JP2003286785A - 防犯機能付クレセントおよび防犯システム - Google Patents

防犯機能付クレセントおよび防犯システム

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JP2003286785A
JP2003286785A JP2003048858A JP2003048858A JP2003286785A JP 2003286785 A JP2003286785 A JP 2003286785A JP 2003048858 A JP2003048858 A JP 2003048858A JP 2003048858 A JP2003048858 A JP 2003048858A JP 2003286785 A JP2003286785 A JP 2003286785A
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crescent
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crime prevention
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Takanari Terakawa
隆成 寺川
Yoshihiro Nakamura
好宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレセント本体が窓枠に正常に固着されてい
る限り、不正操作検出スイッチが作動して発信回路が反
応することを回避し、防犯に寄与する。 【解決手段】 クレセント本体2に備えられ、操作ハン
ドル7の閉鎖位置から開放位置への切替を検出する開閉
操作検出スイッチ21と、窓枠からのクレセント本体2
の取外しを検出する不正操作検出スイッチ22と、クレ
セント本体2に備えられ、開閉操作検出スイッチ21と
不正操作検出スイッチ22の少なくとも何れか一方から
の信号に基いて作動して、電波を発信する発信回路19
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯機能付クレセ
ントおよび防犯システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミサッシ等の窓枠を不正に開放して
家屋に侵入する犯罪を防止するための機能を備えた防犯
機能付クレセントおよび防犯システムとして、例えば、
特開平7−134790号に示されるようなワイヤレス
戸締確認システムが既に公知である。
【0003】このワイヤレス戸締確認システムは、一方
の窓枠に取り付けられたクレセント本体に設けられた開
閉用の操作ハンドルの先端にマグネットを取り付ける一
方、この操作ハンドルと近接する他方の窓枠上にマグネ
ットで作動するリードスイッチを内蔵したワイヤレス送
信器を取り付け、操作ハンドルのロック/アンロック操
作に伴って生じるマグネットの移動をリードスイッチで
検出してワイヤレス送信器を作動させることで警報装置
を起動させるように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、クレセント
本体と独立させて、リードスイッチを内蔵したワイヤレ
ス送信器をサッシ枠上に配備する必要があり、窓枠の美
観を損ねるといった弊害があった。また、ワイヤレス送
信器がサッシ枠と独立して別に設置されているため、こ
のサッシ枠が防犯機能を備えていることが透明なガラス
を通して外部から一目瞭然であり、不正な侵入者がこれ
を察知して回避し、別の窓枠やドアから侵入したり、あ
るいは、窓ガラスを破ってワイヤレス送信器やクレセン
トを除去するといった可能性もあった。また、独立した
ワイヤレス送信器をクレセントと分けて別に配備する必
要上、防犯システムを構成するための要素の数が増え、
防犯システムを敷設する際のコストが割高となる問題が
あった。
【0005】しかも、クレセント本体とワイヤレス送信
器との相対的な取り付け位置の関係、つまり、マグネッ
トとリードスイッチとの相対的な位置関係を厳密に定め
なければワイヤレス送信器を的確なタイミングで作動さ
せることができないので、施工時におけるワイヤレス送
信器やクレセント本体の取り付け作業を精密に行わなけ
ればならないといった煩わしさがあった。
【0006】
【特許文献】特開平7-134790号公報 特開平10-88877
号公報 特開2000-54693号公報 実願昭59-67643号のマイクロ
フィルム 実願昭52-106372号のマイクロフィルム 特開昭64-1797
8号公報 登録実用新案第3061836号公報 特開平10-292702号公
報 特開平9-189156号公報
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、前記従来技術の欠点を
解消し、窓枠上に独立したワイヤレス送信器を設置する
必要がなく、目立たず、防犯システムの構成要素の数も
少なくて済み、施工時の取り付け作業も容易に行うこと
のできる防犯機能付クレセントおよび防犯システムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る防犯機能付クレセントは、操作ハンド
ルの開放位置と閉鎖位置への切替により、一方の窓枠に
配備された係止片と、他方の窓枠に配備されたクレセン
ト本体の係合部材とを係脱させて、前記窓枠をロック/
アンロックするためのクレセントにおいて、前記クレセ
ント本体に備えられ、前記操作ハンドルの閉鎖位置から
開放位置への切替を検出する開閉操作検出スイッチと、
前記窓枠からの前記クレセント本体の取外しを検出する
不正操作検出スイッチと、前記クレセント本体に備えら
れ、前記開閉操作検出スイッチと前記不正操作検出スイ
ッチの少なくとも何れか一方からの信号に基いて作動し
て、電波を発信する発信回路とを有し、前記操作ハンド
ルをアンテナとして前記発信回路に接続したという構成
を採っている。
【0009】このように、発信回路と開閉操作検出スイ
ッチとをクレセント本体の内部に一体的に配備したの
で、窓枠上にクレセント本体と独立したワイヤレス送信
器を配備する必要がなくなり、窓枠の美観が向上する。
しかも、クレセント本体が防犯機能を備えていることを
外部の侵入者が見破ることは事実上不可能であり、侵入
者がこれを回避して別の窓枠やドアから侵入しようとす
るといった問題も解消される。
【0010】更に、開閉操作検出スイッチと不正操作検
出スイッチは、少なくとも何れか一方のスイッチがON
となった場合、つまり、操作ハンドルが操作されるか、
クレセント本体が窓枠から取り外された場合に、発信回
路が自動的に作動するようになっている。したがって、
クレセント本体が窓枠に正常に固着されている限り、不
正操作検出スイッチが作動して発信回路が反応すること
はない。
【0011】また、防犯システムを構成するために必要
とされる独立した要素の数も減るため、防犯システムを
敷設する際のコストの上昇が抑制される。
【0012】更に、開閉操作検出スイッチがクレセント
本体それ自体に組み込まれているので、クレセント本体
と独立させて窓枠上にハンドル操作検出用のリードスイ
ッチ等を配備するような従来技術とは違って、施工時に
おける装置の厳密な位置決め作業も不要となる。
【0013】更に、前記操作ハンドルは、前記クレセン
ト本体に対して電気的に絶縁されて取り付けられ、当該
操作ハンドルがアンテナとして前記発信回路に接続され
ている。
【0014】従って、発信回路の作動時にアンテナとし
て機能する操作ハンドルに、係止片や窓枠のインピーダ
ンスが付加されることはないため、アンテナとしての操
作ハンドルのインピーダンスは低い値に抑えられ、僅か
な消費電力で電波を出力することが可能となり、また、
インピーダンスの変動もないので安定した発信状態を確
保することができる。
【0015】また、前記開閉操作検出スイッチは、前記
操作ハンドルの回転動作に伴って回転する回転カムに備
えられた突起と、前記突起により押圧されるリードとを
有し、操作ハンドルの係合部材が係止片から離脱するタ
イミングにて前記リードが前記突起で押圧されて前記操
作ハンドルの切替を検出するようにすることが望ましい
ものである。
【0016】したがって、前記開閉操作検出スイッチ
は、係止片から係合部材が離脱する直前の操作ハンドル
の回転位置を検出し、この検出が行われている瞬間だけ
発信回路を作動させるので、発信回路の作動による電力
消費が僅かなもので済むことができる。
【0017】また、前記開閉操作検出スイッチは、中立
位置から前記開放位置或いは前記閉鎖位置側にコイルス
プリングにて付勢されていることが望ましいものであ
る。これにより、前記開閉操作検出スイッチを回動さる
操作ハンドルが不用意な中立位置で停止することが防止
される。
【0018】本発明に係る防犯システムは、前述した防
犯機能付クレセントと、この防犯機能付クレセントの発
信回路からの電波を受信して作動する警報装置とによっ
て構成される。
【0019】警報装置は防犯機能付クレセントと別のユ
ニットとして構成されているので、発信回路からの電波
が届く範囲内であれば、家屋内外の任意の場所に設置す
ることが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1は本発明を適用し
た一実施形態の防犯機能付クレセント1の外観を示した
斜視図、また、図2〜図3および図5は防犯機能付クレ
セント1の組み立て工程を追って防犯機能付クレセント
1の内部構造を示した側面図と断面図である。
【0021】本実施形態の防犯機能付クレセント1は、
図1に示されるように、概略において、クレセント本体
2と係止片3とによって構成される。
【0022】このうちクレセント本体2は図1に示され
るようにして一方の窓枠4に固着して配備され、他方の
窓枠5に固着された係止片3に係合する係合部材6と、
この係合部材6を係止片3に対して係脱させるための操
作ハンドル7とを備える。
【0023】操作ハンドル7はアルミ合金等の導電性材
料によって形成され、テーパ状の円弧型突条から成る係
合部材6は、図1に示されるように、この操作ハンドル
7と一体に形成されている。
【0024】操作ハンドル7の裏面側には、図2(a)
および図2(b)に示されるように、導電性材料からな
るシャフト8が突出して固着され、クレセント本体2の
主要部を構成するケーシング9の中央部の肉厚部に穿設
された貫通孔10に、合成樹脂等の絶縁材料から成る段
付スリーブ11を介して回転自在に軸支されている。
【0025】また、ケーシング9は機械的な強度を考慮
して、操作ハンドル7と同等の金属材料によって形成さ
れ、ケーシング9と操作ハンドル7との間は絶縁材とな
る段付スリーブ11によって確実に絶縁されている。
【0026】そして、シャフト8の先端には、導電性材
料によって形成されたディスク状の回転カム12が、図
3(a)および図3(b)に示されるようにして、シャ
フト8に対して回転不能な状態で一体的に固着されてい
る。また、回転カム12には、周方向に沿って延びる円
弧状の長穴13が穿設され、ケーシング9の中央部の肉
厚部に植設されて長穴13に突入した回転位置規制ピン
14と長穴13との係合関係によって、ケーシング9に
対する回転カム12および操作ハンドル7の回転限度が
規制されている。
【0027】操作ハンドル7は図3(a)に示される完
全閉鎖位置から図3(a)内での方向性を基準として反時
計方向に180°、あるいは、図1に示される完全閉鎖
位置から図1内での方向性を基準として時計方向に18
0°の範囲で回転が可能である。回転位置規制ピン14
は合成樹脂等の絶縁材料によって形成されているので、
この回転位置規制ピン14を介して回転カム12とケー
シング9とが導通することはない。また、回転カム12
の裏面とケーシング9の肉厚部との間には段付スリーブ
11の鍔部が介在しているので、回転カム12の裏面が
ケーシング9と直に接触して導通することもない。
【0028】図3(a)および図3(b)に示されるよ
うに、回転カム12の表面には、合成樹脂等の絶縁材料
から成るピン15が一体的に固着され、ケーシング9の
内側に植設されたスプリング係止ピン16に一端を係止
されたコイルスプリング17の他端が係止されている。
【0029】このコイルスプリング17は操作ハンドル
7を回転付勢する支点越えバネとして機能し、ケーシン
グ9に対する操作ハンドル7の回転位置が閉鎖位置寄り
の回転位置にある場合、つまり、操作ハンドル7の回転
位置が図3(a)の完全閉鎖位置を基準として反時計方
向に0°〜90°の範囲内にある場合には、操作ハンド
ル7を完全閉鎖位置に向けて図3(a)の時計方向に付
勢し、また、ケーシング9に対する操作ハンドル7の回
転位置が開放位置寄りの回転位置にある場合、つまり、
操作ハンドル7の回転位置が図3(a)の完全閉鎖位置
を基準として反時計方向に90°〜180°の範囲内に
ある場合には、操作ハンドル7を完全開放位置に向けて
図3(a)の反時計方向に付勢する。
【0030】このコイルスプリング17の支点越えバネ
機能により、操作ハンドル7が不用意な中立位置で停止
することが防止される。なお、ここでいう完全開放位置
とは、図3(a)において長穴13の端部13aが回転
位置規制ピン14に接したときの操作ハンドル7の回転
位置、つまり、図3(a)あるいは図1の状態から操作
ハンドル7が180°回転したときの操作ハンドル7の
回転位置である。
【0031】図4(a)および図4(b)はクレセント
本体2のケーシング9に内蔵される回路基板18の外観
を示した図である。
【0032】図4(a)および図4(b)に示されるよ
うに、この回路基板18は、電波を発信するための発信
回路19と、この発信回路19を駆動するための電源と
なるボタン電池20、および、操作ハンドル7の操作を
検出して発信回路19を作動させるための開閉操作検出
スイッチ21と、一方の窓枠4からクレセント本体2が
取り外されたことを検出して発信回路19を作動させる
ための不正操作検出スイッチ22とを備える。
【0033】開閉操作検出スイッチ21はリード21a
が押圧された場合にだけONとなるノーマリー・オープ
ンのマイクロスイッチ等によって構成することが可能で
あり、また、不正操作検出スイッチ22はリード22a
が押圧状態から開放された場合にだけONとなるノーマ
リー・クローズのマイクロスイッチ等によって構成する
ことが可能である。
【0034】また、回路基板18の裏面側に固着された
端子25は、回路基板18の表側に配備された発信回路
19の信号出力部と電気的に接続されている。回路基板
18上のプリント配線のパターン等に関しては、本発明
の要旨と直接の関わりがないので、説明を省略する。
【0035】図6は回路基板18上に配備されたパーツ
の電気的な接続関係を概略で示したブロック図である。
開閉操作検出スイッチ21と不正操作検出スイッチ22
は、図6に示されるように、電源となるボタン電池20
と発信回路19との間に並列して接続されており、少な
くとも何れか一方のスイッチがONとなった場合、つま
り、操作ハンドル7が操作されるかクレセント本体2が
窓枠4から取り外された場合に、発信回路19が自動的
に作動するようになっている。
【0036】発信回路19の構成に関しては自動車のキ
ーレスエントリーシステム等に用いられる発信器と実質
的に同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、
ここでいうキーレスエントリーシステムとは、自動車の
キーに装備された発信器によって自動車のドアロックを
外部からロック/アンロック状態に遠隔操作するものの
ことである。
【0037】回路基板18をクレセント本体2のケーシ
ング9に装着した状態を図5(a)および図5(b)に
示す。図5(a)および図5(b)に示されるとおり、
回路基板18は、不正操作検出スイッチ22を外側に向
けた状態でケーシング9の裏面側から挿入され、その四
隅をビスによってケーシング9の基板受け部23に固定
される。回路基板18の中央部に設けられた開口部24
は、回路基板18の組み付け作業に際し、回路基板18
の裏面側に配備された開閉操作検出スイッチ21のリー
ド21aや端子25とケーシング9側の回転カム12と
の相対的な位置関係を的確に把握して、両者の干渉を回
避しながら円滑な組み立て作業を行うための覗き窓であ
る。
【0038】回路基板18の裏面側に設けられた端子2
5は、図5(a)に示されるように、回転カム12の外
周に弾性をもって摺接し、発信回路19の信号出力部と
操作ハンドル7とを電気的に接続する。操作ハンドル7
は、既に述べた通り、アルミニウム合金等の導電性材料
によって形成されており、この操作ハンドル7が発信回
路19と電気的に接続してアンテナとして機能すること
になる(図6参照)。実際には、操作ハンドル7に加
え、これを持って操作する人間の体もアンテナとして機
能することになるので、発信回路19の設計に当たって
は、この点も考慮すべきである。
【0039】また、回転カム12の外周部には図5
(a)に示されるような突起12aが設けられている。
そして、操作ハンドル7の開閉操作に伴って生じる回転
カム12の回転運動に伴って突起12aが開閉操作検出
スイッチ21のリード21aを押圧すると、開閉操作検
出スイッチ21がOFFの状態からONの状態に変化
し、突起12aがリード21aの先端を通過するまでの
間、この状態が維持されて発信回路19が作動する。
【0040】突起12aが開閉操作検出スイッチ21の
リード21aを押圧するのは、図5(a)に示されるよ
うな完全閉鎖位置から操作ハンドル7を図5(a)内の
方向性を基準に反時計方向に略90°、あるいは、図1
において操作ハンドル7を時計方向に略90°回転させ
た段階、つまり、操作ハンドル7の係合部材6が係止片
3から離脱する直前のタイミングである。
【0041】図1に示されるように、係合部材6はテー
パ状の円弧型突条によって形成されているので、操作ハ
ンドル7を略90°の位置まで回転させた状態では、係
合部材6のテーパ面6aと係止片3の折り返し屈曲部3
aの内側との間に一定の間隙が生じて両者が絶縁され
る。
【0042】従って、発信回路19の作動時にアンテナ
として機能する操作ハンドル7に、アルミニウム合金製
の係止片3や窓枠5のインピーダンスが付加されること
はない。また、クレセント本体2のケーシング9は段付
スリーブ11によって操作ハンドル7と完全に絶縁され
ているので、アルミニウム合金製のケーシング9や窓枠
4のインピーダンスがアンテナとしての操作ハンドル7
に付加されることもない。
【0043】このため、アンテナとしての操作ハンドル
7のインピーダンスは低い値に抑えられ、僅かな消費電
力で電波を出力することが可能となり、また、インピー
ダンスの変動もないので安定した発信状態を確保するこ
とができる。
【0044】実際にロックを解除して窓枠4,5を開け
られるようになるのは操作ハンドル7を90°以上回転
させて係合部材6と係止片3との嵌合が完全に解除され
てからのことであり、開閉操作検出スイッチ21の作動
タイミング、即ち、発信回路19の作動タイミングは、
それよりも僅かに早めである。つまり、発信回路19を
作動さることなく窓枠4,5を開くことはできない。
【0045】この実施形態では、係止片3を操作ハンド
ル7やケーシング9と同等のアルミニウム合金等で形成
しているため、係止片3や窓枠5のインピーダンスがア
ンテナとしての操作ハンドル7に付加されるのを防止す
る必要上、開閉操作検出スイッチ21の作動タイミング
を前記のように厳密に設定する必要があるが、係止片3
を絶縁材料である合成樹脂等で形成した場合には、係合
部材6と係止片3との接触によるインピーダンスの増大
の問題はないので、開閉操作検出スイッチ21の作動タ
イミングは、係合部材6と係止片3との嵌合が完全に解
除される前の段階であれば何時の時点であっても構わな
い。
【0046】このようにして構成されたクレセント本体
2は、その上下両端部に穿設された貫通孔26に表側か
らネジ27を通され、図1に示されるようにして一方の
窓枠4に固着される。
【0047】クレセント本体2を窓枠4に固着すること
により、回路基板18上に設けられた不正操作検出スイ
ッチ22のリード22aが窓枠4の当接面によって押圧
され、ノーマリー・クローズの不正操作検出スイッチ2
2が図6に示されるような状態に開路(OFF)され
る。従って、クレセント本体2が窓枠4に正常に固着さ
れている限り、不正操作検出スイッチ22が作動して発
信回路19が反応することはない。
【0048】しかし、外部からの侵入者がこのクレセン
ト本体2を窓枠4から取り外して窓枠4,5のロックを
解除しようとした場合には、クレセント本体2が窓枠4
の当接面から離間することでリード22aに作用する押
圧力が失われ、不正操作検出スイッチ22が自動的にノ
ーマリー・クローズの状態(ON)に復帰するので、操
作ハンドル7を開閉操作した場合と同様にして発信回路
19が作動することになる。
【0049】図7は防犯機能付クレセント1に内蔵され
た発信回路19からの電波を受けて作動する警報装置2
8の外観を示した斜視図、また、図8は警報装置28の
内部構造を簡略化して示した機能ブロック図であり、本
実施形態の防犯システムは、これらの防犯機能付クレセ
ント1と警報装置28とによって構成される。
【0050】図7および図8に示されるとおり、警報装
置28は、発信回路19からの電波を受信するための受
信回路29と、受信回路29による電波の検出を刺激と
して設定時間だけ作動するタイマ回路30、および、警
報スピーカ32に供給する電力を調整するためのボリュ
ーム31を備え、タイマ回路30の作動時間を設定する
ためのタイマ設定スイッチ33とボリューム設定スイッ
チ34は、ユーザーが自由に操作できるように警報装置
28のケーシングの外側に取り付けられている。図7に
おける符号35は、この警報装置28を家庭用の室内電
源に接続するためのコード、符号36は警報装置28の
作動/非作動を設定するためのON/OFFスイッチ、
また、符号37はパイロットランプである。
【0051】この実施形態の防犯機能付クレセント1に
は発信回路19の作動を禁止するための格別の電源スイ
ッチは設けられていないので、家人の要求による窓枠
4,5の開け閉めに必要とされる防犯機能付クレセント
1のロック/アンロック操作の場合にも開閉操作検出ス
イッチ21が無条件に反応し、その都度、発信回路19
が作動して電波が発信されることになるが、警報装置2
8側のON/OFFスイッチ36を切るか、あるいは、
ボリュームを低めに設定しておけば、警報スピーカ32
からの無闇な警報出力を禁止することができる。無論、
ボリューム設定スイッチ34とON/OFFスイッチ3
6に代えてボリューム付スイッチを使用してもよい。
【0052】また、警報出力の音量自体はボリューム設
定スイッチ34の操作によって自由に調整することがで
き、警報装置28の作動時間、つまり、警報スピーカ3
2からの警報出力の継続時間は、タイマ設定スイッチ3
3によって自由に調整することが可能である。
【0053】発信される電波の周波数が同一である複数
の防犯機能付クレセント1を同一家屋各所の窓枠部分に
配備するようにすれば、単一の警報装置28を配備する
だけで、何れかの窓枠の防犯機能付クレセント1が開閉
操作されたことを的確に検出することができる。
【0054】また、発信される電波の周波数が異なる複
数の防犯機能付クレセント1を同一家屋各所の窓枠部分
に配備すると共に警報装置28を多チャンネル化し、警
報装置28に各周波数に対応した警報ランプ等を設ける
ようにすれば、どこの窓枠の防犯機能付クレセント1が
操作されたかを特定することも可能である。
【0055】更に、近接する家屋で使用されているもの
と異なる周波数の電波を発信する防犯機能付クレセント
1を採用することにより、近接する家屋間での電波の重
複による警報装置28の誤作動を未然に防止することが
できる。
【0056】電波を識別するための手段としては、公知
のAM/FM変調やPCM(パルス・コード・モジュレ
ーション)等の手法を利用することが可能である。
【0057】以上のように、本発明の実施形態に係る防
犯機能付クレセントは、発信回路と電源および開閉操作
検出スイッチといった防犯機能の達成に必要とされる全
ての構成要素をクレセント本体の内部に一体的に配備す
るようにしたので、窓枠上にクレセント本体と独立した
ワイヤレス送信器やリードスイッチ等を配備する必要が
なくなり、窓枠の美観が向上する。しかも、クレセント
本単が防犯機能を備えていることを外部の侵入者が見破
ることは事実上不可能であり、侵入者がこれを回避して
別の窓枠やドアから侵入しようとするといった問題も解
消される。また、防犯システムを構成する独立した要素
の数も減るため、防犯システムを敷設する際のコストの
上昇が抑制される。
【0058】更に、開閉操作検出スイッチがクレセント
本体それ自体に組み込まれているので、クレセント本体
と独立させて窓枠上にハンドル操作検出用のリードスイ
ッチ等を配備するような従来技術場合とは違い、ハンド
ル操作検出用のリードスイッチとクレセント本体との位
置決めといった煩わしい作業も不要となり、施工時の取
り付け作業が容易となる。
【0059】また、開閉操作検出スイッチは、係止片か
ら係合部材が離脱する直前の操作ハンドルの回転位置を
検出して瞬間的に発信回路を作動させるようになってい
るので、発信回路の作動による電力消費は僅かなもので
済み、クレセント本体に内蔵された電池等の電源を長期
間に亘って取り換えずに使用することができるようにな
る。
【0060】更に、導電性材料から成る操作ハンドルを
アンテナとして兼用しているため、独立したコイルアン
テナ等をクレセント本体に内蔵する場合と比べ、全体の
構造が簡略化される。
【0061】また、コイルアンテナ等をクレセント本体
に内蔵する構成とは違い、アンテナがクレセント本体の
ケーシングによってシールドされてしまう心配がないの
で、クレセント本体のケーシングを丈夫な金属材料で形
成することが可能となり、機械的強度の面でも有利であ
る。
【0062】さらに、アンテナとして機能する操作ハン
ドルはクレセント本体に対して電気的に絶縁された状態
で取り付けられているので、クレセント本体を窓枠にネ
ジで固着した場合であっても、アンテナとなる操作ハン
ドルとアルミサッシ等の窓枠とが電気的に導通すること
はなく、アンテナのインピーダンスが低い値に保持され
るので、僅かな消費電力で適切に発信回路を作動させる
ことができ、電波の出力状態も安定する。
【0063】また、防犯システムの一部を構成する警報
装置は防犯機能付クレセントと別のユニットとして構成
されているので、発信回路からの電波が届く範囲内であ
れば、家屋内外の任意位置に自由に設置することができ
る。
【0064】なお、導電性材料から成る操作ハンドル7
に突設されたテーパ状の円弧型突条によって操作ハンド
ル7と一体に係合部材6を形成し、かつ、クレセント本
体2に対して電気的に絶縁された状態でクレセント本体
2に回転自在に操作ハンドル7を取り付け、この操作ハ
ンドル7を発信回路19に接続してアンテナとして利用
するように構成してもよい。
【0065】このような構成によれば、操作ハンドル7
がアンテナとして兼用されるため、独立したコイルアン
テナ等をクレセント本体に内蔵する場合と比べ、全体の
構造が簡略化される。
【0066】導電性材料から成る操作ハンドルは、施錠
状態においては、前述した係合部材および係止片を介し
て他方の窓枠を構成するアルミサッシ等と導通してい
る。しかし、開閉操作検出スイッチは係止片から係合部
材が離脱する直前の操作ハンドルの回転位置、つまり、
操作ハンドルのテーパ状の円弧型突条が係止片と非接触
の状態となった段階で瞬間的に作動するので、発信回路
が作動している時に他方の窓枠が操作ハンドルのインピ
ーダンスとして作用することはない。
【0067】また、操作ハンドル7とケーシング9とを
絶縁せず、操作ハンドル7とケーシング9とを合わせて
発信用のアンテナとして使用することも可能である。こ
の場合は、ケーシング9と一方の窓枠4との間をゴムシ
ート等で絶縁し、更に、ケーシング9とネジ27との間
に合成樹脂等の絶縁スリーブを介装して、発信回路19
の出力を操作ハンドル7とケーシング9の合成インピー
ダンスに合わせて設計するものとする。
【0068】また、開閉操作検出スイッチ21や不正操
作検出スイッチ22としては、マイクロスイッチの他に
もフォトセンサや近接スイッチ等の公知の検出手段を利
用することが可能であるが、電力消費の点からは、マイ
クロスイッチ等のように機械的に作動する接点を利用す
ることが望ましい。前述した実施形態では、支点越えバ
ネとして機能するコイルスプリング17の作用により操
作ハンドル7が中立位置で停止することが禁止されてい
るので、開閉操作検出スイッチ21の作動時間を極めて
短い時間に抑制することができ、電力節減の点から非常
に都合がよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
閉操作検出スイッチと不正操作検出スイッチは、少なく
とも何れか一方のスイッチがONとなった場合、つま
り、操作ハンドルが操作されるか、クレセント本体が窓
枠から取り外された場合に、発信回路が自動的に作動す
るようになっているため、クレセント本体が窓枠に正常
に固着されている限り、不正操作検出スイッチが作動し
て発信回路が反応することはなく、クレセント本体が防
犯機能を備えていることを外部の侵入者が見破ることは
事実上不可能であり、侵入者がこれを回避して別の窓枠
やドアから侵入しようとするといった問題も解消され
る。
【0070】更に、前記操作ハンドルは、前記クレセン
ト本体に対して電気的に絶縁されて取り付けられ、当該
操作ハンドルがアンテナとして前記発信回路に接続され
ているため、発信回路の作動時にアンテナとして機能す
る操作ハンドルに、係止片や窓枠のインピーダンスが付
加されることはなく、アンテナとしての操作ハンドルの
インピーダンスは低い値に抑えられ、僅かな消費電力で
電波を出力することが可能となり、また、インピーダン
スの変動もないので、安定した発信状態を確保すること
ができる。
【0071】また、前記開閉操作検出スイッチは、係止
片から係合部材が離脱する直前の操作ハンドルの回転位
置を検出し、この検出が行われている瞬間だけ発信回路
を作動させるので、発信回路の作動による電力消費が僅
かなもので済むことができる。
【0072】本発明に係る防犯システムは、警報装置が
防犯機能付クレセントと別のユニットとして構成されて
いるので、発信回路からの電波が届く範囲内であれば、
家屋内外の任意の場所に設置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した防犯機能付クレセントの外観
を示した斜視図である。
【図2】図2(a)は防犯機能付クレセントのケーシン
グの内部構造を示した側面図、図2(b)はその断面図
である。
【図3】図3(a)は防犯機能付クレセントのケーシン
グに機械的な構成要素を取り付けた状態で内部構造を示
した側面図、図3(b)はその断面図である。
【図4】図4(a)は防犯機能付クレセントのケーシン
グに装着される回路基板の概要を示した平面図、図4
(b)はその側面図である。
【図5】図5(a)は防犯機能付クレセントのケーシン
グに機械的な構成要素と回路基板を取り付けた状態で内
部構造を示した側面図、図5(b)はその断面図であ
る。
【図6】回路基板上のパーツの電気的な接続関係を概略
で示したブロック図である。
【図7】防犯機能付クレセントと共に使用される警報装
置の外観を示した斜視図である。
【図8】警報装置の内部構造を概略で示した機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 防犯機能付クレセント 2 クレセント本体 3 係止片 4 窓枠 5 窓枠 6 係合部材 7 操作ハンドル 12 回転カム 12a 突起 17 コイルスプリング 19 発信回路 21 開閉操作検出スイッチ 21a リード 22 不正操作検出スイッチ 28 警報装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ハンドルの開放位置と閉鎖位置への
    切替により、一方の窓枠に配備された係止片と、他方の
    窓枠に配備されたクレセント本体の係合部材とを係脱さ
    せて、前記窓枠をロック/アンロックするためのクレセ
    ントにおいて、 前記クレセント本体に備えられ、前記操作ハンドルの閉
    鎖位置から開放位置への切替を検出する開閉操作検出ス
    イッチと、 前記窓枠からの前記クレセント本体の取外しを検出する
    不正操作検出スイッチと、 前記クレセント本体に備えられ、前記開閉操作検出スイ
    ッチと前記不正操作検出スイッチの少なくとも何れか一
    方からの信号に基いて作動して、電波を発信する発信回
    路とを有し、 前記操作ハンドルは、前記クレセント本体に対して電気
    的に絶縁されて取り付けられ、当該操作ハンドルがアン
    テナとして前記発信回路に接続されていることを特徴と
    する防犯機能付クレセント。
  2. 【請求項2】 前記開閉操作検出スイッチは、 前記操作ハンドルの回転動作に伴って回転する回転カム
    に備えられた突起と、前記突起により押圧されるリード
    とを有し、 操作ハンドルの係合部材が係止片から離脱するタイミン
    グにて前記リードが前記突起で押圧されて前記操作ハン
    ドルの切替を検出するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の防犯機能付クレセント。
  3. 【請求項3】 前記開閉操作検出スイッチは、中立位置
    から前記開放位置或いは前記閉鎖位置側にコイルスプリ
    ングにて付勢されていることを特徴とする請求項1に記
    載の防犯機能付クレセント。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    防犯機能付クレセントと、 前記発信回路からの電波を受信して作動する警報装置と
    によって構成されることを特徴とする防犯システム。
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