震における加速度の時間変化波形か
ら求められ、地面の揺れの大きさを表す指標である最大
加速度(galまたはcm/sec2)、同様に地震に
おける加速度の時間変化波形から求められ、一般的な構
造物がどれくらい大きく揺れるかを表す指標であるSI
値(kineまたはcm/sec)などがあり、それら
の情報をここでは地震情報と呼ぶ。これらの地震情報
は、実際に設置された各地区の地震計において収集され
た値(またはそれに基づく推定値)である場合もあれ
ば、シミュレーション用として作成された仮想地震にお
ける値である場合もある。
【0015】次に、本発明に係る地震被害推定方法を図
1に示す情報処理装置1において実施する際の工程につ
いて図1および図2を参照して説明する。まず、工程1
00において、複数の地区毎の地震の加速度(地表面で
の最大加速度)の大きさまたはその相当量を設定する地
震情報設定工程が行われる。上述の地区毎の地震の加速
度は、実際に地震が発生した場合には、各地に設置され
た地震計によって測定されて地震情報データベース2に
収集された値、およびその値に基づく推定値(例えば、
A地点とC地点との中間のB地点での加速度を、A地点
とC地点での加速度の平均値から導出した場合など)で
ある地震情報を使用することができる。また、地震が発
生したと仮定するシミュレーションを行う場合には、上
述の地区毎の地震の加速度は、地震情報データベース2
に格納されている仮想地震データ(地震情報)を使用す
ることができる。この仮想地震データにおいては、過去
に実際に発生した地震情報を利用することもでき、或い
は過去の地震情報を改変して作成すること、または新た
に作成することなどでも構わない。
【0016】次に、工程102において、上記地震情報
によって揺れの大きさがそれぞれ規定された複数の地区
毎で、各顧客施設に設置された感震メータでの加速度の
大きさを、上記感震メータの設置状況に関する属性情報
に基づいて導出する加振力導出工程が行われる。ここ
で、感震メータの設置状況に関する属性情報として、感
震メータがどのような施設の、どのような部位に設置さ
れているのかという情報がある。例えば、感震メータが
どのような建物の何階に設置されているのかという情報
である。
【0017】例えば、地震の揺れを受動的に低減する免
震装置が設けられた建物や、地震の揺れを能動的に低減
する制振装置が設けられた建物の場合には、その建物中
に設置された感震メータで検出される加速度は、地表面
での加速度よりも小さい値となる。他方で、上述のよう
な免震装置および制振装置が設けられていない建物(単
に剛性を高めただけの耐震構造の建物も含む)では、そ
の建物中に設置された感震メータで検出される加速度
は、地表面での加速度よりも大きくなり、上層階になる
ほど揺れ(加速度)も大きくなる。
【0018】図3には、地震情報(地表面での最大加速
度)および感震メータの属性情報に基づいて、感震メー
タが設置された部位での加速度を導出する際に参照する
ことができるパラメータを示す。尚、ここで示すパラメ
ータは、(財)日本建築センターから出版されている
「建築設備耐震設計・施工指針―1997年度版―」に
記載されている値を部分的に引用したものである。この
パラメータは、どの程度の加速度の大きさに耐えること
ができるかを表す値であり、例えば、耐震クラスSで設
計された建物の上層階では地表面での加速度の2倍の加
速度に耐えることができるように設計されている。つま
り、免震装置や制振装置などが設けられることで、地震
の揺れを低減させるような建築構造が採用された耐震ク
ラスSの建物の上層階部分に設置された感震メータで検
出される加速度は、地表面での加速度の1/2にまで低
減されていると単純に見なすこともできる。尚、パラメ
ータが1以下の値で記載されているのは、地表面での加
速度よりも小さい加速度に耐えることができればよい
(建物の地表面部分を800galの加速度に耐え得る
ような基準で設計する場合であっても、パラメータが
0.6の場合には800×0.6=480galの加速
度に耐え得るような基準で設計することが許される)と
いう意味であり、設置された感震メータでの加速度の大
きさは地表面での加速度と同じであると見なす。
【0019】従って、感震メータが設置されている建物
がどの耐震クラスで設計されたのか、およびどの階に設
置されているのかを属性情報として保持しておくこと
で、地震が発生した場合にその感震メータで検出される
加速度の大きさを推定することができる。具体的には、
感震メータが設置された部位での加速度を導出する場
合、各地区の地表面での地震の加速度(地震情報)と、
図3に例示したパラメータの逆数との積を導出すること
が行われる。その結果、地表面での加速度が同じである
地区内に設置された各感震メータで検出される加速度に
は分布が現れる。
【0020】図4に例示するのは、ある地区の地表面で
の地震の加速度が250(gal)であった場合に、そ
の地区内の各顧客施設に設置された各感震メータの加速
度の分布を例示的に図示している。ほとんどの感震メー
タは地表面での地震の加速度(250gal)と同じで
あるが、地下階に設置されているメータ、地表面よりも
揺れが小さくなるような建物の所定部位に設置されてい
る感震メータ、地表面よりも揺れが大きくなるような建
物の所定部位に設置されている感震メータなどが存在す
るため、図4に示したような分布が地区毎に得られる。
ここで、図4に示したように各地区に設置された感震メ
ータでの加速度の分布ではなく、地区毎に得られた感震
メータの加速度の分布を集計して表示しても構わない。
【0021】次に、工程104において、上記加振力導
出工程で導出された上記感震メータの加速度の大きさ、
および上記感震メータの遮断閾値に基づいて、感震メー
タの遮断状況を推定する。具体的には、図4に示したよ
うな地区毎の感震メータでの加速度の分布、または複数
の地区の全ての感震メータでの加速度の分布と、それら
の感震メータが遮断動作を行う加速度の閾値(ここで
は、250gal)とから、感震メータの遮断状況を推
定することができる。
【0022】ここで、複数の地区の全ての感震メータで
の加速度の分布を用いて、感震メータの遮断状況を推定
した場合には、この地震により遮断動作を行う感震メー
タの総数を知ることができる。その結果、顧客対応など
の作業負荷量の総量が如何ほどになるのかを推定するこ
とができるため、業務担当者の増員または減員などの対
策案を準備することができる。ここで想定する作業負荷
量としては、感震メータが遮断されたことでガスの供給
が停止されたことによる顧客からの通報受付業務や、遮
断された感震メータの復帰作業等があり、上記感震メー
タの遮断数が多いほど上述の作業負荷量も増大すると推
定することができる。また、感震メータの遮断数に応じ
て変動するのであれば、他の様々な作業負荷量について
も適用することができる。
【0023】或いは、地区毎の感震メータでの加速度の
分布を用いて、感震メータの遮断状況を推定した場合に
は、地区毎のメータ遮断数を知ることができる。その結
果、遮断数の多い地区において顧客対応などの作業負荷
量が増大することを推定することができるため、どの地
区に業務担当者を振り分ければ良いのかなどの対策案を
準備することができる。
【0024】<別実施形態> <1>上述の実施形態では、感震メータでの加速度に応
じて遮断動作が行われることを説明したが、工程104
において感震メータの遮断閾値以下での遮断確率(属性
情報)を考慮することで、より正確な感震メータの遮断
状況を推定することができる。例えば、250(ga
l)の加速度を検知して遮断動作を行うように遮断閾値
が設定された感震メータが複数台設けられている場合、
全ての感震メータが250(gal)という閾値の加速
度を検知して初めて遮断動作を行うのではなく、250
(gal)未満の加速度を検知した時点で既に遮断動作
を行う感震メータも存在する。これを感震メータの累積
遮断率として図5に例示する。
【0025】図5に例示するのは、250(gal)の
加速度を検知して遮断動作を行うように遮断閾値が設定
された感震メータの累積遮断率であるが、150(ga
l)の加速度を検知した時点で全感震メータの約30%
の数の感震メータが遮断動作を行い(つまり、150
(gal)での遮断確率が約30%である)、200
(gal)の加速度を検知した時点で全感震メータの約
95%の数の感震メータが遮断動作を行い(つまり、2
00(gal)での遮断確率が約95%である)、25
0(gal)の加速度を検知した時点で全感震メータ
(100%)が遮断動作を行うような特性を有してい
る。例えば、250(gal)の加速度を検知して遮断
動作を行うよう設定されたX台の感震メータが200
(gal)の加速度を検知した際、感震メータの遮断確
率を考慮しない場合に推定される感震メータの遮断数は
ゼロであるが、遮断確率を考慮した場合に推定される感
震メータの遮断数はX×0.95台であるというよう
に、より正確な感震メータの遮断状況を推定することが
可能となる。
【0026】また、ここで説明した感震メータの遮断確
率(属性情報)は、工程104において情報処理装置1
が参照可能であるように属性情報データベース3に格納
しておくことができる。尚、図5に例示した感震メータ
の遮断確率(累積遮断率)のグラフはその一例であり、
感震メータの種類や、設置後の経時年数などによっても
変化するため、それらの影響を考慮した遮断確率につい
ての情報が属性情報データベース3に格納されることが
好ましい。
【0027】<2>上述の実施形態では図3に例示した
パラメータを用いて各感震メータで検出される加速度の
大きさを大まかに推定したが、必ずしも図3のパラメー
タを使用する必要はない。例えば、地表面での加速度に
対して建物の所定部位での加速度がどれくらいになるの
かを詳細に見積もることができるパラメータがあれば、
それを使用して感震メータでの加速度を推定すればよ
い。
【0028】<3>実際に地震が発生した場合に各感震
メータの加速度の大きさや遮断状況を収集することがで
きるようなシステムを構築しておけば、上述のように導
出した感震メータでの推定の加速度や推定の遮断状況
を、実際の加速度および遮断状況と対比することができ
るため、その対比結果に基づいて本発明に係る地震被害
推定方法における感震メータの加速度および遮断状況の
導出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地震被害推定システムの構成図である。
【図2】地震被害推定方法の工程を説明する図である。
【図3】感震メータの加速度を導出するためのパラメー
タである。
【図4】感震メータで検知される加速度の分布を示すグ
ラフである。
【図5】感震メータの累積遮断率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 地震情報データベース 3 属性情報データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 110 G06F 17/60 110 19/00 100 19/00 100 Fターム(参考) 2F030 CB01 CC02 CC13 CF05 CF11 2G064 AB19 BA02 CC13 CC54 3J071 AA02 BB11 EE19 EE23 FF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地区毎の地震の加速度の大きさま
    たはその相当量を設定する地震情報設定工程と、 前記複数の地区毎で、各顧客施設に設置された所定の閾
    値以上の加速度を検知して自動的にユーティリティ供給
    の遮断を行う感震遮断装置の加速度の大きさを、前記感
    震遮断装置の設置状況に関する属性情報に基づいて導出
    する加振力導出工程と、 導出された前記感震遮断装置の前記加速度の大きさ、お
    よび前記閾値に基づいて、前記感震遮断装置の遮断状況
    を推定する遮断状況推定工程とを含む地震被害推定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記遮断状況推定工程において、更に、
    前記感震遮断装置の前記所定の閾値以下での遮断確率に
    基づいて、前記感震遮断装置の遮断状況の推定が行われ
    る請求項1に記載の地震被害推定方法。
  3. 【請求項3】 推定された前記感震遮断装置の遮断状況
    に応じて、前記感震遮断装置の遮断によって生じる作業
    負荷量を推定する負荷量推定工程を含む請求項1または
    請求項2に記載の地震被害推定方法。
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